JP3220377U - トングの柄 - Google Patents

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大山 剛
剛 大山
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株式会社曙産業
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Abstract

【課題】寸法にばらつきのある市販の割り箸等を着脱でき、これをトング先端部として使い捨て感覚で利用できるトングの柄を提供する。
【解決手段】トングの柄100は、市販の使い捨て部材を着脱可能であり、柄本体110と一対の取付部材120とを備える。柄本体110は、U字状基部111と、一対の差し込み部112とを有する。取付部材120は、第1・第2開口部121,122が設けられた開口通路123を有する。第1開口部121は、差し込み部112のいずれかを開口通路123へ内挿可能である。第2開口部122は、差し込み部112が開口通路123に内挿された状態で、差し込み部112に並置されるように、使い捨て部材の一部を開口通路123内へ挿入可能である。取付部材120と柄本体110との相対位置を変化させることにより、使い捨て部材の一部が開口通路123内で挟持・固定される。
【選択図】図1

Description

本考案は、調理器具に関し、市販の割り箸等の使い捨て部材を着脱可能なトングの柄に関するものである。
海や川など屋外でバーベキューを楽しむ際、肉や野菜等の食材を調理したり、調理した食材を皿等に盛り付けたりするためにトングが使用される。通常、アルミニウムやステンレス等といった金属製のトングが使用される。
しかしながら、使用後、この従来のトングを片付ける際、トングにこびりついた汚れを洗い落す必要がある。これはユーザーにとって面倒で手間の掛かる作業である。なお、このような不便は、バーベキュー用のトングに限らず、ゴミ拾い用のトングの使用後にも生ずる。
このような面倒を無くすために、割り箸を着脱できるトングの柄が販売されている(例えば、非特許文献1を参照)。また、特許文献1には、柄の部分にスプーンを着脱できるトングも開示されている。
実登第3194888号公報
箸トング、吉野製箸のホームページ、[平成30年12月6日検索]、インターネット<http://ii-hashi.com/hashitong.html>
しかしながら、非特許文献1のトングの柄では、交換用の割り箸は特定の寸法を有した業者指定のものに限定されるために、寸法にばらつきのある市販の様々な割り箸を利用することができないという問題がある。
また、特許文献1の場合は、柄の部分とスプーンの基端部分との連結構造が特殊であり、専用のスプーンの使用が前提となっているため、通常使い捨てされる市販の樹脂製スプーン等を利用することができない。
本考案者は、鋭意検討した末、寸法にばらつきのある各種の割り箸等に対応してこれらを着脱可能にできる構造を見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、例えば、次の構成・特徴を採用するものである。
(態様1)
市販の使い捨て部材を着脱可能なトングの柄であって、
U字状基部と、該基部から先端に延びた一対の差し込み部と、を有した柄本体と、
第1開口部と第2開口部とが設けられた開口通路を有した一対の取付部材と、
を備え、かつ、
第1開口部は、前記差し込み部のいずれかを前記開口通路へ内挿可能であり、
第2開口部は、前記差し込み部が前記開口通路に内挿された状態で、前記差し込み部に並置されるように、前記使い捨て部材の一部を前記開口通路内へ挿入可能であり、
前記取付部材と前記柄本体との相対位置を変化させることにより、前記使い捨て部材の前記一部が前記開口通路内で挟持・固定されることを特徴とするトングの柄。
(態様2)
前記開口通路及び前記差し込み部の少なくとも一方が湾曲又は傾斜しており、前記相対位置の変化の際に、前記湾曲又は傾斜に応じて前記差し込み部が弾性変形し、前記使い捨て部材の前記一部を前記開口通路内で押圧・挟持することを特徴とする態様1に記載のトングの柄。
(態様3)
前記取付部材が前記柄本体に対し、着脱自在に構成されていることを特徴とする態様1又は2に記載のトングの柄。
(態様4)
前記開口通路の横断面が、第1空間と、第1空間に隣接した第2空間とを有し、
第2空間は、幅が次第に狭くなるテーパ壁を有し、
前記差し込み部は、第1空間内に出し入れ可能に配置され
前記使い捨て部材の前記一部は、第1・第2空間内に出し入れ可能に配置され、
前記相対位置の変化により前記差し込み部が弾性変形して、前記テーパ壁のいずれかの傾斜位置で前記使い捨て部材の前記一部を押圧・固定可能であることを特徴とすることを態様1〜3のいずれかに記載のトングの柄。
(態様5)
前記使い捨て部材が、使い捨て用品として市販で入手可能な割り箸、スプーン、フォーク、ピック、又は、爪楊枝であることを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載のトングの柄。
このように構成することにより、取付部材と柄本体との相対位置がある位置(第1位置)では、開口通路内に、市販の割り箸等の使い捨て部材を、例えば、差し込み部から充分に隙間を持たせた状態で内挿できる。そして、相対位置を変化させた後(第2位置)では、差し込み部が弾性変形して、割り箸の一部(例えば、一端)を開口通路の内壁に押し付けていく。このように相対位置を切り替えることで、トングの柄の両端に割り箸を着脱可能に挟持・固定することができる。
本考案の好適な態様では、取付部材の開口通路は、テーパ壁を備えているために、本考案品のユーザーは、分割前の割り箸でも分割後の割り箸片のどちらでもトング先端部として挿入・利用できる。
実施例1に係るトングの柄の斜視図及び分解斜視図を示した図である。 柄本体の斜視図、正面図、及び平面図を示した図である。 取付部材の平面図、正面図、底面図、左側面図、及び右側面図を示した図である。 トングの柄に使い捨て部材(割り箸)を取り付ける方法を説明した斜視図である。 柄本体と取付部材との相対位置の変化を説明した断面図である。 断面寸法の異なる使い捨て部材を挿入した開口通路の断面図である。 別の実施例に係るトングの柄の斜視図及び分解斜視図を示した図である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明するが、本考案は、下記の具体的な実施例に何等限定されるものではない。なお、各図において同一又は対応する要素には同一符号を用いる。
(本考案のトングの柄の構成)
本考案の実施形態の一例として、図1(a)〜(c)にトングの柄100を示す。トングの柄100(以下、単に「柄」とも呼ぶ。)は、一般に市販されている使い捨て部材200(例えば、図4(a)〜(c)に示すような、木製割り箸)をトングの先端部として容易に装着し、使用後は取り外すことができる。
(主要構成部材とその製造方法)
柄100は、例えば樹脂成形された柄本体110と、例えば樹脂成形された一対の取付部材120と、を組み合わせて構成され、全体としてU字状を成す。双方の部材110,120を樹脂で作る場合、金型を使用した樹脂成形により量産可能である。
(取付部材と柄本体との相対位置の変化)
図1(a)及び(b)に示すように、柄本体110と取付部材120とは、互いの相対位置を変化できるように構成されている。図1(a)は取付部材120が夫々、柄本体110に対してその奥側(基端側)まで入り込んだ第1位置を示し、図1(b)は取付部材120が夫々、柄本体110に対し手前(先端側)に引き出された第2位置を示す。また、図1(c)の分解斜視図に示すように、取付部材120は夫々、柄本体110に対して、取外し可能(つまり、着脱自在)に構成されている。
なお、図2(a)〜(c)は、それぞれ、柄本体110の斜視図、正面図、及び平面図を示す。図3(a)〜(e)は、取付部材120の平面図、正面図、底面図、左側面図、及び右側面図を示す。図4(a)〜(c)は、トングの柄100に使い捨て部材200の一例である割り箸を取り付ける方法を説明した斜視図である。図5(a)及び(b)は、柄本体110と取付部材120との相対位置の変化を説明した断面図であり、図5(c)は取付部材120の断面図である。図6(a)〜(c)は、断面寸法の異なる使い捨て部材200を挿入した柄100の断面図である。
図1(c)に示すように、柄本体110は、U字状基部111と、該基部111から先端側に延びた一対の差し込み部112とを有する。一方、一対の取付部材120は、夫々、第1開口部121と第2開口部122とが設けられた開口通路123を有する(図3(d)及び(e)並びに図5(c)も参照されたい)。
ここで、基端側に配向された第1開口部121は、柄本体110の先端部である差し込み部112のいずれかを開口通路123へ内挿可能である。なお、差し込み部112の基端側には第1係止部113が設けられており、柄本体110の基端側への取付部材120の更なる移動が制限される(図5(a)及び(b)を参照)。
また、先端側に配向された第2開口部122は、差し込み部112が開口通路123に内挿された状態で、差し込み部112に並置されるように、使い捨て部材200の一端201を開口通路123内へ挿入可能である。なお、差し込み部112の外縁側には第2係止部114が設けられており、第2係止部114に対し上述の一端201が当接するため、柄本体110の基端側への使い捨て部材200の更なる進入が制限され、使い捨て部材200を柄100内の所定の位置で留め置くことができる(図5(a)及び(b)を参照)。
また、図2(a)〜(c)に示すように、差し込み部112は、取付部材120が装着された状態で、使い捨て部材200の一端201の左右の動きを制限し、これを第2係止部114へ向けて案内するガイド部115を有することが好ましい。なお、図5(a)及び(b)では、説明の便宜上、ガイド部115を図示していない。
また、図2(a)〜(c)に示すように、差し込み部112には、弾性変形が容易な扁平湾曲部116と、該扁平湾曲部116の先端側に接続された把持部117と、が設けられている。把持部117には、扁平湾曲部116よりも開口通路123内方に突出し、かつ、使い捨て部材200の一端201を面的に確実に押圧・固定するのに適した把持面118が設けられていることが好ましい。
取付部材120の開口通路123は、図5(c)に示すように、基端側から先端側に向かって開口径D(開口面積)が略一定の通路径一定部124と、通路径一定部124から更に先端に向かって平面視で徐々に下側に拡張湾曲した通路湾曲部125を有する。そのため、先端側の第2開口部122の開口面積は、基端側の第1開口部121の開口面積よりも拡大している。
加えて、図3(a)〜(e)に示すように、取付部材120の外周面126の上下には、複数の突起群127,128が設けられている。これらの突起群127,128は、親指と人差し指をあてがうのに適した面積を有しており、後述するように、柄本体110に取付部材120と使い捨て部材200を差し込んだ状態で、取付部材120を前後に動かすためのスライドグリップ部として機能する。
なお、図3(d)及び(e)に示すように、取付部材120の開口通路123は、その横断面が、幅広の第1幅W1を有した第1空間と、第1空間に隣接した第2空間とを有することが好ましい。詳しくは、第2空間は、第2幅W2と、該第2幅W2が前記開口通路123の内壁に向かって狭くなるテーパ壁TWとを有する。
組付けの際、柄本体110の差し込み部112は、その第2係止部114を除き、第1空間内に出し入れ可能に配置される。一方、使い捨て部材200は、第1空間のみならず第2空間内にも入り込んだ状態で出し入れ可能に配置される。
このような構成を採用することで、後述のように柄本体110に対する取付部材120の相対位置を変化させることにより、差し込み部112の扁平湾曲部116及び把持部117が弾性変形して、使い捨て部材200の断面寸法に応じたテーパ壁TWのいずれかの位置(傾斜面の任意の位置)で使い捨て部材200を押圧・固定できるようになる。
言い換えれば、市販の割り箸の断面寸法にはバラツキがあるが、このテーパ壁TWは、割り箸の着脱時にこれらのバラツキを吸収できるため、断面寸法が異なる種々の割り箸を本考案の使い捨て部材200として利用することができる。
これに加えて、図6(a)及び(b)に示すように、本考案のトングの柄100は、分割前の割り箸200A(2本の割り箸片200Bが並列に繋がったもの)でも分割後の割り箸片200Bのどちらでも、使い捨て部材200としてトングの柄100に着脱可能とし、これらは装着されるとトング先端部を形成する。図6(b)の場合、一回のトングの使用に、割り箸200A(分割前)を一本分だけ用意し、これを分割した割り箸片200Bを柄本体110の両側先端に装着すれば済むので、経済的である。また、図6(c)は、図6(a)に示した割り箸200Aよりも更に幅広な市販の割り箸200Cであっても、取付部材120の開口通路123(より具体的には、テーパ壁TW)に押圧・固定できることを示す。
(使用方法)
本考案のトングの柄100の使い方は極めて簡単である。図4(a)に示すように、使い捨て部材200は、最初、トングの柄100から離れた状態にある。そして、図5(a)に示すように、取付部材120を柄本体110の最も奥まった位置に、つまり、第1開口部121が第1係止部113に当接する基端側位置(第1位置)まで移動しておく。
この基端側位置(第1位置)では、差し込み部112の扁平湾曲部116は、同様に湾曲した通路湾曲部125内に配置されるため、扁平湾曲部116は通路湾曲部125に接触せず、下側に自由に広がったままになるため、取付部材120の開口通路123へ柄本体110の差し込み部112が差し込まれていても、外側に面した第2開口部122には、使い捨て部材200を収容するのに十分広い開口スペースが確保されている。
このように柄本体110と取付部材120とを第1位置にセットした状態で、使い捨て部材200の一端201を、第2開口部122から入れ、第2係止部114に当接するまで開口通路123内に挿入していく(図5(a)を参照)。
次に、一方の取付部材120上の突起群127,128を指で掴みながら、該取付部材120を先端側の第2位置へ移動するように引っ張る(図4(b)の上側の取付部材120及び矢印又は図5(b)の取付部材120を参照)。同様の操作を他方の取付部材120にも行う(図4(c)の下側の取付部材120及び矢印を参照)。
先端側位置(第2位置)では、柄本体110に対し取付部材120が先端側へ移動させられた状態、つまり、通路湾曲部125内にあった扁平湾曲部116が、通路湾曲部125よりも開口径Dが狭い通路径一定部124に強制的に移動させられた状態となるため、扁平湾曲部116及びこの先端側に接続した把持部117が開口通路123内方(つまり、使い捨て部材200に近づいてこれを押し付ける方向)へ弾性変形し、把持面118でもって使い捨て部材200を開口通路123の内壁(つまり、テーパ壁TW)に確実に押圧・固定できるようになる。
このように取付部材120の夫々を、上述の先端側位置(第2位置)にセットすると、柄本体110と、取付部材120と、使い捨て部材200とが、一体に堅固に組み付けられたトングを成す。操作者は、例えば、外側の突起群127,128を手で掴みながらトングを操作し、調理やゴミ拾いに利用することができる。そして、基端側位置(第1位置)と先端側位置(第2位置)との間で取付部材120を前後にスライドさせることで、柄本体110及び取付部材120に対して使い捨て部材200を着脱自在とすることができる。
(変形例)
実施例1では、差し込み部112の扁平湾曲部116や取付部材120の通路湾曲部125がその底面側に設けられていたが、互いの相対位置を変化させた場合に、使い捨て部材200を押圧・挟持できるよう扁平湾曲部116を弾性変形させられる構成であれば、上記実施例1に限定されず、種々の変形例を採用可能である。なお、図7(a)及び(b)は、別の実施例(実施例2)に係るトングの柄100Aの斜視図及び分解斜視図を示した図である。実施例1の柄100Aは、実施例1の柄100と同様に、U字状基部111Aと差し込み部112Aとを有した柄本体110Aと、一対の取付部材120Aと、から構成される。なお、実施例2において、実施例1に対応する部材や部位については、実施例1の符号の末尾に「A」を付す。
しかしながら、実施例2では、差し込み部112Aの左右両側に設けられた平坦なガイド部115Aの更に先端側に、左右両側に徐々に湾曲した扁平湾曲部116Aが設けられた構成を採用する。一方、取付部材120Aの開口通路123Aには、通路径一定部124Aに扁平湾曲部116Aの湾曲形状に対応するように、左右に徐々に拡張・湾曲した通路湾曲部125Aが設けられる。
この実施例2のような変形例でも、使い捨て部材200がセットされた状態で柄本体110Aに対して取付部材120Aの相対位置を変化させることで、使い捨て部材200に左右側を包囲した扁平湾曲部116Aが、通路湾曲部125Aから、これより狭い通路径一定部124Aに移動する。これにより、扁平湾曲部116Aの先端に夫々設けられた把持部117Aが、使い捨て部材200の左右側面を押圧・挟持・固定することができるようになる。
なお、上述したいずれの実施例は、使い捨て部材200として割り箸を前提としたが、必ずしもこれに限定されない。図示しないが、例えば、市販の爪楊枝(例えば、木製)、ピック(例えば、木製)、スプーン(例えば、樹脂製)、フォーク(例えば、樹脂製)などを使い捨て部材200として利用してもよく、これらの変形例に対応して、取付部材120の第1・第2開口部121,122や開口通路123、差し込み部112の扁平湾曲部116や把持部117の形状や構造を適宜、調整してもよい。
また、上述の実施例では、使い捨て部材200の一端201を押圧・固定する構成を採用したが、必ずしも厳密な意味で端部に限らず、使い捨て部材200の一部(例えば、やや中央位置)であればよい。
また、上述の実施例では、柄本体110の差し込み部112や取付部材120の両部材に形成された湾曲を用いながら、互いの相対位置を変化させて、使い捨て部材200を押圧・挟持したが、必ずしもこの例に限定されない。例えば、一方の部材の一部だけを湾曲するようにしてもよい。また、湾曲部でなく、例えば、図示しない傾斜部であっても本考案の上述した効果と同様の効果を奏することができる。
本考案のトングの柄によれば、構成部材である柄本体と取付部材との相対位置が変化する前(第1位置)では、開口通路内に、市販の割り箸等の使い捨て部材を、例えば差し込み部と充分に隙間を持たせた状態で内挿できる。そして、相対位置を変化させた後(第2位置)では、差し込み部が弾性変形して割り箸の一端を開口通路の内壁に押し付けていくため、トングの柄の両端に割り箸を着脱可能に挟持・固定することができる。
従って、種々の寸法にバラツキのある市販の使い捨て部材(例えば、割り箸)を、本考案のトングの柄のトング先端部として、どれでも使い捨て感覚で使用できる。よって、バーベキュー用のトングやゴミ拾い用のトングとして、本考案品を使用すれば、最も汚れやすいトング先端部だけをゴミとして捨て、トングの柄だけを持ち帰れるため、片付けの手間等がほぼ無くなるのである。
このように本考案のトングの柄は、産業上の利用価値及び産業上の利用可能性が非常に高い。
100,100A トングの柄
110,110A 柄本体
111,111A U字状基部
112,112A 差し込み部
113,114 第1・第2係止部
115,115A ガイド部
116,116A 扁平湾曲部
117,117A 把持部
118,118A 把持面
120,120A 取付部材
121,121A,122,122A 第1・第2開口部
123,123A 開口通路
124,124A 通路径一定部
125,125A 通路湾曲部
126 取付部材の外周面
127,128 突起群
200,200A,200B,200C 使い捨て部材
201 使い捨て部材の一端(一部)
D 開口通路の通路径
W1 第1空間の第1幅
W2 第2空間の第2幅
TW テーパ壁

Claims (5)

  1. 市販の使い捨て部材を着脱可能なトングの柄であって、
    U字状基部と、該基部から先端に延びた一対の差し込み部と、を有した柄本体と、
    第1開口部と第2開口部とが設けられた開口通路を有した一対の取付部材と、
    を備え、かつ、
    第1開口部は、前記差し込み部のいずれかを前記開口通路へ内挿可能であり、
    第2開口部は、前記差し込み部が前記開口通路に内挿された状態で、前記差し込み部に並置されるように、前記使い捨て部材の一部を前記開口通路内へ挿入可能であり、
    前記取付部材と前記柄本体との相対位置を変化させることにより、前記使い捨て部材の前記一部が前記開口通路内で挟持・固定されることを特徴とするトングの柄。
  2. 前記開口通路及び前記差し込み部の少なくとも一方が湾曲又は傾斜しており、前記相対位置の変化の際に、前記湾曲又は傾斜に応じて前記差し込み部が弾性変形し、前記使い捨て部材の前記一部を前記開口通路内で押圧・挟持することを特徴とする請求項1に記載のトングの柄。
  3. 前記取付部材が前記柄本体に対し、着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトングの柄。
  4. 前記開口通路の横断面が、第1空間と、第1空間に隣接した第2空間とを有し、
    第2空間は、幅が次第に狭くなるテーパ壁を有し、
    前記差し込み部は、第1空間内に出し入れ可能に配置され
    前記使い捨て部材の前記一部は、第1・第2空間内に出し入れ可能に配置され、
    前記相対位置の変化により前記差し込み部が弾性変形して、前記テーパ壁のいずれかの傾斜位置で前記使い捨て部材の前記一部を押圧・固定可能であることを特徴とすることを請求項1〜3のいずれかに記載のトングの柄。
  5. 前記使い捨て部材が、使い捨て用品として市販で入手可能な割り箸、スプーン、フォーク、ピック、又は、爪楊枝であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトングの柄。
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