JP3219420U - 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置 - Google Patents

木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】木材で、安価に臭い成分、及び着色成分、ヤニ成分を除去させる木製製品を効率的に製造する木材の効率的熱水処理—乾燥処理装置を提供する。【解決手段】熱源用木材を貯蔵している燃料木材貯蔵部と、水蒸気発生用、及び熱水生成用の水源として貯蔵している水タンク部3と、木材貯蔵部の木材と水タンク部の水を使用して水蒸気を発生する水蒸気発生付燃焼部4と、燃焼部で発生した燃焼ガスを熱交換して乾燥用熱風を発生させる熱風発生用熱交換部5と、燃焼排ガスから燃焼粒子を処理して排出する集塵サイクロン部6と、一定の容積の容器に木材を注入して、先に生成した水蒸気による熱水にて処理する熱水流通蛇管付熱水処理容器部7と、熱水処理した木材を熱交換で得られた熱風処理によって乾燥する熱風乾燥部9とからなっている。これによって、着色成分、及びヤニ成分のなく、水分含有量10%以下の乾燥した木材を得る。【選択図】図1

Description

本考案は、木材の特有な臭いと色とヤニなどの木材の抽出可能成分を、熱水にて取り出して、連続して乾燥する木材の熱水処理―乾燥装置に関するものである。
杉芯部の赤身の木材を使用した食品用の木製品は、蒲鉾板、薄板の容器などとして使用されている。しかし本来の木臭と着色を持って採用に限定されている。また杉の場合には外側の白い部分しか使用されていない。木質の導管に臭い成分を持っているので、その排出に水蒸気処理などにて解決しようとしている(特許文献1〜3参照)。また蒲鉾板の場合には白部分しか使用されていなく、赤色部分の場合には食品に着色して使用が難しかった。この杉芯部の赤身の木材の利用の解決が、輸入材の減少への対策、国産材の活性化、ひいては地球温暖化防止にも貢献するものであり、杉の利用において要望が高かった。
さらに食品を木製の容器に充填した商品は、電子レンジなどで加熱処理して食するときに、水分不足になって、ぱさぱさしたり、また水滴が出て、ベトベトして食感を悪くすることもある。軽食などに薄板の組み立て食器が発明されているが(特許文献4参照)、前記の問題を解決しているものではなかった。
また木材の処理において、乾燥機内の水蒸気を結露させる熱交換器と、該熱交換器で結露した水分を排出するドレンタンクと、乾燥機内に水蒸気を供給する水蒸気供給手段と、乾燥機内に熱風を発生させる熱風発生手段と、乾燥機内の木材を高周波加熱する高周波加熱装置と、これらの動作を制御する制御手段と、を具備した木材乾燥装置であって、前記制御手段が、乾燥機内の湿度制御を行うことなく、乾球温度のみ制御を行うとともに、所定の乾湿球差を保持し、いずれの処理時も減圧状態で乾球温度100℃以下に乾燥機内雰囲気を制御する木材乾燥装置が提案されている(特許文献5参照)。
木材の処理に、蒸気を循環させる送風機と蒸気を加熱する加熱器を内設した圧力容器と、該圧力容器に飽和水蒸気を供給するボイラーと、圧力容器に圧縮空気を供給する空気圧縮機と、圧力容器内を減圧にする真空ポンプと、木材に注入する薬液を圧力容器に圧送する薬液供給装置とを備え、前記圧力容器内には、木材を収納して、該木材の蒸煮、注入、乾燥処理を同一圧力容器内で行う制御手段を備えた木材の多機能処理装置が提案されている(特許文献6参照)。
木材の水分の除去については、水蒸気処理、減圧処理が提案されているが、杉材の食品容器の臭い成分、及び着色成分を除去させる装置は提案されていない。
特開平5−50409号公報 特開平6−238618号公報 特開2003−240032号公報 特開2000−103013号公報 特開2008−106959号公報 特開2006−248208号公報
本考案は、食品用容器、或いは住宅用用具、或いは建材材料の無垢木材で、ヤニと臭いと着色を取って、効率的に安価に入手できるヤニ成分、臭い成分、着色成分を含まない木材材料を入手することは困難である。熱処理を使用した木材を利用した木製食品容器、住宅用具などにおいては高価であったり、使用する木材の赤色、褐色、黒色などの種々の着色と特有な臭い、ヤニを部分的に含んでいる。特定の寸法の長さの木材における臭い成分、及び着色成分、ヤニ成分を効率に除去させる装置で、簡素的なものは提案されていない。
一般に家庭用に木材に使用するとその色とヤニと臭いが付いて、家庭木製用具に着色し、臭いを持つ製品では価値が薄くなってくる。また水処理した木製用具を使用する場合に、木材の表面でベタついたり、ガサガサ状態になる場合がある。木材の表層状態を調節することが出来るようにして、脱ヤニ・脱臭・脱色した乾燥した木材を得て、その木材を活用した木製板、木製用具を製造できる装置を提供することに関するものである。
木材においては、脱ヤニ・脱臭・脱色した木材に対して、水分が多い場合には、木質が水分を放出して、また水分不足の場合には木質に水分を吸収することで臭い成分、着色成分、ヤニ成分に調整するために、木材を使用する場合に適切な水分を含有させておくことが必要である。特に無垢の木製の容器、及び用具として、木材の木臭が発生しなく、使用した杉木材の特有な臭いあるいは着色が残らず、しかも水分の調節がなされた木製器具を提供されることが望まれている。今回は家庭、住宅に使用されている木材製品が、安価に臭い成分、及び着色成分、ヤニ成分を除去させる木製製品を効率的に製造する装置を提供できることを目的にした。
木材の特有な臭いと色とヤニの抽出可能成分を、熱水にて抽出して、連続して乾燥する操作において、燃料木材貯蔵部と、水タンク部と、水蒸気発生付き燃焼部と、熱風発生用熱交換部と、温水発生の集塵サイクロン部と、熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部と、熱風による乾燥部とからなっている装置で、木材の着色成分、及び臭気成分、ヤニ成分の除去を、特定条件での熱水処理した後特定条件での乾燥処理を行うことによって、着色成分、及びヤニ成分のなく、水分含有量10%以下の乾燥した木材を得る木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置である。
前記熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部は、容器の大きさとして幅500〜1700mm、長さ1000〜2700mm、深さ500〜2000mmで、底部には水蒸気流通の径20〜50mmφ、長さ700〜2500mmパイプのU字型管5〜8本の連続的蛇管状に敷いた容器で、木材として2300mm以下の長さの材料を処理できて、前記木材の脱ヤニ・脱臭・脱色に対して、80℃〜100℃の温度の熱水中で30分から5時間で熱水による煮沸操作を行う。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部における熱源は、燃焼炉内部に取り付けている30〜60mmφ径、長さ50〜150mmの枝管式パイプを15〜30本並列的に並べた交換器で水蒸気を発生させて、その水蒸気を前記処理容器の底部に設置されている加熱用蛇管に送って加熱するとともに、熱風発生用熱交換部を通過した燃焼排ガスによって集塵のサイクロンの周囲にジャケット部を設けて、その部分に水を流通させて温水を発生させて、その温水を前記処理容器に供給して、内部の温度を80〜100℃に保持できるようにしている。
熱風による乾燥部は、燃焼炉からの燃焼排出ガスによって、ブロアーから供給される空気流通での熱交換部で80〜100℃の熱風にして、前記熱風を脱ヤニ・脱臭・脱色した含水被木材を積置しているビニールハウス内に5〜48時間供給して、10%以下の水分含有の木材になっている。
水蒸気発生付き燃焼部は、蓋付き箱型の形状で、上面に傾斜面の蓋付き燃料供給口を持って、底面、及び両側面に空気供給口を取り付けており、奥面に燃焼排ガスの排気口を設けて、その前面に30〜60mmφ径、長さ50〜150mmのパイプ15〜30本の水蒸気発生交換器を配置して、燃焼ガスは熱風発生用熱交換部で熱風を発生して乾燥部に供給し、燃焼部内の交換器で発生した水蒸気は熱水処理容器部に供給する。
温水発生の集塵サイクロン部は、熱交換器を通過した燃焼排ガス中の塵灰を収集して、サイクロンの外部の周囲にジャケットを取り付けて、ジャケット内部に水を流通して、前記蛇管付き熱水処理容器部に30〜70℃の温水を1〜10m3の量で供給できるようになっている。
本考案の装置を使用すると、食品用容器、或いは住宅用用具、或いは建材材料の無垢の木材にて、ヤニと臭いと着色を取って、安価に入手できる木材を含めてヤニ成分、臭い成分、着色成分を使用した木材を使用した木製食品容器、住宅用具などにおいて、使用する木材の赤色、褐色、黒色などの種々の着色と特有な臭い、ヤニを含んでいる。特定の寸法の木材の臭い成分、及び着色成分、ヤニ成分を除去させる装置で効率的、簡素的な装置であった。
本発明の装置を使用すると、熱水処理と熱風処理を行うことによって、効率的、安価に臭い、ヤニを無くして無垢の木製用具、木材板ができるようになった。
木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置の全体系列平面図 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置における燃焼装置と木材の脱臭・脱色の処理装置の側面詳細図(側面図) 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置における燃焼装置と木材の脱臭・脱色の処理装置の平面詳細図(平面図) 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置における木材の脱臭・脱色後の乾燥処理装置の詳細図(側面図) 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置における熱源としての燃焼装置の詳細図 A:全体系統平面図 B:側面図 C:正面図 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置における燃焼ガスの流通する燃焼装置―熱交換装置―サイクロン装置−温水発生装置の連続系統図、 木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置におけるビニールハウス様乾燥装置の詳細図 A:側面図 B:平面図
本考案においては、木材の特有な臭いと色とヤニなどの木材の抽出可能成分を、熱水にて取り出して、連続して乾燥するにおいて、燃料木材貯蔵部と、水タンク部と、水蒸気発生付き燃焼部と、熱風発生用熱交換部と、温水発生の集塵サイクロン部と、熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部と、熱風による乾燥部とからなっている装置で、木材の着色成分、及び臭気成分、ヤニ成分の除去を、特定条件での熱水処理した後特定条件での乾燥処理を行うことによって、着色成分、及びヤニ成分のなく、水分含有量10%以下の乾燥した木材を得る木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置であり、以下本発明を図示の実施の形態に基づき説明する。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部は、容器の大きさとして幅1700mm、長さ2700mm、深さ1500mmで、底部には水蒸気流通の径50mmφ、長さ2000mmパイプのU字型管8本の連続的蛇管を敷いた前記容器で、木材として2000mm以下の長さの材料を処理できて、前記木材の脱ヤニ・脱臭・脱色に対して、80℃〜100℃の温度の熱水中で2時間処理できる熱水による煮沸操作をした。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部における熱源は、燃焼炉内部に取り付けている30mmφ径、長さ100mmの二段式パイプを20本並列的に並べた交換器で水蒸気を発生させて、その水蒸気を前記処理容器に設置されている加熱用蛇管に送って加熱するとともに、熱風発生用熱交換部を通過した燃焼排ガスによって集塵のサイクロンの周囲にジャケット部を設けて、その部分に水を流通させて温水を発生させて、その温水を前記処理容器に供給して、内部の温度を100℃に維持すようにした。
熱風による乾燥部は、燃焼炉からの燃焼排出ガスによって、ブロアーから供給される空気を熱交換部で80℃の熱風にして、前記熱風を脱ヤニ・脱臭・脱色した含水被木材を積置しているビニールハウス内に24時間供給して、10%以下の水分含有の木材になった。
水蒸気発生付き燃焼部は、蓋付き箱型の形状で、上面に傾斜面の蓋付き燃料供給口を持って、底面、及び両側面に空気供給口を取り付けており、奥面に燃焼排ガスの排気口を設けて、その前面に30mmφ径、長さ100mmのパイプ20本の水蒸気発生交換器を配置して、燃焼ガスで熱風を発生して乾燥部に供給し、交換器で発生した水蒸気を熱水処理容器部に供給した。
温水発生の集塵サイクロン部は、熱交換器を通過した燃焼排ガス中の塵灰を収集して、サイクロンの外部の周囲にジャケットを取り付けて、ジャケット内部に水を流通して、前記蛇管付き熱水処理容器部に50℃の温水を5m3供給できるようにした。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部は、容器の大きさとして幅1000mm、長さ2000mm、深さ1500mmで、底部には水蒸気流通の径30mmφ、長さ1500mmパイプのU字型管8本の連続的蛇管を敷いた前記容器で、木材として15000mm以下の長さの材料を処理できて、前記木材の脱ヤニ・脱臭・脱色に対して、100℃の温度の熱水中で12時間処理できる熱水による煮沸操作をした。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部における熱源は、燃焼炉内部に取り付けている30mmφ径、長さ150mmの二段式パイプを25本並列的に並べた交換器で水蒸気を発生させて、その水蒸気を前記処理容器に設置されている加熱用蛇管に送って加熱するとともに、熱風発生用熱交換部を通過した燃焼排ガスによって集塵のサイクロンの周囲にジャケット部を設けて、その部分に水を流通させて温水を発生させて、その温水を前記処理容器に供給して、内部の温度を100℃に維持すようにした。
熱風による乾燥部は、燃焼炉からの燃焼排出ガスによって、ブロアーから供給される空気を熱交換部で80℃の熱風にして、前記熱風を脱ヤニ・脱臭・脱色した含水被木材を積置しているビニールハウス内に12時間供給して、10%以下の水分含有の木材になった。
水蒸気発生付き燃焼部は、蓋付き箱型の形状で、上面に傾斜面の蓋付き燃料供給口を持って、底面、及び両側面に空気供給口を取り付けており、奥面に燃焼排ガスの排気口を設けて、その前面に30mmφ径、長さ1000mmのパイプ25本の水蒸気発生交換器を配置して、燃焼ガスで熱風を発生して乾燥部に供給し、交換器で発生した水蒸気を熱水処理容器部に供給した。
温水発生の集塵サイクロン部は、熱交換器を通過した燃焼排ガス中の塵灰を収集して、サイクロンの外部の周囲にジャケットを取り付けて、ジャケット内部に水を流通して、前記蛇管付き熱水処理容器部に50℃の温水を1m3供給できるようにした。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部は、容器の大きさとして幅500mm、長さ1000mm、深さ500mmで、底部には水蒸気流通の径20mmφ、長さ700mmパイプのU字型管5本の連続的蛇管を敷いた前記容器で、木材として900mm以下の長さの材料を処理できて、前記木材の脱ヤニ・脱臭・脱色に対して、80℃℃の温度の熱水中で5時間処理できる熱水による煮沸操作をした。
熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部における熱源は、燃焼炉内部に取り付けている30mmφ径、長さ50mmの二段式パイプを15本並列的に並べた交換器で水蒸気を発生させて、その水蒸気を前記処理容器に設置されている加熱用蛇管に送って加熱するとともに、熱風発生用熱交換部を通過した燃焼排ガスによって集塵のサイクロンの周囲にジャケット部を設けて、その部分に水を流通させて温水を発生させて、その温水を前記処理容器に供給して、内部の温度を80℃に維持すようにした。
熱風による乾燥部は、燃焼炉からの燃焼排出ガスによって、ブロアーから供給される空気を熱交換部で80℃の熱風にして、前記熱風を脱ヤニ・脱臭・脱色した含水被木材を積置しているビニールハウス内に5時間供給して、10%以下の水分含有の木材になった。
水蒸気発生付き燃焼部は、蓋付き箱型の形状で、上面に傾斜面の蓋付き燃料供給口を持って、底面、及び両側面に空気供給口を取り付けており、奥面に燃焼排ガスの排気口を設けて、その前面に30mmφ径、長さ50mmのパイプ15本の水蒸気発生交換器を配置して、燃焼ガスで熱風を発生して乾燥部に供給し、交換器で発生した水蒸気を熱水処理容器部に供給した。
温水発生の集塵サイクロン部は、熱交換器を通過した燃焼排ガス中の塵灰を収集して、サイクロンの外部の周囲にジャケットを取り付けて、ジャケット内部に水を流通して、前記蛇管付き熱水処理容器部に50℃の温水を1m3供給できるようにした。
1.木材
2.燃料木材貯蔵部
3.水タンク部
4.水蒸気発生付き燃焼部(燃焼装置)
5.熱風発生用熱交換部(熱交換装置)
6.温水発生の集塵サイクロン部(サイクロン装置)
7.熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部(脱臭・脱色の処理装置)
8.送風ファン
9.熱風による乾燥部(乾燥装置)
10.ボイラー
11.排ガス
12.水蒸気導入口
13.給水タンク
14.蒸気配管
15.熱風配管
16.ポンプ
17.ビニールハウス
18.ファン
19.ジャケット
20.煙道
21.蛇管パイプ
22・U字パイプ
23.空気導入口
24.水配管
25.燃焼装置
26.脱臭・脱色の処理装置
27.乾燥装置
28.熱交換装置
29.サイクロン装置

Claims (6)

  1. 木材の特有な臭いと色とヤニの抽出可能成分を、熱水にて抽出して、連続して乾燥する操作において、燃料木材貯蔵部と、水タンク部と、水蒸気発生付き燃焼部と、熱風発生用熱交換部と、温水発生の集塵サイクロン部と、熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部と、熱風による乾燥部とからなっている装置で、木材の着色成分、及び臭気成分、ヤニ成分の除去を、特定条件での熱水処理した後特定条件での乾燥処理を行うことによって、着色成分、及びヤニ成分のなく、水分含有量10%以下の乾燥した木材を得ることを特徴とする木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
  2. 前記熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部は、容器の大きさとして幅500〜1700mm、長さ1000〜2700mm、深さ500〜2000mmで、底部には水蒸気流通の径20〜50mmφ、長さ700〜2500mmパイプのU字型管5〜8本の連続的蛇管状に敷いた容器で、木材として2300mm以下の長さの材料を処理できて、前記木材の脱ヤニ・脱臭・脱色に対して、80℃〜100℃の温度の熱水中で30分から5時間で熱水による煮沸操作を行うことを特徴とする請求項1に記載の木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
  3. 熱水流通の蛇管付き熱水処理容器部における熱源は、燃焼炉内部に取り付けている30〜60mmφ径、長さ50〜150mmの枝管式パイプを15〜30本並列的に並べた交換器で水蒸気を発生させて、その水蒸気を前記処理容器の底部に設置されている加熱用蛇管に送って加熱するとともに、熱風発生用熱交換部を通過した燃焼排ガスによって集塵のサイクロンの周囲にジャケット部を設けて、その部分に水を流通させて温水を発生させて、その温水を前記処理容器に供給して、内部の温度を80〜100℃に保持できるようにしていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
  4. 熱風による乾燥部は、燃焼炉からの燃焼排出ガスによって、ブロアーから供給される空気流通での熱交換部で80〜100℃の熱風にして、前記熱風を脱ヤニ・脱臭・脱色した含水被木材を積置しているビニールハウス内に5〜48時間供給して、10%以下の水分含有の木材になっているように乾燥していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
  5. 水蒸気発生付き燃焼部は、蓋付き箱型の形状で、上面に傾斜面の蓋付き燃料供給口を持って、底面、及び両側面に空気供給口を取り付けており、奥面に燃焼排ガスの排気口を設けて、その前面に30〜60mmφ径、長さ50〜150mmのパイプ15〜30本の水蒸気発生交換器を配置して、燃焼ガスは熱風発生用熱交換部で熱風を発生して乾燥部に供給し、燃焼部内の交換器で発生した水蒸気は熱水処理容器部に供給することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
  6. 温水発生の集塵サイクロン部は、熱交換器を通過した燃焼排ガス中の塵灰を収集して、サイクロンの外部の周囲にジャケットを取り付けて、ジャケット内部に水を流通して、前記蛇管付き熱水処理容器部に30〜70℃の温水を1〜10m3の量で供給できるようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の木材の効率的熱水処理―乾燥処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115534042A (zh) * 2022-09-06 2022-12-30 周村仇潍红木家具厂 红木家具卯榫结构不开裂面板拼接不裂缝的烘干工艺

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