JP3215707B2 - 安全錠用のキーおよび回転ロツクシリンダ - Google Patents

安全錠用のキーおよび回転ロツクシリンダ

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JP3215707B2 JP22949491A JP22949491A JP3215707B2 JP 3215707 B2 JP3215707 B2 JP 3215707B2 JP 22949491 A JP22949491 A JP 22949491A JP 22949491 A JP22949491 A JP 22949491A JP 3215707 B2 JP3215707 B2 JP 3215707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、キーおよび回転ロツク
シリンダならびに追加のタンブラを有する回転ロツクシ
リンダ用の安全錠用のキーおよび回転ロツクシリンダに
関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のキーは、軸内に配置された制御
要素のため許可されていない方法において複製を作るの
が難しいという利点を有している。かくして、かかるキ
ーを備えた錠止装置はより高い安全性を有する。この種
の通常のキー（また「機械的なキー」と呼ばれる）は幾
つかの欠点を有し、その結果それらの高い耐複製度合い
に拘わらず、幅広い使用、とくに可逆キーの形において
使用できなかつた。
【０００３】この型のキーは、米国特許第４，６６７，
４９５号に示され、このキーは軸内に追加のタンブラを
整列させるために限定された程度に移動させることがで
きるピンを有する。キーみぞへの軸の挿入の過程におい
て、ピンはローター内に配置された傾斜路まで走行し、
該傾斜路はピンを半径方向に移動し、かつこの手段によ
り追加のタンブラを整列させる。
【０００４】傾斜路が平らなキーにおいては制御孔に利
用し得る表面を制限する軸への挿入の間にピンに達する
ようにみぞまたは他の凹所が軸に必要とされる。実際の
使用にいて、軸の前方端にできるだけ接近してピンを配
置する必要がある。緩く移動可能なピンは、たいてい軸
の一端から突出し、その結果キーに捕捉せしめることが
できる。
【０００５】また、この種のキーは、ヨーロツパ特許公
開第２０２，９４９号に示される。この場合にもまた、
追加のタンブラがキー軸において限定して移動可能であ
るピンによつて整列させられ、その結果、上述したと同
様の困難が生起する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べた従来の技
術においては、回転シリンダに傾斜路用の凹所を必要と
し、ピンをキー軸の前方端にできるだけ接近して配置す
る必要があり、かかるピンが軸から突出する等の不都合
がある。
【０００７】本発明の目的は、回転シリンダに配置され
る傾斜路用の凹所を必要とせず、かつそれにも拘らず製
造し易くかつ複製を作り難い上述した種類の安全錠用の
キーおよび回転ロツクシリンダを提供することにある。
本発明の他の目的は、操作に対する安全性をさらに増大
する回転ロツクシリンダを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のごとく課題は、本
発明によれば、回転ロックシリンダのロータを取り囲ん
でいるステータ内に追加のタンブラを整列させるために
キーの軸内に配置された少なくとも１つの制御要素から
なる安全錠用のキーおよび回転ロックシリンダにおい
て、前記制御要素は回復力に抗して半径方向に移動させ
ることができ、前記回復力が前記追加のタンブラの力よ
り大きく、少なくとも１つの遮断要素が前記追加のタン
ブラから間隔を置いて前記ステータに配置され、前記遮
断要素が前記ステータと前記遮断要素に係合される周部
みぞを有するロータとの間に剪断線を越えて延在し、前
記キーによる前記ロータの設定された回転位置が前記追
加のタンブラと整列させられたコアピンを前記制御要素
により容易に移動させかつ前記遮断要素を回転させるこ
とにより達成される。
【０００９】
【実施例】図１に示すロツクシリンダは、通例の方法に
おいてキーみぞを備えたローター３、ステータ２および
鋼製ジヤケツト５を有し、キーみぞ４の長手方向軸線は
ローター３の円形断面に対して垂直である。キーみぞ４
に導入される可逆のキーによつて、ここでは示されない
通例のピンタンブラが整列される。
【００１０】また、ローター３はここでは示されないロ
ツクを作動するように回転させることができる。図５に
よる関連のキー１６は通例のピンタンブラを整列するた
めに広いおよび狭い側で孔３５を有する。しかしなが
ら、キーはまたノツチ付キーであつても良く、その場合
は回転ロツクシリンダはもちろんそれに対応して設計さ
れる。
【００１１】回転ロツクシリンダはキー１６に配置さ
れ、図４に示される制御要素１９によつて整列される追
加のタンブラ１０を有する。この制御要素１９はロータ
ー３の半径方向孔８に収容されるコアピン１３、および
ステータ２の孔９に収容されるハウジングピン１２、な
らびにジャケツト５に支持される螺旋ばね１１に係合す
る。
【００１２】図１に示した配置において、ハウジングピ
ン１２は剪断線１４を半径方向内向きに越えて延び出し
かつロータ３を遮断する。同時にロータ３はここでは図
示されない他の通常のタンブラピンによって遮断され
る。図１に示されるように、各遮断ピン６はステータ２
の対称孔１５に挿入されかつまたジャケット５上に支持
されて、それらの前方端により剪断線１４を越えて延在
する。
【００１３】遮断ピン６は図６および図７に詳細に示さ
れる。さらに、図８は遮断ピン６のより狭い内方端２４
がローター３の周部みぞ７にどのように係合するかを示
す。かくして、遮断ピン６は、その一端がジャケツト５
に対して載りかつ他端がローター３に対して載るため、
半径方向に制限された程度にのみ移動することができ
る。
【００１４】図４および図５に示される制御要素１９は
連続する孔１８を有する。この孔はキー１６の長手方向
に交差するようにかつキー１６の広い側辺３６に対して
平行に延在する。制御要素１９はそれらの間に圧縮ばね
２７が配置される２本のボルト２０を有し、圧縮ばね２
７は追加のタンブラ１０のばね１１よりかなり高いばね
力を有する。ボルト２０の前面２３は、キー１６の軸１
７の狭い側辺３０と同一平面にあり、かつ孔１８に挿入
れたスリーブ２１により孔１８から出るのを阻止され
る。
【００１５】スリーブ２１は、例えば、圧力嵌めによつ
て孔１８にしつかりと固定される。半径方向に突出する
ストツパフランジ３７において、ばね２７は孔１８に固
定されたそれぞれのスリーブ２１に対してボルト２０を
押圧する。圧縮ばね２７のばね力より大きい力が矢印３
８の方向からボルト２０に働かせられると、ボルト２０
は別個にまたは一緒に内方に動かされる。この運動は、
各々ボルト２０のスリーブ２２により制限される。
【００１６】制御要素１９の作動を図２および図３によ
って詳細に説明する。キー軸１７は、ロータ３の回転を
許容するようにキーみぞ４に通例の方法において挿入さ
れる。この過程において通例のタンブラは公知の方法に
おいて整列させられる。図２に示されるように、追加の
タンブラ１０は制御要素１９によって整列させられる。
このように整列させられるときコアピン１３はボルト２
０の前面２３に対して当接し、かつロータ３を解放する
のに必要とされる高さに半径方向に上昇せしめられる。
【００１７】既述したように、ばね２７は追加のタンブ
ラのばね１１よりバネ力がかなり高いので、制御要素１
９のボルト２０は追加のタンブラ１０の整列の間中、実
質上移動しない。タンブラがすべて整列させられると、
挿入されたキー１６によりロータ３は時計回り方向また
は反時計回り方向に回転させることができる。図示のご
とくコアピン１３の外方端はロータ３の周辺みぞ７に係
合される。
【００１８】ほぼ４５°の回転に続いて、すなわち関連
のロツクのボルトの作動の前に、制御要素１９のボルト
２０は、遮断ピン６に当接する。ローター３が同一方向
に回転され続けるならば、ボルト２０は遮断ピン６のク
サビ面３９によりばね２７の回復力に抗して内方に移動
される。
【００１９】従って、ボルト２０は内側に向かって容易
に動くことができるので、ロータ３は同一回転方向に遮
断ボルトを横切って回転され続けることができ、かつロ
ックのボルト（図示せず）を作動することができる。キ
ーが制限要素を持たないときロータ３は追加のタンブラ
１０が整列させられたとしても、コアピン１３は内方に
向かってへこむことができず、従ってそれぞれの遮断ピ
ン６が当接するため、遮断ピン６の１つに関してのみ回
転せしめることができる。
【００２０】図９に示した本発明によるキーの実施例に
おいて、制御要素２５は弾性アーム３１により形成さ
れ、該弾性アーム３１の自由端はキー軸２８の凹所３２
に内方にへこむことができる。この場合、キーは可逆ま
たはノツチ付キーであつてもよい。可逆キーの場合に
は、２つの制御要素２５が対称的に配置される。弾性ア
ーム３１は追加のタンブラ１０の整列のため、弾性アー
ム３１がコアピン１３をばね１１の力に抗して所定の高
さに外方に向けて半径方向に上昇することができるよう
な方法において具体化される。
【００２１】図１０および図１１による実施例におい
て、制御要素２６はくぼみ状凹所３４を覆う弾性バー３
３により形成される。弾性バー３３の自由端は軸２９の
対応する凹所に固定されるかまたはそれにハンダ付けさ
れる。この場合、弾性バー３３はローター３を解放する
ために所定の高さにコアピン１３を上昇させることがで
き、コアピン１３が遮断ピン６を横断するとき内方に向
つてへこむことができるような方法において具体化され
る。
【００２２】図１２ないし図１６は上述されたキー１６
により作動される回転ロックシリンダ５０を示す。この
回転ロックシリンダ５０は、２つの追加のタンブラ４０
が追加のタンブラ１０の半径水準面内に配置されること
により回転ロックシリンダ１から区別される。２つの追
加のタンブラは各々ステータの半径方向孔４３に配置さ
れるクロムニッケル鋼から作られるボルト４１を有しか
つ好ましくはばね１１より強い圧縮ばね４２によりロー
タに対して押圧される。
【００２３】これらの追加のタンブラ４０はピッキング
を防止するために制御要素１９、２５または２６をチェ
ックする。さらに追加のタンブラ４０の作動を図１２な
いし図１６によって以下に説明する。図１２の配置にお
いて、上述したキー１６はキーみぞ４に挿入されてい
る。追加のタンブラ１０およびここでは図示されていな
い通例のタンブラが整列せしめられ、その結果ロータが
図１３から図１４に示される位置に回転させることがで
きる。
【００２４】図１４に示す回転された位置において、コ
アピン１３は追加のタンブラ４０のボルト４１により制
御要素１９のピン２０を内方に押圧する。ばね２７は追
加のタンブラ４０のばねより強いので、ローターはこの
位置を通つて回転させることができ、かつロツクは解放
される。図１５の配置においては、操作キー５１はキー
みぞに挿入されかつそれによつて通常のタンブラおよび
追加のタンブラを整列させることができる。
【００２５】また、遮断ピン６に打ち勝つようにキー５
１の凹所に半径方向に内方へコアピン１３を移動させる
ことができる。いま、バレルが孔４３および４４を整列
せしめる回転位置に達するならば、ボルト４１はばね４
２により内方に移動されかつバレルの孔４４に係合し、
バレルは遮断されさらにロツクを解放するように回転さ
せることができない。図１６はボルト４１が剪断線１４
を越えて延存し、かつローターのさらに他の回転を阻止
する。この場合、操作キー５１は遮断されかつ回転ロツ
クシリンダから除去させることができない。
【００２６】
【発明の効果】上述のごとく、本発明によれば、回転ロ
ックシリンダのロータを取り囲んでいるステータ内に追
加のタンブラを整列させるためにキーの軸内に配置され
た少なくとも１つの制御要素からなる安全錠用のキーお
よび回転ロックシリンダにおいて、前記制御要素は回復
力に抗して半径方向に移動させることができ、前記回復
力が前記追加のタンブラの力より大きく、少なくとも１
つの遮断要素が前記追加のタンブラから間隔を置いて前
記ステータに配置され、前記遮断要素が前記ステータと
前記遮断要素に係合される周部みぞを有するロータとの
間に剪断線を越えて延在し、前記キーによる前記ロータ
の設定された回転位置が前記追加のタンブラと整列させ
られたコアピンを前記制御要素により稼働させて前記遮
断要素を回転させるようにしたから、回転シリンダに配
置される傾斜路用の凹所が不要となり、かつそれにも拘
らず製造し易くかつ複製を作り難いキーおよび回転ロッ
クシリンダが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による回転ロツクシリンダを示す断面図
である。
【図２】挿入されたシリンダを有する本発明による回転
ロツクシリンダを示す断面図である。
【図３】ほぼ４５°だけロータを回転させた状態におけ
る本発明による回転ロツクシリンダを示す断面図であ
る。
【図４】図５のIV−IVに沿う本発明のキーを示す断面図
である。
【図５】本発明によるキーを部分的に切り欠いて示す部
分図である。
【図６】遮断要素を示す説明図である。
【図７】遮断要素を示す説明図である。
【図８】ローターおよび図６および図７による遮断要素
を示す部分図である。
【図９】本発明によるキーの変形例を示す部分図であ
る。
【図１０】本発明の更に他の変形例によるキーの一部分
を示す部分断面図である。
【図１１】図１０の線IXｂ−IXｂに沿う断面図である。
【図１２】本発明による回転ロツクシリンダの変形例を
示す断面図である。
【図１３】図１２の回転ロツクシリンダの変形例におけ
る他のローター位置を示す断面図である。
【図１４】図１２の回転ロツクシリンダの変形例におけ
る他のローター位置を示す断面図である。
【図１５】図１の回転ロツクシリンダの変形例における
他のローター位置を示す断面図である。
【図１６】図１２の回転ロツクシリンダの変形例におけ
る他のロツク位置を示す断面図である。
【符合の説明】２ ステータ ３ ローター ６ 遮断要素（ピン） ７ 周部みぞ １０ 追加のタンブラ １１ ばね １３ コアピン １４ 剪断線 １５ 半径方向 １６ キー １７ キー軸 １９ 追加の制御要素 ２０ ボルト ２３ 前面 ２５ 制御要素 ２６ 制御要素 ２７ ばね ２９ 軸 ３０ 狭い側辺 ３１ 弾性アーム ３２ 凹所 ３３ バー ３４ 凹所 ４０ 追加のタンブラ ４１ ボルト ４２ ばね ５０ 回転ロツクシンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−119274（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−158185（ＪＰ，Ａ) 特公 昭30−8350（ＪＰ，Ｂ１) 米国特許4667495（ＵＳ，Ａ) 欧州特許出願公開431550（ＥＰ，Ａ １) 欧州特許出願公開416500（ＥＰ，Ａ １) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E05B 27/10 E05B 27/00 E05B 27/02 E05B 27/06

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 安全錠用のキー（１６）の軸（１７）の
    中に、回転シリンダのロータ（３）を取り囲んでいるス
    テータ（２）の中に配置された追加のタンブラ（１０）
    を整列させるための、キー軸を横切る方向に延在してい
    る少なくとも１つの制御要素（１９、２５、２６）が含
    まれている前記安全錠用のキーおよび回転ロックシリン
    ダにおいて、前記制御要素（１９、２５、２６）は、前
    記追加のタンブラ（１０）に印加されている弾発力より
    大きな印加されている弾発的回復力に抗してシリンダの
    半径方向に移動することができ、そして少なくとも１つ
    の遮断要素（６）が前記追加のタンブラ（１０）から間
    隔を置いて前記ステータ（２）の中に、前記ステータ
    （２）と前記ロータ（３）との間の剪断線（１４）を越
    えて半径方向内向きに延び出すように配置されており、
    その際前記ロータ（３）は周辺みぞ（７）を有してこれ
    に前記遮断要素（６）が係合し、またその際前記制御要
    素（１９、２５、２６）は、前記キーにより設定される
    前記ロータ（３）の特定の回転位置において、この制御
    要素（１９、２５、２６）の中のコアピン（１３）がピ
    ン軸の方向への変位のもとに前記遮断要素（６）を乗り
    越えるのを許容することを特徴とする前記安全錠用のキ
    ーおよび回転ロックシリンダ。
  2. 【請求項２】 前記遮断要素（６）は、前記ステータ
    （２）の半径方向孔（１５）に挿入されていることを特
    徴とする請求項１記載の安全錠用のキー。
  3. 【請求項３】 前記遮断要素（６）は、ボルトであるこ
    とを特徴とする請求項２記載の安全錠用のキー。
  4. 【請求項４】 前記２つの遮断要素（６）がロータの回
    転方向について前記追加のタンブラ（１０）の先行側お
    よび後続側に設けられていることを特徴とする請求項２
    記載の安全錠用のキー。
  5. 【請求項５】 前記遮断要素（６）が、前記追加のタン
    ブラ（１０）に対して回転方向にほぼ４５°ずらされて
    いることを特徴とする請求項４記載の安全錠用のキー。
  6. 【請求項６】 制御要素（１９、２５、２６）が、前記
    軸（１７、２８、２９）の中に配置されており、これら
    が、印加されている弾発的回復力に抗して軸の長手方向
    と交叉する方向へ内向きに変位するすることができるこ
    とを特徴とする請求項１記載の安全錠用のキー。
  7. 【請求項７】 前記制御要素（１９）は２本のボルトを
    有し、それらの前面（２３）は前記軸（１７）の外面
    （３０）と各々同一平面であることを特徴とする請求項
    ６記載の安全錠用のキー。
  8. 【請求項８】 前記外面（３０）はキー軸（２７）の狭
    い側辺に配置されることを特徴とする請求項７記載の安
    全錠用のキー。
  9. 【請求項９】 前記制御要素（２５）は弾性アーム（３
    １）を有し、該弾性アームはキー軸（２８）の凹所（３
    ２）に内方にへこむとができることを特徴とする請求項
    ６記載の安全錠用のキー。
  10. 【請求項１０】 前記制御要素（２６）は弾性バー（３
    ３）を有し、該弾性バー（３３）は前記軸（２９）の凹
    所（３４）の内方に移動させることができることを特徴
    とする請求項６記載の安全錠用のキー。
  11. 【請求項１１】 前記キーは平キー又は転動キーであ
    り、そして２つの制御要素（１９、２５、２６）がその
    キー軸の中に対応する対称配置において配置されている
    ことを特徴とする請求項７記載の安全錠用のキー。
  12. 【請求項１２】 キー軸（１７）の中に、この軸（１
    ７）の長手方向と交叉する方向へ或る印加されている弾
    発的回復力に抗して内向きに変位することのできる制御
    要素（１９、２５、２６）を有するキーのための回転ロ
    ックシリンダにおいて、ステータ（２）の中に、このス
    テータ（２）とロータ（３）との間の剪断線（１４）を
    越えて半径方向内向きに延び出すように遮断要素（６）
    が配置されており、そして前記ステータ（２）の中に同
    じ半径水準に、ロータの回転方向についてこの遮断要素
    （６）の先行側に配置された追加のタンブラ（１０）に
    対応するもう一つのタンブラ（４０）が後続側に配置さ
    れており、その際前記もう一つのタンブラ（４０）およ
    び前記追加のタンブラ（１０）は、前記制御要素の中の
    コアピン（１３）がこのピン軸の方向への変位のもとに
    前記遮断要素（６）を乗り越えることを許容するように
    配置されており、それにより前記ロータ（３）が前記ス
    テータ（２）の内側で回転するのを許容することを特徴
    とする前記回転ロックシリンダ。
  13. 【請求項１３】 前記もう一つのタンブラ（４０）のハ
    ウジングピン（４１）に、前記追加のタンブラ（１０）
    の中に配置されたばね（１１）よりも剛質の圧縮ばね
    （４２）によって押圧力を印加することを特徴とする請
    求項１２記載の回転ロックシリンダ。
  14. 【請求項１４】 前記ステータ（２）の中に、前記追加
    のタンブラ（１０）の両側に、前記遮断要素（６）と前
    記もう一つのタンブラ（４０）との両方が互いに逆の配
    置で配置されていることを特徴とする請求項１３記載の
    回転ロックシリンダ。
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