JP3218074U - マルチメディア信号伝送装置 - Google Patents

マルチメディア信号伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3218074U
JP3218074U JP2018002579U JP2018002579U JP3218074U JP 3218074 U JP3218074 U JP 3218074U JP 2018002579 U JP2018002579 U JP 2018002579U JP 2018002579 U JP2018002579 U JP 2018002579U JP 3218074 U JP3218074 U JP 3218074U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
photoelectric module
signals
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018002579U
Other languages
English (en)
Inventor
高國峯
Original Assignee
宏正自動科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宏正自動科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical 宏正自動科技股▲ふん▼有限公司
Application granted granted Critical
Publication of JP3218074U publication Critical patent/JP3218074U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0075Arrangements for synchronising receiver with transmitter with photonic or optical means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0091Transmitter details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/22Adaptations for optical transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/775Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】入力したマルチメディア信号をFPGAチップ及び高速信号変換チップなどの構成要素を経由せず、クロック信号を光電モジュールに伝送せず、TMDS信号をパケット合成しない状況でマルチメディア信遠距離伝送装置を提供する。
【解決手段】クロック信号検出装置130、送信側のマイクロコントローラ150、第1の光電モジュール120、第2の光電モジュール122、受信側のマイクロコントローラ151、およびクロック・データリカバリ140、を少なくとも備えるマルチメディア信号伝送装置100である。クロック検出信号装置は信号源110から受信したクロック信号102からクロック信号の周波数を特定する情報を含むクロックインデックス105を生成し、クロック・データリカバリは、第2の光電モジュールから入力された複数の最小化差動データ信号101のうちの一つを受信するとともに、受信側のマイクロコントローラから受信したクロックインデックスによりクロック信号を回復する。
【選択図】図3

Description

本考案は概ね信号伝送分野に関し、特定的に言えば、高精細度マルチメディアインターフェイスを用いた長距離信号伝送装置及び方法に関する。
近年来の科学技術の急速な進歩により、全世界レベルでのマルチメディアAV技術が隆盛発展している(例えば、ホームシアター3D、ブルーレイなどのマルチメディア技術が次々と登場している)。AVエンターテイメント製品が高成長を維持している状況において、マルチメディアAV再生、タッチ操作型ディスプレイ及び高品質な通信サービスなどの機能は各種の電子製品で最も注目を浴びているトレンドとなっているのは間違いなく、これらマルチメディア技術の革新は、各種AVマルチメディア製品に新たな時代の幕開けをもたらしている。よって、刷新的なマルチメディアAV伝送技術はマルチメディアAV分野における相当に重要なポイントとなっている。
高精細度マルチメディアインターフェイス(High Definition Multimedia、HDMI(登録商標))はフルディジタル化映像及び音声の伝送インターフェイスであって、圧縮していない音声及び映像信号を伝送することができる。HDMIインターフェイスの適用可能製品としては、セットトップボックス、DVDプレイヤ、パーソナルコンピュータ、ビデオゲーム機、プリメインアンプ、ディジタルオーディオ及びテレビジョン受像機などの装置が含まれる。HDMI関連組織では1200社を越えるメーカに対してHDMI技術の使用を許諾しており、全世界でも合計10億台を越える民生用電子製品にてHDMI技術が使用されて、マルチメディア伝送の主流インターフェイスの一つとなっている。HDMIでは音声及び映像を同時に伝送することができるものであって、音声及び映像信号で一本の電線を採用しており、従来の技術のように映像及び音声信号を複数本の線路に分けて接続するというのものではないため、配線振り分けを大幅に簡素化している。消費者にとっては、HDMI技術は高精細な画質を提供するのみならず、音声及び映像信号のいずれもが一本の電線で伝送されることから、ホームシアターシステムでは軽量化でき、システム配線の設置難度も簡素化することができる。
HDMIを用いてマルチメディアAV信号を伝送するに際して、主な信号の伝送技術は遷移時間最短非差動信号伝送方式(Transition Minimized Differential Signaling、TMDS)を使用している。TMDSは米国Silicon Image社が開発したデータ高速伝送技術であって、DVI及びHDMIの映像伝送インターフェイスに用いることができる。TMDSは4チャネルを有しており、前の三本のチャネルはそれぞれYU(Pb)V(pr)の伝送チャネルとなるか、又はRGBの伝送チャネルとして見なされ、四本目のチャネルはクロック信号とされることで、伝送時に必要な統一されたクロックを保証している。HDMIにて信号を伝送するとき、各種映像及び音声データはHDMI送受信チップによってTMDS技術にてデータパケットとして符号化される。
言い換えれば、HDMIがマルチメディアAV信号を伝送する伝送構成は、まずTMDS信号を送出するものを伝送側とし、TMDS信号を受信するためのものを受信側として、最も主要なる接続を三対のTMDSデータチャネル及び一対のTMDSクロック信号チャネルとしているものを含む。受信側に伝送側を接続したとき、伝送側はホットプラグ検出(Hot Plug Detect、HPD)信号を検出した後、データ表示チャネル(Data Display Channel、DDC)を通じてEDID(Extended Display Identification Data)内のデータ例えば、受信側の能力又は情報、メーカの情報、製造日又は受信側がサポート可能な解像度などを含むデータを読み取り、続いてTMDS信号の伝送を開始する。
一般的には、HDMI技術におけるTMDSの各々のチャネルの最大伝送速度は165MHz(4.95 Gb/s)であって、HDMI伝送技術の進歩に伴って、HDMI帯域幅も徐々に広くなっている。例えば、HDMI1.0〜1.2aのバージョンにおいて、最大TMDS帯域幅は上記したように4.95 Gb/sとなり、1.3バージョンにおいて、最大TMDS帯域幅は10.2Gb/sとなり、1.4バージョンにおいても、その最大TMDS帯域幅は10.2Gb/sとなる。2.0バージョンとなると、最大TMDS帯域幅は18 Gb/sにまで達して、かなり広い映像帯域幅(14.4Gb/s)、音声帯域幅(49.152Gb/s)をサポートすることができ、1.0に対してより多くの異なる機能及びチャネル、例えばイーサネット(登録商標)チャネル、オーディオリターンチャネル、3D OverHDMIをサポートし、4K×2K解像度をサポートし、カラーマッチング深さ空間のサポートを拡張し、MicroHDMIコネクタをサポートすることができる。
標準的なHDMIの性能規準では大多数の消費者のニーズを満たすことができる。電線性能は74.5MHzにまで達し、信頼できる1080iまたは720p信号伝送は最遠で15フィートとなる。一方で、高速HDMI電線ではより厳しい性能規準に達することが可能であることから、ハイエンドのホームシアターシステムのニーズを満たすように用いられ、ケーブル性能は340MHzに達して、信頼できる信号(及びより高い解像度の信号)伝送は最遠で約7.5フィートとなる。HDMI帯域幅ニーズの高まりに対応するためには、HDMIの速度が却ってHDMI電線の長さを制限することになり、仮に標準HDMI電線又は高速HDMIのいずれであっても、伝送可能な距離はなおも制限されて、遠くまで伝送できなくなり、その応用における主な問題となる。HDMI信号を遠距離にまで伝送するためには、電線で伝送することはできないことから、改めて光ファイバを採用して、電気信号を光信号に変換して、続いて受信側にて光信号を電気信号に変換することになる。光信号はより遠くの距離まで伝送することができることから、今現在100m以下の伝送ではかなり多くの手法を選択でき、100m以上にまで延長されるHDMI装置の多くでは光ファイバにより信号伝送を延長している。
本考案の従来技術に基づいて従来の高精細度マルチメディア信号長距離伝送装置を説明する概略図である図1を参照する。この従来のHDMI遠距離信号伝送装置は、HDMI2.0バージョンでのデータ伝送に用いられており、この装置はHDMI伝送側901とHDMI受信側902とを備えており、このうち前記HDMI伝送側901はHDMI入力インターフェイス911と、HDMI受信チップ912と、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field−Programmable Gate Array、FPGA)メインプロセッサチップ913と、高速信号処理チップ914と、光電モジュール915とを備えており、HDMI受信側902は光電モジュール925と、FPGAメインプロセッサチップ923と、HDMI伝送チップ922と、高速信号処理チップ924と、HDMI出力インターフェイス921とを備えている。信号源がHDMI入力インターフェイス911に入力した後にHDMI受信チップ912を通じて信号をFPGAメインプロセッサチップ913に伝送し、FPGAメインプロセッサチップ913がデータを新たにパケット化した後高速信号処理チップ914及び光電モジュール915に伝送し、光ファイバ遠距離伝送を介してHDMI受信側の光電モジュール925に伝送し、高速信号処理チップ924及びFPGAメインプロセッサチップ923を通じて、パケットを原信号源が入力した信号に復元した後にHDMI受信側902に伝送する。
上記した従来のHDMI遠距離信号伝送装置中において、FPGAチップは単価が極めて高価であるため、その装置での主な設計コストはFPGAチップ及び信号合成処理チップに費やされる。例えば、HDMI2.0バージョンを使用する場合、その帯域幅は約18Gb/sとなることから、つまり二組のFPGAを二重で使用しなければならず、そしてもし伝送帯域幅を広げたいのであれば、FPGAと信号合成処理チップ上の高速信号線を増加させなければならなくなってしまい、設計難度及び設計コストが増大する以外に、FPGAチップが信号のパケット合成及びパケット復元を大量に処理することになり、その信号伝送品質の低下を招いてしまう。
上記従来における長距離伝送技術の不足に鑑み、本考案は上記した問題を解決するためのものである。本考案の一つの目的は、従来のHDMI長距離伝送装置ではFPGAチップを使用しなければならないという欠点を改善する長距離高画質マルチメディア信号伝送装置を提供するところにあって、つまり、本考案の装置は、入力したマルチメディア信号をFPGAチップ及び高速信号変換チップなどの構成要素を経由せず、クロック信号を光電モジュールに伝送せず、そしてTMDS信号をパケット合成しない状況でマルチメディア信遠距離伝送を完成する装置である。
本考案はまた、従来のHDMI長距離伝送装置ではFPGAチップを使用しなければならないという欠点を改善する長距離高画質マルチメディア信号を伝送する方法を提供するという他の目的を更に含み、つまり、本考案の方法は、入力したマルチメディア信号をFPGAチップ及び信号変換チップなどの構成要素を経由せず、クロック信号を光電モジュールに伝送せず、そしてTMDS信号をパケット合成しない状況でマルチメディア信号遠距離伝送を完成する方法である。
上記した目的及びその他目的を達成するために、本考案では、信号源に接続されて、信号源が入力した前記クロック信号を検出するとともにクロック信号の周波数を特定する情報を含む、クロックインデックスを生成するためのクロック信号検出装置と、信号源とターゲット装置との間に接続され、クロック信号検出装置から出力されたクロックインデックスを受信又は伝送し、信号源が入力した複数の非差動信号を受信又は伝送するための少なくとも一つのマイクロコントローラと、少なくとも一つのマイクロコントローラ及び信号源に接続されて、信号源から入力された複数の最小化差動データ信号及び少なくとも一つのマイクロコントローラが伝送したクロックインデックスと複数の非差動信号を受信するための第1の光電モジュールと、第1の光電モジュールに接続されて、複数の最小化差動データ信号、クロックインデックス及び複数の非差動信号を第1の光電モジュールから受信する第2の光電モジュールと、少なくとも一つのマイクロコントローラと第2の光電モジュールとの間に接続され、第2の光電モジュールから入力された複数の最小化差動データ信号のうちの一つを受信するとともに、少なくとも一つのマイクロコントローラが受信したクロックインデックスによりクロック信号を回復するためのクロック・データリカバリと、を備えたマルチメディア信号伝送装置を提供する。
上記した目的を達成するために、本考案では、信号源の複数の最小化差動データ信号、クロック信号及び複数の非差動信号をマルチメディア信号伝送装置に伝送するステップと、クロック信号検出装置がクロック信号を受信して、クロック信号を検出してクロックインデックスを生成するとともにクロックインデックスを少なくとも一つのマイクロコントローラに伝送するが、少なくとも一つのマイクロコントローラが複数の非差動信号及びクロックインデックスを受信するとともに、複数の非差動信号とクロックインデックスとで複数のパケットを合成するとともに複数のパケットを第1の光電モジュールに伝送するが、第1の光電モジュールは信号源から入力され受信された複数の最小化差動データ信号及び複数のパケットを光ファイバに伝送するステップと、光ファイバが複数の最小化差動データ信号及び複数のパケットを第2の光電モジュールに伝送するステップと、第2の光電モジュールは受信した複数の最小化差動データ信号のうちの一つをクロック・データリカバリに伝送し、複数のパケットを複数のマイクロコントローラに伝送し、しかも複数の最小化差動データ信号のうちの二つをターゲット装置に伝送するものであり、このうち複数のマイクロコントローラは複数のパケットを複数の非差動信号とクロックインデックスとに復元するとともに複数の非差動信号をターゲット装置に伝送するが、このうちクロック・データリカバリは複数の最小化差動データ信号のうちの一つとクロックインデックスとによりクロック信号を復元するとともに、クロック信号をターゲット装置に伝送するステップと、ターゲット装置がマルチメディア信号伝送装置から伝送された複数の最小化差動データ信号、クロック信号及び複数の非差動信号を受信するステップと、を含むマルチメディア信号伝送方法を提供する。
上記した全ての目的を達成するために、信号源が複数の最小化差動データ信号、クロック信号及び複数の差動データ信号をマルチメディア信号伝送装置に入力し、かつターゲット装置はマルチメディア信号伝送装置の第1の光電モジュール及び第2の光電モジュールを介して、複数の最小化差動データ信号、クロック信号及び複数の非差動信号を受信する。
上記した全ての目的を達成するために、複数の非差動信号はVDD信号、HPD信号、I2C信号及びCEC信号を含み、かつ複数の最小化差動データ信号はD0、D1及びD2信号を含む。
上記した全ての目的を達成するために、少なくとも一つのマイクロコントローラは、高速サンプリング技術により複数の非差動信号とクロックインデックスとで複数のパケットを合成するとともに、複数のパケットを複数の非差動信号とクロックインデックスとに復元する信号高速サンプラを更に備える。
上記した全ての目的を達成するために、高速サンプリング技術により複数の非差動信号とクロックインデックスとを一定の順序のサンプリング方式で複数のパケットを合成又は復元する。
上記した全ての目的を達成するために、第1の光電モジュールと第2の光電モジュールとの間に接続されている4チャネルを有する光ファイバ(QSFP)を更に備えており、しかもこのうちの第1の光電モジュールはD0、D1及びD2信号を4チャネルの光ファイバのうちの三本のチャネルにそれぞれ伝送し、第1の光電モジュールは複数のパケットを4チャネルの光ファイバのうちの一本のチャネルに伝送する。
上記した全ての目的を達成するために、第1の光電モジュールと信号源との間に接続されて、入力した電圧レベルを調整するための第1のレベルシフタを備える。
上記した全ての目的を達成するために、第2の光電モジュールとターゲット装置との間に接続されて、入力した電圧レベルを調整するための第2のレベルシフタを備える。
従来の公知技術に比べて、本考案のマルチメディア信号伝送装置及び方法によれば、伝送中にクロック・データを光電モジュールに伝送せず、しかも最小化差動データ信号を新たにパケット化することなく、クロック・データリカバリによりクロック・データを新たに回復して、マルチメディア信号長距離の伝送を完成する。よって、従来技術に比べて、従来の高精細度マルチメディア信号を長距離伝送する構造を大幅に簡素化し、マルチメディア信号を長距離伝送する設計又は構成要素のコストを効果的に削減し、伝送時により優れた伝送品質が得られるという効果を達成する。
上記したものは本考案の目的、技術手段及びその達成可能な効果を説明するためのものであって、当業者であれば以下の実施例の範例、付随する図面の説明及び実用新案登録請求の範囲により本考案をより一層明確に理解できる。
本考案の従来技術に基づいて従来の高精細度マルチメディア信号長距離伝送装置を説明する概略図である。 本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置により信号を伝送することを説明する概略図である。 本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置を説明する構造概略図である。 本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置の信号伝送を説明する概略図である。 本考案の一実施例に基づいて高速サンプリングを説明する機能概略図である。 本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送方法を説明するフローチャートである。
以下にて特定の具体的な実施例により本考案の実施形態を説明するが、明細書中に開示されている内容から、当業者であればマルチメディア信号伝送装置及びその伝送方法を把握するとともに、本考案の効果及び長所を容易に理解できる。しかし当業者は、本創作はこれら細部を備えない条件下でも実行可能であることを知っておくべきである。また、各種実施例の間で不要な関連する記述との混乱を避けるために、文中では周知されている一部構造又は機能は詳細に記載しておらず、そして以下にて使用する専門用語は最も広義の意味で合理的な方式で解釈して、本考案のある特定の実施例の詳細な記載と合わせて使用される。
本考案で好ましい実施例及び観点で記述することで本考案の構造を説明するものは、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するためのものではなく単なる説明用であることから、明細書中の好ましい実施例以外に、本考案はその他実施例中に広く実施することができる。
図2は本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置により信号を伝送することを説明する概略図である。信号源110はマルチメディア信号伝送装置100から信号をターゲット装置180に伝送することができる。このうち信号は、例えば、HDMIの映像及び音声信号、DVIの映像信号又はその他信号などとすることができる。一実施例において、信号源110及び/又はターゲット装置180は中継装置とすることができる。
ターゲット装置180は実体のある通信ポートを含み、更に設置することでマルチメディア信号伝送装置100に接続することができる。信号源110もまた実体のある通信ポートを含み、更に設置することでマルチメディア信号伝送装置100に接続することができ、信号は実体のある通信ポートを介してマルチメディア信号伝送装置100を介して、信号源110からターゲット装置180に伝送される。
マルチメディア信号伝送装置100は従来のすべてのHDMIバージョンの伝送技術と互換性があって、HDMI1.0〜1.2aのバージョンにおいて、最大TMDS帯域幅は4.95Gb/sとなり、1.3バージョンにおいて、最大TMDS帯域幅は10.2Gb/sとなり、1.4バージョンにて、その最大TMDS帯域幅は10.2Gb/sとなり、2.0バージョンにて、最大TMDS帯域幅は18Gbにまで達する。
一実施例において、信号源110、ターゲット装置180、又は信号源110内の構成要素は、不揮発性読取り可能なコンピュータメディア中(例:ハードドライブ装置、フラッシュドライブ(flash drive)、光学ドライブ(optical drive))にデータ型式で記憶することができる。これら記述は、ビヘイビア・レベル(behavioral level)、レジスタ・トランスファ・レベル(register transfer level)、ロジック・コンポーネント・レベル(logic component level)、トランスファ・レベル(transfer level)及びレイアウト・ジオメトリ・レベル(layout geometry level)とすることができる。
図3は本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置を説明する構造概略図である。一実施例において、本考案は、信号源110に接続されて、信号源110から入力されたクロック信号102を検出するとともにクロックインデックス105を生成するためのクロック信号検出装置130と、信号源110とターゲット装置180との間に接続され、クロック信号検出装置130から出力されたクロックインデックス105を受信又は伝送し、信号源110から入力された複数の非差動信号103を受信又は伝送するためのマイクロコントローラ150と、少なくとも一つのマイクロコントローラ150及び信号源110に接続されて、信号源110から入力された複数の最小化差動データ信号101及び少なくとも一つのマイクロコントローラ150が伝送したクロックインデックス105と複数の非差動信号103を受信するための第1の光電モジュール120と、第1の光電モジュール120に接続されて、複数の最小化差動データ信号101、クロックインデックス105及び複数の非差動信号103を第1の光電モジュール120から受信する第2の光電モジュール122と、少なくとも一つのマイクロコントローラ151と第2の光電モジュール122との間に接続され、第2の光電モジュール122から入力された複数の最小化差動データ信号101のうちの一つを受信するとともに、少なくとも一つのマイクロコントローラ151が受信したクロックインデックス105によりクロック信号102を回復するためのクロック・データリカバリ140と、を備えている。
図3の説明を参照する。一実施例において、信号源110は複数の最小化差動データ信号101、クロック信号102及び複数の非差動信号103をマルチメディア信号伝送装置100に入力し、マルチメディア信号伝送装置100のクロック信号検出装置130は信号源110が入力したクロック信号102を受信する。クロック信号検出装置130と信号源110とを接続して、信号源110が出力したクロック信号102を検出するとともにクロックインデックス105を生成し、生成したクロックインデックス105をマイクロコントローラ150に伝送する。クロックインデックス105には、クロック信号102の周波数を特定する情報(周波数設定値と呼ばれる)が含まれる。例えば、クロックインデックスは、次のステップにより生成することができる。すなわち、クロック信号102を16や32等の特定の値で分周するステップと、分周されたクロック信号を参照クロック60MHz〜100MHzの計数回路によって計数してカウント値を取得するステップと、インデックス値0〜nのルックアップテーブルを提供するステップと、ここで、各インデックスは異なるカウント値とクロック信号102の異なる周波数との関係を指しており、例えば、インデックス値0は、カウント値10〜12と147MHzのクロック信号との関係を指し、インデックス値1は、カウント値20〜24と74MHzのクロック信号との関係を指す等であり、そして、最後に、取得されたカウント値とルックアップテーブルに基づいてインデックス値を取得するステップと、により生成することができる。このインデックス値がクロックインデッックス105と呼ばれる。マイクロコントローラ150は信号源110、クロック信号検出装置130及び第1の光電モジュール120にそれぞれ接続されており、この実施例において、マイクロコントローラ150は信号源110から入力された複数の非差動信号103とクロック信号検出装置130から入力されたクロックインデックス105を受信するためのものである。ここで言及するマイクロコントローラ150(Micro Controller Unit、MCU)はワンチップマイコンとも呼ばれ、完全なCPU、メモリ、タイマ/カウンタ(timer/counter)、各種I/Oインターフェイス又は例えばA/Dコンバータ、タイマ、シリアルポートといった装置、及び例えばIC2、SPI、CANといったその他シリアル通信インターフェイスなどを含むことができるが、これに限定されるものではなく、そしてこれらは内部の装置に組み込んで特殊なコマンドにより操作するようにしてもよい。この実施例において、マイクロコントローラ150は信号高速サンプラ152を更に備えてもよく、信号高速サンプラ152は高速サンプリング技術により複数の非差動信号103とクロックインデックス105とで複数のパケット104を合成するとともに第1の光電モジュール120に伝送することができる。
図3の説明を参照する。第1の光電モジュール120は、マイクロコントローラ150と光ファイバ170との間に接続されて、信号源110と光ファイバ170との間に接続されており、信号源110から入力された複数の最小化差動データ信号101及びマイクロコントローラ150から入力された複数のパケット104を受信するように配置されている。第1の光電モジュール120は発光素子、感光素子、導光素子、例えばFC型、SC型ST型、LC型、MT−RJ型といった光ファイバコネクタ、及び例えばGBIC(Giga Bitrate Interface Converter)、SFP(Small Form Pluggable)、QSFP(Quad Small Form−factor Pluggable)などといった伝送モジュールを含むことができ、このうち前記光ファイバはシングルモード光ファイバ又はマルチモード光ファイバを含むことができるが、注意すべきは、上記した光電モジュールと光ファイバとの組合せは例示に過ぎず、これに限定されるものではなく、光ファイバと信号チャネルとの組合せ要求に応じて使用するということである。第1の光電モジュール120は複数の最小化差動データ信号101と複数のパケット104(電気信号)とを光信号に変換するとともに光ファイバを介して第2の光電モジュールに伝送するように配置されている。
図3の説明を参照する。第2の光電モジュール122は光ファイバ170の他端に接続されており、第1の光電モジュール120が入力した複数の最小化差動データ信号101及びパケット104(光信号)を光ファイバ170を介して受信すると同時に、光信号を電気信号の複数の最小化差動データ信号101と複数のパケット104(電気信号)とに変換し復元するように配置されている。第2の光電モジュール122は発光素子、感光素子、導光素子、例えばFC型、SC型ST型、LC型、MT−RJ型といった光ファイバコネクタ、及び例えばGBIC(Giga Bitrate Interface Converter)、SFP(Small Form Pluggable)、QSFP(Quad Small Form−factor Pluggable)などといった伝送モジュールを含むことができるが、これに限定されるものではない。第2の光電モジュール122は続いて複数のパケット104をマイクロコントローラ151に伝送し、複数の最小化差動データ信号101のうちの一つをクロック・データリカバリ140に伝送し、その他複数の最小化差動データ信号をターゲット装置180に伝送する。
図3の説明を参照する。マイクロコントローラ151はマイクロコントローラ150と同一とすることができ、完全なCPU、メモリ、タイマ/カウンタ(timer/counter)、各種I/Oインターフェイス又は例えばA/Dコンバータ、タイマ、シリアルポートといった装置、及び例えばIC2、SPI、CANといったその他シリアル通信インターフェイスなどを含むことができるが、これに限定されるものではなく、そしてこれらは内部の装置に組み込んで特殊なコマンドにより操作するようにしてもよい。マイクロコントローラ151は、高速サンプリング技術を用いて、受信した複数のパケット104をクロック信号102と複数の非差動信号103とに復元する信号高速サンプラ153を更に備えており、マイクロコントローラ151は引き続き複数の非差動信号103をターゲット装置180に伝送し、クロックインデックス105をクロック・データリカバリ140に伝送する。
クロック・データリカバリ(Clock and Data recovery)140は、第2の光電モジュール122及びマイクロコントローラ151に接続される回路とすることができる。クロック・データリカバリ140はクロックインデックス105及び複数の最小化差動データ信号101のうちの一つを受信した後、その中からクロック信号102の周波数を特定する周波数設定値を抽出し、特定の周波数を持つクロック信号102をルックアップテーブルに従って復元し、最小化差動データ信号に同期させる。クロック・データリカバリ140は、複数の最小化差動データ信号101のうちの一つを用いて復元されたクロック信号を複数の最小化差動データ信号と同期させる。同期的に復元することで、複数の最小化差動データ信号101の伝送過程におけるノイズの干渉を削減するとともに、受信及び伝送の両側にて、クロック信号102を同期させる効果を達成する。クロック・データリカバリ140の機能は、マルチメディア信号伝送装置100が光ファイバ170を介することなくクロック信号102を伝送し、及びクロック信号102と複数の最小化差動データ信号101とでパケットを合成する必要なく、信号は伝送時にかなりの品質を維持しつつ同時に従来のようなクロック信号をパケット化するためのFPGA設計コストをなくすことができるところにある。クロック・データリカバリ140はクロック信号102を同期して復元した後、クロック信号102及び複数の最小化差動データ信号101のうちの一つをターゲット装置180に伝送する。
図3の説明を参照する。ターゲット装置180はマルチメディア信号伝送装置100の第1の光電モジュール120及び第2の光電モジュール122を介して、複数の最小化差動データ信号101、クロック信号102及び複数の非差動信号103を受信する。
図3の説明を参照する。マルチメディア信号伝送装置100は、第1の光電モジュール120と信号源110との間に接続されて、入力した電圧レベルを適切な位置にまで調整するための第1のレベルシフタ160を選択的に備えることができる。マルチメディア信号伝送装置100は更に、第2の光電モジュール122とターゲット装置180との間に接続されて、入力した電圧レベルを適切な位置にまで調整するための第2のレベルシフタ162を選択的に備えることができる。
図4は本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送装置の信号伝送を説明する概略図である。一実施例において、信号源110は複数の非差動信号103、クロック信号102及び複数の最小化差動データ信号101(図3に示す)をマルチメディア信号伝送装置100に伝送する。このうち、複数の信号源110はD0、D1及びD2信号を含み、従来の2本のピン(D+及びD−)間の電圧差で信号を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)である。複数の非差動信号103はCEC信号、HPD信号、I2C信号及びVDD信号を含むが、これに限定されるものではなく、注意すべきは、複数の非差動信号103はその他非最小化差動データ信号101を更に含むことができ、使用するHDMIタイプに応じて決定すべきであり、I2C及びCEC信号は信号源110及びマルチメディア信号伝送装置100中で交換することができ、VDD信号及びHPD信号は信号源110のためにマルチメディア信号伝送装置100に一方向で伝送することができるということである。
図4の説明を参照する。光ファイバ170は第1の光電モジュール120と第2の光電モジュール122との間に接続されている4チャネルを有する光ファイバ(QSFP)を有しており、しかもこのうちの第1の光電モジュール120は複数の最小化差動データ信号101のD0、D1及びD2信号を4チャネルの光ファイバ170のうちの三本のチャネルにそれぞれ伝送し、第1の光電モジュール120は複数のパケット104を4チャネルの光ファイバ170のうちの一本のチャネルに伝送する。最後に、マルチメディア信号伝送装置100は、信号源110が入力した、最小化差動データ信号101(D0、D1、D2)、クロック信号102(CLK)及び非差動信号(I2C、HPD、VDD、CEC)などを含む信号をターゲット装置180に伝送する。
図5は本考案の一実施例に基づいて高速サンプリングを説明する機能概略図である。一実施例におけるマイクロコントローラ150は高速サンプリング技術により複数の非差動信号103とクロックインデックス105とを一定の順序のサンプリング方式で複数のパケット104として合成する。例えば、マイクロコントローラ150に付属する信号高速サンプラ152はI2CのSCLK信号、I2CのSDK信号、HPD信号、VDD信号及びCEC信号を一定の配列方式で複数のパケット104として合成するが、これに限定されるものではなく、このうち異なる信号の配列順序でも互換性があるが、ただし生成する複数のパケット104は同一の順序の信号で配列すべきであって、クロックインデックス105は他の種類のパケット方式となる。また、マイクロコントローラ151に付属する信号高速サンプラ153は受信した複数のパケット104をI2CのSCLK信号、I2CのSDK信号、HPD信号、VDD信号及びCEC信号に復元するものであって、このうちSDA信号及びHPD信号は双方向伝送が可能であることから、マイクロコントローラ151はSDA信号及びHPD信号をパケットとして再合成するとともに光ファイバ170及び光電モジュール120、122を介してマイクロコントローラ151に返送することができるものであって、言い換えれば、SDA信号及びHPD信号は信号源110とターゲット装置180との間で相互伝送可能となっている。
図6は本考案の一実施例に基づいてマルチメディア信号伝送方法を説明するフローチャートであって、その手順は図2ないし図5を対照として参照することができる。一実施例において、マルチメディア信号伝送方法は以下のステップを含む。一実施例において、ステップ601にて、信号源110の複数の最小化差動データ信号101、クロック信号102及び複数の非差動信号103をマルチメディア信号伝送装置100に伝送する。このうち、複数の最小化差動データ信号101はD0、D1及びD2信号を含み、従来の2本のピン(D+及びD−)間の電圧差で信号を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)である。複数の非差動信号103はCDD信号、HPD信号、I2C信号及びVDD信号を含むが、これに限定されるものではなく、複数の非差動信号103はその他非最小化差動データ信号101を更に含むことができ、使用するHDMIタイプに応じて決定すべきであり、I2C及びCEC信号は信号源110及びマルチメディア信号伝送装置100中で交換することができ、VDD信号及びHPD信号は信号源110のためにマルチメディア信号伝送装置100に一方向で伝送することができる。
図6の説明を参照しつつ、図2ないし図5を参照する。ステップ602にて、クロック信号検出装置130がクロック信号102を受信して、クロック信号102を検出してクロックインデックス105を生成するとともにクロックインデックス105をマイクロコントローラ150に伝送する。マイクロコントローラ150が複数の非差動信号103及びクロックインデックス105を受信するとともに、複数の非差動信号103とクロックインデックス105とで複数のパケット104を合成するとともに複数のパケット104を第1の光電モジュール120に伝送する。注意すべきは、ここで言及するマイクロコントローラ150(Micro Controller Unit、MCU)はワンチップマイコンとも呼ばれ、完全なCPU、メモリ、タイマ/カウンタ(timer/counter)、各種I/Oインターフェイス又は例えばA/Dコンバータ、タイマ、シリアルポートといった装置、及び例えばIC2、SPI、CANといったその他シリアル通信インターフェイスなどを含むことができるが、これに限定されるものではなく、そしてこれらは内部の装置に組み込んで特殊なコマンドにより操作するようにしてもよいということである。この実施例において、マイクロコントローラ150は信号高速サンプラ152を更に備えてもよく、信号高速サンプラ152は高速サンプリング技術により複数の非差動信号103とクロックインデックス105とで複数のパケット104を合成するとともに第1の光電モジュール120に伝送することができる。例えば、マイクロコントローラ150に付属する信号高速サンプラ152はI2CのSCLK信号、I2CのSDK信号、HPD信号、VDD信号及びCEC信号を一定の配列方式で複数のパケット104として合成するが、これに限定されるものではなく、このうち異なる信号の配列順序でも互換性があるが、ただし生成する複数のパケット104は同一の順序の信号で配列すべきであって、クロックインデックス105は他の種類のパケット方式となる。
図6の説明を参照しつつ、図2ないし図5を参照する。ステップ602にて、第1の光電モジュール120が信号源110から入力され受信した複数の最小化差動データ信号101及び複数のパケット104を光ファイバ170に伝送する。第1の光電モジュール120は発光素子、感光素子、導光素子、例えばFC型、SC型ST型、LC型、MT−RJ型といった光ファイバコネクタ、及び例えばGBIC(Giga Bitrate Interface Converter)、SFP(Small Form Pluggable)、QSFP(Quad Small Form−factor Pluggable)などといった伝送モジュールを含むことができ、このうち前記光ファイバはシングルモード光ファイバ又はマルチモード光ファイバを含むことができるが、上記した光電モジュールと光ファイバとの組合せは例示に過ぎず、これに限定されるものではなく、光ファイバと信号チャネルとの組合せ要求に応じて使用するということである。第1の光電モジュール120は複数の最小化差動データ信号101と複数のパケット104(電気信号)とを光信号に変換するとともに光ファイバを介して第2の光電モジュールに伝送するように配置されている。ステップ602にて、第1の光電モジュール120と信号源110との間に接続されて、入力した電圧レベルを適切な位置にまで調整するための第1のレベルシフタ160を選択的に含んでもよい。
図6の説明を参照しつつ、図2ないし図5を参照する。ステップ603にて、本実施例において、光ファイバ170は第1の光電モジュール120と第2の光電モジュール122との間に接続されている4チャネルを有する光ファイバ(QSFP)を有しており、しかもこのうちの第1の光電モジュール120は複数の最小化差動データ信号101のD0、D1及びD2信号を4チャネルの光ファイバ170のうちの三本のチャネルにそれぞれ伝送し、第1の光電モジュール120は複数のパケット104を4チャネルの光ファイバ170のうちの一本のチャネルに伝送する。光ファイバ170は複数の最小化差動データ信号101及び複数のパケット104を第2の光電モジュール122に伝送する。
図6の説明を参照する。604にて、第2の光電モジュール122は光ファイバ170の他端に接続されており、第1の光電モジュール120が入力した複数の最小化差動データ信号101及びパケット104(光信号)を光ファイバ170を介して受信すると同時に、光信号を電気信号の複数の最小化差動データ信号101と複数のパケット104(電気信号)とに変換し復元するように配置されている。第2の光電モジュール122は発光素子、感光素子、導光素子、例えばFC型、SC型ST型、LC型、MT−RJ型といった光ファイバコネクタ、及び例えばGBIC(Giga Bitrate Interface Converter)、SFP(Small Form Pluggable)、QSFP(Quad Small Form−factor Pluggable)などといった伝送モジュールを含むことができるが、これに限定されるものではない。第2の光電モジュール122は受信した複数の最小化差動データ信号101のうちの一つをクロック・データリカバリ140に伝送し、複数のパケット104をマイクロコントローラ151に伝送し、しかも複数の最小化差動データ信号101のうちの二つをターゲット装置180に伝送するものであり、このうちマイクロコントローラ151は複数のパケット104を複数の非差動信号103とクロックインデックス105とに復元するとともに複数の非差動信号103をターゲット装置180に伝送する。例えば、マイクロコントローラ151に付属する信号高速サンプラ153は受信した複数のパケット104をI2CのSCLK信号、I2CのSDK信号、HPD信号、VDD信号及びCEC信号に復元するものであって、このうちSDA信号及びHPD信号は双方向伝送が可能であることから、マイクロコントローラ151はSDA信号及びHPD信号をパケットとして合成するとともに光ファイバ170及び光電モジュール120、122を介してマイクロコントローラ150に返送することができるため、SDA信号及びHPD信号は信号源110とターゲット装置180との間で相互伝送可能となっている。
図6の説明を参照しつつ、図2ないし図5を参照する。ステップ604にて、クロック・データリカバリ140を使用することを含む。クロック・データリカバリ140は、第2の光電モジュール及びマイクロコントローラ151に接続される回路とすることができる。クロック・データリカバリ140はクロックインデックス105及び複数の最小化差動データ信号101のうちの一つを受信した後、その中からクロック信号102の周波数を特定する周波数設定値を抽出し、特定の周波数を持つクロック信号102を復元し、最小化差動データ信号と同期させることで、複数の最小化差動データ信号101の伝送過程におけるノイズの干渉を削減するとともに、受信及び伝送の両側にて、クロック信号102を同期させる効果を達成する。クロック・データリカバリ140の機能は、マルチメディア信号伝送装置100が光ファイバ170を介することなくクロック信号102を伝送し、及びクロック信号102と複数の最小化差動データ信号101とでパケットを合成する必要なく、信号は伝送時にかなりの品質を維持しつつ同時に従来のようなクロック信号をパケット化するためのFPGA設計コストをなくすことができるところにある。クロック・データリカバリ140は複数の最小化差動データ信号101のうちの一つとクロックインデックス105とによりクロック信号102を復元した後、クロック信号102及び複数の最小化差動データ信号101のうちの一つをターゲット装置180に伝送する。ステップ604にて更に、第2の光電モジュール122とターゲット装置180との間に接続されて、入力した電圧レベルを適切な位置にまで調整するための第2のレベルシフタ162を選択的に使用することを含んでもよい。
図6の説明を参照しつつ、図2ないし図5を参照する。ステップ605にて、ターゲット装置180がマルチメディア信号伝送装置100から伝送された複数の最小化差動データ信号101、クロック信号102及び複数の非差動信号103を受信する。
確かにここでは特定の実施例及び開示する応用を明示し説明したが、実施例は精確な解釈に限定することを意図するものではなく、理解されるべきは、本考案に開示する技術思想及び範囲に違わないという下で、本考案がここで開示する構成要素及びその各種修正、変更、当業者にとって容易にアレンジする拡張、操作、方法の仔細、及びここで開示する装置及び方法は限定されることはなく、かつ別紙の実用新案登録請求の範囲内に含まれるはずである。
901 HDMI伝送側
902 HDMI受信側
911 HDMI入力インターフェイス
912 HDMI受信チップ
913 FPGAメインプロセッサチップ
914 高速信号処理チップ
915 光電モジュール
921 HDMI出力インターフェイス
922 HDMI伝送チップ
923 FPGAメインプロセッサチップ
924 高速信号処理チップ
925 光電モジュール
100 マルチメディア信号伝送装置
110 信号源
101 D0最小化差動データ信号
101 D1最小化差動データ信号
101 D2最小化差動データ信号
102 CLKクロック信号
103 非差動信号
104 パケット
105 クロックインデックス
120 第1の光電モジュール
122 第2の光電モジュール
130 クロック信号検出装置
140 クロック・データリカバリ
150 マイクロコントローラ
151 マイクロコントローラ
152 信号高速サンプラ
153 信号高速サンプラ
160 第1のレベルシフタ
162 第2のレベルシフタ
170 光ファイバ
180 ターゲット装置
601〜605 ステップ

Claims (5)

  1. 信号源とターゲット装置との間で複数の最小化差動データ信号、クロック信号及び複数の非差動信号の伝送を行う、マルチメディア信号伝送装置であって、
    クロック信号検出装置、送信側のマイクロコントローラ、第1の光電モジュール、第2の光電モジュール、受信側のマイクロコントローラ、およびクロック・データリカバリ、を少なくとも備え、
    前記クロック検出信号装置は、前記信号源から受信したクロック信号から、前記クロック信号の周波数を特定する情報を含む、クロックインデックスを生成する機能を少なくとも有し、
    前記送信側のマイクロコントローラは、前記クロック信号検出装置から受信したクロックインデックスと、前記信号源から受信した複数の非差動信号を、前記第1の光電モジュールに伝送する機能を有し、
    前記第1の光電モジュールは、前記信号源から受信した複数の最小化差動データ信号、及び前記送信側のマイクロコントローラから受信したクロックインデックスと前記複数の非差動信号とを光信号に変換して前記第2の光電モジュールに伝送する機能を有し、
    前記第2の光電モジュールは、前記第1の光電モジュールから受信した光信号を、前記複数の最小化差動データ信号、前記クロックインデックス及び前記複数の非差動信号に復元する機能を有し、
    前記受信側のマイクロコントローラは、前記第2の光電モジュールから受信した前記クロックインデックスを前記クロック・データリカバリに伝送するとともに、前記複数の非差動信号を前記ターゲット装置に伝送する機能を有し、
    前記クロック・データリカバリは、前記第2の光電モジュールから入力された前記複数の最小化差動データ信号のうちの一つを受信するとともに、前記受信側のマイクロコントローラから受信した前記クロックインデックスにより前記クロック信号を回復する機能を有する、
    ことを特徴とするマルチメディア信号伝送装置。
  2. 前記複数の非差動信号はVDD信号、HPD信号、I2C信号及びCEC信号を含み、かつ前記複数の最小化差動データ信号はD0、D1及びD2信号を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア信号伝送装置。
  3. 前記送信側のマイクロコントローラは、高速サンプリング技術により前記複数の非差動信号と前記クロックインデックスとで複数のパケットを合成し、
    前記受信側のマイクロコントローラは、前記複数のパケットを前記複数の非差動信号と前記クロックインデックスとに復元する信号高速サンプラを更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア信号伝送装置。
  4. 前記第1の光電モジュールと前記第2の光電モジュールとの間に接続されている4チャネルを有する光ファイバ(QSFP)を更に備えており、しかもこのうちの前記第1の光電モジュールはD0、D1及びD2信号を前記4チャネルの光ファイバのうちの三本のチャネルにそれぞれ伝送し、前記第1の光電モジュールは前記複数のパケットを前記4チャネルの光ファイバのうちの一本のチャネルに伝送する、ことを特徴とする請求項3に記載のマルチメディア信号伝送装置。
  5. 前記第1の光電モジュールと前記信号源との間に接続されて、入力した電圧レベルを調整するための第1のレベルシフタと、前記第2の光電モジュールと前記ターゲット装置との間に接続されて、入力した電圧レベルを調整するための第2のレベルシフタとを更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア信号伝送装置。
JP2018002579U 2015-09-10 2018-07-06 マルチメディア信号伝送装置 Active JP3218074U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW104129964A TWI561073B (en) 2015-09-10 2015-09-10 Multimedia signal transmission device and transmission method thereof
TW104129964 2015-09-10

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016001023A Continuation JP2017055377A (ja) 2015-09-10 2016-01-06 マルチメディア信号伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3218074U true JP3218074U (ja) 2018-09-20

Family

ID=57226739

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016001023A Pending JP2017055377A (ja) 2015-09-10 2016-01-06 マルチメディア信号伝送装置
JP2018002579U Active JP3218074U (ja) 2015-09-10 2018-07-06 マルチメディア信号伝送装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016001023A Pending JP2017055377A (ja) 2015-09-10 2016-01-06 マルチメディア信号伝送装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9954674B2 (ja)
EP (1) EP3142360B1 (ja)
JP (2) JP2017055377A (ja)
CN (1) CN106534813B (ja)
TW (1) TWI561073B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104320184A (zh) * 2014-10-16 2015-01-28 武汉电信器件有限公司 一种用于光纤通道的高速光模块
CN107885694B (zh) * 2017-10-18 2018-10-23 广东高云半导体科技股份有限公司 一种支持系统级集成电路芯片
CN109640062A (zh) * 2018-12-19 2019-04-16 深圳市东明炬创电子有限公司 一种超高清视频无压缩远距离传输装置
JP7003079B2 (ja) * 2019-03-14 2022-01-20 株式会社東芝 電子機器
TWI709076B (zh) 2019-05-31 2020-11-01 技嘉科技股份有限公司 可輸出影像資料的主機板及操作系統
CN110620943B (zh) * 2019-09-17 2021-06-04 晶晨半导体(上海)股份有限公司 基于多媒体接口的控制方法及装置
TWI783293B (zh) * 2020-11-09 2022-11-11 瑞昱半導體股份有限公司 訊號傳輸裝置識別方法與訊號處理系統
CN115333628A (zh) * 2022-08-18 2022-11-11 深圳睐芯科技有限公司 一种单光纤传输装置、系统及方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7406101B1 (en) * 2004-12-10 2008-07-29 National Semiconductor Corporation System and method for providing on-chip delay measurements in serializer / deserializer systems
US20060280055A1 (en) * 2005-06-08 2006-12-14 Miller Rodney D Laser power control and device status monitoring for video/graphic applications
US7729618B2 (en) 2005-08-30 2010-06-01 Finisar Corporation Optical networks for consumer electronics
US7860398B2 (en) * 2005-09-15 2010-12-28 Finisar Corporation Laser drivers for closed path optical cables
KR101213980B1 (ko) * 2006-02-01 2012-12-20 삼성전자주식회사 신호처리 방법과 신호처리 장치
JP2007300490A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Sony Corp デジタル映像送信装置、デジタル映像受信装置、デジタル映像伝送システム及びデジタル映像伝送方法
EP2063643B1 (en) 2006-11-07 2015-07-29 Sony Corporation Video receiver device adapted to send control commands over a differential pair in an HDMI cable
US8159927B2 (en) * 2007-02-16 2012-04-17 Gennum Corporation Transmit, receive, and cross-talk cancellation filters for back channelling
KR101174768B1 (ko) * 2007-12-31 2012-08-17 엘지디스플레이 주식회사 평판 표시 장치의 데이터 인터페이스 장치 및 방법
JP2010166546A (ja) * 2008-12-15 2010-07-29 Fuji Xerox Co Ltd 信号伝送装置、送信器および受信器
US8108567B2 (en) 2009-06-19 2012-01-31 Analog Devices, Inc. Method and apparatus for connecting HDMI devices using a serial format
TWI390914B (zh) * 2009-07-13 2013-03-21 Himax Tech Ltd 資料接收機和調整資料接收機的方法
WO2011056233A2 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 Quantum Electro Opto Systems Sdn. Bhd. High speed communication
JP2011151488A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Mitsumi Electric Co Ltd 映像信号伝送システム
TWI457000B (zh) * 2010-10-05 2014-10-11 Aten Int Co Ltd 訊號延伸器系統及其訊號延伸器以及其傳送與接收模組
TWI532374B (zh) * 2011-03-15 2016-05-01 宏正自動科技股份有限公司 訊號傳輸裝置及其傳送器與接收器
CN102739315B (zh) * 2011-04-02 2015-04-15 矽玛科技股份有限公司 传输不同方向性信号的混合式传输系统
TWI499302B (zh) * 2011-06-27 2015-09-01 Aten Int Co Ltd 訊號傳輸裝置及其傳送器與接收器
JP5444310B2 (ja) 2011-11-17 2014-03-19 株式会社東芝 双方向通信インタフェース装置、送信装置及び受信装置
CN202488591U (zh) 2011-11-29 2012-10-10 上海全维光纤网络系统有限公司 一种高清晰度多媒体接口远距传送装置
CN202334778U (zh) * 2011-12-12 2012-07-11 海能电子(深圳)有限公司 高清晰度多媒体接口光纤传输装置
TWI572925B (zh) 2013-05-20 2017-03-01 鴻海精密工業股份有限公司 Hdmi數據傳輸裝置
CN203301625U (zh) * 2013-05-31 2013-11-20 深圳市载德光电技术开发有限公司 一种hdmi数字视频光纤收发器
CA2903429A1 (en) * 2014-09-09 2016-03-09 Embrionix Design Inc. Standardized hot-pluggable transceiving unit with signal encoding or decoding capabilities

Also Published As

Publication number Publication date
CN106534813B (zh) 2019-12-20
EP3142360A1 (en) 2017-03-15
US20170078082A1 (en) 2017-03-16
TW201711479A (zh) 2017-03-16
US9954674B2 (en) 2018-04-24
CN106534813A (zh) 2017-03-22
TWI561073B (en) 2016-12-01
JP2017055377A (ja) 2017-03-16
EP3142360B1 (en) 2019-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3218074U (ja) マルチメディア信号伝送装置
US8395605B2 (en) Monitor chaining and docking mechanism
CN104903879B (zh) 对显示器接口的串行总线支持的灵活实施
TWI325698B (ja)
KR102344545B1 (ko) 영상처리장치 및 그 제어방법
KR102611941B1 (ko) 가상화 디스플레이 출력 포트들의 구성
WO2017032081A1 (zh) 一种音视频播放设备、数据显示方法与存储介质
US8098690B2 (en) System and method for transferring high-definition multimedia signals over four twisted-pairs
TWI465919B (zh) 採用雷霆介面之電子裝置、其連接方法及底座設備
KR20110058740A (ko) 통신 시스템, 하이브리드 링크, 통신 노드, 통신 방법과, 송신 및 수신 방법
US20140016034A1 (en) High definition video extender and method
KR102142273B1 (ko) 디스플레이포트 및 디스플레이포트의 데이터 전송 방법
US20170185555A1 (en) Method for increasing the compatibility of displayport
CN101686359B (zh) 一种hdmi分配器的分配方法
WO2024046269A1 (zh) 显示模组、显示系统、显示驱动器、显示方法和电子设备
CN203457237U (zh) 基于hdmi的信号分配器
TWI403089B (zh) 轉接器
TW201405316A (zh) 顯示埠資料傳輸系統及其來源裝置、接收裝置
Kobayashi DisplayPortTM Ver. 1.2 Overview
TWI440320B (zh) The use of optical fiber and electrical transmission lines to transmit different directional signals of hybrid transmission system
WO2020041938A1 (zh) 显示控制系统
CN102739315B (zh) 传输不同方向性信号的混合式传输系统
CN202395895U (zh) 一种带有数字智能接口的智能终端
CN101944347B (zh) 转接器
WO2015118908A1 (ja) 送信装置、受信装置、通信処理方法およびケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3218074

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250