JP3215687B2 - 印字制御装置 - Google Patents
印字制御装置Info
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- JP3215687B2 JP3215687B2 JP26523099A JP26523099A JP3215687B2 JP 3215687 B2 JP3215687 B2 JP 3215687B2 JP 26523099 A JP26523099 A JP 26523099A JP 26523099 A JP26523099 A JP 26523099A JP 3215687 B2 JP3215687 B2 JP 3215687B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の外部機器から
の印字処理要求を受けて印字装置を制御する印字制御装
置に係り、特に、印字処理要求の効率的な処理を可能と
した印字制御装置に関するものである。
の印字処理要求を受けて印字装置を制御する印字制御装
置に係り、特に、印字処理要求の効率的な処理を可能と
した印字制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字制御装置として複数の外
部機器とページプリンタ等の印字装置とを接続して、印
字装置の共有を図るものがある。このような従来の印字
制御装置では、外部機器から複数の印字処理要求があっ
た場合、その印字処理要求が発生した時系列順に実行す
ると、例えば、100ページの印字処理要求のすぐ後に
受け付けられた1ページの印字処理要求を行った使用者
は、101ページ分の印字処理時間を待つこととなり、
事務処理効率の低下を招くという不都合があったことか
ら、その印字処理要求のページ数に基づいて印字処理順
序を決定するものが提案され実用化されてきた。
部機器とページプリンタ等の印字装置とを接続して、印
字装置の共有を図るものがある。このような従来の印字
制御装置では、外部機器から複数の印字処理要求があっ
た場合、その印字処理要求が発生した時系列順に実行す
ると、例えば、100ページの印字処理要求のすぐ後に
受け付けられた1ページの印字処理要求を行った使用者
は、101ページ分の印字処理時間を待つこととなり、
事務処理効率の低下を招くという不都合があったことか
ら、その印字処理要求のページ数に基づいて印字処理順
序を決定するものが提案され実用化されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印字制御装置では、印字処理要求のページ数に基づいて
印字処理順序を決定しているため、ページ数に大きな差
が無いにも拘わらず、印字処理時間に多量の時間を要す
るイメージデータを、少量の印字処理時間で済むテキス
トデータよりも先に印字実行してしまう場合があり、テ
キストデータを印字処理要求した使用者を長時間待たせ
てしまい、よって、事務処理効率の低下を招いてしまう
という不都合が生じていた。
印字制御装置では、印字処理要求のページ数に基づいて
印字処理順序を決定しているため、ページ数に大きな差
が無いにも拘わらず、印字処理時間に多量の時間を要す
るイメージデータを、少量の印字処理時間で済むテキス
トデータよりも先に印字実行してしまう場合があり、テ
キストデータを印字処理要求した使用者を長時間待たせ
てしまい、よって、事務処理効率の低下を招いてしまう
という不都合が生じていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数の印字処理要求を効率的に
処理することにより、事務処理効率の向上を可能とした
印字制御装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、複数の印字処理要求を効率的に
処理することにより、事務処理効率の向上を可能とした
印字制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の印字制御装置は、複数の外部機器か
らの印字処理要求を受けて印字装置を制御する印字制御
装置において、印字装置が実行する印字処理に対して重
み付けを行うための重み付けデータを格納した重み付け
データ記憶手段と、外部機器からの印字処理要求を受信
する受信手段と、前記重み付けデータ記憶手段に格納さ
れた重み付けデータに基づき、前記受信手段を介して受
信された外部機器からの印字処理要求の中から次の印字
処理を決定する次処理決定手段とを備え、前記重み付け
データは、テキストデータに対する印字処理及びイメー
ジデータに対する印字処理について互いに異なる重み付
けが行われていることを特徴とするものである。
に、請求項1記載の印字制御装置は、複数の外部機器か
らの印字処理要求を受けて印字装置を制御する印字制御
装置において、印字装置が実行する印字処理に対して重
み付けを行うための重み付けデータを格納した重み付け
データ記憶手段と、外部機器からの印字処理要求を受信
する受信手段と、前記重み付けデータ記憶手段に格納さ
れた重み付けデータに基づき、前記受信手段を介して受
信された外部機器からの印字処理要求の中から次の印字
処理を決定する次処理決定手段とを備え、前記重み付け
データは、テキストデータに対する印字処理及びイメー
ジデータに対する印字処理について互いに異なる重み付
けが行われていることを特徴とするものである。
【0006】上記構成を有する印字制御装置において
は、印字装置が実行する印字処理に対して重み付けを行
うための重み付けデータが、重み付けデータ記憶手段に
格納される。そこで、外部機器からの印字処理要求を受
信手段が受信すると、重み付けデータ記憶手段に格納さ
れた重み付けデータに基づいて、次処理決定手段が、受
信した処理要求の中から次の印字処理を決定する。そし
て、次処理決定手段が決定した次処理の印字処理要求を
持つ外部機器との間で次処理実行手段が次処理を実行す
る。したがって、効率的な順序で印字処理が実行され
る。
は、印字装置が実行する印字処理に対して重み付けを行
うための重み付けデータが、重み付けデータ記憶手段に
格納される。そこで、外部機器からの印字処理要求を受
信手段が受信すると、重み付けデータ記憶手段に格納さ
れた重み付けデータに基づいて、次処理決定手段が、受
信した処理要求の中から次の印字処理を決定する。そし
て、次処理決定手段が決定した次処理の印字処理要求を
持つ外部機器との間で次処理実行手段が次処理を実行す
る。したがって、効率的な順序で印字処理が実行され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を説明す
る。なお、実施例において使用する表はすべて最後にま
とめた。
る。なお、実施例において使用する表はすべて最後にま
とめた。
【0008】図2に実施例の印字制御装置のブロック図
を示す。図示のように、印字制御装置1はローカルエリ
アネットワーク(LAN)25により複数のホスト30
a〜30fと接続される。印字制御装置1はLAN25
とインターフェースするホストインターフェース3と、
CPU5と、処理するプログラムを格納したプログラム
ROM7と、RAM9と、不揮発性RAM11と、フォ
ントROM13と、エンジン入出力ポート15と、プリ
ントデータ発生器17と、タイマ21等とを内部バス2
3で相互に接続した構成を有する。RAM9は、印字デ
ータを格納したりデータ処理をするためのワーキングメ
モリとして機能する。不揮発性RAM11は優先順位を
登録する記憶エリアである。フォントROM13は印字
する文字の情報を格納する。エンジン入出力ポート15
にはプリントエンジン9が接続される。プリントデータ
発生器17はラスターデータ等のプリントデータを発生
しプリントエンジン9に送る。タイマ21は時刻を発生
させる。
を示す。図示のように、印字制御装置1はローカルエリ
アネットワーク(LAN)25により複数のホスト30
a〜30fと接続される。印字制御装置1はLAN25
とインターフェースするホストインターフェース3と、
CPU5と、処理するプログラムを格納したプログラム
ROM7と、RAM9と、不揮発性RAM11と、フォ
ントROM13と、エンジン入出力ポート15と、プリ
ントデータ発生器17と、タイマ21等とを内部バス2
3で相互に接続した構成を有する。RAM9は、印字デ
ータを格納したりデータ処理をするためのワーキングメ
モリとして機能する。不揮発性RAM11は優先順位を
登録する記憶エリアである。フォントROM13は印字
する文字の情報を格納する。エンジン入出力ポート15
にはプリントエンジン9が接続される。プリントデータ
発生器17はラスターデータ等のプリントデータを発生
しプリントエンジン9に送る。タイマ21は時刻を発生
させる。
【0009】次に、CPU5が実行する要求実行処理ル
ーチンを図4のフローチャートにしたがって説明する。
ーチンを図4のフローチャートにしたがって説明する。
【0010】印字制御装置1の電源が投入されると種々
の初期設定の後、CPU5は図4のルーチンを開始し、
まず、ホストからの要求待ち処理(S100)を実行す
る。この時、ホスト30a〜30fのいずれかからの処
理要求がホストインタフェース3を通し受信割り込みと
してCPU5に認識されると、要求受信割込処理(S1
05)を実行する。要求受信割込処理(S105)で
は、後述する図3に示したフォーマットで送られてくる
要求データから、送り手(ホスト)のID、データの種
類およびページ数等を抽出しRAM9内の一時記憶エリ
アに登録すると共に、要求データの受付時刻をタイマ2
1から読み出し登録する。
の初期設定の後、CPU5は図4のルーチンを開始し、
まず、ホストからの要求待ち処理(S100)を実行す
る。この時、ホスト30a〜30fのいずれかからの処
理要求がホストインタフェース3を通し受信割り込みと
してCPU5に認識されると、要求受信割込処理(S1
05)を実行する。要求受信割込処理(S105)で
は、後述する図3に示したフォーマットで送られてくる
要求データから、送り手(ホスト)のID、データの種
類およびページ数等を抽出しRAM9内の一時記憶エリ
アに登録すると共に、要求データの受付時刻をタイマ2
1から読み出し登録する。
【0011】上記要求待ち処理(S100)では、最初
の要求受信処理(S105)が発生した時点から一定期
間、他のホスト30から要求があるか否かを見る期間を
設けている。その期間に受け付けられた他の要求はRA
M9内に同様に登録される。そして、一定期間が過ぎる
と、次に、要求選択処理(S110)を実行する。要求
選択処理(S110)では、RAM9に上述のようにし
て登録された要求の優先順位を、不揮発性RAM11に
格納された優先順位データを参照して決める。以下にこ
れまでの処理(S100〜S110)を具体例を用いて
説明する。
の要求受信処理(S105)が発生した時点から一定期
間、他のホスト30から要求があるか否かを見る期間を
設けている。その期間に受け付けられた他の要求はRA
M9内に同様に登録される。そして、一定期間が過ぎる
と、次に、要求選択処理(S110)を実行する。要求
選択処理(S110)では、RAM9に上述のようにし
て登録された要求の優先順位を、不揮発性RAM11に
格納された優先順位データを参照して決める。以下にこ
れまでの処理(S100〜S110)を具体例を用いて
説明する。
【0012】まず、送信されるデータのフォーマットを
説明する。図3に示すように、データフォーマットは、
HLDC(ハイレベルデータコントロール)のデータフ
ォーマットの一種である。ここでは特殊なビット配列か
らなるフラグ40,55に前後を囲まれたフレームがデ
ータ転送の基本となる。このフレームの1バイト目はフ
レームを受け取る装置のIDつまりプリンタID41、
2バイト目は送り手のIDつまりホストID43、3バ
イト目以降にコントロール部45や印字データ等が有
り、最後にフレームチェックのためのデータFCS(フ
レームチェックシークエンス)53がある。
説明する。図3に示すように、データフォーマットは、
HLDC(ハイレベルデータコントロール)のデータフ
ォーマットの一種である。ここでは特殊なビット配列か
らなるフラグ40,55に前後を囲まれたフレームがデ
ータ転送の基本となる。このフレームの1バイト目はフ
レームを受け取る装置のIDつまりプリンタID41、
2バイト目は送り手のIDつまりホストID43、3バ
イト目以降にコントロール部45や印字データ等が有
り、最後にフレームチェックのためのデータFCS(フ
レームチェックシークエンス)53がある。
【0013】上記コントロール部45にはデータコント
ロール47が入れられる。データコントロール47で
は、値01はデータ処理要求、値02は要求確認、値0
3はデータ送信要求、値04はデータ送信、値05はデ
ータ受信確認、値06はデータ送信終了とするなどフレ
ームの機能が約束される。データコントロール47の後
には種々のデータが続く。データコントロール47がホ
ストからのデータ処理要求「01」である場合、データ
コントロール47の後にはテキストデータの種類49が
続く。テキストデータの種類49では、値01はテキス
ト、値02はグラフィックイメージ、値03はテキスト
とグラフィックイメージとの複合とするなど処理の種類
が約束される。その後に、テキスト(ページ)数51が
続く。テキスト(ページ)数51では印字ページ数が示
される。
ロール47が入れられる。データコントロール47で
は、値01はデータ処理要求、値02は要求確認、値0
3はデータ送信要求、値04はデータ送信、値05はデ
ータ受信確認、値06はデータ送信終了とするなどフレ
ームの機能が約束される。データコントロール47の後
には種々のデータが続く。データコントロール47がホ
ストからのデータ処理要求「01」である場合、データ
コントロール47の後にはテキストデータの種類49が
続く。テキストデータの種類49では、値01はテキス
ト、値02はグラフィックイメージ、値03はテキスト
とグラフィックイメージとの複合とするなど処理の種類
が約束される。その後に、テキスト(ページ)数51が
続く。テキスト(ページ)数51では印字ページ数が示
される。
【0014】例えば、図5に示すように、時刻t1に送
元ID01のホスト1からの処理要求が受信され(S1
05)、続いて、時刻t2に送元ID05のホスト5か
らの処理要求が受信されたとする(S105)。最初の
処理要求(時刻t1)から一定期間が経過した時刻t3
に要求待ち処理(S100)が終わる。この時点で、R
AM9には、表1のテーブルに相当する内容が格納され
る。テーブルには、時刻t1に受信した処理要求1は、
ホスト1からグラフィックイメージ1ページを印字する
要求であり、時刻t2に受信した処理要求2は、ホスト
5からテキスト8ページを印字する要求であることが登
録される。
元ID01のホスト1からの処理要求が受信され(S1
05)、続いて、時刻t2に送元ID05のホスト5か
らの処理要求が受信されたとする(S105)。最初の
処理要求(時刻t1)から一定期間が経過した時刻t3
に要求待ち処理(S100)が終わる。この時点で、R
AM9には、表1のテーブルに相当する内容が格納され
る。テーブルには、時刻t1に受信した処理要求1は、
ホスト1からグラフィックイメージ1ページを印字する
要求であり、時刻t2に受信した処理要求2は、ホスト
5からテキスト8ページを印字する要求であることが登
録される。
【0015】そして、要求選択処理(S110)が実行
される。要求選択処理(S110)において参照する不
揮発性RAM11に格納された優先順位データを説明す
る。不揮発性RAM11の優先順位データの具体例を後
記の表3および表4にまとめた。表3には処理の種類に
優先順位を付ける重み付けデータがまとめられる。即
ち、テキスト印字は高速に実行できるが、グラフィック
印字はかなりの実行時間を要するという特性を考慮し
て、テキスト印字が主であるものに対しより高い順位を
与えられるようにしてある。したがって、テキストの場
合は重み付けデータとして小さな値がセットされてお
り、テキストとグラフィックイメージとの複合から、グ
ラフィックイメージのみへと印字時間が長くなるにした
がって重み付けデータとして大きな値がセットされる。
また、ページ数が大きくなるほど印字時間がかかるので
重み付けデータに大きな値がセットされる。表4にはホ
スト間に優先順位を付ける重み付けデータがまとめられ
る。高速なホストから順に高い順位を与えるようにして
ある。すなわち、最も早く処理を終えられそうなホスト
に一番高い優先順位が与えられる。
される。要求選択処理(S110)において参照する不
揮発性RAM11に格納された優先順位データを説明す
る。不揮発性RAM11の優先順位データの具体例を後
記の表3および表4にまとめた。表3には処理の種類に
優先順位を付ける重み付けデータがまとめられる。即
ち、テキスト印字は高速に実行できるが、グラフィック
印字はかなりの実行時間を要するという特性を考慮し
て、テキスト印字が主であるものに対しより高い順位を
与えられるようにしてある。したがって、テキストの場
合は重み付けデータとして小さな値がセットされてお
り、テキストとグラフィックイメージとの複合から、グ
ラフィックイメージのみへと印字時間が長くなるにした
がって重み付けデータとして大きな値がセットされる。
また、ページ数が大きくなるほど印字時間がかかるので
重み付けデータに大きな値がセットされる。表4にはホ
スト間に優先順位を付ける重み付けデータがまとめられ
る。高速なホストから順に高い順位を与えるようにして
ある。すなわち、最も早く処理を終えられそうなホスト
に一番高い優先順位が与えられる。
【0016】要求選択処理(S110)では、こうした
表3および表4に相当するテーブルを参照して、時刻t
1に受信した処理要求1と時刻t2に受信した処理要求
2とに重み付けを行う。時刻t1に受信したホスト1の
処理要求の重みは、ホスト1の重み付けデータ値1にグ
ラフィックイメージ1ページの重み付けデータ値20を
加えた値21となる。時刻t2に受信したホスト5の処
理要求の重みは、ホスト5の重み付けデータ値5にテキ
スト8ページの重み付けデータ値30を加えた値35と
なる。この結果、表1のテーブルから、重み値が書き込
まれた表2のテーブルが作成される。この具体例では、
重み値の小さいホスト1が優先権を持つ。なお、要因ご
とにその該当する重み値を加えてゆき、最後にその数が
もっとも小さくなったものを一番順位が高いものとする
ため、同じ重み値が発生しないように重み付けデータは
割り振られる。また、ここで受信時刻と現在時刻とを比
較して、受信から所定時間以上経っている要求は、すで
に要求を出したホストがキャンセルしているとして、要
求を認めないとすることも可能である。
表3および表4に相当するテーブルを参照して、時刻t
1に受信した処理要求1と時刻t2に受信した処理要求
2とに重み付けを行う。時刻t1に受信したホスト1の
処理要求の重みは、ホスト1の重み付けデータ値1にグ
ラフィックイメージ1ページの重み付けデータ値20を
加えた値21となる。時刻t2に受信したホスト5の処
理要求の重みは、ホスト5の重み付けデータ値5にテキ
スト8ページの重み付けデータ値30を加えた値35と
なる。この結果、表1のテーブルから、重み値が書き込
まれた表2のテーブルが作成される。この具体例では、
重み値の小さいホスト1が優先権を持つ。なお、要因ご
とにその該当する重み値を加えてゆき、最後にその数が
もっとも小さくなったものを一番順位が高いものとする
ため、同じ重み値が発生しないように重み付けデータは
割り振られる。また、ここで受信時刻と現在時刻とを比
較して、受信から所定時間以上経っている要求は、すで
に要求を出したホストがキャンセルしているとして、要
求を認めないとすることも可能である。
【0017】以上のようにして、時刻t3から所定時間
を経た時刻t4に要求選択処理(S110)によって優
先権をもつホストが決められる。
を経た時刻t4に要求選択処理(S110)によって優
先権をもつホストが決められる。
【0018】次に、優先権を持つホストに対して要求確
認とデータ送信を要求する応答処理(S120)を実行
する。そして、ホストからの応答待ち処理(S130)
を行なう。ホストが要求をすでにキャンセルしている場
合があるので、続いてホストからの応答の有無を判断す
る(S140)。応答が無いと判断した場合は(S14
0)、次候補要求処理(S150)を行ない、優先順位
が次に高い要求を持つホストを選択する。そして、次候
補の有無を判断し(S160)、次候補が有ると判断し
た場合は(S160)、その次候補のホストに対して、
同様に要求確認とデータ送信を要求する応答処理(S1
20)と、ホストからの応答待ち処理(S130)とを
行なう。次候補がないと判断した場合は(S160)、
最初の要求を受信する要求待ち処理(S100)に移行
する。
認とデータ送信を要求する応答処理(S120)を実行
する。そして、ホストからの応答待ち処理(S130)
を行なう。ホストが要求をすでにキャンセルしている場
合があるので、続いてホストからの応答の有無を判断す
る(S140)。応答が無いと判断した場合は(S14
0)、次候補要求処理(S150)を行ない、優先順位
が次に高い要求を持つホストを選択する。そして、次候
補の有無を判断し(S160)、次候補が有ると判断し
た場合は(S160)、その次候補のホストに対して、
同様に要求確認とデータ送信を要求する応答処理(S1
20)と、ホストからの応答待ち処理(S130)とを
行なう。次候補がないと判断した場合は(S160)、
最初の要求を受信する要求待ち処理(S100)に移行
する。
【0019】これに対して、ホストから応答があったと
判断した場合(S140)、データ受信開始処理(S1
70)を実行する。データ受信開始処理(S170)の
実行により、ホストからのデータの受信を開始し、RA
M9に受信したデータを格納する。そして、データ処理
(S180)を行なう。データ処理(S180)では受
信したデータから印字データを生成したり、各種のコン
トロールを行ったりする。データ処理(S180)の実
行中はデータ処理のみを行ない、処理終了後に新たな要
求を受信する要求待ち処理(S100)に戻る。
判断した場合(S140)、データ受信開始処理(S1
70)を実行する。データ受信開始処理(S170)の
実行により、ホストからのデータの受信を開始し、RA
M9に受信したデータを格納する。そして、データ処理
(S180)を行なう。データ処理(S180)では受
信したデータから印字データを生成したり、各種のコン
トロールを行ったりする。データ処理(S180)の実
行中はデータ処理のみを行ない、処理終了後に新たな要
求を受信する要求待ち処理(S100)に戻る。
【0020】以上説明した印字制御装置によれば、印字
時間の長短に基づいて、次の処理を決定し実行させるか
ら、複数のホストからの印字処理要求を効率的に処理す
ることが可能になるという優れた効果を奏する。また、
表3に示すように、同一ページ数からなるテキストデー
タとイメージデータとでは重み付けが異なっているた
め、ページ数に大きな差が無いにも拘わらず、印字処理
時間に多量の時間を要するイメージデータを、少量の印
字処理時間で済むテキストデータよりも先に印字実行し
てしまうことがない。よって、テキストデータを印字処
理要求した使用者を長時間待たせてしまうことによる事
務処理効率の低下を招くといった不都合は生じない。
時間の長短に基づいて、次の処理を決定し実行させるか
ら、複数のホストからの印字処理要求を効率的に処理す
ることが可能になるという優れた効果を奏する。また、
表3に示すように、同一ページ数からなるテキストデー
タとイメージデータとでは重み付けが異なっているた
め、ページ数に大きな差が無いにも拘わらず、印字処理
時間に多量の時間を要するイメージデータを、少量の印
字処理時間で済むテキストデータよりも先に印字実行し
てしまうことがない。よって、テキストデータを印字処
理要求した使用者を長時間待たせてしまうことによる事
務処理効率の低下を招くといった不都合は生じない。
【0021】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は実施例に何等限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し
えることは勿論である。例えば、優先順位データが不揮
発性RAM11に未登録状態の場合は、要求の発生した
時系列順に要求の処理を実行する構成としてもよい。ま
た、実施例はホストインタフェースが1つであるが、複
数のホストインタフェースを持つ場合、インタフェース
間に優先順位を設けてもよい。さらに、要求の受信はデ
ータ処理(S180)の実行中に行なう構成とし、デー
タ処理が終了すると、要求選択処理(S110)を実行
して、データ処理実行中に受信した要求に順位をつける
構成としてもよい。
本発明は実施例に何等限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し
えることは勿論である。例えば、優先順位データが不揮
発性RAM11に未登録状態の場合は、要求の発生した
時系列順に要求の処理を実行する構成としてもよい。ま
た、実施例はホストインタフェースが1つであるが、複
数のホストインタフェースを持つ場合、インタフェース
間に優先順位を設けてもよい。さらに、要求の受信はデ
ータ処理(S180)の実行中に行なう構成とし、デー
タ処理が終了すると、要求選択処理(S110)を実行
して、データ処理実行中に受信した要求に順位をつける
構成としてもよい。
【0022】ここで、実施例において使用した表を示
す。
す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の印字制御
装置によれば、重み付けデータにしたがって次の処理を
決定し実行するから、印字処理要求の効率的な処理が可
能になるという優れた効果を奏する。
装置によれば、重み付けデータにしたがって次の処理を
決定し実行するから、印字処理要求の効率的な処理が可
能になるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の印字制御装置の基本的構成を例示する
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明の印字制御装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】処理要求のデータフォーマットを示す説明図で
ある。
ある。
【図4】CPUが実行する要求実行処理ルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】処理要求の受信の様子を示す説明図である。
1…マイクロコンピュータ部 19…プリントエンジン 25…LAN 30…ホスト 41…受先ID 43…送元ID 47…データコントロール 49…テキストデータの種類 51…テキスト(ページ)数
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の外部機器からの印字処理要求を受
けて印字装置を制御する印字制御装置において、 印字装置が実行する印字処理に対して重み付けを行うた
めの重み付けデータを格納した重み付けデータ記憶手段
と、 外部機器からの印字処理要求を受信する受信手段と、 前記重み付けデータ記憶手段に格納された重み付けデー
タに基づき、前記受信手段を介して受信された外部機器
からの印字処理要求の中から次の印字処理を決定する次
処理決定手段とを備え、 前記重み付けデータは、テキストデータに対する印字処
理及びイメージデータに対する印字処理について、互い
に異なる重み付けが行われていることを特徴とする印字
制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26523099A JP3215687B2 (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 印字制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3009285A Division JPH04253222A (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 印字制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000112696A JP2000112696A (ja) | 2000-04-21 |
JP3215687B2 true JP3215687B2 (ja) | 2001-10-09 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7162353B2 (ja) | 2020-05-01 | 2022-10-28 | テンパール工業株式会社 | 収納箱 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26523099A patent/JP3215687B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7162353B2 (ja) | 2020-05-01 | 2022-10-28 | テンパール工業株式会社 | 収納箱 |
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Publication number | Publication date |
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JP2000112696A (ja) | 2000-04-21 |
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