JP3219445U - イヤリング紛失防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】イヤリングが外れた場合に気付かせることが可能になり、耳への固定負担を増やさず、取付ける手間もかからないイヤリング紛失防止具を提供する。【解決手段】耳たぶ挟着型のイヤリングPの固定具P1に固定する連結リング1を設ける。連結リング1を両端に有する紐状の結合体2を設ける。各連結リング1を左右の固定具P1にそれぞれ連結する。結合体2で左右のイヤリングPをつなぎ合わせる。結合体2を両耳から首の後側に配される長さに形成する。連結リング1に開閉自在な係止フックを設ける。装飾用のチェーンにて結合体2を形成する。【選択図】図1
Description
本考案は、イヤリングが耳から落下したときに紛失を防止することが可能なイヤリング紛失防止具に関する。
従来、装身具としてのイヤリングには、耳たぶを挟んで固定する挟着型のイヤリングや、耳たぶに開けた孔に固定するピアス型のイヤリングがある。
挟着型のイヤリングには、更にイヤリングの固定具のねじを締め付けて固定するタイプや、固定具にバネ等を利用して固定するタイプなど、各種のイヤリングが使用されている。このような耳たぶ挟着型のイヤリングは、イヤリングに使用する装飾品のサイズや重量を自由に選択できる利点がある。
一方、ピアス型のイヤリングは、耳たぶに開けた孔が広がるおそれがあるので、あまり重量のあるイヤリングには適していない。
一般に、大きなサイズや重量のある高価なイヤリングは、ねじを締め付けて固定する耳たぶ挟着型のイヤリングが選択されているが、イヤリングのサイズや重量が増すほど、耳たぶから落下して紛失する可能性が高くなる。
しかも、片方を紛失してもイヤリングとして使用できなくなるので、重量のあるイヤリングを使用する際は、常に両方のイヤリングに気を使いながら使用する必要があった。
従来では、特許文献1に記載の落下防止装置や、特許文献2に記載の落下防止具などで、耳たぶ挟着型のイヤリングの落下を防止する構成が提案されている。
特許文献1の落下防止装置によると、イヤリングの固定具に連結するチェーン等の結合部に、耳たぶ以外の耳の位置に取り付ける取付部を連結したもので、耳たぶに固定した固定具が外れても、耳たぶ以外の耳の位置に連結された取付部によって耳からイヤリングが落下するのを防止するという構成である。
また、特許文献2に記載の落下防止具では、耳の裏側にかけるフックを形成し、このフックを左右のイヤリングにそれぞれ連結したものである。そして、イヤリングの固定具が耳たぶから外れてもこのフックが耳の裏側に係止しているので、耳からイヤリングが落下するのを防止できるというものである。
ところが、特許文献1の落下防止装置では、左右のイヤリングの落下を防止する為に、左右の耳たぶ以外の2カ所に取付部を固定する必要がある。そのため、左右のイヤリングを装着する場合、耳たぶに固定する2カ所と耳たぶ以外の耳に固定する2カ所の合計4カ所に固定する必要があり、耳を挟み付ける負担が通常の倍になる不都合があった。
しかも、このイヤリングを使用するには常に4か所の固定が必要になるので、イヤリングの取付けに極めて多くの手間を要する不都合もある。
一方、特許文献2に記載の落下防止具では、イヤリングの落下を防止するために、耳の裏にフックをかける構成を採用している。そのため、このフックが簡単に外れないようにするには、このフックが耳にぴったりと係合するように、予め使用者の耳に合わせて形を正確に整えておくことが重要になっている。
したがって、フックが使用者の耳に少しでも合わない場合は、このフックが先に落下するおそれがあり、フックが落下する勢いでイヤリングまで落下させてしまう可能性もあった。
しかも、これらの落下防止装置や落下防止具は、いずれも片耳ごとに固定する構成である。そのため、万が一、これらの取付部やフックが耳から外れると、外れたイヤリングが一瞬で身体から離れることになる。その結果、落下したイヤリングが側溝などの思わぬところへ入り込んでしまうなど、落下したイヤリングが紛失する危険性は極めて高いものであった。
そこで本考案は上述の不都合を解消すべく案出されたもので、仮にイヤリングが耳たぶから外れた場合でも、外れたイヤリングが身体から離れないようにすることができ、しかも外れたことを使用者に容易に気付かせることが可能になり、耳への固定負担を増やさず、イヤリングを取付ける手間もかからないイヤリング紛失防止具の提供を目的とする。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、耳たぶ挟着型のイヤリングPに装着し、イヤリングPの落下に伴う紛失を防止するイヤリング紛失防止具であって、左右のイヤリングPの固定具P1に着脱自在に連結する一対の連結リング1と、該連結リング1を両端に有する紐状の結合体2とで構成され、各連結リング1を左右の固定具P1にそれぞれ連結し、結合体2で左右のイヤリングPをつなぎ合わせるように構成したことにある。
第2の手段の前記結合体2は、両耳から首の後側に配される長さに形成されたものとする。
第3の手段において、前記連結リング1は開閉自在な係止フック1Aが備えられ、前記結合体2は装飾用のチェーンにて形成されたものである。
本考案の請求項1に記載のごとく、各連結リング1を左右の固定具P1にそれぞれ連結し、結合体2で左右のイヤリングPをつなぎ合わせるように構成したことにより、一方のイヤリングPが耳たぶから落下しても、結合体2により他方のイヤリングPとつながっているので、外れたイヤリングPが身体から離れず、イヤリングPの紛失を防止することができる。
しかも、結合体2でつなぎ合わせた左右のイヤリングPは、通常のイヤリングと同様に耳たぶに固定することができるので、従来のイヤリング落下防止具等のように耳への固定負担が増えることはない。また、イヤリングを取付ける手間もかからない。
請求項2のように、結合体2は、両耳から首の後側に配される長さに形成されているので、一方のイヤリングPが耳から外れた場合は、外れたイヤリングPが結合体2につながれた状態で首の周辺に留まることになる。しかも、この状態は、敏感な首筋に違和感を得やすい状態になるので、使用者は一方のイヤリングPが落下したことを容易に知ることができる。また、使用者以外にも、イヤリングPが落下しているのを目視可能になるので、周囲の者から使用者に落下していることを伝えることも可能になる。この結果、イヤリングPの落下に伴う紛失を効果的に防止することができる。
また、請求項3のごとく、連結リング1は開閉自在な係止フック1Aが備えられ、結合体2は装飾用のチェーンにて形成されたものであるから、これら連結リング1及び結合体2を装飾具としての効果を奏するものになる。この結果、イヤリングPの紛失を防止しながら、各種のイヤリングPと組み合わせる装飾も可能になるなど、これまでにない首筋後側の装飾効果を得ることができる。
このように本考案によると、イヤリングが耳たぶから外れた場合に、身体から離れることなく、しかも外れたことを気付かせることが可能になり、耳への固定負担を増やさず、イヤリングを取付ける手間もかからないなどの当初の目的を達成した。
本考案は、耳たぶ挟着型のイヤリングPに装着し、イヤリングPの落下による紛失を防止するもので、連結リング1と結合体2とを備えている(図1参照)。
連結リング1は、各イヤリングPの固定具P1に着脱自在に連結する一対の連結部材である。図示の連結リング1は、装飾用チェーンの端部に設けられているような開閉自在な係止フック1Aが備えられている(図2参照)。
すなわち、イヤリングPに連結する前に、連結リング1の係止フック1Aを開き(図2(イ)参照)、固定具P1に連結リング1を係止した後、係止フック1Aを閉じて固定具P1に連結するものである(同図(ロ)参照)。
結合体2は、この連結リング1を両端に設けた紐状の部材で、この結合体2で左右のイヤリングPをつなぎ合わせるように構成する(図1参照)。この結合体2は、両耳から首の後側に配される長さに形成されたものである(図3参照)。
図示例の結合体2は、装飾用のチェーンにて形成されている。そして、開閉自在な係止フック1Aが備えられている連結リング1を両端部に設けることで、これら連結リング1及び結合体2から成る装飾体として使用することが可能になる。すなわち、首筋の裏側を装飾するチェーンとして使用することができる(図3参照)。
しかも、連結リング1の両端部に、係止フック1Aを設けているので、装着するイヤリングPを変更したり、結合体2のチェーンの種類を変更したりするなど、組み合わせによって様々な装飾が可能になる。
イヤリングPを耳たぶに固定するには、結合体2でつないだ左右のイヤリングPをそれぞれ固定する。この場合、通常のイヤリングPと同じ状態で耳たぶに固定することができる。
仮に、耳たぶから固定具P1が外れた場合、結合体2は首筋や肩の上に留まることになる。そして、敏感な首筋に結合体2が直接触れた場合は、使用者は瞬時に落下したことを感知できる。また、首筋に触れずに服の襟や肩などに留まった場合でも、耳たぶに固定されているイヤリングPに振動等が伝わることで、使用者が感知することが可能になる。
万が一、使用者が気付かない場合でも、イヤリングPが結合体2にぶら下がっている状態は、周囲から見て明らかにイヤリングPが外れていることが分かるので、周りの気付いた者が使用者に知らせることが可能になる。
このように、本考案では、耳たぶから落下したイヤリングPが紛失しないよう構成したものであるから、イヤリングPが耳から落下しないように防止した従来の構成に残された課題を解消することができる。
尚、本考案において、図示の構成に限定されるものではなく、連結リング1や結合体2の構成は、本考案の要旨を変更しない範囲で設計変更は自由に行える。
P イヤリング
P1 固定具
1 連結リング
1A 係止フック
2 結合体
P1 固定具
1 連結リング
1A 係止フック
2 結合体
Claims (3)
- 耳たぶ挟着型のイヤリングに装着し、イヤリングの落下に伴う紛失を防止するイヤリング紛失防止具であって、左右のイヤリングの固定具に着脱自在に連結する一対の連結リングと、該連結リングを両端に有する紐状の結合体とを備え、各連結リングを左右の固定具にそれぞれ連結し、結合体で左右のイヤリングをつなぎ合わせるように構成したことを特徴とするイヤリング紛失防止具。
- 前記結合体は、両耳から首の後側に配される長さに形成された請求項1記載のイヤリング紛失防止具。
- 前記連結リングは開閉自在な係止フックが備えられ、前記結合体は装飾用のチェーンにて形成された請求項1記載のイヤリング紛失防止具。
Priority Applications (1)
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JP2018003808U JP3219445U (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | イヤリング紛失防止具 |
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2018
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