JP3222252U - 塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置 - Google Patents

Abstract

【課題】構造が斬新で、高速時には効果的な調整が保証され、低速時にはスピードが不安定になることを防止し、リミットスイッチの配置により、事故を防止できる塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置は、調整台座１を含み、調整台座には固定プーリー３が設置され、固定プーリーには角変位センサ５が配置され、固定プーリーの間はチェーン６で繋げられ、調整台座の頂部には固定ブロック７が設置され、固定ブロックの頂部にはリミットスイッチ８が配置され、調整台座の片側にはモータ９が配置され、モータが固定プーリーに伝動接続され、調整台座の右側には周波数変換器本体１１が設置され、周波数変換器本体にはディスプレイパネル１３及びキーボード１４が設けられ、周波数変換器本体の右側にはＰＩＤ制御器１２が設置されている。【選択図】図１

Description

本考案は、塗装技術に関し、特に塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置に関する

塗装業界において、ドライブチェーンは一般的には何百メートルから千メートルに至り、ドライブチェーンの駆動は通常は何台かのモータを採用し、同時に駆動させ、ドライブチェーンの正常動作を保証するため、モータの速度を同期させないといけない。そうでなければ、チェーンの堆積と破断の原因になり、システムをうまく動作させられなくなる。旧式の制御システムは高価な同期制御ボード及びＰＬＣを使用することにより、生産コストが大幅に増加するため、普及させることは難しい。

本考案の目的は、上記背景技術における問題点を解決し、塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置を提供することである。

上記の目的を実現するために、本考案は以下の技術的解決手段を提供する。塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置は、調整台座を含み、前記調整台座には固定プーリーが設置され、固定プーリーには角変位センサが配置され、固定プーリーの間はチェーンで繋げられ、前記調整台座の頂部には固定ブロックが設置され、固定ブロックの頂部にはリミットスイッチが配置され、前記調整コラムの片側にはモータが配置され、前記モータは固定プーリーに伝動接続され、前記調整台座の右側には周波数変換器本体が設置され、周波数変換器本体にはディスプレイパネル及びキーボードが設けられ、周波数変換器本体の右側にはＰＩＤ制御器が設置されている。

好ましくは、前記調整台座の底部にはベースが設置され、また、ベースにはボルトが貫通している。

好ましくは、前記固定プーリーはギア軸の回転を介して調整台座に繋げられている。

好ましくは、前記モータは固定プーリーとベルトを介して伝動接続されている。

好ましくは、前記チェーンの内側には作業台が設置されている。

従来技術と比較した本考案の有益な効果として、本考案における塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置の構造は斬新であり、操作が便利である。調整台座の固定プーリーに角変位センサが配置されていることで、センサでチェーンの伸縮率が測定されて、アナログ信号に変換され、ＰＩＤ制御器のフィードバック信号として、周波数変換器本体に送られる。ＰＩＤ制御器システムの反応により、調整台座とバランスポイントが少しずれると、システムがすぐに調整を行う。従って、高速時には有効に調整することが保証され、また、低速時にはスピードが不安定になるという欠点も克服する。各調整台座にリミットスイッチが配置されていることにより、事故を防止できる。また、ＰＬＣ設備が削減され、生産コストも減らし、高い実用性を有する。本塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置の使用機能性を大幅に向上させ、効果及び使用効率が保証され、普及させることができる。

本考案の構成概略図である。 本考案の部分側面構成概略図である。

本考案に係る実施形態の図面を参照しつつ、本考案の実施形態における技術的解決手段について、明確且つ完全に説明する。説明する実施形態は、本考案の実施形態の一部であり、全部ではない。本考案の実施形態に基づいて、当業者が創造的な業務を行わない前提の下で得られたすべてのほかの実施形態は、本考案の保護範囲内に属する。

図１及び図２を参照されたい。本考案は以下の技術的解決手段を提供する。塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置は、調整台座１を含む。調整台座１には固定プーリー３が設置されている。固定プーリー３には角変位センサ５が配置されている。固定プーリー３の間はチェーン６で繋げられている。調整台座１の頂部には固定ブロック７が設置されている。固定ブロック７の頂部にはリミットスイッチ８が配置されている。調整台座１の片側にはモータ９が配置されている。モータ９は固定プーリー３に伝動接続されている。調整台座１の右側には周波数変換器本体１１が設置されている。周波数変換器本体１１にはディスプレイパネル１３及びキーボード１４が設けられている。周波数変換器本体１１の右側にはＰＩＤ制御器１２が設置されている。調整台座１の底部にはベースがあり、また、ベースにはボルト２が貫通している。固定プーリー３はギア軸４の回転を介して調整台座１に繋げられている。モータ９と固定プーリー３とがベルト１０を介して伝動接続されている。チェーン６の内側には作業台１５が設置されている。

動作原理：本考案の塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置を使用するとき、調整台座１の固定プーリー３に角変位センサ５が配置されていることにより、センサでチェーン６の伸縮率が測定され、アナログ信号に変換され、ＰＩＤ制御器１２のフィードバック信号として、周波数変換器本体１１に送られる。周波数変換器本体１１のキーボード１４で調整台座１のバランスポイントを設定し、システムがフィードバック信号とＰＩＤ制御器１２が提供したバランスポイントとを比較して、モータ９の調整方向と速さを決定する。調整台座１とバランスポイントが少しずれると、ＰＩＤ制御器１２システムがすぐに調整を行うことにより、高速時に効果的な調整が保証される。周波数変換器本体１１がベクトル制御を採用しているので、負荷が変化しても速度は変化しない。また、低速時にスピードが不安定になる欠点を克服し、各調整台座１にリミットスイッチ８が配置されていることにより、事故を防止し、高い実用性を有する。

本考案に係る実施形態について表示且つ説明したが、当業者であれば、本考案の原理及び精神から逸脱しない限り、これらの実施形態に対する様々な改変、修正、置換及び変形を行うことができる。本考案の範囲は、添付の実用新案登録請求の範囲及びその均等物によって決定される。

１ 調整台座
２ ボルト
３ 固定プーリー
４ ギア軸
５ 角変位センサ
６ チェーン
７ 固定ブロック
８ リミットスイッチ
９ モータ
１０ ベルト
１１ 周波数変換器本体
１２ ＰＩＤ制御器
１３ ディスプレイパネル
１４ キーボード
１５ 作業台

Claims (5)

1. 調整台座（１）を含み、前記調整台座（１）には固定プーリー（３）が設置され、前記固定プーリー（３）には角変位センサ（５）が配置され、前記固定プーリー（３）の間はチェーン（６）で繋げられ、前記調整台座（１）の頂部には固定ブロック（７）が設置され、前記固定ブロック（７）の頂部にはリミットスイッチ（８）が配置され、前記調整台座（１）の片側にはモータ（９）が配置され、前記モータ（９）は前記固定プーリー（３）と伝動接続され、前記調整台座（１）の右側には周波数変換器本体（１１）が設置され、前記周波数変換器本体（１１）にはディスプレイパネル（１３）及びキーボード（１４）が設けられ、前記周波数変換器本体（１１）の右側にはＰＩＤ制御器（１２）が設置されていることを特徴とする塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置。
2. 前記調整台座（１）の底部にはベースが設けられ、ボルト（２）が前記ベースを貫通していることを特徴とする請求項１に記載の塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置。
3. 前記固定プーリー（３）がギア軸（４）の回転によって前記調整台座（１）と繋げられていることを特徴とする請求項１に記載の塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置。
4. 前記モータ（９）と前記固定プーリー（３）とがベルトで伝動接続されていることを特徴とする請求項１に記載の塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置。
5. 前記チェーン（６）の間の内側に作業台（１５）が設置されていることを特徴とする請求項１に記載の塗装産業のインテリジェント化ドライブチェーン駆動装置。

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