JP3217572B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3217572B2
JP3217572B2 JP00258494A JP258494A JP3217572B2 JP 3217572 B2 JP3217572 B2 JP 3217572B2 JP 00258494 A JP00258494 A JP 00258494A JP 258494 A JP258494 A JP 258494A JP 3217572 B2 JP3217572 B2 JP 3217572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体ドラムのような
静電潜像担持体の帯電された表面上に静電潜像を形成し
た後、この静電潜像をトナー像に現像する方式を用いた
電子複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置
に係り、特に帯電動作時において、画像領域を特定する
ためのブランクランプを点灯させた際に生じる静電潜像
担持体の部分的な表面電位低下の解消策を講じた画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子複写機においては、例えば
定速回転する感光体ドラムを備えており、このドラムの
回転方向に沿って帯電部、露光部、現像部、転写部、ク
リーニング部及び除電部がそれぞれ配設されており、ま
ず、帯電部でドラム表面が帯電され、次いでドラムが回
転し、帯電されたドラム表面が露光部を通るとき、原稿
を走査して反射した光がドラム表面を露光し、この露光
光によってドラム表面に静電潜像が形成される。
【0003】さらにドラムが回転して現像部に至ると、
ドラム表面と対向して配設された現像器から供給された
トナーがドラム表面の静電潜像に付着し、顕像であるト
ナー像が得られる。このトナー像は転写部において給紙
部から供給された用紙の表面に転写される。転写が済ん
だ後、ドラム表面に残存したトナーはクリーニング部に
おいて除去され、また、ドラム表面上の静電潜像は、除
電部でドラム表面全面に除電光が照射されて、その表面
電位が光減衰することにより除去される。
【0004】また、画像と画像の間の部分や、画像先端
部にトナーが乗らないように、その部分を局部的に除電
可能な機種では、通常、現像部の直前に局部除電光を発
生するLED列等からなるブランクランプが取り付けら
れており、該ブランクランプを構成するLED列の全部
あるいは必要な部分を点灯させることにより、静電潜像
が形成されているドラム表面の必要箇所を局部的に除電
するように構成されている。
【0005】上記のように構成される電子複写機におい
ては、前記帯電部にコロナ放電方式を利用した帯電チャ
ージャーがドラム表面と対向して配設されており、帯電
時には、該帯電チャージャーの放電用メインワイヤに通
常4〜6kV程度の高電圧が印加されて、コロナ放電を発
生させることによりドラム表面に電荷を付与するように
構成されているが、従来では、前記メインワイヤに高電
圧を供給するために、該メインワイヤと電源との間にト
ランス基板を介装し、このトランス基板を、その出力が
ほぼ一定値となるように制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体ドラ
ムの表面に形成された感光体材料の種類によっては、帯
電時の表面電位の立ち上がりが悪いものがある。その代
表例としては近年、この種の画像形成装置の感光体材料
として広く使用されているアモルファスシリコン系材料
を用いたものが上げられるが、このような感光体材料を
用いたドラムを使用した複写機においては、ブランクラ
ンプを点灯させて静電潜像を局部的に消去する複写プロ
セスを連続的に実行した場合、帯電時において、ドラム
表面の前回画像消去部分の表面電位低下が回復せず、そ
の他の部分と比較して低くなり、ドラム表面の電位むら
が生じるという問題点がある。
【0007】図7はその具体例を示している。図7(A)
に示すように、連続複写時において、用紙が所定のタイ
ミングで給紙される連続複写時において、給紙タイミン
グの間隙となる期間に対応してブランクランプを点灯さ
せた場合、図7(B)に示すように、その期間に対応する
ドラム表面の移動領域の表面電位は光減衰することにな
るが、この光減衰した表面電位低下部分(斜線部分)
が、次回の帯電時に必要な表面電位まで上昇せず低電位
領域となる。
【0008】ところが、この低電位領域と用紙サイズと
の関係によっては、次回以降の複写プロセス実行時に、
該低電位領域が画像形成領域に重なるという不都合が生
じる場合があり、このような場合、従来構成のように帯
電チャージャーへの印加電圧が常時一定に維持されてい
るものでは、現像時において低電位領域と重なった静電
潜像部分に必要量のトナーが乗らず、その結果、複写後
の用紙上の画像にむらが生じたり、一部に画像濃度の薄
い部分が生じるという問題点があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、帯電動作時において、画像
領域を特定するためのブランクランプを点灯させた際に
生じる静電潜像担持体の部分的な表面電位低下をなくす
ことにより、常時、良好な画質の画像を得ることを可能
とした画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面に感光体
層が形成され、少なくとも帯電部、露光部、現像部及び
除電部をその順序で移動して前記帯電部に戻る静電潜像
担持体と、局部除電光を発生するブランクランプとを備
え、前記帯電部に設けられた帯電チャージャーによって
静電潜像担持体の表面を帯電し、帯電された静電潜像担
持体表面に前記露光部で静電潜像を形成するとともに、
前記現像部で該静電潜像のトナー像を現像し、さらに前
記除電部で除電して次回の帯電に備える画像形成プロセ
スを任意回数実行可能で、且つ、前記ブランクランプの
点灯により画像形成領域以外の静電潜像の消去を可能と
した画像形成装置を対象としている。
【0011】そして、上記目的を達成するために本発明
では、前記帯電チャージャーに前記静電潜像担持体表面
に電荷を付与するための電圧を印加する電圧印加手段
と、この電圧印加手段の出力を制御する制御手段とを設
けたものとしており、帯電動作時において、該制御手段
によって前記ブランクランプの点灯期間に対応して前記
電圧印加手段の出力値を変化させることにより、前記ブ
ランクランプの点灯期間に対応する前記静電潜像担持体
表面の移動領域の表面電位を該移動領域以外の画像形成
領域と同電位に帯電させるように構成している。
【0012】上記構成の技術的手段を、前記静電潜像担
持体の表面感光体層として、アモルファスシリコン系の
感光体材料を使用した場合、該静電潜像担持体表面電位
の立ち上がりの悪さをカバーする効果が大きい。
【0013】
【作用】上記構成によると、帯電時において、ブランク
ランプの点灯期間に対応して電圧印加手段の出力値が変
化し、ブランクランプの点灯期間に対応する静電潜像担
持体表面の移動領域の表面電位を該移動領域以外の画像
形成領域と同電位に帯電させるため、静電潜像担持体の
表面は電位むらのない均一な電位となる。
【0014】したがって、感光体層に立ち上がりの低い
種類の感光体材料が用いられている静電潜像担持体を使
用した機種において、前記ブランクランプの点灯期間に
対応する静電潜像担持体表面の移動領域と用紙サイズと
の関係により、該用紙への画像形成領域が移動領域と重
なる場合にも、その部分にその他の部分との濃度差が出
ることもなく、常時、良好な画質を実現することが可能
となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を電子複写
機に適用した実施例について図面を参照しながら説明す
る。図1は本実施例の電子複写機の構成を模式的に示し
ている。この図において、1は静電潜像担持体としての
感光体ドラムであって、このドラム1はアルミニウム等
の金属材料製ドラム基体の表面にアモルファスシリコン
系の感光体材料を蒸着してなる感光体層を形成したもの
で、図上時計回り方向に定速度で回転するように構成さ
れている。
【0016】このドラム1の周辺にはその回転方向(移
動方向)に沿って帯電部A、露光部B、現像部C、転写
部D、分離部E、クリーニング部F、除電部Gがその順
序で配設されている。
【0017】帯電部Aには一対の帯電チャージャー2が
隣合って配設されている。各帯電チャージャー2は、い
ずれもドラム1の軸心に向かい、且つ、該ドラム表面と
近接対向して配置してあり、それぞれドラム1との対向
面が開口し、且つ、ドラム軸心方向に平行に配置された
シールドケース2a内に、タングステン細線からなるメ
インワイヤ2bをその長さ方向に沿って張設するととも
に、シールドケース2aの開口面にグリッド電極2cを
該ケース2aと電気的に導通する状態で配設したもので
ある。
【0018】図2は帯電チャージャー2の制御系を示し
ている。この図に示すように、各メインワイヤ2bは電
圧印加手段としてのメイントランス基板3に共通に接続
されており、該メイントランス基板3の出力によって通
常4〜6kV程度の高電圧が印加されるようになってい
る。図1に戻って、メイントランス基板3から帯電チャ
ージャー2に高電圧が印加されると、コロナ放電が発生
しドラム表面に電荷が付与される。このようにして帯電
されたときのドラム1の表面電位は通常1000V程度であ
る。
【0019】ドラム1の帯電された表面部分は、該ドラ
ム1が回転して露光部Bに至ると、図外の光学系を通じ
て原稿画像の反射光L1が該ドラム表面部分に照射され
ることにより、露光が施される。この場合、露光を受け
た部分のみ、その表面電位が露光量に対応して光減衰し
て低くなり、その結果、静電潜像が形成される。
【0020】ドラム回転方向における現像部Cの直前に
は、表面電位計4が配設されている。この表面電位計4
は現像部Cに至ったときのドラム表面の帯電電位を計測
する。なお、帯電部Aで帯電されたドラム表面は現像部
Cに至る間に暗減衰するため、現像部到達時の表面電位
は820V程度まで低下している。換言すれば、現像部Cに
おけるドラム表面電位は820V程度必要であり、帯電部A
では暗減衰を見込んだ電位(1000V)になるように帯電チ
ャージャー2に印加する電圧を設定している。なお、こ
の電圧設定については後述する。
【0021】5は現像部Cの直前で表面電位計4と隣接
して配設された画像消去用のブランクランプであって、
局部除電光を発生するLED列により構成されており、
画像領域を特定する等の目的のために静電潜像の一部分
を消したいような場合に、所要のLEDを選択的に点灯
することによって、該点灯したLEDに照射された静電
潜像部分を光減衰させることにより消去するもので、後
述する制御部によって設定された期間だけONする。
【0022】現像部Cには現像器6と、該現像器6にト
ナーを供給するトナーホッパ7とが配設されている。こ
の構成ではトナーホッパ7に収容されたトナーがスポン
ジローラ8を介して現像器6内へ所要量、投入され、こ
の現像器6内でトナーとキャリア(鉄粉)とが撹拌ロー
ラ9により撹拌され、現像ローラ10の表面にキャリア
に保持されたトナーを現出する。
【0023】そして、ドラム1の静電潜像形成部分が現
像部Cに至ると、現像ローラ10を介して現像器6のト
ナーがその静電潜像に応じてドラム表面に電着され、こ
れによって顕像であるトナー像が形成される。この場
合、ブランクランプ5を点灯させてドラム1の表面電位
を部分的に落とした場合、残余の静電潜像はその直後に
現像されることになる。
【0024】転写部Dには転写チャージャー11が配設
されており、ドラム1が転写部Dに至ると、給紙部の給
紙ローラ対12を通して用紙Pがドラム表面上に給紙さ
れ、転写チャージャー11にトナーとは逆極性の電圧が
印加され、ドラム表面のトナー像が用紙Pに転写され
る。また、分離部Eには分離チャージャー13が配設さ
れており、該分離チャージャー13からドラム表面に交
流電界が投じられることによってドラム1と用紙Pとの
吸引状態が解除され、転写済用紙Pがドラム1から分離
される。
【0025】クリーニング部Fにはクリーニング装置1
4が配設されている。このクリーニング装置14はドラ
ム表面を摺擦することにより、ドラム表面のトナー等の
付着物を除去するもので、ドラム表面に残留したトナー
はクリーニング部Fに至って、クリーニング装置14に
より払拭作用を受ける。さらに、次の除電部Gでは除電
ランプ15の除電光L2がドラム表面に照射されること
により、該ドラム1の表面電位が光減衰し電荷が除去さ
れる。
【0026】この後、ドラム1は帯電部Aに戻り、次の
複写動作に備えられる。また、連続複写に設定したとき
は上記した複写プロセスが任意に設定した回数だけ繰り
返し実行される。
【0027】上記構成の電子複写機では、前述のように
ドラム1の感光体層としてアモルファスシリコン系材料
が使用されているため、そのドラム特性により前述の従
来技術の項において、図7(A)(B)を用いて説明したよ
うに、ブランクランプ5に照射されたドラム表面部分の
電位はその他の部分よりも落ち込むことになる。
【0028】本実施例では、アモルファスシリコン系感
光体材料を使用した複写機において、上記のようなブラ
ンクランプ5の点灯によって表面電位が落ち込んだドラ
ム1のブランクランプ5の点灯期間に対応する移動領域
の電位をその落ち込み量だけ嵩上げするようにしてい
る。
【0029】図3はその制御系及び操作系の構成を示し
ている。この図において、16はペーパーサイズセレク
トキーであって、各種サイズの用紙を選択する際に使用
される。17は倍率キーであって、拡大率または縮小率
を設定する際に使用される。18はコピーボタンであっ
て、複写動作を開始させる際に使用される。
【0030】そして、ペーパーサイズセレクトキー16
と倍率キー17とを操作することにより、ドラム1が一
定の周速度を保持したまま、給紙される用紙Pと用紙P
の間隔が変化し、この後、コピーボタン18を押すこと
により、前述の複写プロセスが実行され、任意に選択し
たサイズの用紙Pに任意に選択した倍率で該用紙P上の
画像形成領域に複写される。
【0031】20はマイクロコンピュータを備えた制御
手段としての主回路基板であって、CPU21、このC
PU21へ制御データを入出力するROM22及びワー
クRAM23を備えている。また、CPU21にはブラ
ンクランプ5の点灯を検出する信号、例えば用紙間除電
のための全点灯検出信号から所定時間を計測するタイマ
24がソフト的に構成されている。
【0032】CPU21はブランクランプ5を点灯させ
て行われる複写プロセス開始後、帯電動作時において、
ペーパーサイズセレクトキー16、倍率キー17、コピ
ーボタン18からの入力データに基づき、ブランクラン
プ5の点灯期間に対応してメイントランス基板3の出力
値を所定の補正値分、上昇させるためのトランス出力コ
ントロール信号を主回路基板20に内蔵のD/A変換器
26を通じて該メイントランス基板3に送るようにプロ
グラム制御することにより、ブランクランプ5の点灯期
間に対応するドラム表面の移動領域の表面電位を移動領
域以外の画像形成領域と同電位に帯電させるようにして
いる。
【0033】図4はこの場合のD/A変換器26におけ
るCPU21のディジタルデータ入力値と、アナログ出
力値との関係を示している。この図に示すように、CP
U21の出力は0〜255ビットに設定され、そのD/A変
換値であるトランス出力コントロール信号が0〜10Vに比
例対応している。
【0034】また、図5はD/A変換されたトランス出
力コントロール信号と、メイントランス基板3のトラン
ス出力との関係を示している。この図に示すように、主
回路基板20から出力されたトランス出力コントロール
信号の出力0〜10Vは、メイントランス基板3から帯電チ
ャージャー2に印加される電圧4〜6kVに比例対応してい
る。
【0035】図6は主回路基板20のCPU21におけ
る制御動作の流れを示している。この図に示すように、
コピーボタン18をON操作して、連続複写動作が開始
されると、ステップ#5で、ディジタル値としてビット
数で設定されるトランス出力のコントロール値Mを予め
設定されたトランス出力の設定コントロール値M0
し、このコントロール値でメイントランス基板3が制御
される。
【0036】ステップ#10で、ブランクランプ5が消
灯したことを検出するラッチ信号がOFFであり、ステ
ップ#30で、前回の画像と今回の画像の間の部分を除
電するため、ブランクランプ5のLED列が全点灯した
ことを検出するラッチ信号がONされると、ステップ#
35で、ペーパー間隔とドラム周速とにより決定される
時間値TBmsec(例えば613msec)経過後、ステップ#5に
戻って、図7(C)に示すように、トランス出力の設定コ
ントロール値M0をトランス出力コントロール信号の出
力値として、このコントロール出力値に対応するトラン
ス出力で帯電チャージャー2に電圧を印加する。
【0037】次に、ステップ#10でブランクランプ5
が消灯したことを検出するラッチ信号がONになり、ス
テップ#15で複写プロセスが続行されているときは、
ステップ#20でTBmsec経過後、ステップ#25で、
電位補正で合わせたトランスコントロール値Mからビッ
ト数で設定されたドラム特性により決定される値Cを加
算したトランスコントロール信号を出力する。
【0038】前記ドラム特性により決定される値Cは、
図7(B)に示すように、ブランクランプ5の点灯期間に
対応するドラム表面の移動領域の光減衰した表面電位低
下部分(斜線部分)の電位降下量に対応するコントロー
ル値と一致するもので、ドラム感光体層の特性に対応す
る可変値である。
【0039】そして、ステップ#30でブランクランプ
全点灯信号がONとなり、以降、連続複写が終了するま
で、帯電動作時において、ブランクランプ5の点灯期間
対応してメイントランス基板3の出力値MをM0+C
に設定することにより、ブランクランプの点灯期間に対
応するドラム表面の移動領域の表面電位を該移動領域以
外の画像形成領域と同電位に帯電させる動作を繰り返
す。
【0040】なお、前記主回路基板20では前述の現像
部Cにおけるドラム表面電位を安定させるため、電源投
入時に電位の調整を行う役目も果たしている。すなわ
ち、図2に示すように、各帯電チャージャー2のグリッ
ド電極2cはその電位調整用に設けられたものであり、
それぞれメイントランス基板3に設けられた定電圧回路
26を介して主回路基板20に接続されている。
【0041】そして、ドラム表面電位が現像部Cで所定
の電位(例えば820V)になるように、主回路基板20から
グリッド電位コントロール信号を送って定電圧回路26
を制御し、これによってグリッド電圧を調整することに
より、帯電部Aにおけるドラム表面電位をコントロール
する。なお、この場合、定電圧回路26で可変範囲限度
まで変化させても調整が不可能なときは、主回路基板2
0でトランス出力もコントロールする。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるとき
は、帯電動作時において、制御手段によって前記ブラン
クランプの点灯期間に対応する静電潜像担持体表面の移
動領域の表面電位を該移動領域以外の画像形成領域と同
電位に帯電させるように構成しているので、静電潜像担
持体の表面は電位むらのない均一な電位となる。尚、前
記帯電は、帯電チャージャーに電圧を印加する電圧印加
手段の出力値をブランクランプの点灯期間に対応して変
化させることにより容易に実現できる
【0043】したがって、感光体層に立ち上がりの低い
種類の感光体材料が用いられている静電潜像担持体を使
用した機種において、前記ブランクランプの点灯期間に
対応する静電潜像担持体表面の移動領域と用紙サイズと
の関係により、該用紙への画像形成領域が移動領域と重
なる場合にも、該移動領域の表面電位低下が効果的に補
正されるので、その部分にその他の部分との濃度差が出
ることもなく、常時、良好な画質を実現することができ
るという従来に見られない優れた効果を発揮するものと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における要部の構成を模式的
に示す正面図。
【図2】 帯電チャージャーの制御系を模式的に示す構
成図。
【図3】 複写機の制御系と操作系を示すブロック図。
【図4】 CPU出力値とそのD/A変換値との関係を
示す線図。
【図5】 コントロール信号とトランス出力との関係を
示す線図。
【図6】 CPUの制御動作を示すフローチャート。
【図7】 ブランクランプの点灯期間と重なる用紙上部
位(A)と、該部位と縦軸で対応する表面電位(B)及び、
該表面電位に対応するトランスコントロール値(C)を模
式的に示す図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャー 2b メインワイヤ 2c グリッド電極 3 メイントランス基板 16 ペーパーサイズセレクトキー 17 コピーボタン 18 給紙スイッチ 19 光学系基板 20 主回路基板 21 CPU 22 ROM 24 タイマ 25 D/A変換器 A 帯電部 B 露光部 C 現像部 G 除電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 幸雄 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02 G03G 15/00 303 G03G 15/047

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に感光体層が形成され、少なくとも
    帯電部、露光部、現像部及び除電部をその順序で移動し
    て前記帯電部に戻る静電潜像担持体と、局部除電光を発
    生するブランクランプとを備え、前記帯電部に設けられ
    た帯電チャージャーによって静電潜像担持体の表面を帯
    電し、帯電された静電潜像担持体表面に前記露光部で静
    電潜像を形成するとともに、前記現像部で該静電潜像の
    トナー像を現像し、さらに前記除電部で除電して次回の
    帯電に備える画像形成プロセスを任意回数実行可能で、
    且つ、前記ブランクランプの点灯により画像形成領域以
    外の静電潜像の消去を可能とした画像形成装置におい
    て、前記帯電チャージャーに前記静電潜像担持体表面に
    電荷を付与するための電圧を印加する電圧印加手段と、
    この電圧印加手段の出力を制御する制御手段とを設け、
    帯電動作時において、該制御手段によって前記ブランク
    ランプの点灯期間に対応して前記電圧印加手段の出力値
    を変化させることにより、前記ブランクランプの点灯期
    間に対応する前記静電潜像担持体表面の移動領域の表面
    電位を該移動領域以外の画像形成領域と同電位に帯電さ
    せるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
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