JP3221552B2 - ガス遮断制御装置及びガス遮断制御方法 - Google Patents

ガス遮断制御装置及びガス遮断制御方法

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JP3221552B2
JP3221552B2 JP20997596A JP20997596A JP3221552B2 JP 3221552 B2 JP3221552 B2 JP 3221552B2 JP 20997596 A JP20997596 A JP 20997596A JP 20997596 A JP20997596 A JP 20997596A JP 3221552 B2 JP3221552 B2 JP 3221552B2
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shut
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shutoff
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス遮断制御装置及
びガス遮断制御方法に係り、特にガスの供給圧力が低下
した場合にガス遮断弁を駆動してガスの供給を停止する
ためのガス遮断制御装置及びガス遮断制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のガス供給システムの概要構
成ブロック図を示す。ガス供給システム80は、液化ガ
スが収納されたガス容器81と、ガス容器81から供給
されるガス流量を制御するための容器バルブ82と、ガ
ス容器81から流出するガスの圧力を後述のガスメータ
85の流出口側圧力が基準圧力に相当するように調整
(減圧)する圧力調整器83と、所定の条件下でガスの
供給を遮断する図示しない遮断弁を有し圧力調整器にガ
ス配管84を介して接続され、ガスの通過体積を積算す
るガスメータ85と、ガスメータ85と協働して遮断弁
の遮断制御を行うコントローラ86と、供給されたガス
を燃焼させ熱エネルギーに変換するための燃焼器87
と、燃焼器87へのガスの供給/遮断を行うためのガス
コック88と、を備えて構成されている。
【0003】次に概要動作を図4の処理フローチャート
を参照して説明する。ガスコック88をひねり、ガスコ
ック88を開状態とすると、ガス容器81内の液化ガス
は、容器バルブ82により流量調整が行われた後、圧力
調整器83により減圧され、ガス配管84を介してガス
メータ85に供給される。
【0004】ガスメータ85の図示しない流量検出ユニ
ットは、ガスの通過体積を積算し、積算通過体積をその
表示部に表示するとともに、流量パルスがコントローラ
86に入力される(ステップS11)。流量パルスが入
力されたコントローラ86は、図示しないタイマのカウ
ントをスタートし(ステップS12)、ガスメータ85
の図示しない圧力検出ユニットにより出力される圧力検
出信号を監視して、ガス漏れなどに起因するガスの圧力
低下の有無の検出を開始する(ステップS13)。
【0005】そしてコントローラ86は、所定の基準圧
力より圧力検出信号に対応する圧力が低下したか否か等
の圧力低下判定条件が成立しているか否かを判別する
(ステップS14) ステップS14の判別において、圧力低下判定条件が未
成立の場合には、コントローラ86は、図示しないタイ
マのカウント時間が所定時間(図4では、2分)を超過
したか否かを判別する(ステップS15)。
【0006】ステップS15の判別において、図示しな
いタイマのカウント時間が所定時間を経過していない場
合には、動作を開始してからいまだガス未使用状態であ
ることが確定しておらず、まだ圧力低下検出を行う必要
があるので、処理をステップS14に移行して同様の処
理を繰り返す。
【0007】ステップS15の判別において、図示しな
いタイマのカウント時間が所定時間を経過した場合に
は、すでにガス未使用状態に至ったことが確定している
ので、圧力低下検出を停止し(ステップS16)、通常
動作に移行することとなる。ステップS14の判別にお
いて、圧力低下判定条件が成立している場合には(ステ
ップS14;Yes)、コントローラ86は、ガスメー
タ85を制御し、図示しない遮断弁を遮断する(ステッ
プS17)。
【0008】そして、圧力低下検出を停止し、図示しな
い遮断弁を遮断した旨を表示するとともに、待機状態と
なる。以上の説明のように従来のガス供給システム80
では、ガス漏れなどを未然に防止することができるよう
になっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガス供給システム80において、ユーザが毎日の業務終
了、あるいは、長期の旅行などの理由によりガス未使用
状態で容器バルブ82を閉じた場合を想定する。
【0010】この後に、ユーザが不注意により容器バル
ブ82を開放せずに燃焼器87を使用したとすると、圧
力調整器83及び配管84に残存しているガスが、ガス
メータ85の図示しない流量検出ユニットを流れること
となり、流量検出ユニットにより、ガスが流れたことが
検出される。
【0011】この結果、コントローラ86は、上記処理
ステップS11〜ステップS14の処理により圧力低下
を検出し、ガスが供給されないので、ガスが漏れている
と判断して処理ステップS17により図示しない遮断弁
を遮断することとなる。一方、ユーザは、燃焼器87が
着火しないため、容器バルブ82を開け忘れたことに気
づいて容器バルブ82を開状態にしたとしても、すでに
遮断弁は遮断状態に有るため、ガスは供給されず、燃焼
器87を使用することはできないこととなる。
【0012】このため、燃焼器を使用するためには、遮
断弁の復帰動作をユーザが行う必要があり、手続きが煩
雑となり、使い勝手が悪くなるという問題点があった。
そこで本発明の目的は、実際にはガスが供給されていな
いにも拘わらず、配管内の残存ガスに起因して不必要に
遮断弁が遮断されることを防止することが可能なガス遮
断制御装置及びガス遮断制御方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ガス供給ライン中に設けられ、ガスの供給を遮断する遮
断弁を所定の条件下で駆動させるガス遮断制御装置にお
いて、遮断制御信号に基づいて前記遮断弁を駆動する遮
断弁駆動手段と、前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下
に低下した場合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御
信号を出力する遮断弁制御手段と、ガスの供給開始から
前記ガスの流量が予め設定した所定の流量に達するまで
は、前記遮断弁駆動手段の動作を禁止する遮断禁止手段
と、を備えて構成する。
【0014】請求項1記載の発明によれば、遮断弁制御
手段は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場
合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を遮断弁駆動手段
に出力し、遮断弁駆動手段は遮断弁制御信号に基づいて
遮断弁を駆動する。これと並行して遮断禁止手段は、ガ
スの供給開始からガスの流量が予め設定した所定の流量
に達するまでは、遮断弁駆動手段の動作を禁止する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記遮断弁制御手段は、前記ガスの圧力を
検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、前記
圧力検出信号に基づいて前記ガスの圧力が所定の基準圧
力以下か否かを判別し前記遮断制御信号を出力する圧力
判別手段と、を備えて構成する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、遮断弁制御手段の圧力検出手
段は、ガスの圧力を検出して圧力検出信号を圧力判別手
段に出力する。圧力判別手段は、圧力検出信号に基づい
てガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別し遮断
弁制御信号を遮断弁駆動手段に出力する。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の発明において、前記遮断禁止手段は、前記
ガスの流量を検出する流量検出手段と、前記ガスの供給
開始からの前記ガスの流量が予め設定した所定の流量に
達したか否かを判別する流量判別手段と、を備えて構成
する。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載の発明の作用に加えて、遮断禁止手段
の流量検出手段は、ガスの流量を検出し、流量判別手段
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別する。
【0019】請求項4記載の発明は、ガス供給ライン中
に設けられ、ガスの供給を遮断する遮断弁を所定の条件
下で駆動させるガス遮断制御装置において、遮断制御信
号に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動手段と、
前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号を出力する遮
断弁制御手段と、ガスの供給開始から前記ガスの流量が
予め設定した所定の流量に達するまでは、前記遮断制御
信号の出力を禁止する出力禁止手段と、を備えて構成す
る。
【0020】請求項4記載の発明によれば、遮断弁制御
手段は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場
合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を遮断弁駆動手段
に出力し、遮断弁駆動手段は、遮断制御信号に基づいて
遮断弁を駆動する。これと並行して出力禁止手段は、ガ
スの供給開始からガスの流量が予め設定した所定の流量
に達するまでは、遮断弁制御手段による遮断制御信号の
出力を禁止する。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記遮断弁制御手段は、前記ガスの圧力を
検出して圧力検出信号を出力する圧力検出手段と、前記
圧力検出信号に基づいて前記ガスの圧力が所定の基準圧
力以下か否かを判別し前記遮断制御信号を出力する圧力
判別手段と、を備えて構成する。
【0022】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の作用に加えて、遮断弁制御手段の圧力検出手
段は、ガスの圧力を検出して圧力検出信号を圧力判別手
段に出力する。圧力判別手段は、圧力検出信号に基づい
てガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別し遮断
制御信号を遮断弁駆動手段に出力する。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5に記載の発明において、前記出力禁止手段は、前記
ガスの流量を検出する流量検出手段と、前記ガスの供給
開始からの前記ガスの流量が予め設定した所定の流量に
達したか否かを判別する流量判別手段と、を備えて構成
する。
【0024】請求項6記載の発明によれば、請求項4又
は請求項5に記載の発明の作用に加えて、出力禁止手段
の流量検出手段は、ガスの流量を検出し、流量判別手段
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別する。
【0025】請求項7記載の発明は、ガス供給ライン中
に設けられ、ガスの供給を遮断する遮断弁を所定の条件
下で駆動させるガス遮断制御方法において、遮断制御指
示に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動工程と、
前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御指示を行う遮断制
御工程と、ガスの供給開始から前記ガスの流量が予め設
定した所定の流量に達するまでは、前記遮断弁の駆動を
禁止する遮断禁止工程と、を備えて構成する。
【0026】請求項7記載の発明によれば、遮断制御工
程は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合
に遮断弁を遮断すべく遮断制御指示を行い、遮断弁駆動
工程は、遮断制御指示に基づいて遮断弁を駆動する これと並行して遮断禁止工程は、ガスの供給開始からガ
スの流量が予め設定した所定の流量に達するまでは、遮
断弁の駆動を禁止する。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記遮断弁制御工程は、前記ガスの圧力を
検出する圧力検出工程と、検出した前記ガスの圧力が所
定の基準圧力以下か否かを判別して前記遮断制御指示を
行う圧力判別工程と、を備えて構成する。
【0028】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の作用に加えて、遮断弁制御工程の圧力検出工
程は、ガスの圧力を検出し、圧力判別工程は、検出した
ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別して遮断
制御指示を行う。請求項9記載の発明は、請求項7又は
請求項8に記載の発明において、前記遮断禁止工程は、
前記ガスの流量を検出する流量検出工程と、前記ガスの
供給開始からの前記ガスの流量が予め設定した所定の流
量に達したか否かを判別する流量判別工程と、を備えて
構成する。
【0029】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は請求項8に記載の発明の作用に加えて、遮断禁止工程
の流量検出工程は、ガスの流量を検出し、流量判別工程
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別する。
【0030】請求項10記載の発明は、ガス供給ライン
中に設けられ、ガスの供給を遮断する遮断弁を所定の条
件下で駆動させるガス遮断制御方法において、遮断制御
指示に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動工程
と、前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場
合に前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御指示を出力す
る遮断弁制御工程と、ガスの供給開始から前記ガスの流
量が予め設定した所定の流量に達するまでは、前記遮断
制御指示の出力を禁止する出力禁止工程と、を備えて構
成する。
【0031】請求項10記載の発明によれば、遮断弁制
御工程は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した
場合に遮断弁を遮断すべく遮断制御指示を出力し、遮断
弁駆動工程は、遮断制御指示に基づいて遮断弁を駆動す
る。これと並行して出力禁止工程は、ガスの供給開始か
らガスの流量が予め設定した所定の流量に達するまで
は、遮断制御指示の出力を禁止する。
【0032】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、前記遮断弁制御工程は、前記ガスの圧
力を検出する圧力検出工程と、検出した前記ガスの圧力
が所定の基準圧力以下か否かを判別し前記遮断制御指示
を出力する圧力判別工程と、を備えて構成する。
【0033】請求項11記載の発明によれば、請求項1
0記載の発明の作用に加えて、遮断弁制御工程の圧力検
出工程は、ガスの圧力を検出し、圧力判別工程は、検出
したガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別し遮
断制御指示を出力する。請求項12記載の発明は、請求
項10又は請求項11に記載の発明において、前記出力
禁止工程は、前記ガスの流量を検出する流量検出工程
と、前記ガスの供給開始からの前記ガスの流量が予め設
定した所定の流量に達したか否かを判別する流量判別工
程と、を備えて構成する。
【0034】請求項12記載の発明によれば、請求項1
0又は請求項11に記載の発明の作用に加えて、出力禁
止工程の流量検出工程は、ガスの流量を検出し、流量判
別工程は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定
した所定の流量に達したか否かを判別する。
【0035】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1にガス供給システム
の概要構成ブロック図を示す。ガス供給システム10
は、大別すると、液化ガスが収納されたガス容器11
と、ガス容器11から供給されるガス流量を制御するた
めの容器バルブ12と、ガス容器11から流出するガス
の圧力を後述のガスメータ15の流出口側圧力が基準圧
力に相当するように調整(減圧)する圧力調整器13
と、所定の条件下でガスの供給を遮断する図示しない遮
断弁を有し圧力調整器にガス配管14を介して接続さ
れ、ガスの通過体積を積算するガスメータ15と、ガス
メータ15と協働して遮断弁の遮断制御を行うコントロ
ーラ16と、供給されたガスを燃焼させ熱エネルギーに
変換するための燃焼器17と、燃焼器17へのガスの供
給/遮断を行うためのガスコック18と、を備えて構成
されている。
【0036】ガスメータ15は、配管内を流れるガスの
流量を検出し流量パルス信号PFLを出力する流量検出ユ
ニット20と、検出制御信号SPCに基づいて配管内を流
れるガスの圧力を検出し圧力検出信号SPRを出力する圧
力検出ユニット21と、配管の途中に設けられ、遮断制
御信号SVCによりガスを遮断する遮断弁22と、を備え
て構成されている。
【0037】コントローラ16は、流量パルス信号PFL
に基づいて圧力検出ユニット21に圧力検出を行わせる
ための検出制御信号SPCを出力し、流量パルス信号PFL
及び圧力検出信号SPRに基づいて遮断判定信号SRVを出
力する遮断判定ユニット25と、遮断判定信号SRVに基
づいて遮断制御信号SVCを出力する遮断弁駆動ユニット
26と、を備えて構成されている。
【0038】次に概要動作を図2の処理フローチャート
を参照して説明する。ガスコック18をひねり、ガスコ
ック18を開状態とすると、ガス容器11内の液化ガス
は、容器バルブ12により流量調整が行われた後、圧力
調整器13により減圧され、ガス配管14を介してガス
メータ15に供給される。
【0039】ガスメータ15の流量検出ユニット20
は、ガスの通過体積を積算し、積算通過体積をその表示
部に表示するとともに、流量パルス信号PFLがコントロ
ーラ16の遮断判定ユニット25に入力される(ステッ
プS1)。流量パルス信号PFLが入力されたコントロー
ラ16の遮断判定ユニット25は、図示しないパルス数
カウンタのパルス数カウント値をカウントアップする
(ステップS2)。
【0040】次に遮断判定ユニット25は、パルス数カ
ウント値が所定カウント値(図2では、10カウント)
を越えたか否かを判別する(ステップS3)。これは、
実際にガス容器11からガスが供給されることによりガ
スが流れているのか、配管内の残存ガスにより一時的に
ガスが流れているのかを判別するためである。
【0041】換言すれば、実際に得られたパルス数カウ
ント値が実際にガス容器11からガスが供給されること
によるものか、配管内の残存ガスにより一時的にガスが
流れることによるものかを判別するためである。従っ
て、上述の所定カウント値は、配管内の残存ガスに起因
して得られるパルス数カウント値よりも大きく設定して
おく必要がある。この所定カウント値の設定方法につい
ては、後に詳述する。
【0042】次にコントローラ16は、図示しないタイ
マのカウントをスタートし(ステップS4)、ガスメー
タ15の圧力検出ユニット21に検出制御信号SPCを出
力し、圧力検出ユニット21に配管内を流れるガスの圧
力を検出させ圧力検出信号SPRを出力させて、この圧力
検出信号を監視して、ガス漏れなどに起因するガスの圧
力低下の有無の検出を開始する(ステップS5)。
【0043】そしてコントローラ16の遮断判定ユニッ
ト25は、所定の基準圧力より圧力検出信号SPRに対応
する圧力が低下したか否か、すなわち、圧力低下判定条
件が成立しているか否かを判別する(ステップS6) ステップS6の判別において、圧力低下判定条件が未成
立の場合には、コントローラ16の遮断弁判定ユニット
25は、図示しないタイマのカウント時間が所定時間
(図2では、2分)を超過したか否かを判別する(ステ
ップS7)。
【0044】ステップS7の判別において、図示しない
タイマのカウント時間が所定時間を経過していない場合
には、動作を開始してからいまだガス未使用状態である
ことが確定しておらず、まだ圧力低下検出を行う必要が
あるので、処理をステップS6に移行して同様の処理を
繰り返す。
【0045】ステップS7の判別において、図示しない
タイマのカウント時間が所定時間を経過した場合には、
すでにガス未使用状態であることが確定しているので、
検出制御信号SPCを出力し、圧力検出ユニット21によ
る圧力低下検出を停止させ(ステップS8)、図示しな
いパルス数カウンタのパルス数カウント値をゼロクリア
(リセット)して(ステップS8)、通常動作に移行す
ることとなる。
【0046】ステップS6の判別において、圧力低下判
定条件が成立している場合には(ステップS6;Ye
s)、コントローラ16の遮断判定ユニット25は、遮
断弁を遮断させることに相当する遮断判定信号SRVを遮
断弁駆動ユニット26に出力する。
【0047】この結果、遮断弁駆動ユニット26は、遮
断判定信号SRVに対応する遮断制御信号SVCを遮断弁2
2に出力し、遮断弁22を遮断する(ステップS9)。
そして、圧力検出ユニット21に検出制御信号SPCを出
力することにより圧力低下検出を停止し、遮断弁22を
遮断した旨を表示するとともに、待機状態となる。
【0048】以上の説明のように本実施形態によれば、
ユーザが毎日の業務終了、あるいは、長期の旅行などの
理由によりガス未使用状態で容器バルブ12を閉じた場
合を想定し、この後に、ユーザが不注意により容器バル
ブ12を開放せずに燃焼器17を使用したととしても、
圧力調整器13及び配管14に残存しているガスがガス
メータ15の流量検出ユニット20を流れることにより
発生する流量パルス信号PFLのカウント数は所定カウン
ト数以下となり、遮断弁22が遮断されることはない。
【0049】これに対し、実際にガス漏れが生じている
場合には、ガス容器11からはガスが供給され続けるの
で、ガスメータ15の流量検出ユニット20をガスが流
れることにより発生する流量パルス信号PFLのカウント
数は所定カウント数以上となり、圧力検出ユニット21
により検出された圧力低下は、ガス漏れなどに起因する
ものであることが明確であるので、遮断弁22が遮断さ
れることとなる。
【0050】従って、ガスの使用開始直後のユーザの操
作ミスなどの不注意に起因する遮断弁の遮断は発生しな
いので、遮断弁本来の目的である安全性の確保を妨げる
ことなく、ユーザの使い勝手を向上することとが可能と
なる。次に、遮断判定ユニット25における所定カウン
ト値の設定方法について説明する。
【0051】以下の説明においては、ガス供給システム
10を、高圧部(容器バルブ12〜圧力調整器13入
口)、中圧部(圧力調整器13入口〜圧力調整器13出
口)及び低圧部(圧力調整器13出口〜)の三つの部分
に分けて考察する。高圧部におけるガス圧力を15.6
[kg/cm2 ]とし、大気圧を1.0332[kg/cm
2 ]とし、中圧部との接続に標準的に必要な配管をφ
6.3[mm]×600[mm]×2[本]とし、実際
に必要な配管の余裕をみた安全係数K=1.5とした場
合の高圧部に存在するガスの大気圧におけるガス体積を
V1 とすると、次式が成り立つ。
【0052】(15.6+1.0332)×(6.3/
2)2 ×π×600×2×K=1.0332×V1 すなわち、 V1 =(16.6332×56.1)/1.0332 =903.1[CC] となる。
【0053】同様に中圧部におけるガス圧力を1[kg
/cm2 ]とし、大気圧を1.0332[kg/cm2 ]と
し、調整器13の体積を50[CC]とした場合の中圧部
に存在するガスの大気圧におけるガス体積をV2 とする
と、次式が成り立つ。 (1+1.0332)×50=1.0332×V2 すなわち、 V2 =2.0332×50/1.0332 =98.4[CC] となる。
【0054】同様に低圧部におけるガス圧力を350
[mmHg]とし、大気圧を10332[mmHg]と
し、必要な配管をφ21.4[mm]×2[m]とした
場合の低圧部に存在するガスの大気圧におけるガス体積
をV3 とすると、次式が成り立つ。
【0055】(10332+350)×(21.4/
2)2 ×π×2000=10332×V3 すなわち、 V3 =10682×672.3/10332 =695.1[CC] となる。
【0056】従って、高圧部、中圧部及び低圧部に存在
するガスの大気圧における体積Vは 、 V=V1 +V2 +V3 =903.1+98.4+695.1 =1696.6[CC] ≒1.7[litter] これを流量検出ユニットの1パルス当たり0.35[li
tter]で換算すると、 1.7/0.35=4.86[パルス] となる。
【0057】さらに、安定動作を行わせるための安全係
数を2として、約10[パルス]の流量パルス信号PFL
を無視するように構成すれば、残存ガスに起因する圧力
低下を検出することがなくなる。以上の説明のように高
圧部、中圧部及び低圧部の体積並びに流量検出ユニット
の1パルス当たりの流量及び安全係数に基づいて遮断弁
の遮断を抑制するために無視するパルス数を求めること
ができ、遮断弁の本来の目的である安全を確保しつつ、
不必要な遮断を防止してユーザの使い勝手を向上するこ
とができる。
【0058】以上の説明においては、ガスの供給を開始
してから所定流量が流れるまでは圧力低下検出を行わな
いように構成していたが、圧力検出は常時行い、ガスの
供給を開始してから所定流量のガスが流れるまでは、遮
断弁駆動ユニット26が遮断制御信号SVCを遮断弁22
に出力するのを禁止したり、コントローラ16の遮断判
定ユニット25に遮断弁を遮断させることに相当する遮
断判定信号SRVを遮断弁駆動ユニット26に出力するの
を禁止することによっても同様の効果を得ることができ
る。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遮断弁制
御手段は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した
場合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を遮断弁駆動手
段に出力し、遮断弁駆動手段は遮断弁制御信号に基づい
て遮断弁を駆動し、遮断禁止手段は、ガスの供給開始か
らガスの流量が予め設定した所定の流量に達するまで
は、遮断弁駆動手段の動作を禁止するので、ガスの供給
開始からガスの流量が予め設定した所定の流量に達する
までは遮断弁が遮断されることは無い。
【0060】従って、ガス容器のバルブ(元栓)を開け
忘れて、燃焼器を点火しようとした場合などのように配
管内の残存ガスが流出してガスの圧力低下が発生した場
合でも、ガス漏れと判断して遮断弁を遮断してしまうこ
とはなくなり、遮断弁による遮断が不必要であるにもか
かわらず遮断してしまうこと、並びに、それに伴う遮断
弁復帰動作を行う必要が無くなり、ユーザの使い勝手が
向上することとなる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、遮断弁制御手段の圧力検出手
段は、ガスの圧力を検出して圧力検出信号を圧力判別手
段に出力し、圧力判別手段は、圧力検出信号に基づいて
ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別し遮断弁
制御信号を遮断弁駆動手段に出力するので、ガスの供給
開始からガスの流量が予め設定した所定の流量を超えた
後には、発生した圧力低下をガス漏れによるものである
と判別して、遮断弁を確実に遮断することが可能とな
る。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は請求項2に記載の発明の効果に加えて、遮断禁止手段
の流量検出手段は、ガスの流量を検出し、流量判別手段
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別するので、所定の流量を
ガスの配管内における残存ガスの流量以上に設定してお
くことにより配管内の残存ガスが流出しても、ガス漏れ
であると誤判別を行うことが無くなる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、遮断弁制御
手段は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場
合に遮断弁を遮断すべく遮断制御信号を遮断弁駆動手段
に出力し、遮断弁駆動手段は、遮断制御信号に基づいて
遮断弁を駆動し、出力禁止手段は、ガスの供給開始から
ガスの流量が予め設定した所定の流量に達するまでは、
遮断弁制御手段による遮断制御信号の出力を禁止するの
で、ガスの供給開始からガスの流量が予め設定した所定
の流量に達するまでは遮断弁が遮断されることは無い。
【0064】従って、ガス容器のバルブ(元栓)を開け
忘れて、燃焼器を点火しようとした場合などのように配
管内の残存ガスが流出してガスの圧力低下が発生した場
合でも、ガス漏れと判断して遮断弁を遮断してしまうこ
とはなくなる。この結果、不必要な遮断及びそれに伴う
遮断弁復帰動作を行う必要が無くなり、ユーザの使い勝
手が向上することとなる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、遮断弁制御手段の圧力検出手
段は、ガスの圧力を検出して圧力検出信号を圧力判別手
段に出力し、圧力判別手段は、圧力検出信号に基づいて
ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別し遮断制
御信号を遮断弁駆動手段に出力するので、ガスの供給開
始からガスの流量が予め設定した所定の流量を超えた後
には、発生した圧力低下をガス漏れによるものであると
判別して、遮断弁を確実に遮断することが可能となる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、請求項4又
は請求項5に記載の発明の効果に加えて、出力禁止手段
の流量検出手段は、ガスの流量を検出し、流量判別手段
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別するので、所定の流量を
ガスの配管内における残存ガスの流量以上に設定してお
くことにより配管内の残存ガスが流出しても、ガス漏れ
であると誤判別を行うことが無くなる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、遮断制御工
程は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合
に遮断弁を遮断すべく遮断制御指示を行い、遮断弁駆動
工程は、遮断制御指示に基づいて遮断弁を駆動し、遮断
禁止工程は、ガスの供給開始からガスの流量が予め設定
した所定の流量に達するまでは、遮断弁の駆動を禁止す
るので、ガスの供給開始からガスの流量が予め設定した
所定の流量に達するまでは遮断弁が遮断されることは無
い。
【0068】従って、ガス容器のバルブ(元栓)を開け
忘れて、燃焼器を点火しようとした場合などのように配
管内の残存ガスが流出してガスの圧力低下が発生した場
合でも、ガス漏れと判断して遮断弁を遮断してしまうこ
とはなくなる。この結果、遮断弁による遮断が不必要で
あるにもかかわらず、遮断してしまうこと、並びに、そ
れに伴う遮断弁復帰動作を行う必要が無くなり、ユーザ
の使い勝手が向上することとなる。
【0069】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の効果に加えて、遮断弁制御工程の圧力検出工
程は、ガスの圧力を検出し、圧力判別工程は、検出した
ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを判別して遮断
制御指示を行うので、ガスの供給開始からガスの流量が
予め設定した所定の流量を超えた後には、発生した圧力
低下をガス漏れによるものであると判別して、遮断弁を
確実に遮断することができる。
【0070】請求項9記載の発明によれば、請求項7又
は請求項8に記載の発明の効果に加えて、遮断禁止工程
の流量検出工程は、ガスの流量を検出し、流量判別工程
は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定した所
定の流量に達したか否かを判別するので、所定の流量を
ガスの配管内における残存ガスの流量以上に設定してお
くことにより配管内の残存ガスが流出しても、ガス漏れ
であると誤判別を行うことが無くなる。
【0071】請求項10記載の発明によれば、遮断弁制
御工程は、ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した
場合に遮断弁を遮断すべく遮断制御指示を出力し、遮断
弁駆動工程は、遮断制御指示に基づいて遮断弁を駆動
し、出力禁止工程は、ガスの供給開始からガスの流量が
予め設定した所定の流量に達するまでは、遮断制御指示
の出力を禁止するので、ガスの供給開始からガスの流量
が予め設定した所定の流量に達するまでは遮断弁が遮断
されることは無い。
【0072】従って、所定の流量をガス配管内の残存ガ
スの流量に相当するように設定しておけば、ガス容器の
バルブ(元栓)を開け忘れて、燃焼器を点火しようとし
た場合などのように配管内の残存ガスが流出してガスの
圧力低下が発生した場合でも、ガス漏れと判断して遮断
弁を遮断してしまうことはなくなる。
【0073】この結果、遮断弁による遮断が不必要であ
るにもかかわらず、遮断してしまうとともに、それに伴
う遮断弁復帰動作を行う必要が無くなり、ユーザの使い
勝手が向上することとなる。請求項11記載の発明によ
れば、請求項10記載の発明の効果に加えて、遮断弁制
御工程の圧力検出工程は、ガスの圧力を検出し、圧力判
別工程は、検出したガスの圧力が所定の基準圧力以下か
否かを判別し遮断制御指示を出力するので、ガスの供給
開始からガスの流量が予め設定した所定の流量を超えた
後には、発生した圧力低下をガス漏れによるものである
と判別して、遮断弁を確実に遮断することができる。
【0074】請求項12記載の発明によれば、請求項1
0又は請求項11に記載の発明の効果に加えて、出力禁
止工程の流量検出工程は、ガスの流量を検出し、流量判
別工程は、ガスの供給開始からのガスの流量が予め設定
した所定の流量に達したか否かを判別するので、所定の
流量をガスの配管内における残存ガスの流量以上に設定
しておくことにより配管内の残存ガスが流出しても、ガ
ス漏れであると誤判別を行うことが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のガス供給システムの概要構成ブロッ
ク図である。
【図2】実施形態の動作処理フローチャートである。
【図3】従来のガス供給システムの概要構成ブロック図
である。
【図4】従来の動作処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 ガス供給システム 11 ガス容器 12 容器バルブ 13 圧力調整器 14 ガス配管 15 ガスメータ 16 コントローラ 17 燃焼器 18 ガスコック 20 流量検出ユニット 21 圧力検出ユニット 22 遮断弁 25 遮断判定ユニット 26 遮断弁駆動ユニット PFL 流量パルス信号 SPC 検出制御信号 SRV 遮断判定信号 SVC 遮断制御信号

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給ライン中に設けられ、ガスの供
    給を遮断する遮断弁を所定の条件下で駆動させるガス遮
    断制御装置において、 遮断制御信号に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆
    動手段と、 前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
    前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号を出力する遮
    断弁制御手段と、 ガスの供給開始から前記ガスの流量が予め設定した所定
    の流量に達するまでは、前記遮断弁駆動手段の動作を禁
    止する遮断禁止手段と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス遮断制御装置におい
    て、 前記遮断弁制御手段は、前記ガスの圧力を検出して圧力
    検出信号を出力する圧力検出手段と、 前記圧力検出信号に基づいて前記ガスの圧力が所定の基
    準圧力以下か否かを判別し前記遮断制御信号を出力する
    圧力判別手段と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のガス遮断
    制御装置において、 前記遮断禁止手段は、前記ガスの流量を検出する流量検
    出手段と、 前記ガスの供給開始からの前記ガスの流量が予め設定し
    た所定の流量に達したか否かを判別する流量判別手段
    と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  4. 【請求項4】 ガス供給ライン中に設けられ、ガスの供
    給を遮断する遮断弁を所定の条件下で駆動させるガス遮
    断制御装置において、 遮断制御信号に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆
    動手段と、 前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
    前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御信号を出力する遮
    断弁制御手段と、 ガスの供給開始から前記ガスの流量が予め設定した所定
    の流量に達するまでは、前記遮断制御信号の出力を禁止
    する出力禁止手段と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のガス遮断制御装置におい
    て、 前記遮断弁制御手段は、前記ガスの圧力を検出して圧力
    検出信号を出力する圧力検出手段と、 前記圧力検出信号に基づいて前記ガスの圧力が所定の基
    準圧力以下か否かを判別し前記遮断制御信号を出力する
    圧力判別手段と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載のガス遮断
    制御装置において、 前記出力禁止手段は、前記ガスの流量を検出する流量検
    出手段と、 前記ガスの供給開始からの前記ガスの流量が予め設定し
    た所定の流量に達したか否かを判別する流量判別手段
    と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御装置。
  7. 【請求項7】 ガス供給ライン中に設けられ、ガスの供
    給を遮断する遮断弁を所定の条件下で駆動させるガス遮
    断制御方法において、 遮断制御指示に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆
    動工程と、 前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
    前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御指示を行う遮断制
    御工程と、 ガスの供給開始から前記ガスの流量が予め設定した所定
    の流量に達するまでは、前記遮断弁の駆動を禁止する遮
    断禁止工程と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のガス遮断制御方法におい
    て、 前記遮断弁制御工程は、前記ガスの圧力を検出する圧力
    検出工程と、 検出した前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを
    判別して前記遮断制御指示を行う圧力判別工程と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載のガス遮断
    制御方法において、 前記遮断禁止工程は、前記ガスの流量を検出する流量検
    出工程と、 前記ガスの供給開始からの前記ガスの流量が予め設定し
    た所定の流量に達したか否かを判別する流量判別工程
    と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
  10. 【請求項10】 ガス供給ライン中に設けられ、ガスの
    供給を遮断する遮断弁を所定の条件下で駆動させるガス
    遮断制御方法において、 遮断制御指示に基づいて前記遮断弁を駆動する遮断弁駆
    動工程と、 前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下に低下した場合に
    前記遮断弁を遮断すべく前記遮断制御指示を出力する遮
    断弁制御工程と、 ガスの供給開始から前記ガスの流量が予め設定した所定
    の流量に達するまでは、前記遮断制御指示の出力を禁止
    する出力禁止工程と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のガス遮断制御方法に
    おいて、 前記遮断弁制御工程は、前記ガスの圧力を検出する圧力
    検出工程と、 検出した前記ガスの圧力が所定の基準圧力以下か否かを
    判別し前記遮断制御指示を出力する圧力判別工程と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11に記載のガ
    ス遮断方法において、 前記出力禁止工程は、前記ガスの流量を検出する流量検
    出工程と、 前記ガスの供給開始からの前記ガスの流量が予め設定し
    た所定の流量に達したか否かを判別する流量判別工程
    と、 を備えたことを特徴とするガス遮断制御方法。
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