JP3216103B2 - 接触帯電部材の寿命検知方法 - Google Patents

接触帯電部材の寿命検知方法

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JP3216103B2 JP30382294A JP30382294A JP3216103B2 JP 3216103 B2 JP3216103 B2 JP 3216103B2 JP 30382294 A JP30382294 A JP 30382294A JP 30382294 A JP30382294 A JP 30382294A JP 3216103 B2 JP3216103 B2 JP 3216103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に用いら
れる接触帯電部材の寿命検知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15に従来の画像形成装置の一例を示
すが、同図において、101は画像形成装置本体、11
1は像担持体である円筒状の感光ドラムであり、該感光
ドラム111はその軸を中心に一方向に回転する。そし
て、この感光ドラム111には接触帯電部材103が当
接されており、該接触帯電部材103に高圧電源108
から供給される所定の高圧バイアスが印加されることに
よって、感光ドラム111の表面が所定の電位に一様に
帯電され、この感光ドラム111には露光装置102に
よって潜像が形成される。
【0003】又、104は現像装置であって、これは現
像剤109の貯蔵・保管を行うホッパー104と現像剤
担持体である現像スリーブ105及び現像剤規制部材で
ある現像ブレード107を備えており、感光ドラム11
1上に形成された潜像に現像剤109を供給してこれを
現像剤像として可視化する。尚、感光ドラム111と現
像スリーブ105の間には不図示の高圧電源が接続され
ており、両者間には適正な現像バイアスが与えられる。
【0004】一方、給紙カセット117内に収容された
転写材114は給紙ローラ116で給紙され、不図示の
レジストローラによって感光ドラム111上の現像剤像
と同期がとられて転写装置110に送られ、該転写材1
14に感光ドラム111上の現像剤像が転写装置110
によって転写される。そして、転写材114に転写され
た現像剤像は、転写材114と共に定着装置115に搬
送され、熱若しくは圧力によって定着されて記録画像と
なる。尚、転写後に転写されないで感光ドラム111上
に残った現像剤は、ブレード113を有するクリーニン
グ装置112によって除去される。その後、感光ドラム
111の表面は再び接触帯電部材103によって帯電さ
れ、上述の工程を繰り返す。
【0005】ところで、画像形成装置の形態として、そ
れを構成している個々の装置の寿命設定に応じて必要な
部分の交換又は消耗品の補給を行うことで使用する機種
は非常に多く存在する。それらの機種では、一般的に消
耗品(例えばトナー)の補給タイミングはそれの残量検
知機構により判断されてユーザーへの警告が行われ、
又、各部分の交換タイミングは、例えば画像形成装置本
体に設けられた印字枚数カウンター(不図示)に基づい
てサービスマン又は装置自身が各部分の公称寿命(使用
枚数で規定)を判断し、交換作業の実施又はユーザーへ
の警告を行う方法が用いられてきた。
【0006】因に、図15に示す画像形成装置において
は、画像形成部での交換部分として独立している箇所
は、感光ドラム111、現像装置104、クリーニング
装置104及び接触帯電部材103となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例のような使用枚数による公称寿命の設定は、あくま
で一般的使用状態をメーカー側が想定して個々の部分の
寿命を決定しているため、実際の各ユーザーの使用状況
によっては各部分の公称寿命とは食い違うケースが起こ
り得る。
【0008】特に、接触帯電部材を用いて、且つ、接触
帯電部材と感光ドラムが別々に交換可能な画像形成装置
においては、接触帯電部材と感光ドラムの寿命に食い違
いが起こり易い。それは以下の理由による。
【0009】即ち、図16に接触帯電部材である帯電ロ
ーラ103と感光ドラム111の一例を示す。
【0010】帯電ローラ103は、印字枚数の増加に従
って表層の汚れ防止層103dが感光ドラム111との
摩擦摩耗及び帯電動作時の放電に伴う樹脂の劣化等によ
り厚みが減少して公称寿命に達するが、その寿命は感光
ドラム111よりも長い実力を有することが多い。それ
はクリーニングブレードのようなストレスの非常に大き
な部材の当接がないためである。
【0011】しかしながら、帯電ローラ103の表層1
03dの厚みは10μm前後と非常に薄く、帯電ローラ
103の長手方向に亘って厚みの均一性を得ることが難
しいために、表層103dの厚みに依存する寿命もバラ
ツキが大きく、印字枚数から帯電ローラ103の寿命推
測を行うことは難しかった。
【0012】このような帯電ローラ103を用いた場
合、以下に述べる状況によって、感光ドラム111の公
称寿命前に該感光ドラム111を帯電ローラ103と同
時に交換する場合が多かった。
【0013】感光ドラム111が公称寿命内であって
も、帯電ローラ103が公称寿命を超えて使用されたと
きには、耐圧の低下した帯電ローラ103は、その導電
性弾性層103bと感光ドラム芯金111aとの間でリ
ークを発生し、帯電ローラ103のみならず、健全な状
態の感光ドラム111にも損傷を与えてしまう事態を招
くことになってしまっていた。
【0014】一度リークが発生すると、そこから多量の
電流が流れ出てしまうために、局所的に帯電が行えず、
画像上に黒ポチ状の異常画像が発生したり、更にひどく
なると、感光ドラム111の長手方向に均一な帯電が不
可能になり、画像上に横黒すじとなって現れてしまう。
そして、感光ドラム111と帯電ローラ103を更にそ
のまま使用し続けると、互いのリークポイントがそれぞ
れ核となって互いのリーク箇所を増やしていき、欠陥画
像の増大を招くことになる。このように、帯電ローラ1
03が寿命を超えて使用された場合には、感光ドラム1
11が未だ寿命範囲内であったとしても、リークが発生
することによって、同時に両者とも使用不可能となる問
題があったからである。
【0015】以上のように、接触帯電部材を用いて、且
つ、接触帯電部材と感光ドラムが別々に交換可能な画像
形成装置においては、リークの発生による損傷を防止す
るために、帯電ローラについて寿命を推測する方法が求
められていた。
【0016】上記方法については、例えば、接触帯電部
材である帯電ローラの長手方向に亘って導電性の検知部
材を当接させ、帯電ローラ自身の抵抗値変化を検知する
ことで表層の摩耗量を推測し、これによって帯電ローラ
の寿命の予測を行うことが考えられた。
【0017】しかしながら、一般的に帯電ローラのリー
ク発生寸前の摩耗箇所はごく一部であり、それによる抵
抗値の低下は帯電ローラの長手方向の一括抵抗測定では
検出が難しいために、寿命推測の実現は難しかった。従
って、帯電ローラについては未だ寿命推測の有効な手段
がなく、その検出方法が望まれていた。
【0018】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とする処は、接触帯電部材の寿命をより高
精度に検知してリークの発生を未然に防ぐことができる
接触帯電部材の寿命検知方法を提供することにある。
【0019】
【作用】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明
は、像担持体と、像担持体と接触し像担持体を帯電する
接触帯電部材と、を有する画像形成装置の接触帯電部材
の寿命検知方法として、接触帯電部材の長手方向に沿っ
て設けられた接触帯電部材表面と接触する複数の導電部
材を有し、この複数の導電部材に流れる電流の最大値と
複数の帯電部材に流れる電流の平均値に基づき接触帯電
部材の寿命を判断することを特徴とする。
【0020】
【0021】
【0022】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、前記導電部材を前記接触帯電部材に対して
接離可能に構成したことを特徴とする。
【0023】請求項記載の発明は、請求項記載の発
明において、前記導電部材を、導電性スポンジ弾性体と
絶縁性スポンジ弾性体を長手方向に交互に配列して構成
したことを特徴とする。
【0024】
【0025】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の導電部材
に流れる電流の最大値と複数の接触帯電部材のに流れる
電流の平均値に基づき接触帯電部材の寿命を判断するよ
うにしたため、接触帯電部材の寿命を高精度に検知し、
リーク発生を未然に防止することが可能となる。
【0026】
【0027】請求項記載の発明によれば、導電部材
検知時のみ当接させることで、必要以上に接触帯電部材
に対する摺擦をなくし、接触帯電部材の寿命を延ばすこ
とが可能となる。
【0028】請求項記載の発明によれば、導電部材
クリーニング部材の能力を兼ね備えることで、接触帯電
部材の汚れによる画像欠陥を防止することが可能とな
る。
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0030】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
に係る寿命検知方法が適用される画像形成装置要部の構
成図、図2は同画像形成装置全体の断面図、図3は帯電
ローラの断面図であり、図2においては図15に示した
と同一要素には同一符号を付している。
【0031】図1において、像担持体である感光ドラム
1は導電性Al芯金1aの上に所定厚みの有機感光体層
1bを形成して構成されており、芯金1aは不図示の接
点を介してアースに接続されている。
【0032】又、接触帯電部材である帯電ローラ2は、
例えば図3に示すように、導電性芯金2a上に導電性弾
性層2b、高抵抗層2c及び汚れ防止層2dを形成して
多層に構成されている。そして、感光ドラム1と帯電ロ
ーラ2は所定の当接圧で接触しており、感光ドラム1は
図2の矢印方向に回転し、帯電ローラ2はそれに従動し
て回転する。
【0033】而して、帯電ローラ2には芯金2aから不
図示の摺動接点を介して所定の高圧が印加される。本実
施例においては、定電圧に制御された直流成分に定電流
に制御された交流成分が重畳された高圧が、図1に示す
帯電用電源3から帯電ローラ2に印加されるものとす
る。尚、図1に示すように、帯電用電源3とアース間に
は、電気的にON/OFFを行うアーススイッチ10が
設けられている。
【0034】一方、帯電ローラ2に対しては、長手方向
に亘って複数に分割された導電性検知部材4a,4b,
4cが接しており、これらの検知部材4a,4b,4c
は電気的にON/OFFを行うスイッチ部5a,5b,
5cをそれぞれ介して、直流電流を検知する電流検知部
6a,6b,6cに接続されている。尚、検知部材4
a,4b,4cは、それらによる長手方向のカバー率が
高い程、又、分割数が多い程、その検知精度が高まる
が、ここでは説明の簡略化のために3分割の場合につい
て述べる。
【0035】前記電流検知部6a,6b,6cの先に接
続されている抵抗部9には、帯電ローラ2から見た感光
ドラム1の直流電気抵抗に相当する値の抵抗が用いられ
ており、検知時に過大な電流が流れて帯電ローラ2を損
傷するのを防いでいる。
【0036】而して、本実施例では、電流検知部6a,
6b,6cで得られた値に基づいて演算部7が帯電ロー
ラ2の各部分の電流値変化(つまり、抵抗値変化)を判
断し、帯電ローラ2が寿命に到達しそうであると判断し
たときには、表示部8によってユーザーに帯電ローラ2
の交換を促す警告を行う。
【0037】以下に本実施例に係る帯電ローラ2の寿命
検出原理を実例を用いて説明する。
【0038】先ず、実機の設定条件を示す。
【0039】プロセススピード:80mm/sec 感光ドラム1:外径=φ30mm、A1芯金1a厚=1
mm、有機感光 体層1b厚=30μm 帯電ローラ2:外径=φ15mm、芯金2a=SUS製
φ8mm 導電性弾性層2b=イソプレンゴムにカーボン分散、体
積抵抗値=103 Ωcm程度、厚み=3.2mm 高抵抗層2c=ウレタンゴムにカーボン分散、体積抵抗
値=105 Ωcm程度、厚み=280μm 汚れ防止層2d=トレジンにカーボン分散、体積抵抗値
=106Ωcm程度、厚み=10μm 帯電用電源3:AC定電流値=800μA、DC定電圧
値=−600V 検知部材4a〜4c:1cm幅の金属製ブラシ 抵抗部9:抵抗値=50MΩ 図4に或る帯電ローラ2の耐久に伴う劣化の様子を示
す。
【0040】帯電ローラ2の表層(汚れ防止層)2dは
10μm前後とその膜厚が非常に薄いため、膜厚が数μ
m振れただけでも全体に対する変化率が非常に大きくな
り易い状態になっている。図4において、a,b,cは
帯電ローラ2の3箇所の膜厚の状態を示している。この
ような状態の帯電ローラ2を使用すると、表層である汚
れ防止層2dは、耐久枚数に伴い感光ドラム1との摩擦
等によって図4に示したように削れていく。そして、帯
電ローラ2の最も膜厚の薄かったc部分が3μm程度に
到達した時点で、感光ドラム1との間でリークを発生し
た。従って、本構成の帯電ローラ2の場合の寿命は、表
層2dの膜厚が下限膜厚の3μmに達した時と判断する
ことができる。
【0041】図5に本実施例で用いた帯電ローラ2の表
層2dの膜厚と抵抗値及び電流値との関係を示す。
【0042】本実施例においては、帯電ローラ2が寿命
に達した時の表層2dの膜厚の検知は、図5に示す関係
を利用し、前記検知部材4a,4b,4cに流れるDC
電流値で推測することができる。図4に示した寿命時の
表層2dの膜厚が3μm程度の時は、図5によれば、帯
電ローラ2のその部分の抵抗値が2.1×105 Ω程度
になっており、リーク直前の検出電流値(リーク限界電
流Ileak)は8.5μA程度になっていたことが分か
る。
【0043】従って、本実施例では、リークを発生する
前のマージン(α)を見込んだ電流値(α×Ileak)を
上限電流値と設定し、複数に分割した検知部材4a,4
b,4cの何れか一箇所でも、そこでの検出電流値がこ
の上限電流値(α×Ileak)を超えた時に、帯電ローラ
2が寿命を迎えたと判断すれば良い。
【0044】ところで、この上限電流値(α×Ileak)
の決定の仕方については、特に帯電ローラ2の表層2d
の材料組成(耐圧能力)のバラツキをマージン(α)と
して考慮する必要がある。ここで、マージン(α)の具
体的な求め方を以下に示す。
【0045】前述の本体構成を用いて、本実施例構成の
帯電ローラ2でのバラツキを調べてみたところ、n=3
0本でのリーク発生限界電流値は、平均値=8.5μ
A、σ=0.25μAとなった。3σのマージンを考慮
すると、3σ=0.75μAであり、これは平均値の
8.7%に当たる(0.75/8.5=0.088)。
【0046】従って、本実施例においては、10%程度
のバラツキを見込めば十分である。このため、本実施例
の場合には、α=90%=0.9に設定すれば良い。そ
して、上限電流値(α×Ileak)は、8.5×0.9=
7.65≒7.7μAと決定することができる。
【0047】次に、図6のタイミングチャートと図7の
フローチャートに基づいて本実施例のシーケンスについ
て説明する。
【0048】ここでは、帯電ローラ2の寿命検知を、画
像形成動作前の前回転時に行う場合について示してい
る。以下、図6を中心として説明し、図7に示す処理ス
テップF1〜F9の記号で示す。
【0049】画像形成動作が開始すると、間もなく帯電
用電源3がONする(F1)。続いて、検知スイッチ5
a,5b,5cがONしてこれらが電流検知部6a,6
b,6cに繋がると同時にアーススイッチ10がOFF
し、アースとの導通がなくなり、感光ドラム1はフロー
ト状態となる(F2)。これによって、帯電用電源3か
らの直流電流は全て電流検知部6a,6b,6cに流れ
ることになり、感光ドラム1の状態による電流値変化が
防止できる。
【0050】検知部材4a,4b,4cと電流検知部6
a,6b,6cが繋がった後、各部での電流値検知が行
われる(F3)。全ての部分の検知が終了した時点(検
知時間t)で、検知スイッチ5a,5b,5cはOFF
に、アーススイッチ10はONになり、画像形成状態に
戻る。
【0051】次に、複数箇所で検出された電流値の中で
の最大電流値を調べ、それを仮にImax とする(F
5)。そして、事前に設定されていた電流上限値(α×
Ileak)とImax を比較し(F6)、Imax の方が小さ
ければそのまま画像形成動作を続け(F9)、Imax の
方が大きければ画像形成動作を停止し(F7)、帯電ロ
ーラ交換表示を行ってユーザーに警告する(F8)。
尚、検知タイミングについては、画像形成装置立ち上げ
時の前回転で行う場合や、画像形成後の後回転で行って
も同様な効果を得ることができる。
【0052】而して、本実施例によれば、従来ならばリ
ークが発生するまで帯電ローラの寿命判定ができなかっ
た画像形成装置において、リーク発生直前に帯電ローラ
が寿命に達したものと判断できるため、感光ドラムに損
傷を与えることなく、帯電ローラと感光ドラムをそれぞ
れの寿命いっぱいまで使用することができるようになっ
た。
【0053】<第2実施例> 次に、本発明の第2実施例を図8乃至図11に基づいて
説明する。
【0054】図8は第2実施例に係る寿命検知方法が適
用される画像形成装置要部の構成図、図9は同装置の駆
動手段の拡大詳細図、図10は同駆動手段のカム部の拡
大詳細図であり、図8においては図1に示したと同一要
素には同一符号を付している。
【0055】本実施例の特徴は、前記第1実施例で用い
た検知部材4a,4b,4cを駆動手段11を用いるこ
とによって感光ドラム1に対して離接可能に構成し、こ
れらを電流検知時のみ感光ドラム1に当接する点にあ
る。これによって、検知部材4a,4b,4cが常に帯
電ローラ2に摺接するのが防がれるため、帯電ローラ2
の寿命をより延長することができる。
【0056】ここで、検知部材4a,4b,4cの駆動
手段11の動作原理を示す。
【0057】図9に示すように、検知部材4(4a,4
b,4c)には、電気的に導通のとれた支持棒11eが
固定され、該支持棒11eは、真ん中に支持棒11eと
同径の孔が穿設された支持部材11fに通されて支持さ
れている。そして、支持部材11fと検知部材4の間に
は支持棒11eを囲みながらバネ部材11dが設置され
ており、該バネ部材11dによって検知部材4は常に図
9の上方に付勢されている。
【0058】又、各検知部材4(4a,4b,4c)の
近傍には、該検知部材4を下に押し下げるためのカム部
材11cが設けられ、このカム部材11cは駆動源11
aからの駆動軸1bによって回転駆動される。尚、図9
に示すカム部材11cを図の右横から見た図が図10で
ある。
【0059】ところで、本実施例のシーケンスをフロー
チャートで図11に示すが、このシーケンスは前記第1
実施例のそれと殆ど同じであり、第1実施例における検
知スイッチのON/OFF(図7参照)を駆動手段のO
N/OFFに置き換えただけである。
【0060】而して、第2実施例と第1実施例を比較す
るために耐久試験を行ったが、実験条件(画像形成装置
構成)は、検知部材4以外は第1実施例で述べたものを
そのまま用いた。
【0061】その結果、検知部材4(4a,4b,4
c)が帯電ローラ2に常時当接している第1実施例の場
合は、印字枚数が約20K時点で帯電ローラ2が寿命で
あると判断された。それに対して本実施例の場合には、
印字枚数が約26K時点で帯電ローラ2が寿命であると
判断され、帯電ローラ2の寿命が第1実施例よりも延び
たことが確認された。又、検知部材4の当接面を観察し
たところ、第1実施例の方が当接面の荒れ方がひどいこ
とも確認できた。
【0062】尚、検知部材4を離接可能にする手段とし
ては、本実施例で述べた構成に限定されないことは言う
までもない。
【0063】以上のように、検知時のみ検知部材4を当
接する構成にすることで、帯電ローラ2の寿命をより延
ばすことが可能となる。
【0064】<第3実施例>次に、本発明の第3実施例
を図12及び図13に基づいて説明する。尚、図12は
帯電ローラの膜厚バラツキ大の場合の表層膜厚の耐久変
化を示す図、図13は第3実施例のシーケンスを示すフ
ローチャートである。
【0065】本実施例の特徴は、帯電ローラ寿命の判断
基準を前記第1及び第2実施例で述べた最大電流値Ima
x と電流上限値(α×Ileak)との比較に加えて、最大
電流値Imax と全平均電流値Iave との比較も行うこと
で、帯電ローラ寿命の推測精度をより高めることを目的
としている点である。
【0066】本実施例で用いる画像形成装置構成は、第
1及び第2実施例で述べたものと同じであり、異なる点
は前記判断基準のみである。
【0067】図12に本実施例を用いることで寿命検知
精度の向上を図ることができる例を示しており、それは
帯電ローラ表層の成形時の膜厚バラツキが大きい場合に
特に有効となる。同図は、耐久に伴う帯電ローラ表層の
削れ状況を表した図であり、a,b,cはそれぞれ異な
る場所を表している。
【0068】又、下表に帯電ローラの膜厚の様子を表
す。
【0069】
【表1】 表1には膜厚バラツキの大小で耐久前後の変化の違いを
表している。通常ローラ(図4)においては、成形時の
膜厚平均値は9.7μmであり、平均膜厚に対する下限
膜厚cの割合が83%程度であった。
【0070】ところが、膜厚バラツキが大きいローラ
(図12)では、成形時の膜厚平均値が11μmである
のに対し、平均膜厚に対する下限膜厚cの割合が73%
程度と小さくなると、第1又は第2実施例の判断基準
(最大電流値管理)のみでは、寿命と判断する以前にリ
ークが発生してしまう可能性があった。それは、以下の
理由による。
【0071】即ち、検知部材4(4a,4b,4c)の
各々に流れる直流電流は、各検知場所の抵抗値の比率に
反比例した割合で流れ込む。つまり、抵抗値の小さいと
ころ(膜厚の薄いところ)に多く流れ込む。一般的には
本実施例で示した構成の帯電ローラにおいては、成形時
の膜厚バラツキは約30%程度までであるため、抵抗値
のバラツキ、電流の流れる比率のバラツキも30%程度
までである。このような通常のバラツキ範囲内において
は、帯電ローラの対リーク性能については、ローラ全域
において殆ど変わらない性能が保証されている。
【0072】しかしながら、バラツキが通常範囲を超え
ると、電流の偏りの大きさに表層が耐えられなくなり、
リークが発生する可能性が高くなる。しかも、このこと
は、耐久が進んで表層膜厚全体が減少し、全膜厚平均値
に対する下限膜厚cの割合がより小さくなるに従って、
より顕著になる。実際、図4に示すように下限膜厚でリ
ークが発生する初期の膜厚cの割合が83%程度の通常
のローラでは、リーク発生時の膜厚cの割合の低下は6
4%程度で済んでいるのに対し、図12に示すような膜
厚バラツキを持った帯電ローラでの耐久では、初期には
膜厚cの割合が73%程度であったものは、最も薄い層
が下限膜厚に到達する前にリークを発生し、そのときの
膜厚cの割合は57%程度までに低下していた。
【0073】これらのことより、表層膜厚のバラツキの
大きな帯電ローラにおいても寿命検知をより確実に行う
には、先の実施例で述べた下限膜厚に対する管理方法に
加えて、長手方向で一番薄い膜厚の全体平均膜厚に対す
る割合を調べ、その値が所定値以下になったとき(つま
り、偏りが大きくなったとき)も寿命と判断する必要が
ある。そのためには、全体平均膜厚を複数の電流検知部
材から得られた電流値の全平均電流値Iave で表し、一
番薄い膜厚を複数の検知部材から得られた電流値の中で
最も大きい最大電流値Imax で表し、更に、帯電ローラ
の長手方向での電流値の偏りに対するリーク性能から決
まる係数をβで表したとき、次式;
【0074】
【数1】Imax ≧β×Iave を満たしたときに帯電ローラが寿命に達したと判断すれ
ば良い。
【0075】ところで、本実施例に用いる帯電ローラの
長手方向での電流値の偏りに対するリーク性能から決ま
る係数βは、例えば図12に示す実例によれば(表1も
参照)、膜厚cの割合が60%程度のとき寿命と判断す
るように設定すれば、リーク発生前にユーザーに寿命を
警告することができる。つまり、この膜厚割合の60%
を電流での割合に換算するとβが求められ、β=1/
0.6≒1.7となる。従って、本実施例においては、
【0076】
【数2】Imax ≧1.7×Iave を満たすときに帯電ローラが寿命に達したものと判断す
ることができる。
【0077】上記判断条件も加味した場合、本実施例で
の寿命検知シーケンスは、図13で示すフローチャート
のようになる。
【0078】即ち、各部の電流検知動作(F4)までは
先の実施例と同じである。検知後、最大電流値Imax を
見つけ、同時に全平均電流値Iave を算出する(F
5)。次にImax ≧1.7×Iave であったならば、帯
電ローラは寿命に達したものと判断し(F6)、画像形
成動作を停止し(F8)、ユーザーに警告する(F
9)。Imax <1.7×Iave であれば、次に先の実施
例と同様にImax と0.9×Ileak(電流上限値)を比
較し、帯電ローラが寿命に達したか否かを判断する。
【0079】このような本実施例を用いて、図12で示
したような膜厚のバラツキの大きな帯電ローラ(最も薄
い層厚の割合が約70%のもの)を2つ用いて第1実施
例の場合との比較を行た。その結果、第1実施例の場合
は、耐久枚数が約21K時点で寿命検知前にリークが発
生してしまった。しかし、本実施例においては、耐久枚
数が約20K時点で帯電ローラが寿命に達したものと判
断でき、その時点はリークの発生が起きる前であり、本
実施例の効果が確認できた。
【0080】以上のように、本実施例によれば、帯電ロ
ーラ寿命の判断基準を、先の実施例で述べた最大電流値
Imax と電流上限値Iuplim (=0.9×Ileak)の比
較に加えて、最大電流値Imax と全平均電流値Iave と
の比較も行うことで、帯電ローラ寿命の推測精度をより
高めることが可能となる。
【0081】<第4実施例>次に、本発明の第4実施例
を図14に基づいて説明する。尚、図14は本実施例に
係る寿命検出方法を実施するための装置の構成図であ
り、本図においては図1に示したと同一要素には同一符
号を付している。
【0082】本実施例の特徴は、電流検知部材が帯電ロ
ーラ2のクリーニング部材の機能を兼ねる点にある。
【0083】帯電ローラを用いた画像形成装置において
は、特に低湿環境下で帯電ローラ表面にトナーが徐々に
堆積して感光ドラムに対する抵抗値が変化し、帯電不良
による画像劣化が生じることがあった。又、帯電ローラ
表面が汚れると、本発明で行っている表層膜厚の検知精
度にも影響を及ぼす可能性もあった。
【0084】従って、上記不具合を解消する目的で、本
実施例はクリーニング機能を検知部材に持たせたのもの
である。本実施例では、図14に示す12が電流検知部
材兼クリーニング部材であり、それ以外の構成は第1実
施例で述べたものと同様である。又、帯電ローラ2の寿
命判断も第1又は第3実施例の何れの方法でも用いるこ
とができる。
【0085】前記電流検知部材兼クリーニング部材12
は、絶縁性の芯軸12fの周囲に導電性のスポンジ部1
2a,12b,12cと絶縁性のスポンジ部12d,1
2eを長手方向に亘って交互に配して構成され、導電性
のスポンジ部12a,12b,12cが帯電ローラ2の
電流検知部となっている。電流検知部材兼クリーニング
部材12にスポンジ部12a〜12eを用いた理由は、
クリーニング性能を高めるためでる。このスポンジ部1
2a〜12eの材質としては、ウレタンゴム、EPD
M、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリエステル、ポ
リアミド等が用いられ、導電化が必要であれば、それら
にカーボンや金属酸化物等を適量添加すれば良い。尚、
電流検知部を構成する導電性スポンジ部12a〜12c
の抵抗値としては、体積抵抗で101 Ωcm〜104 Ω
cmの範囲が適切である。
【0086】以上のような構成の電流検知部材兼クリー
ニング部材12は、不図示のバネ部材によって帯電ロー
ラ2に当接されており、従動で回転するようになってい
る。又、導電性のスポンジ部12a,12b,12cに
は、不図示の摺動接点が当接しており、これらのスポン
ジ部12a〜12cはその接点を介して検知スイッチ5
a,5b,5cにそれぞれ電気的に接続されている。
【0087】以下に本実施例と第1実施例との比較実験
を行った結果を示す。本実施例の構成は次の通りであ
る。尚、示していないものは第1実施例で述べた構成と
同じとする。
【0088】検知部材兼クリーニング部材12:外径φ
15mm、芯軸径=φ6mm、芯軸材=ポリアセタール 導電性スポンジ=EPDM+カーボン(体積抵抗103
Ωcm) 絶縁性スポンジ=EPDM 以上のような構成で耐久試験を温度15℃、湿度10%
の環境で行った結果、第1実施例においては、リークが
発生する前の23K枚時点で帯電ローラ2が寿命に達し
たものと確実に判断されたが、16K枚程度から汚れに
起因したカブリ画像が若干見られた。
【0089】一方、本実施例でも、リークが発生する前
の22K枚時点で帯電ローラ2が寿命に達したことが確
実に判断され、しかも、汚れに起因する画像不良は見ら
れず、本実施例の効果が確認された。
【0090】以上のように、本実施例によれば、電流検
知部材が帯電ローラクリーニング部材の機能を兼ねるこ
とで、帯電ローラを寿命いっぱいに亘って使用すること
ができ、トナー汚れの影響を受けることなく、安定した
画像が得られる。
【0091】
【0092】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、像担持体と、像担持体と接触し像
担持体を帯電する接触帯電部材と、を有する画像形成装
置の接触帯電部材の寿命検知方法として、接触帯電部材
の長手方向に沿って設けられた接触帯電部材表面と接触
する複数の導電部材を有し、この複数の導電部材に流れ
る電流の最大値と複数の帯電部材に流れる電流の平均値
に基づき接触帯電部材の寿命を判断するようにしたた
め、接触帯電部材の寿命を高精度に検知し、リーク
生を未然に防止することが可能となるという効果が得ら
れる。
【0093】
【0094】請求項記載の発明によれば、導電部材
検知時のみ当接させることで、必要以上に接触帯電部材
に対する摺擦をなくし、接触帯電部材の寿命を延ばすこ
とができるという効果が得られる。
【0095】請求項記載の発明によれば、導電部材
クリーニング部材の能力を兼ね備えることで、接触帯電
部材の汚れによる画像欠陥を防ぐことができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る寿命検知方法が適用
される画像形成装置要部の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る寿命検知方法が適用
される画像形成装置全体の断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る画像形成装置の帯電
ローラの断面図である。
【図4】帯電ローラの表層膜厚の耐久変化を示す図であ
る。
【図5】帯電ローラの表層膜厚と抵抗及びDC電流との
関係を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る寿命検知方法のシー
ケンスのタイミングチャートである。
【図7】本発明の第1実施例に係る寿命検知方法のシー
ケンスのフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例に係る寿命検知方法が適用
される画像形成装置要部の構成図である。
【図9】検知部材の駆動手段の拡大詳細図である。
【図10】駆動手段のカム部の拡大詳細図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る寿命検知方法のシ
ーケンスのフローチャートである。
【図12】帯電ローラの膜厚バラツキ大の場合の表層膜
厚の耐久変化を示す図である。
【図13】本発明の第3実施例に係る寿命検知方法のシ
ーケンスのフローチャートである。
【図14】本発明の第4実施例に係る寿命検知方法が適
用される画像形成装置要部の構成図である。
【図15】従来の画像形成装置の断面図である。
【図16】リークの発生状況を表した帯電ローラと感光
ドラムの部分断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 帯電ローラ(接触帯電部材) 3 帯電用高圧電源 4a〜4c 電流検知部材 5a〜5c 検知スイッチ 6a〜6c 電流検知部 7 演算部 8 表示部 11c カム部材 12 電流検知部材兼クリーニング部材 12a〜12c 導電性スポンジ部(導電性スポンジ弾
性体) 12d,12e 絶縁性スポンジ部(絶縁性スポンジ弾
性体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−202446(JP,A) 特開 平6−35292(JP,A) 特開 平6−337569(JP,A) 特開 平4−26868(JP,A) 特開 平5−289475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 303 G03G 15/02 - 15/02 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、像担持体と接触し像担持体
    を帯電する接触帯電部材と、を有する画像形成装置の接
    触帯電部材の寿命検知方法であって、 接触帯電部材の長手方向に沿って設けられた接触帯電部
    材表面と接触する複数の導電部材を有し、この複数の導
    電部材に流れる電流の最大値と複数の帯電部材に流れる
    電流の平均値に基づき接触帯電部材の寿命を 判断するこ
    とを特徴とする接触帯電部材の寿命検知方法。
  2. 【請求項2】 前記導電部材を前記接触帯電部材に対し
    て接離可能に構成したことを特徴とする請求項記載の
    接触帯電部材の寿命検知方法。
  3. 【請求項3】 前記導電部材は、導電性スポンジ弾性体
    と絶縁性スポンジ弾性体を長手方向に交互に配列して構
    成されることを特徴とする請求項記載の接触帯電部材
    の寿命検知方法。
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