JP3221895U - 額縁 - Google Patents

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謙二郎 河西
謙二郎 河西
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Abstract

【課題】展示物の収容及び交換作業を簡単迅速に行なうことができる額縁を提供する。【解決手段】枠部材で四角形状に形成したフレーム体10を有する額縁本体1と、額縁本体を上下方向に移動可能に取付ける取付ユニット3とを備える。額縁本体は左右の枠部材10a、10bに上下方向に向けて対設したガイド用係合溝13と、両ガイド用係合溝から延設したロック用係合溝14とを備える。取付ユニットは取付用板体と、取付用板体の両側部に対設したガイド用棒状体31とを備える。両棒状体は対向する内壁面に展示物の両側縁部を係合して展示物を出し入れ可能に収容する上端開口の展示物収容保持用係合溝と、外壁面に突設したロック兼用のガイドピン34とを備え、各ガイドピンに両ガイド用係合溝を係合させることにより額縁本体を取付ユニットに対して上下方向に移動可能に形成し、各ガイドピンに各ロック用係合溝を係合させることにより、額縁本体をロックするように構成する。【選択図】図7

Description

本考案はレコード盤入りジャケット、絵画、写真、賞状等の展示物を展示するために使用する額縁に関する。
従来より、例えば絵画や写真或いは賞状等を展示する際には、額縁が使用されている。従来の額縁として、枠部材で四角形状に形成したフレーム体内の前面側に透明板よりなる前面板を配設して形成した額縁本体と、前面板の裏面を覆う裏板と、フレーム体の裏面に回動自在に設けた所望数の裏板係止具とを備え、前面板と裏板との間に展示物を挟み込んで支持し、展示するように構成したものが一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の額縁を使用して展示物を展示する際には、フレーム体の裏面の各裏板係止具を回動して裏板をフレーム体から取外し、前面板の裏面に絵画や写真その他の展示物を配置した後、裏板を再び嵌合して展示物を前面板と裏板とで挟み、前記各係止具を回動して裏板を前記係止具で係止させて展示物を収容して支持する。そして、上記作業により展示物を収容した額縁を壁等に取付けて展示するように構成されている。
ところで、近時においては、レコード盤入りジャケット(LPレコード盤を収容したジャケット)を展示物として展示することが一般に普及している。また、前記ジャケット専用の額縁の開発も試みられている。
実用新案登録第3218249号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のように構成した従来の額縁では、展示物を額縁に配置収容して支持する場合や額縁に収容して支持する展示物を交換する場合においては、額縁を壁等から取り外してから上記作業を行う必要があるため、作業が煩雑で手間が掛る問題を有している。また、上述したレコード盤入りジャケット用の額縁についても上記問題を解消したものは未だ提案されていない。
本考案は上記のような実情に鑑みてなされたもので、額縁を壁等に取付けた状態のままで、展示物の収容及び交換作業を簡単かつ迅速良好に行なって展示することができる額縁を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案(第1の考案)は、左右及び上下の枠部材で四角形状に形成したフレーム体と、前記フレーム体内の前面側に配設した透明板よりなる前面板とを有する額縁本体と、
展示物を出し入れ可能に収容する展示物収容部を有し、前記フレーム体の裏面側に設けられ、前記額縁本体を上下方向に移動可能に取付ける取付ユニットとを備え、
前記額縁本体は、
前記フレーム体の前記左右の両枠部材の対向する内壁面に上下方向へ向けて相対して設けた所望の幅及び長さのガイド用係合溝と、前記両ガイド用係合溝の所望の部位に位置させて、前記両ガイド用係合溝から前記フレーム体の前面側の方向へ延長させて相対して設けた所望数のロック用係合溝と、前記フレーム体の裏面部側の上端部を切欠して形成され、前記額縁本体を前記取付ユニットに対して上下方向への移動を許容するための開放部とを備え、
前記取付ユニットは、
前記フレーム体の裏面側から前記フレーム体内に出し入れ可能な大きさの板材で形成した取付用板体と、前記フレーム体の前記左右の両枠部材の内壁面間の間隔と対応する間隔で前記取付用板体の内側面の両側縁に沿わせて上下方向に向けて平行に対設され、前記フレーム体の前記上下の両枠部材の内壁面間の間隔の寸法と略同一長さの角部材で形成したガイド用棒状体とを備え、
前記両ガイド用棒状体は、
前記両ガイド用棒状体の対向する内壁面に、上下方向に向けて相対して形成し、前記展示物の両側縁部を係合して前記展示物を収容保持する上端を出入り口部として開口した展示物収容保持用係合溝と、前記両ガイド用棒状体の外壁面に突出させて設け、前記両ガイド用係合溝及びロック用係合溝に係合可能に形成され、前記ロック用係合溝の数と対応する本数のロック兼用のガイドピンとを備え、
前記各ガイドピンに前記両ガイド用係合溝を係合させることにより、前記額縁本体を前記取付ユニットに対して上下方向へ移動可能に形成し、前記各ガイドピンに前記各ロック用係合溝を係合させることにより、前記額縁本体の前記上下方向への移動をロックして前記額縁本体を前記各ガイドピンにより前記取付ユニットに支持させるように構成したことを特徴とする。
本考案(第1の考案)は上記のように、各ロック兼用のガイドピンにガイド用係合溝を係合させることにより額縁本体を取付ユニットに対して上下方向に移動可能に形成し、前記各ロック兼用のガイドピンに各ロック用係合溝を係合させることにより、前記額縁本体の前記上下方向への移動をロックして録して、額縁本体を各ロック兼用のガイドピンにより取付ユニットに支持させるように構成されている。また、取付ユニットの両ガイド用棒状体の対向する内壁面には、展示物の両側縁部を係合して展示物を収容支持する上端を出入口部として開口した展示物収容保持用係合溝が形成されている。
そこで、額縁本体を手で操作して各ロック兼用のガイドピンに両ガイド用係合溝を係合し、額縁本体を取付ユニットに対して下方向へ移動し、目的の展示物の両側縁部を展示物収容保持用係合溝の上端から前記保持用係合溝内に係合する。これにより、前記展示物は前記保持用係合溝に収容されて保持される。この状態で額縁本体を取付ユニットに対して上方へ移動し、前記各ガイドピンに各ロック用係合溝を係合することにより、額縁本体はロックされ、各ガイドピンにより取付ユニットに支持されるので、展示物を収容して展示することができる。
上記により、額縁を壁等に取付けた状態のままで、展示物の収容及び交換作業を迅速に行なって展示することが可能になる。
なお、上記の場合において、両ガイド用係合溝及び各ロック用係合溝の各ロック兼用のガイドピンへの係合は次のように操作することにより行なう。即ち、各ロック兼用のガイドピンに額縁本体の各ロック用係合溝を係合(ロック)した状態において、額縁本体を取付ユニットに対して手前(前方)へ引き寄せることにより、各ロック兼用のガイドピンとロック用係合溝との係合(ロック)は解除されて前記各ガイドピンへ両ガイド用係合溝が係合される。また、上記状態で額縁本体を取付ユニットへ押動(押し付ける)することにより、前記各ガイドピンへ各ロック用係合溝が係合する。上記作業は額縁を壁等に取付けた状態のままで簡単に行なうことができる。
本考案の他の1つの考案(第2の考案)、は第1の考案の額縁において、前記取付ユニットの前記取付用板体を壁その他の所望の部位に固定して取付けるように構成したことを特徴とする。
本考案のさらに他の1つの考案(第3の考案)は第1の考案の額縁において、前記取付ユニットの前記取付用板体を壁その他の所望の部位に着脱可能に取付けるように構成したことを特徴とする。
本考案のさらに他の1つの考案(第4の考案)は第1の考案の額縁において、前記展示物がレコード盤入りジャケット、絵画、写真、賞状その他の外形が略四角形状に形成され、かつ、両側縁部が前記展示物収容保持用係合溝に係合可能に形成された展示物であることを特徴とする。
本考案のさらに他の1つの考案(第5の考案)は第1の考案の額縁において、前記取付ユニットは、前記両展示物収容保持用係合溝の下端部に設け、前記保持用係合溝に係合して収容する前記展示物の下端を支持する支持部を備えていることを特徴とする。
本考案によれば、額縁を壁等に取付けた状態のままで、展示物の収容及び交換作業を簡単かつ迅速に行なって展示することができる額縁を提供することができる。
本考案の実施形態の額縁の構成を概略的に示す正面図である。 同じく平面図である。 同じく背面図である。 同じく底面図である。 前記額縁の構成を概略的に示す断面図であって、同図(a)は図1のA−A線説明断面図、同図(b)は同図(a)の上半部を拡大して示す説明断面図、同図(c)は同図(a)の下半部を拡大して示す説明断面図である。 額縁本体を取付ユニットに対して上下方向へ移動可能にする状態を示す説明図であって、同図(a)はロック兼用のガイドピンに対するロック用係合溝の係合を解除した状態を示す説明図、同図(b)は額縁本体を取付ユニットに対して上下方向へ移動した状態を示す説明図である。 図3のB−B線で切断し、その構成を概略的に示す説明断面図である。 図7に示す状態において、ロック兼用のガイドピンに対するロック用係合溝の係合を解除し、額縁本体を取付ユニットに対して上下方向へ移動可能にする状態を概略的に示す説明図である。 取付ユニットの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明背面図、同図(b)は説明側面図、同図(c)は説明平面図である。 額縁本体のフレーム体を構成する左右の枠部材のうち、一方の枠部材(左側の枠部材)の構成(右側の枠部材は左側と対称)を概略的に示す図であって、同図(a)は内側から見た説明正面図、同図(b)は説明側面図、同図(c)は同図(a)のC−C線説明断面図、同図(d)は同図(a)のD−D線説明断面図である。 額縁本体を取付ユニットに対して下方向へ移動した状態の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明正面図、同図(b)は説明側面図である。 展示物の一例を示す図であって、同図(a)はレコード盤(LPレコード)をジャケット内に収容して形成した展示物を概略的に示す説明正面図、同図(b)はレコード盤を示す説明斜視図、同図(c)はジャケットを示す説明斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の額縁の実施形態の一例について説明する。
図1ないし図12は、本考案の一実施形態の額縁を示す。
図1ないし図12に示すように、本実施形態の額縁は、額縁本体1と、額縁本体1を上下方向に移動可能に取付ける取付ユニット3とを備えている。
額縁本体1は、左右及び上下の枠部材10a,10b,10c,10dで四角形状に形成したフレーム体10と、フレーム体10内の前面側に配設した透明板よりなる前面板2とを備えている。
フレーム体10の大きさは特に限定するものではないが、例えば横:約350ミリ〜約450ミリ、縦(上下):約350ミリ〜約450ミリ程度の四角形状に形成できる。本実施形態のフレーム体10は横:約403ミリ、縦(上下):約403ミリの略正方形状に形成されている。但し、上記範囲内に限定されるものではない。
フレーム体10の構成素材は特に限定されないが、例えば木製や合成樹脂製、或いはアルミニウム製などを採用できる。本実施形態のフレーム体10は左右及び上下の木製の枠部材10a…10dを採用し、各部材同士の角部を接着して四角形状に形成されている。この場合において、フレーム体10は例えば合成樹脂材等で一体成形して形成することもできる。
本実施形態のフレーム体10を構成する各枠部材のうち、左右及び下部の枠部材10a,10b,10dは、幅:約45ミリ、肉厚:約25ミリの木製角材を採用し、上部の枠部材10cは、幅:約25ミリ、肉厚:約25ミリの木製角材を採用している。上部の枠部材10cの幅の寸法を約25ミリに設定した理由は、これにより、額縁本体1(フレーム体10)の上端部に後述する額縁本体の取付ユニットに対して上下方向への移動を許容する開放部11を形成すように構成するためである。上記のように上部の枠部材10cの幅の寸法を上記のように設定することにより、フレーム体の上部の枠部材は切欠され、これにより、フレーム体の上端部に前記開放部11が形成される。
透明板よりなる前面板2は、透明なガラス製、PET樹脂製やアクリル樹脂製その他の合成樹脂製などを採用できる。本実施形態ではフレーム体10の内壁面で形成される四角形の大きさより所望寸法だけ大きいサイズの四角形に形成した透明ガラス製の前面板2を採用している。本実施形態の前面板2は、フレーム体の前面側近くに位置させて各枠部材10a…10dに形成した係合溝12(符号12は図10参照)に前面板2の各端部を係合固定して配設されている。
本実施形態の額縁本体1は、前面板2の前面側に位置させて、フレーム体10の内壁面で形成された四角形と適合する大きさの四角形に形成した飾装用の内側フレーム体20が接着その他の手段で固定して設けてある。前記内側フレーム体20は所望の幅及び肉薄の木製や合成樹脂製の板材で形成されている。本実施形態では木製の板材を採用している。
前記額縁本体1は、フレーム体10の左右の両枠部材10a、10bの対向する内壁面に、図10等に詳細に示すように、上下方向に向けて相対して設けた所望の幅及び長さのガイド用係合溝13、13と、両ガイド用係合溝13の所望の部位に位置させて、両ガイド用係合溝13からフレーム体10の前面側の方向へ延長させて相対して設けた所望数のロック用係合溝14、14とを備えている。
本実施形態では、図10に示すように、ロック用係合溝14を2個づつ設けた例が開示されている。前記ロック用係合溝14のうち、一方の係合溝14はガイド用係合溝13の下端部に設けられ、他方の係合溝14は前記一方の係合溝14の上方側に所望の間隔を存した部位に位置させて設けてある。前記両ロック用係合溝14はガイド用係合溝13に対して略90度ないし上方側へ所望の角度を付与して設けることが好ましい。
図10では左右の枠部材10a、10bのうち、一方の枠部材10aのみを開示したが、他方の枠部材10bのガイド用係合溝13及びロック用係合溝14は前記一方の枠部材10aと対称的に設けてある。なお、ロック用係合溝14は2個以上設けることも可能である。
本実施形態の額縁本体1は上記構成を具備し、前記ガイド用係合溝の上端(上縁)及び下端(下縁)により規制された範囲内で取付ユニット3に上下方向に移動可能に取付けるように構成されている。この点に関しては追ってさらに具体的に説明する。
前記取付ユニット3は、フレーム体10の裏面側からフレーム体10内に出し入れ可能な大きさの木製や合成樹脂製等の板材で形成した取付用板体30と、フレーム体の左右の両枠部材の内壁面間の間隔の寸法と対応する間隔で取付用板体30の内側面(額縁本体を取付ける側の面)の両側縁に沿わせて上下方向に向けて平行に対設したガイド用棒状体31、31を備える。両ガイド用棒状体31は木製や合成樹脂製等の所望の太さの角部材で形成されている。
本実施形態の両ガイド用棒状体31は取付用板体30に接着等で固定して設けてある。この場合、両ガイド用棒状体31は取付用板体と一体的に形成してもよい。
両ガイド用棒状体31は、両ガイド用棒状体31の対向する内壁面に、上下方向に向けて相対して形成し、展示物4の両側縁を係合して展示物を収容保持する上端を出入り口部として開口した展示物収容保持用係合溝32、32を備える。前記収容保持用係合溝32により展示物4を出し入れ可能に収容する展示物収容部が形成されている。本実施形態では、前記保持用係合溝32の下端部に設け、保持用係合溝に係合して収容した展示物の下端を支持するゴム製やスポンジ製等の支持部33を備えている。これにより、展示物は保持用係合溝に出し入れ可能に安定して保持収容される。
また、両ガイド用棒状体31は、両ガイド用棒状体の外壁面に突出させて設け、前記ガイド用係合溝13及びロック用係合溝14に係合可能な所望長さに形成され、ロック用係合溝14の数と対応する本数のロック兼用のガイドピン34、34を備える。
前記額縁本体1は前記各ロック兼用のガイドピン34をフレーム体10の前記両ガイド用係合溝13に係合させて取付ユニット3に、後述するように上下方向に所定の範囲内で移動可能に取付けてある。この場合において、額縁本体1は、各ロック兼用のガイドピン34を両ガイド用係合溝13に係合させた状態で組み立てて取付ユニットに取付けて額縁が製作されている。
上記構成により、各ロック兼用の各ガイドピン34に両ガイド用係合溝13を係合することにより、額縁本体1は、ガイド用係合溝13の上端(溝13の上縁)が上部側のロック兼用のガイドピン34に当接する位置まで下方向へ移動可能になる。また、上記状態においてガイド用係合溝13の下端(溝13の下縁)が下部側のロック兼用のガイドピン34に当接する位置まで上方向へ移動可能になる。このように、前記各ガイドピン34を前記両ガイド溝13に係合させることにより、額縁本体は取付ユニット3に対して上述した範囲内で上下方向に移動可能になる。
また、前記各ロック兼用のガイドピン34に各ロック用係合溝14を係合させることにより、額縁本体の上記した上下方向の移動はロックされ、各ガイドピンにより取付ユニットに支持されて取付けられる。なお、上記の場合において、両ガイド用係合溝の下端が下部側のロック兼用のガイドピンに当接する位置まで上方向へ移動した位置において、ロック用係合溝がガイドピンに係合可能になるように設定して構成されている。
上記の場合において、ガイド用係合溝及びロック用係合溝のロック兼用のガイドピンへの係合は、例えば次のように操作することにより行なう。
即ち、ロック用係合溝14をロック兼用のガイドピンに係合(ロック)した状態において、額縁本体1を取付ユニット3に対して手前(前方)へ引き寄せることにより、ロック兼用のガイドピンのロック用係合溝との係合(ロック)は解除されてガイド用係合溝はガイドピンに係合される。また、上記状態において額縁本体を取付ユニット側へ押動(押し付ける)することにより、ロック用係合溝はガイドピンに係合される。上記作業は額縁を壁等に取付けた状態のままで簡単かつ良好に行なうことができる。
本実施形態の額縁に収容して展示する展示物4は、特に限定されないが、例えばレコード盤入りジャケット(LPレコード盤を収容したジャケット)、絵画、写真、賞状その他の外形が略四角形状に形成され、かつ、両側縁部が前記展示物収容保持用係合溝32に係合可能に形成された展示物である。本実施形態では展示物4の一例として、図12に示すように、レコード盤40をジャケット41に収容したレコード盤入りジャケットを採用した例が開示されている。
本実施形態の額縁は、取付ユニット3の取付用板体30を壁その他の所望の部位にビス(図示せず)その他の固定部材で固定して取付けて使用するように構成し、或いは取付ユニットの取付用板体をフック金具(図示せず)等で壁その他の所望の部位に着脱可能に取付けて使用するように構成されている。図3、図9及び図11において、35はネジ等の挿入孔、36はフック金具等の係合孔を示す。
本実施形態の額縁は、ガイド用係合溝13をロック兼用のガイドピン34に係合し、額縁本体1を取付ユニットに対して下方向へ移動し、所望の展示物4の両側縁を展示物収容保持用係合溝の開口上端部から出し入れ可能に前記保持用係合溝に係合する。これにより、前記展示物は前記保持用係合溝に収容されて保持される。この状態で額縁本体を取付ユニットに対して上方向へ移動し、ロック用係合溝を前記ガイドピンに係合する。これにより、額縁本体はロックされ、各ガイドピンにより取付ユニットに支持されるので、展示物を収容して展示することができる。
上記により、額縁を壁等に取付けた状態のまま、展示物の収容及び交換作業を簡単かつ迅速良好に行なって展示することが可能になる。
なお、上記した各実施形態は一例として開示したもので、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
1 額縁本体
2 前面板
3 取付ユニット
4 展示物
10 フレーム体
10a…10d 枠部材
11 開放部
12 係合溝
13 ガイド用係合溝
14 ロック用係合溝
30 取付用板体
31 ガイド用棒状体
32 展示物収容保持用係合溝
33 支持部
34 ロック兼用のガイドピン

Claims (5)

  1. 左右及び上下の枠部材で四角形状に形成したフレーム体と、前記フレーム体内の前面側に配設した透明板よりなる前面板とを有する額縁本体と、
    展示物を出し入れ可能に収容する展示物収容部を有し、前記フレーム体の裏面側に設けられ、前記額縁本体を上下方向に移動可能に取付ける取付ユニットとを備え、
    前記額縁本体は、
    前記フレーム体の前記左右の両枠部材の対向する内壁面に上下方向へ向けて相対して設けた所望の幅及び長さのガイド用係合溝と、前記両ガイド用係合溝の所望の部位に位置させて、前記両ガイド用係合溝から前記フレーム体の前面側の方向へ延長させて相対して設けた所望数のロック用係合溝と、前記フレーム体の裏面部側の上端部を切欠して形成され、前記額縁本体を前記取付ユニットに対して上下方向への移動を許容するための開放部とを備え、
    前記取付ユニットは、
    前記フレーム体の裏面側から前記フレーム体内に出し入れ可能な大きさの板材で形成した取付用板体と、前記フレーム体の前記左右の両枠部材の内壁面間の間隔と対応する間隔で前記取付用板体の内側面の両側縁に沿わせて上下方向に向けて平行に対設され、前記フレーム体の前記上下の両枠部材の内壁面間の間隔の寸法と略同一長さの角部材で形成したガイド用棒状体とを備え、
    前記両ガイド用棒状体は、
    前記両ガイド用棒状体の対向する内壁面に、上下方向に向けて相対して形成し、前記展示物の両側縁部を係合して前記展示物を収容保持する上端を出入り口部として開口した展示物収容保持用係合溝と、前記両ガイド用棒状体の外壁面に突出させて設け、前記両ガイド用係合溝及びロック用係合溝に係合可能に形成され、前記ロック用係合溝の数と対応する本数のロック兼用のガイドピンとを備え、
    前記各ガイドピンに前記両ガイド用係合溝を係合させることにより、前記額縁本体を前記取付ユニットに対して上下方向へ移動可能に形成し、前記各ガイドピンに前記各ロック用係合溝を係合させることにより、前記額縁本体の前記上下方向への移動をロックして前記額縁本体を前記各ガイドピンにより前記取付ユニットに支持させるように構成した、
    ことを特徴とする額縁。
  2. 前記取付ユニットの前記取付用板体を壁その他の所望の部位に固定して取付けるように構成した請求項1に記載の額縁。
  3. 前記取付ユニットの前記取付用板体を壁その他の所望の部位に着脱可能に取付けるように構成した請求項1に記載の額縁。
  4. 前記展示物がレコード盤入りジャケット、絵画、写真、賞状その他の外形が略四角形状に形成され、かつ、両側縁部が前記展示物収容保持用係合溝に係合可能に形成された展示物である請求項1に記載の額縁。
  5. 前記取付ユニットは、前記両展示物収容保持用係合溝の下端部に設け、前記保持用係合溝に係合して収容する前記展示物の下端を支持する支持部を備えている請求項1に記載の額縁。
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