JP3218980U - 通気性滑動免震フロア - Google Patents

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金澤 光雄
光雄 金澤
彰司 増子
彰司 増子
英輔 吉村
英輔 吉村
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株式会社金澤製作所
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Abstract

【課題】空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成し、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からの吹出しで空調時の強い空気流を感じることのない通気性滑動免震フロアを提供する。【解決手段】通気性免震滑動プレート20が通気孔22を有する表面と凹凸面を有する裏面と、一体的に形成されたコーナー部から空調用の空洞部21を構成し、複数の通気性免震滑動プレートをベースプレート30表面に載置し、通気性免震滑動プレートコーナー部201に固定座金23と受け座金232を嵌着し、固定座金と受け座金に螺合される固定ネジ24を締め付けて、通気性免震滑動プレートを相互に連結する。地震発生時に複数の通気性免震滑動プレートがコンクリート床40上のベースプレート上を滑動して免震機能を生じる。【選択図】図3

Description

本考案は通気性滑動免震フロアに関し、特に空調用送風を通気性床材表面より吐出するように構成し、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からの吹出しとなるので従来のような空調時の強い空気流を感じることのない通気性滑動免震フロアに関するものである。
従来、二重床を用いて、上床を形成する脚部間を空調用の通気路として上床より空気を吹き出す通気フロアが開発されており、材質の軽量化、運搬、施工性等を改善するために合成樹脂で上床板部と下方に向かって突設した脚部を有するユニットが提案されている。
特開2013−83105号公報
前記せる引用文献の特開2013−83105号公報では、全体が樹脂で成形され、平面形状が四角形の上床板部と、四隅部に下方に向かって突設した脚部を有する通気フロアユニットを備え、脚部の間を空気通路とした通気フロアユニットであるので、強度も免震効果も無いものであった。
これに対して、本考案の通気性滑動免震フロアの課題は、空調用空気を部屋全体にムラなく送出できるように構成すると共に、免震機能を有する通気性滑動免震フロアを提供することである。
本考案の通気性滑動免震フロアは、複数の通気性免震滑動プレートをベースプレート表面に載置し、通気性免震滑動プレートコーナー部に固定座金と受け座金を嵌着し、該固定座金と該受け座金に螺合される固定ネジを締め付けて、該通気性免震滑動プレートを相互に連結することを特徴とし、通気性免震滑動プレートは、通気孔を有する表面と凹凸面を有する裏面と、一体的に形成されたコーナー部から空洞部が構成されていることを特徴とし、通気性免震滑動プレート裏面の凹面には、鋼球が嵌着されており、受け座金にはボールプランジャーが固定されており、該ボールプランジャーは高さ調節が可能な構造であって、高さ調節後は、該通気性免震滑動プレート裏面の受け座金に固定されることを特徴とし、且つ、通気性免震滑動プレートコーナー部には、固定座金と受け座金が嵌着され、固定ネジの締め付けによって連結され、地震発生時において複数の通気性免震滑動プレートがコンクリート床上のベースプレート上を滑動して免震機能を生じるように構成したことを特徴とする通気性滑動免震フロアを提供する。
以上説明したように本考案に係る通気性滑動免震フロアによれば、天井の空調吹出口や天井裏のダクトが不要となり、コストを低減し、空間を広く利用することができ、床面からのムラの無い吹出しとなるので従来のような空調時の強い空気流を感じることがなく、また、本考案の通気性滑動免震フロアによれば、地震発生時において複数の通気性免震滑動プレートがコンクリート床上のベースプレート上を滑動して免震機能を生じる効果がある。
本考案に係る通気性滑動免震フロアの部分斜視図である。 本考案に係る通気性滑動免震フロアの部分断面図である。 本考案に係る通気性滑動免震フロアの部分断面図である。 本考案に係る通気性滑動免震フロアの部分断面図である。
図1に示すように、複数の通気性免震滑動プレート20をベースプレート30の表面に載置し、通気性免震滑動プレートコーナー部201に固定座金23と受け座金232を嵌着し、該固定座金23と該受け座金232に螺合される固定ネジ24を締め付けて、該通気性免震滑動プレート20を相互に連結し、該通気性免震滑動プレート20の表面に通気性カーペット10を敷設して通気性滑動免震フロアが完成されている。
図2乃至図4に示すように、通気性免震滑動プレート20は、複数の通気孔22を有する表面と、凹凸面202,203を有する裏面と、一体的に形成されたコーナー部201とから構成されており空洞部21が形成されている。
該空洞部21に空調用空気が送りこまれると空調用空気は通気性免震滑動プレート20の表面に形成された複数の通気孔22より通気性カーペット10を通過して室内に吹き出される。
図3乃至図4に示すように、通気性免震滑動プレート20の裏面の凹部203には、鋼球52が嵌着されており、地震発生時には鋼球52はベースプレート30上を回転しながら免震機能を生じるように構成されている。
また、図3乃至図4に示すように、ボール51を有するボールプランジャー50が受け座金232に固定されており、該ボールプランジャー50は高さ調節が可能な構造であって、高さ調節後は、該通気性免震滑動プレート20裏面の受け座金232に強固に固定される。
したがって、地震発生時の振動によって、通気性免震滑動プレート20の裏面の凹部203に嵌着された鋼球52及び受け座金232に固定されたボールプランジャー50の先端に保持されているボール51が回転しながら、該通気性免震滑動プレート20がコンクリート床40上のベースプレート30上を滑動して免震機能を生じさせることができる。
また、図2に示すように、ボールプランジャー50が設置されていない場合でも、通気性免震滑動プレート20の裏面の凸部202がコンクリート床40上のベースプレート30上を滑動して免震機能を生じさせることができる。
図2乃至図4に示すように、通気性免震滑動プレートコーナー部201には、固定座金23と受け座金232が嵌着され、固定ネジ24の締め付けによって連結され、地震発生時において複数の通気性免震滑動プレート20がコンクリート床40上のベースプレート30上を一体的に滑動して免震機能を生じるように構成されている。
本考案は、以上説明したような構成であるので、OAフロアシステム等に使用する場合従来型天井吹出空調のように室内にいる人に空気流を強く感じさせることもなく、室内の空気をかき混ぜるようなこともなく、ダクト工事や天井工事などのコストを削減することができ、更に地震発生時において複数の通気性免震滑動プレートがコンクリート床上のベースプレート上を滑動して免震機能を生じる効果があり、工場、設計室、美術品配置室、等に幅広く利用できるので、産業上の利用可能性の高いものである。
10 通気性カーペット
20 通気性免震滑動プレート
201 通気性免震滑動プレートコーナー部
202 凸部
203 凹部
204 平面部
21 空洞部
22 通気孔
23 固定座金
231 座金係止部
232 受け座金
24 固定ネジ
30 ベースプレート
40 コンクリート床
50 ボールプランジャー
51 ボール
52 鋼球

Claims (4)

  1. 複数の通気性免震滑動プレートをベースプレート表面に載置し、通気性免震滑動プレートコーナー部に固定座金と受け座金を嵌着し、該固定座金と該受け座金に螺合される固定ネジを締め付けて、該通気性免震滑動プレートを相互に連結することを特徴とする通気性滑動免震フロア。
  2. 通気性免震滑動プレートは、通気孔を有する表面と凹凸面を有する裏面と、一体的に形成されたコーナー部から空洞部が構成されていることを特徴とする請求項1記載の通気性滑動免震フロア。
  3. 通気性免震滑動プレート裏面の凹面には、鋼球が嵌着されており、受け座金にはボールプランジャーが固定されており、該ボールプランジャーは高さ調節が可能な構造であって、高さ調節後は、該通気性免震滑動プレート裏面の受け座金に固定されることを特徴とする請求項1記載の通気性滑動免震フロア。
  4. 通気性免震滑動プレートコーナー部には、固定座金と受け座金が嵌着され、固定ネジの締め付けによって連結され、地震発生時において複数の通気性免震滑動プレートがコンクリート床上のベースプレート上を滑動して免震機能を生じるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通気性滑動免震フロア。
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