JP3219044U - 仕切体用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】使用前の保管及び箱体の中への配置が容易な仕切体用シートを提供する。【解決手段】仕切体用シートは、第1収容室の底部に配置される底板10と、底板に連接され、第1収容室の列方向一方側に配置される第1仕切板11と、底板に連接され、第1収容室と第2収容室の間を区分する第2仕切板12と、第1仕切板に連設され、谷折りで第1収容室と第3収容室の間を区分する第3仕切板13と、第1仕切板に連設され、谷折りで第1収容室と第4収容室の間を区分する第4仕切板14と、第2仕切板に連設され、山折りで第2収容室と第5収容室の間を区分する第5仕切板15と、第2仕切板に連設され、山折りで第2収容室と第6収容室の間を区分する第6仕切板16と、第3仕切板に連設され、山折りで第3収容室と第5収容室の間を区分する第7仕切板17と、第4仕切板に連設され、山折りで第4収容室と第6収容室の間を区分する第8仕切板18とを備える。【選択図】図2

Description

本考案は、仕切体用シートに関する。
複数の物品を1つの箱体に収容するために、箱体の内部空間を平面視で行列状に配列する複数の収容空間に分割する仕切体が使用される。このような仕切体としては、箱体を横断する仕切板と箱体を縦断する仕切板とを組み合わせた組仕切が広く用いられている。組仕切は、複数の仕切板をスリットを咬合させることにより組み合わせる作業が必要であり、複数の仕切板が互いに垂直に交差するよう保持した状態で仕切体を箱体の中に挿入する必要がある。このため、従来の組仕切は、両手で保持して箱体の中に配置する必要があり、その作業が煩雑である。
特開2004−276924号公報には、平行に配置される2枚の仕切板の下縁を底板で接続した仕切体が開示されている。この仕切体は、上記底板と上記2枚の仕切板に垂直に組み合わされる仕切板とをそれぞれ中央で二つ折りにすることによって、仕切体を扁平に折り畳むことができるようになっている。この仕切体は、折り畳み状態から片手で組み立てることができるとされており、組み立て状態で箱体の中に配置する作業も片手で行うことができると考えられる。
しかしながら、上記公報記載の仕切体は、複数の仕切板を予め組み合わせて折り畳んだ状態で準備しておく必要があるため、包装コストを増大させる。また、組み立て後に折り畳んだ仕切体は、安定性に乏しく複数を積み重ねることが容易ではないため、組み立てた状態で保管することが容易ではない。
特開2004−276924号公報
上記事情に鑑みて、本考案は、使用前の保管及び箱体の中への配置が容易な仕切体を形成できる仕切体用シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の一態様に係る仕切体用シートは、一枚のシート材からなり、箱体の内部空間を平面視で2行3列の6つの収容室に区分する仕切体に組み立てられる仕切体用シートであって、行方向中央の列方向一方側に位置する第1収容室の底部に配置される底板と、上記底板の列方向一方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて上記第1収容室の列方向一方側に配置される第1仕切板と、上記底板の列方向他方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて上記第1収容室及びこの第1収容室の列方向他方側に隣接する第2収容室の間を区分する第2仕切板と、上記第1仕切板の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第1収容室及びこの第1収容室の行方向一方側に隣接する第3収容室の間を区分する第3仕切板と、上記第1仕切板の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第1収容室及びこの第1収容室の行方向他方側に隣接する第4収容室の間を区分する第4仕切板と、上記第2仕切板の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第2収容室及びこの第2収容室の行方向一方側に隣接する第5収容室の間を区分する第5仕切板と、上記第2仕切板の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第2収容室及びこの第2収容室の行方向他方側に隣接する第6収容室の間を区分する第6仕切板と、上記第3仕切板の行方向一方側に連設され、組み立て状態で上記第3収容室及び上記第5収容室の間を区分する第7仕切板と、上記第4仕切板の行方向他方側に連設され、組み立て状態で上記第4収容室及び上記第6収容室の間を区分する第8仕切板とを備えることを特徴とする。
当該仕切体用シートは、上記底板に対して上記第1仕切板及び上記第2仕切板を上方に折り曲げ、上記第1仕切板に対して上記第3仕切板及び上記第4仕切板を列方向他方側に折り曲げるとともに上記第2仕切板に対して上記第5仕切板及び上記第6仕切板を列方向他方側に折り曲げることにより、上記第5仕切板及び上記第6仕切板の外側に上記第7仕切板及び上記第8仕切板をそれぞれ重ねた状態で、上記第7仕切板及び上記第8仕切板の外側を把持することで片手で保持して箱体の中に挿入することができる。さらに、箱体の中で上記第3仕切板及び上記第4仕切板に対して第7仕切板及び第8仕切板を折り曲げることにより、当該仕切体用シートを仕切体に成形することができるので、当該仕切体用シートは、箱体の中への配置が容易である。また、当該仕切体用シートは、一枚のシート材からなるため、展開状体で積み重ねて保管することができるので、使用前の保管が容易である。
上記第5仕切板の行方向一方側の下端角部、上記第6仕切板の行方向他方側の下端角部、上記第7仕切板の行方向一方側の下端角部、及び上記第8仕切板の行方向他方側の下端角部がそれぞれ面取りされていてもよい。この構成によれば、当該仕切体用シートは、箱体の中に挿入する際に第1仕切板と反対側(列方向他方側)の組み立て時における下端の角部が全て面取りされているので、面取りされている角を持ち上げるように傾斜させて最初に第1仕切板の下端を箱体の中に挿入してから垂直な状態に起こすよう傾動させることで、より容易に箱体の中に全体を挿入することができる。
上記第1乃至第8仕切板間の境界が切断部を含む折曲容易線により画定されてもよい。このように、仕切板間の境界が切断部を含む折曲容易線により画定されることによって、仕切板間を正確且つ容易に折り曲げることができるので、箱体への挿入時及び箱体内で仕切体を成形する際にシートの反力を低減して作業性を向上することができる。
上記底板及び上記第1仕切板間の境界並びに上記底板及び上記第2仕切板間の境界がそれぞれ破断容易線によって画定されてもよい。このように、上記底板と上記第1仕切板及び上記第2仕切板との間を容易に破断できるように構成することによって、第1収容室に収容した物品の頂部を押さえながら第1仕切板及び第2仕切板を上方に引っ張ることで、第1仕切板及び第2仕切板を底板から分離し、底板ともに収容する物品を残して第1乃至第8仕切板を箱体から取り出すことができる。
上記破断容易線が両端に形成される一対の切断部とこの一対の切断部の間に形成されるハーフカット部とを有してもよい。このように、上記破断容易線が両端にシートの折曲の起点となる切断部を有することによって、この破断容易線に沿って正確にシートを折り曲げることができる。また、上記破断容易線がハーフカット部を有することによって、破断容易線に沿うシートの折曲をより確実にするとともに、シートを破断し易くして底板の分離をより容易にすることができる。
なお、「行方向」とは各行に沿う方向(収容室が3つ並ぶ方向)を意味し、「列方向」とは各列に沿う方向を意味する。また、「切断部」とはシート材を厚さ方向全体に亘って切断した部分を意味し、「ハーフカット部」とはシート材を厚さ方向一部分のみ切断した部分を意味する。
以上のように、本考案に係る仕切体用シートは、使用前の保管及び箱体の中への配置が容易である。
本考案の一実施形態の仕切体用シートを示す模式的平面図(展開図)である。 図1の仕切体用シートを組み立ててなる仕切体の模式的斜視図である。 図2の仕切体を内部に配置した箱体の模式的平面図である。 図1の仕切体用シートを箱体に挿入する様子を示す模式的斜視図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
図1に、本考案の一実施形態に係る仕切体用シートを示す。当該仕切体用シートは、一枚のシート材からなり、組み立てられて図2に示す仕切体を形成し、図3に示すように、箱体Bの中に挿入されて箱体Bの内部空間を平面視で2行3列の6つの収容室(R1〜R6)に区分する。なお、図1において、太い実線はシート材を切断した切断線を示し、細い実線はシート材に筋押しして形成される罫線を示す。
当該仕切体用シートによって区分される6つの収容室は、図3に示すように、行方向中央の列方向一方側(図3における上側)に位置するものを第1収容室R1とし、この第1収容室R1の列方向他方側(図3における下側)に隣接するものを第2収容室R2とし、第1収容室R1の行方向一方側(図3における右側)に隣接するものを第3収容室R3とし、第1収容室R1の行方向他方側(図3における左側)に隣接するものを第4収容室R4とし、第2収容室R2の行方向一方側に隣接するものと第5収容室R5とし、第2収容室R2の行方向他方側に隣接するものを第6収容室R6とする。
これらの収容室R1〜R6は、図3に二点鎖線で図示するように、それぞれ1本の瓶を収容することが企図される。このため、各収容室R1〜R6は、それぞれ行方向の幅と列方向の幅とが略等しい。
当該仕切体用シートを形成するシート材としては、例えば段ボールシート、プラスチックボード、ボール紙等を用いることができ、中でも段ボールシートが好適に用いられる。段ボールシートとしては、1枚の中芯の両側を一対のライナーで挟み込んだものだけでなく、3枚のライナーの間にそれぞれ中芯が挟み込まれたいわゆるダブルフルートであってもよく、中芯の片側にのみライナーが貼着されたいわゆる片面段ボールであってもよい。
その構成を具体的に説明すると、当該仕切用シートは、第1収容室R1の底部に配置される底板10と、底板10の列方向一方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて第1収容室R1の列方向一方側に、箱体の側壁に沿って配置される第1仕切板11と、第1仕切板11と対称に底板10の列方向他方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて第1収容室R1及び第2収容室R2の間を区分する第2仕切板12と、第1仕切板11の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で第1収容室R1及び第3収容室R3の間を区分する第3仕切板13と、第1仕切板11の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で第1収容室R1及び第4収容室R4の間を区分する第4仕切板14と、第2仕切板12の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で第2収容室R2及び第5収容室R5の間を区分する第5仕切板15と、第2仕切板12の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で第2収容室R2及び第6収容室R6の間を区分する第6仕切板16と、第3仕切板13の行方向一方側に連設され、組み立て状態で第3収容室R3及び第5収容室R5の間を区分する第7仕切板17と、第4仕切板14の行方向他方側に連設され、組み立て状態で第4収容室R4及び第6収容室R6の間を区分する第8仕切板18とを備える。なお、上記仕切板11〜18の位置関係(行方向及び列方向)は、図1の展開状態における位置関係である。
<底板>
底板10は、第1仕切板11の下縁と第2仕切板12の下縁とを接続し、組み立て状態での第1仕切板11と第2仕切板12との間隔を定める。各収容室R1〜R6にそれぞれ一般的な瓶を収容する場合、底板10の列方向の長さ(組み立て状態での第1仕切板11と第2仕切板12との間隔)は、第1仕切板11及び第2仕切板12の行方向の幅と略等しい。
底板10の平面形状は、特に限定されないが、箱体Bが例えばJIS−Z1507(2013)にコード番号0201号として規定されるいわゆるA式又はみかん箱タイプの箱体である場合、一対の底内フラップの間に形成される凹部に嵌合するよう、行方向に第1仕切板11及び第2仕切板12からはみ出さない形状であることが好ましく、第1収容室R1に収容される物品の底面との接触面積が十分に大きくなるような形状であることがより好ましい。
<仕切板>
第1仕切板11は、第3仕切板13及び第4仕切板14を保持する。第2乃至第8仕切板12〜18は、箱体Bの内部空間を6つの収容室R1〜R6に区分する。
これらの仕切板11〜18は、略長方形状に形成することができる。これらの中でも、第5仕切板15の行方向一方側の下端角部、第6仕切板16の行方向他方側の下端角部、第7仕切板17の行方向一方側の下端角部、及び第8仕切板18の行方向他方側の下端角部は、後述する箱体Bへの当該仕切体用シートの挿入を容易にするために、それぞれ面取りされていることが好ましい。
(折曲容易線)
第1乃至第8仕切板11〜18の間の境界は、それぞれ折曲容易線(第1仕切板11及び第3仕切板13間の第1折曲容易線L1、第1仕切板11及び第4仕切板14間の第2折曲容易線L2、第2仕切板12及び第5仕切板15間の第3折曲容易線L3、第2仕切板12及び第6仕切板16間の第4折曲容易線L4、第3仕切板13及び第7仕切板17間の第5折曲容易線L5及び第4仕切板14及び第8仕切板18間の第6折曲容易線L6)によって画定される。
これらの折曲容易線L1〜L6は、罫線Eを含む構成とすることができ、シート材を正確且つ容易に折り曲げ可能にするために、それぞれ少なくとも1つの切断部Cを含むことが好ましい。
(破断容易線)
底板10及び第1仕切板11間の境界並びに底板10及び第2仕切板12間の境界は、それぞれ破断容易線(底板10及び第1仕切板11間の第1破断容易線L7及び底板10及び第2仕切板12間の第2破断容易線L8)によって画定されることが好ましい。この構成によって、第1収容室に収容した物品を押さえつつ第1仕切板11及び第2仕切板12を上方に引っ張ることで、底板10を分離し、収容する物品を残して第1乃至第8仕切板11〜18を箱体から取り出すことができる。これにより、例えば箱体の前壁を切除して陳列する場合に、後側の物品も視認可能となる。
破断容易線L7,L8は、当該仕切体用シートを組み立てる際に、底板10と第1仕切板11及び第2仕切板12との間でシート材を正確且つ容易に折り曲げ可能にするとともに容易に底板10を分離可能とすることができるよう、両端に形成され、折り曲げの起点となる一対の切断部Cと、この一対の切断部Cの間に形成され、折り曲げ及び破断が容易なハーフカット部Hとを有することが好ましい。
<仕切体の組み立て>
当該仕切体用シートを組み立ててなる仕切体は、自身単独で仕切板11〜18を適切な位置関係に保持することはできないが、箱体Bに挿入し、各収容室R1〜R6に物品を収容することで、箱体及び物品によって仕切板11〜18の位置が定められ、収容室R1〜R6の間を区分する適切な形態が保持される。
当該仕切体用シートの組み立ては、先ず、第1仕切板11並びにこの第1仕切板11に連設される第3仕切板13、第4仕切板14、第7仕切板17及び第8仕切板18を底板10に対して上方に折り曲げて直立させるとともに、第2仕切板12並びにこの第2仕切板12に連設される第5仕切板15及び第6仕切板16を底板10に対して上方に折り曲げて直立させる。
次いで、第2仕切板12に対して第5仕切板15及び第6仕切板16を列方向他方側(第1仕切板11と反対側)に折り曲げ、第1仕切板11に対して第3仕切板13及び第4仕切板14をそれらに連設される第7仕切板17及び第8仕切板18とともに列方向他方側に折り曲げる。これにより、第5仕切板15の外側(行方向一方側)に第7仕切板17を重ね、第6仕切板16の外側(行方向他方側)に第8仕切板18を重ねた状態とする。
この状態で、図4に示すように、第7仕切板17の外側と第8仕切板18の外側とにそれぞれ親指及び人差し指乃至小指を接触させて掴むようにして当該仕切体用シートを持ち上げ、箱体Bの中に挿入することができる。
このとき、第5乃至第8仕切板15〜18の第1仕切板11と反対側の下端角部が面取りされていることによって、図4に示すように、面取りされている角部を持ち上げるよう第1仕切板11を僅かに傾斜させ、最初に第1仕切板11の下端を箱体に挿入してから、第1仕切板11を直立させるよう回動させることで、第5乃至第8仕切板15〜18面取りされている角部をスムーズに箱体Bの中に挿入し、当該仕切体用シート全体を箱体Bの内部に片手で容易に配置することができる。
当該仕切体用シートを箱体の内部に配置したなら、物品を各収容室R1〜R6に挿入しつつ、第3乃至第8仕切板13〜18の角度を定める。特に、第5収容室R5及び第6収容室R6に物品を挿入する際は、第7仕切板17及び第8仕切板18を第3仕切板13及び第4仕切板14に対して折り曲げて第3収容室R3及び第4収容室R4との間に配置する。
<利点>
当該仕切体用シートは、上述のように、第1仕切板11及び第2仕切板12を上方に折り曲げ、第1仕切板11に対して第3仕切板13及び第4仕切板14を折り曲げるとともに第2仕切板12に対して第5仕切板15及び第6仕切板16を折り曲げることにより、第5仕切板15及び第6仕切板16の外側に第7仕切板17及び第8仕切板18をそれぞれ重ねた状態で、第7仕切板17及び第8仕切板18の外側を把持することで片手で箱体の中に挿入することができる。
さらに、箱体の中で第3仕切板13及び第4仕切板14に対して第7仕切板17及び第8仕切板18を折り曲げることにより、当該仕切体用シートを図2に示す仕切体に成形することができる。
また、当該仕切体用シートは、一枚のシート材からなり、展開状体で積み重ねて保管することができるので、使用前の保管が容易である。
また、当該仕切体用シートは、組み立てが容易であるため、包装に要する資材コストと包装のための作業コストとを合計したトータルコストが比較的小さい。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本考案の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本考案の範囲に属するものと解釈されるべきである。
当該仕切体用シートを組み立ててなる仕切体を2つ使用して箱体の内部空間を4行3列の12の収容空間に区分してもよい。具体的には、箱体の内部空間を中央で2つに分割する大きい仕切板を2つの仕切体の間に配置することで、2行目の収容室と3行目の収容室との間を区分することができる。この場合、当該仕切体用シートを組み立ててなる仕切体は、大きい仕切板を配置する順番を問わず大きい仕切板によって区分された箱体の内部空間をそれぞれ平面視で2行3列の6つの収容室に区分するものと解釈され、請求の範囲の記載と矛盾しない。
当該仕切体用シートにおいて、各仕切板の形状は方形状に限定されない。例えば、第5乃至第8仕切板の面取りは、図示するようなものだけでなく、仕切板をその幅が下端に向かって漸減するようなテーパー状にするものであってもよい。また、各仕切板の上部に切り欠き等を設けてシート材の使用量を低減してもよい。具体例として、仕切板の高さを小さくし、第1仕切板及び第2仕切板の上端に箱体の蓋部に当接して仕切体がずり上がることを防止するとともに底板を分離する際に把持することができる突部を設けることにより、底板の破断方法を分りやすくしつつシート材の使用量を低減することができる。
当該仕切体用シートにおいて、底板の行方向の幅は、いわゆるA式の箱体の内フラップの間の凹部に確実に嵌合できるよう、第1仕切板の行方向の幅よりも小さくてもよい。
当該仕切体用シートにおいて、底板は、第2仕切板の下部を切り欠いて延長され、第2収容室の底部に配置され、第2収容室に収容される物品が載置される領域を形成してもよい。さらに、底板は、第3仕切及び第5仕切板間並びに第4仕切板及び第6仕切板間に延長され、さらに第5仕切板及び第6仕切板の下部を切り欠いて延長されることにより、第3乃至第6収容室の底部にも配置されるよう略「E」の字状に形成されてもよい。
当該仕切体用シートは、いわゆるA式の箱体以外の箱体の内部を区分するために使用してもよい。
本考案は、酒類や飲料等の瓶を収容する包装体に特に好適に利用することができる。
10 底板
11 第1仕切板
12 第2仕切板
13 第3仕切板
14 第4仕切板
15 第5仕切板
16 第6仕切板
17 第7仕切板
18 第8仕切板
B 箱体
C 切断部
E 罫線
H ハーフカット部
L1 第1折曲容易線
L2 第2折曲容易線
L3 第3折曲容易線
L4 第4折曲容易線
L5 第5折曲容易線
L6 第6折曲容易線
L7 第1破断容易線
L8 第2破断容易線
R1 第1収容室
R2 第2収容室
R3 第3収容室
R4 第4収容室
R5 第5収容室
R6 第6収容室

Claims (5)

  1. 一枚のシート材からなり、箱体の内部空間を平面視で2行3列の6つの収容室に区分する仕切体に組み立てられる仕切体用シートであって、
    行方向中央の列方向一方側に位置する第1収容室の底部に配置される底板と、
    上記底板の列方向一方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて上記第1収容室の列方向一方側に配置される第1仕切板と、
    上記底板の列方向他方側の側縁に連接され、組み立て時に上方に折り曲げられて上記第1収容室及びこの第1収容室の列方向他方側に隣接する第2収容室の間を区分する第2仕切板と、
    上記第1仕切板の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第1収容室及びこの第1収容室の行方向一方側に隣接する第3収容室の間を区分する第3仕切板と、
    上記第1仕切板の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第1収容室及びこの第1収容室の行方向他方側に隣接する第4収容室の間を区分する第4仕切板と、
    上記第2仕切板の行方向一方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第2収容室及びこの第2収容室の行方向一方側に隣接する第5収容室の間を区分する第5仕切板と、
    上記第2仕切板の行方向他方側の側縁に連設され、組み立て状態で上記第2収容室及びこの第2収容室の行方向他方側に隣接する第6収容室の間を区分する第6仕切板と、
    上記第3仕切板の行方向一方側に連設され、組み立て状態で上記第3収容室及び上記第5収容室の間を区分する第7仕切板と、
    上記第4仕切板の行方向他方側に連設され、組み立て状態で上記第4収容室及び上記第6収容室の間を区分する第8仕切板と
    を備えることを特徴とする仕切体用シート。
  2. 上記第5仕切板の行方向一方側の下端角部、上記第6仕切板の行方向他方側の下端角部、上記第7仕切板の行方向一方側の下端角部、及び上記第8仕切板の行方向他方側の下端角部がそれぞれ面取りされている請求項1に記載の仕切体用シート。
  3. 上記第1乃至第8仕切板間の境界が切断部を含む折曲容易線により画定される請求項1又は請求項2に記載の仕切体用シート。
  4. 上記底板及び上記第1仕切板間の境界並びに上記底板及び上記第2仕切板間の境界がそれぞれ破断容易線によって画定される請求項1、請求項2又は請求項3に記載の仕切体用シート。
  5. 上記破断容易線が両端に形成される一対の切断部とこの一対の切断部の間に形成されるハーフカット部とを有する請求項4に記載の仕切体用シート。
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