JP3217415U - 粉体切出装置 - Google Patents

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篠原 勝
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中和機械株式会社
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Abstract

【課題】短時間で粉体を所定量だけ切り出して袋詰めするための粉体切出装置を提供すること。
【解決手段】1回転当たりの粉体流量の大きな大容量ロータリバルブ2と、1回転当たりの粉体流量の小さな小容量ロータリバルブ3と、大容量ロータリバルブの回転速度を調整し回転を停止させることのできる容量制御機構とを備える粉体切出装置1を提供する。大容量ロータリバルブ2で粉体を所定量よりやや少ない量だけ短時間に切り出し、小容量ロータリバルブ3によって量を調整することで正確な量とすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、粉体を所定量だけ切り出して袋詰めするための粉体切出装置に関する。
粉体を所定量だけ切り出して袋詰めするために、ロータリバルブ(例えば特許文献1参照)が広く用いられている。
ここで、ロータリバルブを介して単位時間に切り出される粉体の量は、ロータリバルブの容量及び回転速度に依存する。ロータリバルブの容量及び回転速度を大きくすれば粉体を所定量だけ切り出すための時間は短縮される。
一方、ロータリバルブの容量及び回転速度を大きくすれば切り出される粉体の量を正確に制御することができない。ロータリバルブに流入する粉体の量及び回転の制御に伴う誤差が存在するためである。
実用新案登録3177000号公報
本考案は、短時間で粉体を所定量だけ切り出して袋詰めするための粉体切出装置を提供することを課題とする。
本考案の粉体切出装置は、
粉体を収容する中間収容部を回転させて、上方から中間収容部に粉体を流入させ、下方に中間収容部内の粉体を流出させるロータリバルブを用いる粉体切出装置であって、
1回転当たりの粉体流量の大きな大容量ロータリバルブと、
1回転当たりの粉体流量の小さな小容量ロータリバルブと、
前記大容量ロータリバルブの回転速度を調整し、回転を停止させることのできる容量制御機構とを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、単位時間に切り出される粉体の量の大きな大容量ロータリバルブで粉体を所定量よりやや少ない量だけ短時間に切り出し、切り出される粉体の量を精密に制御することのできる小容量ロータリバルブによって量を調整することで正確な量とすることができる。
本考案の粉体切出装置は、
前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとは、同一径の軸体を備え、
前記大容量ロータリバルブの粉体受容部は、軸体の中心から外周に向かう羽根によって区画され、
前記小容量ロータリバルブの粉体受容部は、軸体の外周に設けられた桝部であることを特徴とする。
この特徴によれば、大容量ロータリバルブと小容量ロータリバルブを同一径とすることができ、広く用いられるホッパからの粉体を確実に切り出すことができる。
本考案の粉体切出装置は、
前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとは、同一の回転軸によって回転し、
前記回転軸の前記小容量ロータリバルブ側に回転モータを有し、
前記容量制御機構は、前記回転軸の前記大容量ロータリバルブ側の部分を前記小容量ロータリバルブ側の部分から切り離す取り外し機構であることを特徴とする。
この特徴によれば、回転軸の大容量ロータリバルブ側の部分の回転を容易に止めることができ、切り出す容量を容易に制御することができる。
本考案の粉体切出装置は、
切り出された粉体の重量を測定し、前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとの動作を制御する制御装置を備え、
前記制御機構は、測定された重量が目標重量に近づいた場合に、前記取り外し機構を動作させて前記大容量ロータリバルブの回転を停止させることを特徴とする。
この特徴によれば、単位時間に切り出される粉体の量の大きな大容量ロータリバルブで粉体を所定量よりやや少ない量だけ短時間に切り出し、切り出される粉体の量を精密に制御することのできる小容量ロータリバルブによって量を調整することで正確な量とするための制御が実現される。
本考案によれば、短時間で粉体を所定量だけ切り出して袋詰めするための粉体切出装置を提供することができる。
図1は、粉体切出装置を示す図である 図2は、粉体切出装置の内部機構を示す断面図である 図3は、粉体の切出状況を示す図である
以下、本考案の実施例について説明する。
図1は、粉体切出装置を示す図である。粉体切出装置1は、大容量ロータリバルブ2、小容量ロータリバルブ3、回転軸4、回転モータ5及び移動機械6を備えている。
大容量ロータリバルブ2は、大部が空洞の軸体が羽根21によって仕切られている。仕切られた断面略扇型の区画が、粉体受容部22となる。
小容量ロータリバルブ3は、軸体の表面に桝部31が設けられている。
回転軸4は、大容量ロータリバルブ用回転軸41と小容量ロータリバルブ用回転軸42とからなり、噛合せ部43(図2参照)によって大容量ロータリバルブ用回転軸41と小容量ロータリバルブ用回転軸42が着脱可能に接続されている。回転軸4は、軸受7に支持され、安定して配置される。
回転モータ5は、小容量ロータリバルブ用回転軸42を回動する(図中円形矢印の方向)。
移動機械6は、大容量ロータリバルブ用回転軸41を、その軸方向(図中黒矢印の方向又はその逆方向)に移動させる。
図2は、粉体切出装置の内部機構を示す断面図である。大容量ロータリバルブ2と小容量ロータリバルブ3とを、回転軸4が図面左右方向となるように垂直に切断した図である。
大容量ロータリバルブ2は大容量ロータリバルブ用回転軸41に接合して回転する。小容量ロータリバルブ3は小容量ロータリバルブ用回転軸42に接合して回転する。
大容量ロータリバルブ2の軸体の径(図中上下方向の長さ)と、小容量ロータリバルブ3の軸体の径(図中上下方向の長さ)とは等しい。
大容量ロータリバルブ用回転軸41と小容量ロータリバルブ用回転軸42とは、噛合せ部43によって着脱可能に接続されている。噛合せ部43は、大容量ロータリバルブ用回転軸41の断面円形の半円に切欠きを設け、小容量ロータリバルブ用回転軸42の断面円形の半円にその切欠きに合致する突起を設けたものである。ただし、切欠き及び突起の形状や大容量ロータリバルブ用回転軸41と小容量ロータリバルブ用回転軸42のいずれに切欠き/突起を設けるかは各種の設計が可能である。
回転モータ5は小容量ロータリバルブ用回転軸42を回動するが、大容量ロータリバルブ用回転軸41を小容量ロータリバルブ用回転軸42に噛合せる(図の状態にする)と、小容量ロータリバルブ用回転軸42の回転が大容量ロータリバルブ用回転軸41にも伝達され、大容量ロータリバルブ用回転軸41と小容量ロータリバルブ用回転軸42とが回転する。大容量ロータリバルブ2と小容量ロータリバルブ3とで粉体の切り出しが行われる。
これに対し、大容量ロータリバルブ用回転軸41の小容量ロータリバルブ用回転軸42への噛合せを外す(大容量ロータリバルブ用回転軸41を図の左側に移動する)と、小容量ロータリバルブ用回転軸42の回転が大容量ロータリバルブ用回転軸41に伝達されず、小容量ロータリバルブ用回転軸42のみが回転し、大容量ロータリバルブ用回転軸41が回転しない。小容量ロータリバルブ3のみで粉体の切り出しが行われ、大容量ロータリバルブ2での粉体の切り出しは行われない。
以下、粉体を切り出す手順について説明する。図3は、粉体の切出状況を示す図である。切り出される粉体は、ホッパ8にあり、その下方に配置された粉体切出装置1(大容量ロータリバルブ2、小容量ロータリバルブ3)に供給される。
粉体切出装置1が回転し、粉体は、粉体切出装置1の下方に配置されたコンベア9を介して収容袋10に入れられる。なお、粉体が収容袋10に入れられるものであれば、コンベア9以外の構造でもよい。
収容袋10内の粉体の量が計量装置11によって測定され、制御装置12に伝達される。
制御装置12は、例えばマイクロチップである計算装置であり、短時間で正確な量の粉体を切り出すように、回転モータ5及び移動機械6を制御する。
収容袋10に粉体を入れる初期段階においては、移動機械6によって大容量ロータリバルブ用回転軸41を小容量ロータリバルブ用回転軸42に噛合せるように移動し、回転モータ5を所定の速度で回転する。大容量ロータリバルブ2及び小容量ロータリバルブ3が粉体を切り出し、短時間で多くの粉体を切り出すことができる。
切り出された粉体の量が目標重量(収容袋10の規定量)に近づいた場合、例えば目標重量から大容量ロータリバルブ2の1回転分の重量を減算した値を超えた場合、移動機械6によって大容量ロータリバルブ用回転軸41の小容量ロータリバルブ用回転軸42との噛合せを外すように移動する。小容量ロータリバルブ3が粉体を切り出し、切り出される粉体の量を精密に制御できる。なお、制御する精度に基づいて回転モータ5の速度を低下させてもよい。
切り出された粉体の量が目標重量に到達した場合、回転モータ5を停止する。目標重量だけの粉体が収容袋に入れられている。
以上詳細に説明したように、本実施例の粉体切出装置1によれば、短時間で粉体を所定量(目標重量)だけ切り出して収容袋10に袋詰めすることができる。
短時間で粉体を所定量だけ切り出して袋詰めすることのできる粉体切出装置である。多くの粉体生産者における利用が考えられる。
1 粉体切出装置
2 大容量ロータリバルブ
21 羽根
22 粉体受容部
3 小容量ロータリバルブ
31 桝部
4 回転軸
41 大容量ロータリバルブ用回転軸
42 小容量ロータリバルブ用回転軸
43 噛合せ部
5 回転モータ
6 移動機械
7 軸受
8 ホッパ
9 コンベア
10 収容袋
11 計量装置
12 制御装置

Claims (4)

  1. 粉体を収容する中間収容部を回転させて、上方から中間収容部に粉体を流入させ、下方に中間収容部内の粉体を流出させるロータリバルブを用いる粉体切出装置であって、
    1回転当たりの粉体流量の大きな大容量ロータリバルブと、
    1回転当たりの粉体流量の小さな小容量ロータリバルブと、
    前記大容量ロータリバルブの回転速度を調整し、回転を停止させることのできる容量制御機構とを備えることを特徴とする、粉体切出装置。
  2. 前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとは、同一径の軸体を備え、
    前記大容量ロータリバルブの粉体受容部は、軸体の中心から外周に向かう羽根によって区画され、
    前記小容量ロータリバルブの粉体受容部は、軸体の外周に設けられた桝部であることを特徴とする、請求項1に記載の粉体切出装置。
  3. 前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとは、同一の回転軸によって回転し、
    前記回転軸の前記小容量ロータリバルブ側に回転モータを有し、
    前記容量制御機構は、前記回転軸の前記大容量ロータリバルブ側の部分を前記小容量ロータリバルブ側の部分から切り離す取り外し機構であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の粉体切出装置。
  4. 切り出された粉体の重量を測定し、前記大容量ロータリバルブと前記小容量ロータリバルブとの動作を制御する制御装置を備え、
    前記制御機構は、測定された重量が目標重量に近づいた場合に、前記取り外し機構を動作させて前記大容量ロータリバルブの回転を停止させることを特徴とする、請求項3に記載の粉体切出装置。
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