JP3216566U - 注射器用補助具 - Google Patents

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智樹 原田
智樹 原田
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Abstract

【課題】自己注射器を薬液表示部まで適切に固定出来るとともに、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能な注射器用補助具を提供する。【解決手段】筒体10は、自己注射器を当該自己注射器の薬液表示部まで装着可能である。台座部11は、筒体10の下面を塞ぎ、外周面が下方に向かって拡径する。穴12は、台座部11の下面に設けられ、自己注射器の注射針が挿通可能である。切欠13は、筒体10の上端から側面までに設けられ、自己注射器を筒体10に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部の一部が合わさる。延出部14a、14bは、切欠13の両端壁面から切欠13の内側に向かって延出される。背面側突起15a、15bは、延出部14a、14bの背面から筒体10の内部に向かって設けられ、自己注射器を筒体10に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部に引っ掛かる。【選択図】図1

Description

本考案は、オートインジェクタ、ペン型注射器等の自己注射器に対する補助具に関する。
糖尿病患者のインスリン製剤、リュウマチ治療薬は、通常、オートインジェクタ、ペン型注射器と呼ばれる使い捨ての自己注射器であり、患者に渡され、患者がそれで自己注射するのが一般的である。
ここで、自己注射器の注射針は、通常、微小であり、自己注射毎に装着するタイプの注射針も存在する。このような微小な注射針の取り扱いについて、糖尿病患者は、視力の低下等により誤穿刺を行い易いという課題がある。又、自己注射の場合、患者が自己注射器を適切に廃棄しなければならないが、注射後の注射針を露出したまま廃棄する場合があった。特に、注射針の誤穿刺は、感染症のリスク等を生じさせる。
このような課題を解決するために、例えば、特開2017−86630号公報(特許文献1)には、注射針のケースを保持する第1の孔部が形成された筒状の挟持部と、この挟持部よりも外法寸法が大きく形成されるとともに第1の孔部に連通してケースが通過可能な内法寸法を有する第2の孔部が形成された筒状の基台部とが弾性を有する樹脂素材によって一体成形されてなる注射針着脱用補助具が開示されている。この補助具では、挟持部の第1の孔部は、ケースの外径よりも大径の長軸とケースの外径よりも小径の短軸を有する長円形または楕円形に形成されることにより、弾性によって短軸方向においてケースを挟持可能に形成され、かつ長軸方向に作用する圧縮力に対して短軸方向に拡径してケースの挟持を解放可能に形成されている。これにより、簡易な構造で携帯性に優れるとともに、誤穿刺を防止して安全かつ確実に注射針の着脱および廃棄を行うことができるとしている。
又、実用新案登録第3143302号公報(特許文献2)には、注射器を挟み込んで固定するための装置本体と、装置本体に対して開閉可能であり、かつ、装置本体に対して注射器セット位置と注射可能位置との間を軸方向にスライド移動可能となっている本体カバーとを備えた自己注射器補助具が開示されている。この補助具では、本体カバーが閉じられると、針キャップ後端係合片がシリンダの先端と針キャップとの間隙に挿入され、この状態で本体カバーを注射可能位置にスライド移動させるだけで、針キャップを容易で確実かつ安全に取り外すことができるとしている。
特開2017−86630号公報 実用新案登録第3143302号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、注射針のケースを保持するため、補助具が自己注射器の薬液表示部の一部まで装着されることは無く、注射器を適切に固定し難いという課題がある。又、上述した特許文献2に記載の技術では、本体カバーが開閉式であるため、注射器が装着し難かったり、自己注射器の薬液表示部が見え難かったりするという課題もある。
そこで、本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、自己注射器を薬液表示部まで適切に固定出来るとともに、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能な注射器用補助具を提供することを目的とする。
本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、本考案に係る新規な注射器用補助具を完成させた。即ち、本考案に係る注射器用補助具は、筒体と、台座部と、穴と、切欠と、延出部と、背面側突起と、を備える。筒体は、自己注射器を当該自己注射器の薬液表示部まで装着可能である。台座部は、筒体の下面を塞ぎ、外周面が下方に向かって拡径する。穴は、前記台座部の下面に設けられ、前記自己注射器の注射針が挿通可能である。切欠は、前記筒体の上端から側面までに設けられ、前記自己注射器を前記筒体に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部の一部が合わさる。延出部は、前記切欠の両端壁面から前記切欠の内側に向かって延出される。背面側突起は、前記延出部の背面から前記筒体の内部に向かって設けられ、前記自己注射器を前記筒体に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部に引っ掛かる。
本考案によれば、自己注射器を薬液表示部まで適切に固定出来るとともに、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能となる。
本考案に係る注射器用補助具の正面斜視図1と正面斜視図2とである。 本考案に係る注射器用補助具の正面図と右側面図とである。 本考案に係る注射器用補助具のA−A線断面図とB−B線断面図とである。 本考案に係る注射器用補助具の平面図と底面図とである。 本考案に係る注射器用補助具の使用形態を示す第一の斜視図である。 本考案に係る注射器用補助具の使用形態を示す第二の斜視図である。 本考案に係る注射器用補助具の載置状態を示す斜視図である。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本考案に係る注射器用補助具1は、図1−図4に示すように、筒体10と、台座部11と、穴12と、切欠13と、延出部14a、14bと、背面側突起15a、15bと、を備える。
筒体10は、自己注射器を当該自己注射器の薬液表示部まで装着可能である。台座部11は、筒体10の下面を塞ぎ、外周面が下方に向かって拡径する。穴12は、前記台座部11の下面に設けられ、前記自己注射器の注射針が挿通可能である。
切欠13は、前記筒体10の上端から側面までに設けられ、前記自己注射器を前記筒体10に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部の一部が合わさる。延出部14a、14bは、前記切欠13の両端壁面から前記切欠13の内側に向かって延出される。背面側突起15a、15bは、前記延出部14a、14bの背面から前記筒体10の内部に向かって設けられ、前記自己注射器を前記筒体10に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部に引っ掛かる。
尚、切欠13と、延出部14a、14bと、背面側突起15a、15bとは、例えば、正面と背面にそれぞれ設けており、本考案に係る注射器用補助具の背面図は、正面図と左右対称であり、本考案に係る注射器用補助具の左側面図は、右側面図と左右対称である。
これにより、自己注射器を薬液表示部まで適切に固定出来るとともに、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能となる。
即ち、本考案の使用方法について、先ず、図5に示すように、患者が、自己注射器2を注射器用補助具1の筒体10内に装着し、自己注射器2の薬液表示部20を筒体10の切欠13に合わせる。すると、切欠13の両端壁面に延出された延出部14a、14bの背面に背面側突起15a、15bが設けられているため、自己注射器2の薬液表示部20に引っ掛かり、この背面側突起15a、15bがストッパーとして機能し、自己注射器が筒体10に適切に(十分に)固定される。
又、自己注射器2の薬液表示部20の一部が筒体10の切欠13から外れた場合、患者は、背面側突起15a、15bを目印にして、筒体10内における自己注射器2の位置を調整すれば、自己注射器2の薬液表示部20が筒体10の切欠13に合わさった時点で、背面側突起15a、15bが薬液表示部20に引っ掛かる。そのため、背面側突起15a、15bにより自己注射器2の適切な位置決めがなされ、注射器用補助具1からの自己注射器2の外れを防止することが出来る。
特に、注射器用補助具1に対して自己注射器2を薬液表示部20までしっかりと装着することが出来るため、注射器用補助具1は自己注射器2と一体化し易く、患者は、注射器用補助具1を介して自己注射し易くなる。
次に、患者は、注射器用補助具1の台座部11の下面を投与部位に密着させ、例えば、自己注射器2の注射ボタンを押して、自己注射を行うと、自己注射器2の注射針が台座部11の穴13を挿通し、自己注射することが出来る。
ここで、台座部11の下面の面積は広く構成されているため、皮膚との密着性を高め、患者が、注射器用補助具1を装着した自己注射器2を投与部位にしっかり固定することが可能となり、自己注射をし易くする。
又、患者は、切欠13を介して薬液の注入や注射完了後の薬液表示部20の色の変化を確認することが可能であり、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能となる。
そして、図6に示すように、患者が、例えば、注射ボタンの押下を解除すると、自己注射器2の注射針が自己注射器2の内部に収まり、自己注射が完了する。自己注射器2は注射器用補助具1に装着されたままであるため、注射器用補助具1が自己注射器2の注射針を覆うカバーとして機能し、注射後の注射針を覆い、注射針の誤穿刺を防止する。
尚、筒体10は、図1−図4に示すように、下方の外径が上方の外径よりも大きい二段の円筒状の形状に構成したが、これに限定する必要は無く、単純な円筒状や複数段の円筒状であっても良い。
又、台座部11は、図2−図3に示すように、外周面が下方に向かって拡径する構成として、筒体10の下方から外周面が緩やかに下方に向かって拡径して傘状の構成としたが、これに限定する必要は無く、ドーム状や多角形の台形状等であっても良い。
又、穴12は、図4に示すように、円形に構成したが、これに限定する必要は無く、楕円形や多角形等であっても良い。
又、切欠13は、図1−図4に示すように、U字状に構成したが、これに限定する必要は無く、コの字状やVの字状であっても良い。
又、延出部14a、14bは、図1−図4に示すように、上端から下面に向かって傾斜面を有する台形状に構成したが、これに限定する必要は無く、長方形状や正方形状、半円形状や半楕円形状等であっても良い。
又、背面側突起15a、15bは、図1、図3に示すように、山状に構成したが、これに限定する必要は無く、半球形状や円筒形状、ピラミッド形状や多角柱形状等であっても良い。
又、自己注射器2は、図5、図6に示すように、注射ボタンを有する構成としたが、これに限定する必要は無く、先端のホルダーが押下されることで自己注射が開始される自己注射器等であっても良い。自己注射器2の薬液表示部20は、図5、図6に示すように、上下方向に長い楕円形状としたが、これに限定する必要は無い。又、薬液表示部20は、窪んでいても良い。
又、注射器用補助具1は、図1−図4に示すように、台座部11の側面に、外部に向かって半円状に延出された台座部側突起16を更に備える。これにより、図7に示すように、患者が、注射後の自己注射器2を台(机、テーブル等)に載置すると、台座部側突起16が台に対してストッパーとして機能し、自己注射器2の転がりや転落を防止する。台座部側突起16は、例えば、正面と背面にそれぞれ設けられる。
又、注射器用補助具1は、図1−図4に示すように、筒体10の側面の下方に開口部17が設けられる。これにより、図5、図6に示すように、患者は、自己注射器2を注射器用補助具1に装着した際に、開口部17を介して自己注射器2の先端が注射器用補助具1の筒体10の下面まで到達しているかどうかを確認することが可能となる。自己注射器2の先端が筒体10の下面まで到達していれば、開口部17から自己注射器2の先端が視認できるため、自己注射器2は注射器用補助具1にしっかり装着されていることになる。一方、自己注射器2の先端が筒体10の下面まで到達していなければ、開口部17から自己注射器2の先端を視認することができないため、自己注射器2は注射器用補助具1にきちんと装着されていないことになる。開口部17は、例えば、正面と背面にそれぞれ設けられる。
又、開口部17は、図1−図4に示すように、左右に長い略長方形状に構成したが、これに限定する必要は無く、左右に長い楕円形状や多角形状であっても良い。
尚、本考案の実施形態では、注射器用補助具1の構成に、更に、他の機能を追加しても構わない。
以上のように、本考案は、オートインジェクタ、ペン型注射器といった自己注射器で患者が自己注射をする場合に、自己注射を容易に且つ確実に行うための注射器用補助具として有用であり、自己注射器を薬液表示部まで適切に固定出来るとともに、自己注射中の薬液の減少具合を確実に視認することが可能な注射器用補助具として有効である。
1 注射器用補助具
10 筒体
11 台座部
12 穴
13 切欠
14a、14b 延出部
15a、15b 背面側突起
16 台座部側突起
17 開口部

Claims (1)

  1. 自己注射器を装着可能な筒体と、
    筒体の下面を塞ぎ、外周面が下方に向かって拡径する台座部と、
    前記台座部の下面に設けられ、前記自己注射器の注射針が挿通可能な穴と、
    前記筒体の上端から側面までに設けられ、前記自己注射器を前記筒体に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部の一部が合わさる切欠と、
    前記切欠の両端壁面から前記切欠の内側に向かって延出された延出部と、
    前記延出部の背面から前記筒体の内部に向かって設けられ、前記自己注射器を前記筒体に装着した際に当該自己注射器の薬液表示部に引っ掛かる背面側突起と、
    を備える注射器用補助具。
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