JP3220453U - シャンクホルダの回転防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャンクホルダをガン本体に固定するためのネジの締め付けが、溶接時の加圧力に耐えられない程度に不十分であったとしても、シャンクホルダが回転してしまう恐れのないシャンクホルダの回転防止構造を提供する。【解決手段】先端部分が略直角に曲がった断面略円形の棒状に形成され、先端部分にシャンクを介して、又は直接キャップチップが装着されるシャンクホルダ20と、シャンクホルダ20の基端部分20Aを支持するガン本体と、シャンクホルダ20の軸方向に対して直角方向に配置され、シャンクホルダ20の基端部分20Aをガン本体に固定するネジ24,25と、を備えた溶接ガンにおいて、シャンクホルダ20の基端部20Aに、ネジ25の配置方向と同方向で、且つネジ25の胴部が入る大きさの溝部201を形成し、ネジ25を、溝部201を通過する位置に配置した。【選択図】 図6

Description

本考案は、被溶接物を載置する所謂テーブル電極と呼ばれる平坦な板状電極と、該板状電極面と平行となる横向き姿勢で移動可能な溶接ガンとを備えたテーブルスポット溶接機に用いて好適なシャンクホルダの回転防止構造に関する。
上述したテーブルスポット溶接機として、例えば本願考案者等が先に提案したものがある(特許文献1)。図11は、特許文献1に記載のテーブルスポット溶接機でも使用されている溶接ガン100を示す一部断面を含む図である。同図において、溶接ガン100は、シャンクホルダ101と、シャンク102と、キャップチップ103と、ガン本体104と、ネジ105,106と、を備える。シャンクホルダ101は、図11の部分断面図に示すように、先端部分が略直角に曲がった棒状に形成され、内部には冷却水を通流させるための流路が形成されている。シャンクホルダ101の断面は略円形である。シャンクホルダ101の流路内には、冷却水を流すための樹脂製のチューブが挿入される。
シャンクホルダ101の先端部分にはシャンク102が装着され、シャンク102の先端部分にはキャップチップ103が装着される。シャンク102の内部には、冷却水を通流させるための流路が形成されている。キャップチップ103は、シャンク102への装着側が開口した空間を有している。
ガン本体104は、シャンクホルダ101を支持するものであり、シャンクホルダ101の基端部分101Aを収容するための空間が形成されている。この空間にシャンクホルダ101の基端部分101Aが挿入される。ネジ105,106は、シャンクホルダ101をガン本体104に固定するためのものである。ガン本体104に対してネジ105,106を締め込むことで、ガン本体104の空間が狭くなってシャンクホルダ101の基端部分101Aがガン本体104に固定される。ネジ105,106は、互いに離間し、かつシャンクホルダ101から同一距離だけ離れた位置に配置される。
溶接を行うときは、まずテーブル電極(図示略)上に被溶接物(ワーク)を載置する。このとき、被溶接物は、例えば鋼板等の金属板を2枚重ねたものとする。該被溶接物の溶接箇所にキャップチップ103の先端を当てる。この状態で溶接ガン100に設けられた起動スイッチ(図示略)を操作することで、加圧が開始されるとともに、通電が開始される。加圧が開始されることで、キャップチップ103が被溶接物を加圧する。これにより、溶接箇所にて2枚の金属板が結合する。
特開2018−023984号公報
しかしながら、上述した従来の溶接ガン100においては、シャンクホルダ101のガン本体104への固定にネジ105,106を用いているが、ネジ105,106の締め付けが、溶接時の加圧力に耐えられない程度に不十分であった場合、シャンクホルダ101が回転してしまう恐れがある。
本考案は係る事情に鑑みてなされたものであり、シャンクホルダをガン本体に固定するためのネジの締め付けが、溶接時の加圧力に耐えられない程度に不十分であったとしても、シャンクホルダが回転してしまう恐れのないシャンクホルダの回転防止構造を提供することを目的とする。
本考案のシャンクホルダの回転防止構造は、先端部分が略直角に曲がった断面略円形の棒状に形成され、前記先端部分にシャンクを介して、又は直接キャップチップが装着されるシャンクホルダと、前記シャンクホルダの基端部分を支持するガン本体と、前記シャンクホルダの軸方向に対して直角方向に配置され、前記シャンクホルダの基端部分を前記ガン本体に固定するネジと、を備えた溶接ガンのシャンクホルダの回転防止構造であって、前記シャンクホルダの基端部に、前記ネジの配置方向と同方向で、且つ前記ネジの胴部が入る大きさの溝部が形成され、前記ネジが前記溝部を通過する位置に配置された。
上記構造によれば、シャンクホルダの基端部分に設けた溝部にネジを通すので、該ネジがシャンクホルダの回転を防止する。したがって、シャンクホルダをガン本体に固定するためのネジの締め付けが、溶接時の加圧力に耐えられない程度に不十分であったとしても、シャンクホルダが回転してしまう恐れがなくなる。
本考案によれば、シャンクホルダが回転してしまう恐れをなくすことができて、安全性を確保することができる。
本考案の実施形態に係る溶接ガンを備えたテーブルスポット溶接機の外観を示す図 本考案の実施形態に係る溶接ガンの構成を示す図 本考案の実施形態に係る溶接ガンを構成するガン本体の前端部分を示す斜視図 本考案の実施形態に係る溶接ガンを構成するガン本体を示す側面図 本考案の実施形態に係る溶接ガンを構成するガン本体を示す正面図 本考案の実施形態に係る溶接ガンを構成するシャンクホルダとネジの配置関係を示す斜視図 本考案の実施形態に係る溶接ガンを構成するシャンクホルダの溝部形成部分とネジの配置関係を示す側面図 本考案の実施形態に係る溶接ガンの第1変形例である溶接ガンを構成するシャンクホルダの一部分を示す斜視図 本考案の実施形態に係る溶接ガンの第2変形例である溶接ガンを構成するシャンクホルダの一部分を示す斜視図 本考案の実施形態に係る溶接ガンの第1,第2変形例である溶接ガンを構成するガン本体とシャンクホルダを示す図 従来の溶接ガンの構成を示す図
以下、本考案を実施するための好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る溶接ガンを備えたテーブルスポット溶接機1の外観を示す図である。同図において、本実施形態に係るテーブルスポット溶接機1は、冷却ユニット2と、電源ユニット3と、支持ポスト4と、支持アーム(片持ちの多関節アーム)5と、溶接ガン6と、導電ケーブル7と、加圧ユニット8と、板状電極(以下、テーブル電極と呼ぶ)9と、溶接トランス10と、テーブル駆動部11と、を備える。
冷却ユニット2は、溶接時に溶接ガン6から発生する熱を冷却するための冷却水を供給する。冷却ユニット2は、電源が投入されている間は常時動作して溶接ガン6との間で冷却水を循環させる。電源ユニット3は、受電設備(図示略)から供給される三相の交流電力を整流素子(図示略)にて直流に変換し、変換後の直流から高周波交流を生成して出力する。導電ケーブル7は、溶接ガン6への電流供給に用いられ、一端が溶接トランス10の2次側出力端(図示略)のプラス電極に接続され、他端が溶接ガン6に接続される。テーブル電極9は、導電ケーブル(図示略)を介して溶接トランス10の2次側出力端(図示略)のマイナス電極に接続される。
溶接トランス10は、テーブル駆動部11の前端部分に設けられている。溶接トランス10は、例えば特開2012−210654号、特開2013−179205号に記載された抵抗溶接用の溶接トランスである。
支持ポスト4は、冷却ユニット2と電源ユニット3の近傍にて垂直方向に立設され、支持アーム5を水平方向に回動可能に支持する。支持アーム5は、溶接ガン6を支持し、支持ポスト4に対して水平方向に延びた水平アーム部5Aと、水平アーム部5Aの先端部分から垂直方向下向きに延設された垂直アーム部5Bとを備えた略L字形状を成す。水平アーム部5Aには、回動軸が設けられており、該回動軸によって溶接ガン6の水平方向への移動が可能になっている。
加圧ユニット8は、垂直アーム部5Bの上端に配置され、溶接ガン6の先端をテーブル電極9側へ押し付けるための押圧力を発生する。テーブル電極9は、略正方形の平坦な板状に形成されており、被溶接物Wを載置する。テーブル電極9には、クロム銅(CrCu)等の導電性及び熱伝導性に優れた金属材が用いられる。テーブル電極9は、テーブル駆動部11によって上下動する。テーブル電極9を上下動させることで、溶接ガン6とテーブル電極9との間の距離を調整することができる。なお、テーブル電極9を上下動させる操作は作業者が行う。また、図示しないが、本実施形態に係るテーブルスポット溶接機1には、被溶接物Wの材料、板厚、加圧力等の溶接条件を設定するための溶接条件設定器が設けられている。この溶接条件設定器で設定された溶接条件に見合った溶接電流が決定される。
溶接ガン6は、押釦式の起動スイッチ(図示略)を備えており、該起動スイッチが押下されることでスイッチオンとなり、溶接指令が出力される。起動スイッチから出力された溶接指令は電源ユニット3に取り込まれる。電源ユニット3は、溶接指令を取り込むことで動作を開始し、高周波交流を出力する。電源ユニット3から出力された高周波交流は、溶接トランス10に供給される。
溶接ガン6は、支持アーム5の垂直アーム部5Bによって上下方向に揺動自在に支持される。この場合、溶接ガン6は、略中央部分を支点として支持されるので、先端の上下軌跡が円弧状となる。また、溶接ガン6は、基端部側が上方(加圧ユニット8側)に持ち上がるように、該基端部と垂直アーム部5Bとの間に張設されたスプリングコイル6Cによって付勢されており、溶接ガン6の上下の動きを容易にしている。
次に、溶接ガン6について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る溶接ガン6を示す一部断面を含む図である。同図において、溶接ガン6は、シャンクホルダ20と、シャンク21と、キャップチップ22と、ガン本体23と、2本のネジ24,25と、ハンドル26と、を備える。シャンクホルダ20は、先端部分が略直角に曲がった棒状に形成され、内部には冷却水を流すための流路が形成されている。シャンクホルダ20の断面は略円形である。シャンクホルダ20には、クロム銅(CrCu)等の導電性及び熱伝導性に優れた金属材が用いられる。シャンクホルダ20の流路内には、冷却水を流すための樹脂製のチューブが挿入される。詳細は後述するが、シャンクホルダ20の基端部分20Aにはネジ25を通すための溝部201(図6参照)が形成されている。
シャンク21は、シャンクホルダ20の先端部分に装着される。シャンク21の内部には冷却水を流すための流路が形成されており、この流路に、シャンクホルダ20の流路内に挿入されるチューブと接続可能な樹脂製のチューブが挿入される。シャンク21の先端部分にはキャップチップ22が装着される。シャンク21の内部には、冷却水を通流させるための流路が形成されている。キャップチップ22は、シャンク21に装着される側が開口した空間を有しており、該空間内を冷却水が通流する。シャンク21及びキャップチップ22には、クロム銅(CrCu)等の導電性及び熱伝導性に優れた金属材が用いられる。
冷却ユニット2から送り出された冷却水が、冷却水供給用チューブ27、シャンクホルダ20内のチューブ、シャンク21内のチューブを順次通ってキャップチップ22に流入する。そして、キャップチップ22に流入した冷却水が、シャンク21内のチューブの外側、シャンクホルダ20内のチューブの外側、冷却水回収用チューブ28を順次通って冷却ユニット2に戻る。このような経路で冷却水が循環し、溶接ガン6を冷却する。
ガン本体23は、シャンクホルダ20を支持するものであり、シャンクホルダ20の基端部分20Aを収容するための円筒形の空間23A(図3参照)を有している。この空間23Aにシャンクホルダ20の基端部分20Aを挿入し、ネジ24,25を締め付けることで、シャンクホルダ20がガン本体23に固定される。図3は、ガン本体23の前端部分を示す斜視図である。同図に示すように、シャンクホルダ20の基端部分20Aを挿入する円筒形の空間23Aが形成されており、また空間23Aの上方には、空間23Aと連通する線状のスリット23Bが形成されている。また、ガン本体23には、ネジ24,25を入れるための2つのネジ孔23C,23Dが形成されている。2つのネジ孔23C,23Dのうち、空間23Aの開口部に近い方のネジ孔23Cは、空間23Aの直上を通過し、空間23Aの開口部より遠い方のネジ孔23Dは、空間23Aの上部を通過するように形成されている。
図4は、ガン本体23を示す側面図である。同図に示すように、ネジ孔23C(同図では省略)にはネジ24が取り付けられており、ネジ孔23D(同図では省略)にはネジ25が取り付けられている。ネジ孔23Cが空間23Aの直上にあり、ネジ孔23Dの一部が空間23A内にあるため、ネジ24は、ネジ25よりも上側に位置することになる。即ち、同図に示すように、ネジ25は、ネジ24より距離L1だけ下方に位置することになる。
図5は、ガン本体23を示す正面図である。同図の(a)に示すように、ネジ24は空間23Aの直上を通っている。また、同図の(b)に示すように、ネジ孔25はその一部が空間23A内を通っている。
シャンクホルダ20の基端部分20Aには、シャンクホルダ20をガン本体23に取り付けたときに、ネジ25が部分的に通る凹状の溝部201(図6参照)が形成されている。図6は、シャンクホルダ20とネジ24,25の配置関係を示す斜視図である。また、図7は、シャンクホルダ20とネジ24,25の配置関係を示す側面図である。図6及び図7に示すように、シャンクホルダ20には、ネジ25の配置方向と同方向で、且つネジ25の胴部が入る大きさの溝部201が形成されている。ネジ25は、その胴部の一部(図面では下方の部分)が溝部201内に位置し、ネジ24は、その胴部がシャンクホルダ20の上方に位置している。
ネジ25の胴部の一部をシャンクホルダ20の溝部201内に入るようにすることで、シャンクホルダ20が図6中に矢印Y1又は矢印Y2で示す方向に回転しようとしてもネジ25によって阻止されて回転しない。また、シャンクホルダ20が図6中に矢印Y3に抜けようとしてもネジ25に係止されて抜けることがない。このように、シャンクホルダ20の基端部分20Aに溝部201を形成し、その溝部201内を通るようにネジ25を配置することで、シャンクホルダ20の回転のみならず抜けも防止することができる。なお、シャンクホルダ20の溝部201の形状は、必ずしも凹状である必要はなく、例えば半円状であってもよい。溝部201の形状を半円状とした場合、ネジ25の胴部が嵌合するように、きっちりと嵌まる大きさであってもよし、それを超える大きさであってもよい。
このように、本実施形態に係る溶接ガン6によれば、シャンクホルダ20の基端部分20Aに、ネジ25の配置方向と同方向で、且つネジ25の胴部が入る大きさの溝部201を有するとともに、シャンクホルダ20をガン本体23に固定するためのネジ24,25のうちのネジ25をシャンクホルダ20の溝部201を通る位置に配置した構造としたので、シャンクホルダ20をガン本体23に固定するためのネジ24,25の締め付けが、溶接時の加圧力に耐えられない程度に不十分であったとしても、シャンクホルダ20が回転してしまう恐れをなくすことができて、安全性を確保することができる。
なお、本考案を特定の実施形態を参照して説明したが、本考案の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
例えば、本実施形態に係る溶接ガン6では、シャンクホルダ20のガン本体23への固定に2個のネジ24,25を用いたが、ネジの個数に限定はなく、1個でも3個以上であってもよい。
また、本実施形態に係る溶接ガン6では、ネジ25をシャンクホルダ20に絡めるようにしたが、シャンクホルダ20に絡むネジの個数も1個に限らず、2個以上であってもよい。
また、本実施形態に係る溶接ガン6では、シャンクホルダ20の基端部分20Aに溝部201を設けるとともに、該溝部201を通るようにネジ25の配置を変えるようにして、シャンクホルダ20の回転及び抜けを防止するようにしたが、ネジ25の位置をネジ24と同位置にして、シャンクホルダ20の基端部分20Aに、ガン本体23のスリット23Bに入る大きさの突起部を設けるようにしてもよい。図8及び図9は、その一例を示す斜視図である。
図8は、本実施形態に係る溶接ガン6の第1変形例である溶接ガンを構成するシャンクホルダ20の基端部分20Aを示す斜視図である。この第1変形例は、シャンクホルダ20の基端部分20Aの上部に長方形状の六面体で構成される突起部202を設けたものである。突起部202の厚みt1は、ガン本体23のスリット23Bの幅W1(図10参照)未満とする。
図9は、本実施形態に係る溶接ガン6の第2変形例である溶接ガンを構成するシャンクホルダ20の基端部分20Aを示す斜視図である。この第2変形例は、シャンクホルダ20の基端部分20Aの上部に円柱状の突起部203を設けたものである。突起部203の直径D1は、ガン本体23のスリット23Bの幅W1(図10参照)未満とする。
図10は、図8に示す第1変形例のシャンクホルダ20(又は図9に示す第2変形例のシャンクホルダ20)を用いた場合のガン本体23を示す正面図である。同図において、シャンクホルダ20は断面で示している。突起部202の厚みt1(突起部203の直径D1)は、スリット23Bの幅W1未満となる。
シャンクホルダ20の基端部分20Aの上部に突起部202(203)を設けた例では、シャンクホルダ20の回転を防止できるものの、抜けは防止できないが、シャンクホルダ20の抜けを防止する必要が無い場合は、安価に作製することができるという利点を有している。
また、本実施形態に係る溶接ガン6では、シャンクホルダ20の先端部分に対し、シャンク21を介してキャップチップ22を装着するようにしたが、シャンクとキャップチップが一体となったチップもあり、このチップを使用する場合は、直接シャンクホルダ20の先端部分に装着する。
本考案は、テーブル電極と溶接ガンとを備えたテーブルスポット溶接機への適用が可能である。
1 テーブルスポット溶接機
2 冷却ユニット
3 電源ユニット
4 支持ポスト
5 支持アーム
5A 水平アーム部
5B 垂直アーム部
6 溶接ガン
7 導電ケーブル
8 加圧ユニット
9 テーブル電極
10 溶接トランス
11 テーブル駆動部
20 シャンクホルダ
20A シャンクホルダの基端部分
21 シャンク
22 キャップチップ
23 ガン本体
23A 空間
23B スリット
23C,23D ネジ孔
24,25 ネジ
26 ハンドル
27 冷却水供給用チューブ
28 冷却水回収用チューブ
201 溝部
202,203 突起部
W1 ガン本体のスリットの幅
t1 突起部の厚み
D1 突起部の直径

Claims (1)

  1. 先端部分が略直角に曲がった断面略円形の棒状に形成され、前記先端部分にシャンクを介して又は直接キャップチップが装着されるシャンクホルダと、
    前記シャンクホルダの基端部分を支持するガン本体と、
    前記シャンクホルダの軸方向に対して直角方向に配置され、前記シャンクホルダの基端部分を前記ガン本体に固定するネジと、
    を備えた溶接ガンのシャンクホルダの回転防止構造であって、
    前記シャンクホルダの基端部に、前記ネジの配置方向と同方向で、且つ前記ネジの胴部が入る大きさの溝部が形成され、前記ネジが前記溝部を通過する位置に配置された、
    シャンクホルダの回転防止構造。
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