JP3220435U - 哺乳瓶 - Google Patents

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藤井 英司
英司 藤井
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株式会社マルイチ藤井
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Abstract

【課題】ミルクなどを飲み易くし、洗浄を容易にすると共に落下に対する強度を高めることを可能にする哺乳瓶を提供する。【解決手段】瓶本体2の上部には哺乳瓶用乳首を取付け可能である首部3を傾けて形成し、瓶本体は前後両側に互いに接近する方向に向かって湾曲している湾曲凹部21,22を形成し、各湾曲凹部は上側で肩口部23に、下側で基部24にそれぞれ連なり、肩口部の上端外周部231の角部は円弧状に形成されて首部3に接続され、基部24の下端外周部241の角部は円弧状に形成されて瓶本体の底面25に接続され、瓶本体2の後側に位置している湾曲凹部21に連なっている上記肩口部は外側に向けて円弧状に張り出している膨出部232を形成し、上記膨出部の外面は下方で対向している上記基部の外面より瓶本体2の内側に配置されている。【選択図】図2

Description

この考案は、ミルクなどの飲み物を飲み易くするための哺乳瓶に関するものである。
乳幼児にミルクを授乳する際、ミルクが哺乳瓶用乳首に円滑に流れるようにするための哺乳瓶として、例えば実用新案登録第3060825号公報に係るもの(以下、「従来例」という。)が提案されている。
この従来例では、哺乳瓶の瓶本体に流れ促進用の湾曲部を形成して、ミルクの流れを滑らかにして飲み易くなるようにしている。
実用新案登録第3060825号公報
従来例によると、ミルクの流れは促進されるが、次のような課題がある。
第1に、瓶本体の流促補助凹部であって、かつ着脱部の基部に連続している側の部分が深く落ち込んだ湾曲部となっているため、すなわち瓶本体の肩口に当る部分である湾曲部が深く落ち込んでいるので、最終的にミルクが滞留する傾向にある。この結果、乳幼児がミルクを飲み干すには顔を反らさなければならないため、首に負担がかかる問題があった。飲み干さない場合には、湾曲部にミルクが残ってしまう新たな問題が生じていた。
第2に、瓶本体の底部が比較的角張っており、しかも上記肩口の湾曲部が深く落ち込んでいるために、底部や肩口のそれぞれの洗浄がしにくい問題があった。
この考案の目的は、ミルクなどを飲み易くし、洗浄を容易にすると共に落下に対する強度を高めることにある。
この考案に係る哺乳瓶の第1の特徴は、瓶本体と、この瓶本体の上部であってかつ哺乳瓶用乳首を取付け可能である首部とから形成されており、上記瓶本体は前後両側に互いに接近する方向に向かって湾曲している湾曲凹部を形成してあり、上記各湾曲凹部は上側で肩口部に、下側で基部にそれぞれ連なっており、上記首部は瓶本体の前側の方向に向かって傾斜されていることにある。
上記肩口部の上端外周部の角部は円弧状に丸く形成されて上記首部に接続されており、上記基部の下端外周部の角部は円弧状に丸く形成されて瓶本体の底面に接続されており、上記瓶本体の後側に位置している湾曲凹部に連なっている上記肩口部は、外側に向けて円弧状に張り出している膨出部を形成しており、上記膨出部の外面は下方で対向している上記基部の外面より上記瓶本体の内側に配置されていることにある。
この考案に係る哺乳瓶の第2の特徴は、上記第1の特徴を前提としており、膨出部の内面形状は湾曲凹部側がこの湾曲凹部から次第に下り勾配となって内底面に連なり、この内底面が首部の傾斜方向に沿って曲線を描いて肩口部の上端外周部側に向かって次第に上り勾配となって上記上端外周部に達していることにある。
この考案の哺乳瓶によれば、傾斜している首部を形成している瓶本体の前後両側に湾曲凹部を設け、瓶本体の首部の傾斜方向側とは反対側の湾曲凹部の肩口部に膨出部を形成しているので、ミルクなどを飲み易くし、そして、ミルクなどが滞留するのを少なくすることができ、洗浄を容易にすることができる。
そして、この考案の哺乳瓶によれば、瓶本体の前後両側が互いに接近する方向に向かって湾曲している湾曲凹部を形成して、乳幼児及び母親が哺乳瓶をつかみ易く、特に授乳時間が長い場合でも疲れが少なく保持し続けることができる。
また、この考案の哺乳瓶によれば、肩口部の上端外周部及び基部の下端外周部の各角部が円弧状に丸く形成されているので、外周部の角部にミルクなどの飲料が付着しても使用後の洗浄をし易くして、清潔を保つことができる。
さらに、この考案の哺乳瓶によれば、瓶本体の基部の下端外周部の角部が円弧状に丸く形成されていて底面に連なっているので、上記角部にミルクなどの飲料が残りにくく、しかも残っても洗浄し易く、清潔を保つことができる他に、哺乳瓶の落下に対する強度を高めることができる。
この考案に係る哺乳瓶を示す側面図であって、哺乳瓶用乳首を取り付けている図である。 この考案に係る哺乳瓶を示す側面図である。 この考案に係る哺乳瓶を示す正面図である。 図2に示す哺乳瓶の平面図である。 図2のV−V線断面図である。 図2に示す哺乳瓶の縦断面図である。 この考案に係る哺乳瓶の使用時の状態を示す図である。
この考案に係る哺乳瓶について図面に基づいて説明する。
図1〜図4において、この考案の実施形態を示す哺乳瓶1は、瓶本体2と、この瓶本体の上部に一体的に設けられかつ上端が瓶口32となっている首部3とから形成されている。首部3には哺乳瓶用乳首TがキャップCを介して取り付けられている。キャップCは、哺乳瓶用乳首Tの基部を差し入れて保持した状態で首部3のねじ31にねじ込まれている。
首部3は瓶本体2の上部に前側(図2右側)に傾斜した状態で設けられている。
瓶本体2について、図1〜図6を参照して説明する。
瓶本体2は前後両側(図2左右両側)の外周面が互いに接近する方向である内側に向けて湾曲された湾曲凹部21,22を形成している。
後側(図2左側)の湾曲凹部21は前側の湾曲凹部22より深く円弧状に湾曲され、この前側の湾曲凹部は浅く平坦状に湾曲されている。湾曲凹部21,22はいずれも瓶本体2の上側では肩口部23に、下側では基部24に連なっている。
肩口部23の上端外周部231の角部は円弧状に丸く形成されて首部3に接続されている。同様に、基部24の下端外周部241の角部は円弧状に丸く形成されて底面25に接続されている。
図1、図2及び図6に示す瓶本体2において、湾曲凹部21,22の最深部に当たる位置21a,22a(図2参照)の水平断面形状は上下方向に長い楕円形状となっている(図5参照)。瓶本体2は、内径が図2及び図6に示すように肩口部23から下方に向けて絞られて行き、湾曲凹部21,22の最深部の位置21a,22aで内径が最も短くなっている。そして、これらの位置から瓶本体2の内径が基部24の下端外周部241に向けて次第に拡大して行き、瓶本体2の下半部があたかも裾の広いスカートのような構造となっている。
後側(図2左側)に位置している湾曲凹部21に連なっている肩口部23は、外側に張り出した膨出部232を形成している。図6に示すように膨出部232の外周面は瓶本体2の基部24の外周面より内側(同図右側)に配置されており、図示の例では寸法dだけ内側に寄せてある。
図6に示すように膨出部232の内面形状は所定形状に設定されている。すなわち、膨出部232の内面形状は湾曲凹部21側がこの湾曲凹部から次第に下り勾配となって内底面に連なり、この内底面が首部3の傾斜方向に沿って曲線を描いて肩口部23の上端外周部231側に向かって次第に上り勾配となって上記上端外周部に達している。
このため、授乳時にミルクが膨出部232から首部3に向かって滑らかに流れ、吸引される。
次に、この考案に係る哺乳瓶の使用方法を主に図1、図2、図6及び図7を参照して説明する。
図7において、授乳時には、哺乳瓶1内にミルクを入れて、哺乳瓶用乳首Tを瓶本体2に取り付けたら、鎖線に示すように哺乳瓶を立てた状態から角度θだけ反時計方向に回転させると、哺乳瓶が基部24をやや上にして横になり、哺乳瓶用乳首Tが水平状態になる。そして、乳幼児は顔を正面に向けたままで哺乳瓶用乳首Tを吸うことができる。初めは、ミルクが哺乳瓶1内に一杯入っているので、図7に示すように横にした哺乳瓶において、基部24をやや上にした状態で乳幼児がミルクを飲み出すと、ミルクが大量に瓶口32に向かって流れ出すおそれがあるが、哺乳瓶の中央部ではその口径が湾曲凹部21,22により絞られているので、ミルクの流れの勢いが抑制される。さらに時間の経過と共に湾曲凹部21の存在により、今度はミルクの流れが促進されるが、肩口部23の膨出部232の存在によりその流れが穏やかになって首部3側に流れて行くので、乳幼児にとってはミルクを飲み易い。最終段階で、膨出部232内にミルクが滞留しても、哺乳瓶1の基部24を少し上にあげれば残りのミルクは速やかに首部3側に流れて行く。乳幼児は、首をそり返してミルクを飲む必要がなく便利である。
特に、膨出部232の内面形状を図6に示すような所定の形状に設定しておけば、ミルクの滞留をより少なくすることができ、乳幼児は正面を向いたままでミルクを飲める。
上述したように、図1及び図2に示す哺乳瓶1によれば、首部3を瓶本体2の幅方向の前側に傾け、後側の外周面が瓶本体の内部である内側に円弧状に湾曲している湾曲凹部21を形成してあり、この湾曲凹部に首部3側に連続する膨出部232を形成してあるので、ミルクなどを飲み易くし、また、ミルクなどが滞留するのを少なくすることができ、洗浄を容易にすることができる。
図示する哺乳瓶1によれば、瓶本体2の前後両側が互いに接近する方向に向かって湾曲している湾曲凹部21,22を形成して、瓶本体の上下間の口径が図5及び図6に示すように絞られているので、乳幼児及び母親が哺乳瓶1をつかみ易く、特に授乳時間が長い場合でも疲れが少なく保持し続けることができる。
また、図示する哺乳瓶1によれば、肩口部23の上端外周部231の角部が円弧状に丸く形成された状態で首部3に連なっているので、上端外周部の角部にミルクなどの飲料が付着しても使用後の洗浄をし易くして、清潔を保つことができる。
さらに、図示する哺乳瓶1によれば、瓶本体2の基部24の下端外周部241の角部が円弧状に丸く形成されていて底面25に連なっているので、下端外周部の角部にミルクなどの飲料が残りにくく、しかも残っても洗浄し易く、清潔を保つことができる他に、哺乳瓶の落下に対する強度を高めることができる。
湾曲凹部22は、必ずしも図示するような平坦な湾曲形状でなくても良い。
また、瓶本体2の肩口部23に膨出部232を形成することによりミルクなどの飲み物の流れを良くし、滞留を少なくすることができるが、上記膨出部の内面形状を上述のような所定形状に設定しておけば、ミルクなどの飲み物の流れが一層促進され、滞留をより一層少なくすることができる。しかし、膨出部232の内部形状は図示の例に限定されない。
1 哺乳瓶
2 瓶本体
3 首部
21,22 湾曲凹部
23 肩口部
231 上端外周部
232 膨出部
24 基部
241 下端外周部
25 底面
C キャップ
d 寸法
T 哺乳瓶用乳首

Claims (2)

  1. 瓶本体と、この瓶本体の上部であってかつ哺乳瓶用乳首を取付け可能である首部とから形成されており、
    上記瓶本体は前後両側に互いに接近する方向に向かって湾曲している湾曲凹部を形成してあり、上記各湾曲凹部は上側で肩口部に、下側で基部にそれぞれ連なっており、
    上記首部は瓶本体の前側の方向に向かって傾斜されており、
    上記肩口部の上端外周部の角部は円弧状に丸く形成されて上記首部に接続されており、
    上記基部の下端外周部の角部は円弧状に丸く形成されて瓶本体の底面に接続されており、
    上記瓶本体の後側に位置している湾曲凹部に連なっている上記肩口部は、外側に向けて円弧状に張り出している膨出部を形成しており、
    上記膨出部の外面は下方で対向している上記基部の外面より上記瓶本体の内側に配置されている
    ことを特徴とする哺乳瓶。
  2. 膨出部の内面形状は、湾曲凹部側がこの湾曲凹部から次第に下り勾配となって内底面に連なり、この内底面が首部の傾斜方向に沿って曲線を描いて肩口部の上端外周部側に向かって次第に上り勾配となって上記上端外周部に達していることを特徴とする請求項1記載の哺乳瓶。
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