JP3218091U - 分包袋の搬送補助シート - Google Patents

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哲弥 高森
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【課題】薬剤認識装置の挿入口から内部への分包袋の搬送をスムーズに行うことを可能とする分包袋の搬送補助シートを提供する。【解決手段】分包袋の搬送補助シート10は、矢印13、説明図14、テープ貼付部15などが付されている。矢印13は、薬剤認識装置に挿入される際の挿入方向Yを示している。説明図14は、搬送補助シート10のテープ貼付部15および分包袋11の一端に対して粘着テープ16を貼り付けることによって、搬送補助シート10と分包袋11とを結合状態にすることを示している。結合状態とされた搬送補助シート10および分包袋11は、薬剤認識装置の内部へ挿入される。【選択図】図1

Description

本考案は、分包薬剤の監査等の薬剤認識業務を行う際、分包袋の搬送を補助する分包袋の搬送補助シートに関する。
従来、薬局または医療関係機関等において、調剤され、分包袋に分包された分包薬剤が処方情報の内容と合っているか否かを確認する薬剤監査業務等の薬剤認識業務が行われている。例えば、薬剤監査業務において、薬剤認識装置として使用される薬剤監査装置では、処方情報に基づく分包薬剤の画像(分包薬剤マスタ画像)を作成する(例えば特許文献1参照)。そして、分包薬剤マスタ画像の作成後、分包薬剤の撮影を行い、分包薬剤マスタ画像と、分包薬剤を撮影した撮影画像とを照合することにより、各分包袋ごとに処方情報通りに薬剤が分包されているか否かを確認することができる。
薬剤監査装置では、分包袋に分包された分包薬剤の撮影を行うために、分包袋が挿入口から薬剤監査装置の内部に挿入され、挿入口の奥に設けられたカメラによって、分包薬剤が順次撮影されていく。分包薬剤の撮影を終えた分包袋は、排出口から排出される。薬剤監査装置の内部には、分包袋を挿入口からカメラ、さらにカメラから排出口へ搬送するための搬送機構が設けられている。
特開2017−192651号公報
しかしながら、薬剤が分包される分包袋は、切断して中身を取り出すため、あるいは各分包袋ごとに分離可能とするために、柔軟な素材で形成されている。このため、分包袋を押し込む力が伝わりにくく、薬剤監査装置等の薬剤認識装置の挿入口から内部への挿入が困難な場合がある。
また、分包袋に分包される分包薬剤には、形状、大きさ、厚みの異なる様々な種類の薬剤が含まれていることがあり、分包袋の表面には凹凸を有する。このような表面に凹凸を有する分包袋に対して、搬送機構の駆動力が十分に伝達できないため、分包袋の搬送がスムーズにいかず、薬剤認識装置による薬剤認識業務の効率を低下させてしまうことがある。
本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、薬剤認識装置の挿入口から内部への分包袋の搬送をスムーズに行うことを可能とする分包袋の搬送補助シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の分包袋の搬送補助シートは、薬剤が分包された分包袋の一端と結合された状態で、薬剤認識装置の挿入口から薬剤認識装置の内部へ搬送される分包薬剤の搬送補助シートであって、分包袋よりも高い剛性および平坦性を有している。
薬剤認識装置に挿入される際の挿入方向における基端部と分包袋の一端とを結合する使用方法を示す説明図が付されていることが好ましい。挿入方向を示す矢印が付されていることが好ましい。
挿入方向における基端部にテープ貼付部を示す長方形枠が付されていることが好ましい。
本考案によれば、薬剤認識装置の挿入口から内部への分包袋の搬送をスムーズに行うことができる。
本考案の分包袋の搬送補助シートおよび分包袋である。 本考案の搬送補助シートの正面図である。 搬送補助シートを用いる薬剤監査装置の斜視図である。 薬剤監査装置の要部断面図である。 薬剤監査業務中の薬剤監査装置の斜視図である。 薬剤監査装置が作成した分包薬剤マスタ画像と、薬剤撮影画像の一覧表の一例である。
図1において、分包袋の搬送補助シート(以下、搬送補助シートとする。)10は、分包袋11とともに用いられる。なお、本実施形態では、薬剤認識業務としての薬剤監査業務を例に上げて説明する。分包袋11には、薬局または医療関係機関等において調剤され、各服用時点で服用すべき複数の薬剤(以下、分包薬剤とする。)12が分包されている。後述する薬剤監査業務においては、複数の分包袋11が一列に連結したものを用いる。
図2において、搬送補助シート10は、長方形の薄板状シートに各種情報が付されたものである。搬送補助シート10は、分包袋11よりも高い剛性および平坦性を有しており、例えば、プラスチック製のシートに各種情報を印刷して形成される。搬送補助シート10の一方の面10Aには、各種情報としての矢印13、説明図14、テープ貼付部15などが付されている。
説明図14は、搬送補助シート10の使用方法を示している。具体的には、説明図14は、搬送補助シート10のテープ貼付部15および分包袋11の一端に対して粘着テープ16を貼り付けることによって、搬送補助シート10と分包袋11とを結合状態にすることを示している。また、搬送補助シート10の面10Aには、説明図14の中で描かれたテープ貼付部15を示す部分と、実際のテープ貼付部15とを結ぶ点線17が付されている。
矢印13は、薬剤認識装置に相当する薬剤監査装置21に挿入される際の挿入方向Yを示している。これにより、搬送補助シート10を矢印13が示す挿入方向Yに向けて挿入すればよいことが分かる。また、矢印13の輪郭線内側には、「表」を示す文字18が付されており、この文字18が付された面10Aを表側にして挿入することを示している。
搬送補助シート10は、挿入方向Yにおける寸法Lが、挿入方向Yと直交する幅方向Xにおける寸法Wよりも長く形成されている。これにより、搬送補助シート10を安定して搬送することができる。搬送補助シート10の寸法Wは、後述する薬剤監査装置21の挿入口22に設けられた挿入ステージ23に合わせて形成されている。
テープ貼付部15は、挿入方向Yにおいて矢印13とは反対側、すなわち挿入方向Yにおける基端部に位置し、搬送補助シート10の端縁に沿って配された長方形枠で囲まれた部分である。テープ貼付部15の付近には、「テープ貼付部」であることを示す文字19が付されている。
図1に示すように、搬送補助シート10および分包袋11に対して粘着テープ16を貼り付けることにより、搬送補助シート10と分包袋11とが結合状態となる。粘着テープ16は、説明図14を参照し、上述したテープ貼付部15と、連結状態の分包袋11の一方の端部11Aに貼り付けられる。
図3に示すように、粘着テープ16を貼り付けることにより結合状態とされた搬送補助シート10および分包袋11は、薬剤監査業務を行う薬剤師によって、薬剤監査装置21の挿入口22を通じて薬剤監査装置21の内部へ挿入される。挿入口22の下部には、挿入ステージ23が設けられている。挿入ステージ23は、挿入口22から水平方向に延設されている。薬剤師は、矢印13に付された「表」の文字18がある面10Aを表側、すなわち上面に向け、挿入ステージ23に沿って搬送補助シート10を挿入する。
図4に示すように、薬剤監査装置21では、挿入ステージ23の奥側に、搬送機構24およびカメラ25が設けられている。搬送機構24は、例えば搬送ベルトなどから構成され、搬送面24Aが挿入ステージ23と同じ位置に配されている。これにより、搬送機構24は、挿入口22から挿入された搬送補助シート10および分包袋11を薬剤監査装置21の内部へ順次搬送する。なお、図4では、搬送機構24の一部のみを図示しており、複数の搬送機構24を配置して挿入口22から排出口26まで搬送補助シート10および分包袋11を搬送可能とすることが好ましい。
図5に示すように、薬剤監査装置21の前面側には、回収ボックス28と収納ボックス27とが配置され、収納ボックス27の中に収納された分包袋11の一端が引き出されて薬剤監査装置21の内部へ挿入される。
上述したように、搬送補助シート10は、分包袋11よりも高い剛性を有しているため、挿入口22から薬剤監査装置21の内部へスムーズに挿入される。また、搬送補助シート10は、分包薬剤12が分包された分包袋11のように凹凸がなく、平坦性を有しているため、搬送機構24の駆動力が伝わりやすい。これにより、搬送補助シート10は、結合状態とされた分包袋11とともに、薬剤監査装置21の内部を安定して搬送される。
カメラ25は、搬送機構24によって搬送された分包袋11の分包薬剤12を順次撮影する。分包薬剤12の撮影を終えた分包袋11は、搬送機構24によって薬剤監査装置21の内部を搬送され、排出口26から回収ボックス28の中へ順次排出される。
薬剤監査装置21は、有線又は無線を介してモニタ29と接続された状態で使用される。薬剤監査装置21は、図示しないバーコードリーダ、コンピュータなどの情報入力装置から送信されてくる処方情報を取得し、処方情報に基づいて、分包薬剤マスタ画像を作成する。
薬剤監査装置21では、分包薬剤マスタ画像の作成後、上述した分包薬剤12の撮影が行われる。そして、分包薬剤マスタ画像と、分包薬剤12を撮影した撮影画像とを照合し、撮影画像中に存在する薬剤がどの薬剤に該当するかを判別する。そして、分包薬剤マスタ画像と、撮影画像のうち、分包薬剤マスタ画像に含まれる薬剤に該当すると判別された分包薬剤の画像(薬剤撮影画像)とを対比するために、それぞれの画像が所定の位置に配列された一覧表を作成する。薬剤監査装置21は、作成した一覧表をモニタ29に表示する。
図6は、薬剤監査装置21で作成され、モニタ29に表示される一覧表の一例である。この一覧表31では、一列に並んで配された分包薬剤マスタ画像32に位置を合わせて、分包薬剤12の薬剤撮影画像33が撮影された順に並んで表示されている。薬剤撮影画像33は、分包された一回分の各分包袋11ごとに一列に並んで配されている。薬剤監査業務において、薬剤師は、各分包袋11ごとに処方情報通りに分包薬剤12が分包されているか否かを、一覧表31により確認することができる。
また、分包薬剤マスタ画像32と、薬剤撮影画像33とを照合した際、分包薬剤マスタ画像32と一致せず、薬剤の種類が不明な薬剤撮影画像33が存在する場合がある。この場合、薬剤の種類が不明な薬剤撮影画像33は、分包薬剤マスタ画像32よりも上部に位置する不明物表示部34に表示される。図6に示す例では、左から3番目の分包薬剤12の薬剤撮影画像33の中に種類が不明なものがあり、不明物表示部34に表示されている。
以上のように、搬送補助シート10を用いることで、薬剤監査装置21の挿入口22から内部への分包袋11の搬送をスムーズに行い、分包袋11に分包された分包薬剤12を順次撮影することができる。このため、薬剤監査業務を短時間で効率良く行うことができる。また、搬送補助シート10には、矢印13、説明図14、およびテープ貼付部15が付されているため、挿入方向および使用方法の間違いを防止することができる。
上記実施形態では、搬送補助シートをプラスチック製のシートから形成する例を上げたが、これに限らず、紙や金属など、分包袋よりも高い剛性を有するものであればよい。また、上記実施形態では、搬送補助シートの各種情報を印刷により付しているが、これに限らず、エッチングや彫刻などの表面加工、あるいはシールを貼付するなど情報を付す方法であればよい。
また、上記実施形態では、複数の分包袋が一列に連結した状態のものに対して搬送補助シートを用いているが、分包袋が1つだけのものに対して搬送補助シートを用いてもよい。また、搬送補助シートと分包袋との結合では、粘着テープの貼り付けに限らず、糊付けやクリップ留めなど容易に結合できる方法であればよい。
10 搬送補助シート
10A 面
11 分包袋
11A 端部
12 分包薬剤
13 矢印
14 説明図
15 テープ貼付部
16 粘着テープ
17 点線
18 文字
19 文字
21 薬剤監査装置
22 挿入口
23 挿入ステージ
24 搬送機構
24A 搬送面
25 カメラ
26 排出口
27 収納ボックス
28 回収ボックス
29 モニタ
31 一覧表
32 分包薬剤マスタ画像
33 薬剤撮影画像
34 不明物表示部

Claims (4)

  1. 薬剤が分包された分包袋の一端と結合された状態で、薬剤認識装置の挿入口から前記薬剤認識装置の内部へ搬送される分包薬剤の搬送補助シートであって、
    前記分包袋よりも高い剛性および平坦性を有している分包袋の搬送補助シート。
  2. 前記薬剤認識装置に挿入される際の挿入方向における基端部と前記分包袋の一端とを結合する使用方法を示す説明図が付されている請求項1記載の分包袋の搬送補助シート。
  3. 前記挿入方向を示す矢印が付されている請求項2記載の分包袋の搬送補助シート。
  4. 前記挿入方向における基端部にテープ貼付部を示す長方形枠が付されている請求項2または3記載の分包袋の搬送補助シート。
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