JP3217768U - ロール式スクリーン装置 - Google Patents

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義隆 栗田
義隆 栗田
克己 尾田
克己 尾田
川村 佳央
佳央 川村
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株式会社ケイアイシー
株式会社近畿エデュケーションセンター
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Abstract

【課題】スクリーンの引き出し時にスクリーンの一部に不要な応力が印加されることのないロール式スクリーン装置を提供する。
【解決手段】ロール式スクリーン装置は、スクリーンと、内部に巻き取りバネが設けられ、スクリーンが巻き付けられているローラと、ローラを回転可能に支持する筐体と、ローラの一方の端部に巻き付けられ、ローラを回転させてスクリーンを引き出すための引き出しコードとを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば映写用のスクリーンの巻き取りをバネ駆動によって行うロール式スクリーン装置に関する。
ロール式スクリーン装置は、例えば、特許文献1及び2に示すように、スクリーンと、内部に巻き上げバネ及びそのロック機構が設けられ、スクリーンが巻き付けられているローラと、ローラを回転可能に支持するホルダと、スクリーンの下端の中央部に取り付けられ、スクリーンを引き出すための取手又はプルコードとを備えている。スクリーンの引き出し動作は取手又はプルコードを下方に引き下げ、ローラを巻上げバネに抗して回転させることにより行い、スクリーンの巻き上げ動作は取手又はプルコードを下方に若干引き下げてロック機構の作動を解除し、その後は巻き取りバネによってローラを逆回転させることにより行うように構成されている。
実開昭50−116440号公報 実用新案登録第3184815号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載されているごとき従来のロール式スクリーン装置によると、スクリーンの引き出しがこのスクリーンの下端中央部に取り付けられた取手又はプルコードを引き下げて行われるため、スクリーンの一部(中央部)に不要な応力がかかってその部分にしわが発生するという問題点があった。
本考案はこのような従来技術の問題点を解消するためのものであり、その目的は、スクリーンの引き出し時にスクリーンの一部に不要な応力が印加されることのないロール式スクリーン装置を提供することにある。
本考案によれば、ロール式スクリーン装置は、スクリーンと、内部に巻き取りバネが設けられ、スクリーンが巻き付けられているローラと、ローラを回転可能に支持する筐体と、ローラの一方の端部に巻き付けられ、このローラを回転させてスクリーンを引き出すための引き出しコードとを備えている。
ローラの一方の端部に巻き付けられた引き出しコードの操作により、ローラを回転させてスクリーンを引き出すように構成されているため、スクリーン引き出し時にスクリーンの一部に不要な応力が印加されることがなく、スクリーンの一部にしわの発生することを抑止できる。
引き出しコードがローラの周面に直接的に巻き付けられていることが好ましい。
ローラの一方の端部に同軸に固着されたスプールをさらに備えており、引き出しコードがこのスプールに巻き付けられていることも好ましい。
この場合のスプールの巻き付け部の径が、ローラの径より大きいことがより好ましい。
スクリーンが、投射された映像を表示するスクリーン面を有していることも好ましい。
引き出しコードの操作により、ローラを回転させてスクリーンを引き出すように構成されているため、スクリーン引き出し時にスクリーンの一部に不要な応力が印加されることがなく、スクリーンの一部にしわの発生することを抑止できる。
本考案のロール式スクリーン装置の一実施形態における一部構成を概略的に示す斜視図である。 図1の実施形態のロール式スクリーン装置の構成を示す、(A)正面図、(B)側面図である。 図1の実施形態のロール式スクリーン装置のローラ及び筐体部分の構成を示す、図2(A)のA−A線断面図である。 本考案のロール式スクリーン装置の他の実施形態における一部構成を概略的に示す斜視図である。
図1は本考案のロール式スクリーン装置の一実施形態における筐体を除く一部構成を概略的に示しており、図2は本実施形態のロール式スクリーン装置の構成を正面及び側面から示しており、図3は本実施形態のロール式スクリーン装置のローラ及び筐体部分の構成をA−A線断面で示している。
これらの図に示すように、本実施形態のロール式スクリーン装置は、映写用のスクリーン10と、巻き取り方向に付勢するための図示しない巻き取りバネが内部に設けられ、非展開時のスクリーン10が巻き付けられているローラ11と、このローラ11を回転可能に支持する筐体14(図2及び図3)と、ローラ11の一方の端部の周面に巻き付けられ、このローラ11を回転させてスクリーン10を引き出すための引き出しコード13とを備えている。
スクリーン10は、可撓性を有する素材で形成されたシート材であり、本実施形態では、その中央部のスクリーン面10aには映写に適した表面処理がなされており、その周辺部10bは照射光を吸収する黒色のマスク処理が施されている。スクリーン10の下端には、スクリーン10が引き出された際にそのしわ発生をある程度抑えると共に安定させるために金属材料(例えばアルミニウム材料)によって形成されたボトムバー12が取り付けられている。
ローラ11は、周知の構造の巻き取りバネとそのロック機構とが内部に設けられた樹脂材料又は金属材料によって形成された円筒状部材であり、非展開時のスクリーン10がその周囲に巻き付けられている。このローラ11は筐体14によってその内部に回転可能に支持されている。
筐体14は、アルミニウム材料による板部材を筒状に成形して構成されており、取り付け金具を介してビス等で天井又は壁面に取り付けられる。筐体14の外側にスクリーンボックス15を設けても良い。
ローラ11の一方の端部(図1及び図2(A)においては右側端部)の周面には、引き出しコード13が直接的に巻き付けられており、スクリーン10がローラ11に巻き付けられている場合には、この引き出しコード13を下方に引っ張ることによりローラ11を回転させてスクリーン10を引き出すことができる。
次に、本実施形態のロール式スクリーン装置の動作について説明する。
スクリーン10を引き出すには、引き出しコード13を下方に引っ張る。これにより内部の巻き取りバネの付勢力に抗してローラ11が回転し、スクリーン10が下方に引き出される。引き出しコード13の引っ張りを停止することによって、巻き取りバネの付勢力によりロック機構が動作しローラ11の回転がロックされ、その位置でスクリーン10の引き出しが停止する。このように本実施形態のロール式スクリーン装置は、スクリーン10の引き出し時に、その下端に設けた取手を引っ張るのではなく、ローラ11の一方の端部の周面に巻き付けられた引き出しコード13を下方に引っ張ることによりローラ11を回転させてスクリーン10を引き出しているため、引き出し時にスクリーン10の一部に不要な応力が印加されることがなく、スクリーン10の一部にしわの発生することを確実に抑止できる。
スクリーン10を巻き上げるには、引き出しコード13を若干下方に引っ張ることによってロック機構を解除する。これにより、巻き取りバネの付勢力によってローラ11が回転し、スクリーン10が上方に巻き上げられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ローラ11の一方の端部に巻き付けられた引き出しコード13の操作により、ローラ11を回転させてスクリーン10を引き出すように構成されているため、スクリーン10の引き出し時にスクリーン10の一部に不要な応力が印加されることがなく、その結果、スクリーン10の一部にしわの発生することを抑止できる。
図4は本考案のロール式スクリーン装置の他の実施形態における筐体を除く一部構成を概略的に示している。
本実施形態のロール式スクリーン装置では、ローラ11の一方の端部にスプール16がこのローラ11と同軸に固着されており、ローラ11を回転させてスクリーン10を引き出すための引き出しコード13がこのスプール16の巻き付け部16aに巻き付けられている。スプール16の巻き付け部16aの径は、ローラ11の径より大きく設定されている。
本実施形態におけるその他の構成及び動作は、図1〜図3の実施形態の構成及び動作と同様であるため、説明を省略する。本実施形態における作用効果は、図1〜図3の実施形態の作用効果に加えて、引き出しコード13がスプール16の巻き付け部16aに巻き付けられるため、引き出しコード13の巻き付けが容易になると共に確実となる。また、スプール16の巻き付け部16aの径がローラ11の径より大きいため、引き出しコード13の引っ張りに要する力をその分軽くできるという効果も得られる。
上述した実施形態では、スクリーン10が映写用のスクリーンであるとして説明したが、本考案のスクリーンは、映写用のスクリーンに限定されるものではなく、例えば、資料展示用や黒板用等、その他の種々の用途用のスクリーンとして適用可能である。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 スクリーン
10a スクリーン面
10b 周辺部
11 ローラ
12 ボトムバー
13 引き出しコード
14 筐体
15 スクリーンボックス
16 スプール
16a 巻き付け部

Claims (5)

  1. スクリーンと、内部に巻き取りバネが設けられ、前記スクリーンが巻き付けられているローラと、該ローラを回転可能に支持する筐体と、前記ローラの一方の端部に巻き付けられ、該ローラを回転させて前記スクリーンを引き出すための引き出しコードとを備えていることを特徴とするロール式スクリーン装置。
  2. 前記引き出しコードが前記ローラの周面に直接的に巻き付けられていることを特徴とする請求項1に記載のロール式スクリーン装置。
  3. 前記ローラの前記一方の端部に同軸に固着されたスプールをさらに備えており、前記引き出しコードが前記スプールに巻き付けられていることを特徴とする請求項1に記載のロール式スクリーン装置。
  4. 前記スプールの巻き付け部の径が、前記ローラの径より大きいことを特徴とする請求項3に記載のロール式スクリーン装置。
  5. 前記スクリーンが、投射された映像を表示するスクリーン面を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のロール式スクリーン装置。
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