JP3217029B2 - 蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置 - Google Patents
蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置Info
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- F28D2021/0024—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for combustion apparatus, e.g. for boilers
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば揮発性有機
化合物等が含まれた有害なガスを燃焼して、この有害な
ガスを浄化する大気有害物質燃焼器である蓄熱燃焼器を
使用し、より詳しくは、この蓄熱燃焼器を通じて排出及
び浄化された排気ガスの廃熱を回収して使用することが
できる蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置に関する。
化合物等が含まれた有害なガスを燃焼して、この有害な
ガスを浄化する大気有害物質燃焼器である蓄熱燃焼器を
使用し、より詳しくは、この蓄熱燃焼器を通じて排出及
び浄化された排気ガスの廃熱を回収して使用することが
できる蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、このような浄化設備として
は、例えば揮発性有機化合物、一般の大気有害物質、大
気中の腐食性ガス等を含む有害なガスを浄化して外気中
に排出する装置である。
は、例えば揮発性有機化合物、一般の大気有害物質、大
気中の腐食性ガス等を含む有害なガスを浄化して外気中
に排出する装置である。
【0003】このような浄化設備としては、この有害な
ガスを蓄熱燃焼器の蓄熱熱交換器(セラミックメディ
ア)及び燃焼室に通過させることで、この有害なガスを
浄化処理した後、この有害なガスを外気中に排出するよ
うにしている。
ガスを蓄熱燃焼器の蓄熱熱交換器(セラミックメディ
ア)及び燃焼室に通過させることで、この有害なガスを
浄化処理した後、この有害なガスを外気中に排出するよ
うにしている。
【0004】このような蓄熱燃焼器は、1970年代に
アメリカで開発された新しい形態の大気有害物質燃焼設
備であって、その特徴としては、一般的な直接燃焼式大
気有害物質燃焼設備の問題点として指摘されていた高費
用の燃料費を大幅節減できる低燃費型となっている点に
ある。
アメリカで開発された新しい形態の大気有害物質燃焼設
備であって、その特徴としては、一般的な直接燃焼式大
気有害物質燃焼設備の問題点として指摘されていた高費
用の燃料費を大幅節減できる低燃費型となっている点に
ある。
【0005】従来、このような大気有害物質燃焼設備と
しては、図3に示したように、燃焼室12を備えた燃焼
器10と、熱交換器20と、スチームボイラー(または
「熱媒体/エアー」熱交換器)22と、排気ファン28
と、排気口(図示せず)とで構成する直接燃焼式大気有
害物質燃焼設備(DFI)がある。
しては、図3に示したように、燃焼室12を備えた燃焼
器10と、熱交換器20と、スチームボイラー(または
「熱媒体/エアー」熱交換器)22と、排気ファン28
と、排気口(図示せず)とで構成する直接燃焼式大気有
害物質燃焼設備(DFI)がある。
【0006】また、図4に示すように燃焼室12の下部
には、第1及び第2のセラミックメディア14、16
と、この燃焼室12内に有害なガスを引き込む供給バル
ブ(S1,S2)と、この燃焼室12にて有害なガスを
燃焼浄化し、この浄化されたガスを排気ガスとして排出
する排出バルブ(E1,E2)とを有している。
には、第1及び第2のセラミックメディア14、16
と、この燃焼室12内に有害なガスを引き込む供給バル
ブ(S1,S2)と、この燃焼室12にて有害なガスを
燃焼浄化し、この浄化されたガスを排気ガスとして排出
する排出バルブ(E1,E2)とを有している。
【0007】また、前記熱交換器20は、この燃焼室1
2の排出バルブ(E1,E2)を介して連通すること
で、この燃焼室12にて浄化された排気ガスを廃熱回収
するものである。
2の排出バルブ(E1,E2)を介して連通すること
で、この燃焼室12にて浄化された排気ガスを廃熱回収
するものである。
【0008】いわゆる蓄熱燃焼器は、燃焼器10、排気
ファン28及び図示せぬ排気口で構成している。
ファン28及び図示せぬ排気口で構成している。
【0009】では、この蓄熱燃焼器の動作について説明
する。
する。
【0010】この蓄熱燃焼器においては、図4に示すよ
うに、第1段階の運転時に供給バルブS1を通じて有害
なガスを燃焼器10に引き込み、この有害なガスが前段
階で予め加熱された第1のセラミックメディア14の蓄
熱材を通過することで、この有害なガスが蓄熱材の熱を
吸収して加熱され、この有害なガスが燃焼室12に流入
される。
うに、第1段階の運転時に供給バルブS1を通じて有害
なガスを燃焼器10に引き込み、この有害なガスが前段
階で予め加熱された第1のセラミックメディア14の蓄
熱材を通過することで、この有害なガスが蓄熱材の熱を
吸収して加熱され、この有害なガスが燃焼室12に流入
される。
【0011】次いで、この燃焼室12においては、流入
された有害なガスを高温酸化分解することで浄化し、こ
の浄化されたガスは前段階で冷却された第2のセラミッ
クメディア16の蓄熱材を通過しながら、この浄化され
たガスの熱を蓄熱材に蓄積させることで、このガスを冷
却する。
された有害なガスを高温酸化分解することで浄化し、こ
の浄化されたガスは前段階で冷却された第2のセラミッ
クメディア16の蓄熱材を通過しながら、この浄化され
たガスの熱を蓄熱材に蓄積させることで、このガスを冷
却する。
【0012】このようにして蓄熱燃焼器によれば、第2
のセラミックメディア16の蓄熱材に熱を蓄えながら、
適正温度に冷却され、かつ浄化されたガスを、排気ファ
ン28を介して外気に排出することができる。
のセラミックメディア16の蓄熱材に熱を蓄えながら、
適正温度に冷却され、かつ浄化されたガスを、排気ファ
ン28を介して外気に排出することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蓄熱燃焼器によれば、燃焼器10の燃焼室12にて
浄化され、かつ排出されるガスの温度が低いので、図4
に示すスチームボイラー等の熱交換器22である廃熱回
収装置に利用することができないといった問題点があっ
た。
来の蓄熱燃焼器によれば、燃焼器10の燃焼室12にて
浄化され、かつ排出されるガスの温度が低いので、図4
に示すスチームボイラー等の熱交換器22である廃熱回
収装置に利用することができないといった問題点があっ
た。
【0014】つまり、上記従来の蓄熱燃焼器の排気ガス
廃熱回収装置によれば、前記蓄熱燃焼器の燃焼器10を
介して浄化されたガスは排出バルブ(E2)を通じて熱
交換器20へ排出されるものであるが、前記燃焼器10
から排出される排気ガスの温度があまりにも低く、熱交
換器20による廃熱回収対象の適正温度(250℃以
上)に満たないので、前記熱交換器20による廃熱回収
ができないといった問題点があった。
廃熱回収装置によれば、前記蓄熱燃焼器の燃焼器10を
介して浄化されたガスは排出バルブ(E2)を通じて熱
交換器20へ排出されるものであるが、前記燃焼器10
から排出される排気ガスの温度があまりにも低く、熱交
換器20による廃熱回収対象の適正温度(250℃以
上)に満たないので、前記熱交換器20による廃熱回収
ができないといった問題点があった。
【0015】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、有害なガスを浄化し
ながら、この浄化されたガスを効率良く廃熱利用するこ
とができる蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置を提供す
ることにある。
であり、その目的とするところは、有害なガスを浄化し
ながら、この浄化されたガスを効率良く廃熱利用するこ
とができる蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の蓄熱燃焼器の排ガス廃熱回収装置は、大気有
害物質を含む有害ガスを燃焼室で燃焼して、この有害ガ
スを浄化した後、この浄化されたガスを排気ガスとして
排気口を通じて外気へ排出させる蓄熱燃焼器の排ガス廃
熱回収装置であって、前記燃焼室を通じて排出される、
一部のみ燃焼有害ガス又は排気ガスを燃焼する補助燃焼
炉を燃焼室に連通させており、且つ、前記補助燃焼炉に
て燃焼排出された排気ガス中の廃熱を回収する廃熱回収
器と、前記補助燃焼炉を通じて排出された高温の排気ガ
ス及び、前記廃熱回収器を通して排出された低温の排気
ガスを混合して、廃熱回収のための適正温度まで冷却さ
れた排気ガスを排出する循環排出部とを有することを特
徴とする。
に本発明の蓄熱燃焼器の排ガス廃熱回収装置は、大気有
害物質を含む有害ガスを燃焼室で燃焼して、この有害ガ
スを浄化した後、この浄化されたガスを排気ガスとして
排気口を通じて外気へ排出させる蓄熱燃焼器の排ガス廃
熱回収装置であって、前記燃焼室を通じて排出される、
一部のみ燃焼有害ガス又は排気ガスを燃焼する補助燃焼
炉を燃焼室に連通させており、且つ、前記補助燃焼炉に
て燃焼排出された排気ガス中の廃熱を回収する廃熱回収
器と、前記補助燃焼炉を通じて排出された高温の排気ガ
ス及び、前記廃熱回収器を通して排出された低温の排気
ガスを混合して、廃熱回収のための適正温度まで冷却さ
れた排気ガスを排出する循環排出部とを有することを特
徴とする。
【0017】従って、本発明の蓄熱燃焼器の排気ガス廃
熱回収装置によれば、有害なガスを確実に浄化しなが
ら、この浄化されたガスを効率良く廃熱利用することが
できる。
熱回収装置によれば、有害なガスを確実に浄化しなが
ら、この浄化されたガスを効率良く廃熱利用することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態に示す蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置につ
いて説明する。図1は第1の実施の形態に示す蓄熱燃焼
器の排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
施の形態に示す蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置につ
いて説明する。図1は第1の実施の形態に示す蓄熱燃焼
器の排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0019】図1に示す排気ガス廃熱回収装置は、第1
及び第2のセラミックメディア112、114を燃焼室
110の下部に備え、流入された有害なガスを燃焼させ
る燃焼器100と、この燃焼器100と連通して、この
燃焼器100内の排気ガスの一部(未燃焼有害ガスを含
む)を再燃焼させる補助燃焼炉120と、この補助燃焼
炉120を通じて排出される排気ガス中の廃熱を回収す
る、スチームボイラー又は熱媒体/エアー熱交換器等の
1次熱回収用熱交換器130と、前記燃焼室110を通
じて排出される排気ガスの廃熱を回収する2次熱回収用
熱交換器140と、前記1次熱回収用熱交換器130を
通じて排出される排気ガスの一部を、再度、1次熱回収
用熱交換器130に再循環させる循環送風ファン150
と、これら排気ガス等を外気に排出する排気ファン16
0と、前記燃焼器100内に有害なガスを流入させる供
給ファン161とを有している。尚、前記排気ファン1
60は、供給ファン161に代替でき、同じ機能をす
る。さらに、排気ファン160と供給ファン161を一
緒に設置することもできる。
及び第2のセラミックメディア112、114を燃焼室
110の下部に備え、流入された有害なガスを燃焼させ
る燃焼器100と、この燃焼器100と連通して、この
燃焼器100内の排気ガスの一部(未燃焼有害ガスを含
む)を再燃焼させる補助燃焼炉120と、この補助燃焼
炉120を通じて排出される排気ガス中の廃熱を回収す
る、スチームボイラー又は熱媒体/エアー熱交換器等の
1次熱回収用熱交換器130と、前記燃焼室110を通
じて排出される排気ガスの廃熱を回収する2次熱回収用
熱交換器140と、前記1次熱回収用熱交換器130を
通じて排出される排気ガスの一部を、再度、1次熱回収
用熱交換器130に再循環させる循環送風ファン150
と、これら排気ガス等を外気に排出する排気ファン16
0と、前記燃焼器100内に有害なガスを流入させる供
給ファン161とを有している。尚、前記排気ファン1
60は、供給ファン161に代替でき、同じ機能をす
る。さらに、排気ファン160と供給ファン161を一
緒に設置することもできる。
【0020】また、前記第1のセラミックメディア11
2が配置された燃焼室110の下部には、供給バルブ
(S1)及び排出バルブ(E1)が設けてあり、前記第
2のセラミックメディア114が配置された燃焼室11
0の下部には、供給バルブ(S2)及び排出バルブ(E
2)が設けてある。
2が配置された燃焼室110の下部には、供給バルブ
(S1)及び排出バルブ(E1)が設けてあり、前記第
2のセラミックメディア114が配置された燃焼室11
0の下部には、供給バルブ(S2)及び排出バルブ(E
2)が設けてある。
【0021】また、図示せぬ制御部においては、例えば
各排気口等に設けられた各温度センサ(図示せず)によ
って得られるガスの感知温度に応じてバルブ制御信号を
出力することで、これら供給バルブ(S1,S2)及び
排出バルブ(E1,E2)の開閉を制御するものであ
る。
各排気口等に設けられた各温度センサ(図示せず)によ
って得られるガスの感知温度に応じてバルブ制御信号を
出力することで、これら供給バルブ(S1,S2)及び
排出バルブ(E1,E2)の開閉を制御するものであ
る。
【0022】また、前記燃焼器100内に流入されるガ
スは有害なガス、前記燃焼器100内から排出されるガ
スは浄化されたガスで、前記燃焼室110から補助燃焼
炉120に流入されるガスは浄化されたか或いは一部未
燃焼の有害なガスである。
スは有害なガス、前記燃焼器100内から排出されるガ
スは浄化されたガスで、前記燃焼室110から補助燃焼
炉120に流入されるガスは浄化されたか或いは一部未
燃焼の有害なガスである。
【0023】前記排気ファン160においては、前記燃
焼器100にて直接排出された排気ガスを外気に排出さ
せたり、前記燃焼器100にて直接排出された排気ガス
と前記1次熱回収用熱交換器130を通じて排出された
排気ガスとを混合して外気に排出させたり、前記1次熱
回収用熱交換器130を通じて排出された排気ガスと前
記2次熱回収用熱交換器140を通じて排出された排気
ガスとを混合して外気に排出させたり、又は前記2次熱
回収用熱交換器140を通じて排出された排気ガスを外
気に排出させるものである。
焼器100にて直接排出された排気ガスを外気に排出さ
せたり、前記燃焼器100にて直接排出された排気ガス
と前記1次熱回収用熱交換器130を通じて排出された
排気ガスとを混合して外気に排出させたり、前記1次熱
回収用熱交換器130を通じて排出された排気ガスと前
記2次熱回収用熱交換器140を通じて排出された排気
ガスとを混合して外気に排出させたり、又は前記2次熱
回収用熱交換器140を通じて排出された排気ガスを外
気に排出させるものである。
【0024】次に、この排気ガス廃熱回収装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0025】本実施の形態においては、a)燃焼器10
0のセラミックメディア−排気ファン160−排気口を
経由して浄化された排気ガスが排出される経路と、b)
燃焼器100のセラミックメディアを通じて浄化された
排気ガスが200℃以上の場合に、排気ガスの2次熱回
収用熱交換器140を経由して排気口から排出される経
路と、c)燃焼器100−補助燃焼炉120−1次熱回
収用熱交換器130−排気ファン160を経由して排気
ガスと混合され排気口から排出される経路と、d)燃焼
器100−補助燃焼炉120−1次熱回収用熱交換器1
30−循環送風ファン150を経由して1次熱回収用熱
交換器130に再循環される経路といった4つのガス流
通経路があげられる。
0のセラミックメディア−排気ファン160−排気口を
経由して浄化された排気ガスが排出される経路と、b)
燃焼器100のセラミックメディアを通じて浄化された
排気ガスが200℃以上の場合に、排気ガスの2次熱回
収用熱交換器140を経由して排気口から排出される経
路と、c)燃焼器100−補助燃焼炉120−1次熱回
収用熱交換器130−排気ファン160を経由して排気
ガスと混合され排気口から排出される経路と、d)燃焼
器100−補助燃焼炉120−1次熱回収用熱交換器1
30−循環送風ファン150を経由して1次熱回収用熱
交換器130に再循環される経路といった4つのガス流
通経路があげられる。
【0026】まず、この排気ガス廃熱回収装置において
は、第1の段階の運転時に引き込まれる有害なガスは、
供給バルブ(S1)を通じて前段階で予め加熱た第1の
セラミックメディア112を通過しながら蓄熱材の熱を
吸収して加熱されると同時に燃焼室100内に流入され
る。
は、第1の段階の運転時に引き込まれる有害なガスは、
供給バルブ(S1)を通じて前段階で予め加熱た第1の
セラミックメディア112を通過しながら蓄熱材の熱を
吸収して加熱されると同時に燃焼室100内に流入され
る。
【0027】この流入されたガスは燃焼室110内で高
温酸化分解されることにより浄化され、この浄化された
ガスは前段階で冷却された第2のセラミックメディア1
14の蓄熱材を通過しながら、この蓄熱材にガスの熱を
蓄積させる。
温酸化分解されることにより浄化され、この浄化された
ガスは前段階で冷却された第2のセラミックメディア1
14の蓄熱材を通過しながら、この蓄熱材にガスの熱を
蓄積させる。
【0028】この第2セラミックメディア114の蓄熱
材による熱吸収によって、浄化されたガスは冷却される
ことで、この浄化されたガスは、排気ガスとして、開放
された排出バルブ(E2)、排気ファン160、排気口
(図示せず)を通じて直接外気に排出される。
材による熱吸収によって、浄化されたガスは冷却される
ことで、この浄化されたガスは、排気ガスとして、開放
された排出バルブ(E2)、排気ファン160、排気口
(図示せず)を通じて直接外気に排出される。
【0029】このような動作中に、排気ガスの温度が一
定の温度以上に上昇すると、排気ガスの循環サイクルが
変更される。即ち、前記制御部は、前記温度センサによ
って前記燃焼器100の第2セラミックメディア114
を通じて排出された排気ガスの温度が一定の温度以上に
なったことを感知すると、現在開放中の供給バルブS1
及び排出バルブE2を閉塞し、供給バルブS2及び排出
バルブE1を開放するバルブ制御信号を出力する。
定の温度以上に上昇すると、排気ガスの循環サイクルが
変更される。即ち、前記制御部は、前記温度センサによ
って前記燃焼器100の第2セラミックメディア114
を通じて排出された排気ガスの温度が一定の温度以上に
なったことを感知すると、現在開放中の供給バルブS1
及び排出バルブE2を閉塞し、供給バルブS2及び排出
バルブE1を開放するバルブ制御信号を出力する。
【0030】つまり、前記制御部においては、逆方向の
循環サイクルに変更する、つまり第2のセラミックメデ
ィア114で有害なガスを加熱し、第1のセラミックメ
ディア112で排気ガスの熱を吸収するといった循環サ
イクルに変更する。
循環サイクルに変更する、つまり第2のセラミックメデ
ィア114で有害なガスを加熱し、第1のセラミックメ
ディア112で排気ガスの熱を吸収するといった循環サ
イクルに変更する。
【0031】前記燃焼室110においては、有害なガス
を浄化した後、この浄化したガスを排気ガスとして、一
部を直接外気に排出し、残りの排気ガス(未燃焼有害ガ
スを含む)を補助燃焼炉120に流入する。
を浄化した後、この浄化したガスを排気ガスとして、一
部を直接外気に排出し、残りの排気ガス(未燃焼有害ガ
スを含む)を補助燃焼炉120に流入する。
【0032】この補助燃焼炉120は、この未燃焼有害
ガスを含む排気ガスを燃焼することで、この排気ガスを
1次熱回収用熱交換器130に流入させる。尚、この1
次熱回収用熱交換器130に流入される排気ガスは、補
助燃焼炉120にて排出された排気ガスと、前記循環送
風ファン150にて循環された、すなわち1次熱回収用
熱交換器130にて排出された排気ガスの一部とを混合
した、1次熱回収用熱交換器130の廃熱回収対象の適
正温度(約600℃)に冷却された排気ガスに相当する
ものである。
ガスを含む排気ガスを燃焼することで、この排気ガスを
1次熱回収用熱交換器130に流入させる。尚、この1
次熱回収用熱交換器130に流入される排気ガスは、補
助燃焼炉120にて排出された排気ガスと、前記循環送
風ファン150にて循環された、すなわち1次熱回収用
熱交換器130にて排出された排気ガスの一部とを混合
した、1次熱回収用熱交換器130の廃熱回収対象の適
正温度(約600℃)に冷却された排気ガスに相当する
ものである。
【0033】この1次熱回収用熱交換器130は、適正
温度である約600℃の排気ガスを廃熱回収すること
で、冷却された排気ガスを排出する。この1次熱回収用
熱交換器130を通じて排出される排気ガスとしては、
前述したように循環送風ファン150を介して、その一
部を1次熱回収用熱交換器130に循環流入すると共
に、その残りを、前記燃焼器100から直接排出された
排気ガスと混合することで、この混合した排気ガスを約
150℃以下に冷却し、この冷却された排気ガスを、排
気ファン160を介して外気に排出する。
温度である約600℃の排気ガスを廃熱回収すること
で、冷却された排気ガスを排出する。この1次熱回収用
熱交換器130を通じて排出される排気ガスとしては、
前述したように循環送風ファン150を介して、その一
部を1次熱回収用熱交換器130に循環流入すると共
に、その残りを、前記燃焼器100から直接排出された
排気ガスと混合することで、この混合した排気ガスを約
150℃以下に冷却し、この冷却された排気ガスを、排
気ファン160を介して外気に排出する。
【0034】また、前記燃焼室110の第2のセラミッ
クメディア114を通過して冷却された後に排出される
排気ガスの温度が約200℃以上の場合には、この約2
00℃以上の排気ガスは、前記制御部により開閉制御さ
れる別途のバルブ(図示せず)を通じて2次熱回収用熱
交換器140を経た後に外気に排出される。
クメディア114を通過して冷却された後に排出される
排気ガスの温度が約200℃以上の場合には、この約2
00℃以上の排気ガスは、前記制御部により開閉制御さ
れる別途のバルブ(図示せず)を通じて2次熱回収用熱
交換器140を経た後に外気に排出される。
【0035】言い替えると、燃焼室110で浄化して排
出される排気ガスにおいては、その一部を1次熱回収用
熱交換器130に通過させることで、この排気ガスから
直接廃熱を回収するものであるが、この時、高温の排気
ガスが1次熱回収用熱交換器130に直接流入してしま
うと、高温による問題(材質および熱媒体の炭化)が生
じることがある。
出される排気ガスにおいては、その一部を1次熱回収用
熱交換器130に通過させることで、この排気ガスから
直接廃熱を回収するものであるが、この時、高温の排気
ガスが1次熱回収用熱交換器130に直接流入してしま
うと、高温による問題(材質および熱媒体の炭化)が生
じることがある。
【0036】そこで、この1次熱回収用熱交換器130
を通過した排気ガスの一部を、循環送風ファン150を
用いて再循環させ、この再循環された排気ガスと補助燃
焼炉120にて排出された排気ガスとを混合すること
で、1次熱回収用熱交換器130に流入される排気ガス
の温度を低くすることで、熱交換効率を高めることがで
きる。
を通過した排気ガスの一部を、循環送風ファン150を
用いて再循環させ、この再循環された排気ガスと補助燃
焼炉120にて排出された排気ガスとを混合すること
で、1次熱回収用熱交換器130に流入される排気ガス
の温度を低くすることで、熱交換効率を高めることがで
きる。
【0037】さらに1次熱回収用熱交換器130を通過
した排気ガスの内、循環送風ファン150にて再循環さ
れなかった残りの排気ガスは、前記燃焼器100を通じ
て直接排出された排気ガスと混合して、約150℃の低
温に排気ガスを冷却することで、この冷却された排気ガ
スを、排気ファン150を介して外気に排出されること
ができる。
した排気ガスの内、循環送風ファン150にて再循環さ
れなかった残りの排気ガスは、前記燃焼器100を通じ
て直接排出された排気ガスと混合して、約150℃の低
温に排気ガスを冷却することで、この冷却された排気ガ
スを、排気ファン150を介して外気に排出されること
ができる。
【0038】従って、第1実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置によれば、1次熱回収用熱交換器130を通
過した排気ガスの一部を、循環送風ファン150を用い
て循環させ、この循環された排気ガスと補助燃焼炉12
0にて排出された排気ガスとを混合することで、1次熱
回収用熱交換器130に流縫うされる排気ガスの温度を
低くすることで、熱交換率を高めることができ、ひいて
は排気ガスの廃熱回収効率を高くすることができる。
熱回収装置によれば、1次熱回収用熱交換器130を通
過した排気ガスの一部を、循環送風ファン150を用い
て循環させ、この循環された排気ガスと補助燃焼炉12
0にて排出された排気ガスとを混合することで、1次熱
回収用熱交換器130に流縫うされる排気ガスの温度を
低くすることで、熱交換率を高めることができ、ひいて
は排気ガスの廃熱回収効率を高くすることができる。
【0039】また、第1の実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置によれば、この燃焼室110に補助燃焼炉1
20を連通させる構成にしたので、燃焼効率を向上させ
ることで、有害なガスを完全燃焼させることができる。
熱回収装置によれば、この燃焼室110に補助燃焼炉1
20を連通させる構成にしたので、燃焼効率を向上させ
ることで、有害なガスを完全燃焼させることができる。
【0040】また、第1の実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置によれば、1次熱回収用熱交換器130を通
過した排気ガスの内、循環送風ファン150にて再循環
されなかった残りの排気ガスは、前記燃焼器100を通
じて直接排出された排気ガスと混合して、約150℃の
低温に排気ガスを冷却することで、この冷却された排気
ガスを外気に排出させることができる。
熱回収装置によれば、1次熱回収用熱交換器130を通
過した排気ガスの内、循環送風ファン150にて再循環
されなかった残りの排気ガスは、前記燃焼器100を通
じて直接排出された排気ガスと混合して、約150℃の
低温に排気ガスを冷却することで、この冷却された排気
ガスを外気に排出させることができる。
【0041】また、第1の実施の形態によれば、前記燃
焼器100内の第2のセラミックメディア114を通じ
て冷却された後に排出される排気ガスの温度が約200
℃以上の場合には、この排気ガスを2次熱回収用熱交換
器140に通過させた後、外気に排出させることにで残
余廃熱を回収することができる。
焼器100内の第2のセラミックメディア114を通じ
て冷却された後に排出される排気ガスの温度が約200
℃以上の場合には、この排気ガスを2次熱回収用熱交換
器140に通過させた後、外気に排出させることにで残
余廃熱を回収することができる。
【0042】つまり、第1の実施の形態に示す排気ガス
廃熱回収装置によれば、燃焼室110から排出される排
気ガスから約250℃以上の温度の廃熱を回収すると共
に、外気に排出される排気ガスを150℃の低温までに
冷却させることができる。
廃熱回収装置によれば、燃焼室110から排出される排
気ガスから約250℃以上の温度の廃熱を回収すると共
に、外気に排出される排気ガスを150℃の低温までに
冷却させることができる。
【0043】では、次に第2の実施の形態に示す排気ガ
ス廃熱回収装置について説明する。図2は本実施の形態
に示す排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロ
ック図である。尚、第1の実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置の構成と重複するものには同一符号を付すと
共に、その構成及び動作の説明については省略する。
ス廃熱回収装置について説明する。図2は本実施の形態
に示す排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロ
ック図である。尚、第1の実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置の構成と重複するものには同一符号を付すと
共に、その構成及び動作の説明については省略する。
【0044】図2に示す排気ガス廃熱回収装置の構成
と、図1に示す排気ガス廃熱回収装置の構成と異なると
ころは、図1においては1次熱回収用熱交換器130を
通じて排出される排気ガスが循環送風ファン150を介
して再び1次熱回収用熱交換器130に循環される構成
としたのに対し、図2においては2次熱回収用熱交換器
140を通じて排出された排気ガスが1次熱回収用熱交
換器130に循環される構成とした点にある。
と、図1に示す排気ガス廃熱回収装置の構成と異なると
ころは、図1においては1次熱回収用熱交換器130を
通じて排出される排気ガスが循環送風ファン150を介
して再び1次熱回収用熱交換器130に循環される構成
としたのに対し、図2においては2次熱回収用熱交換器
140を通じて排出された排気ガスが1次熱回収用熱交
換器130に循環される構成とした点にある。
【0045】では、第2の実施の形態に示す排気ガス廃
熱回収装置の動作について説明する。
熱回収装置の動作について説明する。
【0046】前記1次熱回収用熱交換器130は、補助
燃焼炉120で再燃焼された排気ガスから廃熱回収して
排気ガスの冷却するし、この冷却した排気ガスを排出す
る。
燃焼炉120で再燃焼された排気ガスから廃熱回収して
排気ガスの冷却するし、この冷却した排気ガスを排出す
る。
【0047】この1次熱回収用熱交換器130にて排出
された排気ガスは、前記燃焼器100の排出バルブ(E
2)を通じて排出された排気ガスと混合することで、冷
却された排気ガスを2次熱回収用熱交換器140に流入
する。
された排気ガスは、前記燃焼器100の排出バルブ(E
2)を通じて排出された排気ガスと混合することで、冷
却された排気ガスを2次熱回収用熱交換器140に流入
する。
【0048】この2次熱回収用熱交換器140は、この
冷却された排気ガスから廃熱回収をすることで約120
℃程度に冷却された状態で、この排気ガスを、排気ファ
ン160を介して外気に排出させる。尚、この2次熱回
収用熱交換器140にて廃熱回収された熱媒体は、その
温度が250℃程度となり、再び1次熱回収用熱交換器
130を通じて熱を吸収するようになって、その温度が
450〜650℃程度になった状態で必要なところに供
給されることになる。
冷却された排気ガスから廃熱回収をすることで約120
℃程度に冷却された状態で、この排気ガスを、排気ファ
ン160を介して外気に排出させる。尚、この2次熱回
収用熱交換器140にて廃熱回収された熱媒体は、その
温度が250℃程度となり、再び1次熱回収用熱交換器
130を通じて熱を吸収するようになって、その温度が
450〜650℃程度になった状態で必要なところに供
給されることになる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、燃焼室で
浄化して排出される排気ガス中の一部はセラミックメデ
ィアを通過させ冷却した後に直接外気に排出し、残りの
排気ガスは直接廃熱回収用スチームボイラーまたは「熱
媒体/エアー」熱交換器を通過した後、一部は再び循環
送風ファンを通じて前記廃熱回収用スチームボイラーま
たは「熱媒体/エアー」熱交換器内に再循環し、残りは
直接外気に排出される排気ガスに混合されることによ
り、適正温度の廃熱回収と共に、排出される排気ガスを
冷却させることができるという効果がある。即ち、25
0℃またはその以上の廃熱を回収すると共に、150℃
以下に冷却された排気ガスを排出する。
浄化して排出される排気ガス中の一部はセラミックメデ
ィアを通過させ冷却した後に直接外気に排出し、残りの
排気ガスは直接廃熱回収用スチームボイラーまたは「熱
媒体/エアー」熱交換器を通過した後、一部は再び循環
送風ファンを通じて前記廃熱回収用スチームボイラーま
たは「熱媒体/エアー」熱交換器内に再循環し、残りは
直接外気に排出される排気ガスに混合されることによ
り、適正温度の廃熱回収と共に、排出される排気ガスを
冷却させることができるという効果がある。即ち、25
0℃またはその以上の廃熱を回収すると共に、150℃
以下に冷却された排気ガスを排出する。
【図1】本発明における第1の実施の形態に示す蓄熱燃
焼器の排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロ
ック図である。
焼器の排気ガス廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第2の実施の形態に示す蓄熱燃焼器の排気ガス
廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロック図である。
廃熱回収装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来の蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置内部
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図4】従来の蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置内部
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
100 燃焼器 110 燃焼室 112 第1のセラミックメディア 114 第2のセラミックメディア 120 補助燃焼炉 130 1次熱回収用熱交換器(廃熱回収器、第1熱交
換器) 140 2次熱回収用熱交換器(廃熱回収器、第2熱交
換器) 150 循環送風ファン 160 排気ファン 161 供給ファン S1,S2 供給バルブ E1,E2 排出バルブ
換器) 140 2次熱回収用熱交換器(廃熱回収器、第2熱交
換器) 150 循環送風ファン 160 排気ファン 161 供給ファン S1,S2 供給バルブ E1,E2 排出バルブ
Claims (9)
- 【請求項1】 大気有害物質を含む有害ガスを燃焼室で
燃焼して、この有害ガスを浄化した後、この浄化された
ガスを排気ガスとして排気口を通じて外気へ排出させる
蓄熱燃焼器の排ガス廃熱回収装置であって、 前記燃焼室を通じて排出される、一部のみ燃焼有害ガス
又は排気ガスを燃焼する補助燃焼炉を燃焼室に連通させ
ており、 且つ、前記補助燃焼炉にて燃焼排出された排気ガス中の
廃熱を回収する廃熱回収器と、前記補助燃焼炉を通じて
排出された高温の排気ガス及び、前記廃熱回収器を通し
て排出された低温の排気ガスを混合して、廃熱回収のた
めの適正温度まで冷却された排気ガスを排出する循環排
出部とを有する ことを特徴とする蓄熱燃焼器の排気ガス
廃熱回収装置。 - 【請求項2】 前記補助燃焼炉には、セラミックを充填
したことを特徴とする請求項1記載の蓄熱燃焼器の排気
ガス廃熱回収装置。 - 【請求項3】 前記廃熱回収器は、スチームボイラーで
あることを特徴とする請求項1または2記載の蓄熱燃焼
器の排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項4】 前記廃熱回収器は、熱媒体熱交換器であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱燃焼器の
排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項5】 前記廃熱回収器は、エアー熱交換器であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱燃焼器の
排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項6】 前記補助燃焼炉を通じて排出された高温
の排気ガスの温度は約750度、前記廃熱回収器を通じ
て排出された低温の排気ガスの温度は約280度、前記
循環排出部にて排出された適正温度の排気ガスの温度は
約600度に夫々設定されることを特徴とする請求項1
又は2記載の蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項7】 前記循環排出部は、前記補助燃焼炉を通
じて排出された排気ガスと混合するように、前記廃熱回
収器を通じて排出された排気ガスを再循環させる循環送
風ファンを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
の蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項8】 前記廃熱回収器は、前記燃焼室を通じて
排出される排気ガスの 2次熱回収を行うための熱交換器
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の蓄熱燃
焼器の排気ガス廃熱回収装置。 - 【請求項9】 前記廃熱回収器は、前記補助燃焼炉を通
じて排出される高温の排気ガスを1次的に冷却させる第
1の熱交換器と、この第1の熱交換器を通じて排出され
た排気ガスと前記燃焼室を通じて排出された排気ガスと
を混合して、これら混合した排気ガスを2次的に冷却さ
せる第2の熱交換器とで構成することを特徴とする請求
項1又は2記載の蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019980016607A KR100314112B1 (ko) | 1998-05-09 | 1998-05-09 | 축열연소기의배기가스폐열회수장치 |
KR1998-P16607 | 1998-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325443A JPH11325443A (ja) | 1999-11-26 |
JP3217029B2 true JP3217029B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=19537170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22345798A Expired - Fee Related JP3217029B2 (ja) | 1998-05-09 | 1998-08-06 | 蓄熱燃焼器の排気ガス廃熱回収装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217029B2 (ja) |
KR (1) | KR100314112B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102338566A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-02-01 | 张勤英 | 一种余热回收装置 |
Families Citing this family (15)
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KR100588067B1 (ko) | 2004-09-01 | 2006-06-08 | 한국에너지기술연구원 | 휘발성 유기화합물 다단 산화장치 |
KR100680028B1 (ko) * | 2005-08-09 | 2007-02-08 | 오석인 | 축열식 소각로에 적용되는 폐열회수장치 |
KR100853937B1 (ko) | 2008-03-21 | 2008-08-25 | 에스피산업기술주식회사 | 차체 도장 전처리공정 수조부의 승온 및 온도유지를 위한축열식 소각설비의 폐열회수 시스템 |
JP5350978B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2013-11-27 | 中外炉工業株式会社 | 蓄熱式脱臭装置 |
CN102997274A (zh) * | 2011-09-19 | 2013-03-27 | 李豫伯 | 高温废气的热回收系统 |
TWI519746B (zh) | 2013-09-30 | 2016-02-01 | 台橡股份有限公司 | 環保系統及其在工廠的應用 |
CN107642789B (zh) * | 2017-09-26 | 2023-07-14 | 江苏中圣高科技产业有限公司 | 一种分级配风型蓄热式焚烧炉 |
CN108253409B (zh) * | 2018-01-29 | 2024-04-23 | 山东科技大学 | 高效超低排放蓄热式多燃料气化燃烧锅炉 |
CN108253436B (zh) * | 2018-03-05 | 2023-09-15 | 南通贝思特机械工程有限公司 | 一种涂装用节能蓄热式多塔室焚烧炉rto系统 |
CN110594759A (zh) * | 2018-06-12 | 2019-12-20 | 通用电气公司 | 废气处理系统以及处理方法 |
CN108827009A (zh) * | 2018-07-23 | 2018-11-16 | 易平 | 往复顺序循环预热装置 |
KR20220032803A (ko) | 2020-09-08 | 2022-03-15 | 주식회사 엘지화학 | 배가스 처리 시스템 |
CN112377931B (zh) * | 2020-11-23 | 2024-02-09 | 埃尔博工业设备(北京)有限公司 | 一种旋转式蓄热氧化装置 |
CN112628771A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-09 | 山东科技大学 | 一种瓦斯蓄热氧化高温烟气熔盐换热系统和方法 |
KR102371719B1 (ko) | 2021-07-20 | 2022-03-07 | 황원하 | 휘발성 유기 화합물 저감구조를 포함하는 축열식 소각로 |
-
1998
- 1998-05-09 KR KR1019980016607A patent/KR100314112B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-08-06 JP JP22345798A patent/JP3217029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102338566A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-02-01 | 张勤英 | 一种余热回收装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
KR100314112B1 (ko) | 2001-12-31 |
JPH11325443A (ja) | 1999-11-26 |
KR19980064868A (ko) | 1998-10-07 |
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