JP3217344U - チャック付き袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペースを取らずに壁掛け保存でき、さらに、ワインボトルのような、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状であっても、開口部からの出し入れが容易なチャック付き袋を提供する。【解決手段】少なくとも表面部及び裏面部を構成するシート(表面シート11及び裏面シート12)を備え、シートに囲まれた内容物の充填空間に繋がる開口部15が容器上部の前記表面部と前記裏面部との間に形成され、前記開口部を閉じるチャック16が設けられたチャック付き袋10において、前記表面部及び前記裏面部の一方の高さが他方の高さよりも高く、前記表面部及び前記裏面部のうちの高さの高い方の、前記開口部よりも上方に、フック穴20が設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、チャック付き袋に関するものである。
従来から、チャック付き袋は、密封性や強度に優れていることから、食料品などを入れるために広く用いられている。
従来技術においては、チャック付き袋の上部において、チャック付き袋の表面のシートの高さと、裏面のシートの高さとは、略同一である。このような従来のチャック付き袋(パウチ容器)の一例を特許文献1に示す。
従来技術においては、チャック付き袋の上部において、チャック付き袋の表面のシートの高さと、裏面のシートの高さとは、略同一である。このような従来のチャック付き袋(パウチ容器)の一例を特許文献1に示す。
特許文献1に示すチャック付き袋は、吊り下げ孔18を有するが、チャック付き袋の中心部ではなく端に配置されているため、フックに吊り下げた場合に、バランスが悪い。
また、特許文献1に示すチャック付き袋は、開口部の上方に、指を挿入するための孔である挿入部を設け、挿入部に指を入れることで開口部の開口が可能となっている。そのため、表面のシートと裏面のシートとの高さが略同一にならざるを得ない。しかし、特許文献1と同様に、表面のシートと裏面のシートとの高さを略同一にしたチャック付き袋を、たとえば、ワインボトルのような、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状にする場合、チャック付き袋の開口部を、最上部に近くしてしまうと、開口部の幅が短くなってしまい、食料品などを開口部から出し入れするときに不便である。他方、チャック付き袋を、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状にする場合に、開口部を、最上部よりもある程度、下部に設けると、開口部の幅は長くできるが、最上部から開口部までの距離があるため、この場合も、食料品などを開口部から出し入れするときに不便である。
また、特許文献1に示すチャック付き袋は、開口部の上方に、指を挿入するための孔である挿入部を設け、挿入部に指を入れることで開口部の開口が可能となっている。そのため、表面のシートと裏面のシートとの高さが略同一にならざるを得ない。しかし、特許文献1と同様に、表面のシートと裏面のシートとの高さを略同一にしたチャック付き袋を、たとえば、ワインボトルのような、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状にする場合、チャック付き袋の開口部を、最上部に近くしてしまうと、開口部の幅が短くなってしまい、食料品などを開口部から出し入れするときに不便である。他方、チャック付き袋を、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状にする場合に、開口部を、最上部よりもある程度、下部に設けると、開口部の幅は長くできるが、最上部から開口部までの距離があるため、この場合も、食料品などを開口部から出し入れするときに不便である。
本考案は、以上の課題を解決するためになされたもので、スペースを取らずに壁掛け保存でき、さらに、ワインボトルのような、上部に向かって幅が狭くなっていくような形状であっても、開口部からの出し入れが容易なチャック付き袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、少なくとも表面部及び裏面部を構成するシートを備え、該シートに囲まれた内容物の充填空間に繋がる開口部が容器上部の前記表面部と前記裏面部との間に形成され、前記開口部を閉じるチャックが設けられたチャック付き袋において、前記表面部及び前記裏面部の一方の高さが他方の高さよりも高い、チャック付き袋としたものである。
また、請求項2記載の考案において、前記チャック付き袋は、前記チャックの位置を、前記容器の最上部から離れた位置に設けるように構成したものである。
また、請求項3記載の考案において、前記チャック付き袋は、前記表面部及び前記裏面部のうちの高さの高い方の、前記開口部よりも上方に、フック穴が設けられているように構成したものである。
また、請求項2記載の考案において、前記チャック付き袋は、前記チャックの位置を、前記容器の最上部から離れた位置に設けるように構成したものである。
また、請求項3記載の考案において、前記チャック付き袋は、前記表面部及び前記裏面部のうちの高さの高い方の、前記開口部よりも上方に、フック穴が設けられているように構成したものである。
上述の本考案のチャック付き袋は、上部にフック穴を設けたことにより、スペースを取らずに、壁掛け保存できる。
また、上述の本考案のチャック付き袋の表面のシートの高さと裏面のシートの高さが異なっており、開口部を、チャック付き袋の最上部よりも下部に設けても、当該開口部の、高さが低い方のシートの側から、物を出し入れすることにより、容易に物の出し入れができる。
また、上述の本考案のチャック付き袋の表面のシートの高さと裏面のシートの高さが異なっており、開口部を、チャック付き袋の最上部よりも下部に設けても、当該開口部の、高さが低い方のシートの側から、物を出し入れすることにより、容易に物の出し入れができる。
そのため、上述の本考案のチャック付き袋10の全体の外形を、たとえばワインボトルのように、上部が、上方向に、細長く伸びるような形とすることもでき、意匠の多様性を図ることができる。
さらに、シートの高さが高い方のシートのみにフック用の穴を設けることで、チャック付き袋の全体をフックからつり下げたままの状態で、開口部から、物の出し入れをすることができる。また、これにより、袋部に物を入れて袋部が厚く膨らんでしまった場合であっても、シートの高さが高い方のシートを壁側にして、フックに引っ掛けることにより、容易にフックに引っ掛けることができる。
以下、添付図面に基づいて本考案のチャック付き袋の実施形態を説明する。
以下では、表面シート11及び裏面シート12のみから構成される平らなチャック付き袋を例示するが、底面部を有し自立するものや、側面部を有し厚みを備えるものに本発明の構成を適用してもよい。
まず図1〜3を参照しながら、本発明の実施形態の一例であるチャック付き袋10の構成について説明する。図1は、チャック付き袋10の正面図である。図2は、図1のチャック付き袋10の開口状態の斜視図である。図3は、図1のチャックの断面を模式的に示す図である。
チャック付き袋10の全体の外形は、ワインボトルのように、上部が、上方向に、細長く伸びるような形となっている。
チャック付き袋10は、互いに重ね合わされた表面シート11及び裏面シート12を備える。表面シート11及び裏面シート12は、容器の表面部及び裏面部をそれぞれ構成するシートである。
表面シート11の高さは、裏面シート12の高さより低い。
表面シート11の外形の上部以外は、裏面シート12の外形と重なっている。表面シート11の外形の上部以外の端部(接合部13)は、裏面シート12の外形の端部と接合し、袋を形成している。
表面シートの外形の上部は、裏面シートとは接合しておらず、袋の開口部15を形成している。
表面シート11の高さは、裏面シート12の高さより低い。
表面シート11の外形の上部以外は、裏面シート12の外形と重なっている。表面シート11の外形の上部以外の端部(接合部13)は、裏面シート12の外形の端部と接合し、袋を形成している。
表面シートの外形の上部は、裏面シートとは接合しておらず、袋の開口部15を形成している。
チャック付き袋10には、開口部15を閉じるチャック16が設けられる。チャック16は、裏面シート12の最上部から離れた位置に設けられており、たとえば3cm、5cm以上離れていてもよい。また、表面シート11の高さは、チャック16よりやや上方に位置しており、たとえばチャック16から1cm、2cm、3cm程度上方に位置している。そして、接合部13とチャック16とにより、シートに囲まれた容器内部空間は、密閉された袋になる。チャック16は、例えば、凸条部付きテープと、凸条部に嵌合する凹条部付きテープとを対向配置して構成される。例えば、図3のように、凸条部付きテープが表面シート11の内面に接合され、凹条部付きテープが裏面シート12の内面に接合される。
開口部15及びチャック16は、裏面シート12の上部の幅が狭くなった部分ではなく、それより下の、幅の広い部分に設けられるため、食料品等の出し入れに不便ではない長さを確保することができる。
また、開口部15は表面シート11の上端に形成され、チャック16は表面シート11の上端近くに配置されるため、表面シート11側から指を入れたり、チャック付き袋10を傾けて表面シート11側から物の出し入れをすれば、こぼすことなく、容易に物の出し入れをすることができる。
また、開口部15は表面シート11の上端に形成され、チャック16は表面シート11の上端近くに配置されるため、表面シート11側から指を入れたり、チャック付き袋10を傾けて表面シート11側から物の出し入れをすれば、こぼすことなく、容易に物の出し入れをすることができる。
また、裏面シート12の上部(表面シート11と重なっていない部分)には、フック穴20が設けられる。フック穴20の形状には限定はなく、たとえば円形、楕円形、三角形などの多角形など任意の形状とすることができる。また、フック穴20は、壁面などに設置したフックに引っ掛けられる程度の大きさであれば足り、指が入る大きさより小さくしてもよい。たとえば2cm以下、1.5cm以下、1cm以下などでも足りる。
このフック穴20を例えば壁から突き出たフックに引っ掛けることによって、チャック付き袋10をぶら下げることができる。このフック穴により、調理台やテーブルや棚の上に置いてチャック付き袋を保管する必要がなくなり、壁に近いスペースを有効に活用して保管できる。
フック穴20は、表面シート11と裏面シート12とが重なる袋部の外側(上部)に設けられるため、袋部の内部に設けられる場合と異なり、フック穴によって袋の密封性が損なわれることはない。
また、フック穴20は、表面シート11と裏面シート12とが重なる袋部の外側(上部)に設けられるため、チャック付き袋10を壁から突き出たフックに引っ掛けたままの状態で、チャック16を空けて、開口部15から食料品等の出し入れをすることができる。
このフック穴20を例えば壁から突き出たフックに引っ掛けることによって、チャック付き袋10をぶら下げることができる。このフック穴により、調理台やテーブルや棚の上に置いてチャック付き袋を保管する必要がなくなり、壁に近いスペースを有効に活用して保管できる。
フック穴20は、表面シート11と裏面シート12とが重なる袋部の外側(上部)に設けられるため、袋部の内部に設けられる場合と異なり、フック穴によって袋の密封性が損なわれることはない。
また、フック穴20は、表面シート11と裏面シート12とが重なる袋部の外側(上部)に設けられるため、チャック付き袋10を壁から突き出たフックに引っ掛けたままの状態で、チャック16を空けて、開口部15から食料品等の出し入れをすることができる。
チャック付き袋10を構成するシートは、通常、樹脂フィルムから構成される。
また、上記接合部13は、通常、ヒートシールにより形成される。
シートとしては、ベースフィルム層と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シートを用いることができる。
また、上記接合部13は、通常、ヒートシールにより形成される。
シートとしては、ベースフィルム層と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シートを用いることができる。
ベースフィルム層を構成するフィルムは、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)など)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66など)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルスルフォン(PES)及びエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等から構成される。
シーラント層を構成するフィルムは、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される。
表面シート11及び裏面シート12には、例えば、ワインボトルの図柄を印刷することができる。表面シート11の正面側の上端部の図柄と、その直上の裏面シート12の正面側の図柄とがつながるように印刷することで、正面から見ると、チャック付き袋10の上から下までの全体で、1本のワインボトルの図柄が印刷されているような外観を備えることができる。
上記実施例では、高さの低い表面シート11側(図1の側)を正面として印刷することを記載したが、高さの高い裏面シート12側を正面として印刷してもよい(表面シート11側の高さを、裏面シート12側よりも高くする)。
すなわち、裏面シート12の裏側(図1の反対側)の、上から下までの全体にも、1本のワインボトルなどの図柄を印刷すれば、その面については、表面シート11側において、表面シート11の上端部とその直上の裏面シート12の図柄のズレが生じ得るのとは異なり、ズレのない1つの図柄を備えることができる。
すなわち、裏面シート12の裏側(図1の反対側)の、上から下までの全体にも、1本のワインボトルなどの図柄を印刷すれば、その面については、表面シート11側において、表面シート11の上端部とその直上の裏面シート12の図柄のズレが生じ得るのとは異なり、ズレのない1つの図柄を備えることができる。
チャック付き袋10の正面側(図1の側)のみに図柄を印刷してもよいし、裏側(図1の反対側)のみに図柄を印刷してもよいし、その両方に図柄を印刷してもよい。
上記の実施例では、表面シート11と裏面シート12とは別の2枚のシートとし、これらをヒートシールにより接合するとしたが、1枚のシートを2つ折りにするなどして、袋を作成してもよい。
10 チャック付き袋
11 表面シート
12 裏面シート
13 接合部
15 開口部
16 チャック
20 フック穴
11 表面シート
12 裏面シート
13 接合部
15 開口部
16 チャック
20 フック穴
Claims (3)
- 少なくとも表面部及び裏面部を構成するシートを備え、
該シートに囲まれた内容物の充填空間に繋がる開口部が容器上部の前記表面部と前記裏面部との間に形成され、前記開口部を閉じるチャックが設けられたチャック付き袋において、
前記表面部及び前記裏面部の一方の高さが他方の高さよりも高い、
ことを特徴とするチャック付き袋。 - 前記チャック付き袋は、
前記チャックの位置を、前記容器の最上部から離れた位置に設ける、
ことを特徴とするチャック付き袋。 - 前記チャック付き袋は、
前記表面部及び前記裏面部のうちの高さの高い方の、前記開口部よりも上方に、フック穴が設けられている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチャック付き袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018001853U JP3217344U (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | チャック付き袋 |
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