JP3222030U - 工事幕用運搬台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】工事現場のような通路幅の狭い場所且つ路面の荒い場所であっても運搬を容易にできる工事幕用運搬台車。工事幕のサイズが変わっても対応可能であるとともに、保管や運搬に優れる全体的にコンパクトな工事幕用運搬台車の提供。
【解決手段】上方に開口を向けた断面略U字の枠部材の外側底面にその断面幅方向に並んで取り付けられた複数の車輪を有する受け装置を含み、工事幕10を枠部材の断面略U字の内部に押圧固定する略ロープ状の締付固定具の両端部を枠部材の対向する一対の側壁にそれぞれ着脱自在とする固定部を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、略矩形の板状の工事幕を運搬するための運搬台車に関し、特に、工事現場のような通路幅の狭い場所且つ路面の荒い場所であっても運搬を容易にできる工事幕用運搬台車に関する。
地下ケーブルを配設し又はこれをメインテナンスする地中工事などにおいて、地中への入り口となる路面の穴(例えば、「マンホール」)の周囲を覆うように、組み立て式の工事幕、通称、「屏風」が設置される。また、エスカレータやエレベータの点検工事、非常階段の修繕工事、配水管や水道管の補修工事などでも同様の工事幕が用いられている。かかる工事幕は、工事現場に運搬されて一時的に仮設されるものであるため、一般的には、軽量パイプを組み合わせた略矩形のフレームにターポリンのような耐久性シートを貼り付けた複数のパーテションから構成され、工事現場では複数のパーテションを互いに支え合うように組み合わせて自立させて設置される。
例えば、特許文献1では、パーテションを蝶番で接続し折りたたみ自在とした「マンホール屏風」が開示されている。ここでは、6枚の矩形フレームを蝶番で接続し、この蝶番の可動回転角度を大きくすることで、上面視六角形又は長方形に形状を自在に設定できるようになっている。また、運搬時は1枚の矩形フレームの大きさに重ね合わせるように折り畳むことができて、持ち手を取り付けることで作業員がこれを把持して運ぶことができるとしている。
ところで、組み立て式の工事幕は工事車両によって運搬されて工事現場で組み立てられるが、工事現場が屋内の場合や、屋外であっても道路の未整備な場所など、必ずしも工事車両が乗り入れられる場所だけとは限らない。そこで、工事車両の駐車場所から工事現場までは作業員の手で工事幕を運搬することになる。このとき、通常の平台車を用い得るが、略矩形の板状で比較的面積の大きい工事幕を水平に載置すると幅を取るため、狭い通路などを運搬できず、鉛直に立て掛けて載置すると安定しない。
例えば、特許文献2には、このような工事幕を立て掛けて保持し安定して運搬可能とする運搬台車が開示されている。上面に開口を有する箱状の細長い載置台の下面に複数個の移動車輪を設け、箱状の載置台内部に複数枚の工事幕を立て掛けてこれに締結バンドを巻回し保持する。移動車輪には締結バンドに連動したブレーキが設けられており、締結バンドが工事幕を保持して張力を与えられているときのみ、ブレーキが外れて移動車輪の回動を可能としている。かかる工事幕用運搬台車によれば、載置台上に保持した工事幕の上面を片手で押すだけで長い距離を円滑に移動させ得るとともに、載置台だけが勝手に動き出すことなく安全であり、取り扱い性にも優れるとしている。
特開2000−274134号公報 特開2001−347951号公報
組み立て式の略矩形の板状の工事幕を運搬するための運搬台車について、工事現場のような通路幅の狭い場所且つ路面の荒い場所であっても運搬を容易にできることが求められる。しかしながら、大型の運搬台車は、工事幕とともに工事車両で運搬する上で非効率であり、その保管にも不便である。更に、サイズの異なる工事幕を運搬するためには、これに合わせた運搬台車を用意することになり、やはり非効率である。
本考案は、以上のような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、工事現場のような通路幅の狭い場所且つ路面の荒い場所であっても運搬を容易にできる工事幕用運搬台車であって、工事幕のサイズが変わっても対応可能であるとともに、保管や運搬に優れる全体的にコンパクトな工事幕用の運搬台車を提供することにある。
本考案による組み立て式の略矩形の板状の工事幕を運搬するための工事幕用運搬台車は、上方に開口を向けた断面略U字の枠部材の外側底面にその断面幅方向に並んで取り付けられた複数の車輪を有する受け装置を含み、前記工事幕を前記枠部材の前記断面略U字の内部に押圧固定する略ロープ状の締付固定具の両端部を前記枠部材の対向する一対の側壁にそれぞれ着脱自在とする固定部を有することを特徴とする。
かかる考案によれば、断面略U字の枠部材の内部に工事幕を受容するとともに、これを締付固定具で枠部材に押圧固定し、工事幕のサイズが変わっても対応可能となる。また、枠部材を少なくとも工事幕の底部の長さよりも小さくできて、運搬台車全体をコンパクトに構成できる。
上記した考案において、前記枠部材の前記断面略U字の内面側には緩衝部材が取り付けられてもよい。かかる考案によれば、工事幕を受ける際の裕度が向上するとともに、工事幕に傷が付くのを抑制できる。
上記した考案において、前記枠部材の前記一対の側壁はその間隔を可変とされていてもよい。かかる考案によれば、工事幕の厚みや枚数が増えた場合であっても対応が可能になるとともに、最適な間隔を設定することで工事幕を枠部材に強固に固定保持できる。
上記した考案において、前記締付固定具は、伸縮性を有するように構成してもよい。また、前記締付固定具は、その長さが調整可能であってもよい。かかる発明によれば、工事幕を常に枠部材に押圧するために離脱を防止できるとともに、工事幕の高さが変わった場合でも対応可能となる。
本考案の代表的な一例による運搬台車の使用状態を示す概略図であって、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図である。 図1に示した運搬台車の受け装置の概略図であって、図2(a)は図1(b)の方向からみた図、図2(b)は図1(a)の方向からみた図である。 図1に示した運搬台車の締付固定具の概略図であって、図3(a)は図1(b)の方向からみた図、図3(b)は図1(a)の方向からみた図である。
以下、本考案による組み立て式の略矩形の板状に折り畳んだ工事幕を保持して走行する工事幕用運搬台車の1つの実施例について図1乃至図3を用いて説明する。
図1に示すように、工事幕用運搬台車100は、略矩形の板状の工事幕10を作業者の手20によって直立状態で地面30上を走行させるように複数組み合わせて使用される。工事幕10は、幅W及び高さHを有する略矩形の複数枚の工事幕10を接続シート12で屏風状に接続したものである。そして、運搬台車100を取り付けた場合、このような複数枚の工事幕10を折り畳んだ状態で、その下端に運搬台車100の受け装置110が取り付けられるとともに、略ロープ状の締付固定具120を用いて受け装置110に向けて押圧固定される。これにより、工事現場の通路のような狭い場所であっても、後述するように安定して運搬できるのである。
図2に示すように、受け装置110は、上方に開口を向けた断面略U字状の枠部材112と、この枠部材112の外側底面112cの断面幅方向に並んで離間して取り付けられた複数の車輪114a、114bとを含む。枠部材112は、一対の側壁112a、112bが対向するように立設されており、その外側底面112cには、複数の車輪114a、114bを保持する一対の支持部材115a、115bが取り付けられている。また、一対の側壁112a、112bには、後述する締付固定具120の鉤部材126a、126bの一端をそれぞれ挿入する固定穴(図2(b)においては、側壁112aに形成された113aのみ示す)が形成されている。
なお、枠部材112において、対向する一対の側壁112a、112bの間隔Dが可変となるように構成してもよい。これにより、対象となる運搬物である工事幕10の枚数に合わせて側壁112a及び112bの間隔Dを調整できる。
複数の車輪114a、114bは、一対で設けられた支持部材115a、115bにそれぞれ車軸116a、116bを介して、離間して並んで回転自在に取り付けられている。支持部材115a、115bは、その一例として図2(b)に示すように、枠部材112側から車軸116a、116b側に向けて先細りとなる形状を有している。これにより、支持部材115a、115bの軽量化を図ることができる。
また、図2(b)に示すように、複数の車輪114a、114bの車軸116a、116bは、それらの回転中心Cが同一直線上となるように整列されている。例えば、地面30が工事現場のような路面の荒れた場所で凹凸を有する場合であっても、幅広の車輪を有する運搬台車100の走行はぐらつかない。また、砂や砂利を車輪の外側とともに複数の車輪の間にかき分けるので、安定した走行状態を維持できる。
さらに、図2(a)に示すように、枠部材112の内面側には、少なくとも側壁112a、112bの部分に緩衝部材118が取り付けられている。ここで、緩衝部材118としては、スポンジ等の発泡性樹脂や布等の柔軟性を有する材料が例示できる。これにより、工事幕10に対して枠部材112を取り付ける際の裕度を確保できて取り付けが容易になるとともに、運搬物が傷つくのを抑制できる。
図3に示すように、締付固定具120は、自由に形状が変更できるロープ部材122と、当該ロープ部材122の両端部にそれぞれ取り付けられた端部材124a、124bと、これらの端部材124a、124bのさらに端部に一体的に形成された鉤部材126a、126bと、を含む。ロープ部材122は、図1に示したように、工事幕10の上端に接触して受け装置110側に押圧力を負荷するものであって、運搬物との接触に対する耐摩耗性を有するものが好ましい。
なお、例えば図3(a)に示すように、ロープ部材122として、長手方向に長さLの伸縮性を有するゴム製のロープを用いてもよい。これにより、工事幕10の高さの変更に対応可能となるとともに、ゴムの反力により締め付け時の開放が防止され、さらに締付固定具120と受け装置110との離脱を抑制できる。また、ロープ部材122として幅広のベルト状の部材を用いてもよい。
図3(b)に示すように、端部材124a、124bは、内部にロープ部材122の一端が挿入されるとともに、当該ロープ部材122を外周側から挟み込んで固定する機能を有する部材として構成される。このとき、ロープ部材122の一端が端部材124a、124bの内部に挿入される深さdが可変とされている。これにより、ロープ部材122の全長を長さ2dの範囲で調整可能である。
鉤部材126a、126bは、側面視で略L字形の部材であって、その一端が枠部材112の側壁112a、112bにそれぞれ形成された固定穴(図2(b)の符号113a)に着脱自在に挿入され、他端が端部材124a、124bに取り付けられる。このとき、鉤部材126a、126bの折曲角度θは90度より小さい鋭角となるように設定される。これにより、工事幕10に受け装置110を取り付けて締付固定具120により固定した際に、鉤部材126a、126bが枠部材112から抜けにくくなる。
再度、図1を参照すると、上記した構成を含む運搬台車100は、複数枚の工事幕10の下端を受け装置110に挿入し、工事幕10の上端を締付固定具120で押圧しつつ固定することで、強固に工事幕10と一体となる。このとき、工事幕10の幅Wが大きい場合には、図1(a)に示すように、工事幕10の前後方向に複数の運搬台車100を取り付けることにより、任意の幅Wに対して対応することができる。一方、工事幕10の高さHが変更された場合には、締付固定具120の全体の長さを調整する(例えば、ロープ部材122を伸縮性のある材料で構成する、あるいはロープ部材122と端部材124a、124bとの取付位置を変更する)ことにより対応することができる。
以上の構成を備えることにより、上記した実施例の運搬台車は、上方に開口を向けた断面略U字状の枠部材で工事幕を受けるとともに、当該工事幕を締付固定具で枠部材に押圧固定することにより、略矩形状の工事幕のサイズが変わっても対応可能となる。また、枠部材を工事幕の底部の一部が受けられる程度の長さとできるため、運搬台車全体をコンパクトに構成できる。なお、工事幕は、各種用途に用いられる略矩形形状の他の運搬物であっても同様に上記した運搬台車にて運搬を容易にできる。
以上、本考案による実施例及びこれに基づく変形例を説明したが、本考案は必ずしもこれらの例に限定されるものではない。また、当業者であれば、本考案の主旨又は添付した実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、様々な代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
10 工事幕
12 接続シート
20 (作業者の)手
30 地面
100 運搬台車
110 受け装置
112 枠部材
112a、112b 側壁
113a 固定穴
114a、114b 車輪
115a、115b 支持部材
116a、116b 車軸
118 緩衝部材
120 締付固定具
122 ロープ部材
124a、124b 端部材
126a、126b 鉤部材

Claims (5)

  1. 略矩形の板状の工事幕を運搬するための運搬台車であって、
    上方に開口を向けた断面略U字の枠部材の外側底面にその断面幅方向に並んで取り付けられた複数の車輪を有する受け装置を含み、
    前記工事幕を前記枠部材の前記断面略U字の内部に押圧固定する略ロープ状の締付固定具の両端部を前記枠部材の対向する一対の側壁にそれぞれ着脱自在とする固定部を有することを特徴とする工事幕用運搬台車。
  2. 前記枠部材の前記断面略U字の内面側には緩衝部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の工事幕用運搬台車。
  3. 前記枠部材の前記一対の側壁はその間隔を可変とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の工事幕用運搬台車。
  4. 前記締付固定具は伸縮性を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の工事幕用運搬台車。
  5. 前記締付固定具はその長さを調整可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の工事幕用運搬台車。

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