JP3221562U - 簡易ログモジュール - Google Patents
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Abstract
Description
これら利用空間提供手段は、避難場所などの室内を仕切り形成するパーティション機能、設置場所で容易に設置できる簡便性、ある程度頑丈である構造的強度が求められる。また、不要となった際に、容易に解体ができるものでなくてはならない。
図7に示すように、この実用新案第3108592号に掲げたものは、軽量プラスチック製板材や段ボール材などに、スチールやプラスチック製の棒材を取り付けて自立させたものである。これは衝立状の間仕切りの域を出ておらず、実際に被災者の避難生活において、安心感を与え得る利用空間提供手段とはなり得ないものである。
図8に示すように、この特開2003−82796号に掲げたものは、屏風のように折り曲げて転倒しない程度に自立性を確保したものであり、まさに屏風型と呼べるものである。これも間仕切りの域を出ておらず、実際に被災者の避難生活において、安心感を与え得る利用空間提供手段とはなり得ない。ものである
図9に示すように、この特開2006−299764号に掲げたものは、パーティションとして配置やレイアウトなどの自由度が増すものであるが、やはり間仕切りの域を出ず、実際に被災者の避難生活において、安心感を与え得る利用空間提供手段とはなり得ないものである。
やはり、段ボールや軽量プラスチックボードは、本来人が居住する壁材として利用されるものではなく、生活空間を演出できるものではない。
また、支持部材があるとはいえ、構造が脆弱であり、子供が押しただけでも壁面が移動してしまうおそれがあり、不安感が拭えないものであった。
上記構成に示すように、いわゆるログハウスの組み立て構造を採用することができ、金具や特別な工具がなくとも簡単に部屋状の空間を簡易に製作できる作業性が確保できる。また、基礎工事のような地下工事を不要とし、専有面積をコンパクトに収めることができる。
上記構成において、多角形が四角形とすると、一般の住居などでも多い矩形の部屋が形成できる。開放面は正面入口であり、左右の側壁面および背面の他の3面は壁面が形成される。
さらに、この簡易ログモジュールを4つの連棟とすることもでき、この場合、隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される壁面は共有化することができる。さらに、各々の正面入口の方向が180度ずつ交互に逆に設けたり、各々の正面入口の方向が90度異なる方向に設けたりするなど、多様なレイアウトが可能となる。
同様に、この六角形型の簡易ログモジュールを2つ以上の連棟とすることができる。つまり、隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される壁面は共有化し、各々の正面入口の方向が異なる方向に設けられた連棟とすることができる。
なお、開放面の上縁仕切部材は、構造強度を向上させる役目があるので、上縁仕切部材とは異なる部材を利用することも可能である。つまり、上縁仕切部材より内側に支持棒を通し入れておくことにより、その支持棒を支持体として、布またはシート材を吊下して入口を塞ぐ簡易扉とすることも可能である。
また、上縁仕切部材を設けることにより構造強度を向上せしめることができる。上縁仕切部材を通し入れておくことにより、開放面の開放性は保ちつつも上縁に仕切部材があるので矩形に周回する構造となり、構造強度を向上させることができる。
図1(a)は基本部材である仕切板材110を取り出して示した図、図1(b)は一例として組み上げた簡易ログモジュール100の斜視図となっている。
図2は、矩形型で1棟のみの簡易ログモジュール100の基本構成例であり、図2(a)が正面図、図2(b)が右側面図、図2(c)が平面図を示したものである。なお、遠近感や部材の違いが分かりやすいように、上縁仕切板材150および短端部材160にはハッチングを施している。
仕切板材110は、図1(a)に示すように、左右端部付近にそれぞれノッチ111を刻んだものとなっている。このノッチ111の幅は、仕切板材110の板材の厚みに相当するものであり、このノッチ111に対して他の仕切板材110を嵌め込むことで嵌合できる仕組みとなっている。
このように、壁面120で囲った囲繞体の空間が提供されるが、囲繞体の少なくとも一辺は壁面120がなく開放面140となっており、この開放面140が簡易ログモジュール100の入口を形成する。
本考案の簡易ログモジュール100は、ログハウスの組み立て構造同様、金具や特別な工具がなくとも簡単に部屋状の空間を簡易に製作できる作業性が確保されているが、正面入り口は開放面140となっており、そのままでは壁面120同士が何ら接合されない箇所が残る。そこで、図1(b)、図2に示すように、上縁仕切部材150を上縁に設けることにより構造強度を向上せしめることができる。この上縁仕切部材150がなければ、背面の壁面120に対して、ノッチ部111を介して左右の壁面120が組み上げられているだけとなり、左右の壁面120が安定しない可能性があるが、上縁仕切部材150があることにより、左右の壁面120が安定し、構造的強度が向上する。
囲繞体の開放面140は、左右の壁面120の端部がそれぞれ突出しているが、その仕切板材110のノッチ部111に対して、短端部材160のノッチ部111を嵌合させて取り付ける。
図1(b)や図2(a)に示すように、上縁仕切部材150と短端部材160があれば、開放面140がいわゆるアーチ状に周囲がかたどられた造形となり、正面入り口として利用者に安心感が増す。
結局、正面入り口の幅は、左右に離れている短端部材160同士の間隔となる。
また、開放面140の上縁仕切部材150より内側に支持棒を通し、支持棒を支持体として、布またはシート材を吊下して入口を塞ぐ簡易扉を設けることも可能である。
簡易ログモジュール100を複数設けて連棟200とする構造は様々な構造があり得る。
図3は、簡易ログモジュール100a〜dを4つ一列に並べて設けて連棟200とした構成例を示す図である。連棟の並びが分かりやすいように平面図により示している。
図4は、図3の簡易ログモジュール100の連棟200を斜視図により示した図である。図4(b)は利用時のイメージ図である。
また、この図3の例では、隣接し合う簡易ログモジュール100間に形成される壁面120が共有されており、その共有された壁面120に対してノッチ部111を介して背面の壁面120が取り付けられているので、4つの簡易ログモジュール100a〜dの構造が連綿とつながっており、さらに、連棟200全体としての構造的強度が担保されやすくなる。
簡易ログモジュール100内には様々な付属物を供することができる。例えば、居住性を向上するため、椅子などの造作物170も併せて設置することが好ましい。例えば、図4では、簡易ログモジュール100内に椅子などの造作物170も併せて設置された例となっている。ここではいわゆる簀子のように板材が並べられたものが図示されているが、椅子などの造作物170は一例であり様々な形状のものがあり得る。
この図5の構成においても、正面入り口となる開放面140が90度ずつずれて設けられていることによって連棟200全体の構造的強度が向上する。
この6角形型の簡易ログモジュール100でも2つ以上を集合させて連棟200とすることもできる。この場合、隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される壁面120は共有することができ、各々の正面入口の開放面の方向を異なる方向に設けることが好ましい。
110 仕切部材
111 ノッチ部
112 突条片
113 凹条片
120 壁面
130 角部
140 開放面
150 上縁仕切板材
160 短端部材
170 造作物
180 支持棒
181 簡易扉
200 連棟
上記構成に示すように、いわゆるログハウスの組み立て構造を採用することができ、金具や特別な工具がなくとも簡単に部屋状の空間を簡易に製作できる作業性が確保できる。また、基礎工事のような地下工事を不要とし、専有面積をコンパクトに収めることができる。
本考案の簡易ログモジュール100は、ログハウスの組み立て構造同様、金具や特別な工具がなくとも簡単に部屋状の空間を簡易に製作できる作業性が確保されているが、正面入り口は開放面140となっており、そのままでは壁面120同士が何ら接合されない箇所が残る。そこで、図1(b)、図2に示すように、上縁仕切部材150を上縁に設けることにより構造強度を向上せしめることができる。この上縁仕切部材150がなければ、背面の壁面120に対して、ノッチ111を介して左右の壁面120が組み上げられているだけとなり、左右の壁面120が安定しない可能性があるが、上縁仕切部材150があることにより、左右の壁面120が安定し、構造的強度が向上する。
囲繞体の開放面140は、左右の壁面120の端部がそれぞれ突出しているが、その仕切板材110のノッチ111に対して、短端部材160のノッチ111を嵌合させて取り付ける。
図1(b)や図2(a)に示すように、上縁仕切部材150と短端部材160があれば、開放面140がいわゆるアーチ状に周囲がかたどられた造形となり、正面入り口として利用者に安心感が増す。
結局、正面入り口の幅は、左右に離れている短端部材160同士の間隔となる。
また、この図3の例では、隣接し合う簡易ログモジュール100間に形成される壁面120が共有されており、その共有された壁面120に対してノッチ111を介して背面の壁面120が取り付けられているので、4つの簡易ログモジュール100a〜dの構造が連綿とつながっており、さらに、連棟200全体としての構造的強度が担保されやすくなる。
110 仕切部材
111 ノッチ
112 突条片
113 凹条片
120 壁面
130 角部
140 開放面
150 上縁仕切板材
160 短端部材
170 造作物
180 支持棒
181 簡易扉
200 連棟
Claims (9)
- 左右端部付近にそれぞれノッチを刻んだ仕切板材を基本部材とし、前記ノッチによって直交または角度を付けて仕切板材同士を交差しつつ積み上げて組み合わせた簡易ログモジュールであって、
前記仕切板材を積層して形成した壁面と、前記ノッチを介して前記壁面同士を直交または角度を付けて接合した角部を備え、平面視において多角形に組み上げた囲繞体において、
前記囲繞体の少なくとも一面は前記壁面がなく開放面となっており、
前記開放面の上縁にのみ、前記仕切板材の一片に相当する上縁仕切板材を組み入れ、下方には前記仕切板材を設けず開放面としたことを特徴とする簡易ログモジュール。 - 前記ノッチ部を1つのみ備えた短端部材を備え、
前記囲繞体の前記開放面の左右端にそれぞれ突出している前記仕切板材の前記ノッチ部に対して、前記短端部材の前記ノッチ部を嵌合させて、前記短端部材同士が離隔している間隔が前記開放面となっていることを特徴とする請求項1に記載の簡易ログモジュール。 - 前記多角形が四角形であり、前記開放面が正面入口であり、左右の側壁面および背面の他の3面は壁面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の簡易ログモジュール。
- 請求項3に記載の簡易ログモジュールが2つ以上あり、
隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される前記壁面は共有され、各々の前記正面入口の方向が異なる方向に設けられた連棟であることを特徴とする請求項3に記載の簡易ログモジュール。 - 請求項3に記載の簡易ログモジュールが4つあり、
隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される前記壁面は共有され、各々の前記正面入口の方向が90度異なる方向に設けられた連棟であることを特徴とする請求項3に記載の簡易ログモジュール。 - 前記多角形が六角形であり、前記開放面が正面入口であり、他の5面は壁面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の簡易ログモジュール。
- 請求項6に記載の簡易ログモジュールが2つ以上あり、
隣接し合う簡易ログモジュール間に形成される前記壁面は共有され、各々の前記正面入口の方向が異なる方向に設けられた連棟であることを特徴とする請求項6に記載の簡易ログモジュール。 - 前記上縁の前記仕切部材を支持材として、布またはシート材を吊下して入口を塞ぐ簡易扉を設けた請求項1から7のいずれかに記載の簡易ログモジュール。
- 前記開放面の前記上縁の前記仕切部材より内側に支持棒を通し、前記支持棒を支持体として、布またはシート材を吊下して入口を塞ぐ簡易扉を設けた請求項1から7のいずれかに記載の簡易ログモジュール。
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2019
- 2019-02-18 JP JP2019000524U patent/JP3221562U/ja active Active
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