JP3221174U - スプラウト栽培箱具 - Google Patents

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【課題】スプラウト栽培箱具を提供する。【解決手段】スプラウト栽培箱具であって、栽培容器2に収容される栽培キット1を含み、栽培キットを上下に重ねて積層される栽培トレー11、メッシュトレー12及び固定フレーム13を包括し、栽培トレーの外周縁に間隔をあけて複数組のゴムバンド用掛止具112が設けられ、ゴムバンド用掛止具にゴムバンド111が周設され;栽培トレーに複数の上向き栽培室113が設けられ、メッシュトレーの表面に前記複数の栽培室と連通するメッシュシート121が設けられ、かつメッシュトレーの側辺に複数の嵌合部122が設けられ、固定フレームの表面に複数の栽培室と連通する枠穴130が設けられ、かつ固定フレームの周縁に各ゴムバンドを嵌め込むための複数のゴムバンド用掛止具131が設けられ、また嵌合部の嵌め合いのため、被嵌合部132も設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、植物育成器材に関し、特に、スプラウト栽培箱具に関する。
スプラウトは、よく食用にされる野菜であり、スプラウト業者の大半が豆類種子を多段積層する潅水法又は浸水法の大量生産方式を使用しているが、良好で経済的利益を求めるため、若干の業者が栽培時に人体に有害な各種薬剤を使用又は空気中に人工的に合成されたエチレン等を添加している。健康的な製品を追い求めるため、箱形状の有機栽培技術で少生産する業者もある(経済的利益を実現するため、若干の業者が水に種を浸す時やはり発芽促進剤及び殺菌剤を使用している)。
箱形状の有機栽培技術は、通常労働コストが高く、その主な原因の一つは生産工程において、スプラウトの収穫、水洗い、殻の取り除き、計量、包装が比較的煩雑で、かつ水や時間を非常に消費し、作業手順が煩雑で、業界にとって最大の困難となっている。かつ多段式スプラウト栽培過程中に生じる高温及び細菌によりスプラウトが腐ってしまう問題を一貫して業界が克服できていなかった。
よって、如何にして効果的かつ簡素化された生産設備を用いることで、生産コストを削減して、有機栽培をスプラウト生産過程において継続して実施させるかが、研究開発者として本考案の研究開発に力を注ぐ目標である。
本考案は、如何にして効果的かつ簡素化された生産設備を用いることで、生産コストを削減して、有機栽培をスプラウト生産過程において継続して実施させるかという課題を解決することを目的とする。
前記問題点に鑑み、本考案は、スプラウト栽培箱具を新規に設計し、前記スプラウト栽培箱具は栽培容器に収容される栽培キットを含み、前記栽培キットを上下に重ねて積層される栽培トレー、メッシュトレー及び固定フレームを包括し;前記栽培トレーの外周縁に間隔をあけて複数組のゴムバンド用掛止具が設けられ、前記ゴムバンド用掛止具にゴムバンドが周設され;前記栽培トレーに上下2段の複数の格子網(上段の格子網は通気散水用で、裏返して使用する時下段が栽培室とする)が設けられ;前記メッシュトレーの表面に前記複数の栽培室と連通するメッシュシートが設けられ、かつ前記メッシュトレーの側辺に複数の嵌合部が設けられ;前記固定フレームの表面に前記複数の栽培室と連通する枠穴が設けられ、かつ前記固定フレームの周縁に各ゴムバンドを嵌め込むための複数のゴムバンド用掛止具が設けられ、また前記嵌合部の嵌め合いのため、被嵌合部も設けられ、かつ浮上抑止用係止リングが設けられる。
前記栽培容器の底部に近い内側に浮上抑止用突起が設けられ、前記栽培キットが収容された後、前記浮上抑止用係止リングを前記浮上抑止用突起と係合させ、かつ前記栽培容器の底部に複数の通水部材が設けられる。
前記栽培トレーを裏返し、そして種子を各栽培室内に蒔き、更にメッシュトレーに設けられた複数の嵌合部を固定フレーム周縁にある複数の被嵌合部に嵌め込み、前記固定フレームを裏返して播種後の栽培トレーに嵌めると共にゴムバンドを掛合すると、栽培キットが完成する。
栽培キットを裏返して栽培容器内に移し、そして前記栽培キットを収容させた後、前記浮上抑止用係止リングを前記浮上抑止用突起と係合すると、前記栽培キットが栽培容器内の満水時に浮上或いは傾斜することを防止できる。
本考案は、前記複数のゴムバンドを通じて前記栽培トレーと固定フレームを結合させ、新芽成長時に生じる「物理弾性圧力」により、スプラウトに圧力を受けたスプラウトが「根圧」の作用下で、根の生育を旺盛にさせ、水中のミネラル及び微量元素の吸収を加速し、スプラウト栽培時間を大幅に短縮させ、生産量も増加する。
本考案の部分的拡大の立体分解図 本考案の立体分解図 本考案の側面から見た分解図 本考案の栽培トレー兼圧力フタ及び固定フレーム裏返し状態の平面図 本考案の裏返し状態の組立図 本考案のスプラウト生育状態を示す説明図 本考案のスプラウト生育状態を示す説明図
図1及び図1aを参照すると、本考案に係るスプラウト栽培箱具は、栽培容器2に収容される栽培キット1を含み、前記栽培キット1を上下に重ねて積層される栽培トレー11、メッシュトレー12及び固定フレーム13を包括し;栽培トレー11は、圧力フタとして兼用でき、その外周縁に間隔をあけて複数組のゴムバンド用掛止具112が設けられ、前記ゴムバンド用掛止具112にゴムバンド111が周設され;前記栽培トレー11に上下2段の複数の栽培室113が設けられ;メッシュトレー12は、組立形態とし、表面に前記複数の栽培室113と連通するメッシュシート121が設けられ、かつ前記メッシュトレー12の側辺に複数の嵌合部122(図2)が設けられ;固定フレーム13は、垂直面とし、表面に前記複数の栽培室113と連通する枠穴130が設けられ、かつ前記固定フレーム13の周縁に各ゴムバンド111を嵌め込むための複数のゴムバンド用掛止具131が設けられ、また前記嵌合部122の嵌め合い(図2)のため、被嵌合部132も設けられ、かつ浮上抑止用係止リング133が設けられ、前記固定フレーム13の周囲に全て設けられることが好ましい。
前記栽培容器2の底部に近い内側に前記固定フレーム13の浮上抑止用係止リング133の数量及び位置に対応する浮上抑止用突起21(図2)が設けられ、前記栽培キット1が収容された後、前記浮上抑止用係止リング133を前記浮上抑止用突起21と係合させる。前記栽培容器2の底部に複数の通水部材23が設けられ、前記通水部材23の水路を通じて給水/排水される。
図3を参照すると、種子を各栽培室113内に蒔いた後、次に前記メッシュトレー12の周囲に設けられた複数の嵌合部122を前記固定フレーム13周縁にある被嵌合部132に嵌め込む。さらに、前記メッシュトレー12と固定フレーム13を組み立てた後、裏返して播種後の栽培トレー11上に置き、ゴムバンド111と前記固定フレーム13のゴムバンド用掛止具131を掛合させて互いに垂直方向の弾性掛止を形成すると、栽培キット1の組み立てを完了する。
図4を参照すると、前記栽培キット1を裏返して栽培容器2内に移し、そして前記栽培キット1を収容させた後、前記浮上抑止用係止リング133を前記浮上抑止用突起21と係合すると、前記栽培キット1が栽培容器2内の満水時に浮上或いは傾斜することを防止できる。
図5を参照すると、前記種子から芽が出て、図1に示されるように前記栽培室113から上向きに伸長し、図6に示されるように新芽に成長する。収穫時前記栽培キット1を前記栽培容器2内から取り出し、前記複数のゴムバンド111を外し、スプラウトのトレーを分離させた後、カッターで前記メッシュトレー12の表面に沿って根元を切ることで、直接袋詰口封・包装が可能である。
本考案は、メッシュトレー12の設計を利用して新芽収穫時根切りの損耗を低減し、生産量を大幅に増加できる。スプラウトの計量及び包装上の困難を解決し、生産の流れを改良し、播種後前記ゴムバンド111により組立後の固定フレーム13を前記栽培トレー11に係合し、種子をトレーに入れた後搬送して水に種子を浸す時栽培室113から落下又は豆の種子が他の栽培室に移動され、播種の不均一による組立式メッシュトレーの各トレーのスプラウト重量の不均一に至ることはない。
本考案のメッシュトレー12は、トレー表面に沿って新芽の根を切り、定規の役目を果たす。収穫時カッターで前記メッシュトレー12の表面に沿って新芽の根を切ると、損耗を大幅に減少することで、生産量を増加する。
本考案は、前記栽培トレー11の栽培室113を利用して1段式播種を行い、種子発芽時前記栽培トレー11と前記固定フレーム13上の栽培室113の高さの制限及びゴムバンドの引張力作用を受け、豆の種子が上下に重なることができず、種子が浸水時膨張して左右へ押し合い、豆の種子の周囲がもみ合い、栽培容器2内に「ストレスエチレン」を生成して飛散せず、「ストレスエチレン」の働きの一つは植物の発芽及び迅速な成長を促進して芽をたくましく育てる天然ガスである。
本考案の前記メッシュトレー12は、カッターでトレー表面に沿って新芽の根を切ることができる。トレー底部の補強リブの設計は、メッシュ表面の平坦性を支持して根を切ることに便利である以外に、スプラウトが長期水中に浸されることによるビタミンの流出を防止でき、ビタミンを留保できることや新鮮度も保持できる。
前記栽培トレー11と前記固定フレーム13を結合し、新芽成長時に生じる「物理弾性圧力」によりスプラウトは、新芽成長の高さに伴って徐々に前記ゴムバンド111が伸びることで圧力が増加し、スプラウトが「根圧」の作用下で、根の成長を旺盛にさせ、水中ミネラル及び微量元素の吸収を加速する。同時に徐々に増加した圧力でゆっくりと「ストレスエチレン」が放出されることで、植物の成長を加速させるだけではなく、「ストレスエチレン」は密閉式栽培容器内において植物の呼吸代謝作用を経て「酸化エチレン」を放出して天然殺菌作用を発揮する。よって、本スプラウト栽培箱具は、「殺菌剤」及び「ホルモン」又は肥料を使用しない状態において、スプラウトを「健康」かつ「迅速」にたくましく育てさせることができ、かつ収穫包装時計量の必要がなく、直接メッシュトレー12を分離して根切り・袋詰口封・包装及び水洗いできる。生飲水の基準でスプラウトを栽培するため、根を切った後スプラウトがやはり活体であり、包装容器内において植物の呼吸代謝作用を経て「酸化エチレン」を生成し、引き続き殺菌でき、これは本考案が長期冷蔵保管できる主な原因である。
1 栽培キット
11 栽培トレー
111 ゴムバンド
112 ゴムバンド用掛止具
113 栽培室
12 メッシュトレー
121 メッシュシート
122 嵌合部
13 固定フレーム
130 枠穴
131 ゴムバンド用掛止具
132 被嵌合部
133 浮上抑止用係止リング
2 栽培容器
21 浮上抑止用突起
23 通水部材

Claims (3)

  1. スプラウト栽培箱具であって、栽培容器に収容される栽培キットを含み、前記栽培キットを上下に重ねて積層される栽培トレー、メッシュトレー及び固定フレームを包括し、
    前記栽培トレーの外周縁に間隔をあけて複数組のゴムバンド用掛止具が設けられ、前記ゴムバンド用掛止具にゴムバンドが周設され;前記栽培トレーに複数の上向き栽培室が設けられ、
    前記メッシュトレーの表面に前記複数の栽培室と連通するメッシュシートが設けられ、かつ前記メッシュトレーの側辺に複数の嵌合部が設けられ、
    前記固定フレームの表面に前記複数の栽培室と連通する枠穴が設けられ、かつ前記固定フレームの周縁に各ゴムバンドを嵌め込むための複数のゴムバンド用掛止具が設けられ、また前記嵌合部の嵌め合いのため、被嵌合部も設けられる
    ことを特徴とするスプラウト栽培箱具。
  2. 前記栽培容器の底部に複数の通水部材が設けられる
    請求項1に記載のスプラウト栽培箱具。
  3. 前記メッシュトレーに浮上抑止用係止リングが設けられ、前記栽培容器の底部に近い内側に浮上抑止用突起が設けられ、前記栽培キットが収容され後、前記浮上抑止用係止リングを前記浮上抑止用突起と係合させる
    請求項1に記載のスプラウト栽培箱具。
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