JP3221212U - 感知回路、感知回路の加工方法及び曲面輪郭測定方法 - Google Patents

感知回路、感知回路の加工方法及び曲面輪郭測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】感知回路を提供する。【解決手段】感知回路の導電1、2が導体が編んだ形態で均一に柔性保護体3内に配置され、導電及び柔性保護体が圧縮状とする。本考案の感知回路は、柔性及び抗張性能が良く、機器の表面に貼付でき、機器への微小触れ、大きい変位の衝突等の多種状況に対して感応し、曲面輪郭サイズの精確な測定に応用できる。【選択図】図2

Description

本考案は感知回路分野に関し、特には感知回路、感知回路の加工方法及び曲面輪郭測定方法に関する。
従来の静電容量クリーンが材料により制限され、例えばインテリジェント腕時計等のある特殊な場合への応用には感応できなく、腕時計が湾曲からストレート形態になる過程で、その導電材料の曲げ強度が有限で、耐用できない。従来の電気抵抗クリーンは本身で変形可能な基材により構成されるが、変形の力度、変形による変位を検出できなく、且つ基材が変形過度により損壊されやすく、寿命が短くなる。
なお、従来の感知回路の加工プロセスがスパッタリング或は塗布等の方式を採用し、工事が煩瑣で、加工に要求が高く、且つ加工コストが高く、且つ加工で形成された感知回路が一般的に、柔性でなく引き伸ばしなく、その抗張性能が差いため、一定の程度でその応用範囲が制限される。
また、従来より曲面サイズ、形状等の測定が主に三座標測定機により完成され、従来の三座標測定機の構造が複雑で、生産コストが高く、且つその計算過程で主に依頼于ソフトウェアツールにより実現されるため、測定速度及び効率が更に大変大きい上昇空間があることが周知される。このため、従来の技術にある構造複雑、高コスト、低測定速度等の問題を改進するために、新型の曲面輪郭サイズ測定方式を開発する必要がある。
本考案の目的は、従来の技術の欠陥を克服するために、感知回路、感知回路の加工方法及び曲面輪郭測定方法を提供することにある。
本考案は、前記目的を実現するために、下記のように技術方案を開発する。
感知回路は、マトリックス回路及び回路基材を含み、前記マトリックス回路が複数の交叉に分布するX電極とY電極を含み、前記X電極及びY電極が複数の柔性保護体及び少なくとも一つの導体により構成され、前記導が編んだ形態で均一に柔性保護体内に配置され、且つ前記各X電極及び各Y電極が圧縮状とし、前記回路基材によりマトリックス回路を関連機器表面に貼付させる。
本考案は更に、導体と回路基材とが一定の比例で均一に間隔に分布させ、且つ電界回路の配置により編まれることで、感知回路を形成し、或は導体が基材を貫通させ、前記基材の両面に貫通に配置されることで、基材の両面に感知回路を形成する手順と、
前記感知回路を絶縁処理する手順と、
前記回路基材辺縁から電界回路をリードで接続して行く手順とを、含む感知回路の加工方法を提供する。
本考案は更に、
感知回路を被測定曲面に貼付し、感知回路に相互に隣接される電界チャンネル同士間の距離値を測定することで、各電界チャンネルの位置データを還元する手順と、
前記被測定曲面に垂直する表面方向に沿って前記感知回路の駆動位置を少なくとも一回変更し、複数の電界チャンネルの位置データを採集する手順と、
前記複数の電界チャンネルの位置データにより、各電界チャンネルの位置状態を判断し、且つ被測定曲面の形状を還元する手順とを、含む曲面輪郭測定方法を提供する。
1、本考案は、柔性の編み物を基材とし、混紡形式を採用して、導電材料及び基材を混合に編み、形成されたマトリックス回路が任意角度で湾曲でき、抗張力及び抗折力性能が強く、規則及び不規則の機器表面に貼付でき、機器への微小触れ、大きい変位の衝突或はマトリックス回路被破壊等の多種状況に対して感応できるため、応用範囲が幅広く、例えばロボット、自動車、飛行機等の各分野に応用でき、且つ加工工程が簡便で煩瑣でない。
2、本考案は、感知回路に基づき、車両の使用状況への即時監視を実現でき、衝突が発生する場合には、適時に車所有者に関連情報を告知すると共に、相応の措置を実行して予防し、車両の使用安全性を向上させる。
3、本考案は更に、鍵の信号等の特殊コード信号を直接的に接触で車両に伝送し、それを読取して妨害されることが困難であり、その伝送安全性を向上させる。
4、本考案は。基材辺縁のリードが導電ファスナーを電界感知回路の進出方式として採用し、便利で快速する。
5、本考案は、感知回路に基づき、電界感応の方式で回路上電界チャンネルの位置データを採集し、且つ曲面上の感知回路の駆動位置を変更することで、充分に多いデータを採集するため、曲面の真実な輪郭外形をより精確に取得できる。
6、本考案は、伝統の曲面測定方式と比べて、測定速度が快く、測定精度が高く、生産コストが低い等の長所を備える。
図1は従来のタッチスクリーンの構造見取図である。 図2は本考案によるマトリックス回路の構造見取図である。 図3は本考案によるマトリックス回路の立体構造見取図である。 図4aは本考案によるX軸方導体の構造見取図である。 図4bは本考案によるX電極の構造見取図である。 図5aは本考案によるY軸方導体の構造見取図である。 図5bは本考案によるY電極の構造見取図である。 図6aは本考案によるマトリックス回路異なる角度の断面見取図である。 図6bは本考案によるマトリックス回路異なる角度の断面見取図である。 図7は本考案による感知システムの構造見取図である。 図8は本考案による駆動感応制御ユニットの構造見取図である。 図9は本考案によるマトリックス回路表面に物体が接触されて変形を発生しない構造見取図である。 図10は本考案によるマトリックス回路表面物体が接触されて変形を発生する構造見取図である。 図11は本考案による車体感知システムの構造見取図である。 図12は本考案による車体感知システムの他の実施例の構造見取図である。 図13は本考案による車体感知システムによる鍵信号の処理原理ボックス図である。 図14は本考案の実施例1による感知回路の加工方法のフロー見取図である。 図14aは本考案の実施例1による感知回路の構造見取図である。 図14bは本考案の実施例1による感知回路の他の構造見取図である。 図15は本考案の実施例2の感知回路の加工方法のフロー見取図である。 図16は本考案の実施例3による感知回路の加工方法のフロー見取図である。 図17は本考案による曲面輪郭測定方法のフロー見取図である。 図18は本考案の実施例によるアーチ形体の構造見取図である。 図19は本考案の実施例によるアーチ形体における電界回路の原理見取図である。 図20は本考案による各電界チャンネル同士が面一にあるかを判断する原理見取図である。 図21は本考案による電界チャンネルの配列趨勢方向を判断する原理見取図。
以下、本考案の付図を結合して、本考案の実施例の技術方案について明瞭的に完備に説明する。
図1、図2及び図3の示すように、本考案が感知回路を提供し、従来の感知回路の構造と比べて、主要な改進点が以下の点にある。
1、図1を参照して、従来の感知回路の導電材料は、一般的に回路基材上に塗布或はスパッタリングするが、本考案は導体を編んだ形態で回路基材に混入する。
2、従来の感知回路の導電電極が直線状とするため、その抗張性能が良くないで、断裂或は損傷しやすく、寿命が短いが、本考案の電極が湾曲し、圧縮状とするため、その柔性及び抗張性能が従来の技術よりも強い。
具体的に、図2及び図3の示すように、本考案の実施例の開示する感知回路は、横向及び縦向に交叉に分布する複数のX電極と複数のY電極とを含み、即ち、X電極及びY電極が感知式分布を形成し、複数のメッシュを形成する。X電極及びY電極がそれぞれ複数の柔性保護体及び少なくとも一つの導体により構成され、例えば三つの柔性保護体及び一つの導体により構成され、導体が編んだ形態で均一に柔性保護体内に配置され、編み加工の方式を採用して、導体と柔性保護体とが均一に混合でき、例えば、図4aは複数のX軸方向の導体1を示し、図4bは複数のX電極を示し、その図面からX電極が複数の柔性保護体3及び一つの導体1により構成され、且つ導体1が編んだ形態で柔性保護体3内に均一に配置されると知っている。これに対して、図5aは複数のY軸方向の導体2を示し、図5bは複数のY電極を示し、その図面からわかるように、Y電極はまた複数の柔性保護体3及び一つの導体2より構成され、且つ導体2が編んだ形態で柔性保護体3内に均一に配置される。具体的に実施される場合には、導体の材料が柔性の引き伸ばし金属材質とし、任意角度で湾曲し、銅線を使用することが好ましく、柔性保護体の材料が不導電の繊維材料或は重合体材料とする。
また、X電極及びY電極が圧縮状とし、図2、図4b及び図5bの示すように、電極が複数の歯状に圧縮されるが、従来の感知の電極が直線状とし、そのため、本考案による電極の弾性及び抗張性が増強させ、例えばばね、同一材質のばねの抗張性能が直線状の金属線より強くなる。
更に、図6a及び図6bのように示し、本考案の感知回路は更に、その上端面に位置する回路基材(図未示)及びその下端面に位置する保護層を含み、粘着剤で感知回路の表面に貼付される。感知回路は、回路基材により感知測定した外部から接触する関連機器に貼付され、機器表面が規則或は不規則の物体の表面としても良く、例えばロボットの体表、自動車車体、飛行機本体等の機器表面。実施時、回路基材が透明或は非透明の材料を採用でき、例えば有機化合物のポリマーフィルム、人工皮革、合成材料、綿織物等。保護層は、感知回路の表面を保護するためであり、できるだけ回路表面の摩損、スクラッチ等を回避する。
このため、従来の静電容量クリーンの感知回路に対して、本考案の感知回路は柔性感応とし、不規則物体の表面に貼付でき、且つ感知回路は独立に存在し、専用のカバー保護材料が必要としない。電気抵抗クリーンについて、感知回路の接触で変形する必要がない物体の接触位置を測定する。
図7のように示し、本考案による感知回路は、更に駆動感応制御ユニットを含み、駆動感応制御ユニットの計算処理により、微小の触れや、大きい変位の衝突を発生するか或は感知回路が破壊されるかを感応するか、システム端末(即ち、関連機器)に報告する。
具体的に、感知回路通過リードでと駆動感応制御ユニットに接続され、即ち、感知回路上の各電極がリードで駆動感応制御ユニットに接続され、感知回路は、主に物体の接触を感応し、且つ将接触で発生させる電界変化信号を駆動感応制御ユニットに伝送する。
駆動感応制御ユニットは主に、感知回路に測定された電界変化信号を走査し、ドッキング触信号特徴を記憶すると共に、電界変化信号を処理計算することで、物体の感知回路にある接触位置とその発生された電界変化信号特徴を取得する。駆動感応制御ユニットは、感知回路の電界変化信号を処理するほかに、且つ周期性に感知回路に駆動信号を発送する。具体的に、図8のように示し、駆動感応制御ユニットは主に、周期性に感知回路上の信号を走査するための信号走査端末と、信号走査端末接から取得されたパルス信号を抗干渉処理してフィルタリングした後、元信号と対比することで、対比結果を取得するための制御ロジックと、制御ロジックで取得した対比結果を出力するためのデータ出力端子と、感知回路のチャンネルに駆動信号を伝送するための駆動回路とを含む。
駆動感応制御ユニットから発する駆動信号により、感知回路の表面に原始の電界信号を形成し、該電界信号がバランスで規律的に変化する。外部物体が感知回路表面に接触する場合には、導体とすれば、感知回路相応位置の電界バランスを破壊し、駆動感応制御ユニットがX電極及びY電極を走査して、感知回路での電界変化位置を検出し、物体の感知回路にある接触位置を測定した後、測定された接触位置信号を関連機器に入力する。
具体的に、物体が導体とすることが以下の二つの場合を含む。軽微接触で変形しない場合であり、図9のように示し、この時、本考案による感知システムが静電容量式タッチスクリーンに等同し、導体の接触が感知回路での電界バランスを破壊し、駆動感応制御ユニットが感知回路における接点の電界変化信号をフォローアップし、物体の感知回路での接触位置を算出する。接触で変形する場合であり、物体が関連機器と深入り接触し、対感知回路に被覆される機器の外表面が物理変形させ、図10のように示し、この時、駆動感応制御ユニットが感知回路で隣接されるチャンネル同士の電界変化値により、変形大きさを判断し、物体の感知回路にある接触位置である電界変化位置を取得する。
物体が非導体とする場合には、変形を発生することを測定できる。図10のように示し、具体的に、物体が感知回路表面に接触すると、形成の微小変形に対して、通過駆動感応制御ユニットが環境同相モード信号変数を計算して、一部の信号変数の不合致を発見すると、接触の発生を断定し、さらに接触位置及び変形大きさの信号を関連機器に伝送する。
しかしながら、前記接触に意外状況が発生し、例えば物体の接触による変形が感知導電材料本身の極限を超過すると、導電材料の破裂や、感知回路の断線を引き起こす。このように、駆動感応制御ユニットが感知回路を駆動できなく、且つ感知回路の相応位置にある電界環境が原始電界環境と大きい偏差を発生すると、感知回路の相応位置にある導電材料或は感知回路に貼付される関連機器が破損されたことを判断する。
本考案による感知回路が車両部品に応用され、車体感知システムを形成する。図11のように示し、本考案による車体感知システムは、感知回路、駆動感応制御ユニット及び車両制御ユニットを含む。この感知回路が隙間なく車体に貼付され、車体の接触信号を感応して、電界変化信号に変換して駆動感応制御ユニットに伝送する。感知回路が車体における複数の位置、例えば車門、ドア、バンパー、フェンダー、シャーシの保護シェル、車窓、エンジンフード等の車両部品の外表面に貼付できる。その中で感知回路の具体的な構造が前記記載を参照する。
好ましくは、感知回路を車体に貼付した後、更に感知回路の表面に保護材料、例えばペイントを塗布することにより、感知回路表面の平滑平坦度を保証し、より重要的に感知回路を保護し、感知回路への軽易なスクラッチを防止する。
駆動感応制御ユニットが導線により感知回路に有線接続され、感知回路を駆動し、感応された電界変化信号により車両が物体により衝突されるかを判断し、且つ物体からの感知回路にある衝突接触位置を得した後、物体の感知回路での接触位置情報を車両制御ユニットに出力して処理する。具体的に、駆動感応制御ユニットについて前記記載を参照し、図8の表示を結合し、ここで贅言しない。
車両制御ユニットが駆動感応制御ユニットに接続され、接触位置情報に基づいて車所有者に衝突接触による損失状況を告知し、損失状況により相応の応対措置を実施する。具体的に、車両制御ユニットが衝突による破損面積大きさ、車速感知器の数値により、且つ車体状況を総合して判断する。衝突位置に未変形を発生しない場合、駆動感応制御ユニットが感知回路から感応された電界変化信号と感知回路の電界原始信号と対比して、感知回路による電界信号を初期状態に還元できることを判断し、一定の程度で発生した衝突が運転手及び乘客の安全を威嚇しないと判定し、相応の提示で車所有者に車両の損壊状況(衝突位置、衝突面積大きさ等包含)を告知する。駆動感応制御ユニットが感知回路による電界信号を初期状態に還元できなく、大きい偏差を感応すると、感知回路とそれに付着された物体が変形或は破損を発生したことを判断し、この時に車両制御ユニットが他の状況を結合して、該衝突が運転手及び乘客の安全を威嚇すると判定し、運転手及び乘客の安全を保護するように、エアバッグ、カーテンエアバッグ等の安全装置を開けることを制御する。
図12のように示し、本考案による車体感知システムは、更に車内に設置される画像取得ユニット及び移動端末を含む。画像取得ユニット及び移動端末がそれぞれ駆動感応制御ユニットに接続され、画像取得ユニットがカメラとして良く、移動端末がAPPソフトウェアとして良い。具体的に、自動車が停車状態になり、且つ車両表面の感知回路が大面積で衝突される場合、駆動感応制御ユニットがこの衝突信号を走査と、直ちに車内のカメラを開けて衝突発生時の画像を撮影させ、且つ通過APPソフトウェアにより車所有者に車両の非安全状態を提示するSMSを発し、同時に車両の被衝突位置情報及び車内カメラ撮影の写真を車所有者に伝送する。そのため、車所有者が車両を離間する時、適時に車両の受損状況を便利に掌握し、且つ証拠を入手される画像を結合して、快速に事故発生車両を確定し、車両使用の安全性能を向上させ、損失を減少する。
なお、感知回路の配置により物体の接触で伝送される電界信号を受取し、且つ電界信号を車両制御ユニットに送入する。車両制御ユニットが電界信号が予め設定マッチング信号とするかを判断すると、関連機器による相応の開閉動作を制御する。具体的に、近距離で通信する場合、図13のように示し、遠隔制御鍵から発する特定コード信号に対して、従来の技術で遠隔制御鍵信号が妨害されやすく、車両等の関連機器が正常に閉鎖できないが、本考案は直接的に人体のような導体により遠隔制御鍵信号を人体にカップリングでき、人体と車体との接触により例えば車門の感知回路に伝送し、駆動感応制御ユニットが接触信号を車両制御ユニットに送入し、車両制御ユニットが接取得した後、該信号がその予め設定信号、例えば予め設定の鍵周波数信号とするかを判断する。その予め設定信号にマッチングすると、車門或はトランクの開放を制御する。本考案の鍵信号が接触で伝送させ、外に放出しなく、読み取られることなく、その伝送の内緒安全を増加させる。また、鍵信号が手機により変調で発生させ、出力の周波数及び内容を設定し、ヘッドホン・ジャックにより出力される。
より一層として、感知回路が車両のステアリング・ホイールに貼付される場合には自動車が運転される過程で、運転者に随身される遠隔制御信号がステアリング・ホイールにより車両制御ユニットに通信されないと、車両制御ユニットがこの時に運転者が双手をステアリング・ホイールから離間したことを判断するため、エンジンが相応に減速させるように制御し、且つ運転者に制御位置に戻るようにすることを提示する。感知回路が車窓に貼付される場合には、同様に駆動感応制御ユニットが接触信号を車両制御ユニットに送入し、由車両制御ユニットが信号を受取して判断し、且つ相応に保護措置を実行する。然し、感知回路が車窓に貼付される場合には、感知回路の全体が透明状とし、即ち、柔性基材及び導体が透明状とする必要がある。
本考案による感知回路の加工方法は、柔性編み物を電界感知回路の基材とし、貫通、混紡編み或は印刷の方式により、柔性及び引延し性能のある電界感知回路を形成する。
図14のように示し、本考案による感知回路の加工方法は、以下の手順1〜4を含む。
手順1、基材を平坦に敷設し、導電材料が基材を貫通し、基材の両面を貫通して配置されることで、基材の両面に感知回路を形成させる。
図14aのように示し、導電材料が、間隔に分布する複数の直線部8a及び凸起部分8bとしる、その中で直線部8aが基材7の一片面、例えば図14aの示すような底面に貼付され、凸起部分8bが基材の底敷から基材頂面に向けて凸起し、且つ凸起部分8bが基材頂面から貫通する。
また、図14bのように示し、導電材8の整体が圧縮状とし、図14bの示すように左から右に至る方向に、基材7の頂面からその底面方向に向けて貫通し、或は底面からその頂面方向に向けて貫通し、このように操作し繰り替えることで、基材7の両面に所定の電界に配置される感知回路を形成させる。
好ましくは、基材及び導電材料が以上の記述を参照する。導電材料がガイドにより引導されて基材を貫通し、ガイドが尖鋭の物体、例えば金属針等を採用しても良く、基材を貫通できる。
手順2、感知回路が敷設された後、基材の両面を絶縁させで平坦に処理させ、即ち、感知回路を絶縁処理する。
感知回路の絶縁処理により、導電材質を隔離させる。実施時、基材の正反両表面に接着剤で絶縁層を貼付し、絶縁層の材料がプラスチック絶縁材料或は強化ガラス絶縁材料等として良く、或は直接的に絶縁サビングを塗布して良い。
手順3、基材辺縁から電界回路をリードで接続して行く。
リードにより信号を入出力し、感知回路と、他の回路、例えば駆動感応制御ユニットとを接続することで、感知回路信号への処理及び制御を実現する。好ましくは、基材辺縁に導電ファスナーを辺縁引出線として使用し、電界感知回路の信号入出力方式として、便利で快速する。
手順4、感知回路に絶縁材料を貼付する。
絶縁材料により感知回路と外部導体との直接的な接触を保護して回避する。本実施例では、先き感知回路の表面にコロイドを噴出塗装塗或は浸潤した後、コロイドを介して感知回路の表面に絶縁材料を接合する。
図15のように示し、本考案による感知回路の加工方法は、以下の手順1〜3を含む。
手順1、導電材料及び基材が一定の比例で間隔に分布し、且つ電界回路の配置により、編んだ形態で導電材料と基材とを混合することで、感知回路を形成する。
本実施例は、例えば三つの基材と一つの導電材料を間隔に分布させ、編んだ形態で導電材料を基材内に均一に分布させる。基材及び導電材料が以上の記述を参照する。
手順2、感知回路を編んで成した後、その辺縁から電界回路をリードで接続して行く。
リードにより信号を入出力し、感知回路と、他の回路、例えば駆動感応制御ユニットとを接続することで、感知回路信号への処理及び制御を実現する。好ましくは、基材辺縁に導電ファスナーを辺縁引出線として採用し、電界感知回路の信号入出力方式として、便利で快速する。
手順3、感知回路に絶縁材料を貼付する。
絶縁材料により感知回路と外部導体との直接的な接触を保護して回避する。本実施例では、まず感知回路の表面にコロイドを噴出塗装塗したか或は浸潤した後、コロイドを介して感知回路の表面に絶縁材料を接合する。
通過前記実施例2の加工プロセスにより、図2の示すような感知回路を形成し、横向及び縦向に交叉に分布する複数のX電極及び複数のY電極を含み、即ち、X電極及びY電極が感知式の分布を形成し、複数の網格を形成する。X電極及びY電極がそれぞれ複数の基材及び少なくとも一つの導電材料より構成され、例えば三つの基材及び一つの導電材料により構成される。
また、従来の感知回路の電極は直線状とするが、X電極及びY電極が圧縮状とし、各電極が圧縮されて複数の歯状とするので、本考案感知回路の弾性及び抗張性が増強させる。
図16のように示し、手順1、基材を平坦に敷設させ、基材表面における相応電界回路が配置される位置に導電粒子を噴出塗布することで、感知回路を形成する。
本実施例では、噴出塗布方式を採用して、導電材料が均一に基材表面分布させ、基材表面に相応の電界回路が形成される。基材及び導電材料が以上の記述を参照する。
手順2、感知回路に噴出塗布した後、その辺縁から電界回路をリードで接続していく。
リードにより信号を入出力し、感知回路と他の回路、例えば駆動感応制御ユニットとを接続することで、感知回路信号への処理及び制御を実現する。好ましくは、基材辺縁に導電ファスナーを辺縁引出線として採用し、電界感知回路の信号入出力方式として、便利で快速する。
手順3、感知回路に絶縁材料を貼付する。
絶縁材料により感知回路と外部導体との直接的な接触を保護して回避する。本実施例では、まず感知回路の表面にコロイドを噴出塗装塗或は浸潤した後、コロイドを介して感知回路の表面に絶縁材料を接合する。
本考案による曲面輪郭測定方法は、柔性感知回路に基づき、順次に回路上の回路チャンネルを駆動し、且つ電界感応の方式で回路チャンネルの位置データを得て、これらのデータにより、真実に曲面形状を還元する。
以下、アーチ形の不規則曲面の測定を例として本考案曲面輪郭測定の原理について詳細に説明するが、本考案はアーチ形曲面の測定に限定されなく、他の不規則形状の曲面に同様に適用する。
図17のように示し、本考案の実施例による曲面輪郭測定方法は、以下手順を含む。
手順1、感知回路を被測定曲面に貼付し、感知回路に隣接の電界チャンネル同士間の距離値を測定し、各電界チャンネルの位置データを還元する。
本実施例による感知回路は、柔性基材及びこの柔性基材に分布される複数の電界チャンネルを含み、且つ基材内の電界チャンネルが均一に等間隔に配列し、基材が同一で、サイズが同じである。その中で、電界チャンネルが複数の柔性保護体及び少なくとも一つの導体より構成され、導体が編んだ形態で柔性保護体内に均一に配置される。好ましくは、本実施例による毎根電界チャンネルが圧縮状とする。このため、本実施例による感知回路の整体が柔性で引延し、不規則形状の曲面に貼付される。
具体的に、感知回路が被測定曲面に貼付される前、順次に回路上の電界チャンネル(C1、C2…Cn)を駆動し、電磁感応の方式で隣接の両電界チャンネル(C12、C23…Cn-1Cn)同士間の距離D1、D2…Dn-1を取得し、この時、隣接の電界チャンネル同士間の距離が相等し、即ち、D1=D2=…=Dn-1=D。その中で、nが2以上の整数とする。勿論、具体的に実施する時、ここで隣接の両電界チャンネル同士間の距離を限定しなく、隣接の三つの(即ち、チャンネルC1とC3と、チャンネルC4とC6と…チャンネルCn-2とCnとの間の距離)或は接続の他の複数のチャンネルの間の距離を取っても良い。
感知回路の柔性基材をアーチ形体の表面に隙間なく密接し、アーチ形体の形状が図18のように示し、電界チャンネルが平行アーチ形曲面と平行することを保持する場合、柔性基材が引延しなく変形する。このような場合には、初期電界チャンネルの座標により、静電容量により距離測定原理を利用して、順次に隣接の電界チャンネル同士間の距離値D1、D2…Dn-1を算出し、これらの距離値により、各電界チャンネルの位置データを還元する。具体的に、静電容量の距離測定原理でC=εS/dという計算式を採用する。ここで、Cが電界チャンネルの静電容量、εが誘電率、Sが隣接両電界チャンネルの間形成の電界面積、dが隣接の両電界チャンネル同士間の距離を示す。即ち、電界チャンネルC1の座標(X1、Y1)により、チャンネルC1とチャンネルC2との間の距離D12を得て、該距離値により、電界チャンネルC2の座標を取得し、順次に類推すると、最終に全ての電界チャンネルの位置データを取得する。電界チャンネルC1、C2…Cnが同一平面上にあり、被測定物体表面が平坦し、即ち、C2座標が(X1+D、Y1)、C3座標が(X1+2D、Y1)とし、被測定物体の表面長さがN*Dとし、C1C3チャンネルについて単独に電界を感知測定し、D13距離が2D距離として取得する。
なお、電界チャンネルの間の距離値により、電界チャンネル所在の物体表面の状況を判断する。図19の電界チャンネルC1、C2、C3を例として、この三つのチャンネルが物体表面の位置Iにあると、D1=D2=D、そのため電界チャンネルC1、C2、C3が同一平面にあり、且つ被測定物体の表面が平坦する。この三つのチャンネルが物体表面の位置IIにあると、D1<D、D2<D、そのためチャンネルC1からC2に曲がり、チャンネルC2からC3に曲がる。
手順2、被測定曲面に垂直な表面方向に感知回路の駆動位置を少なくとも一回変更し、複数の電界チャンネルの位置データを採集する。
手順1で採集されたデータが有限であることを考え、更に被測定物体の実際外形データに無限に近づけることができないため、本考案は被測定曲面に垂直な表面方向に感知回路の駆動位置を少なくとも一回変更することにより、十分に多いデータを採集する。感知回路の駆動位置を一回変更するたび、回路にある相応の電界チャンネルの位置データが変更させ、この時同様に必要がある通過初期電界チャンネルの座標により、静電容量距離測定原理を利用して、順次に隣接の電界チャンネル同士間の距離値を算出する後、各電界チャンネルの位置データを還元して取得する。具体的な計算過程がここで贅語を要しなく、手順1にある具体的な記述を参照する。
手順3、複数の電界チャンネルの位置データにより、各電界チャンネルの位置状態を判断し、且つ被測定曲面の形状を還元する。
具体的に、何度も感知回路にある電界チャンネルの位置を変更し、複数の電界チャンネルの位置データを取得し、これらのデータにより、本考案は関数y=f(x)形式で被測定曲面の弧度変化規律を記述し、フーリエ変換を使用し、関数の軌跡を還元するため、被測定アーチ形表面の真実外形を取得する。
更より一層として、何度も感知回路の駆動位置を変更し、更に各電界チャンネルの位置状態、例えば各電界チャンネルが面一にあるかを判断する。各電界チャンネルC1、C2…Cnの相対位置が一般的に、縦方向(Y軸方向と理解)に上昇し、或いは縦方向に下降するという可能性がある。
具体的に、各電界チャンネルがと面一にあるかを判断する条件として、△d1=△d2=0とすると、隣接の三つの電界チャンネルが同一平面上にあると判定し、△d1≠0及び/或は△d2≠0とすると、隣接の三つの電界チャンネルが同一平面上にないと判定する。ここで△d1=D1-D、△d2=D2-D、△d1、△d2が隣接の三つのチャンネルのうち隣接の両チャンネル同士間の距離変化値、D1、D2が隣接の両電界チャンネル同士間の直線距離、Dが表示隣接両根電界チャンネル間の基材距離を表す。図20のように示し、図中のチャンネルC1、チャンネルC2及びC3間に、△d1=D1-D<0、且つ△d2=D2-D<0とすると、チャンネルC1、C2及びC3が面一にないと判定する。チャンネルCn-2、Cn-1、Cn間に、△dn-2=Dn-2-D=0、△dn-1=Dn-1-D=0とすると、チャンネルCn-2、Cn-1及びCnと面一にあると判定する。
更より一層として、何度も感知回路にある電界チャンネルの位置を変更し、且つ複数の電界チャンネル同士間の直線距離により、更に電界チャンネルの配列趨勢方向、例えばはY軸方向に上に向かうか或いは下に向かう趨勢を判断する。具体的に、図21のように示し、図中の隣接の四電界チャンネルC0、C1、C2及びC3を例として、例えばチャンネルC2からチャンネルC3に向かう趨勢方向を判断し、初期チャンネルC0を判断基礎にし、チャンネルC2からチャンネルC3に向かう趨勢方向が上に向かう趨勢とする場合には、チャンネルC3からチャンネルC0に至る直線距離がLとして測定する。チャンネルC2からチャンネルC3に向かう趨勢方向が下に向かう趨勢とする場合には、チャンネルC3′からチャンネルC0に至る直線距離がL′として測定する。距離値L′が距離値Lを上回るので、測定された直線距離の大きさにより、チャンネルC2からチャンネルC3に向かう趨勢方向を判断する。測定された直線距離値が大きくなると、下に向かう趨勢を判定し、これに対して直線距離値が小さくなると、上に向かう趨勢を判定する。
本考案の技術内容及び技術特徴は、前記に開示されたが、当業者が依然として本考案の教示及び開示に基づき本考案精神を背離しない各種の取替及び修飾を作成できるため、本考案の保護範囲が実施例の内容に限定されなく、本考案を背離しない各種の取替及び修飾を含み、且つ本願の請求の範囲に包含されるべきである。
本考案は感知回路、感知回路の加工方法及び曲面輪郭測定方法を開示し、感知回路の導体が編んだ形態で柔性保護体内に配置され、且つ導体及び柔性保護体が圧縮状とする。そのため、本考案による感知回路の柔性及び抗張性能が良く、機器の表面に貼付でき、機器への微小触れ、大変位の衝突等の多種状況に対して感応し、更に曲面輪郭サイズの精準測定に応用できる。
1…X軸方向の導体、
2…Y軸方向の導体、
3…柔性保護体、
4…信号走査端末、
5…駆動回路、
6…電界信号、
7…基材、
8…導電材料、
8a…直線部、
8b…凸起部分。

Claims (9)

  1. マトリックス回路及び回路基材を含み、前記マトリックス回路が複数の交叉に分布するX電極とY電極を含み、前記X電極及びY電極が複数の柔性保護体及び少なくとも一つの導体により構成され、前記導体が均一に柔性保護体内に配置され、前記各X電極及び各Y電極が複数の歯状に圧縮されており、前記回路基材によりマトリックス回路を関連機器の表面に貼付させることを特徴とする感知回路。
  2. 前記柔性保護体の材質は不導電の繊維材料或は重合体材料であり、前記導体の材質は引延し可能な導電材料であり、前記回路基材は柔性編み物或はフィルム材料或は押圧の重合体であることを特徴とする請求項1に記載の感知回路。
  3. 更にマトリックス回路に接続される駆動感応制御ユニットを含み、前記マトリックス回路に物体が接触した後、接触により発生した電界変化信号を前記駆動感応制御ユニットに伝送して処理し、前記駆動感応制御ユニットがマトリックス回路に駆動信号を発送し、且つ接触により発生した電界変化信号を処理し、マトリックス回路における物体の接触位置及び発生された電界変化信号を取得することを特徴とする請求項1に記載の感知回路。
  4. 前記物体が導体であり、物体がマトリックス回路と接触して物理変形を発生しない場合には、前記駆動感応制御ユニットがマトリックス回路にある接触点の電界変化信号をフォローアップし、物体のマトリックス回路にある接触位置を算出し、物体がマトリックス回路と接触して物理変形を発生する場合には、前記駆動感応制御ユニットが感知回路にある電界原始データと対比して、電界変化位置、即ち、物体のマトリックス回路にある接触位置を取得し、
    前記物体が非導体であり、物体がマトリックス回路と接触して物理変形を発生する場合には、前記駆動感応制御ユニットがマトリックス回路にある電界原始データと対比して、電界変化位置、即ち、物体のマトリックス回路にある接触位置を取得することを特徴とする請求項3に記載の感知回路。
  5. 前記駆動感応制御ユニットが更に、マトリックス回路を駆動できず、且つマトリックス回路にある相応箇所の電界環境が原始電界環境と大きい偏差を発生した場合には、マトリックス回路の相応箇所の導電材料或はマトリックス回路に貼付される関連機器が破損を発生したと判定するように配置されることを特徴とする請求項3に記載の感知回路。
  6. 更に車両制御ユニットを含み、前記車両制御ユニットが駆動感応制御ユニットに接続され、前記駆動感応制御ユニットから発送された接触位置情報に基づき、車所有者には接触による損失状況を告知し、損失状況により相応の応対措置を実行し、その中で、前記車両制御ユニットが少なくとも接触による破損面積大きさを結び付けて、車速情報を判断し、これらの情報により保護措置を実行する必要があると判定すると、安全装置を開けることを特徴とする請求項3に記載の感知回路。
  7. 駆動感応制御ユニットに接続される画像取得ユニット及び移動端末を更に含み、
    前記駆動感応制御ユニットは更に、
    車が停車状態にあり、且つ前記マトリックス回路が大面積で接触された場合には、前記画像取得ユニットが画像を撮影し、同時に前記移動端末により情報を車所有者に発送し、車所有者に車両が非安全状態にあることを提示する共に、車両の被接触位置及び撮影の画像を伝送するように、配置されることを特徴とする請求項6に記載の感知回路。
  8. 前記マトリックス回路は更に、
    物体の接触で伝送された電界信号を受信し、且つ前記電界信号を前記車両制御ユニットに送信するように配置され、
    前記車両制御ユニットが、前記電界信号が予め設定された信号であるかを判断するため、関連機器が相応の開起動作を実行するように制御することを特徴とする請求項6に記載の感知回路。
  9. 前記駆動感応制御ユニットがマトリックス回路を周期性に信号駆動し、車体外部にバランスの電界を形成させ、車体への接触を発生する場合には、前記駆動感応制御ユニットがマトリックス回路から感応された電界変化信号により、マトリックス回路にある接触位置を測定し、接触情報を前記車両制御ユニットに送信し、物体がマトリックス回路と接触した後、マトリックス回路から感応された電界変化信号をマトリックス回路の電界原始信号と対比して、前記マトリックス回路にある電界信号が初期状態に還元されたかを判断し、
    車体が衝突により変形すると、前記マトリックス回路にある電界信号が初期状態に還元できないことを特徴とする請求項7に記載の感知回路。
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