JP3218107B2 - ファジィニューロン - Google Patents

ファジィニューロン

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像認識、音声認識な
どのパターン認識の分野に用いることのできるファジィ
ニューロンに関する。
【0002】
【従来の技術】ファジィニューロンは、特徴切り出し線
によってパターンの特徴データを抽出し、これとメンバ
ーシップ関数とのファジィ演算によってパターン認識を
行うものである。
【0003】特徴切り出し線は、水平方向または垂直方
向に配置された複数の直線を、全ての認識対象パターン
で共通に用いるのが通例である。つまり、特徴切り出し
線の形状や位置、本数などを対象パターンによって切り
換えるということはしない。たとえば特開平2−310
782号公報(以下「文献1」という)、山川「ファジ
ィ理論とニューロ科学との融合−−ファジィニューロン
チップおよびパターン認識システムへのその応用(A Fus
ion of Fuzzy Logic and Neuroscience -- A Fuzzy Neu
ron Chip and Its Application to a Pattern Recognit
ion System --」国際ファジィシステム学会(IFS
A)’91(以下「文献2」という)では、0から9の
手書き数字を認識するために、図4(a)〜(d)に示
すような7本の直線状の特徴切り出し線CDL1〜7を
配置しており、これを全数字に対して共通に用いてい
る。ただし、これは単にシステムの簡便さのためであ
り、ファジィニューロンの原理からくる制約ではない。
【0004】実際、文献1では、対象パターンに応じて
最適な特徴切り出し線を選択することが好適であるとし
て、数字の「0」に対する放物線状の特徴切り出し線
(図5(a)のCDL1〜4)や英字の「X」に対する
同心円状の特徴切り出し線(図5(b)のCDL1〜
3)を例示している。
【0005】しかし、文献1にも2にも、対象パターン
に応じて特徴切り出し線を切り換えるための手段は示さ
れていない。また、そのような実現例もなかった。
【0006】手書き数字のように、対象とするパターン
が少なくかつ単純な場合には、全パターンに共通な特徴
切り出し線を設定することはそれほど困難ではない。し
かし、パターンが多くなるにつれ、あるいは複雑になる
につれ、それは困難になる。
【0007】全てのパターンを網羅するために多数の特
徴切り出し線を設定すると、個々のパターンにとっては
無駄な特徴切り出し線が多く存在することになり、無駄
の多いシステムになる。仮に文献1の実施例のように、
不要な特徴切り出し線に対しては演算を実行しないよう
な信号を設けたとしても、処理時間のロスを生じること
は否めない。逆に特徴切り出し線の本数を最小限に抑え
ようとすると、個々のパターンの特徴を十分に拾えなく
なり、認識率の低下を招く。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題は、特徴切り出し線を全パターン共通にしようとす
るところに無理があるために起こっている。特徴切り出
し線は、パターンの特徴を最もよく抽出できるように、
その位置や形状、個数などをパターンごとに任意に設定
できることが望ましい。本発明が解決すべき課題は、パ
ターン毎に任意の特徴切り出し領域を設定することがで
きるような手段を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、任意の特徴切
り出し領域を設定することが可能なファジィニューロン
に関するものであり、メンバーシップ関数を格納するメ
モリに、メンバーシップ関数とそれが対応する画素の番
地とを一組にして格納するものである。
【0010】具体的には、第1の手段は、 ・以下の3つのデータを一組にして格納するメンバーシ
ップ関数メモリと、 メンバーシップ関数 そのメンバーシップ関数の識別子 そのメンバーシップ関数の各エレメントに対応する
各画素の番地 ・演算の途中結果を格納するためのテンポラリーメモリ
と、 ・メンバーシップ関数メモリから呼び出された信号に
従って、パターンデータを画像メモリから呼び出す手段
と、 ・メンバーシップ関数メモリから呼び出された信号に
従って、演算の途中結果をテンポラリーメモリから呼び
出す手段と、 ・前記メンバーシップ関数,パターンデータ,演算の途
中結果とを使って演算を行い、その結果を信号に従っ
て再びテンポラリーメモリに格納する手段と、 ・メンバーシップ関数メモリ内のデータを全て呼び出し
終わった後に、テンポラリーメモリに格納されているデ
ータ全てについての最小値演算を行う手段とを備え、 ・前記最小値演算を行う際に、禁止メンバーシップ関数
に対しては反転処理を行う手段を備える。
【0011】第2の手段は、 ・以下の2つのデータを一組にして格納するメンバーシ
ップ関数メモリを備え、 メンバーシップ関数 そのメンバーシップ関数の各エレメントに対応する
各画素の番地 ・メンバーシップ関数メモリには、前記,のデータ
をメンバーシップ関数別に予め分類して格納しておき、
さらにメンバーシップ関数の区切り毎に区切りを示す信
号を挿入しておく。 ・また、演算の途中結果を格納するためのテンポラリー
メモリを備え、 ・メンバーシップ関数の区切りを示す信号がメンバーシ
ップ関数メモリから呼び出されるたびに、テンポラリー
メモリのカレントアドレスを更新する手段と、 ・メンバーシップ関数メモリから呼び出された信号に
従って、パターンデータを画像メモリから呼び出す手段
と、 ・前記メンバーシップ関数、パターンデータ、およびテ
ンポラリーメモリのカレントアドレスから呼び出された
演算の途中結果とを使って演算を行い、その結果を、再
びテンポラリーメモリのカレントアドレスに格納する手
段と、 ・メンバーシップ関数メモリ内のデータを全て呼び出し
終わった後に、テンポラリーメモリに格納されているデ
ータ全てについての最小値演算を行う手段とを備え、 ・前記最小値演算を行う際に、禁止メンバーシップ関数
に対しては反転処理を行う手段を備える。
【0012】
【作用】作用を述べる前に、ファジィニューロンの演算
について説明しておく。あるパターンXを認識するため
のファジィニューロンにおいて、全部でm個のメンバー
シップ関数が設定されているとする。
【0013】各メンバーシップ関数に1からmまでの識
別子をつけ、これをMF(j),j=1,2,・・・,
mと書く。MF(j)の設定されている特徴切り出し領
域がKj 個のエレメント(エレメント1個はパターンデ
ータの1画素に対応する。)からなるとき、MF(j)
もKj 個のエレメントからなる。MF(j)のi番目の
エレメントの値をμ(j,i),i=1,2,・・・,
j と書く。
【0014】このファジィニューロンに対し、あるパタ
ーンYのパターンデータが与えられたとする。このとき
ファジィニューロンは以下のような演算によって、与え
られたパターンYがXと同じである可能性PRB(X=
Y)を算出する。
【0015】
【数1】
【0016】ここに、
【数2】 である。s(j,i)は、μ(j,i)に対応する画素
のパターンデータである。また、記号∨,∧はそれぞれ
最大値演算、最小値演算を表す。
【0017】ファジィニューロンの演算方法には上記以
外に禁止メンバーシップ関数をあらかじめ反転させてお
くものもあるが、本発明は上に示した演算方法を前提と
している。
【0018】以下、本発明の作用を説明する。従来技術
では全パターンについて特徴切り出し線が共通であった
ので、メンバーシップ関数メモリに画素の番地を格納し
ておく必要がなかった。つまり、画像メモリやセンサ列
から送られてくるパターンデータは、画素の番地や送信
の順序が全パターン共通にあらかじめ固定されているの
で、それに合うようにメンバーシップ関数データをメン
バーシップ関数メモリに格納しておけばよかった。しか
しこのために、特徴切り出し線設定の自由度は、決めら
れた特徴切り出し線の中から必要なものを選択するとい
う、非常に制限されたものになっていた。(特徴切り出
し線の選択は、その特徴切り出し線に対して演算を行う
か行わないかを指令する1ビットのコントロール信号に
よって行われる(文献1)。)
【0019】これに対し、本発明はメンバーシップ関数
メモリに画素の番地をメンバーシップ関数と一組にして
格納することにより、特徴切り出し領域の設定をいわば
プログラマブルにしたものである。
【0020】前記第1の手段では、メンバーシップ関数
メモリからメンバーシップ関数データμ(j,i)、画
素の番地A(j,i)、メンバーシップ関数の識別子j
とが一組になって順次呼び出される。画素の番地A
(j,i)は画像メモリのアドレスを指定し、そこに記
憶されているパターンデータs(j,i)を呼び出す。
一方、メンバーシップ関数の識別子jはテンポラリーメ
モリのアドレスを指定し、そこに格納されているデータ
を呼び出す。
【0021】メンバーシップ関数データμ(j,i)と
パターンデータs(j,i)とに対し、最小値演算μ
(j,i)∧s(j,i)が実行され、その値とテンポ
ラリーメモリから呼び出されたデータとの最大値演算が
実行される。この結果は再び識別子jの指定するテンポ
ラリーメモリのアドレスに格納される。つまり、テンポ
ラリーメモリには式(1)の演算の途中結果がメンバー
シップ関数別に仕分けされて格納されていくことにな
る。
【0022】なお、演算の開始の時点ではテンポラリー
メモリの内容は全て‘0’にクリアされている。
【0023】この一連の処理が繰り返される結果、メン
バーシップ関数のデータが全て読み出された後にはテン
ポラリーメモリ内には(1)式の最終結果gj が、メン
バーシップ関数別に仕分けされて格納されることにな
る。
【0024】最後にテンポラリーメモリから最終結果g
j を呼び出し、識別子jが禁止メンバーシップ関数の識
別子である場合は最終結果gj を反転する処理を加えた
上で(式3)、全体の最小値演算を行えば式2のPRB
(X=Y)が得られる。
【0025】前記第2の手段では、メンバーシップ関数
メモリ内のデータはメンバーシップ関数の識別子の順に
あらかじめソーティングされている。このためメンバー
シップ関数識別子は不要であり、その代わりにメンバー
シップ関数の区切りを示す信号C3 が挿入されている。
【0026】C3 が呼び出されるたびにテンポラリーメ
モリのカレントアドレスはインクリメントされていく。
その他の処理は第1の手段の場合と同じであり、メンバ
ーシップ関数メモリの内容が全て読み出された後にはや
はり、テンポラリーメモリ内にはメンバーシップ関数別
にgj が格納されていることになる。
【0027】最後に、第1の手段の場合と同様にPRB
(x=y)を計算して処理を終了する。
【0028】
【実施例】図1に前記第1の手段に係る実施例を示す。
画像メモリ101には、認識しようとするパターンのパ
ターンデータが格納されている。パターンデータは2値
化されたものでも、そうでなくてもよい。アドレスA
(j,i)には1画素分のパターンデータs(j,i)
が格納されている。
【0029】メンバーシップ関数メモリ102には以下
のデータが一組になって格納されている。 メンバーシップ関数データ μ(j,i) メンバーシップ関数の識別子 J μ(j,i)に対応する画素のデータが格納されて
いる画像メモリのアドレス A(j,i) 禁止メンバーシップ関数であるか通過メンバーシッ
プ関数であるかを示す1ビットの信号 E/I 通過メンバーシップ関数ならばE/I=1,禁止メンバ
ーシップ関数ならばE/I=0とする。 データが有効なデータであるかダミーデータである
かを示す1ビットの信号C2 C2=1ならばダミ
ーデータ 上記〜のデータの終了を示す1ビットの信号
C1 C1=1 ならばデータ終了
【0030】なおこれらのデータは有効データ、ダミー
データ、データ終了宣言信号の3種類に別れ、図1のよ
うに順に格納されている。C1,C2の信号の組み合せ
がこれらを区別している。
【0031】有効データは式1の演算に実際に使われる
データである。C1,C2は0,0である。
【0032】ダミーデータは全処理を終了させるために
使われるもので、式1〜3の演算には使われない。C
1,C2は0,1である。また、メンバーシップ関数デ
ータμ(j,i)には全て‘1’を、識別子Jにはm+
1を(メンバーシップ関数の個数=mのとき)、その他
には任意のデータを格納しておく。
【0033】データ終了宣言信号は、メンバーシップ関
数メモリ内のデータの終了を宣言するもので、これも式
1〜3の演算には使われない。C1,C2は1,1であ
る。
【0034】次に本実施例の動作について説明する。 1.式1の演算実行 処理の開始と同時にテンポラリーメモリ103の内容は
クリアされ、カウンタ50がカウントアップを開始す
る。カウンタ50はメンバーシップ関数メモリ103の
アドレスを順次インクリメントし、メンバーシップ関数
メモリから前記〜のデータが順次読み出される。
【0035】データが有効データである間は、信号C1
によってスイッチSW1が0側に入り、識別子Jがテン
ポラリーメモリ103のアドレスを指定する。テンポラ
リーメモリ103はクロック信号CLKの半周期毎にR
EADモードとWRITEモードを繰り返す。この繰り
返しはメンバーシップ関数メモリからのデータ読み出し
と同期がとられている。
【0036】メンバーシップ関数メモリから読み出され
たデータのうちE/IとC2は、そのままテンポラリー
メモリ103のJアドレスに書き込まれる。一方、メン
バーシップ関数データμ(j,i)は以下のような処理
経路を通り、その結果が同アドレスに書き込まれる。
【0037】メンバーシップ関数データμ(j,i)は
まず最小値演算回路20の一方の入力端子に入る。同回
路の他方の入力端子には画像メモリ101のA(j,
i)番地のパターンデータs(j,i)が入力される。
(このデータはORゲート11を通るがC2=0である
ので、そのまま通過する。)最小値演算回路20の出力
μ(j,i)∧s(j,i)は最大値演算回路21の一
方の入力端子に入力される。他方の端子にはテンポラリ
ーメモリ103のJ番地から読み出されたデータが入力
され、両者の最大値演算結果が再びテンポラリーメモリ
103のJ番地に格納される。
【0038】メンバーシップ関数メモリ102から有効
データが全て呼び出された後には、テンポラリーメモリ
103の1〜m番地に、3式の結果gj とE/IとC2
とがメンバーシップ関数別に格納される。
【0039】次にメンバーシップ関数メモリ102から
ダミーデータが読み出される。ダミーデータではC2=
1であるのでORゲートは1を出力する。またμ(j,
i)も全て‘1’であるから最小値演算回路20および
最大値演算回路21の出力は1になり、テンポラリーメ
モリ103のm+1番地には、C2=1,g1 =1
1..1が格納される。
【0040】2.式2,3の演算実行 メンバーシップ関数メモリからは最後にデータ終了宣言
信号が読み出される。このとき初めてC1=1となり、
C1によってカウンタ50はカウントアップをストップ
する。また、スイッチSW1は1側に切り替わり、カウ
ンタ51はカウントアップを始める。さらに、ORゲー
ト10の出力はHに固定され、この結果テンポラリーメ
モリ103はREADモードに固定され書込みを禁止さ
れる。また、スイッチSW2は1側に切り替わる。
【0041】カウンタ51のカウントアップによってテ
ンポラリーメモリ103のデータが順次読み出される。
1〜mまでのアドレスには各メンバーシップ関数につい
てのgj (j=1,2,...m)の計算結果と、その
メンバーシップ関数が禁止メンバーシップ関数であるか
通過メンバーシップ関数であるかを示すE/Iと、C2
=0とが、前述の処理の結果、格納されている。
【0042】E/I=1の場合はスイッチSW3は1側
に、E/I=0の場合は0側につながり、この結果、通
過メンバーシップ関数の場合はgj そのものが、禁止メ
ンバーシップ関数の場合にはgj の反転されたものが、
ミニマムホールド回路22に入力される。反転処理はイ
ンバータ12によって行われる(3式)。
【0043】ミニマムホールド回路22は時系列データ
の最小値を求める回路である。内部にレジスタを持ちデ
ータを保持している。現在保持しているデータと入力デ
ータとを比較し、入力データの方が小さい場合はレジス
タの内容を入力データで書き換えるという処理を行う。
【0044】テンポラリーメモリ103からgj (j=
1,2,...m)もしくはその反転データが順次ミニ
マムホールド回路22に送られていく結果、最終的には
ミニマムホールド回路22には式2の演算結果PRB
(X,Y)が保持され、これが端子PRBに出力される
ことになる。
【0045】3.全処理の終了 最後にテンポラリーメモリ103のm+1番地からダミ
ーデータが読み出される。このデータではgj =11
1..11になっているので、ミニマムホールド回路2
2の出力には影響を与えない。C2は初めて1になり、
カウンタ51のカウントアップを停止させるとともに、
端子ENDに1を出力して全処理が終了したことを宣言
する。
【0046】なお、パターンデータが2値化されている
場合には、最小値演算回路20はANDゲートで置き換
えることができる。
【0047】図2に、第2の手段に係る実施例を示す。
メンバーシップ関数102には以下のデータが一組にな
って格納されている。 メンバーシップ関数データ μ(j,i) μ(j,i)に対応する画素のパターンデータが格
納されている画像メモリのアドレス A(j,i) メンバーシップ関数の区切りを示す1ビットの信号
C3。各メンバーシップ関数の最初だけC3=1とす
る。 禁止メンバーシップ関数であるか通過メンバーシッ
プ関数であるかを示す1ビットの信号 E/I 通過メンバーシップ関数ならばE/I=1,禁止メンバ
ーシップ関数ならばE/I=0とする。 データが有効データであるかダミーデータであるか
を示す1ビットの信号C2 C2=1ならばダミーデータ メンバーシップ関数メ
モリ102 上記〜のデータの終了を示す1ビットの信号
C1=1 C1=1ならばデータ終了
【0048】上記〜のデータは、あらかじめメンバ
ーシップ関数別にソーティングされている。つまり、ま
ず識別子J=1のメンバーシップ関数のデータが、最後
にJ=mのメンバーシップ関数のデータが格納されてい
る。(メンバーシップ関数が全部でm個の場合。)そし
て、各メンバーシップ関数のデータの最初だけC3=1
となっている。
【0049】C3は実施例1における識別子Jと同じ働
きをする。すなわち、C3が1になるたびにカウンタ5
2は一つずつカウントアップする。C3はメンバーシッ
プ関数の区切りごとに1にしているので、実施例1と同
様にテンポラリーメモリ103にはメンバーシップ関数
ごとにgj が格納されることになる。その他は全て実施
例1と同じである。
【0050】上述したように、本発明は、メンバーシッ
プ関数データに画素の番地を付加することにより、パタ
ーン毎に任意の特徴切り出し領域をソフト的に定義でき
るようにしたものである。たとえば図3(a)〜(c)
に例示したようなさまざまな特徴切り出し領域CDA1
〜3を定義できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を奏する。 ファジィニューロンは特定のパターンの認識用にハ
ード的に固定されたものではなく、メンバーシップ関数
を書き換えることによってソフト的に任意のパターンに
対応できる。
【0052】 さまざまな特徴切り出し領域を定義で
きるため、認識に最適な特徴切り出し領域をパターンご
とに設定することが可能となり、従来技術に比べ認識率
を大幅に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図3】 本発明による特徴切り出し領域の例を示す説
明図である。
【図4】 特徴切り出し線の例を示す説明図である。
【図5】 同心円状の特徴切り出し線の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 ORゲート、12 インバータ、20 最小値演
算回路、21 最小値演算回路、22 ミニマムホール
ド回路、50,51 カウンタ、101 画像メモリ、
102 メンバーシップ関数メモリ、103 テンポラ
リーメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−231256(JP,A) 特開 平6−194133(JP,A) 特開 平3−219385(JP,A) 特開 平2−310782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 G06F 9/44 G06K 9/46 G06K 9/68 G06N 3/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンバーシップ関数、そのメンバーシッ
    プ関数の識別子、 及びそのメンバーシップ関数の各エレメントに対応する
    各画素の番地の3つのデータを一組にして格納するメン
    バーシップ関数メモリと、演算の途中結果を格納するためのテンポラリーメモリ
    と、 前記番地データに従って、パターンデータを画像メモリ
    から呼び出す手段と、 前記識別子データに従って、演算の途中結果を前記テン
    ポラリーメモリから呼び出す手段と、 前記メンバーシップ関数、パターンデータ、演算の途中
    結果とを使って演算を行い、その結果を前記識別子の信
    号に従って再び前記テンポラリーメモリに格納する手段
    と、 メンバーシップ関数メモリ内のデータを全て呼び出し終
    わった後に、前記テンポラリーメモリに格納されている
    データ全てについての最小値演算を行う手段とを備える
    ことを特徴とするファジーニューロン。
  2. 【請求項2】 メンバーシップ関数及びそのメンバーシ
    ップ関数の各エレメントに対応する各画素の番地の2つ
    のデータを一組にして格納するとともに、メンバーシッ
    プ関数の区切り毎に区切りを示す信号有するメンバー
    シップ関数メモリと、演算の途中結果を格納するためのテンポラリーメモリ
    と、 前記メンバーシップ関数の区切りを示す信号がメンバー
    シップ関数メモリから呼び出されるたびにカレントアド
    レスを更新する手段と、 前記番地データに従って、パターンデータを画像メモリ
    から呼び出す手段と、 前記メンバーシップ関数およびカレントアドレスで指定
    される領域から呼び出された演算の途中結果とを使って
    演算を行い、その結果を、再び前記テンポラリーメモリ
    のカレントアドレスに格納する手段と、 メンバーシップ関数メモリ内のデータを全て呼び出し終
    わった後に、前記テンポラリーメモリに格納されている
    データ全てについての最小値演算を行う手段とを備える
    ことを特徴とするファジーニューロン。
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