JP3216475B2 - 反射鏡付き管球 - Google Patents

反射鏡付き管球

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JP3216475B2 JP07544095A JP7544095A JP3216475B2 JP 3216475 B2 JP3216475 B2 JP 3216475B2 JP 07544095 A JP07544095 A JP 07544095A JP 7544095 A JP7544095 A JP 7544095A JP 3216475 B2 JP3216475 B2 JP 3216475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射鏡付き管球に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】反射鏡付き管球として、光干渉膜が設け
られた反射面部を有する反射鏡と、管球、例えばハロゲ
ン電球とが一体化されたダイクロイックミラー付きハロ
ゲン電球がある。そしてこのダイクロイックミラー付き
ハロゲン電球は、店舗等で商品照明等に使用されてい
る。
【0003】このような、従来のダイクロイックミラー
付きハロゲン電球は、次のような構成を有していた。
【0004】すなわち、ハロゲン電球は、耐熱性ガラス
バルブ内に、アルゴンガスとともに所定量のハロゲン元
素が封入されており、かつバルブ軸上にタングステンコ
イルフィラメントが設けられている。また、このバルブ
の端部は封止されて圧潰封止部が形成されている。この
フィラメントの両端はリード線と圧潰封止部内に封止さ
れた導入箔を介して口金にそれぞれ接続されている。反
射鏡は、放物面又は、回転楕円体面又は、半円等に形成
された反射面を有する反射面部と、この反射面部に連設
された胴部とからなる。反射面部には、可視光域の波長
を主に反射し、赤外線領域の波長を主に通過させる光干
渉膜が蒸着されている。反射鏡は、その胴部を口金内に
挿入し、この口金と反射鏡の胴部との隙間に耐熱性無機
接着剤が注入されて口金と固着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射鏡付き管球は、管球であるハロゲン電球の寿命が4
000時間以上にも達するため、寿命時間中にハロゲン
電球から発生される赤外線の熱エネルギーによって、接
着剤が経時変化を起こし、この経時変化による劣化によ
って、最悪の場合、反射鏡が口金から落下し被照射物を
損傷することになるおそれがある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、反射鏡と口金とを固着している接着
剤が経時変化によって劣化しても反射鏡が口金から落下
することのない反射鏡付き管球を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の反射鏡付き管球
は、反射面部を有し、かつこの反射面部に連設された胴
部を有する反射鏡と、端部に圧潰封止部を有する管球と
が口金に固着されており、前記反射鏡の胴部は、前記口
金に接着剤によって固着され、前記反射鏡の胴部内に前
記管球の圧潰封止部が挿入され、前記圧潰封止部および
前記反射鏡の胴部には、互いに係止するための突出部が
それぞれ設けられ、前記圧潰封止部の突出部は、前記反
射鏡の胴部に設けられた突出部よりも前記管球の発光部
側に位置した構成を有する。
【0008】
【作用】この構成により、反射鏡の胴部と口金とを固着
している接着剤の劣化等による剥離が生じた場合、反射
鏡の胴部に設けられた突出部と、口金に固着された管球
の圧潰封止部に設けられた突出部とは互いに係止するこ
ととなる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である定格電圧11
0V,出力50W,中心光度750cd,のダイクロイ
ック反射鏡付きハロゲン電球を示している。
【0010】ハロゲン電球1は、外径11mmの耐熱性
ガラスバルブ内に、アルゴンガスとともに所定量のハロ
ゲン元素が封入され、かつそのバルブ軸上にタングステ
ンコイルフィラメント2が設けられた発光部3とこの発
光部3の端部に形成された封止幅12mm、封止厚み3
mm、封止長11mmの圧潰封止部4とを有している。
フィラメント2の両端は内部リード線5,6の一端にそ
れぞれ接続されており、内部リード線5,6の他端は圧
潰封止部4に封止された導入箔7,8の一端にそれぞれ
接続されている。導入箔7,8の他端には外部導入線
9,10の一端がそれぞれ接続されており、この外部導
入線9,10の他端は口金11の口金金具12にそれぞ
れ接続されている。ハロゲン電球1の端部に形成された
圧潰封止部4の側面上には、1.0〜1.5mmの突出
部13が形成されている。この突出部13は、圧潰封止
部4上ならどの位置に設けてもよい。
【0011】反射鏡14は、放物面又は、回転楕円体面
又は、半円等に形成された反射面を有する反射面部15
と、この反射面部15に連設された胴部16とからな
る。また、可視光域の波長を主に反射し、赤外線領域の
波長を主に通過させる光干渉膜19を反射面部15に蒸
着してダイクロイック反射鏡を形成している。この反射
鏡14の反射面部15に連設された胴部16には、その
内側の周囲に高さ1.5mmの突出部17が設けられて
いる。反射鏡14は、その胴部16を口金11内に挿入
し、この口金11と反射鏡14の胴部16との隙間に耐
熱性無機接着剤18が注入されて口金11と固着されて
いる。
【0012】なお、本実施例のハロゲン電球1の圧潰封
止部4の突出部13は次のように形成した。
【0013】すなわち、ガラスバルブの端部を熱し、圧
潰治具(図示せず)を用いて圧潰封止を行うと、圧潰封
止部4を形成することができる。この時あらかじめ、圧
潰冶具に凹部を設けておくと、凹部にガラスが流れ込
み、圧潰封止部4に突出部13が形成される。この突出
部13の大きさは、実験した結果、1.0〜1.5mm
の大きさが良好であった。これは、1.5mmより大き
くすると、圧潰治具の凹部にガラスの流れ込む量が増え
るため、封止が甘くなる現象、いわゆるオープンピンチ
となり、封止耐圧が低下し、最悪の場合、点灯昇圧によ
り、管球の破裂を巻き起こす可能性があるからである。
また、1.0mm未満の場合、接着剤18の劣化によ
り、反射鏡14が落下した時に、管球の圧潰封止部4に
設けられた突出部13と反射鏡14の胴部16に設けら
れた突出部17との係止が充分に行えないことや、組立
時における管球の位置合わせ等に不具合があるからであ
る。
【0014】そして、光干渉膜19が形成された反射鏡
14の胴部16を口金11内に挿入した後、上記のよう
に製造されたハロゲン電球1の圧潰封止部4を、反射鏡
14の胴部16内に挿入し、ハロゲン電球1の外部導入
線9,10を口金11に電気的接続する。その後、接着
剤18を反射鏡14の胴部16と口金11との間に充填
し、160度の熱で30分間、接着剤18を乾燥させて
製造する。
【0015】以上のように本実施例のダイクロイック反
射鏡付きハロゲン電球は、反射鏡14の胴部16と口金
11とを固着している接着剤18が劣化等の理由で、剥
離が生じた場合、反射鏡14の胴部16の突出部17
と、圧潰封止部4の突出部13とが互いに係止する構造
となるため、口金11から反射鏡14が落下することが
なくなり、このため、被照射物に損傷を与えることを防
止できる。
【0016】なお、上記実施例では、管球としてハロゲ
ン電球を用いたが、放電灯を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射鏡付
き管球は、反射面部を有し、かつこの反射面部に連設さ
れた胴部を有する反射鏡と、端部に圧潰封止部を有する
管球とが口金に固着されており、前記反射鏡の胴部は、
前記口金に接着剤によって固着され、前記反射鏡の胴部
内に前記管球の圧潰封止部が挿入され、前記圧潰封止部
および前記反射鏡の胴部には、互いに係止するための突
出部がそれぞれ設けられているので、反射鏡の胴部と口
金との間の接着剤が劣化等の理由で剥離しても、反射鏡
が口金から落下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるダイクロイック反射鏡
付きハロゲン電球の正面図
【符号の説明】
1 ハロゲン電球 4 圧潰封止部 11 口金 13 ハロゲン電球の圧潰封止部の突出部 14 反射鏡 16 反射鏡の胴部 17 反射鏡の胴部の突出部 18 耐熱性無機接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01K 7/00 H01K 7/02 H01K 1/22 F21V 7/10 F21V 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射面部を有し、かつこの反射面部に連
    設された胴部を有する反射鏡と、端部に圧潰封止部を有
    する管球とが口金に固着されており、前記反射鏡の胴部
    は、前記口金に接着剤によって固着され、前記反射鏡の
    胴部内に前記管球の圧潰封止部が挿入され、前記圧潰封
    止部および前記反射鏡の胴部には、互いに係止するため
    の突出部がそれぞれ設けられ、前記圧潰封止部の突出部
    は、前記反射鏡の胴部に設けられた突出部よりも前記管
    球の発光部側に位置していることを特徴とする反射鏡付
    き管球。
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