JP3221625U - 刺しゅう枠 - Google Patents

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達男 新井
達男 新井
実 矢野
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Abstract

【課題】被加工生地の押し広げと固定をより確実に行う刺しゅう枠を提供する。【解決手段】ミシン側に取付けられ被加工用の生地を下側から受け止める受枠2と、生地を上側から押えて伸展させる押え枠3とを備えた刺しゅう枠であって、両枠を重ね合わせた状態で受枠の内周縁に沿って下向きに突出する押えリブ3aを押え枠の内周縁に突設し、重ね合わせた状態で受枠の水平断面部からなる生地受け片、及び内周と押え枠の水平断面部からなる生地押え片3b、及び押えリブ3aの外周面との間に生地を挟み込み、且つ押えリブの下面で同生地を押接することにより、枠内において生地を伸展させる機構である。また、受枠と押え枠を重ね合わせた際に内側に押え枠を収容し生地を受け止める上向きの受けリブ2aを受枠の外周側に突設した。【選択図】図1

Description

この考案はミシンによる刺しゅう(刺繍)縫製時に加工生地(布)を伸展させて固定する刺しゅう枠に関する。
従来上記のような刺しゅう枠としては特許文献1又は2に示すようにミシンテーブル上に取付けられ、被加工生地を上下から挟んで平面的に伸展させて固定する刺しゅう枠が公知である。
上記刺しゅう枠は上下の押え枠と受け枠を備え、受け枠に対して押え枠が折畳み開閉可能に軸支され、アングル状断面で外周側にリブ状に起立する周壁とその内側で水平方向断面の受け部を備えた受枠内に押え枠が折畳み状態で収納され、押え枠の水平方向の押え部と受枠の受け部との間に沿って生地が挟み込まれて固定する構造になっている。
特開2001−316969号公報 特開平11−151391号公報
しかし上記刺しゅう枠では両枠の水平方向断面部において重なり合う押え部と受け部によって生地が挟まれるため、それ自体には生地を押し広げて皺等を伸ばす機能はないため、予め枠内の生地を人手で十分に押し広げて刺しゅう枠をセットする必要があり、帽子等のように対象物の生地が球体状のものでは人手により押広げただけでは生地の伸展が不十分な状態でセットされ易い不都合があった。
また、刺しゅう枠は各メーカー毎に細部が異なるミシンのメーカーや型式に応じて製造されるため、汎用性に乏しいという問題があった。
上記課題を解決するための本考案の刺しゅう枠は、第1にミシン側に取付けられ被加工用の生地を下側から受け止める受枠2と、該生地を上側から押えて伸展させる押え枠3とを備えた刺しゅう枠であって、上記両枠2,3を重ね合わせた状態で上記受枠2の内周縁に沿って下向きに突出する押えリブ3aを前記押え枠3の内周縁に突設し、上記重ね合わせた状態で受枠2の水平断面部からなる生地受け片2b及び内周と押え枠3の水平断面部からなる生地押え片3b及び押えリブ3aの外周面との間に前記生地を挟み込み且つ押えリブ3aの下面で同生地を押接することにより枠内において生地を伸展させる機構としたことを特徴としている。
第2に、受枠2と押え枠3を重ね合わせた際に内側に押え枠3を収容し生地を受け止める上向きの受けリブ2aを受枠2の外周側に突設したことを特徴としている。
第3に、受枠2の外周縁の下面側に受枠2の枠内を覆い生地を平坦面で受け止める生地受けシート20を固着してなることを特徴としている。
第4に、生地受け片2bと生地押え片3bとの間に、生地の滑り止め用のラバー25を固着したことを特徴としている。
第5に、受枠2の先端側に受枠2をミシン側に着脱可能に取付ける取付部4を設け、該取付部4と押え枠3の先端側との間に押え枠3を上下回動開閉可能に連結するヒンジ部24を設けてなることを特徴としている。
第6に、取付部4又は押え枠3とヒンジ部24との取付機構内に、受枠2に対する押え枠3の平面視での取付位置又は取付姿勢を微調整する調整手段を設けたことを特徴としている。
第7に、取付部4とミシン側との間に、受枠2で受け止める生地の重量に応じて変動する取付部4の撓みによる受枠2の手元側の撓み角を調節する補正手段26を設けてなることを特徴としている。
第8に、取付部4とミシン側との間にミシンの機種に応じて受枠2を取付けることが可能な一種以上の取付けアタッチメント8,8´を設けてなることを特徴としている。
第9に、取付アタッチメント8,8´の上面に位置決め突起9を突設し、取付部4側には上記位置決め突起9を挿通させて受枠2の平面視での取付位置及び取付姿勢を決める取付孔11,22を設けたことを特徴としている。
第10に、位置決め突起9に対し、受枠2の平面視での取付位置又は取付姿勢の微調整が可能に、取付孔11の径又は形状を形成したことを特徴としている。
第11に、取付アタッチメント8´が平板状のプレートからなり、ミシン側に取付けられた表面が平坦面であるテーブルに対し取付アタッチメント8´の下面を両面テープによりテーブル表面の任意の位置に取付け可能に構成したことを特徴としている。
第12に、受枠2に対し押え枠3を重ね合わせた折畳み状態で、押え枠3の開閉端を受枠2の端部に係脱可能に固定するクリップ27を設けてなることを特徴としている。
第13に、押え枠3の開閉端を生地の種類その他の条件に応じた人手による適度な押圧感覚を確認した押圧状態でクリップ27による押圧強度を決めて締着する押圧強度調節可能な固定手段を設けたことを特徴としている。
第14に、取付部4の表面に一辺が上向きに突出して受枠2の受けリブ17aを構成するアングル状断面を備えた受けリブ部材17を受枠2に沿って着脱可能に且つ該受けリブ部材17を前後位置が移動調節可能に取付けたことを特徴としている。
第15に、隣接し合う押えリブ3a間及び受けリブ2a間に押えリブ3a及び受けリブ2aが形成されない不連続エリア2d,3dを設けたことを特徴としている。
以上のように構成される本考案の刺しゅう枠によれば、以下のような効果を奏する。
(1)押え枠の押えリブが受枠の内周縁内に挿入して受枠を介さないで直接生地を押えるために、受枠の内側で生地を外側に向って押広げて伸展させ、縫製部の生地をより強く押広げられる利点がある。
特に受枠周縁に起立する受けリブで外周を支えながらその内側の生地受けシート上に広がる生地を受枠の外周側に引寄せながら伸展させることにより、生地が生地受けシートに沿って確実に押し広げられる利点がある。
(2)取付部とヒンジ部を介して受枠を取付けるので取付が容易で、ヒンジ部を介して折畳み開閉可能な機構にすることにより、受枠に対する押え枠の重なりも正確で両者の重なり具合を微調整することでさらに正確な重なり合いとなり、取付アタッチメントにより多数の機種に取付使用が可能で汎用性も高くなる。
(3)取付アタッチメントをテーブルの任意の位置に貼着固定することにより、刺しゅう枠の取付位置を任意の位置に変更することができ、各種の被加工材の刺しゅう位置や姿勢の変動に対応できる利点がある。また、受枠と押え枠を折畳み固定が、クリップによる生地の押圧感覚を人手により確認しながらできるので、生地の厚みや材質等に応じた折畳み固定ができる。
本考案の刺しゅう枠の構成を示す分解斜視図である。 同じく刺しゅう枠の折畳み状態の平面図である。 刺しゅう枠の折畳み固定状態を示す前後方向縦断面図である。 (A)は折畳み状態の刺しゅう枠の前後方向断面図、(B)は同じく左右方向の断面図である。
図1〜図4は本考案の1実施形態を示し、この考案の刺しゅう枠1は図示するように互に上下に重なり合う受枠2と押え枠3とを備えており、受枠2は刺しゅうミシン(図示しない)の正面側に着脱可能に取付けられ、例えば帽子やジャージその他のスポーツウェア等の刺しゅう生地を伸展させて受け止めるもので、その上部に重ね合わされて上記生地を定位置で挟み込んで伸展固定する押え枠3とともに刺しゅう枠を構成している。
刺しゅう枠1はこの例では平面視左右方向の長方形で、ステンレス鋼板で板金形成されており、受枠2は前側と左右両側の外周側に上向きに突出する受けリブ2aを備えたL字形(アングル状)断面部分と後方の水平断面部分を備え、四辺の片を構成する水平断面部分からなる受け片2bの上面は、生地の受け面を構成している。また受枠2の後辺中央には、受枠2をミシン側に水平方向に取付ける平面視T字形の取付部4が後向きに突出するように延設され、その先端にはさらに側面視アングル状に折り曲げ形成された水平方向の連結部4aが連設されている。
上記連結部4aには、基端部が連結部4aのアングル状断面と重なり合うようにアングル状に折り曲げられ、平面視左右方向の長方形に形成された第1アタッチメント6と、さらのその先端に一部重ね合わされて連結されるプレート状の第2アタッチメント7とで構成される取付アタッチメント8が着脱可能に設けられ、上記第2アタッチメント7をミシン本体側に取付固定することにより、受枠2がミシン側に水平方向に着脱可能に取付けられる。この例では第2アタッチメント7は、ミシン側の取付部形状に対応して平面視で両端が後方に突出した凹形状に形成されている。
上記第1アタッチメント6の基端部側上面には複数本の取付ピン9が所定ピッチで上向きに突設され、これに対応して受枠2側のジョイント部4には、上記第1アタッチメント6の取付ピン9を挿入する複数の取付孔11が穿設され、この取付孔11に取付ピン9を挿通して第1アタッチメント6の上面に連結部4aを重ねることにより両者は位置決めされて互に連結される。取付ピン9に対し取付孔11の径に融通をもたせることにより、受枠2はミシンに対し前後位置と左右傾斜を含む取付姿勢を僅かに調整する調整手段とすることができる。
また上記連結状態をセットするために、第1アタッチメント6の上面の左右両側には、重ね合わせ状態の連結部4aの左右両側端を第1アタッチメント6に押接するプレート状の押え爪12がボルト13により着脱及び水平回動可能に取付けられている。
この取付及び締着は、押え爪12をボルト13に挿通し、蝶ナット(図示しない)等により行われ、押え爪12を例えば90°程度水平回動することにより、連結部4を第1アタッチメント6上面に弾力的に押接固定し又は押接解除して連結部(即ち受枠2自体)の取外しが可能に構成される。押え爪12には取付長さを調節できるように選択可能な取付孔12aが左右に複数個穿設されている。
第1アタッチメント6と第2アタッチメント7との連結も両者の連結端に設けられた複数の取付孔14と取付ボルト16とにより着脱可能に取付けられ、受枠2は、取付部4,第1,第2アタッチメント6,7を介してミシン側に着脱可能に取付けられる機構になっている。
その他上記受枠2の後辺側の受け片2bに近接した取付部4の基端部側上面には、図2〜図4(A)に示すようにアングル状断面の受けリブ部材17が左右方向に着脱可能に取付けられ、その前端側に起立する一辺は前記受けリブ2aと同様に機能する受けリブ17aを構成している。
この受けリブ部材17の水平断面部の左右両端には、前後方向の長孔からなる取付孔18が、これに対応する取付部4側には前後2個のねじ孔19が設けられ、両者をボルト締着する。この長孔18と選択可能な前後2個のねじ孔19とにより、生地の厚み等に応じて2段階の前後取付位置の選択及び調節が可能な調整手段となっている。
さらに受枠2の下面側には、枠内の切抜窓を塞ぐ不織布等からなる生地受けシート20が剥離可能に単一平面を形成するように貼付固定されており、この生地受けシート20は受枠2上に載せられる生地をその平面上に受け止め、刺しゅう作業時には生地の裏側に縫い込まれるが、作業終了後は刺しゅう部分の裏打ちとして残され又は除去される。したがって生地受けシート20は刺しゅう作業の都度貼り替えられる。
またこの例では受枠2を第1,第2アタッチメント6,7からなる取付アタッチメント8でミシン側に取付ける例につき示したが、例えばミシンヘッドの下方に平板状のテーブル(いずれも図示しない)を設置するタイプの刺しゅうミシンの場合は、図1に仮想線で示すような平板プレート状の取付アタッチメント8´を、上記テーブル面状の任意の位置に両面テープ等を用いて貼着固定することもできる。
この場合アタッチメント8´の上面には複数本の取付ピン(又はボルト)21を突設し、これと嵌合し合う取付孔22を取付部4の先端側に穿設しておき、取付ピン21に上記取付孔22を嵌合することにより、受枠2はテーブル面上のアタッチメント8´の取付位置や姿勢に応じて係脱可能に取付固定される。
次に押え枠3を受枠2に取付ける構造について説明すると、押え枠3は受枠2上に重なり合って互に嵌合し合うように左右方向の長方形に形成され、枠体の四辺はその内周縁が下向きに突出する押えリブ3aと水平断面部分からなる押え片3bとがL字形(アングル状)断面に形成されており、後辺の中央には基端部がアングル状に折り曲げ形成され、先端側が水平方向に後方に延びるプレート状に形成されたジョイント部23が延設されている。
上記ジョイント部23の後端と受枠2側の連結部4aとの間はヒンジ24で上下開閉回動(折畳み)可能に連結されており、受枠2に対して押え枠3を折畳んで重ね合わせた状態では受枠2の受け片2bと押え枠3の押え片3bが重なり合い、押えリブ3aは受けリブ2aの内側(受枠2の内周側)に僅かなクリアランスを介して挿入され、押えリブ3aの先端は生地受シート20の表面に押接される機構となっている。
この機構により、受枠2上に刺しゅう生地を押し広げて載置した状態で押え枠3を受枠2上に折畳んで重ね合わせると、生地は押えリブ3aによってさらに押し広げられてしわのない伸展状態となり、押え片3bと受け片2bとによってその外周が挟み込まれて固定される。
この時生地の押圧固定をより均一強固にし且つ生地の滑り止めを図るために、受枠2の受け片2bと押え枠3の押え片3bの重ね合わせ面のいずれか一方又は両方の面には、ウレタン樹脂等の弾性部材よりなるラバー25が貼着されている。
またこの例では刺しゅう枠1は、ミシン側に片持ち状に支持されて取付けられているため、受枠2上に生地を載せた際、生地の種類や厚みにより生地自体の重量が大きい場合は、受枠2の後端の取付部分の撓みにより受枠2の前端が下がって下降傾斜する場合もある。
これに対し、受枠2の取付部4の先端のアングル状断面の立上り部と第1アタッチメント6のアングル状断面の垂れ下がり部との間に、図2,図3に示すように、補正手段として調節ボルト26を後向けに設け、このボルト26のねじ込み調節により、第1アタッチメント(取付アタッチメント)に対する受枠2の傾斜角を調節し、刺しゅう枠1自体の過度な下降傾斜を防止することができる。
さらに受枠2と押え枠3の前端中央には、両枠の重ね合わせ状態を固定するための平面視舌状のつまみ部2c,3cが互に重なり合う位置に突設されており、両枠2,3を折畳んだ状態で図3に示すようにつまみ部2c,3cを上下から挟んで調節固定するクリップ27が設けられている。
上記つまみ部2c,3cは共に側面視アングル状断面に折り曲げ形成され、受枠2のものは後辺の受けリブ2aの中央に延設され、押え枠3のものは押え片3bに直接延設され、アングル状断面の立縦片部が近接して前後に重なり合い、水平方向断面部である横片部は上下方向に一定幅の締め代となる間隔を介して上下に重なり合っている。
他方、クリップ27は共に側面視L字形(アングル状)断面の一対のクリップ片28,29よりなり、該クリップ片28,29は図1,図3に示すようにアングルの縦片同士が上下スライド可能に前後に重なり合い、水平方向の横片は一方がつまみ部3cの上側に被さってボルト31により固定され、他方がつまみ部2cの下側を受け止めるように横片同士が側面視後向きのチャンネル状に上下に向き合って組合わされている。
またクリップ片28,29の縦片同士は、一方のクリップ片29の上下方向の長孔29aを介してボルト32,蝶ナット33により上下位置をスライド調節可能に締着され、両クリップ片28,29の横片間に前記つまみ2c,3cを挟み込んで上下方向に人手(指)で押圧しながら適度な押圧感覚で受枠2,押え枠3による生地を押圧固定した時点で、蝶ナット33により両クリップ片28,29を締着固定し生地の押圧固定をセットする。
なお、上記生地の押圧固定時に刺しゅう枠1内で生地のしわが形成され又は両リブのコーナー部で生地に刺しゅう枠の押え跡が形成されるのを防止するため、隣接する受けリブ2a,17a間及び押えリブ3a同士間の各コーナー部には、リブを形成しない不連続エリア2d,3dがそれぞれ設けられている。
既述のように受枠2の取付位置や姿勢、受枠2に対する取付位置や姿勢は、取付用のボルトやピンに対し、これらを挿通するボルト孔やピン孔に融通をもたせることにより、正確な位置や姿勢に微調整することができる。
1 刺しゅう枠
2 受枠
2a 押えリブ
2b 押え片
2c,3c つまみ
2d,3d 不連続エリア
3 押え枠
3a 押えリブ
3b 受けリブ
4 取付部
8,8´ 取付アタッチメント
9 突起
11 取付孔
17 受けリブ部材
17a 受けリブ
24 ヒンジ(ヒンジ部)
25 ラバー
26 ボルト(補正手段)
27 クリップ
28,29 クリップ片

Claims (15)

  1. ミシン側に取付けられ被加工用の生地を下側から受け止める受枠(2)と、該生地を上側から押えて伸展させる押え枠(3)とを備えた刺しゅう枠であって、上記両枠(2),(3)を重ね合わせた状態で上記受枠(2)の内周縁に沿って下向きに突出する押えリブ(3a)を前記押え枠(3)の内周縁に突設し、上記重ね合わせた状態で受枠(2)の水平断面部からなる生地受け片(2b)及び内周と押え枠(3)の水平断面部からなる生地押え片(3b)及び押えリブ(3a)の外周面との間に前記生地を挟み込み且つ押えリブ(3a)の下面で同生地を押接することにより枠内において生地を伸展させる機構とした刺しゅう枠。
  2. 受枠(2)と押え枠(3)を重ね合わせた際に内側に押え枠(3)を収容し生地を受け止める上向きの受けリブ(2a)を受枠(2)の外周側に突設した請求項1に記載の刺しゅう枠。
  3. 受枠(2)の外周縁の下面側に受枠(2)の枠内を覆い生地を平坦面で受け止める生地受けシート(20)を固着してなる請求項1又は2に記載の刺しゅう枠。
  4. 生地受け片(2b)と生地押え片(3b)との間に、生地の滑り止め用のラバー(25)を固着した請求項1〜3のいずれかに記載の刺しゅう枠。
  5. 受枠(2)の先端側に受枠(2)をミシン側に着脱可能に取付ける取付部(4)を設け、該取付部(4)と押え枠(3)の先端側との間に押え枠(3)を上下回動開閉可能に連結するヒンジ部(24)を設けてなる請求項1〜4のいずれかに記載の刺しゅう枠。
  6. 取付部(4)又は押え枠(3)とヒンジ部(24)との取付機構内に、受枠(2)に対する押え枠(3)の平面視での取付位置又は取付姿勢を微調整する調整手段を設けた請求項5に記載の刺しゅう枠。
  7. 取付部(4)とミシン側との間に、受枠(2)で受け止める生地の重量に応じて変動する取付部(4)の撓みによる受枠(2)の手元側の撓み角を調節する補正手段(26)を設けてなる請求項5又は6に記載の刺しゅう枠。
  8. 取付部(4)とミシン側との間にミシンの機種に応じて受枠(2)を取付けることが可能な一種以上の取付けアタッチメント(8),(8´)を設けてなる請求項5〜7のいずれかに記載の刺しゅう枠。
  9. 取付アタッチメント(8),(8´)の上面に位置決め突起(9)を突設し、取付部(4)側には上記位置決め突起(9)を挿通させて受枠(2)の平面視での取付位置及び取付姿勢を決める取付孔(11),(22)を設けた請求項8に記載の刺しゅう枠。
  10. 位置決め突起(9)に対し、受枠(2)の平面視での取付位置又は取付姿勢の微調整が可能に、取付孔(11)の径又は形状を形成した請求項9に記載の刺しゅう枠。
  11. 取付アタッチメント(8´)が平板状のプレートからなり、ミシン側に取付けられた表面が平坦面であるテーブルに対し取付アタッチメント(8´)の下面を両面テープによりテーブル表面の任意の位置に取付け可能に構成した請求項8又は9に記載の刺しゅう枠。
  12. 受枠(2)に対し押え枠(3)を重ね合わせた折畳み状態で、押え枠(3)の開閉端を受枠(2)の端部に係脱可能に固定するクリップ(27)を設けてなる請求項5〜11のいずれかに記載の刺しゅう枠。
  13. 押え枠(3)の開閉端を生地の種類その他の条件に応じた人手による適度な押圧感覚を確認した押圧状態でクリップ(27)による押圧強度を決めて締着する押圧強度調節可能な固定手段を設けた請求項12に記載の刺しゅう枠。
  14. 取付部(4)の表面に一辺が上向きに突出して受枠(2)の受けリブ(17a)を構成するアングル状断面を備えた受けリブ部材(17)を受枠(2)に沿って着脱可能に且つ該受けリブ部材(17)を前後位置が移動調節可能に取付けた請求項2〜13のいずれかに記載の刺しゅう枠。
  15. 隣接し合う押えリブ(3a)間及び受けリブ(2a)間に押えリブ(3a)及び受けリブ(2a)が形成されない不連続エリア(2d),(3d)を設けた請求項2〜14のいずれかに記載の刺しゅう枠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102118430B1 (ko) * 2020-01-10 2020-06-03 남영숙 재봉용 3d 클램프

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