JP3221496U - スカーフ - Google Patents
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Abstract
【課題】柔らかいスカーフに適した柔らかい留め具を使用し、見栄えが良く仕上がり、しかも容易に着脱することのできるスカーフを提供する。【解決手段】長方形のスカーフ本体2と、スカーフ本体2の長手方向両端部を絞るようスカーフ本体2に巻き付けられる一対の巻き付け部材3と、平坦に形成された巻き付け部材3の一方の面に取り付けられる円形の面ファスナー4と、を備え、スカーフ本体2を首に巻き付けたのち、一対の巻き付け部材3同士を面ファスナー4により連結し着用する。【選択図】図2
Description
本考案は、慣れない人あるいは高齢者であっても、簡単かつ素早く着脱できるスカーフの技術に関する。
従来から、装飾を目的として、あるいは防寒を目的として、首に巻いて着用するスカーフが知られている。スカーフを首に巻いておくだけでは、歩行中や姿勢を変えたりしたときにスカーフが首からずり落ちてしまうので、着用した際にスカーフの左右両端を結ぶことが多い。また、着用後スカーフの両端を留めリング、クリップあるいはピンを用いてスカーフの両端を留めることも行われている。
ところが、スカーフの左右両端を結んで美しい結び目を作るには熟練を要する。また、スカーフの端を留めリングに通すのも容易ではない。そのため、結ぶのと留めリングは、スカーフの着用に慣れない人や、高齢者には面倒で手間がかかるものであった。一方、クリップあるいはピンを用いてスカーフの両端を留める方法は、薄い生地では穴が開いたり、糸つりを起こしたりして生地を損傷する恐れがあった。
そこで、首に巻いたとき左右両端部が交差する部分に絞り部を設け、当該絞り部に面ファスナーを取り付け、着脱の際にワンタッチで面ファスナーを開閉するストールが提案されている(特許文献1)。
また、長手方向両端部近くの部分を絞ったうえでマグネット留め具のついた部材を固定し、着脱の際にワンタッチでマグネット留め具を係脱するスカーフが提案されている(特許文献2)。
しかし、特許文献1に記載のストールは、幅方向に縮むギャザー(縮めたひだ)となった絞り部に直接に面ファスナーを取り付けるものであるため、うまくストールの布地に面ファスナーを取り付けることができない。糸を用いて無理やり縫い付けることも可能であるが、見栄えが悪くなってしまう。
一方、特許文献2に記載のスカーフは、スカーフの絞った部分にマグネット留め具のついた部材を取り付けるので、特許文献1のものに比べると絞り部にマグネットが小ぎれいに取り付けられるものの、柔らかいスカーフに硬いマグネット留め具の使用はファッション性の高いスカーフには違和感が残るものであった。
そこで、本考案は、柔らかいスカーフに適した柔らかい留め具を使用し、見栄えが良く仕上がり、しかも容易に着脱することのできるスカーフを提案する。
第1の考案に係るスカーフは、長方形のスカーフ本体と、前記スカーフ本体の長手方向両端部を絞るよう前記スカーフ本体に巻き付けられる一対の巻き付け部材と、平坦に形成された前記巻き付け部材の一方の面に取り付けられる円形の面ファスナーと、を備え、前記スカーフ本体を首に巻き付けたのち、前記一対の巻き付け部材同志を前記面ファスナーにより連結することで着用することを特徴とする。
第1の考案に係るスカーフは、面ファスナーが取り付けられた巻き付け部材でスカーフ本体の長手方向両端部を絞るよう巻き付けるようにしたので、柔らかいスカーフに適した柔らかい留め具となり、見栄えが良く仕上げることができる。また、一対の巻き付け部同士を面ファスナーにより連結するので、容易に着脱できる。さらに、円形の面ファスナーであるので、巻き付け部同士の角度に関係なく一定の接着力を得られる。
第2の考案に係るスカーフは、請求項1に記載された構成に加えて、前記巻き付け部材は、前記面ファスナーが取付けられる面の裏側の面に飾り物が取付けられることを特徴とする。
第2の考案に係るスカーフは、巻き付け部材の面ファスナーが取付けられる面の裏側の面に飾り物が取付けられることで、着用時のファッション性が向上する。
本考案のスカーフによれば、柔らかいスカーフに適した柔らかい留め具が使用され、見栄え良く仕上がり、容易に着脱することができる。
図1は、本考案の実施の形態に係るスカーフ1の全体図である。スカーフ1は長方形の生地から構成されるスカーフ本体2と、スカーフ本体2の長手方向両端部の絞り部8を絞るようスカーフ本体2に取り付けられる一対の巻き付け部材3を備えている。
スカーフ本体2は、綿、麻、絹、ポリエステル、ウール等の素材からなる薄手の布により構成される。これらの素材に対しては、UV加工(紫外線遮蔽加工)が施されてもよい。また、適宜スカーフ本体2には機織りによる模様、あるいは染色による模様が施される。さらに、スカーフ本体2には伸縮性を持つ布が使用される場合もある。
図2は、本考案の実施の形態に係るスカーフ1の端部詳細図である。図2(a)に示されるように、平坦に形成された巻き付け部材3の一方の面5には円形の面ファスナー4が取付けられている。
図2(b)は、図2(a)に示したスカーフ1の端部の裏側の詳細図である。巻き付け部材3の裏側の面6には飾り物7が取付けられている。飾り物7としては、刺繍によるもの、布を花などの形に形成したもの、ビーズ玉等が使用される。
図3は、図2(a)のA−A断面詳細図であって、スカーフ本体2の絞り部8の断面詳細図である。巻き付け部材3は、絞られたスカーフ本体2の周囲を取り囲んでいる。また、巻き付け部材3は、全体としてほぼ平坦となるよう形成されている。巻き付け部材3の素材は、スカーフ本体2と同じ素材の布を使用しても良いし、別の素材の布を使用しても良い。また、布以外の樹脂等の軟らかい素材であっても良い。
図3に示されるように、巻き付け部材3の一方の面5には面ファスナー4が取付けられている。また、巻き付け部材3の裏側の面6には飾り物7が取付けられている。
本考案のスカーフ1は、面ファスナー4が取り付けられた巻き付け部材3でスカーフ本体2の長手方向両端部を絞るよう巻き付けるようにしたので、柔らかいスカーフ1の素材に適した柔らかい構造となっている。そのため、スカーフ1の使用時に違和感が生じない。また、スカーフ1全体の見栄えが良くなるよう仕上げることができる。さらに、巻き付け部材3の面ファスナー4が取付けられる一方の面5の裏側の面6に飾り物7が取付けられることで着用時のファッション性が高まる。
図4は、本考案に係るスカーフ1着用時の説明図である。図4(a)は、スカーフ1を首10に巻いて着用した人物10を正面から見た図である。また、図4(b)は、その時の人物10を背後から見た図である。図4に示したスカーフ1の着用例では、スカーフ本体2を首10に2回巻き付けている。なお、図1に示したスカーフ本体1の長手方向の長さは自由に設定可能である。さらに、スカーフ1の着用の仕方もその時の衣服とのコーディネート、着用する人物10の好みにより、種々の着用方法が可能である。
図4(b)に示されるように、巻き付け部材3を重ね合わせ軽く押さえるだけで、面ファスナー4によりスカーフ本体2の両端同志を連結することができる。したがって、スカーフ1の着用に慣れない人、あるいは高齢者であっても、容易にかつ素早くスカーフ1を着用することができる。また、この時、人物10の背後に飾り物7が位置するので、人物10並びにマフラー1を見る周囲の人に品よく映るようになる。
以上、説明したように、本発明のスカーフ1は、一対の巻き付け部材3同士を面ファスナー4により連結するので、容易に着脱することができる。さらに、円形の面ファスナー4であるので、一対の巻き付け部材3同士を面ファスナー4により連結する際にお互いの角度を気にすることなく着用できる。そして、巻き付け部材3同士の角度に関係なく一定の接合力が得られる。
1:スカーフ
2:スカーフ本体
3:巻き付け部材
4:面ファスナー
7:飾り物
2:スカーフ本体
3:巻き付け部材
4:面ファスナー
7:飾り物
Claims (2)
- 長方形のスカーフ本体と、
前記スカーフ本体の長手方向両端部を絞るよう前記スカーフ本体に巻き付けられる一対の巻き付け部材と、
平坦に形成された前記巻き付け部材の一方の面に取り付けられる円形の面ファスナーと、
を備え、
前記スカーフ本体を首に巻き付けたのち、前記一対の巻き付け部材同志を前記面ファスナーにより連結することで着用することを特徴とするスカーフ。 - 前記巻き付け部材は、前記面ファスナーが取付けられる面の裏側の面に飾り物が取付けられることを特徴とする、
請求項1に記載されたスカーフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000932U JP3221496U (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | スカーフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000932U JP3221496U (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | スカーフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3221496U true JP3221496U (ja) | 2019-05-30 |
Family
ID=66655580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019000932U Active JP3221496U (ja) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | スカーフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221496U (ja) |
-
2019
- 2019-03-15 JP JP2019000932U patent/JP3221496U/ja active Active
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Legal Events
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