JP3216515U - 射出成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラスチック原料を節約することができ、耐衝撃力を向上させる射出成形金型を提供する。【解決手段】射出成形金型100は、上型コア10と、上型板20と、注入口30と、上型固定板40とを含む。注入口は、全部が上型板と上型コアとの内部に収容され、注入口に流路32が形成される。注入口は、取付部34と、取付部から延伸する延伸部36とを含み、取付部の横断面が、延伸部の横断面より大きく、取付部が上型板に收容され、延伸部が上型コアを通し設けられ、流路は取付部及び延伸部を貫通する。上型固定板40は、上型板に積み重ねて固定され、上型固定板に、流路に連通される貫通孔42が開けられ、上型固定板は、貫通孔の側面から内へ延伸するフランジ44を含み、フランジは取付部に当接され、射出成形金型は、締結部材50を含み、締結部材は、フランジを通して取付部に固定接続される。【選択図】図1

Description

本実用新案は、金型技術分野に関し、特に射出成形金型に関する。
従来の射出成形金型において、射出成形プロセスが終了した後、注入口内に比較的多くの廃材が溜まっており、プラスチック原料の無駄になりやすい。また、注入口を射出成形金型に取付けることが困難である。
本実用新案は、関連技術における少なくとも一つの技術的課題を解決することを目的とする。このため、本実用新案は、射出成形金型を提供し、前記射出成形金型は、
上型コアと、
上型板と、
注入口と、
上型固定板と、を含み、
前記注入口は、全部が前記上型板と前記上型コアとの内部に収容され、前記注入口に流路が形成され、
前記注入口は、取付部と、前記取付部から延伸する延伸部とを含み、前記取付部の横断面が、前記延伸部の横断面より大きく、前記取付部が前記上型板に收容され、前記延伸部が前記上型コアを通し設けられ、前記流路は、前記取付部及び前記延伸部を貫通し、
前記上型固定板が前記上型板に積み重ねて固定され、前記上型固定板に前記流路に連通される貫通孔が開けられ、前記上型固定板は、前記貫通孔の側面から内へ延伸するフランジを含み、前記フランジが前記取付部に当接され、前記射出成形金型は、前記フランジを通して前記取付部に固定接続される締結部材を含む。
本実用新案の実施形態における射出成形金型は、注入口の全部が上型板及と上型コアとの内部に収容されるため、注入口のサイズが小さく、流路の長さが短い。このように、射出成形金型能は、射出成形プロセスが終了した後、注入口内に溜まっている廃材を減少させ、プラスチック原料を節約することができるとともに、流路の長さが短いため、射出成形時に、プラスチックが流路に滞留する時間を短縮させ、製品の成形及び生産効率の向上を図る上で有利である。また、締結部材がフランジを通して取付部に固定接続されるため、取付部が、注入口を射出成形金型に固定する上で有利であり、射出成形金型の作製コストを低減させ、射出成形金型の耐衝撃力を向上させることができる。
いくつかの実施形態において、前記上型板に收容チャンバーが形成され、前記上型コアは、前記收容チャンバーに收容される。このように、上型コアと上型板との全体の厚みが低減し、射出成形金型を小型化することができる。
いくつかの実施形態において、前記上型板と前記注入口の側辺との間に隙間がある。このように、射出成形金型の耐衝撃能力を向上させ、射出成形金型が変形する確率を低減させ、射出成形金型の寿命を向上させることができる。
いくつかの実施形態において、前記上型コアは、キャビティが形成される底面を含み、前記キャビティは、前記流路に連通されている。このように、プラスチック原料は、流路を介してキャビティ内に流入することができ、プラスチック原料がキャビティ内に冷却されて成形される。
いくつかの実施形態において、前記射出成形金型は、前記キャビティに伸び込み、前記キャビティに対して鉛直方向に移動可能であるエジェクタピンを含む。このように、プラスチック原料がキャビティ内に固化成形した後、型を開く方式で上型板及び上型コアを開放し、エジェクタピンによりプラスチック部材を突き出し、廃プラスチックの除去加工を行って、プラスチック製品を得ることができる。
いくつかの実施形態において、前記上型コアの硬度が前記上型板の硬度より大きい。このように、上型コアの変形を防止し、射出成形金型の使用寿命を向上させることができる。
いくつかの実施形態において、前記流路は、原料流入口を含み、前記注入口は前記原料流入口の周縁に原料流入チャンバーが形成され、前記原料流入チャンバーは、漏斗状である。このように、原料流入チャンバーが漏斗状であことにより、プラスチック原料を流路内に注入することが容易になる。
いくつかの実施形態において、前記締結部材は、ネジであり、前記ネジは、ネジヘッド及びネジロッドを含み、前記ネジヘッドが前記フランジに当接され、前記ネジロッドが前記取付部内にねじ込まれる。ネジにより、注入口を上型固定板及び上型板に同時に固定することができ、これにより、注入口の耐衝撃力を向上させることができる。また、ネジにより、上型固定板が上型板を固定することができ、これにより、射出成形金型の作製プロセスを簡素化し、射出成形金型の作製コストを低減させることができる。
いくつかの実施形態において、前記貫通孔は、前記注入口に遠い第1部分と、前記注入口に近い第2部分と、を含み、前記第2部分は、前記第1部分に接続され、前記第1部分の横断面が、前記第2部分の横断面より大きい。このように、プラスチック原料を流路に注入することが容易になる。
いくつかの実施形態において、前記射出成形金型は、前記上型固定板に設けられる位置決めリングを含み、前記位置決めリングには、前記貫通孔に連通される導流孔が開けられる。このように、導流孔によりプラスチック原料を流路に注入することが容易になる。位置決めリングは、例えば、ネジにより上型固定板に固定される。
本実用新案の付加的な特徴及び利点は、以下の説明において一部が示され、一部が以下の説明により明らかになる、又は本実用新案の実施により理解される。
本実用新案の上述及び/又は付加的な特徴及び利点は、下記の図面を参照した実施形態を説明することにより、明らかになり、理解され易くなる。
本実用新案の実施形態における射出成形金型の概略断面構造図である。 本実用新案の実施形態における射出成形金型のもう一つの概略断面構造図である。 図1における射出成形金型III部分の拡大概略図である。 図1における射出成形金型IV部分の拡大概略図である。
100 射出成形金型
10 上型コア
12 底面
14 上面
121 キャビティ
20 上型板
22 收容チャンバー
30 注入口
32 流路
321 原料流入口
323 原料流入チャンバー
34 取付部
36 延伸部
40 上型固定板
42 貫通孔
421 第1部分
423 第2部分
44 フランジ
46 位置決めリング
461 導流孔
50 締結部材
60 エジェクタピン
70 隙間
102 下型板
103 下型コア
104 ガイドポスト
105 上エジェクタピン板
106 下エジェクタピン板
107 下型固定板
108 ロングガイドポスト
以下に、本実用新案の実施形態を詳細に説明する。前記実施形態の例が図に示されるが、同一又は類似する符号は、常に、同一又は類似する部品、或いは、同一又は類似する機能を有する部品を表す。以下に、図面を参照しながら説明された実施形態は、例示的なものであり、本実用新案を解釈するためだけに用いられ、本実用新案を限定するものと理解してはいけない。
なお、本実用新案の説明において、「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚み」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」、「時計回り」、「逆時計回り」などの用語が示す方位又は位置関係は、図に示す方位又は位置関係に基づき、本実用新案を便利に又は簡単に説明するためのものであり、指定された装置又は部品が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されると指示又は暗示するものではないので、本実用新案を限定するものと理解してはいけない。なお、「第1」、「第2」の用語は、説明という目的に使用されるものであり、比較的な重要性を指示又は暗示する、或いは示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。そこで、「第1」、「第2」が限定されている特徴は一つ又はより多くの前記特徴を含むことを明示又は暗示するものである。本実用新案の説明において、明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、二つ以上のことを意味する。
なお、本実用新案の説明において、明確な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「互いに接続」、「接続」の用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、或いは一体的な接続でも可能である。机械的な接続や、電気的な接続や、或いは互いに通信することも可能である。直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの部品の内部が連通することや、或いは二つの部品の間に相互の作用関係があることも可能である。当業者であれば、具体的な場合に応じて上記用語の本実用新案においての具体的な意味を理解することができる。
本実用新案において、明確な規定及び限定がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあることは、第1特徴と第2特徴とが直接的に接触することを含んでも良いし、第1特徴と第2特徴とが直接的に接触することではなく、それらの間の別の特徴を介して接触することを含んでもよい。また、第1特徴が第2特徴の「上」、「上方」又は「上面」にあることは、第1特徴が第2特徴の真上及び斜め上にあることを含むか、或いは、単に第1特徴の水平高さが第2特徴より高いことだけを表す。第1特徴が第2特徴の「下」、「下方」又は「下面」にあることは、第1特徴が第2特徴の真下及び斜め下にあることを含むか、或いは、単に第1特徴の水平高さが第2特徴より低いことだけを表す。
以下の説明において、多くの異なる実施形態又は例を提供することにより、本実用新案の異なる構造を実現する。本実用新案の説明を簡潔にするために、以下に特定の例の部材及び配置について説明する。勿論、これらは例に過ぎず、本実用新案を限定することを意図していない。また、本実用新案は、異なる例において参考数字及び/又は参考アルファベットを重複することができる。このような重複は、簡潔及び明瞭にするためのものであり、それ自体は検討される各種の実施例及び/又は配置の間の関係を示すものではない。また、本実用新案は、さまざまな特定のプロセス及び材料の例を挙げているが、当業者であれば、他のプロセスの適用及び/又は他の材料の使用も考えることが可能である。
関連技術において、射出成形金型は、上型コア及び上型板を含み、注入口は、上型板の外部に取付けられ、且つ上型板及び上型コア内に伸び込む。このように、注入口の流路が長く、流路に比較的多くのプラスチック原料が溜まるようになり、また、射出成形時に、プラスチックが流路に滞留する時間が増加し、製品成形及び生産効率の低減を図る上不利である。
図1〜3を参照し、本実用新案の実施形態は、射出成形金型100を提供する。射出成形金型100は、上型コア10と、上型板20と、注入口30と、上型固定板40とを含む。注入口30は、全部が上型板20と上型コア10との内部に収容される。注入口30に流路32が形成される。注入口30は、取付部34と、取付部34から延伸する延伸部36と、を含む。取付部34の横断面が、延伸部36の横断面より大きい。取付部34は、上型板20に收容される。延伸部36は、上型コア10を通して設けられる。流路32は、取付部34及び延伸部36を貫通する。上型固定板40は、上型板20に積み重ねて固定される。上型固定板40に、流路32に連通される貫通孔42が開けられる。上型固定板40は、貫通孔42の側面から内へ延伸するフランジ44を含む。フランジ44は、取付部34に当接される。射出成形金型100は、締結部材50を含む。締結部材50は、フランジ44を貫通して取付部34に固定接続される。
本実用新案の実施形態における射出成形金型100は、注入口30の全部が上型板20と上型コア10との内部に収容されているので、注入口30のサイズが比較的小さく、流路32の長さが比較的短い。このように、射出成形金型100は、射出成形プロセスが終了した後、注入口30内に溜まっている廃材を減少させ、プラスチック原料を節約することができるとともに、流路32の長さが比較的短いため、成形射出時に、プラスチックが流路32に滞留する時間を短縮させ、製品の成形及び生産効率の向上を図る上で有利である。また、締結部材50が、フランジ44を貫通して取付部34に固定接続され、これにより、取付部34が注入口30を射出成形金型100に固定する上で有利であり、射出成形金型100の作製コストを減少させ、射出成形金型100の耐衝撃力を向上させることができる。
なお、注入口30は、溶融されたプラスチック原料を射出成形金型100内に注入するためのものである。
なお、締結部材50は、注入口30を上型固定板40及び上型板20に同時に固定することができる。このように、射出成形のプロセスにおいて、注入口30の変形を防止し、注入口30の使用寿命を向上させ、射出成形金型100の作製コストを低減させることができる。
本実施形態において、射出成形金型100の注入口30は、一つである。無論、他の実施形態において、射出成形金型100は、二つ以上の注入口30を含む。
いくつかの実施形態において、上型板20に收容チャンバー22が形成され、上型コア10が收容チャンバー22に收容される。このように、上型コア10と上型板20との全体の厚みが低減し、これにより、射出成形金型100を小型化することができる。なお、上型コア10が收容チャンバー22に收容されるので、上型コア10と上型板20との全体の厚みが上型板20の厚みに等しい。
具体的に、上型板20と上型コア10とはお互いに密着され、例えば、上型板20と上型コア10とは、接着剤により接着されている。上型コア10は、溶融したプラスチックに直接接触するため、上型コア10が受ける衝撃力は、上型板20が受ける衝撃力より大きく、従って、製造材料を選択する場合に、上型コア10の製造材料の耐衝撃能力が、上型板20の製造材料の耐衝撃能力より強いことを確保しなければならない。
図4を参照し、いくつかの実施形態において、上型板20と注入口30側辺との間に隙間70がある。このように、射出成形金型100の耐衝撃能力を向上させ、射出成形金型100が変形する確率を低減させ、射出成形金型100の寿命を向上させることができる。
図3を参照し、いくつかの実施形態において、上型コア10は、底面12を含み。底面12にキャビティ121が形成される。キャビティ121は、流路32に連通される。このように、プラスチック原料は、流路32を介してキャビティ121内に流入することができ、プラスチック原料がキャビティ121内に冷却されて成形される。
なお、キャビティ121の数は、二つ以上であっもよい。キャビティ121の形状は、製品の需要に応じて調整することができる。
具体的に、上型コア10は、上面14を含み、上面14は、上型板20に密着されている。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、エジェクタピン60を含み、エジェクタピン60は、キャビティ121に伸び込み、エジェクタピン60は、キャビティ121に対して鉛直方向に移動することができる。このように、プラスチック原料がキャビティ121内に固化して成形された後、金型を開く方式で金型板20及び上型コア10を開放し、エジェクタピン60によりプラスチック部材を突き出し、廃プラスチックをプラスチック部材から除去した後、プラスチック製品を得ることができる。
なお、エジェクタピン60が、排気エジェクタピンまたはバランスエジェクタピンであってもよい。
いくつかの実施形態において、上型コア10の硬度が、上型板20の硬度より大きい。
このように、上型コア10の変形を防止し、射出成形金型100の使用寿命を向上させることができる。
具体的に、上型コア10は、比較的硬い鋼材料、例えば、12Cr13(マルテンサイト系耐熱鋼)を選択することができる。上型コア10の底面12にキャビティ121が形成されているので、上型板20より、上型コア10が受けた溶融したプラスチックからの衝撃力は大く、硬度の大きい上型コア10は、射出成形金型100の耐衝撃能力を向上させ、、射出成形金型100の変形を防止し、射出成形金型100の寿命を向上させる上で有利である。なお、上型コア10は、耐高温、耐腐食の特性を持っている。
いくつかの実施形態において、流路32は、原料流入口321を含む。注入口30は、原料流入口321の周縁に原料流入チャンバー323が形成される。原料流入チャンバー323は、漏斗状である。。言い換えると、原料流入チャンバー323の横サイズは、流路32に遠い端から、流路32に近い端へ次第に小さくなる。このように、原料流入チャンバー323が漏斗状であることにより、プラスチック原料を流路32内に注入することが容易になる。
いくつかの実施形態において、締結部材50は、ネジである。ネジは、ネジヘッド及びネジロッドを含む。ネジヘッドは、フランジ44上に当接される。ネジロッドは、取付部34内にねじ込まれる。ネジは、注入口30を上型固定板40及び上型板20に同時に固定することができ、これにより、注入口30の耐衝撃力を向上させることができる。また、ネジにより、上型固定板40は、上型板20を固定することができ、これにより、射出成形金型100の作製プロセスを簡素化し、射出成形金型100の作製コストを低減させることができる。
なお、ネジロッドにネジが形成され、取付部34にネジロッドと結合されるネジ穴が形成され、これにより、ネジロッドを、取付部34に固定接続させることができる。
いくつかの実施形態において、貫通孔42は、注入口30に遠い第1部分421と、注入口30に近い第2部分423とを含む。第2部分423は、第1部分421に接続される。第1部分421の横断面が、第2部分423の横断面より大きい。このように、プラスチック原料を流路32に注入することが容易になる。
具体的に、第2部分423の形状は、略漏斗状である。第2部分423の直径が、流路32に遠い端から流路32に近い端へ次第に小さくなる。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、上型固定板40に設けられた位置決めリング46を含む。位置決めリング46に、貫通孔42に連通される導流孔461が開けられる。これにより、導流孔461により、プラスチック原料を流路32に注入することが容易になる。位置決めリング46は、例えば、ネジにより上型固定板40に固定される。
具体的に、導流孔461の形状が、略漏斗状である。導流孔461の直径が、流路32に遠い端から、流路32に近い端へ次第に小さくなる。
具体的に、位置決めリング46の内径が、貫通孔42の直径と一致している。位置決めリング46により、射出成形金型100の注入口30と射出成形機のノズル(図示せず)との水平位置が完全に重なり合うことが確保される。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、下型板102及び下型コア103を含む。下型板102及び下型コア103は、それぞれ上型板20及び上型コア10に結合される。上型板20と下型板102との接続面、及び上型コア10と下型コア103との接続面は、いずれも金型を開く面である。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、少なくとも二つのガイドポスト104(図に一つだけが示される)を含む。ガイドポスト104は、下型板102及び上型板20に通して設けられる。少なくとも二つのガイドポスト104は、下型板102及び上型板20を正確に位置決めることができる。従って、ガイドポスト104は、射出成形金型100の位置決めをガイドするガイド部材である。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、上エジェクタピン板105及び下エジェクタピン板106を含む。上エジェクタピン板105及び下エジェクタピン板106は、エジェクタピン60を固定し、上エジェクタピン板105及び下エジェクタピン板106が移動する時に、エジェクタピン60が一緒に移動するように動かすことができる。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、下型固定板107を含む。下型固定板107は、射出成形金型100を支持するためのものである。
いくつかの実施形態において、射出成形金型100は、ロングガイドポスト108を含む。ロングガイドポスト108は、下型固定板107を位置決める。
射出成形金型100の射出成形により製品を形成するプロセスは、以下のように、プラスチック原料が、貫通孔42から原料流入チャンバー323に入り、流路32を通過し、最後にキャビティ121に到着し、プラスチック原料をキャビティ121内に固化成形して所要の製品ブランクを得、上型板20及び上型コア10を取り外し、製品ブランクを露出させ、製品ブランクのバリを除去して合格の製品を得る。
本実用新案の説明において、「一つの実施形態」、「いくつかの実施形態」、「例示的な実施形態」、「例」、「具体的な例」、或いは「一部の例」などの用語を参考した説明とは、該実施形態或いは例に合わせて説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本実用新案の少なくとも一つの実施形態或いは例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語に対する例示的な描写は、必ずしも同じ実施形態或いは例を示すことではない。また、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施形態又は例において適切に結合することができる。
本実用新案の実施形態を示して説明したが、なお、当業者であれば、本実用新案の原理及び主旨から逸脱することなく、これらの実施例に対して各種の変更、修正、取り替え及び変形を行うことができる。本実用新案の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物により限定される。

Claims (10)

  1. 射出成形金型であって、前記射出成形金型は、
    上型コアと、
    上型板と、
    注入口と、
    上型固定板と、を含み、
    前記注入口は、全部が前記上型板と前記上型コアとの内部に収容され、前記注入口に流路が形成され、
    前記注入口は、取付部と、前記取付部から延伸する延伸部とを含み、前記取付部の横断面が、前記延伸部の横断面より大きく、前記取付部が前記上型板内に收容され、前記延伸部は、前記上型コアを通して設けられ、前記流路は、前記取付部及び前記延伸部を貫通し、
    前記上型固定板は、前記上型板に積み重ねて固定され、前記上型固定板に前記流路に連通される貫通孔が開けられ、前記上型固定板は、前記貫通孔の側面から内へ延伸するフランジを含み、前記フランジが前記取付部に当接され、
    前記射出成形金型は、前記フランジを通して前記取付部に固定接続される締結部材を含む、
    ことを特徴とする射出成形金型。
  2. 前記上型板に收容チャンバーが形成され、前記上型コアが前記收容チャンバーに收容されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  3. 前記上型板と前記注入口の側辺との間に隙間がある、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  4. 前記上型コアは、キャビティが形成される底面を含み、前記キャビティは、前記流路に連通されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  5. 前記射出成形金型は、前記キャビティに伸び込み、且つ前記キャビティに対して鉛直方向に移動可能であるエジェクタピンを含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の射出成形金型。
  6. 前記上型コアの硬度が前記上型板の硬度より大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  7. 前記流路は、原料流入口を含み、前記注入口は前記原料流入口の周縁に原料流入チャンバーが形成され、前記原料流入チャンバーは漏斗状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  8. 前記締結部材は、ネジであり、前記ネジは、ネジヘッド及びネジロッドを含み、前記ネジヘッドが前記フランジに当接され、前記ネジロッドが前記取付部内にねじ込まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  9. 前記貫通孔は、前記注入口に遠い第1部分と、前記注入口に近い第2部分と、を含み、前記第2部分は前記第1部分に接続され、前記第1部分の横断面が、前記第2部分の横断面より大きい、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
  10. 前記射出成形金型は、前記上型固定板に設けられた位置決めリングを含み、前記位置決めリングには前記貫通孔に連通される導流孔が開けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型。
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