JP3221160U - コンクリート型枠組立て用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに直角に配置される2枚の型枠板を互いに連結するための手段として活用出来る、コンクリート型枠組立て用具を提供する。【解決手段】2本の取付け用ボルト5は、本体の取付け板部7aに設けられた貫通孔10を内側から直角向きに挿通されたもので、本体の折曲張出し板部9との当接で回り止めされる四角形の頭部5aと、取付け板部7aから外側に突出する軸部5bの、取付け板部7aに隣接する位置に設けられた、折り取りのための周溝5c、及び先端螺軸部5dから構成され、取付け板部7aには、貫通孔10の内周縁の少なくとも一部を、周溝5cの膨出縁部13aと頭部5aとの間の軸部5bに圧接させるカシメ部11が形成され、各間隔保持具6は、取付け用ボルト5の先端螺軸部5dと周溝5cとの間の軸部5bに遊嵌するもので、取付け板部7a側ほど外径が縮小される円周面を備えている。【選択図】図3

Description

本考案は、鉄筋コンクリート造りの建物の柱や梁などの直角出隅部を形成する、互いに直角に配置されたコンクリート型枠板どうしを、内側のコンクリート打設空間側で連結して位置決めするコンクリート型枠組立て用具に関するものである。
上記のように使用される従来周知のコンクリート型枠組立て用具は、特許文献1にも示すように、本体、2本の取付け用ボルト、及び2つの間隔保持具を備え、前記本体は、金属板の一体成型品であって、互いに直角に位置する両端取付け板部、この両端取付け板部をつなぐ斜めの連結板部、及びこの本体の長さ方向に沿った側辺から、前記連結板部と両端取付け板部との間の入隅側に突設された折曲張出し板部を備え、前記各取付け用ボルトは、前記両端取付け板部に設けられた貫通孔を前記折曲張出し板部のある内側から直角向きに挿通されたもので、前記取付け板部から外側に突出する各取付け用ボルトに前記間隔保持具を取り付けたものである。この構成において、前記取付け用ボルトは、その頭部が前記取付け板部に溶接又はカシメによって固着されている。
特開2010−77698号公報
上記のような従来のコンクリート型枠組立て用具では、前記取付け用ボルトの頭部が前記取付け板部に溶接又はカシメによって固着されることにより、当該取付け用ボルトの回り止めと軸方向の移動を阻止する構造となっているので、カシメによる場合、当該取付け用ボルトの確実な回り止め効果を確保するためには、単に前記貫通孔の内周面を取付け用ボルトの軸部の周面に圧接させる程度のカシメ方法では無理であって、両者が周方向において互いに嵌合するような特殊な構造のカシメ方法が必要になり、溶接による場合と同じように製造コストが高くつく欠点がある。
本考案は、上記のような従来の問題点を解消することのできるコンクリート型枠組立て用具を提案するものであって、本考案に係るコンクリート型枠組立て用具は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、本体(4)、2本の取付け用ボルト(5)、及び2つの間隔保持具(6)を備え、前記本体(4)は、金属板の一体成型品であって、互いに直角に位置する両端取付け板部(7a,7b)、この両端取付け板部(7a,7b)をつなぐ斜めの連結板部(8)、及びこの本体(4)の長さ方向に沿った側辺から、前記連結板部(8)と両端取付け板部(7a,7b)との間の入隅側に突設された折曲張出し板部(9)を備え、前記各取付け用ボルト(5)は、前記両端取付け板部(7a,7b)に設けられた貫通孔(10)を前記折曲張出し板部(9)のある内側から直角向きに挿通されたもので、前記取付け板部(7a,7b)から外側に突出する軸部(5b)の当該取付け板部(7a,7b)に隣接する位置に前記間隔保持具(6)が嵌装されたコンクリート型枠組立て用具において、
前記各取付け用ボルト(5)は、前記両端取付け板部(7a,7b)の前記折曲張出し板部(9)のある側に位置する四角形の頭部(5a)と、前記貫通孔(10)から外側に突出する軸部(5b)に設けられた折り取りのための周溝(5c)、及び前記軸部(5b)の先端一定長さ領域に形成された、前記貫通孔(10)に挿通可能な外径の先端螺軸部(5d)を備え、前記四角形の頭部(5a)の一辺が前記折曲張出し板部(9)に隣接することにより当該各取付け用ボルト(5)が回り止めされると共に、当該各取付け用ボルト(5)を前記取付け板部(7a,7b)に固定するために、前記貫通孔(10)の内周縁の少なくとも一部を、前記周溝(5c)の前記頭部(5a)側の膨出縁部(13a)と前記頭部(5a)との間の軸部(5b)に圧接させるカシメ部(11)が設けられ、前記各間隔保持具(6)は、前記取付け用ボルト(5)の先端螺軸部(5d)と前記周溝(5c)との間の軸部(5b)に遊嵌するもので、前記取付け板部(7a,7b)側ほど外径が縮小される円周面を備えた構成になっている。
上記本考案の構成によれば、互いに直角に配置された2枚のコンクリート型枠板のそれぞれに設けられた貫通孔に、2つの取付け用ボルトの先端螺軸部を、両コンクリート型枠板の内側(入隅部側)から挿通させて、2つの間隔保持具を、2枚のコンクリート型枠板と前記本体の両端取付け板部との間で挟ませ、この状態で、各コンクリート型枠板から突出している前記取付け用ボルトの先端螺軸部に、従来周知のようにコンクリート型枠組立て用の各種金具を螺合締結することにより、2枚のコンクリート型枠板の入隅部を互いに直角状態で結合することが出来る。コンクリート型枠解体時には、コンクリート型枠板を取り外した状態で、各間隔保持具から突出している前記取付け用ボルトの先端螺軸部を横側方にハンマーで打撃するなどして、当該取付け用ボルトを、その付け根にある周溝の位置で折り取ることにより、当該取付け用ボルトと共に間隔保持具を打設コンクリート層から除去することが出来る。打設コンクリート層には、前記間隔保持具の除去跡である、正面視円形で奥側ほど内径が狭まった凹部が残るので、この凹部内にモルタルなどを充填して塞ぐことが出来る。
以上のように使用できる本考案のコンクリート型枠組立て用具によれば、本体の両端に取り付けられている取付け用ボルトが、従来のものより長くなるだけで、当該取付け用ボルトに、従来のような取付け用ボルトが備え付けられていない間隔保持具が、脱落不能な状態で遊嵌保持されているので、取付け用ボルト付きの間隔保持具を別途準備して、これを現場でコンクリート型枠組立て用具に組み付けるような手間がなくなる。しかも、コンクリート型枠解体時には、本体の両端に取り付けられている取付け用ボルトを、その付け根にある折り取り用の周溝を利用して、間隔保持具の底部位置で折り取ることにより、当該取付け用ボルトと間隔保持具を簡単かつ迅速に取り除くことが出来る。このように取付け用ボルトの軸部のほぼ全体を折り取ることが出来るので、間隔保持具の除去跡である凹部の底面に、僅かに取付け用ボルトの折り取り跡が露出しているだけであるから、当該凹部内にモルタルを充填して塞いだとき、取付け用ボルトの折り取り跡に対するモルタルの被り厚さを十分深くすることが出来、発錆の恐れも抑制出来る。
このように現場での作業性が格段に向上するのであるが、本考案によれば、取付け用ボルトの折り取りを可能にするために、当該取付け用ボルトの付け根近くに形成される周溝を利用して、本体の両端取付け板部に対する取付け用ボルトの固定を、カシメ操作で簡単容易に行える。即ち、前記周溝の両側辺には、その転造加工時に、膨出縁部が自然に形成されているのであるが、この周溝の両側辺の膨出縁部の内、ボルト頭部側の膨出縁部が、本体の両端取付け板部に設けられる取付け用ボルトの挿通のための貫通孔の出口付近に位置しており、当該貫通孔の内周縁の少なくとも一部を、当該貫通孔を備えた取付け板部に対するカシメ操作によって、前記周溝の前記ボルト頭部側の膨出縁部とボルト頭部との間のボルト軸部に圧接させるのであるから、仮にそのカシメ部分のボルト軸部に対する圧接力が弱くとも、前記貫通孔から取付け用ボルトが抜け出す方向に移動することは、ボルト軸部に圧接する部分が、前記周溝の前記ボルト頭部側の膨出縁部に引っ掛かることになり、取付け用ボルトが本体の取付け板部の内側へ抜け落ちることは強力に防止出来る。
一方、前記カシメ部での取付け用ボルトの回り止め効果が殆んど無くとも、取付け用ボルトの先端螺軸部にコンクリート型枠組立て用の各種金具を螺合締結する際に、当該取付け用ボルトが共回りする恐れは、取付け用ボルトの四角形の頭部の一辺が折曲張出し板部に隣接していることにより完全に無くなり、取付け用ボルトの先端螺軸部にコンクリート型枠組立て用の各種金具を強力に螺合締結することが出来る。換言すれば、前記カシメ操作は、ボルト軸部と貫通孔内周面との間のがたつきを無くすことが出来る程度の弱いものであっても、取付け用ボルトが本体の取付け板部から抜け落ちたり共回りすることを完全に防止出来る。
上記本考案を実施する場合、具体的には、前記カシメ部(11)は、前記貫通孔(10)と同心状の環状溝(12)を前記取付け板部(7a,7b)の外側面に打設して、前記貫通孔(10)の内周縁全体を、前記取付け用ボルト(5)の軸部(5b)に圧接させるものであっても良いし、前記カシメ部(11)は、前記貫通孔(10)の周囲を斜めに立ち上がらせて形成した傾斜環状板部(10a)を、前記取付け用ボルト(5)の挿通後に元に戻す方向に押圧して、前記貫通孔(10)の内周縁全体を、前記取付け用ボルト(5)の軸部(5b)に圧接させるものであっても良い。
図1は、コンクリート型枠組立て用具の使用状態の一例を示す横断平面図である。 図2Aは、コンクリート型枠組立て用具の正面図、図2Bは、同右側面図である。 図3A〜図3Eは、コンクリート型枠組立て用具の組立て手順を説明する図であって、図3Aは、第一段階の要部の縦断正面図、図3Bは、第二段階の要部の縦断正面図、図3Cは、第三段階の要部の縦断正面図、図3Dは、図3CのXーX線断面図、図3Eは、第四段階の要部の縦断正面図である。 図4Aは、別実施例での組立て手順における第一段階の要部の縦断正面図、図4Bは、同第二段階の要部の縦断正面図である。
1は本考案に係るコンクリート型枠組立て用具であって、互いに直角に配置されたコンクリート型枠板(以下、型枠板と略称する)2,3の入隅部(内側)において、両型枠板2,3を互いに直角状態で連結するものである。このコンクリート型枠組立て用具1は、本体4、2本の取付け用ボルト5、及び2つの間隔保持具6を備え、前記本体4は、金属板の一体成型品であって、互いに直角に位置する2つの取付け板部7a,7b、この両取付け板部7a,7bをつなぐ斜めの連結板部8、及びこの本体4の長さ方向に沿った一側辺から、連結板部8と両取付け板部7a,7bとの間の入隅側に突設された折曲張出し板部9を備えている。
各取付け用ボルト5は、本体4の取付け板部7a,7bに設けられた貫通孔10を、折曲張出し板部9のある内側から直角向きに挿通されたもので、折曲張出し板部9との当接で回り止めされる四角形の頭部5aと、取付け板部7a,7bから外側に突出する軸部5bの、当該取付け板部7a,7bに隣接する位置に設けられた、折り取りのための周溝5c、及び軸部5bの先端一定長さ領域に形成された、貫通孔10に挿通可能な外径の螺軸部5dから構成されている。各間隔保持具6は、取付け用ボルト5の周溝5cと先端螺軸部5dとの間の軸部5bの長さより高さの低い合成樹脂製のもので、取付け板部7a,7b側ほど外径が縮小される外側円周面を備え、小径側の底板中央に、取付け用ボルト5の先端螺軸部5dの外径より若干小径の中央貫通孔6aを備えている。
取付け用ボルト5は、本体4の取付け板部7a,7bの貫通孔10に内側からの先端螺軸部5d及び軸部5bを挿通させて、その頭部5aを取付け板部7a,7bの内側面に当接させた状態で、取付け板部7a,7bの外側面側に施工したカシメ部11により、当該取付け板部7a,7bに固着されている。前記カシメ部11は、貫通孔10と同心状の環状溝12を取付け板部7a,7bの外側面に打設して、当該貫通孔10の内周縁全体を、取付け用ボルト5の軸部5bに圧接させるものである。取付け用ボルト5の軸部5bの周溝5cは、切削加工ではなく、転造加工によって形成されるものであるから、この周溝5cの両側辺には、軸部5bの外周面より少し盛り上がる膨出縁部13a,13bが形成されている。従って、カシメ部11により取付け用ボルト5の軸部5bに圧接する貫通孔10の内周縁は、取付け用ボルト5の頭部5aと、周溝5cの両側辺の膨出縁部13a,13bの内、頭部5aに近い側の膨出縁部13aとの間にあって、取付け用ボルト5が貫通孔10から内側へ抜け出る方向に移動することは、貫通孔10の内周縁と取付け用ボルト5の軸部5bとの間の摩擦力だけでなく、カシメ操作によって頭部5aから遠ざかる外向きにも膨出することになる、貫通孔10の内周縁の外端と膨出縁部13aとの軸方向の圧接によっても、強力に防止されている。
上記のように本体4の各取付け板部7a,7bに取付け用ボルト5が取り付けられたならば、各取付け板部7a,7bから外側に突出している取付け用ボルト5に間隔保持具6を取り付ける。具体的には、間隔保持具6が備える中央貫通孔6aを、素材の弾性を利用して、取付け用ボルト5の先端螺軸部5dに対し押し込んで通過させ、当該中央貫通孔6aを取付け用ボルト5の軸部5bに遊嵌させる。この結果、間隔保持具6を取付け板部7a,7bの外側面に当接させたとき、この間隔保持具6から外向きに、取付け用ボルト5の先端螺軸部5dの全体が突出する状態になる。
以上のように組み立てられたコンクリート型枠組立て用具1は、各取付け用ボルト5の先端螺軸部5dを型枠板2,3の内側から、これら型枠板2,3に穿設されている貫通孔に挿通させ、各型枠板2,3の外側に突出した各取付け用ボルト5の先端螺軸部5dに、従来周知のコンクリート型枠組立て用の棒状本体14を螺合締結して、当該棒状本体14の先端と、コンクリート型枠組立て用具1の本体4の取付け板部7a,7bとの間で、間隔保持具6と型枠板2,3とを挟持させる。棒状本体14は、ネジ式のものや楔式のものがあるが、楔式の棒状本体14の使用の一例を説明すると、型枠板2,3の外側に当接する内側端太材15と、当該内側端太材15の外側に直交向きに配置された外側端太材16とを、棒状本体14に嵌合した当て板17と、当て板17の外側で棒状本体14に設けられた楔孔に当て板17の外側で楔板18を打ち込むことで、内側端太材15と外側端太材16とを型枠板2,3に一体化することが出来る。尚、図示例では、片側の型枠板2に、構築物(柱や梁など)の出隅部に角形の凹みを形成するための角材2aが取り付けられている。
型枠板2,3の内側のコンクリート打設空間内に必要な配筋を行った後、当該コンクリート打設空間内にコンクリートを打設し、所定期間養生した後にコンクリート型枠が解体される。このとき、楔板18、当て板17、外側端太材16、及び内側端太材15が取り除かれ、最後に棒状本体14を、コンクリート型枠組立て用具1の各取付け用ボルト5の先端螺軸部5dからネジ戻して取り外して、型枠板2,3が除去される。完成した構築物(柱や梁など)の出隅部近傍には、コンクリート表面と面一に埋まっている間隔保持具6から、取付け用ボルト5が突出しているので、この取付け用ボルト5の先端螺軸部5dをハンマーなどで横向きに打撃して、当該取付け用ボルト5を、周溝5cにおいて折り取ることが出来る。このとき、間隔保持具6にも取付け用ボルト5から横向きの力が作用し、当該間隔保持具6が、コンクリート表面側が大径となる裁頭円錐形であるから、コンクリート層内から外向きに移動して、折り取られる取付け用ボルト5と共にコンクリート層内から脱出することになる。この結果、コンクリート表面には、間隔保持具6の除去跡として裁頭円錐形の凹部が残るが、この凹部は、モルタルを充填して塞ぐことが出来る。
尚、完成した構築物(柱や梁など)の出隅部内側に埋め込まれた状態で残るコンクリート型枠組立て用具1の本体4における連結板部8には、貫通孔8aを設けておき、当該連結板部8の内外両側のコンクリートが貫通孔8aを経由して一体につながるようにしておけば、完成した構築物(柱や梁など)の出隅部の強度が、埋め込まれたコンクリート型枠組立て用具1によって低下するのを抑制出来る。従って、連結板部8の長さが長くなる場合は、連結板部8の長さ方向適当間隔おきに複数の貫通孔8aを設けるか又は、貫通孔8aを連結板部8の長さ方向に長い長孔とするのが望ましい。
取付け用ボルト5を取付け板部7a,7bに固着するためのカシメ部11は、取付け板部7a,7bに設けられた貫通孔10の周囲を内側へ軽くバーリングを立てて、貫通孔10の周囲に、斜めに立ち上がる傾斜環状板部10aを形成しておき、この貫通孔10に内側から取付け用ボルト5を挿通させた後、貫通孔10の周囲の傾斜環状板部10aを元に戻すように軸方向に加圧したものであっても良い。又、組み合わせる間隔保持具6は、従来周知の任意のものを使用することが出来るが、取付け用ボルト5の軸部5bに遊嵌させた状態では、当該取付け用ボルト5の先端螺軸部5dから容易に抜け落ちないものが望ましい。従って、前記先端螺軸部5dに螺嵌通過し得るネジ孔を備えたものであっても良い。
本考案のコンクリート型枠組立て用具は、互いに直角に配置される2枚の型枠板を互いに連結するための手段として、柱や梁などを築造する際のコンクリート型枠の組立てに活用出来る。
1 コンクリート型枠組立て用具
2,3 型枠板
4 本体
5 取付け用ボルト
5a 頭部
5b 軸部
5c 周溝
5d 先端螺軸部
6 間隔保持具
6a 中央貫通孔
7a,7b 取付け板部
8 連結板部
8a,10 貫通孔
9 折曲張出し板部
10a 傾斜環状板部
11 カシメ部
12 環状溝
13a,13b 膨出縁部
14 棒状本体
15 内側端太材
16 外側端太材
17 当て板
18 楔板

Claims (3)

  1. 本体、2本の取付け用ボルト、及び2つの間隔保持具を備え、前記本体は、金属板の一体成型品であって、互いに直角に位置する両端取付け板部、この両端取付け板部をつなぐ斜めの連結板部、及びこの本体の長さ方向に沿った一側辺から、前記連結板部と両端取付け板部との間の入隅側に突設された折曲張出し板部を備え、前記各取付け用ボルトは、前記両端取付け板部に設けられた貫通孔を前記折曲張出し板部のある内側から直角向きに挿通されたもので、前記取付け板部から外側に突出する軸部の当該取付け板部に隣接する位置に前記間隔保持具が嵌装されたコンクリート型枠組立て用具において、
    前記各取付け用ボルトは、前記両端取付け板部の前記折曲張出し板部のある側に位置する四角形の頭部と、前記貫通孔から外側に突出する軸部に設けられた折り取りのための周溝、及び前記軸部の先端一定長さ領域に形成された、前記貫通孔に挿通可能な外径の先端螺軸部を備え、前記四角形の頭部の一辺が前記折曲張出し板部に隣接することにより当該各取付け用ボルトが回り止めされると共に、当該各取付け用ボルトを前記取付け板部に固定するために、前記貫通孔の内周縁の少なくとも一部を、前記周溝の前記頭部側の膨出縁部と前記頭部との間の軸部に圧接させるカシメ部が設けられ、前記各間隔保持具は、前記取付け用ボルトの先端螺軸部と前記周溝との間の軸部に遊嵌するもので、前記取付け板部側ほど外径が縮小される円周面を備えている、コンクリート型枠組立て用具。
  2. 前記カシメ部は、前記貫通孔と同心状の環状溝を前記取付け板部の外側面に打設したものである、請求項1に記載のコンクリート型枠組立て用具。
  3. 前記カシメ部は、前記貫通孔の周囲の、斜めに立ち上がらせてある傾斜環状板部を、元に戻す方向に押圧したものである、請求項1に記載のコンクリート型枠組立て用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113530210A (zh) * 2020-08-13 2021-10-22 六安市叶集团结木业有限公司 一种便于安装的可回收建筑模板

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