JP3221813B2 - プラスチックレンズ - Google Patents
プラスチックレンズInfo
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/38—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
- B29C33/3835—Designing moulds, e.g. using CAD-CAM
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
る球面あるいは非球面のプラスチックレンズに関するも
のである。
であるため、各種光学系に広く利用されており、近年で
は、レンズ形状が光軸に対して非対称のものあるいは極
めて複雑なレンズ形状を有するものでもプラスチックレ
ンズを用いる場合が増えている。
によって製作される。
の収縮率(略0.5%)を考慮して成形型を設計し、そ
の設計データに基づいて成形型を製作する。
度(面精度や外形寸法等の形状誤差)を測定し、これに
よって成形型を評価し、加工ミスをチェックする。
条件のもとにプラスチックレンズを成形し、成形された
プラスチックレンズを複屈折や面精度等の形状精度をも
とに評価し、最適な成形条件を求める。
度がいずれも不充分であれば、レンズの設計値とのずれ
を算出し、これに基づいて成形型の設計データを補正
し、新たな成形型を製作する。
用いてプラスチックレンズを成形し、前述と同様に形状
精度を測定し、公差内であることを確認する。
レンズの形状精度の測定は、3次元測定機や非球面測定
機を用いて複数の直線上の起伏を測定して面形状の2次
元点列データをとり、得られた形状データと、成形型や
プラスチックレンズの設計データや設計値との差を算出
し、これが最小になるようにシフトおよびティルトした
うえで、算出された差分値を形状誤差とする。
由は、上記の測定機に成形型やプラスチックレンズをセ
ットするときに少量の曲がりや傾きが不可避であり、こ
れらに起因する誤差の成分を除くためである。
の技術によれば、成形型やプラスチックレンズの形状が
光軸に対して非対称であったり、レンズ形状が複雑であ
る場合には、測定機に成形型やプラスチックレンズをセ
ットするときのセッティングによる誤差の成分を正確に
除去することができず、従って、成形型やプラスチック
レンズの形状を正しく評価するのが難しいという未解決
の課題がある。
測定することなく、予め略0.5%と見込んで成形型を
製作するものであるため、収縮率の誤差のためにレンズ
端部の形状精度が著しく低下するおそれがある。
の課題に鑑みてなされたものであり、プラスチックレン
ズの形状精度を正確に測定することのできるプラスチッ
クレンズを提供することを目的とするものである。
ンズは、レンズ有効部と、該レンズ有効部を取り囲む外
周部とを有し、該外周部にレンズ形状を測定する際の基
準となるマーキングが形成され、該マーキングの中央が
レンズの光軸位置と一致することを特徴とする。
の収縮量を検出し、これらに基づいて前記プラスチック
レンズを成形するときに用いた成形型を修正してもよ
い。
物のマーキングによるデータが含まれている。そこで、
前記測定値を設計値と比較することで被測定物の形状精
度を表わす形状データを算出し、得られた形状データの
うちの前記マーキングによるデータから、被測定物が測
定手段にセットされたときの変形量と傾き量を算出し、
これらに基づいて形状データを補正すれば、前記変形量
や傾き量による測定誤差を完全に除去した正確な形状デ
ータを得ることができる。
て被測定物の形状を評価し、補正を行なえば、極めて正
確な立体形状を有する製品を得ることができる。
て、まず、成形型の形状精度を上記の立体形状測定方法
によって測定し、成形型を評価して補正すれば、複雑な
レンズ形状あるいは非対称なレンズ形状を有するプラス
チックレンズを設計値通りに製作することができる。
形状精度を上記の立体形状測定方法によって測定し、前
記プラスチックレンズを製作するときに用いた成形型を
評価して補正すれば、複雑なレンズ形状あるいは非対称
なレンズ形状を有するプラスチックレンズをより一層高
精度で設計値通りに製作することができる。
を製造するための成形型(レンズ成形型)Mを示すもの
で、これは、図示しない凸面状のプラスチックレンズの
レンズ形状に対応して逆形状に湾曲した鏡面1aを有す
る鏡面駒1と、その外周縁を支持するだき駒2を有し、
鏡面駒1は、鏡面1aの外周部に環状のマーキング11
を有し、その内側の直径Dを有する円形部分を鏡面有効
部とする。つまり、鏡面1aは鏡面有効部と該鏡面有効
部をとり囲む外周部とを有する。
に、その外周縁に沿って幅数μmないし数十μm、深さ
数μmないし数十μmだけバイトで切削することによっ
て形成されたものである。
表面形状(立体形状)を測定手段である非球面測定機に
よって測定し、設計値とのずれ、すなわち、形状データ
である形状誤差を算出して、図2に示すグラフG1 を得
る。このとき、マーキング11の中央とここで得られた
形状誤差を原点とする。
た測定値と設計値の差を算出して差分値のグラフG1 を
作成し、マーキング11に起因する両谷部B1 ,B2 の
離間距離Lを測定してその中央を横軸の原点とし、この
位置の形状誤差を縦軸の原点とする。
内側の鏡面有効部の両端C1 ,C2を直線で結び、縦軸
との交点Pの値dを用いて以下の式によって変形量であ
るベンディング量rを求める。
変形していることを表わすもので、ベンディング量rの
成分をグラフG1 の形状誤差から差し引くと図3に示す
グラフG2 が得られる。
両端C1 ,C2 における形状誤差の差kを求め、これを
用いて鏡面駒1の傾き量k/Dを算出し、その成分を差
し引いた形状誤差をプロットすることで、図4に示すよ
うに、測定機にセットしたときの鏡面駒1の変形と傾き
による誤差を差し引いた形状誤差のグラフG3 を得るこ
とができる。
ーキング11を施しておけば、測定機に対するセッティ
ングによって鏡面駒1が変形したり傾いていても、鏡面
駒1の光軸位置を正確に求めてベンディング量や傾き量
を算出し、これらによる形状誤差の成分を完全に除去す
ることができる。従って、鏡面駒1の形状を適切に評価
して必要な修正を行なうことができる。
方法によってプラスチックレンズを成形し、上記と同様
にマーキングを行ないその形状を測定し、図5に示す形
状誤差のグラフG4 を得る。このグラフからプラスチッ
クレンズの形状精度を評価して必要であれば再度成形型
を修正する。
を用いたが、これは接触型でも非接触型でもよい。ま
た、レンズ形状が球面であれば干歩計を用いてもよい。
光軸位置と一致するようにマーキングを施したものであ
る。
キングによる両谷部E1 ,E2 の離間距離Nを求め、以
下の式によってプラスチックレンズの成形による収縮率
(収縮量)Xを算出することができる。
ときに設定した収縮率と比較して成形型の補正を行なえ
ば、より高精度のプラスチックレンズを製造することが
できる。
形であり、マーキングは環状に施されるが、プラスチッ
クレンズの形状は円形に限らず、例えば、図6に示すよ
うに短冊状のプラスチックレンズRを成形するときは、
長方形のレンズ有効部の両端に近接した一対の平行なマ
ーキング21を施せばよい。
で、次に記載するような効果を奏する。
に用いる成形型等の立体形状が複雑であってもあるいは
非対称であっても、これらの形状精度を極めて正確に測
定できる。
てプラスチックレンズやこれを成形するときに用いた成
形型の形状精度を測定し、該成形型に修正を加えること
で、極めて形状精度の高いプラスチックレンズを製造す
ることができる。
に用いる成形型を示すもので、(a)はその立面図、
(b)は断面図である。
前の成形型の形状誤差を示すグラフである。
形状誤差を示すグラフである。
を示すグラフである。
たプラスチックレンズの形状誤差を示すグラフである。
もので、(a)は立面図、(b)は平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 レンズ有効部と、該レンズ有効部を取り
囲む外周部とを有し、該外周部にレンズ形状を測定する
際の基準となるマーキングが形成され、該マーキングの
中央がレンズの光軸位置と一致することを特徴とするプ
ラスチックレンズ。 - 【請求項2】 マーキングは環状に形成されていること
を特徴とする請求項1記載のプラスチックレンズ。 - 【請求項3】 マーキングはレンズ有効部に近接して設
けられていることを特徴とする請求項1または2記載の
プラスチックレンズ。 - 【請求項4】 プラスチックレンズは、形状が円形であ
ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載
のプラスチックレンズ。
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Family Applications (1)
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- 1995-02-13 JP JP04781495A patent/JP3221813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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