JP3220448U - 事前予約可能なコインロッカー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コインロッカーを事前予約可能として、コインロッカー利用者の行動を円滑にできるコインロッカー装置を提供する。【解決手段】ロック装置20と、ロック装置の状態を監視する制御ユニット装置30とを備えるコインロッカーであり、インターネットを介して制御ユニット装置に指令信号を送る遠隔管理装置40を設ける。ロック装置には仮止ロック片25を設ける。遠隔管理装置は、利用可能なロッカーの仮止ロック片を施錠駆動させる駆動指令部42、仮止ロック片を施錠駆動させる解除データ送出部44を備える。制御ユニット装置には、仮止ロック駆動指令部からの指令に基づき、仮止ロック片を施錠駆動させる仮止ロック駆動施錠部32、解除データを保存する格納部34、解除データを照合する解除データ照合部と、該解除データ照合部における比較結果が一致したときのOK信号に基づき、前記仮止ロック片を解錠駆動させる仮止ロック駆動解除部37を設ける(請求項1)。【選択図】図2

Description

本考案は、有料のコインロッカー装置に係り、特に、事前の利用予約が可能なコインロッカー装置に関する。
図5は、従来のコインロッカー装置の外観を例示するものである。
外観上、コインロッカー装置1は、荷物を預け入れる複数の庫体と、各庫体に設けたドア2と、ドア2の開閉制御のために設けた個別のロック装置3とを備える。ロック装置3は、外観上、例えば、コイン投入部4、釣銭返却部5、物理キーの差込部6、マスターキーの差込部7、ドア2の把手H等を備える。
8は、ドア2の開閉を集中的に管理する制御ユニット装置である。
制御ユニット装置8は、外観上、例えば、モニタ装置8−1、カードリーダ装置R、コイン投入部8−3、紙幣挿入部8−4、釣銭返却部8−5を備える。
モニタ装置8−1は、例えば、利用手順、利用可能な庫体番号等を表示する等、様々な利用案内を文字/イラスト等を介して表示する。
カードリーダ装置Rは、利用開始時の基本料金精算や延長料金精算において、クレジットカード等の支払カードデータを読み取る光学装置である。
利用者は、モニタ装置8−1を介して、利用可能な庫体を確認し、表示される手順に従って、利用する庫体を選択し、カードリーダ装置Rまたはコイン投入部8−3或いは紙幣挿入部8−4を介して、利用開始時の基本料金を支払う。
基本料金を支払うと、物理キー(図示せず)を介してドア2をロック出来るようになる。利用者は、荷物の預け入れ後、物理キー(図示せず)を回動させてドア2を施錠し、一定時間の利用を開始する。
なお、物理キーを用いないコインロッカー装置もある。バーコード等の識別コードを用い、制御ユニット装置8を介して、ドア2の施解錠を電気的にコントロールする方式のコインロッカー装置である。本考案は、物理キーを用いるタイプ、物理キーを用いないタイプのいずれであっても適用可能である。
図6は、制御ユニット装置8の基本機能を例示するブロック図である。この図に示す制御ユニット装置8の機能は、本考案に係るコインロッカー装置においても略同様に搭載されるものである。
2−1は、ドア2に個別に設けたドアスイッチであり、ドア2の開動と閉動とを検出する。例えば、リミットスイッチを用いることが出来る。
8−2は、ドアスイッチ2−1のオンオフ検出等に基づいて、庫体の使用状態を検出する使用状態監視部、8−6は、利用開始案内部である。
利用開始案内部8−6は、例えば、使用状態監視部8−2に基づいて利用可能な庫体をロッカー番号とともにモニタ装置8−1に表示する。また、利用終了時にタイマ装置Tに基づき、必要となる延長料金を表示する場合がある。
利用者が、カードリーダ装置R等を介して基本料金を支払ったとき、基本料金精算部8−7が、施解錠駆動部8−8にOK信号を送出し、該施解錠駆動部8−8が、指定選択されたコインロッカーのドア2の開閉ロックを施錠可能とする。
コインロッカー装置の施錠解錠は、各種の方式があるが、基本料金を支払ったときは、利用者がドア2を開いて荷物を預け入れ、ドア2を閉めてロック(施錠)することが出来る。
8−9は、利用開始時からの時間が、基本料金の規定時間より長くなった場合の延長料金の精算部(延長料金精算部)である。必要となる延長料金は、利用開始案内部8−6等を介して、モニタ装置8−1に表示する。
利用者が、カードリーダ装置R等を介して延長料金を支払ったとき、延長料金精算部8−9が、施解錠駆動部8−8に対してOK信号を送出し、該施解錠駆動部8−8が、該当するコインロッカー庫体のドア2の開閉ロックを解錠可能とする。従来、このようなコインロッカー装置としては、下記特許文献1、特許文献2が公知である。
実用新案登録第3172904号 実用新案登録第3185319号
問題は、従来のコインロッカーが、事前予約できない点にある。
従来のコインロッカーは、ロッカーの設置場所に行って、空いているロッカー庫体に荷物を預けることが前提となっていた。
ところが、例えば、東京の主要鉄道ターミナル等では、常時コインロッカーに空きがない状態が多く、また、設置スペースの関係で、コインロッカーを増設することも難しい状況にある。
このため、コインロッカーの事前予約を希望する要請が高まっている。
旅行者、ビジネス出張者等、自由時間に制限がある者にとっては、割り増し料金を支払っても良いから事前予約を可能にしいて欲しい、という要請である。
そこで、本考案の目的は、コインロッカーを事前予約可能として、コインロッカー利用者の行動を円滑にできるようにする点にある。
前記目的を達成するため、本考案に係る事前予約可能なコインロッカー装置は、複数のロッカー庫体に設けた個別のドアと、当該ドアを施解錠する個別のロック装置と、当該ロック装置の状態を監視する制御ユニット装置とを備えるコインロッカー装置を技術的前提として、インターネットを介して、前記制御ユニット装置に指令信号を送出する遠隔管理装置を設けるとともに、施錠用の本ロック片を備える前記個別のロック装置に、簡易施錠手段である仮止ロック片を設け、前記遠隔管理装置は、前記制御ユニット装置から受信した監視データに基づき、ロッカー庫体の使用状態をモニタ表示する使用状態表示部と、該使用状態表示部に基づき、当該時点において利用可能なロッカー庫体のロック装置の仮止ロック片を施錠駆動させるためのコマンド入力を受け付ける仮止ロック駆動指令部と、前記制御ユニット装置に対して、前記仮止ロック片を施錠駆動させる解除データ(開錠データ、解錠データ)を送出する解除データ送出部とを設ける一方、前記制御ユニット装置に、前記仮止ロック駆動指令部から受信したコマンドに基づき、前記ロック装置の仮止ロック片を施錠駆動させる仮止ロック駆動施錠部と、前記解除データ送出部から受信した解除データを保存する解除データ格納部と、利用者が入力する解除データを受け付けて、前記解除データ格納部の解除データと照合する解除データ照合部と、該解除データ照合部における比較結果が一致したときのOK信号に基づき、前記仮止ロック片を解錠駆動させる仮止ロック駆動解除部とを設ける(請求項1)。
かかる構成によれば、ドアに設ける個別のロック装置に、簡易施錠手段である仮止ロック片を設け、この仮止ロック片を遠隔管理装置等を介して駆動させることにより、利用予約客から連絡された利用場所、利用開始の予定日時等の情報に基づいて、希望場所のコインロッカーを事前予約(他の利用客が使用できない状態にすること)が出来る。
予約した利用者は、担当管理者からメールまたは電話等を介して、予約したロッカーの設置場所、ロッカー番号、仮施錠を解除する解除データ等の、必要事項の連絡を受ける。指定日に現場へ出向いて、連絡された解除データを用いて仮施錠を解除し、従来通りの手順でコインロッカーを使用する。なお、本明細書において用いる解除は、施錠状態の開錠・解錠と同じ意味である。
簡易施錠手段である仮止ロック片は、電磁ソレノイドを用いて水平方向の進退動を制御できるピン部材とする場合がある(請求項2)。
電磁ソレノイドを用いた仮止ピンの駆動方式が、最も構成を単純化できるからである。小型モータを用いて、閂片を回動駆動させる構成でも良い。
本ロック片がドアを施錠していないときは、常に、仮止ロック片がドアを仮施錠する常閉式コインロッカーとする一方、解除データ格納部に、解除データが格納されたときは、制御ユニット装置は、解除データが格納されたロッカー庫体が使用中であると判別する場合がある(請求項3)。
施錠用の本ロック片を備えるロック装置に仮止ロック片を設けるので、本ロック片がドアを施錠していない場合に、仮止ロック片を介してドアを常に閉じた状態にすることが出来る。
これによって、コインロッカーへのゴミの投げ捨て等を防止し、管理上の煩雑を軽減できる。
常閉式の場合の、予約されているか否かの判別は、解除データ格納部に、解除データが格納されているか否かによって行う。
解除データ格納部に解除データが格納されている場合、制御ユニット装置は、一般の利用客に対して、モニタ装置を介して、当該ロッカーは使用中(または予約中)であり使用できない旨のメッセージ表示を行う。制御ユニット装置に対して解除データを入力しない限り、仮施錠は解除できない。
本考案によれば、コインロッカーの事前予約が可能となり、大都市の主要鉄道ターミナル等における、利用者の利便を図ることが出来る。
第一の実施形態に係るコインロッカー装置の概略を例示する図である。 図1に示すコインロッカー装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示すコインロッカー装置の主要構成を示す図である。 第二の実施形態に係るコインロッカー装置の主要構成を示す図である。 従来のコインロッカー装置の外観を例示する図である。 図5に示すコインロッカー装置の制御構成を例示するブロック図である。
図1は、本考案に係るコインロッカー装置の概略を示すもので、例えば、ロッカー装置本体10と、このロッカー装置本体10のドア12の開閉を集中的に制御、管理する制御ユニット装置30と、インターネット(例えば公衆回線)Nを介して、制御ユニット装置30に対して指令信号を送出する等、制御ユニット装置30との間でデータ交換を行う遠隔管理装置40とを設けて構成する。
従来と同様に、コインロッカー装置本体10は、荷物を預け入れる複数の庫体と、各庫体に設けたドア12と、ドア12の開閉制御のために設けた個別のロック装置20とを備える。
ロック装置20は、外観上は、例えば、コイン投入部14、釣銭返却部15、物理キーの差込部16、マスターキーの差込部17を備える。Hは、ドア12の把手である。
本考案に係るコインロッカー装置は、ロック装置20に金銭を投入する精算方式を採用しないことが望ましい。精算管理等が煩雑化になるだけでなく、利用客が予約中のロッカーにコインを投入して混乱する等の虞れがあるからである。
このため、コイン投入部14、釣銭返却部15は、適宜の手段を用いて封鎖しておくことが好ましい。基本料金の支払い、延長料金の精算等は、制御ユニット装置30または、遠隔管理装置40を介して行う。
制御ユニット装置30は、外観上は従来と略同様に、例えば、モニタ装置8−1、カードリーダ装置R、コイン投入部8−3、紙幣挿入部8−4、釣銭返却部8−5を備える(図5参照)。モニタ装置8−1(図5参照)は、例えば、利用手順、利用可能な庫体番号等を表示する等、様々な利用案内を文字/イラスト等を介して表示する。
カードリーダ装置R(図5参照)は、利用開始時の基本料金精算や延長料金精算において、クレジットカード等の支払カードデータを読み取る光学装置である。
次に、図2に基づいて、各部構成を具体的に説明する。
ドア(12)の開閉制御のために設けるロック装置20は、各ドア(12)の開閉を個別に検出するためのドアスイッチS(1・・N)と、予約時に各ドア(12)を仮施錠する仮止ロック片25(1・・N)を備える。
ロック装置20は、各ドア(12)を施錠するための装置であるから、当然、本施錠用の本ロック片28を備えている(図3参照)。
制御ユニット装置30は、ロック装置20から受ける使用状況のデータ信号に基づいて、ロッカー装置本体の使用状態を監視する使用状態監視部31を備える。
この使用状態監視部31において検出された使用状況は、インターネットNを介し遠隔管理装置40の使用状態表示部41へ、リアルタイムでデータ送信することが望ましい。
また、図3にも示すように、制御ユニット装置30には、遠隔管理装置40に設けた仮止ロック駆動指令部42を介したコマンド信号に基づいて、指定された仮止ロック片25を施錠駆動させる仮止ロック駆動施錠部32を設ける。符号Dは、ドア(12)の開閉状態を検出するセンサ手段(例えばリミットスイッチ)である。
仮止ロック駆動指令部42は、使用状態表示部41に基づき、当該時点において利用可能なロッカー庫体の仮止ロック片25を施錠駆動させるためのコマンドを受け付け、入力された当該コマンドを制御ユニット装置30に対して送出する機能を営む。仮止ロック片25を施錠駆動させるためのコマンドは、例えば、キーボード装置、マウス装置、タッチパネルスイッチ等を介して入力することが出来る。
仮止ロック駆動指令部42は、取り扱うコインロッカーの庫体数が少ない場合は自動処理も可能である。しかしながら、主要ターミナル駅等、コインロッカーの設置場所が複数あり、同じ設置エリアでも庫体数が極めて多い場合、人為入力によるコマンド入力操作の方が好ましい場合が少なくない。ロッカーの設置場所の変更、料金変更、庫体数の増減変更等が頻繁にあるので、その都度、予約の自動処理のためのプログラム更新を行うのは経済的な負担が著しく増加するからである。
制御ユニット装置30には、遠隔管理装置40に設けた解除データ送出部44を介して受信する、仮施錠中の仮止ロック片25を解除する解除データを格納する解除データ格納部34を設ける。解除データは、適宜の手段、例えば、シリアルナンバーコード、バーコード、QRコード(登録商標)等の二次元コードを利用できる。
予約利用者は、この解除データを適宜手段により受け取る。例えば、遠隔管理装置40から携帯電話装置等に対して送られた解除データを、保存する等である。また、電話装置を介して口頭でシリアルナンバーを聞き取り、それをメモ等の形式で保管する等でも良い。予約時には、コインロッカーには金品等が保管されていないので、予約に用いる解除データは複雑なものである必要はない。
一方、制御ユニット装置30には、予約利用者が仮止ロック片25を解除する手段を備える。まず、予約利用者が使用を開始するために必要となる手段として、制御ユニット装置30が基本的に備えている利用開始案内部(図6の符号8−6参照)と、モニタ装置(図6の符号8−1参照)が必要である。
次に、仮止ロック片25を解除するため、解除データの入力手段が必要である。これは、適宜手段、例えば、モニタ装置(図4の符号8−1参照)、光学読取手段(カードリーダ装置R等)である。すなわち、タッチパネル式のモニタ装置を介したシリアルナンバーコードの入力、光学読取手段(カードリーダ装置R等)を介したバーコード等の一次元コードまたはQRコード(登録商標)等の二次元コードの入力によって、解除データを入力できる。尚、これらの手段については、図面上、カードリーダ装置Rだけを例示した。
予約利用者が入力した解除データは、制御ユニット装置30に設けた解除データ照合部36を介して、解除データ格納部34に保存されている解除データと比較照合する。
そして、両者が一致したときは、仮止ロック駆動解除部37からのOK信号に基づき、仮止ロック片25の仮施錠が解除される。予約利用者は、この後、一般利用者と同じ手順で、コインロッカーを使用できる。
仮止ロック片25は、例えば、図3に示すように、小型の電磁ソレノイドを用いることが出来る。ロック装置20はコンパクトなケース体に、複雑なロック機構を搭載させるので、電磁ソレノイドの利用が最も好ましい。小型モータを用いてロック片を回動させて、ドア(12)を施解錠させても良い。
かかるコインロッカー装置によれば、予約を希望する利用者(予約利用者)は、例えば、遠隔管理装置40に対して、予約を希望するロッカーの場所、日時等を電子メール等の手段で伝えることにより、事前予約が可能となる。
電話による予約の受け付けが可能な場合は、予約を希望するロッカーの場所、日時等を口頭で伝えることによって、コインロッカー装置の事前予約が可能となる。
好ましくは、予約時に、クレジットカードその他の手段による基本料金の決済を求め、基本料金の決済を完了させる。空注文を、防止するためである。
次に、コインロッカーの管理者は、適宜手段、例えば、遠隔管理装置40を介し、または電話による口頭伝達により、予約利用者に対し解除データを通知する。予約利用者は、当該解除データを保存/記録する。
また、コインロッカーの管理者は、指定された場所のロッカーを、予約希望者の利用日に、仮止ロック駆動指令部42を介して仮施錠する。
指定された場所のロッカーを、予約希望者の利用日に仮施錠するためには、日限管理が必須となる。この点は、例えば、遠隔管理装置40に日限管理のためのスケジュール領域(管理フォルダ等)を設け、半年前、数週間前の予約であっても、予約希望者のためのロッカーを、予約日に確保できるようにすることが望ましい。
予約利用者は、利用日に、予約した場所へ出向く。ロッカーの利用者が多い鉄道駅/空港等では、予約した利用当日までに、使用可能なロッカーの設置場所を確定できない場合があるが、遠隔管理装置40を介して、当日の利用開始前に、予約利用者が使用できるコインロッカーの設置場所を明示し、予約利用者の利便を図ることが望ましい。
当日、予約されたコインロッカーの設置場所に出向いた予約利用者は、制御ユニット装置30を介して解除データを入力し、解除データ照合部36、仮止ロック駆動解除部37を介して仮施錠を解除した後、通常の手順に従って、コインロッカーを使用する。
本施錠は、ロック装置20の物理キーの差込部16にある物理キー(図示せず)を介して行っても良いし、制御ユニット装置30を介した施錠を利用しても良い。本施錠の方法は、コインロッカー装置本体10の構成によって異なる。
制御ユニット装置30を介した施錠のときは、物理キーを使用せず、例えば、バーコード等の一次元/二次元コードを解錠キーとして用いる。制御ユニット装置30から発行されるバーコード等の解錠キーを受け取り、解錠時に当該解錠キーを制御ユニット装置30の光学読取部(R)にかざし、解錠する。
予約利用者が、遠隔管理装置40を介して使用料金を先払いしている場合は、基本使用料の支払い(精算)は必要がない。使用料金を先払いしていない場合は、制御ユニット装置30を介して料金精算を行う。予約のための割り増し料金が求められる場合は、当該料金を支払う。料金精算は、例えば、現金、ICカード、専用プリペイドカード、クレジットカード等を用いて行う。
図4は、コインロッカーが使用されていないときに、常時、仮止ロック片25が仮施錠を行う常閉式コインロッカーにおける、予約処理の構成を例示するものである。
この場合は、遠隔管理装置40の解除データ送出部44を介し、インターネットN経由で、制御ユニット装置30の解除データ格納部34に解除データが入力(例えば更新入力)されたか否かに基づいた予約処理を行う。
制御ユニット装置30は、新しい解除データを受信して解除データ格納部34に当該解除データを格納したときに、一般の利用客に対し、モニタ装置(8−1)または音声表示装置(図示せず)等を介して、当該ロッカーは使用中(または予約中)であり使用できない旨のメッセージ表示を行う。当然であるが、この場合は、制御ユニット装置30に対して解除データを入力しない限り仮施錠は解除できない。予約利用者の利用方法は、前記実施形態の場合と同じである。解除データを入力し、仮施錠を解除し、ドア(12)を開いて荷物を預け入れた後、本施錠を行う。
なお、前記説明では、料金精算に用いる光学装置をカードリーダ装置(R)等として説明したが、料金精算用の光学装置と、非物理キー(バーコードキー、QRコード(登録商標)キー等)の読み取り装置とは、別々の構成としても良い。
また、仮止ロック片(25)として電磁ソレノイドピンを用いる場合、電磁ソレノイド装置は、コイルを二重にしてピンの前進/後退を電流の流れる方向で切り替えるプッシュプル型、バネによってロックし通電によって解除するメカニカルロック型、通電によってロックし給電遮断によりバネの力でロックを解除するソレノイドロック型のいずれであっても良い。
例えば、ドアが常に開いている常開型ロッカーの場合は、ソレノイドロック型を利用し、ドアが常に閉じている常閉型ロッカーの場合は、メカニカルロック型を利用する等である。
8−1 モニタ装置
8−2、31 使用状態監視部
8−3 コイン投入部
8−4 紙幣挿入部
8−5、15 釣銭返却部
8−6 利用開始案内部
8−7 基本料金精算部
8−8 施解錠駆動部
8−9 延長料金精算部
10 ロッカー装置本体
12 ドア
14 コイン投入部
16 物理キーの差込部
17 マスターキーの差込部
20 ロック装置
25 仮止ロック片(ソレノイドピン)
28 本ロック片
30 制御ユニット装置
32 仮止ロック駆動施錠部
34 解除データ格納部
36 解除データ照合部
37 仮止ロック駆動解除部
40 遠隔管理装置
41 使用状態表示部
42 仮止ロック駆動指令部
44 解除データ送出部
D (ドアの開閉を検出する)センサ手段
H (ドアの)把手
N インターネット
R カードリーダ装置
S ドアスイッチ

Claims (3)

  1. 複数のロッカー庫体に設けた個別のドアと、
    当該ドアを施解錠する個別のロック装置と、
    当該ロック装置の状態を監視する制御ユニット装置とを備えるコインロッカー装置において、
    インターネットを介して、前記制御ユニット装置に指令信号を送出する遠隔管理装置を設けるとともに、
    施錠用の本ロック片を備える前記個別のロック装置に、簡易施錠手段である仮止ロック片を設け、
    前記遠隔管理装置は、
    前記制御ユニット装置から受信した監視データに基づき、ロッカー庫体の使用状態をモニタ表示する使用状態表示部と、
    該使用状態表示部に基づき、当該時点において利用可能なロッカー庫体のロック装置の仮止ロック片を施錠駆動させるためのコマンド入力を受け付ける仮止ロック駆動指令部と、
    前記制御ユニット装置に対して、前記仮止ロック片を施錠駆動させる解除データを送出する解除データ送出部とを設ける一方、
    前記制御ユニット装置に、
    前記仮止ロック駆動指令部から受信したコマンドに基づき、前記ロック装置の仮止ロック片を施錠駆動させる仮止ロック駆動施錠部と、
    前記解除データ送出部から受信した解除データを保存する解除データ格納部と、
    利用者が入力する解除データを受け付けて、前記解除データ格納部の解除データと照合する解除データ照合部と、
    該解除データ照合部における比較結果が一致したときのOK信号に基づき、
    前記仮止ロック片を解錠駆動させる仮止ロック駆動解除部とを設けることを特徴とする事前予約可能なコインロッカー装置。
  2. 簡易施錠手段である仮止ロック片は、
    電磁ソレノイドを用いて水平方向の進退動を制御できるピン部材であることを特徴とする請求項1記載の事前予約可能なコインロッカー装置。
  3. 本ロック片がドアを施錠していないときは、常に、仮止ロック片がドアを仮施錠する常閉式コインロッカーとする一方、
    解除データ格納部に、解除データが格納されたときは、
    制御ユニット装置は、
    解除データが格納されたロッカー庫体が使用中であると判別することを特徴とする請求項1または請求項2記載の事前予約可能なコインロッカー装置。
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