JP2007050893A - 所定物取り揃え装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を可能な限りそのまま利用して必要数の所定物を効率的に取り揃えることができる所定物取り揃え装置及び方法の提供
【解決手段】 全数連結集合体Paを収納するための全数体収納部Saと、端数連結集合体Pb又は所定物単体を収納するための端数体収納部Sbを、1種又は2種以上の所定物毎にそれぞれ1又は2以上設ける。切離用載置盤Caと、前後及び横方向に移動し得る縦切断刃Cb及び横切断刃Ccからなる切離部Cを設ける。全数体収納部Saからの全数連結集合体Paの取り出し、端数体収納部Sbからの端数連結集合体Pb又は所定物単体の取出、端数連結集合体Pb又は所定物単体の端数体収納部Sbへの収納を行うための上下方向及び横方向に自在に移動し得るチャック体Hを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体から、必要数の所定物を取り揃えるための所定物取り揃え装置及び方法に関する。
特開2000−168702号公報(特許文献1)には、投入された錠剤を予め所定量ごとに分配するための薬剤分包機の錠剤分配器の例が記載されている。また、特開2004−202140号公報(特許文献2)には、プラスチックフィルムを薬剤が入るようにドーム状に成型し、アルミ箔を含むラミネートでヒートシールした、PTP(Press Through Package)包装が施された薬剤(PTP包装薬剤)の裏面を撮像した画像を表示手段に表示することにより、調剤監査を行う薬剤師が、当該画像中の薬剤名称を目視し易く、PTP包装薬剤の現物と照合することも可能であり、調剤された個々のPTP包装薬剤を確実に認識することが可能な調剤監査支援システムが記載されている。
前者は、無包装の錠剤を所定数ずつ分包するために、錠剤を予め所定量ごとに分配する装置に関するものであり、後者は、PTP包装薬剤をそのまま調剤に用いた場合の調剤監査に関するものである。
1つの包装に所定数の薬剤が包装されているPTP包装薬剤は、できるだけそのまま調剤に用い、端数が生じる場合はそれに応じてPTP包装薬剤を分割して用いることが効率的である。前記後者は調剤監査を支援するものであるが、調剤自体は人手により行われており、この点についての省力化が課題となっていた。
特開2000−168702号公報 特開2004−202140号公報
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、所定数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を可能な限りそのまま利用して必要数の所定物を効率的に取り揃えることができる所定物取り揃え装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の所定物取り揃え装置は、
所定数の全数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を収納するための全数体収納部と、前記所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体を収納するための端数体収納部を、1種又は2種以上の所定物毎にそれぞれ1又は2以上有し、
所要の全数体収納部から所要の全数連結集合体を取り出す全数体取出手段と、
所要の端数体収納部から所要の端数連結集合体又は所定物単体を取り出す端数体取出手段と、
取り出した全数連結集合体および/または端数連結集合体から所要数の所定物を切離する切離手段と、
全数連結集合体又は端数連結集合体から所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体又は所定物単体を、その所定物についての端数体収納部に収納するための端数体収納手段を備えてなるものである。
所定数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体が用意されている場合に、必要数の所定物を取り揃えるには、所定物の全数連結集合体をその所定物についての全数体収納部に収納し、所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体が存在する場合は、その所定物についての端数体収納部に収納する。
その上で、
i) 全数体取出手段により、所要の所定物についての全数体収納部から所要の全数連結集合体を取り出す
ii) 端数体取出手段により、所要の所定物についての端数体収納部から所要の端数連結集合体又は所定物単体を取り出す
iii) 切離手段により、取り出した全数連結集合体および/または端数連結集合体から所要数の所定物を切離し、収納手段全数連結集合体又は端数連結集合体から所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体又は所定物単体を、端数体収納手段により、その所定物についての端数体収納部に収納する
のうちi又はii或いは何れか2つ又は3つ全ての組み合わせを実行する。
これにより、全数連結集合体を可能な限りそのまま利用して必要数の所定物を効率的に取り揃えることができる。
上記本発明の所定物取り揃え装置は、
上記全数体収納部に収納されている全数連結集合体の内容を記憶する全数体記憶手段と、
上記端数体収納部に収納されている所定物の数を特定して所定物の種類と共に記憶する所定物数記憶手段と、
特定の所定物の必要数、その所定物についての全数連結集合体における全数、及びその所定物に関して前記所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部に収納されている所定物の数に基づき、全数連結集合体を取り出す所要数と、端数連結集合体又は所定物単体を取り出す必要の有無と、全数連結集合体の1つまたは端数連結集合体から切離する所定物の所要数のうち1又は2又は全てを導出する導出手段を有するものとすることが好ましい。
全数体記憶手段により、全数体収納部に収納されている全数連結集合体の内容を記憶しておくと共に、所定物数記憶手段により、端数体収納部に収納されている所定物の数を特定して記憶しておき、導出手段により、特定の所定物の必要数、その所定物についての全数連結集合体における全数、及びその所定物に関して前記所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部に収納されている所定物の数に基づき、全数連結集合体を取り出す所要数と、端数連結集合体又は所定物単体を取り出す必要の有無と、全数連結集合体の1つまたは端数連結集合体から切離する所定物の所要数のうち1又は2又は全てを導出する。導出された内容に基づき、i又はii或いは何れか2つ又は3つ全ての組み合わせを実行することにより、全数連結集合体を可能な限りそのまま利用して必要数の所定物をより効率的に取り揃えることができる。
本発明の所定物取り揃え方法は、
所定数の全数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を収納するための全数体収納部と、前記所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体を収納するための端数体収納部を、1種又は2種以上の所定物毎にそれぞれ1又は2以上有し、
前記端数体収納部に収納されている所定物の数を特定して所定物の種類と共に記憶する所定物数記憶工程と、
特定の所定物の必要数、その所定物についての全数連結集合体における全数、及びその所定物に関して前記所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部に収納されている所定物の数に基づき、全数連結集合体を取り出す所要数と、端数連結集合体又は所定物単体を取り出す必要の有無と、全数連結集合体の1つまたは端数連結集合体から切離する所定物の所要数のうち1又は2又は全てを導出する導出工程と、
所要の全数体収納部から所要の全数連結集合体を取り出す全数体取出工程と、
所要の端数体収納部から所要の端数連結集合体又は所定物単体を取り出す端数体取出工程と、
取り出した全数連結集合体および/または端数連結集合体のそれぞれから所要数の所定物を切離する切離工程と、
全数連結集合体又は端数連結集合体から所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体又は所定物単体を、その所定物についての端数体収納部に収納するための端数体収納工程を備えてなるものである。
上記本発明の所定物取り揃え装置及び本発明の所定物取り揃え方法は、1つの端数体収納部に端数連結集合体又は所定物単体を1片のみ収納するものとすることが好ましい。この場合、1つの端数体収納部に収納されている所定物全数の移送を1片の移送により行うことができるので、端数連結集合体又は所定物単体の取り扱いが容易であると共に、収納されている所定物及び移送されている所定物の数の把握を容易且つ確実に行うことができる。
本発明の所定物取り揃えプログラムは、コンピュータに上記所定物取り揃え方法を実行させるためのものである。
本発明の所定物取り揃え装置及び方法によれば、所定数の全数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を収納するための全数体収納部と、前記所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体を収納するための端数体収納部を用いることにより、所定数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を可能な限りそのまま利用して必要数の所定物を効率的に取り揃えることができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は本発明の実施の形態の一例としての薬剤取り揃え装置についてのものであって、図1は薬剤取り揃え装置の概要を示す模式図、図2はPTP包装薬剤の平面図である。
図2に示すPTP包装薬剤の全数連結集合体Paは、錠剤が5行2列に包装されてなるものであり、1行毎に切折線Bが設けられている。この全数連結集合体Paは、所定数である10(従って所定数の全数は10)の錠剤包装物(所定物)が連結状態で集合したものである。勿論、全数連結集合体はこれに限定されるものではない。
なお、所定物としては、薬剤等の物品自体のほか、物品が包装された物品包装体、物品又は物品包装体に連結材又はその他の付随物が付随したもの等を例示することができる。連結状態というのは、所定物が、刃物、レーザー溶断、超音波溶断、切断等の手段により分離可能な状態で、包装材料又はその他の材料を介して連結している状態を意味する。薬剤等の包装体としては、PTP包装体(プラスチックフィルムを被包装物品が入るようにドーム状に成型し、アルミ箔を含むラミネートでヒートシールした包装体)に限るものではなく、例えばSP包装体(包装を引き裂いて被包装物品を取り出すヒートシール包装体)等を含む。
端数連結集合体Pbは、所定数未満の所定物が連結状態で集合したものであり、所定物単体というのは、他の所定物と連結していないものである。全数連結集合体Paから8以下の所定物を切離すれば端数連結集合体Pbが残り、9の所定物を切離すれば所定物単体が残る。
収納棚Sは、所定物についての全数連結集合体Pa(又はその他の所定物についての全数連結集合体。以下、それらを含めて所定物、全数連結集合体Paという。)を収納するための全数体収納部Saを、上下方向4段の各段毎に3箇所ずつ有すると共に、所定物についての端数連結集合体Pb又は所定物単体(又はその他の所定物についての端数連結集合体又は所定物単体、以下、その端数連結集合体を含めて端数連結集合体Pbという。)を収納するための端数体収納部Sbを、各全数体収納部Saの上側に有する。端数体収納部Sbには、収納する端数連結集合体Pb又は所定物単体を所定位置に保持するためのクリップを設けることにより、端数連結集合体Pb又は所定物単体の取り出しを容易且つ確実なものとすることができる。尤も、全数体収納部及び端数体収納部の形態はこれに限るものではない。例えば、全数体収納部を端数体収納部と同様の態様として多数設けることもできる。また、端数体収納部Sbを各全数体収納部Saの一方側に有し、端数連結集合体Pb又は所定物単体を縦置きすることもできる。
1つの端数体収納部Sbには、端数連結集合体Pb又は所定物単体を1片(すなわち、1つの端数連結集合体Pb又は1つの所定物単体)のみ収納する。2片以上収納可能なものとすることもできるが、1片のみとすることにより、1つの端数体収納部Sbに収納されている所定物全数の移送を1片の移送により行うことができるので、端数連結集合体Pb又は所定物単体の取り扱いが容易であると共に、収納されている所定物及び移送されている所定物の数の把握を容易且つ確実に行うことができる。
1つの種類の所定物についての全数体収納部Sa及び端数体収納部Sbは1つずつ設けられているが、これに限るものではなく、各所定物について、全数体収納部Saおよび/または端数体収納部Sb(すなわち、両方又は何れか一方)を2以上設けることもできる。また、ある所定物について全数連結集合体Paが2種以上(例えば所定数が2種以上)存在し、それぞれについて全数体収納部Saと端数体収納部Sbを設けることもあり得る。
全数体収納部Saからの全数連結集合体Paの取り出し、端数体収納部Sbからの端数連結集合体Pb又は所定物単体の取出、端数連結集合体Pb又は所定物単体の端数体収納部Sbへの収納は、上下方向及び横方向に自在に移動し得るチャック体H(全数体取出手段、端数体取出手段、及び端数体収納手段)により行われる。なお、全数体取出手段、端数体取出手段、及び端数体収納手段の一部又は全部を個別に設けることも可能である。
収納棚Sの側方に、切離用載置盤Caと、前後及び横方向に移動し得る縦切断刃Cb及び横切断刃Ccからなる切離部Cが設けられている。切離部Cは、固定位置とすることもでき、例えば全数連結集合体Paや端数連結集合体Pb又は所定物単体を取り出す位置の近辺等に、移動して切離を実行するものとすることもできる。また、切離部Cを複数設けることもできる。なお、切断手段としては、レーザー溶断、超音波溶断等の手段を適宜採用し得る。
個々の患者用の処方トレーRは、収納棚Sの下方において適宜搬送手段により搬送され、搬送経路の途中で停止して薬剤を受け入れる。
チャック体Hの動作、縦切断刃Cb及び横切断刃Ccの動作、並びに処方トレーRの停止及び移動等は、制御部Uにより制御される。制御部Uは、周辺機器等の制御及び各種データの読み書きなどの処理を行うCPU(中央処理装置)、RAM、周辺機器等の制御などのためのプログラム及び各種データが書き込まれたROM、並びに周辺機器等との接続のための入出力インターフェイスなど(図示せず。)からなり、必要に応じ周辺機器等と連携して、全数体記憶手段、所定物数記憶手段及び導出手段等の機能を実現する。
全数体記憶手段は、各全数体収納部Saに収納されている全数連結集合体Paの所定物の種類、所定数(全数)等の内容(他に、切離部Cにおいて切離する部位についてのデータ、収納されている全数連結集合体の数等を含めることもできる)を記憶する。
所定物数記憶手段は、各端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pb又は所定物単体における所定物の数(この例の場合は端数連結集合体Pbにおける所定物の数)を特定して所定物の種類と共に記憶する。
所定物の数の特定は、全数連結集合体Paにおける所定物の全数又は端数連結集合体Pbにおける所定物の数から、切離した所定物の数を差し引くことにより行うことができる。或いは、各種イメージセンサによる特定等の手段を適宜単独で又は組み合せて使用することができる。
導出手段は、個々の患者の処方箋に基づく特定の所定物(薬剤)の必要数、その所定物についての全数連結集合体Paにおける全数、及びその所定物に関して所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pb又は所定物単体における所定物の数に基づき、
1) 全数連結集合体Paを取り出す所要数と、
2) 端数連結集合体Pb又は所定物単体を取り出す必要の有無(所定物について端数体収納部Sbを複数有する場合はそれぞれについての必要の有無)と、
3) 全数連結集合体Paの1つまたは端数連結集合体Pbから切離する所定物の所要数
のうち1又は2又は全てを導出する。
これらに基づき、
i) チャック体Hにより、所要の所定物についての全数体収納部Saから所要の全数連結集合体Paを取り出す
ii) チャック体Hにより、所要の所定物についての端数体収納部Sbから所要の端数連結集合体Pb又は所定物単体を取り出す
iii) 切離部Cにおいて、取り出した全数連結集合体Paの1つまたは端数連結集合体Pbから所要数の所定物を切離し、収納手段全数連結集合体Pa又は端数連結集合体Pbから所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体Pb又は所定物単体を、チャック体Hにより、その所定物についての端数体収納部Sbに収納する
のうちi又はii或いは何れか2つ又は3つ全ての組み合わせを実行する。
チャック体Hにより全数体収納部Saから取り出された全数連結集合体Paの1つ又は端数体収納部Sbから取り出された端数連結集合体Pbは、必要に応じ切離用載置盤Ca上に載置され、縦切断刃Cb及び横切断刃Ccにより患者に処方する所要数の所定物が切離される。好ましくは、全数連結集合体Paの所定端部側から患者に処方する所要数の所定物を切離する。切離は、所要数の所定物同士及び残りの所定物同士が何れも連結を維持して端数連結集合体Pbを構成するように行う。これにより、取り扱いを容易且つ確実におこうことができる。尤も、何れか一方又は両方を、所定物同士の連結を必ずしも維持しないで、或いは全ての所定物同士を分離して行うこともできる。
切離の実行は、切離用載置盤Ca上の所定位置に所定姿勢で全数連結集合体Pa又は端数体収納部Sbを載置し、その全数連結集合体Pa又は端数体収納部Sbについて全数体記憶手段又は所定物数記憶手段等に記憶された切離位置データに基づいて行うことや、各種イメージセンサにより切離部位を特定して行うことや、その他の手段により、又は2以上の手段を併用して切離位置を特定して行うことができる。
所定物を切離する必要のない全数連結集合体Pa及び端数連結集合体Pbは、そのままチャック体Hにより処方トレーRの所定箇所(薬種に応じて分配される)に移送される。所定物を切離する必要のある全数連結集合体Pa及び端数連結集合体Pbは、チャック体Hにより切離部Cに移送され、切離部Cにおいて切離された所要数の所定物が、チャック体Hにより処方トレーRの所定箇所に移送される。なお、各種イメージセンサ又はその他の識別手段を利用して所定物の正誤を確認する手段を設けることもできる。
例えば、所定物の必要数が21、その所定物の全数連結集合体Paの所定数が10、その所定物の端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pbにおける所定物の数が4である場合、全数体収納部Saから全数連結集合体Paを2個取り出して処方トレーRへ移送すると共に、端数連結集合体Pbを切離部Cに移送して1つの所定物を切離して処方トレーRへ移送し、残りの端数連結集合体Pb(所定物数は3)を端数体収納部Sbに収納し、その所定物の数を記憶するものとすることができる。
また例えば、所定物の必要数が27、その所定物の全数連結集合体Paの所定数が10、その所定物の端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pbにおける所定物の数が4である場合、全数体収納部Saから全数連結集合体Paを2個取り出して処方トレーRへ移送し、端数体収納部Sbから端数連結集合体Pbを取り出して処方トレーRへ移送すると共に、全数連結集合体Pa1個を切離部Cに移送して3つの所定物を切離して処方トレーRへ移送し、残りの端数連結集合体Pb(所定物数は7)を端数体収納部Sbに収納し、その所定物の数を記憶するものとすることができる。
またこの場合、全数体収納部Saから全数連結集合体Paを2個取り出して処方トレーRへ移送し、全数連結集合体Pa1個を切離部Cに移送して7つの所定物を切離して処方トレーRへ移送し、残りの端数連結集合体Pb(所定物数は3)を別の端数体収納部Sbに収納し、その所定物の数を別に記憶するものとすることもできる。この場合、次回は一方の端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pb(所定物の数が4)と他方の端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pb(所定物の数が3)を利用することになる。
前者のように端数体収納部Sbに収納されている端数連結集合体Pbを優先して利用することにより、古い所定物が滞留することが防がれる。一方、後者のように取り出し回数が少ないことを優先することにより、効率的な取り揃えが可能となる。
なお、切離する必要のない全数連結集合体Pa及び端数連結集合体Pb並びに切離された所要数の所定物は、チャック体Hに受容容器(図示を略す)を随伴させてその受容容器に一旦受容し、その所定物が所要数揃った後で処方トレーRへ移送するものとすることにより、移送時間を短縮することもできる。
薬剤取り揃え装置の概要を示す模式図である。 PTP包装薬剤の平面図である。
符号の説明
B 切折線
C 切離部
Ca 切離用載置盤
Cb 縦切断刃
Cc 横切断刃
H チャック体
Pa 全数連結集合体
Pb 端数連結集合体
R 処方トレー
S 収納棚
Sa 全数体収納部
Sb 端数体収納部
U 制御部

Claims (6)

  1. 所定数の全数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を収納するための全数体収納部と、前記所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体を収納するための端数体収納部を、1種又は2種以上の所定物毎にそれぞれ1又は2以上有し、
    所要の全数体収納部から所要の全数連結集合体を取り出す全数体取出手段と、
    所要の端数体収納部から所要の端数連結集合体又は所定物単体を取り出す端数体取出手段と、
    取り出した全数連結集合体および/または端数連結集合体から所要数の所定物を切離する切離手段と、
    全数連結集合体又は端数連結集合体から所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体又は所定物単体を、その所定物についての端数体収納部に収納するための端数体収納手段を備えてなる所定物取り揃え装置。
  2. 上記全数体収納部に収納されている全数連結集合体の内容を記憶する全数体記憶手段と、
    上記端数体収納部に収納されている所定物の数を特定して所定物の種類と共に記憶する所定物数記憶手段と、
    特定の所定物の必要数、その所定物についての全数連結集合体における全数、及びその所定物に関して前記所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部に収納されている所定物の数に基づき、全数連結集合体を取り出す所要数と、端数連結集合体又は所定物単体を取り出す必要の有無と、全数連結集合体の1つまたは端数連結集合体から切離する所定物の所要数のうち1又は2又は全てを導出する導出手段を有する請求項1記載の所定物取り揃え装置。
  3. 1つの端数体収納部に端数連結集合体又は所定物単体を1片のみ収納する請求項1又は2記載の所定物取り揃え装置。
  4. 所定数の全数の所定物が連結状態で集合した全数連結集合体を収納するための全数体収納部と、前記所定数未満の前記所定物が連結状態で集合した端数連結集合体又は前記所定物単体を収納するための端数体収納部を、1種又は2種以上の所定物毎にそれぞれ1又は2以上有し、
    前記端数体収納部に収納されている所定物の数を特定して所定物の種類と共に記憶する所定物数記憶工程と、
    特定の所定物の必要数、その所定物についての全数連結集合体における全数、及びその所定物に関して前記所定物数記憶手段に記憶されている端数体収納部に収納されている所定物の数に基づき、全数連結集合体を取り出す所要数と、端数連結集合体又は所定物単体を取り出す必要の有無と、全数連結集合体の1つまたは端数連結集合体から切離する所定物の所要数のうち1又は2又は全てを導出する導出工程と、
    所要の全数体収納部から所要の全数連結集合体を取り出す全数体取出工程と、
    所要の端数体収納部から所要の端数連結集合体又は所定物単体を取り出す端数体取出工程と、
    取り出した全数連結集合体および/または端数連結集合体のそれぞれから所要数の所定物を切離する切離工程と、
    全数連結集合体又は端数連結集合体から所要数の所定物を切離した残りの端数連結集合体又は所定物単体を、その所定物についての端数体収納部に収納するための端数体収納工程を備えてなる所定物取り揃え方法。
  5. 1つの端数体収納部に端数連結集合体又は所定物単体を1片のみ収納する請求項4記載の所定物取り揃え方法。
  6. コンピュータに請求項4又は5記載の所定物取り揃え方法を実行させるための所定物取り揃えプログラム。
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