JP3219841U - モーターサイクル転倒防止用補助的支持装置 - Google Patents

モーターサイクル転倒防止用補助的支持装置 Download PDF

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秀明 吉岡
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Abstract

【課題】地震、強風、通行人の接触によるモーターサイクルの転倒を防止できるモーターサイクルの補助的支持装置を提供する。
【解決手段】支持装置は、本体2、ネジ部3、フレームもしくは排気管支持部1から構成され、ネジ部を回転させて適切な全長とし、モーターサイクルのサイドスタンドの反対側の車体側面底部に取りつける。振動や衝撃により発生するサイドスタンドの跳ね上がり、モーターサイクルの転倒を防止できる。
【選択図】図1

Description

本考案はモーターサイクルの転倒を防止することを目的とし補助的に使用する支持装置に関するものである。
多くのモーターサイクルが車体側面に取り付けられているサイドスタンドのみで支持され保管されている。地震における揺れや台風時の強風によるものだけでなく、集合住宅居住者が多い特に都市部においては保管されているモーターサイクルに歩行者が接触、それによりモーターサイクルが転倒してしまうことも珍しいことではない。
振動、衝撃によりモーターサイクル本体が起き上がりサイドスタンドに加わる力が抜けた瞬間にサイドスタンド本体が跳ね上がってしまう現象が確認された。モーターサイクルの起き上がりを抑えることこそが前述の現象を解決するものである。
議題を解決するための手段
本考案はモーターサイクルのサイドスタンドが取り付けられている側とは反対の車体側面底部に補助的な支持装置を配することでサイドスタンドの跳ね上がる原因となるモーターサイクルの起き上がりを防止することで問題点を解決している。
考案の効果
本考案の補助的支持装置はモーターサイクルのサイドスタンドが跳ね上がることを防止するだけでなく本体が軽量であり操作が容易であるため従来から行われてきたロープを使用しモーターサイクルを固定する方法やモーターサイクルの車体下にジャッキを差し入れる方法と比較し設置が容易であるという点でも優れている。
本補助的支持装置の正面図である。 本補助的支持装置の正面図である。装置底部に可動式の接合部を有するゴム製の足が使用されている。 本補助的支持装置を側面から見た図である。装置底部に可動式の接合部を有する樹脂製の足が使用されている。 モーターサイクルに対して本考案を使用した一実施例である。
サイドスタンドで自立しているモーターサイクルの側面に立ちハンドル、もしくはエンジンガード、フレームの一部を掴みモーターサイクルをサイドスタンド側にわずかに傾かせる。モーターサイクルを傾かせた状態でフレームと地面との間に本装置を挿し込む。モーターサイクルのフレームに本装置を設置するのに十分な空間が存在しない場合、強度を確かめた上で排気管を利用し本装置を設置することが出来る。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
1はモーターサイクルのフレーム、もしくは排気管に設置するために曲面を描いている。本体2を手で掴み3を回すことで全長を変化させることが出来る。
モーターサイクルのサイドスタンドが設置されていない側底部より本装置を軽く沿える。この際本装置の全長がモーターサイクルのフレーム、もしくは排気管底部から地面までの距離よりわずかに長くなるよう3を回転させ長さを調節する。本装置をモーターサイクル底部に挿し込んだ状態でモーターサイクル自体を軽く揺さぶり、動きが大きいようであれば再度3を回転させ本装置の全長を伸ばす。適切に長さの設定された本装置を使用し十分な強度を有した地面にモーターサイクルが設置されている場合、モーターサイクルはその位置に固定され揺さぶる程度では動くことがない。
本体2に4を組み合わせて使用することが出来る。4は可動式の連結部とゴム製の底部を有しており室内などモーターサイクル保管場所の地面が傷のつきやすい場合に適している。4も3と同様にネジ部を有しており、これを回転させることで本装置の全長を変化させることが可能である。
本体2に5を組み合わせて使用することが出来る。5は可動式の連結部と樹脂製の本体から構成されており接地面積が大きいことからモーターサイクルを3以上に安定して固定させることが出来る。
1 フレーム、排気管支持部
2 装置本体
3 ボルト型支持部
4 ゴム型支持部
5 樹脂型支持部

Claims (2)

  1. 支柱の上部に半円形の支持部を有し下部にはネジ構造をもち全長が可変であるモーターサイクルの転倒を防止する補助的支持装置
  2. 前期補助的支持装置の下端である接地箇所に可動部を有し全長が可変であるモーターサイクルの転倒を防止する補助的支持装置
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