JP3218126B2 - 配管固定構造 - Google Patents

配管固定構造

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JP3218126B2
JP3218126B2 JP16656193A JP16656193A JP3218126B2 JP 3218126 B2 JP3218126 B2 JP 3218126B2 JP 16656193 A JP16656193 A JP 16656193A JP 16656193 A JP16656193 A JP 16656193A JP 3218126 B2 JP3218126 B2 JP 3218126B2
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pipe cover
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渉 西岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、建物の壁等に
空調配管を取り付け固定してある配管固定構造に関し、
更に詳しくは、配管を設置する対象の設置対象物に対し
て、配管カバーを被した状態に前記配管を取付固定して
ある配管固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配管固定構造としては、
図5に示すように、径方向に沿って着脱自在な2分割に
形成した配管カバー21の一方の分割部材21aに、配
管Pを取付固定し、前記配管Pを囲繞する状態に両分割
部材21a,21bどうしを係合し、前記一方の分割部
材21aをカバー固定部材22によって設置対象物Wに
対して取付固定してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配管固
定構造によれば、配管Pは、配管カバー21の内の一方
の分割部材21aに取付固定してあるから、例えば、配
管カバー21が破損して交換するような場合に、前記一
方の分割部材21aを取り外せば当然のことながらその
分割部材21aに取付固定してある配管Pまで外れるこ
とになり、前記配管Pは無支持の状態になって悪影響を
受ける危険性があり、それを防止するためには、配管カ
バー21の交換作業中を通じて何等かの方法で前記配管
Pを支持しておかなければならず、配管カバー交換作業
に手間がかかり、作業効率が悪いという欠点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、配管カバーのメンテナンスを配管に悪影響を与えず
に簡単に実施することが可能な配管固定構造を提供する
ところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明における配管固定構造の特徴構成は、設置対象
物に対して設置する配管を、固定部材によって前記設置
対象物に対して間隔をあけた状態に取付固定し、径方向
に分割可能な配管カバーを、前記配管周りに囲繞させて
配置可能とすべく、前記配管カバーの分割部材どうしの
突合せ部の一部に前記固定部材が貫通する状態に設け、
前記固定部材が貫通自在な複数の切欠部を、長手方向に
間隔をあけて、前記突合せ部の少なくとも一方に設け、
前記配管カバーを、前記固定部材に対して着脱自在に取
付固定してあるところにある。
【0006】
【作用】本発明における配管固定構造の特徴構成によれ
ば、配管と配管カバーとは、それぞれ別々に固定部材に
取り付けられているから、例えば、配管カバーを交換す
る場合には、配管カバーだけを、固定部材から取り外し
て交換することが可能となり、前記配管は、配管カバー
の交換作業中でも固定部材によって支持状態が維持さ
れ、従来のように、配管カバーの交換作業の間、前記配
管が無支持状態となったり、それに起こる悪影響を防止
するために別に配管を支持しておく手間もなくなり、効
率よく配管カバーの交換等のメンテナンスを行うことが
可能となる。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の配管固定構造によれ
ば、配管カバーのメンテナンスを配管に悪影響を与えず
に簡単に実施することが可能となり、配管カバーのメン
テナンス性を向上させることが可能となった。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係わる配管固定構造の実施例
を図面に基づいて説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明に係わる配管固定
構造の一実施例を示すもので、配管設置装置Sによっ
て、配管の一例である空調配管Pを、設置対象物の一例
である壁Wに取付固定してある状況を表している。
【0010】配管固定構造を説明すると、設置対象物に
対して設置する空調配管Pを、固定部材2によって壁W
に対して間隔をあけた状態に取付固定し、径方向に分割
可能な配管カバー1を、空調配管P周りに囲繞させて配
置すると共に、配管カバー1の分割部材どうしの突合せ
部Kの一部に固定部材2が貫通する状態に設け、配管カ
バー1を、固定部材2に対して着脱自在に取付固定して
ある。
【0011】前記配管設置装置Sの詳細を説明すると、
空調配管Pを囲繞自在な配管カバー1を設け、空調配管
Pを壁Wに取付固定する固定部材2を設け、前記配管カ
バー1を囲繞自在な固定バンド3を設け、前記配管カバ
ー1を囲繞した状態の前記固定バンド3を前記固定部材
2に着脱自在に取り付ける第一ボルト4を設けて構成し
てある。
【0012】前記空調配管Pは、銅管によって形成して
ある配管本体Paと、その配管本体Paを被覆する発泡
樹脂によって形成された断熱部材Pbとによって構成し
てある。
【0013】前記配管カバー1は、断面八角形の筒状に
形成してあり、径方向に二分割からなる第一分割部材1
aと第二分割部材1bとで構成してある。両分割部材1
a,1bは、樹脂製の可撓性を有する長尺体から構成し
てあり、各分割部材1a,1bの両突合せ部Kには、両
分割部材1a,1bの内周面どうしを対向させた状態に
相互を係合させることができる係合部5を長手方向に沿
って各別に設けてある。一方の突合せ部Kには、前記固
定部材2の貫通自在な切欠部6を、長手方向に間隔をあ
けて複数箇所に設けてある。
【0014】前記固定部材2は、空調配管Pを支持する
支持部材7と、前記支持部材7を壁Wに取り付ける取付
部材8とを、ボルト接合によって着脱自在に連設して構
成してある。前記支持部材7は、前記空調配管Pの外周
面に沿う形状の二枚の帯板部材7a,7bをヒンジ部7
cを介して連設して構成してあり、前記両帯板部材7
a,7b間に空調配管Pを受け入れた状態で、前記ヒン
ジ部7c周りに前記両帯板部材7a,7bを互いが近接
する方向に揺動させて両帯板部材7a,7bの遊端に各
別に設けてある係止部7dどうしを係止させることによ
って前記空調配管Pを握持して支持することができるよ
うに構成してある。また、固定側に位置する帯状部材7
bには、前記取付部材8に対する連結部7eを形成して
ある。前記取付部材8は、図に見られるように、一対の
アングル部材で構成され、両アングル部材間に前記連結
部7eを挟持した状態でボルト接合することによって前
記支持部材7を取付部材8に一体的に接合できるように
構成してある。一方、壁Wに対しては、複数のボルトに
よって取付部材8は取付固定してある。また、取付部材
8には、前記固定バンド3を取り付けるための第一ボル
ト4を着脱自在に受け入れるボルト孔8aを設けてあ
る。
【0015】前記固定バンド3は、金属製の帯板から形
成してあり、両端部には、固定バンド3を配管カバー1
に囲繞させた状態で配管カバー1の周方向に沿って対向
する屈曲部を各別に設けてあり、その屈曲部には、前記
第一ボルト4貫通用のボルト孔3aを各別に設けてあ
る。従って、配管カバー1を固定バンド3によって囲繞
し、その固定バンド3のボルト孔3a、及び、取付部材
8のボルト孔8aに第一ボルト4を挿通して接合するこ
とによって、配管カバー1を固定部材2に取り付けるこ
とが可能となる。前記固定バンド3と前記第一ボルト4
と前記取付部材8とでカバー固定手段Cを構成してあ
る。
【0016】本実施例の配管設置装置Sによれば、壁W
に取り付けた取付部材8に対して、空調配管Pを握持す
る支持部材7を取り付け(『配管固定工程』)、その
後、両分割部材1a,1bを被せて互いの係合部5どう
しを係合し、固定バンド3を囲繞して第一ボルト4で固
定部材に取り付ける(『配管カバー取付工程』)だけの
作業工程で、簡単に且つ短時間に効率よく空調配管Pを
壁Wに設置することができ、上述のような配管固定構造
をとることによって、配管カバー1だけを、固定部材2
から取り外して交換することが可能となり、効率よく配
管カバーの交換等のメンテナンスを行うことが可能とな
る。
【0017】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0018】〈1〉 配管Pは、先の実施例で説明した
空調配管を対象とするものに限定されるものではなく、
他の配管であってもよく、また、設置対象物Wは、壁に
限られるものではなく、例えば、床・天井・屋上等さま
ざまな箇所を設置対象とすることとができる。 〈2〉 固定部材2は、先の実施例で説明したものに限
定されるものではなく、例えば、図3に示すように、取
付部材8をネジ部材9で構成し、このネジ部材9に螺合
させた複数のナットからなる挟持部10によって配管カ
バー1の突合せ部Kの一部を貫通する状態で且つ内外か
ら挟持固定できるように構成してあるものであってもよ
く、要するに、配管Pを設置対象物に対して間隔をあけ
た状態に取り付け固定することができ、前記配管P周り
に配置した分割構成の配管カバーを着脱自在に取付固定
できるものであればよい。 〈3〉 配管カバー1は、先の実施例で説明した断面八
角形の筒状に限るものではなく、例えば、円筒状であっ
てもよく、要するに径方向に分割構成で、且つ、配管P
を固定する固定部材2に対して、両分割部材1a,1b
の突合せ部Kの一部に固定部材2が貫通する状態で着脱
自在に取り付けることができるものであればよい。従っ
て、両分割部材1a,1bの突合せ部Kの一部に、先の
実施例で説明した切欠部6が設けてあるものに限るもの
ではない。また、突合せ部Kは、その長手方向に沿って
係合部5を形成してあるものの他に、例えば、図4に示
すように、局部に係合部5を設けてあるものであっても
よい。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の配管設置装置を表す斜視図
【図2】実施例の配管設置装置を表す配管軸芯方向視の
断面図
【図3】別実施例の配管設置装置を表す配管軸芯方向視
の断面図
【図4】別実施例の配管設置装置を表す斜視図
【図5】従来例の配管設置装置を表す配管軸芯方向視の
断面図
【符号の説明】
1 配管カバー 2 固定部材 K 突合せ部 P 配管 W 設置対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−115335(JP,U) 実開 昭62−40395(JP,U) 実開 昭62−181793(JP,U) 実開 昭60−110797(JP,U) 実開 平4−8894(JP,U) 実開 平1−144717(JP,U) 実開 昭62−52396(JP,U) 実開 昭62−147868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 E03C 1/02 F16L 3/10 F16L 3/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管(P)を設置する対象の設置対象物
    (W)に対して、配管カバー(1)を被した状態に前記
    配管(P)を取付固定してある配管固定構造であって、 前記配管(P)を、固定部材(2)によって前記設置対
    象物(W)に対して間隔をあけた状態に取付固定し、径
    方向に分割可能な配管カバー(1)を、前記配管(P)
    周りに囲繞させて配置可能とすべく、前記配管カバー
    (1)の分割部材どうしの突合せ部(K)の一部に前記
    固定部材(2)が貫通する状態に設け、前記固定部材
    (2)が貫通自在な複数の切欠部(6)を、長手方向に
    間隔をあけて、前記突合せ部(K)の少なくとも一方に
    設け、前記配管カバー(1)を、前記固定部材(2)に
    対して着脱自在に取付固定してある配管固定構造。
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JP6557498B2 (ja) * 2015-04-09 2019-08-07 因幡電機産業株式会社 カバー部材支持具

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