JP3218981U - 通気性免震フロア - Google Patents

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金澤 光雄
光雄 金澤
彰司 増子
彰司 増子
英輔 吉村
英輔 吉村
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株式会社金澤製作所
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Abstract

【課題】通気性免震フロアに関し、特に空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成し、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からの吹出しとなるので従来のような空調時の強い空気流を感じることがなく、また、配線ケーブル等を床下へ収納することができる通気性免震フロアを提供する。
【解決手段】角パイプ30を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体又は軽量形鋼を連結して構成した軽量形鋼ベース枠体に空洞付きパンチングプレート20を取り付けて固定し、パンチングプレート20の上面に通気性床材10を敷設し、角パイプ30又は軽量形鋼の空洞部21及びパンチングプレート20の空洞部21に空調用送風を接続し、双方の通気孔31より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材10の表面より吐出するように構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は通気性免震フロアに関し、特に空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成し、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からの吹出しとなるので従来のような空調時の強い空気流を感じることがなく、また、配線ケーブル等を床下へ収納することができる通気性免震フロアに関するものである。
従来、二重床を用いて、上床を形成する脚部間を空調用の通気路として上床より空気を吹き出す通気フロアが開発されており、材質の軽量化、運搬、施工性等を改善するために合成樹脂で上床板部と下方に向かって突設した脚部を有するユニットが提案されている。
特開2013−83105号公報
本考案の通気性免震フロアの課題は、免震機能を有すると共に空調用空気を部屋全体にムラなく送出できるように構成する通気性免震フロアを提供することである。
本考案の通気性免震フロアは、角パイプ又は軽量形鋼を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体に空洞付きパンチングプレートを取り付けて固定し、該パンチングプレートの上面に通気性床材を敷設し、角パイプの空洞部又は軽量形鋼空洞部及びパンチングプレートの空洞部に空調用送風を接続し、双方の通気孔より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成したことを特徴とし、角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体を保持プレートで保持し、該保持プレートが支持脚によって支持され、該保持プレートと該支持脚との間に免震ユニットが配置されていることを特徴とし、交差する角パイプの双方に切欠部が形成され、該切欠部が相互に組合わされて角パイプベース枠体を構成したことを特徴とし、軽量形鋼ベース枠体が連結部材によって連結された軽量形鋼で構成されていることを特徴とし、角パイプを升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体及び空洞付きパンチングプレートを鋼製又は軽金属又はプラスチック又は木製で構成したことを特徴とし、パンチングプレートコーナー部に固定座金を嵌着して固定ネジを角パイプに締めつけることにより、隣接する空洞付きパンチングプレートを相互に係止するように構成したことを特徴とし、且つ、角パイプ又は軽量形鋼を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体に穴付きベニヤ板を取り付けて固定し、該穴付きベニヤ板の上面に通気性床材を敷設し、角パイプの空洞部又は軽量形鋼空洞部に空調用送風を接続し、穴付きベニヤ板の通気孔より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成したことを特徴とする通気性免震フロアを提供する。
以上説明したように本考案に係る通気性免震フロアによれば、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からのムラの無い吹出しとなるので従来のような空調時の強い空気流を感じることがなく、また、本考案の通気性免震フロアでは配線ケーブル等を床下へ収納することができる。
本考案に係る通気性免震フロアの部分断面図である。 本考案に係る通気性免震フロアの部分斜視図である。 組立て角パイプの分解斜視図である。 ベース枠体に取付けた通気性免震フロアの部分斜視図である。 軽量形鋼ベース枠体に取付けた通気性免震フロアの部分斜視図である。 連結部品の取付説明図である。 連結部品の取付説明図である。 穴付きベニヤ板を用いた通気性免震フロアの部分断面図である。 穴付きベニヤ板を用いた通気性免震フロアの部分断面図である。
図1乃至図4に示すように、角パイプ30を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体3に空洞付きパンチングプレート20を取り付けて固定し、該パンチングプレート20の上面に通気性床材10を敷設し、角パイプ30の空洞部301及びパンチングプレートの空洞部21に空調用送風を接続し、双方の通気孔22及び通気孔31より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材10の表面より吐出するように構成されている。
図1に示すように、角パイプベース枠体3を免震ユニット50で保持し、該免震ユニット50はマーブル部材53によって支持され、地震発生時に免震機能を生じるように配置されている。
図2及び図4に示すように、交差する角パイプ30,30の双方に切欠部32,32が形成されており、該切欠部32,32が相互に組合わされて角パイプベース枠体3が構成されている。
図2乃至図4に示すように、角パイプ30を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体3及び空洞付きパンチングプレート20は鋼製又は軽金属で構成されている。
図1に示すようにパンチングプレートコーナー部201の係止部231に固定座金23を嵌着して固定ネジ24を角パイプ30に締めつけることにより、隣接する空洞付きパンチングプレート20を相互に係止することができる。
前記せるように、隣接する空洞付きパンチングプレート20を相互に平面状に固定した上に通気性床材10を敷設する。
図1に示すように、角パイプベース枠体3を免震ユニット50で保持し、該免震ユニット50はコンクリート不下面70によって支持され、該免震ユニット50はレベルアンカーによってレベル調整されてコンクリート床面70に固定されている。
免震ユニット50は、先に本出願人が特許出願している公知の免震ユニット50を援用しており、下側皿部材と上側皿部材間に介在しているマーブル部材53が地震発生時に移動し、且つ、振動が治まった時点で元の位置に復元するように構成されている。
図5に示すように、軽量形鋼81によって形成される軽量形鋼ベース枠体311に空洞付きパンチングプレート20を取り付けて固定し、パンチングプレート20の上面に通気性床材10を敷設し、軽量形鋼ベース枠体311の空洞部及びパンチングプレートの空洞部21に空調用送風を接続し、双方の通気孔22及び通気孔31より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材10の表面より吐出するように構成されている。
空調用送風は、角パイプ30の空洞部301又は軽量形鋼及びパンチングプレートの空洞部21の前面に渡って均等圧で送風されるので、双方の通気孔31及び通気孔22よりムラなく空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材10の表面より吐出するように構成されている。
図6に示すように、軽量形鋼81への連結部品8の嵌着は図中矢印のように押圧して取付けることができ、連結部品8には空洞部82が形成されており、通気性床材10への通気を可能にしている。
図7では角パイプ30を連結する場合の他の連結部品9の実施例を示しており、同様に空洞部91を有しており、連結部品先端を各パイプ30へ差し込んで角パイプベース枠体3を形成することができる。
この連結形状でも角パイプ間の通気性が保たれる構造になっている。
図8乃至図9に示す実施例では、穴付きベニヤ板を用いた実施例が示されている。
角パイプ30又は軽量形鋼81を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体3又は軽量形鋼ベース枠体311に穴付きベニヤ板400を取り付けて固定し、該穴付きベニヤ板400の上面に通気性床材10が敷設されており、角パイプ30の空洞部又は軽量形鋼空洞部に空調用送風を接続し、穴付きベニヤ板400の通気孔22より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材10の表面より吐出するように構成されている。
本考案は、以上説明したような構成であるので、OAフロアシステム等に使用する場合従来型天井吹出空調のように室内にいる人に空気流を強く感じさせることもなく、室内の空気をかき混ぜるようなこともなく、ダクト工事や天井工事などのコストを削減することができる。
10 通気性床材
20 空洞部付きパンチングプレート
201 パンチングプレートコーナー部
21 空洞部
22 通気孔
23 固定座金
231 座金係止部
24 固定ネジ
3 角パイプベース枠体
30 角パイプ
300 ダクト兼根太
301 空洞部
311 軽量形鋼ベース枠体
31 通気孔
32 切欠部
40 保持プレート
400 穴付きベニヤ板
50 免震ユニット
51 上側皿部材
52 下側皿部材
53 マーブル部材
60 支持脚
61 ベースプレート
62 レベルアンカー
70 コンクリート床面
8 連結部品
81 軽量形鋼
82 空洞部
9 連結部品
91 空洞部
W 送風方向

Claims (7)

  1. 角パイプ又は軽量形鋼を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体に空洞付きパンチングプレートを取り付けて固定し、該パンチングプレートの上面に通気性床材を敷設し、角パイプの空洞部又は軽量形鋼空洞部及びパンチングプレートの空洞部に空調用送風を接続し、双方の通気孔より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成したことを特徴とする通気性免震フロア。
  2. 角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体を保持プレートで保持し、該保持プレートが支持脚によって支持され、該保持プレートと該支持脚との間に免震ユニットが配置されていることを特徴とする請求項1記載の通気性免震フロア。
  3. 交差する角パイプの双方に切欠部が形成され、該切欠部が相互に組合わされて角パイプベース枠体を構成したことを特徴とする請求項1記載の通気性免震フロア。
  4. 軽量形鋼ベース枠体が連結部材によって連結された軽量形鋼で構成されていることを特徴とする請求項1記載の通気性免震フロア。
  5. 角パイプを升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体及び空洞付きパンチングプレートを鋼製又は軽金属又はプラスチック又は木製で構成したことを特徴とする請求項1記載の通気性免震フロア。
  6. パンチングプレートコーナー部に固定座金を嵌着して固定ネジを角パイプに締めつけることにより、隣接する空洞付きパンチングプレートを相互に係止するように構成したことを特徴とする請求項1記載の通気性免震フロア。
  7. 角パイプ又は軽量形鋼を升目状に組み合わせて構成した角パイプベース枠体又は軽量形鋼ベース枠体に穴付きベニヤ板を取り付けて固定し、該穴付きベニヤ板の上面に通気性床材を敷設し、角パイプの空洞部又は軽量形鋼空洞部に空調用送風を接続し、穴付きベニヤ板の通気孔より空調用送風を可能とし、該空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成したことを特徴とする通気性免震フロア。
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