JP3216689U - 包装容器 - Google Patents

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稜 鈴木
小林 宏至
宏至 小林
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Abstract

【課題】嵌合部の形状がシンプルで嵌合されたことが容易に確認でき、かつ収納した食品の汁や粉末等が漏れにくい低コスト包装容器を提供する。【解決手段】同一形状の蓋Aと本体Bからなる合成樹脂製の包装容器である。フランジA15、B15には、収容部A13、B13側と反対側に突出した嵌合部A1、B1と、フランジ面に対して垂直で収容部側へ落窪した被嵌合部A2、B2が設けられ、蓋の嵌合部、被嵌合部が、それぞれ本体の被嵌合部、嵌合部と嵌合する。また、開口部の外周に沿って開口部の全周に亘り凹溝A4、B4と凸条A3、B3が連続的に形成され、蓋の凹溝、凸条が、それぞれ本体の凸条、凹溝と嵌合する。【選択図】図1

Description

本考案は、合成樹脂製の食品包装容器に関する。特に、蓋と本体から構成される包装容器に関する。
コンビニエンスストア等では、合成樹脂製の容器に食品が収納されて販売されている。一般的にそれらの容器は、形状が異なる蓋と本体の2アイテムから構成され、本体に蓋を嵌合することにより食品を包装するものである。該容器は2アイテムから構成されるため2種類の金型が必要となり、2金型分の製造費用が発生し高コストである。
上記課題を解決するため、1アイテムで蓋と本体の役割を果たす容器が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、それらの容器は、嵌合が緩いことがあるため、商品を持ち帰る際に食品に含まれる汁等が漏れて買い物袋を汚してしまうという問題が有った。また、逆に嵌合がきつい場合は、本体に蓋を嵌合させることや、本体と蓋の嵌合状態を確認することに手間がかかってしまうという収納作業上の問題も有った。
特開2008−222286号公報
本考案は、蓋と本体を同一形状にすることにより金型等の容器製造費用が1アイテム分で済むため低コストであり、また、蓋と本体の嵌合が簡易で、なおかつ十分な食品包装性能を持つ包装容器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本考案の包装容器は、以下の構成を有するものである。
(1)同一形状の蓋と本体からなる合成樹脂製の包装容器であって、前記蓋と前記本体は収容部と該収容部の開口部の外周に延設されたフランジとから構成され、前記フランジには、フランジ面に対して垂直で前記収容部側とは反対側に突出した嵌合部と、前記フランジ面に対して垂直で前記収容部側へ落窪(落窪とは凹んでいることで、突出の反対の意味である。)した被嵌合部が設けられ、前記開口部の外周に沿って開口部の全周に亘り凹溝と凸条が連続的に形成され、前記蓋の嵌合部を前記本体の被嵌合部に嵌合させ、前記本体の嵌合部を前記蓋の被嵌合部に嵌合させることによって、前記蓋の凹溝が前記本体の凸条に、前記蓋の凸条が前記本体の凹溝に、嵌合部されることを特徴とする包装容器。
(2)前記凹溝は前記開口部の外周を二分した半分を占め、前記凸条は前記開口部の外周を二分した残りの半分を占めた状態に形成されたことを特徴とする(1)に記載の包装容器。
(3)前記嵌合部は、円柱形状を成し、該円柱形状嵌合部の側面には前記フランジ面に対して垂直方向に延びる山状の凸部と谷状の凹部が交互に形成されたことを特徴とする(1)または(2)に記載の包装容器。
(4)容器の外周は略四角形に形成され、前記嵌合部と前記被嵌合部は、前記フランジのコーナー部の対角の位置に設けられたことを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の包装容器。
本考案では、蓋と本体を嵌合させる際に、フランジの嵌合部と被嵌合部を嵌めるのみで容易であり、嵌合状態の確認をしやすい。また、蓋と本体のフランジの内側には開口部に沿って連続した凹溝と凸条が形成されており、それぞれ勘合されるので、内容物に含まれる汁や粉等が漏れにくい。
さらに、蓋と本体が同一形状のため、金型等の容器製造費用が1アイテム分で済むため低コストである。
本実施形態に係る開蓋状態での容器の斜視図を示す。 図1の平面図を示す。 図2のX−X断面図を示す。 本実施形態に係る閉蓋状態での容器のX−X断面図を示す。
本実施形態の容器は、同一形状の蓋Aと本体Bとから構成された合成樹脂製の包装容器である。蓋Aと本体Bは同一形状であるため、どちらを蓋としても本体としても良く、互換性がある。
以下具体的な実施形態を挙げ説明する。図1〜図4に本実施形態における容器の構成を示した。図1は本実施例に関わる開蓋状態での容器の斜視図であり、図2は図1の平面図であり、図2(イ)は蓋Aの平面図、図2(ロ)は本体Bの平面図である。図3は図2のX−X線断面図であり、図3(イ)は蓋のX−X断面図、図3(ロ)は本体のX−X断面図である。図4は本実施形態に関わる閉蓋状態での容器のX−X線断面図である。
蓋Aは、食品等を収容する収容部A13と、該収容部A13の開口部A14の外周に延設されたフランジA15とから構成され、該フランジA15の外周形状及び開口部形状を略四角形とした。本体Bも蓋Aと同一形状であり、食品等を収容する収容部B13と、該収容部B13の開口部B14の外周に延設されたフランジB15とから構成され、該フランジB15の外周形状及び開口部形状を略四角形とした。本実施形態においては、略四角形としたが、四角形に限定されるものではなく、多角形や円形等でも良い。
図1と図2において、蓋Aは、フランジA15のコーナーA9にフランジ面に対して垂直で前記収容部A13とは反対側へ突出した嵌合部A1が形成されており、前記フランジA15の前記コーナーA9と対角位置のコーナーA10には、フランジ面に対して垂直で前記収容部A13側へ落窪した被嵌合部A2が形成されている。
本体Bも蓋Aと同様に、フランジB15のコーナーB9に、フランジ面に対して垂直で前記収容部10とは反対側へ突出した嵌合部B1が、前記フランジB15の前記コーナーB9と対角位置のコーナーB10にフランジ面に対して垂直で前記収容部B13側へ落窪した被嵌合部B2が形成される。
本実施形態においては、蓋Aの嵌合部A1をフランジA15のコーナーA9に、蓋Aの被嵌合部A2を前記フランジA15のコーナーA10に、本体Bの嵌合部B1をフランジB15のコーナーB9に、本体Bの被嵌合部B2を前記フランジB15のコーナーB10にそれぞれ形成したが、嵌合部と被嵌合部は、これらが嵌合可能な位置であれば、フランジ上の何処に形成しても良い。本実施形態とおり四角形容器を例とするなら、コーナーA9、A10、A11、A12、B9、B10、B11、B12の何れかにあっても良いし、それ以外の場所でもよい。
本実施形態においては、蓋Aの嵌合部A1は円柱形状を成し、該円柱形状嵌合部の側面に山状の凸部A7と谷状の凹部A8とが交互にフランジ面に対して垂直方向に形成されている。蓋Aと同様に、本体Bの嵌合部B1は円柱形状を成し、該円柱形状嵌合部の側面に山状の凸部B7と谷状の凹部B8とが交互にフランジ面に対して垂直方向に形成されている。
嵌合部A1を被嵌合部B2に、嵌合部B1を被嵌合部A2にそれぞれ嵌合させた状態においては、山状の凸部A7と被嵌合部B2の内周壁との間、山状の凸部B7と被嵌合部A2の内周壁との間にそれぞれ摩擦力が働き、嵌合方向に力を加えない限り蓋と本体は開かないようになっている。
本実施形態の容器においては、蓋Aには開口部A14に沿って、凸条A3と凹溝A4が設けられている。該凸条A3と凹溝A4は開口部A14の全周を2分する境目A5、A6の位置で、開口部A14全周の半分が凸条A3に、他の半分が凹溝A4に形成されているが、この割合に限定されるものではない。
本体Bも同様の構成である。蓋Aと同様に、本体Bには開口部B14に沿って、凸条B3と凹溝B4が設けられている。該凸条B3と凹溝B4は開口部B14の全周を2分する境目B5、B6の位置で、開口部11全周の半分が凸条B3に、他の半分が凹溝B4に形成されている。
本実施形態においては、蓋AのコーナーA11、A12に境目A5、A6が位置し、本体BのコーナーB11、B12が境目B5、B6の位置しているが、境目の位置は、コーナーA11、A12、B11、B12に限定されるものではなく、他のコーナー部A9、A10、B9、B10でも良いし、コーナー部以外の位置であってもよい。
嵌合部A1、B1と被嵌合部B2、A2が嵌合状態にある時、凸条A3は凹溝B4に合わさり、凸条B3は凹溝A4に合わさって、開口部A14、B14全体を塞ぐため、収容部A13、B13に収容された食品に含まれる汁等の漏れを阻止する。
本実施形態における容器は2軸延伸ポリスチレンシートを熱盤成型したものを使用した。容器のシート素材としては、2軸延伸ポリスチレンシートの他に、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート等のシート素材が一般的に使用されるが、それら以外の合成樹脂シートでも良く、複数の樹脂素材のアロイや樹脂素材にフィラー等を含有させたシート、複数のシート素材を積層したシートでも良い。
本実施形態における容器はシート素材を熱盤成型したものである。容器の成型方法としては、一般的に合成樹脂シートを加熱して成型する方法が用いられ、具体的には圧空成型・真空圧空成型・真空成型・熱盤成型等の方法が用いられる。容器の成型方法は、これらシート加熱成型に限るものではなく、射出成型やブロー成型などによって成型してもよい。
A 蓋
B 本体
A1、B1 嵌合部
A2、B2 被嵌合部
A3、B3 凸条
A4,B4 凹溝
A5、A6、B5、B6 境目
A7、B7 山状の凸部
A8、B8 谷状の凹部
A9、A10、A11、A12、B9、B10、B11、B12 コーナー
A13、B13 収容部
A14、B14 開口部
A15、B15 フランジ

Claims (4)

  1. 同一形状の蓋と本体からなる合成樹脂製の包装容器であって、前記蓋と前記本体は収容部と該収容部の開口部の外周に延設されたフランジとから構成され、前記フランジには、フランジ面に対して垂直で前記収容部側とは反対側に突出した嵌合部と、前記フランジ面に対して垂直で前記収容部側へ落窪した被嵌合部が設けられ、前記開口部の外周に沿って開口部の全周に亘り凹溝と凸条が連続的に形成され、前記蓋の嵌合部を前記本体の被嵌合部に嵌合させ、前記本体の嵌合部を前記蓋の被嵌合部に嵌合させることによって、前記蓋の凹溝が前記本体の凸条に、前記蓋の凸条が前記本体の凹溝に、嵌合することを特徴とする包装容器。
  2. 前記凹溝は前記開口部の外周を二分した半分を占め、前記凸条は前記開口部の外周を二分した残りの半分を占めた状態に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記嵌合部は、円柱形状を成し、該円柱形状嵌合部の側面には前記フランジ面に対して垂直方向に延びる山状の凸部と谷状の凹部が交互に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装容器。
  4. 容器の外周は略四角形に形成され、前記嵌合部と前記被嵌合部は、前記フランジのコーナー部の対角の位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の包装容器。

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