JP3216691B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP3216691B2
JP3216691B2 JP00460996A JP460996A JP3216691B2 JP 3216691 B2 JP3216691 B2 JP 3216691B2 JP 00460996 A JP00460996 A JP 00460996A JP 460996 A JP460996 A JP 460996A JP 3216691 B2 JP3216691 B2 JP 3216691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ピックアップに
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザからの光を記録媒体におけ
る記録面に透明基板を介して光スポットとして集光さ
せ、上記記録面により反射された戻り光束を再生信号発
生用の受光素子により検出して再生用の受光信号を発生
する光ピックアップは、従来から広く知られている。
【0003】「記録媒体」として代表的なCD(コンパ
クトディスク)には、記録面に照射される光が透過すべ
き透明基板の厚さが1.2mmの「標準記録密度ディス
ク」と、上記透過すべき透明基板の厚さが0.6mmの
「高記録密度ディスク」の2種類がある。光ピックアッ
プの汎用性の面から「透明基板の厚さの異なる2種の記
録媒体の何れに対しても情報の再生を行ないたい」とい
う要望が強い。
【0004】記録媒体の記録面に照射される光は「対物
レンズ」により集光光束とされ、透明基板を透過して記
録面上に光スポットとして集光する。光スポット径は標
準記録密度ディスクの情報を再生する場合で1.5μm
程度、高記録密度ディスクの情報を再生する場合で0.
95μm程度であり、光スポット径が極めて小さいた
め、対物レンズは、その球面収差が透明基板の厚さを考
慮して良好に補正されていなければならない。
【0005】透明基板の厚さが異なる2種の記録媒体に
適合した光ピックアップを実現する場合には、一般に透
明基板の厚さが小さい高記録密度ディスク用に合わせて
対物レンズの球面収差を補正し、高記録密度ディスクの
記録面上に良好な光スポットが形成されるようにする。
【0006】このように球面収差を補正された対物レン
ズによる収束光束を、標準記録密度ディスクの「厚い透
明基板」を介して記録面に集光させると、透明基板の厚
さの違いにより「対物レンズと透明基板とによる結像光
学系」の球面収差が悪化し、光束を記録面上に十分に絞
り込むことができない。
【0007】このような問題を回避する方法として、標
準記録密度ディスクに対して情報の再生を行なうとき
は、記録面へ向かう照明光束の光路中に「アパーチュ
ア」を挿入し照明光束の周辺光束部を遮光する方法が提
案されている(応用物理学会予講集 平成7年秋 29a-
ZA-6 厚さの異なる2種類のディスクにおける互換性の
検討)。しかしながら実際的見地からすると、アパーチ
ュアを照明光束の光路中に出し入れする場合、アパーチ
ュア挿入位置に極めて高い精度が要求されるので、アパ
ーチュア出し入れ機構の部品や組立てに高精度が必要と
なり、光ピックアップの生産面・コスト面からして好ま
しくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑み、光ピックアップにおいて、透明基板の厚さが
異なる2種の記録媒体に対する簡易な情報再生を可能と
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1〜7記載の発明
の光ピックアップは「半導体レーザからの光を記録媒体
における記録面に透明基板を介して光スポットとして集
光させ、記録面により反射された戻り光束を再生信号発
生用の受光素子により検出して再生用の受光信号を発生
する情報再生を、透明基板の厚さが異なる第1および第
2の記録媒体に対して行ない得る光ピックアップ」であ
って、半導体レーザからの光を記録面に光スポットとし
て集光させる対物レンズは「第1の透明基板」に応じて
光学特性を設定されている。勿論、この発明の光ピック
アップは、情報の再生のみならず「情報の書込みや書き
込まれた情報の消去を行なう機能」を有し得る。
【0010】請求項1記載の光ピックアップは以下の如
き特徴を有する。即ち、第1に、半導体レーザと再生信
号発生用の受光素子とは「発光・受光ユニット」として
同一のパッケージ内に配備される。第2に、半導体レー
ザから記録媒体に到る光路上に「1/4波長板」を有す
ると共に、半導体レーザと1/4波長板との間に「偏光
ホログラム」を有する。「偏光ホログラム」は、偏光状
態によりホログラム作用の異なるホログラムであり、半
導体レーザからの直線偏光を透過させ、記録媒体からの
戻り光束を偏向させ、戻り光束の中心光束部と周辺光束
部とを分離し、中心光束部を受光素子に向けて偏向させ
る機能を持つ。
【0011】上記の如く、半導体レーザと受光素子とは
「同一パッケージ」内に配備されるから、記録媒体から
の戻り光束は、対物レンズと1/4波長板と偏光ホログ
ラムを介して発光・受光ユニットに向かう。このときレ
ーザ光束は1/4波長板を往復で2回透過することにな
る。半導体レーザから放射されるレーザ光束は実質的な
直線偏光であるから、戻り光束は、1/4波長板を2回
透過することにより偏光方向が半導体レーザから放射さ
れたときの状態から90度旋回している。
【0012】偏光ホログラムは、半導体レーザから放射
された直線偏光をそのまま透過させるが、記録媒体から
の戻り光束は半導体レーザから放射された状態と偏光方
向が直交しているので、この戻り光束に対しては偏向作
用を及ぼす。
【0013】請求項1記載の光ピックアップにおいて
は、偏光ホログラムが「記録媒体からの戻り光束の中心
光束部と周辺光束部とを分離」して偏向させ、受光素子
が、偏光ホログラムにより偏向された中心光束部を受光
する「中心光束受光部分」と偏光ホログラムにより偏向
された周辺光束部を受光する「周辺光束受光部分」とを
有する。そして、中心光束受光部分の信号により第2の
記録媒体の情報を再生し、中心光束受光部分と周辺光束
受光部分との和信号により第1の記録媒体の情報を再生
する。
【0014】即ち、請求項1記載の発明では、対物レン
ズの特性を設定する前提とされている第1の記録媒体か
らの戻り光束は「光束全体を用いて情報再生」を行な
い、第2の記録媒体からの戻り光束は、ノイズ成分を多
く含んでいる周辺光束部を除いた「中心光束部を用いて
情報再生」を行なうのである。
【0015】上記請求項1記載の光ピックアップにおい
ては、半導体レーザと対物レンズとの間に「半導体レー
ザからの光束を実質的に平行光束とするコリメートレン
ズ」を配し、偏光ホログラムを「コリメートレンズと対
物レンズとの間」に配備することができる(請求項
2)。
【0016】請求項1記載の光ピックアップにおいては
また、発光・受光ユニットの窓部に偏光ホログラムを設
け「半導体レーザ、受光素子及び偏光ホログラムを一体
モジュールとする」ことができる(請求項3)。この場
合、一体モジュールに、さらに1/4波長板を一体的に
設けることができる(請求項4)。
【0017】請求項1〜4の任意の1に記載の光ピック
アップにおいて、偏光ホログラムにより分離される中心
光束部が「戻り光束における中心部を含み、記録媒体ト
ラック直交方向を幅方向とする帯状光束部」であり、周
辺光束部が「上記帯状光束部の幅方向の両側の光束部
分」であるようにすることができる(請求項5)。
【0018】光ピックアップでは、対物レンズにより形
成される光スポットが記録媒体の記録面上で記録情報
(ピット)のトラック上に正しく結像しなければなら
ず、このため戻り光束を利用してフォーカシング信号と
トラッキング信号を発生させる。上記請求項1〜5の任
意の1に記載の光ピックアップにおいて、これらフォー
カシング及びトラッキング信号を発生させるには、基本
的には「対物レンズと受光素子との間で戻り光束を分岐
させ、分岐した光束を用いてフォーカシング及びトラッ
キング信号を発生させる」ようにすればよいが、「偏光
ホログラムに、中心光束部をフォーカシング信号および
トラッキング信号を発生させるための光束部分に分離す
る機能を持たせ、中心光束部を受光する受光素子部分を
上記両信号を発生させるように構成する」ことができる
(請求項6)。請求項1〜6の任意の1に記載の光ピッ
クアップにおいて、第1の記録媒体は第2の記録媒体に
比して薄い透明基板を有することができる(請求項
7)。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら実施の
形態を説明する。説明の具体性のため、以下の各形態に
おいて、第1の記録媒体は、透明基板の厚さが0.6m
mの「高記録密度ディスク」であり、第2の記録媒体
は、透明基板の厚さが1.2mmの「標準記録密度ディ
スク」であるとする(請求項7)。
【0020】まず、概要を説明する。図1(a)に示す
ように、半導体レーザのLDチップ1Aと受光素子1B
とは同一のパッケージ内に配備されて発光・受光ユニッ
ト1を構成している。符号1Cは発光・受光ユニット1
の窓部に設けられたカバーガラスを示している。
【0021】半導体レーザのLDチップ1Aからの光束
は窓部1Cから射出する。図1(b)に示すように、発
光・受光ユニット1からの光束(実質的な直線偏光であ
る)は偏光ホログラム2に入射する。偏光ホログラム2
は、この入射光束をそのまま透過させる。偏光ホログラ
ム2を透過した光束は1/4波長板3を透過すると円偏
光に変換され、偏向プリズム4により記録媒体6側へ偏
向され、対物レンズ5により集光され、記録媒体6の透
明基板6Aを介して記録面6Bに光スポットとして結像
する。
【0022】記録面6Bにより反射された「戻り光束」
は、対物レンズ5、偏向プリズム4と逆進して1/4波
長板3に入射する。戻り光束は1/4波長板3に入射す
るまでは円偏光であるが、1/4波長板3を透過すると
当初の状態(半導体レーザから放射された状態)から偏
光面が90度旋回した直線偏光状態となり、偏光ホログ
ラム2を透過する。偏光状態が当初と90度異なるた
め、偏光ホログラム2は戻り光束の中央光束部分を受光
素子に向けて偏向させる。
【0023】偏光ホログラム2は、図2に示すように戻
り光束FRの中心光束部が入射する位置に、偏光状態に
よりホログラム作用の異なるホログラム2Aが形成され
ており、ホログラム2Aは戻り光束FRの中心光束部を
受光素子1B(図1(a)参照)へ向けて偏向する。戻
り光束FRの周辺光束部は、そのまま偏光ホログラム2
を透過する。かくして、偏光ホログラム2は「戻り光束
FRの中心光束部と周辺光束部とを分離」する。
【0024】偏向された中心光束部は収束しつつ発光・
受光ユニット1に入射し、受光素子1Bの受光面に集光
して受光される。受光素子1Bは再生信号を発生する。
周辺光束部は偏向されないので受光素子1Bとは異なっ
た部分に入射する。
【0025】なお、上に説明した実施の形態で、戻り光
束は偏向プリズム4と1/4波長板3との間で図示され
ない半透鏡により分岐され、図示されない受光手段に受
光されてフォーカシング信号とトラッキング信号とを発
生させている。
【0026】さて、半導体レーザからの光を記録面6B
に光スポットとして集光させる対物レンズ5は、透明基
板の厚さが0.6mmの第1の透明基板に応じて光学特
性を設定されており、従って記録媒体6が第1の透明基
板であるときには照明光束は適正に光スポットとして記
録面に結像する。
【0027】記録媒体6が第2の記録媒体(標準記録密
度ディスク)であるときは、厚さ:1.2mmを有する
透明基板による収差のため、記録面上に於ける光の集光
状態は図8に示すように光スポット(光強度分布が急峻
な山状を成す部分)の回りに複雑な光強度の分布が生ず
る。この複雑な光強度の分布は、光スポットの回りに
「ぼやけた部分」を形成し、再生信号におけるノイズの
原因となる。
【0028】上記複雑な光強度分布により「ぼやけて照
射」された記録面からの反射光は、戻り光束においては
周辺光束部に含まれる。即ち、光スポットの回りの「ぼ
やけた部分」をなす光線は、光スポットをなす部分の光
線に比して入射角が大きいので反射角も大きく、戻り光
束の周辺光束部に偏在するのである。
【0029】従って、偏光ホログラム2により「ノイズ
成分を含まない中心光束部のみ」を受光素子に向けて偏
向させて受光素子に受光させ、再生信号を生成すること
により第2の記録媒体に対する情報再生を良好に行なう
ことができる。図9(a),(b)は、透明基板の厚さ
が1.2mmの標準記録密度ディスクに対して再生を行
なうときの「戻り光束」の光束断面上における光強度の
分布を説明図的に示している。斜線を施した部分は「情
報再生に支配的な影響を及ぼす光強度の強い部分」を表
している。
【0030】図9(b)は、前述の「ぼやけた部分」を
周辺に伴った光スポットが記録面におけるマーク(ピッ
ト)とマークの間の「スペース部」に照射されていると
きの戻り光束の光強度分布を示し、同図(a)は上記光
スポットがマーク(ピット)を照射しているときの光強
度分布を示している。(a)に示すように、光スポット
がマーク部を照射しているときには、戻り光束の周辺部
に光強度の高い部分9aが「島状」に存在していること
が分かる。
【0031】光スポットがトラック上のマークを検出す
るときを考えてみると、光スポットはトラックの方向に
おいてマークに相対的に移動し、先ずスペース部からマ
ークの端部に掛かり、マーク中央部を照射し、マークの
他端部を経て再びスペース部に移る。このとき、図1
(a)に示す受光素子1Bからの受光信号の信号強度を
見ると、図10の曲線2−1(横軸の光スポット位置:
0が光スポットとマークに中央が一致した状態である)
の如きものになり、マークの部分(横軸の0点位置の近
傍)では戻り光束の光量が小さく、光スポットの中央が
マークの中央に位置するとき信号強度は最小になる。曲
線2−1の振幅:AMP1が大きいほど、マークの読み
取りは確実に行なわれることになる。
【0032】光スポットが図8のように「ぼやけた部
分」を周囲に伴っていると図9(a)に示すように、戻
り光束の周辺部の島状の部分9aがマークの部分で著し
く発生するようになり、マーク近傍における戻り光束の
光量を大きくするように作用する。マークのトラック方
向の長さが小さくなるほど、図10の振幅:AMP1は
小さくなり、マークを良好に検出することができなくな
る。
【0033】従って、図1に即して説明したような光ピ
ックアップにおいて、偏光ホログラム2が戻り光束の中
心光束部と周辺光束部とを分離する機能をもたないと、
受光素子1Bには周辺光束部の光も入射して、標準記録
密度ディスクに対する情報再生はできない。
【0034】請求項1記載の発明においては、上に説明
したように偏光ホログラム2により戻り光束の中心光束
部を周辺光束部と分離し、中心光束部のみを受光素子に
向けて偏向させ、図9(a)における島状の部分9aが
生じる周辺光束部が再生信号発生用の受光素子1Bに入
射しないようにすることにより、光スポットの「ぼやけ
た部分」による受光信号の強度の振幅の減少を補正する
のである。
【0035】このようにして第2の記録媒体からの戻り
光束の、中心光束部のみで情報再生を行なう場合、受光
素子1Bからの受光信号の強度は、光スポットの中央と
マークとの位置関係に応じ、図10の曲線2−2の如き
ものとなり、その振幅:AMP2は前記振幅:AMP1
に比して有効に増大し、マークの確実な検出が可能とな
る。因に図10の曲線2−3は、前述した、標準記録密
度ディスクに対して情報の再生を行なうとき、記録面へ
向かう照明光束の光路中に「アパーチュア」を挿入し照
明光束の周辺光束部を遮光する方法を実施した場合であ
り、請求項1記載の発明では、このアパーチュアを用い
る場合と実質的に同程度の効果が得られることがわか
る。
【0036】前述のように、上に説明した図1の実施の
形態では、フォーカシング信号やトラッキング信号の検
出は、情報再生とは別系統の図示されない検出手段によ
り検出したが、偏光ホログラムと受光素子の形態を工夫
することにより「別系統の検出手段」を用いること無
く、フォーカシングおよびトラッキング信号を発生させ
ることができる。
【0037】即ち、偏光ホログラムに、中心光束部をフ
ォーカシング信号およびトラッキング信号を発生させる
ために分離する機能を持たせ、中心光束部を受光する受
光素子部分を上記両信号を発生させるように構成するの
である。
【0038】この場合の実施の形態を特徴部分のみ図3
に示す。図3(a)に示すように、偏光ホログラム20
における、戻り光束FRの中心光束部を偏向させるホロ
グラム200は3種のホログラム20A,20B,20
Cにより構成されている。受光素子10Bの方は、受光
面が図3(b)に示すように4つの受光面部分a,b,
c,dに分割されている。
【0039】ホログラム20Aは、戻り光束の中心光束
部のおよそ半分を偏向させると共に、受光面部分a,b
の境界部分に集光させる。フォーカシング信号は、所謂
ナイフエッジ法により受光面部分a,bの出力:Sa,
Sbの差:Sa−Sbとして得ることができ、トラッキ
ング信号は、所謂プッシュ−プル法により受光面部分
c,dの出力:Sc,Sdの差:Sc−Sdにより得る
ことができる。情報再生信号は第1および第2の記録媒
体のいずれに対しても「Sa+Sb+Sc+Sd」で与
えられる。
【0040】上記のようにして、偏光ホログラム2また
は20と受光素子1Bまたは10Bを用いることによ
り、透明基板の厚さが1.2mmと大きい標準記録密度
ディスク6Bに対して「良好な情報再生」が可能とな
る。
【0041】しかしながら反面、透明基板厚が0.6m
mと薄い高記録密度ディスクに対して情報の再生を行な
う場合には、光スポット自体は良好に記録面上に集光し
ているにも拘らず、受光素子1Bもしくは10Bから得
られる受光信号は偏光ホログラムが存在しない場合より
も振幅の小さいものになる。
【0042】換言すると、偏光ホログラム2,20の存
在は標準記録密度ディスクからの情報再生に対しては有
効に作用するが、高記録密度ディスクからの情報再生に
対しては分解能を低下させるように作用する。
【0043】このような「高記録密度ディスクからの情
報再生に対しての分解能の低下」は「偏光ホログラムに
より戻り光束の周辺光束部を受光素子に入射させない」
ようにしていることに起因するから、第1の記録媒体に
対して情報再生を行なうときには周辺光束部も有効に情
報再生に寄与させることにより、上記分解能低下の問題
を回避できる。請求項1はこのような発明である。以
下、請求項1記載の発明の実施の形態を説明する。
【0044】図4に実施の1形態を特徴部分のみ示す。
図示されていない部分は図1(b)の構成と同様であ
る。請求項1記載の発明では、図4に示すように偏光ホ
ログラム21における、戻り光束FRの中心光束部を偏
向させるホログラム200は図3の形態と同じく3種の
ホログラム20A,20B,20Cにより構成され、こ
のホログラム200の外側に「戻り光束の周辺光束部」
を偏向させるホログラム210が形成されている。受光
素子11Bは、受光面が5つの受光面部分a’,b’,
c’,d’,e’に分割されている。
【0045】ホログラム20Aは、戻り光束の中心光束
部のおよそ半分を偏向させて受光面部分a’,b’の境
界部分に集光させる。ホログラム210は、戻り光束の
周辺光束部を偏向させて、受光面部分e’に集光させ
る。
【0046】このようにすると、第1および第2の記録
媒体のいずれに対してもフォーカシング信号は受光面部
分a’,b’の出力:Sa',Sb'の差:Sa'−Sb'
として得られ、トラッキング信号は、受光面部分c’,
d’の出力:Sc',Sd'の差:Sc'−Sd'により得
られる。情報再生信号は第2の記録媒体に対して「S
a'+Sb'+Sc'+Sd'」で与えられ、第1の記録媒
体に対しては「Sa'+Sb'+Sc'+Sd'」に受光面
部分e’の出力:Se'を加えた「Sa'+Sb'+Sc'
+Sd'+Se'」で与えられる。
【0047】即ち、請求項1記載の発明では、偏光ホロ
グラム21が、記録媒体からの戻り光束の中心光束部と
周辺光束部とを分離して共に偏向させ、受光素子11B
は、偏光ホログラム21により偏向された中心光束部を
受光する中心光束受光部分である受光面部分a’,
b’,c’,d’,と偏光ホログラムにより偏向された
周辺光束部を受光する周辺光束受光部分である受光面部
分e’とを有し、中心光束受光部分の信号「Sa'+S
b'+Sc'+Sd'」により第2の記録媒体の情報を再
生し、中心光束受光部分と周辺光束受光部分との和信号
「Sa'+Sb'+Sc'+Sd'+Se'」により第1の
記録媒体の情報を再生する。
【0048】このようにすれば、第2の記録媒体に対し
て良好な情報再生を行なうことができるとともに、第1
の記録媒体に対しては、戻り光束の全体を使用すること
により良好な情報再生を行なうことができる。
【0049】なお、上記実施の形態において、記録媒体
6の記録面と受光素子の受光面とが略共役な位置関係に
あるので、透明基板の厚さが異なっても上記各信号にオ
フセットが生じることはない。
【0050】図5は請求項2記載の発明の実施の1形態
を特徴部分のみ示している。半導体レーザ(発光・受光
ユニット1の内部にLDチップとして設けられている)
と対物レンズ5との間に、半導体レーザからの光束を実
質的に平行光束とするコリメートレンズ7が配備され、
偏光ホログラム2はコリメートレンズ7と対物レンズ5
との間に配備されている。符号3は1/4波長板を示
す。
【0051】LDチップから放射されて発光・受光ユニ
ット1から射出した光束はコリメートレンズ7により実
質的な平行光束とされて偏光ホログラム2を透過し、1
/4波長板3を透過して円偏光になり、偏向プリズム4
を介して対物レンズ5に入射し、対物レンズ5の収束作
用により記録媒体6の記録面上に光スポットを形成す
る。記録面により反射された戻り光束は、対物レンズ
5、偏向プリズム4、1/4波長板3と逆進し、1/4
波長板3を透過すると直線偏光になり、偏光ホログラム
2に入射する。偏光ホログラム2は「戻り光束の中心光
束部」を偏向させる。「偏向角」をθとする。偏向され
た中心光束部はコリメートレンズ7により収束傾向を与
えられ、受光素子の受光面に結像して情報再生信号を発
生させる。
【0052】コリメータレンズ7の焦点距離をfとする
と、偏光ホログラム2により偏向された中心光束部が結
像するのは、コリメータレンズ7の前側主面から距離f
の位置で、光軸からf・tanθ離れた位置であり、L
Dチップの発光面と同一平面内にある。この位置に受光
素子の受光面を位置させる。
【0053】フォーカシングおよびトラッキング信号は
前述の「別系統の検出手段」で検出することもできる
が、図3の偏光ホログラム20と受光素子10Bの組み
合わせで構成することもでき、請求項6記載の発明のよ
うに、図4の偏光ホログラム21と受光素子11Bの組
み合わせを用いて、受光素子10Bや11Bの出力によ
り構成するようにすることもできる。
【0054】コリメータレンズ7を使用することの1つ
の効果は、偏光ホログラムにおける偏向角を小さくでき
ることである。例えば、図1(b)の光学配置におい
て、LDチップ1Aと受光素子1Bとを光軸直交方向に
1mm離して配備するばあい、偏光ホログラム2がLD
チップ1Aから5mm離れているとすると、偏光ホログ
ラム2に要求される偏向角:θは略11.5度と大き
い。
【0055】これに対し図5の実施の形態の場合、コリ
メートレンズ7の焦点距離を16mmとすると、f・t
anθ=1mmにおいてf=16mmを代入すると、偏
光ホログラム2の偏向角:θは3.6度なり、図1の実
施の形態に場合に比して小さくてすむ。
【0056】図6は、請求項3記載の発明の実施の1形
態を示している。即ち、発光・受光ユニット1の窓部に
偏光ホログラム2aを設け、半導体レーザ、受光素子及
び偏光ホログラムを「一体モジュール」としている。こ
の実施の形態では偏光ホログラム2aと1/4波長板3
との間にコリメートレンズ7を設け、1/4波長板3に
入射する光束を実質的に平行光束化しているが、コリメ
ートレンズ7を省略して図1(b)に類似の光学配置と
してもよい。このように半導体レーザ、受光素子及び偏
光ホログラムを「一体モジュール」として使用すること
により光ピックアップを有効に小型化できる。
【0057】図7は、上記一体モジュールにさらに1/
4波長板を一体的に設ける(請求項4)ことにより、さ
らにコンパクト化を図った実施の形態を特徴部分のみ示
している。即ち、発光・受光ユニット1の窓部に偏光ホ
ログラム2aを接着により固定し、その上に更に1/4
波長板3aを接着固定している。
【0058】半導体レーザと受光素子と偏光ホログラム
及び1/4波長板を一体化することにより光ピックアッ
プを小型化できるのみならず、偏光ホログラム2aや1
/4波長板3a自体の小型化によりコストの大幅な低減
化が可能である。
【0059】以上説明してきた実施の各形態において、
偏光ホログラムは、戻り光束の中心光束部として「戻り
光束の光軸を中心とする断面形状円形の部分」を偏向さ
せている。偏光ホログラムにより偏向させるべき戻り光
束の中心光束部の断面形状は「戻り光束の光軸を中心と
する楕円形状」としてもよい。
【0060】さらに図9(e)に示す偏光ホログラム2
bのように、戻り光束FRの中心光束部を偏向させるホ
ログラム2b1の形状を「トラック直交方向を幅方向と
する帯状」としてもよい(請求項6)。この請求項6記
載の発明のように、トラック直交方向に帯状のホログラ
ム部分2b1により戻り光束の帯状の中心光束部を受光
素子に向けて偏向させることには以下の如き技術的意義
がある。
【0061】図9(c)は、光ディスクが高記録密度デ
ィスクであるときのマークからの戻り光束を示してい
る。このとき、受光素子による検出信号に支配的な影響
を与える光強度の強い部分は図中の「斜線を施した部
分」であって戻り光束の比較的中央部に集中している。
図9(d)は高記録密度ディスクのマーク間の「スペー
ス部」からの戻り光束を示している。受光素子による検
出信号に支配的な影響を与える光強度の強い部分は図中
の「斜線を施した部分」でトラック方向に広がり、トラ
ック方向両端部に集中している。これは記録密度が高く
なるとマーク間のスペースが狭くなり、戻り光束を構成
する0次光と1次光の間の回折角が大きくなることの結
果である。
【0062】従って、図9(d)に示す戻り光束を、図
2に示すように円形状のホログラム2Aにより中心光束
部のみを受光素子に向けて偏向させ、周辺光束部が受光
素子に入射しないようにすると、スペース部からの戻り
光束の光強度の大きい部分の相当部分が遮光されること
になり、受光信号における前記振幅を減少させるように
作用し、解像度が低下する。
【0063】しかるに図9(e)に示すように、帯状の
ホログラム部分2b1により戻り光束のトラック直交方
向を幅方向とする帯状部分を中心光束部として偏向し、
受光素子に入射させれば、高記録密度ディスクに対する
検出信号に支配的な影響を与える光強度の強い部分はマ
ーク部においてもスペース部においても有効に受光素子
に入射する。
【0064】従って、戻り光束の「トラック直交方向を
幅方向とする帯状」の光束部分を中心光束部として、受
光素子に向けて偏向させると、高記録密度ディスクに対
する情報再生への偏光ホログラムの影響を有効に減少さ
せつつ、標準記録密度ディスクに対する情報の再生も良
好に行なうことができる。この場合、第2の記録媒体
(標準記録密度ディスク)に対する情報再生では、図2
や図3,4の偏光ホログラムを用いる場合に比してやや
S/N比が低下するが実際上の問題はない。
【0065】勿論、ホログラム2b1の、トラッキング
直交方向に、戻り光束の周辺光束部を偏向させるホログ
ラムを形成してもよい。受光素子10Bや11Bを用い
る場合には、中心光束部をフォーカシング信号およびト
ラッキング信号を得るための3つの部分に分離する3部
分で構成する。また受光素子11Bを用いる場合には、
周辺光束部は受光面部分e’に集光させる。
【0066】上記各実施の形態において、中心光束部と
して偏向させるべき中心光束部の大きさは、標準記録密
度ディスクに対する情報の再生が最も良くなるように実
験的に設定すれば良いが、中心光束部を偏向させるホロ
グラムの大きさとして「アパーチュア手段を記録媒体へ
向かう照明光束の光路に挿入したとした場合に、最適の
光スポットを形成できる大きさ」は好適であった。
【0067】即ち、対物レンズにおける光学特性を「厚
さ:0.6mmの透明基板を介して記録面上に直径:
0.9μmの良好な光スポットが形成される」ように設
定し、照明光束の光路中にアパーチュアを挿入し、その
開口径を調整して厚さ:1.2mmの透明基板を介して
記録面上に1.5μmの光スポットが形成されるように
した。このときの開口径:dを偏光ホログラムに於ける
中心光束部を偏向させる大きさとしたところ、厚さ:
1.2mmの透明基板を有する標準記録密度ディスクに
対する情報の再生において、上記最適径のアパーチュア
を照明光束の光路中に挿入した場合と実質的に同じ「受
光素子の出力状態」を実現できた。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば「新規な光ピックアップ」を提供できる。この発明の
光ピックアップは、上記のように透明基板の厚さの異な
る2種の記録媒体に対して情報再生を行なうことができ
るが、戻り光束の中心光束部を偏光ホログラムで受光素
子に向かって偏向させるので、照明光束の光路中にアパ
ーチュアの出し入れにより「情報再生を行なう記録媒
体」を選択する方式に比してアパーチュア出し入れのわ
ずらわしさがない。
【0069】また、半導体レーザと受光素子が発光・受
光ユニットとして一体化されているので、光ピックアッ
プのコンパクト化が可能であり、発光・受光ユニットと
偏光ホログラムに殆どの機能が集積されているので、部
品点数の削減やそれに伴う信頼性の向上が可能である。
【0070】請求項1記載の発明では、対物レンズの性
能を設定する基準としての第1の記録媒体に対する情報
再生に際して、戻り光束全体を利用できるので解像度の
高い情報再生が可能である。
【0071】請求項2記載の発明では、平行光束中に偏
光ホログラムを配備することにより、安定したホログラ
ム性能を得ることができ、偏光ホログラムの回折角を小
さくできるので、偏光ホログラムの作製が容易で低コス
ト化が可能である。
【0072】請求項3,4記載の発明では、偏光ホログ
ラムと半導体レーザと受光素子、さらにはこれらと1/
4波長板とを一体モジュールとすることにより、それぞ
れの位置関係を一定に保ことができ、信頼性を向上させ
ることができ、部品点数が少なく光ピックアップの組立
てが容易である。
【0073】請求項5記載の発明では、第1および第2
の記録媒体の同一の領域からの戻り光束により著しくS
/N比を低下させることなく再生信号を得ることができ
る。
【0074】請求項6記載の発明では、フォーカシング
信号およびトラッキング信号を得るのに専用の検出系を
必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2の記録媒体に対する情報再生の問題点を説
明するための図である。
【図2】図1における偏光ホログラムを説明するための
図である。
【図3】偏光ホログラムの別の形態を説明するための図
である。
【図4】請求項1,6記載の発明の実施の1形態を説明
するための図である。
【図5】請求項2記載の発明の実施の1形態を説明する
ための図である。
【図6】請求項3記載の発明の実施の1形態を説明する
ための図である。
【図7】請求項4記載の発明の実施の1形態を特徴部分
のみ示す図である。
【図8】第2の記録媒体の記録面に集光する光スポット
とその周囲の光強度分布を示す図である。
【図9】戻り光束における光強度分布と、請求項5記載
の発明の特徴部分を説明するための図である。
【図10】発明の効果を説明するための図である。
【符号の説明】
1 発光・受光ユニット 1A LDチップ 1B 受光素子 2 偏光ホログラム 3 1/4波長板 5 対物レンズ 6 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/12 - 7/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザからの光を記録媒体における
    記録面に透明基板を介して光スポットとして集光させ、
    上記記録面により反射された戻り光束を再生信号発生用
    の受光素子により検出して再生用の受光信号を発生する
    情報再生を、上記透明基板の厚さが異なる第1および第
    2の記録媒体に対して行ない得る光ピックアップであっ
    て、 半導体レーザからの光を記録面に光スポットとして集光
    させる対物レンズは、第1の透明基板に応じて光学特性
    を設定されており、 上記半導体レーザと受光素子とが発光・受光ユニットと
    して同一のパッケージ内に配備され、 上記半導体レーザから記録媒体に到る光路上に1/4波
    長板を有すると共に、上記半導体レーザと1/4波長板
    との間に、上記半導体レーザからの直線偏光を透過さ
    せ、記録媒体からの戻り光束を偏向させる偏光ホログラ
    ムを有し、 この偏光ホログラムが、記録媒体からの戻り光束の中心
    光束部と周辺光束部とを分離して偏向させ、 受光素子が、上記偏光ホログラムにより偏向された中心
    光束部を受光する中心光束受光部分と上記偏光ホログラ
    ムにより偏向された周辺光束部を受光する周辺光束受光
    部分とを有し、 上記中心光束受光部分の信号により第2の記録媒体の情
    報を再生し、中心光束受光部分と周辺光束受光部分との
    和信号により第1の記録媒体の情報を再生することを特
    徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ピックアップにおいて、 半導体レーザと対物レンズとの間に、半導体レーザから
    の光束を実質的に平行光束とするコリメートレンズを配
    し、偏光ホログラムを上記コリメートレンズと上記対物
    レンズとの間に配備したことを特徴とする光ピックアッ
    プ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ピックアップにおいて、 発光・受光ユニットの窓部に偏光ホログラムを設け、半
    導体レーザ、受光素子及び偏光ホログラムを一体モジュ
    ールとしたことを特徴とする光ピックアップ。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光ピックアップにおいて、 一体モジュールに1/4波長板を一体的に設けたことを
    特徴とする光ピックアップ。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光ピックアップにおいて、 偏光ホログラムにより分離される中心光束部は、戻り光
    束における中心部を含み、記録媒体トラック直交方向を
    幅方向とする帯状光束部であり、周辺光束部は、上記帯
    状光束部の幅方向の両側に光束部分であることを特徴と
    する光ピックアップ。
  6. 【請求項6】請求項1または2または3または4または
    5記載の光ピックアップにおいて、 偏光ホログラムは、中心光束部をフォーカシング信号お
    よびトラッキング信号を発生させるための光束部分に分
    離する機能を持ち、上記中心光束部を受光する受光素子
    部分は、上記両信号を発生させるように構成されている
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の任意の1に記載の光ピック
    アップにおいて、 第1の記録媒体は、第2の記録媒体に比して薄い透明基
    板を有することを特徴とする光ピックアップ。
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