JP3221614U - 医療用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】経腸栄養法などの医療用に用いられるコネクタでも経胃瘻内視鏡を挿入させることができる医療用コネクタを提供する。【解決手段】コネクタ10は、一方が内視鏡挿入用アダプタ2に接続され、他方が胃瘻カテーテルチューブのコネクタに接続されるものであって、軸方向の両端が開口した内腔10aを有する本体10bを有し、本体の内腔の内径が3.06mm〜5.0mmで、本体の外径が8.65mmとなっている。【選択図】図3

Description

この考案は、医療用コネクタに関し、詳しくは、該コネクタに内視鏡を通すことを可能とした技術に係るものである。
近年、医療用コネクタのベットサイドにおける誤接続による医療事故が多数発生し(例えば輸液点滴ラインに経腸栄養剤を誤接続して投与してしまう等)ており、その対応策として誤接続防止コネクタの国際規格化(ISO標準規格80369−3)が進められている。
先行技術文献としては、特表2018−535792号公報(特許文献1)がある。これに開示されているコネクタは、経腸栄養剤投与チューブに誤接続防止のために用いられるもので、両端のオスメスコネクタとも国際規格(ISO−80369−3)に準拠している。そのため、コネクタの内腔は現在、国内で使用されているコネクタより内腔が狭く設計され、内径が2.9mmと規定されてそれより大きくなることはない(請求項5,13等)。
しかしながら、特許文献1の国際規格に準拠したコネクタは、胃瘻カテーテルチューブ留置(交換)の際には、チューブが胃内に正しく挿入されているかを確認するために使用される経胃瘻内視鏡(最大部が3.05mm)を、チューブ内に挿入し、留置状態を視認させることがあるが、コネクタの内腔が狭すぎるため、経胃瘻内視鏡を挿入させることができないという問題がある。
また、誤接続を防止するコネクタとして特開2018−201600号公報(特許文献2)もあり、特許文献2のコネクタは、メス部材の損傷を防止し、より大きなオス部材を有するオスコネクタを誤って接続してしまうのを防止することを技術的課題とする。しかし、課題解決するために採った手段は、中空の略円筒形状のメス部材を備えたメスコネクタであって、前記メス部材の内周面は、第1領域と、前記第1領域に対して先端側に配された第2領域とを含み、前記第1領域は、その内径が前記メス部材の先端に近づくにしたがって大きくなるメステーパ面であり、前記第2領域は、その内径が中心軸方向において一定である円筒面であることを特徴とするものであり、経胃瘻内視鏡の挿通に関する技術は開示されていない。
特表2018−535792号公報 特開2018−201600号公報
そこでこの考案は、前記従来の問題を解決し、経腸栄養法などの医療用に用いられるコネクタでも経胃瘻内視鏡を挿入させることができるようにすることを技術的課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、胃瘻カテーテルチューブのコネクタに接続されるコネクタであって、軸方向の両端が開口した内腔を有する本体を有し、該本体の内腔の内径が3.06mm〜5.0mmで、本体の外径が8.65mmであることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の医療用コネクタにおいて、本体の内腔の内面は、絞りが一切ない平滑で同径の面に形成されていることを特徴とする。
この考案は、前記のようであって、請求項1に記載の考案によれば、胃瘻カテーテルチューブのコネクタに接続されるコネクタであって、軸方向の両端が開口した内腔を有する本体を有し、該本体の内腔の内径が3.06mm〜5.0mmで、本体の外径が8.65mmであるように構成しているため、国際規格に準拠しない内径の内腔を利用して従来のコネクタではできなかった経胃瘻内視鏡の挿入も可能とすることができる。また、栄養ラインなどに接続して使用する際でも誤接続するという事態も解消することができ、利便性が高くなる。請求項2に記載の考案によれば、内腔の内面が平滑であるため、経胃瘻内視鏡の挿入をより円滑かつ迅速に行うことが可能になる。
内視鏡挿入用補助具の全体を示す概略正面図である。 同上の組立前の状態を示す部分図である。 図2のアダプタ部の拡大断面図である。 コネクタを示し、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は側面図である。 コネクタを示し、(A)はこの発明のコネクタの拡大断面図、(B)は国際規格のコネクタの拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、この考案の一実施の形態について説明する。
図1において、1は内視鏡挿入用補助具であり、この補助具1は、内視鏡挿入用アダプタ2を有する送気チューブ3を具えている。送気チューブ3は胃内を空気で膨らませて内視鏡の視野を良くするためのものである。また、5は送気チューブ3のアダプタ2と接続される胃瘻カテーテルチューブであり、その先端開口部近くにバルーン6が取り付けられているとともに、該バルーンよりも後端側に腹壁に当接するストッパ7が設けられている。
図2,3に示すように、胃瘻カテーテルチューブ5の後端開口部にはオスコネクタ8が装着されている。一方、このオスコネクタ8と接続するメスコネクタ10がアダプタ2の正面視下端開口部に装着されている。
メスコネクタ10は、図4に全体図を示すように軸方向の両端が開口した内腔10aを有する本体10bを有している。本体10bの外周面における長さ方向の中間位置に環状のフランジ部10cが設けられ、該フランジ部より上方の外周面には徐々に上端に向けて小径となる複数の環状段差部をもった突条部10dが形成され、フランジ部10cより下方の外周面の下端部にルアーロック10eが形成されている。突条部10dはアダプタ2との接続に際しその接続を密にするためのものである。また、ルアーロック10eはオスコネクタ8に設けたルアーロック(図示せず)とロック可能になっている。
図5(A)に示すように、コネクタ10の内腔10aは経胃瘻内視鏡が挿通できるようにその内径rが3.06mm〜5.0mmに設定されている。一方、ルアーロック10eとフランジ部10c以外の本体10bの外径Rは栄養ラインなどと接続して使用できなければならないので、8.65mmに設定されている。すなわち、外径Rは栄養ラインなどと接続可能とするために国際規格に準拠したサイズとしつつも、内径rは経胃瘻内視鏡を挿通するために国際規格に準拠せずに独自のサイズにしている。これと対比した図5(B)に示す国際規格のコネクタ10´は、本体の内腔の内面に絞りが設けられているため、その内径r´が2.9mmとなっている。そのため、最大部が3.05mm外径の経胃瘻内視鏡を挿通することができない設計となっている。
図5(A)からも明らかなように、コネクタ10の本体10bの内腔10aの内面は、従来技術ではあるような絞りが一切ない平滑で同径の面に形成されている。したがって、ここを挿通される経胃瘻内視鏡は何ら緩衝することなく円滑な通過が可能である。そのため、挿通を円滑で迅速に行える。
内視鏡挿入用補助具1の組み付けについて説明する。内視鏡挿入用補助具1と胃瘻カテーテルチューブ5を接続するには、まず、胃瘻カテーテルチューブ5上端にオスコネクタ8を挿入して装着する。しかる後に内視鏡挿入用補助具1のアダプタ2に装着されているメスコネクタ10に向けてオスコネクタ8に挿入してやり(この状態を示すのが図2である。)、ルアーロック10e等によりロックする。この挿入とロックが完了すると、組み付けられた状態になる。
使用に際しては、図1に示すように、胃瘻カテーテルチューブ5をバルーン6のある先端側から腹壁と胃壁を経て胃瘻にバルーン6を含む先端部を挿入してやる。挿入後、バルーン6を膨らませるとともに、ストッパ7を腹壁に当接してバルーン6との間で両壁を挟むようにして固定する。固定したことを確認したうえ、補助具1を装着させてアダプタ2から経胃瘻内視鏡を胃内まで挿入してやる。この時、送気チューブ3に接続したシリンジなどで胃内に空気を送り込み、胃を膨張させることで内視鏡での視野を明瞭にさせることが可能である。この経胃瘻内視鏡の挿入に際し、内視鏡が通過するメスコネクタ10の内腔10aの内径rが3.06mm〜5.0mmに設定されているため、通過に何ら支障となることなく、ここを通過することができる。したがって、従前のコネクタのように通過することができないという事態が解消される。
しかも、メスコネクタ10のルアーロック10eとフランジ部10c以外の本体10bの外径は国際規格になっているため、本メスコネクタ10を経腸栄養剤投与チューブのコネクタとしても利用可能であり、胃瘻カテーテルチューブ5の接続に支障となることもなく、該チューブに有効に接続することができる。
前記のように経胃瘻内視鏡を胃瘻まで挿入して胃瘻カテーテルチューブ5が胃内に正しく挿入されているかを確認した後、経胃瘻内視鏡を引き抜き、アダプタ2の代わりに、図示しない経腸栄養剤投与チューブに接続しなおし、栄養剤投与を行うことになる。
以上説明したように、この実施の形態のメスコネクタ10を用いれば、従来の国際規格のコネクタではできない経胃瘻内視鏡の胃瘻への挿入を可能とすることができ、現状の医療現場で役立てることができる。したがって、この技術分野において極めて利用価値の高い製品を提供することができるという優れた効果が期待することができる。
なお、メスコネクタ10は、前記したように内視鏡挿入のときには内視鏡挿入用補助具1の送気チューブ3に設けたアダプタ2の下端開口部に装着されて用いられるほか、栄養剤の投与を行うときには図示しない経腸栄養剤投与チューブの先端開口部に装着されて用いられ、装着部位を異ならせる使い方があるが、いずれの場合も胃瘻カテーテルチューブ5のオスコネクタ8に接続される。
この実施の形態で示したメスコネクタ10はあくまでも好ましい一例を示すものであり、その具体的な形状や構造等は実用新案登録請求の範囲内で適宜設計変更が可能であることは云うまでもない。
1 内視鏡挿入用補助具
2 内視鏡挿入用アダプタ
3 送気チューブ
5 胃瘻カテーテルチューブ
6 バルーン
7 ストッパ
8 オスコネクタ
10 メスコネクタ
10a 内腔
10b 本体
10c フランジ部
10d 環状段差部
10e ルアーロック

Claims (2)

  1. 胃瘻カテーテルチューブのコネクタに接続されるコネクタであって、軸方向の両端が開口した内腔を有する本体を有し、該本体の内腔の内径が3.06mm〜5.0mmで、本体の外径が8.65mmであることを特徴とする医療用コネクタ。
  2. 本体の内腔の内面は、絞りが一切ない平滑で同径の面に形成されている請求項1に記載の医療用コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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