JP3220293U - 機械式歩行器の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳みによる面倒や不具合を改善する機械式歩行器の構造を提供する。【解決手段】主に、第1のフレームアセンブリー10と、第2のフレームアセンブリー11と、折り畳み機構と、制御ユニット13と、シートステー14とを含み、折り畳み機構は、内向きに折り畳むために第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11に枢設され、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11は、第1の連結ロッドユニット102、第2の連結ロッドユニット、第1の補助連結ロッド103及び第2の補助連結ロッドをそれぞれ有し、第1の連結ロッドユニット103は、第1の支柱101及び第1の台車基部100の両側面に位置した2本の第1の連結ロッドを有し、第2の連結ロッドユニットは、第2の支柱111及び第2の台車基部110の両側面に位置した2本の第2の連結ロッドを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、歩行器や歩行車に関し、特に、機械式歩行器の構造に関する。
身体障害者は、行動が不自由のため、移動可能な歩行車でその移動を支援する必要がある。高齢者の社会に入りつつ、その上、高齢者の機能が低下し、下肢筋力が衰弱で体重さえを十分に支えない患者は増える一方であるため、関連する補助機器は、不可欠となった。医学上、体重を支え、バランスを保って歩くために体を支援する道具は、歩行器と呼ばれている。適切な歩行器を選択すれば、ユーザの生活に最大な利便性をもたらすことができる。特に、行動が不自由、または機能が退化し歩きが十分でない者は、まだ歩き能力があるうち、歩くとき不用意に転倒することを避けるために、歩行器を使用することがある。
従来から、歩行器は、持ち上げ動作が必要とする固定型歩行器と、押しながら前に進む車輪付き歩行器(また、歩行車とも呼ばれる)とに大きく分けられることがよく知られている。その選択肢として、主に、ユーザ自身の活動状況と活動環境(場所)によって適切な歩行器を選択する。歩行車は、基本的に歩き支援及び着座の両機能を提供するが、収納の点から望ましくないことがいくつかある。これは、主に、折り畳まれた歩行車全体の構造が大きく、収納しにくいからである。 特に、ユーザは通常、歩きが不自由、機能が退化している者であるため、立つ動作や歩行車を把持、折り畳むことさえ安定しない状態下で、歩行車は不用意な取り扱いで転倒しやすく、ユーザに面倒や不便をもたらすことになる。
これに鑑みて、本願発明者らは、前記歩行車の折り畳みによる面倒や不具合を改善するため、関連製品について革新的なデザインを行い、デザインや実体作製を繰り返して行った結果、やっと安定的に折り畳むことができる折り畳み型の歩行車や歩行器を完成した。
本考案の詳細な特徴及び利点について、以下の実施形態において詳細に説明され、その内容からは、いずれかの当該技術分野を熟知した者であれば、本考案の技術的内容を理解し実施することが十分可能である。また、いずれかの当該技術分野を熟知した者は、本明細書に開示されている内容、実用新案登録請求の範囲及び図面から、本考案に係る目的及び利点を容易に理解することができる。
そこで、本考案は、第1の支柱及び第1の台車基部の両側面に位置した2本の第1の連結ロッドを有する第1の連結ロッドユニットと、第2の支柱及び第2の台車基部の両側面に位置した2本の第2の連結ロッドを有する第2の連結ロッドユニットとを含む機械式歩行器を提供していることを目的とする。
そして、第1のフレームアセンブリー及び第2のフレームアセンブリーにおける支柱と台車基部は、上下に折り畳まれた場合に、計4本の連結ロッドと2本の補助連結ロッドとにより、支柱と台車基部とが形成した構造を最小化にすることができる。
前記目的を達成するため、本考案は、第1の台車基部と、第1の支柱と、両端が前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の一方側にそれぞれ枢着された第1の連結ロッドユニットと、両端が前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の他方側にそれぞれ枢着された第1の補助連結ロッドと、前記第1の台車基部に枢着された複数の第1の車輪とを備える第1のフレームアセンブリーと、第2の台車基部と、第2の支柱と、両端が前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の一方側にそれぞれ枢着された第2の連結ロッドユニットと、両端が前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の他方側にそれぞれ枢着された第2の補助連結ロッドと、前記第2の台車基部に枢着された複数の第2の車輪とを備える第2のフレームアセンブリーと、内向きに折り畳むために前記第1のフレームアセンブリー及び前記第2のフレームアセンブリーに枢設された折り畳み機構と、前記第1の支柱及び前記第2の支柱にそれぞれ設けられた複数の制御ユニットと、着座シートを取り付けるために前記第1の支柱及び前記第2の支柱にそれぞれ設けられた2本のシートステーと、を含むことを特徴とする機械式歩行器の構造を提供している。
本考案に係る一実施例によれば、前記第1の支柱は、第1の支柱本体と、前記第1の支柱本体内に設けられ、複数の固定孔を有する第1の伸縮ロッドと、前記第1の伸縮ロッドを固定するために前記第1の支柱本体に装着した調節ピンと、前記第1の伸縮ロッドの位置を固定するために前記第1の支柱本体に装着した押さえ緊密部材とを含んでおり;また、前記第2の支柱は、第2の支柱本体と、前記第2の支柱本体内に設けられ、複数の固定孔を有する第2の伸縮ロッドと、前記第2の伸縮ロッドを固定するために前記第2の支柱本体に装着した調節ピンと、前記第2の伸縮ロッドの位置を固定するために前記第2の支柱本体に装着した押さえ緊密部材とを含む。
本考案に係る一実施例によれば、さらに、前記第1の支柱または前記第2の支柱に設けられたほぞを少なくとも1つ含んでおり;又、前記第1の台車基部または前記第2の台車基部に枢設されると共にそのうち一つの前記制御ユニットで制御する係り止めフックを少なくとも1つ含んでおり;前記係り止めフックに前記ほぞに係止する係止部が設けられている。
本考案に係る一実施例によれば、前記第1の連結ロッドユニットは、前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の両側面にそれぞれ位置した2本の第1の連結ロッドを含んでおり;又、前記第2の連結ロッドユニットは、前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の両側面にそれぞれ位置した2本の第2の連結ロッドを含んでいる。
本考案に係る一実施例によれば、さらに、前記第1の支柱または前記第2の支柱に装着された折り畳み位置決め部を少なくとも1つ含んでおり、前記第1のロッドまたは前記第2のロッドと当接することで、前記第1の支柱及び前記第1の台車基部或いは前記第2の支柱及び前記第2の台車基部が折り畳まれた後に互いに平行に位置維持するように規制する。
本考案に係る一実施例によれば、さらに、前記着座シートに装着された折り畳み用ベルトと、少なくとも1つの前記第1の支柱または前記第2の支柱に設けられるとともに、前記第1の支柱または前記第2の支柱と前記第1の台車基部または前記第2の台車基部が折り畳まれた後に前記第1の台車基部または前記第2の台車基部に固定される固定バンドとを含む。
本考案に係る一実施例によれば、各前記シートステーは、多機能伸縮ロッドを設けている。
本考案の好ましい実施例を示す斜視図である。 本考案の好ましい実施例を示す分解斜視図である。 本考案の係止解放の構造を部分的に拡大する動作説明図である。 本考案の歩行車が下向きに折り畳まれた動作説明図である。 本考案の折り畳み位置決め部の構造位置を示す概略図である。 本考案の歩行車が折り畳み完了した動作説明図である。 本考案の折り畳み用ベルトの使用状態を示す概略図である。 本考案の伸縮ロッド及び多機能伸縮ロッドの使用状態を示す概略図である。 本考案の車輪方向の断面構造の動作説明図である。
以下に、具体的な実施例により本考案に係る実施形態について説明する。当該技術分野を熟知した者は、本明細書に開示している内容から、本考案のその他の利点及び効果を容易に理解することができる。
本明細書に添付された図面に示す構造や、割合、大きさなどは、いずれも、当該技術分野を熟知した者が明細書に掲示した内容に合わせて理解及び閲読するために用いられるだけであり、本考案の実施可能な制限条件を限定するものではないので、技術的な意味はなく、いかなる構造上の補正、割合関係の変更または大きさの調整は、本考案ができる効果及び達成可能な目的に影響を与えない下で、本考案に掲示された技術的内容がカバーできる範囲に納入すべきである。同時に、本明細書で引用した例えば“1”、“2”、“上”などのような用語は、単に説明の便宜上であり、本発明の実施可能な範囲を限定するものではなく、その相対的関係の変更または調整は、本考案の趣旨が変更されない場合、本考案の実施可能な範疇とも見なされる。
図1及び図2を参照し、それぞれは、本考案の好ましい実施例の斜視図及び分解斜視図である。本考案は、機械式歩行器の構造であって、歩行車1は、主に、第1のフレームアセンブリー10と、第2のフレームアセンブリー11と、折り畳み機構12と、制御ユニット13と、シートステー14とを含み、第1のフレームアセンブリー10は、第1の台車基部100と、第1の支柱101と、両端が第1の支柱101及び第1の台車基部100の一方側にそれぞれ枢着した第1の連結ロッドユニット102と、両端が第1の支柱101及び第1の台車基部100の他方側にそれぞれ枢着した第1の補助連結ロッド103と、第1の台車基部100に枢着された複数の第1の車輪104とを有する。
第2のフレームアセンブリー11は、第2の台車基部110と、第2の支柱111と、両端が第2の支柱111及び第2の台車基部1101の一方側にそれぞれ枢着した第2の連結ロッドユニット112と、両端が第2の支柱111及び第2の台車基部110の他方側にそれぞれ枢着した第2の補助連結ロッド113と、第2の台車基部110に枢着された複数の第2の車輪114とを有する。
折り畳み機構12は、内向きに折り畳むために第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11に枢着し、各制御ユニット13は、第1の支柱101及び第2の支柱111にそれぞれ設けられ、各シートステー14は、着座シート15を取り付けるために第1の支柱101及び第2の支柱111にそれぞれ設けられ、ここで、シートステー14は多機能伸縮ロッド140を設けている。
前記の第1の支柱101は、第1の支柱本体1010と、第1の支柱本体1010内に設けられ、複数の固定孔1012を有する第1の伸縮ロッド1011と、第1の伸縮ロッド1011を固定するために第1の支柱本体1010に装着した調節ピン1013と、第1の伸縮ロッド1011の位置を固定するために第1の支柱本体1010に装着した押さえ緊密部材1014とを含む。
第2の支柱111は、第2の支柱本体1110と、第2の支柱本体1110内に設けられ、複数の固定孔1112を有する第2の伸縮ロッド1111と、第2の伸縮ロッド1111を固定するために第2の支柱本体1110に装着した調節ピン1113と、第2の伸縮ロッド1111の位置を固定するために第2の支柱本体1110に装着した押さえ緊密部材1114とを含む。
歩行車1は、さらに、ほぞ16と、係り止めフック17と、制御ロック18と、ブレーキ19と、折り畳み位置決め部20、折り畳み用ベルト21と、固定バンド22と、方向制御機構23とを有し、第1の支柱101または第2の支柱111にほぞ16が設けられ、第1の台車基部100または第2の台車基部110に係り止めフック17が枢設され、係り止めフック17がそのうち1つの制御ユニット13で操作されている。
また、係り止めフック17に係止部170が設けられ、折り畳む必要がない場合、係止部170がほぞ16に係止することで、第1のフレームアセンブリー10と第2のフレームアセンブリー11との位置を固定することができる。上記では、制御ユニット13は、ブレーキ制御部材130と、係り止めフック17の回動を制御する折り畳み用制御部材132とを含む。
第1の支柱101または第2の支柱111に制御ロック18が設けられ、制御ロック18は、係り止めフック17が回動するかどうかを決めるために折り畳み用制御部材132の回動状態を規制することができる。また、ブレーキ19がブレーキ制御部材130に接続され、ブレーキ制御部材130により、第1の車輪104または第2の車輪114を速度低下するように、第1の台車基部100または第2の台車基部110に設けられたブレーキ19を制御することができる。
折り畳み位置決め部20は、主に、第1の支柱101または第2の支柱111に装着し、第1の連結ロッド1020または第2の連結ロッド1120と当接することで、第1の支柱101及び第1の台車基部100または第2の支柱111及び第2の台車基部110が折り畳まれた後に互いに平行に位置維持するように規制することができる。
折り畳み用ベルト21は着座シート15に装着し、折り畳み用ベルト21を引っ張ることで、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11を内向きに移動させることができ、さらに人力を借りれば内に向って折り畳むことができる。
固定バンド22は、主に、第1の支柱101または第2の支柱111に設置し、かつ第1の支柱101または第2の支柱111と第1の台車基部100または第2の台車基部110とが折り畳まれた後に、第1の台車基部100または第2の台車基部110に固定される。
最後に、第1の台車基部100または第2の台車基部110に設けられた方向制御機構23は、ほぞ230と、弾性部材232と、押さえ板234とを含み、第1の台車基部100または第2の台車基部110にほぞ230が設けられ、弾性部材232は、ほぞ230を伸縮させるために用いられ、押さえ板234がほぞ230に接続され、さらに、第1の車輪104または第2の車輪114に、ほぞ230と対応して係止可能な位置決め穴1040が設けられている。
上記では、第1の連結ロッドユニット102は、2本の第1の連結ロッド1020を有し、かつ第1の支柱101及び第1の台車基部100の両側面にそれぞれ位置する。第2の連結ロッドユニット112も、2本の第2の連結ロッド1120を有し、かつ第2の支柱111及び第2の台車基部110の両側面にそれぞれ位置する。
上記では、折り畳み機構12は、第1の折り畳みロッド120と、第1の折り畳みロッド120に交差して枢着する第2の折り畳みロッド12とを含み、第1の支柱101と第2の支柱111を内向きに折り畳むために、第1の折り畳みロッド120の一端が第1の支柱101に枢設され、他端が第2の支柱111に枢設し、第2の折り畳みロッド122の一端が第1の支柱101に枢設され、他端が第2の支柱111に枢設する。
図3、図4及び図5を合わせて参照し、それぞれは、本考案の係止解放の構造を部分的に拡大する動作説明図、歩行車が下向きに折り畳まれた動作説明図、及び折り畳み位置決め部の構造位置を示す概略図である。
本考案の歩行車1は、折り畳む際に、ユーザが制御ユニット13の折り畳み用制御部材132を操作することで、係り止めフック17の係止部170をほぞ16から外すことができる。これらの第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11を固定するための構造は、単一の支柱または両支柱に設けてよいが、構造の位置をはっきり示すため、本実施例では、第1の支柱101に設ける場合を例にした。
第1の支柱101に設けられたほぞ16は、普通に歩行車1を使用する状態で、係り止めフック17の係止部170と係止して固定されている。また、折り畳み用制御部材132の回動により、ほぞ16に対し着脱可能のように係り止めフック17を同期に回動させることができるが、ユーザが操作の時に折り畳み用制御部材132を誤って動かせて係り止めフック17を外してしまうことを避けるため、第1の支柱101に制御ロック18が取り付けられ、制御ロック18は、係り止めフック17が回動するかどうかを決めるために折り畳み用制御部材132の回動状態を規制することができる。
図3から明らかのように、制御ロック18は、水平回動の場合に、折り畳み用制御部材132を回すスペースを、係り止めフック17を解放する目的に達するために与えることができる一方、制御ロック18は、垂直回動の場合に、折り畳み用制御部材132を回すスペースを、誤った動作で係り止めフック17を外してしまうことを防ぐために規制することができる。
図3の動作が完了した後、図4から、歩行車1が下へ折り畳まれる作動仕組みが良く分かる。第1のフレームアセンブリー10の第1の台車基部100及び第1の支柱101と、第2のフレームアセンブリー11の第2の台車基部110及び第2の支柱111とは、折り畳み可能な可動状態になり、下へ折り畳まれると同時に、第1の支柱101及び第1の台車基部100の両側に第1の連結ロッド1020がそれぞれ枢着され、第2の台車基部110及び第2の支柱1112の両側に第2の連結ロッド1120がそれぞれ枢着されるので、第1の支柱101と第2の支柱111は、それぞれ第1の連結ロッド1020及び第2の連結ロッド1120を回転支点とする。
さらに、第1の連結ロッド1020及び第2の連結ロッド1120が両回転軸の設計を用い、すなわち、一端が第1の台車基部100及び第2の台車基部110に設置し、他端が第1の支柱101と第2の支柱111に設置されるので、第1の支柱101と第2の支柱111が、第1の連結ロッド1020及び第2の連結ロッド1120を介して下へ回動するとき、第1の支柱101及び第2の支柱111は、第1の台車基部100及び第2の台車基部110と平行に配置されるとともに最も短い折り畳み幅を維持することができる。
同時に、両端が第1の支柱101及び第1の台車基部100の他方側に枢着された第1の補助連結ロッド103と、両端が第2の支柱111及び第2の台車基部110の他方側に枢着された第2の本の補助連結ロッド113との結合により、安定的な折り畳み効果を達成することができる。
ここで取り上げる価値があったのは、図5を同時に参照し、第1の支柱101または第2の支柱111に折り畳み位置決め部20が設けられる点であり、折り畳み位置決め部20は、主に、第1の連結ロッド1020または第2の連結ロッド1120が最も低い位置まで折り畳まれたとき、第1の支柱101または第2の支柱111に当接することで、第1の支柱101及び第1の台車基部100または第2の支柱111及び第2の台車基部110が折り畳まれた後に互いに平行に位置維持するように規制し、折り畳まれた後に上方に位置される第1の支柱101及び第2の支柱111の重さを支えることができないことで圧下されて損壊してしまうことにならないためである。
上記から分かるように、第1の連結ロッドユニット102は、第1の支柱101及び第1の台車基部100の両側面に位置した2本の第1の連結ロッド1020を有することと、第2の連結ロッドユニット112は、第1の支柱101及び第1の台車基部100の両側面に位置した2本の第2の連結ロッド1120を有することで、さらに、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11の支柱と台車基部は、計4本の連結ロッドと2本の補助連結ロッドとにより、支柱と台車基部とが上下に折り畳まれた構造を最小化にすることができる。
図6及び図7を同時に参照し、それぞれは、本考案の歩行車が折り畳み完了した動作説明図、及び折り畳み用ベルトの使用状態を示す概略図である。
各図から分かるように、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11を内向きに移動させる時、着座シート15に設けられた折り畳み用ベルト21を上へ引っ張ることだけで、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11を内に移動させることができると共に、第1のフレームアセンブリー10と第2のフレームアセンブリー11との間に装着した折り畳み機構12は、その第1の折り畳みロッド120と第1の折り畳みロッド120に交差して枢着する第2の折り畳みロッド122とが、展開したX字状の状態から徐々に閉じたI字状の状態になるので、第1のフレームアセンブリー10及び第2のフレームアセンブリー11が互いに連動する目的を実現する。
次に、さらに人力を通して内向きに完全に折り畳めばよい。そして、すべての折り畳み動作を完了した後、持ち歩くときに第1の支柱101及び第2の支柱111と第1の台車基部100及び第2の台車基部110とが分離する不安定な状況を無くすために、第1の支柱101または第2の支柱111に設けられた固定バンド22を第1の台車基部100または第2の台車基部110に固定する。
ここで、固定方法としては、係り止めフック、面ファスナーを採用することができる。こうなると、折り畳まれた第1の支柱101及び第2の支柱111と第1の台車基部100及び第2の台車基部110が安定的に折り畳まれつつ携帯便利といった効果を達成することができる。
図8及び図9を合わせて参照し、それぞれは、本考案の伸縮ロッド及び多機能伸縮ロッドの使用状態を示す概略図、及び車輪方向の断面構造の動作説明図である。
図8から分かるように、ユーザは、利用の際に身長に応じて第1の支柱101の高さを変えることができる。高さを調整するとき、まず押さえ緊密部材1014を引き上げ、押さえ緊密部材1014上の凸部1015を第1の伸縮ロッド1011から分離させ、この時さらに第1の伸縮ロッド1011の固定孔1012に固定されている調節ピン1013を外に引き離し、第1の支柱本体1010に対し第1の伸縮ロッド1011を可動状態にする。高さが定められると、さらに位置決定した固定孔1012に調節ピン1013を挿入し、この時、第1の伸縮ロッド1011は、固定の高さで、凸部1015を再び第1の伸縮ロッド1011に当接させるまで押さえ緊密部材1014をさらに下へ引くと、第1の伸縮ロッド1011がより安定となりかつ揺れにくくなる。
また、第2の支柱111の高さ調整は、前記と同様、主に、まず押さえ緊密部材1014上の凸部1115を第2の伸縮ロッド1111から分離させ、この時、さらに第2の伸縮ロッド1111の固定孔1112に固定されている調節ピン1113を外に引き離し、第2の支柱本体1110に対し第2の伸縮ロッド1111を可動状態にする。高さが定められると、位置決定した固定孔1112に調節ピン1113を挿入し、この時、第2の伸縮ロッド1111は、固定の高さで、凸部1115を再び第2の伸縮ロッド1111に当接させるまで押さえ緊密部材1114をさらに下へ引くと、第2の伸縮ロッド1111がより安定となりかつ揺れにくくなる。
また、シートステー14に設けられた多機能伸縮ロッド140は、主に、ユーザが多機能伸縮ロッド140自体でシートステー14に対して長さの伸縮を調整することができるので、ハンドバッグ掛けまたはショッピング袋掛けとして利用することができる。
また、図9から明らかのように、歩行車1では、第1のフレームアセンブリー10の第1の台車基部100の両端に2つの第1の車輪104が配置され、第2のフレームアセンブリー11の第2の台車基部110の両端に2つの第2の車輪114が配置されている。
図中の方向制御機構23は、第1の車輪104または第2の車輪114を制御するように単独で配置されてもよいし、第1の車輪104及び第2の車輪114をそれぞれ制御する2つの方向制御機構23を配置してもよい。方向制御機構23が第1の車輪104を単独に制御する場合を例にすると、第1の台車基部100に方向制御機構23のほぞ230及び弾性部材232が取り付けられ、しかも主に第1の車輪104の位置に対応され、また、押さえ板234は、ほぞ230を上下動に操作するようにほぞ230に接続される。
第1の車輪104を特定方向に規制しようとする場合、まず歩行車1を前へ移動し特定方向に位置させ、このとき、第1の車輪104の位置決め穴1040は、自ずからほぞ230に対応し、ほぞ230が弾性部材232に付勢されるので、第1の車輪104が対応位置に回転されると、ほぞ230は位置決め穴1040自動的に伸入し、第1の車輪104の方向を特定する目的を実現することができる。
一方、第1の車輪104を自在に回転させようとする場合に、押さえ板234を上方に引っ張って、ほぞ230が弾性部材232を圧縮すると共にほぞ230を位置決め穴1040から外させれば、第1の車輪104が自在に回転可能になる。
前記実施例は、本考案の原理とその効果を例示的に説明するのみであり、本考案を限定するものではない。いずれかの当該技術分野を熟知した者は、本考案の精神及び範囲を逸脱しない限り、上記実施例について補正を行うことができる。従って、本考案の権利範囲は、後述の実用新案登録請求の範囲に記載されたものでなければならない。
1 歩行車
10 第1のフレームアセンブリー
100 第1の台車基部
101 第1の支柱
1010 第1の支柱本体
1011 第1の伸縮ロッド
1012 固定孔
1013 調節ピン
1014 押さえ部材
1015 凸部
102 第1の連結ロッドユニット
1020 第1の連結ロッド
103 第1の補助連結ロッド
104 第1の車輪
1040 位置決め穴
11 第2のフレームアセンブリー
110 第2の台車基部
111 第2の支柱
1110 第2の支柱本体
1111 第2の伸縮ロッド
1112 固定孔
1120 第2の連結ロッド
113 第2の補助連結ロッド
114 第2の車輪
12 折り畳み機構
120 第1の折り畳みロッド
122 第2の折り畳みロッド
13 制御ユニット
130 ブレーキ制御部材
132 折り畳み用制御部材
14 シートステー
140 多機能伸縮ロッド
15 着座シート
16 ほぞ
17 係り止めフック
170 係止部
18 制御ロック
19 ブレーキ
20 折り畳み位置決め部
21 折り畳み用ベルト
22 固定バンド
23 方向制御機構
1113 調節ピン
1114 押さえ緊密部材
1115 凸部
112 第2の連結ロッドユニット
230 ほぞ
232 弾性部材
234 押さえ板

Claims (1)

  1. 第1の台車基部と、第1の支柱と、両端が前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の一方側にそれぞれ枢着された第1の連結ロッドユニットと、両端が前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の他方側にそれぞれ枢着された第1の補助連結ロッドと、前記第1の台車基部に枢着された複数の第1の車輪とを備える第1のフレームアセンブリーと、
    第2の台車基部と、第2の支柱と、両端が前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の一方側にそれぞれ枢着された第2の連結ロッドユニットと、両端が前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の他方側にそれぞれ枢着された第2の補助連結ロッドと、前記第2の台車基部に枢着された複数の第2の車輪とを備える第2のフレームアセンブリーと、
    内向きに折り畳むために用いられる、前記第1のフレームアセンブリー及び前記第2のフレームアセンブリーに枢設された、内向きに折り畳むために折り畳み機構と、
    前記第1の支柱及び前記第2の支柱にそれぞれ設けられた複数の制御ユニットと、
    前記第1の支柱または前記第2の支柱に装着されたと共に、前記第1のロッドまたは前記第2のロッドと当接することにより、前記第1の支柱及び前記第1の台車基部、或いは前記第2の支柱及び前記第2の台車基部が折り畳まれた後においても互いに平行に位置維持するように規制する、少なくとも1つの折り畳み位置決め部と、前記着座シートに装着された折り畳み用ベルトと、
    少なくとも1つの前記第1の支柱または前記第2の支柱に設けられると共に、前記第1の支柱または前記第2の支柱と前記第1の台車基部または前記第2の台車基部が折り畳まれた後に前記第1の台車基部または前記第2の台車基部に固定される固定バンドと、
    着座シートを取り付けるために用いられる、前記第1の支柱及び前記第2の支柱にそれぞれ設けられた2本のシートステーと、
    を含む機械式歩行器の構造において、
    前記第1の支柱は、第1の支柱本体と、前記第1の支柱本体内に設けられた、複数の固定孔を有する第1の伸縮ロッドと、前記第1の伸縮ロッドを固定するために用いられる、前記第1の支柱本体に装着した調節ピンと、前記第1の伸縮ロッドの位置を固定するために前記第1の支柱本体に装着した押さえ緊密部材とを含んでおり、
    前記第1の連結ロッドユニットは、前記第1の支柱及び前記第1の台車基部の両側面にそれぞれ位置した2本の第1の連結ロッドを含んでおり、
    前記第2の支柱は、第2の支柱本体と、前記第2の支柱本体内に設けられた、複数の固定孔を有する第2の伸縮ロッドと、前記第2の伸縮ロッドを固定するために用いられる、前記第2の支柱本体に装着した調節ピンと、前記第2の伸縮ロッドの位置を固定するために用いられる、前記第2の支柱本体に装着した押さえ緊密部材とを含んでおり、
    前記第2の連結ロッドユニットは、前記第2の支柱及び前記第2の台車基部の両側面にそれぞれ位置した2本の第2の連結ロッドを含んでおり、
    各前記シートステーは、多機能伸縮ロッドを設けている
    ことを特徴とする機械式歩行器の構造。
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