JP3215346U - 複合型鳥獣忌避装置 - Google Patents

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【課題】農作物に被害を及ぼす鳥獣を、光、音、臭い等を複合的に用いて農耕地等から効果的に追い払うことができる、複合型鳥獣忌避装置を提供する。【解決手段】ソーラー発電で蓄電される蓄電池23と、該蓄電池23で駆動される制御部3とを有しており、検知エリア内に接近した鳥獣を検知する少なくとも1以上の赤外線センサ部5と、該鳥獣を撮像する少なくとも1以上のカメラ部4と、該カメラ部4で撮像した鳥獣の映像を、管理者の情報端末に送信する移動体通信部と、該鳥獣に向かって閃光を発する少なくとも1以上の発光部6と、該鳥獣が忌避する音、音声叉は音波を発生する発音部7と、該鳥獣が忌避する臭気叉は忌避剤を噴射する噴射部8を含んで構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、農作物に被害を及ぼす猪、鹿、鳥等(以下、鳥獣という)を、光、音、臭い等を用いて農耕地等から効果的に追い払うことができる、複合型鳥獣忌避装置に関する。
従来、鳥獣から農作物を保護する手段として、農作物の周辺を防護柵で囲うことが行われているが、広い農耕地を防護柵で囲うと多額の費用が必要となる。山裾に設ける場合は、柵を高く(例えば、1.5m以上)しないと鹿が簡単に柵を乗り越える。また、猪は捕食のために防護柵を持上げ、土を掘り起こして農耕地に侵入する。この隙間を利用して鹿がくぐり抜けて柵内に進入する。一方、カラスやヒヨドリなどの鳥類は空から飛来するので、防護柵による効果はない。
鳥獣を撃退するために、様々な対策が講じられている。例えば、光センサと、撃退すべき鳥獣の接近を表す信号を出力する近接センサとを用い、該近接センサからの信号に基づいて撃退すべき鳥獣が接近した場合にのみ、閃光を発生させる鳥獣追い払い装置が開示されている(特許文献1参照。)。また、鳥獣の存在を検出した後、駆動部が作動して発射部から鳥獣撃退用の忌避剤を発射して鳥獣を撃退する鳥獣撃退装置が開示されている(特許文献2参照。)。また、警報起動手段が警報起動信号を出力すると、警報起動信号を遠方の人に知らせて鳥獣の撃退行為に人が関与出来るようにし、確実に鳥獣を撃退することができる鳥獣撃退装置が開示されている(特許文献3参照。)。さらに、げっ歯類を対象とした害獣の接近や存在を感知する感知手段により作動して、害獣類が忌避する音波、光線、及び臭気等を発する害獣の排除装置が開示されている(特許文献4参照。)。
特開2012−223180号公報 特開2008−211977号公報 特開2004−49192号公報 特開昭63−14647号公報
特許文献1〜4に開示されている様々な装置は、特定の鳥獣を対象とすれば一定の効果はあるが、全ての鳥獣に対して満足な効果を期待することは難しい。また、特許文献4には、げっ歯類(ねずみ等)に特化した音波、光線、及び臭気を発する害獣の排除装置が開示されているが、この構造では猪や鹿等の大型害獣に応用することは難しい。
鳥獣による平成27年度の農作物被害は、農村振興局農村政策部農村環境課鳥獣対策室の発表によれば、被害金額が176億円となっており、これら鳥獣に対する効果的な忌避装置が切望されている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、鳥獣による農作物への被害を防止するために開発されたものである。したがって、鳥獣に危害を加え、捕獲するのではなく、該鳥獣による被害の増加を防ぎ、鳥獣が農作物に近づかないようにしている。本考案では、農作物に被害を及ぼす鳥獣を、光、音、臭いを複合的に用いて農耕地等から効果的に追い払うことができる、複合型鳥獣忌避装置を提供することを課題としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、ソーラー発電で蓄電される蓄電池と、該蓄電池で駆動される制御部とを有する複合型鳥獣忌避装置であり、感知範囲内に接近した鳥獣を感知する少なくとも1以上の赤外線センサ部と、該鳥獣を撮像する少なくとも1以上のカメラ部と、該カメラ部で撮像した鳥獣の映像を、管理者の情報端末に送信する移動体通信部と、該鳥獣に向かって光を発する少なくとも1以上の発光部と、該鳥獣が忌避する音、音声又は超音波を発生する発音部と、該鳥獣が忌避する臭気又は忌避剤を噴射する噴射部とを含んで構成されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置の制御部は、発光部、発音部及び噴射部を同時に又は選択的に作動させるように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置の制御部は、カメラ部で撮像した鳥獣の映像を管理者の情報端末で観察しながら、前記鳥獣に対して発光部、発音部及び噴射部を同時或いは個別に作動させるように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置の噴射部は、臭気又は忌避剤を噴射するカートリッジを含み、該カートリッジが空になったときに点灯する表示灯が設けられている。また、該表示等が点灯したことを知らせる警報を管理者の情報端末に送信するように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、防水仕様の本体に収納されており、該本体は自立用ポールを介して土地に自立させるか、三脚に挿入して地面に設置、或いは取付具を用いて防護柵(電気柵が好ましい)に取付ていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置の本体下部は、回転自在な構造を有しており、カメラ部で撮像した鳥獣の映像を管理者の情報端末で観察しながら、前記鳥獣が忌避する臭気又は忌避剤を噴射する噴射部の噴射口を、前記鳥獣に向けて回転させるように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、鳥獣の接近を感知する赤外線センサ部と、感知した鳥獣を撮像する赤外線カメラ部を用いて、鳥獣が嫌う光、音、臭いを発生させる機能を搭載している。これにより、前記赤外線センサの感知範囲内に鳥獣が入ると、光、音、臭いを同時又は選択的に発生させて鳥獣を威嚇することで、農作物等に近づくことを防止することができる。
また、各機能を作動させるために必要な電力は、本体上部に設置されたソーラーパネルで発電して蓄電池に蓄電されるため、電池交換する必要がない。さらに野外設置に対応した防水仕様であるため、天候による影響を受け難く、長期間メンテナンスフリーで使用することができる。
本考案に係る複合型鳥獣忌避装置の実施形態の一例を示した模式図である。 本考案に係る複合型鳥獣忌避装置の赤外線センサと赤外線カメラの配置関係を示した説明図である。 本考案に係る複合型鳥獣忌避装置のブロック図である。 本考案に係る本体の回転機構の模式図である。 本考案に係る複合型鳥獣忌避装置を自立用ポールで設置したものである。 本考案に係る複合型鳥獣忌避装置を三脚で設置したものである。 本考案に係る複合型鳥獣忌避装置を取付具で設置したものである。
以下、本考案の複合型鳥獣忌避装置1について、図面に基づき詳細に説明する。図1において、通常、本体10は野外に設置されるため防水仕様の円筒体としている。上部は平面部を有しており、下部は本体取付部11を介して自立用ポール12に取付けられている。なお、本体10の形状は、円筒体に限定されるものではなく、上部にソーラーパネル21を設置できる平面部を有しておれば、直方体や多角柱等でもよく、部分的に球面や曲面を用いてもよい。
本体10の表面に露出して取付けられている各機器は、該本体10と同様に防水加工が施されている。本体10の平面部には、例えば、1Wの発電力を有するソーラーパネル21が設けられており、発電可能な太陽光を受光している間は、図3に示すように、充電回路22(充放電コントローラ)を経由して蓄電池23(リチウムイオン電池)に蓄電を行っている。
本体10の円筒外周には、感知範囲内に進入した鳥獣の体温を感知する赤外線センサ5が、少なくとも1個以上配置されている。また、本体の円筒胴の外周には、感知範囲内に進入した鳥獣を撮影する赤外線カメラ4が、少なくとも1個以上配置されている。なお、図1では赤外線センサ5と赤外線カメラ4は個別に設置されているが、前記赤外線センサ5と前記赤外線カメラ4を一体化した赤外線センサ・カメラを用いてもよい。これにより、装置の簡素化を図ることができる。
複合型鳥獣忌避装置1の設置場所は、農耕地の中央部、防護柵(電気柵が好ましい)の近傍、または防護柵に少なくとも1個以上設置することが好ましい。前記複合型鳥獣忌避装置1を農耕地等の中央部に設置する場合は、図2で示すように、全方位型が好ましく、前記農耕地等の隅部や防護柵S近傍に設置する場合は広角型が好ましく、直接防護柵Sに取付ける場合は標準型が好ましい。
図2は、赤外線センサ5と赤外線カメラ4の本体10円筒胴部への配置関係を、上面から見た説明図である。
(a)は、赤外線センサ5と赤外線カメラ4を各々4個配置しており、複合型鳥獣忌避装置10の設置場所を農耕地等の中央部に設置する場合に好ましい全方位型である。この配置とすれば、水平方向に360°対応しているので、鳥獣がどの方向から農耕地に接近しても確実に感知することができる。
(b)は、赤外線センサ5を3個、赤外線カメラ4を2個配置しており、農耕地等の隅部や防護柵の近傍に設置する場合に好ましい広角型である。水平方向に270°対応しているので、鳥獣を広範囲で感知することができる。
(c)は赤外線センサ5を2個、赤外線カメラ4を1個配置しており、略直線状に張設された防護柵に設置する場合に好ましい標準型である。水平方向に180°対応しているので、前方(斜め前方を含む)から接近してくる鳥獣を確実の感知することができる。
前記赤外線センサ5は、感知範囲内に進入した鳥獣の体温を感知するものであり、用途に合わせて様々なものが使用できる。本考案の複合型鳥獣忌避装置1では、例えば、感知範囲が、水平約90°、垂直90°(上45°、下45°)、直線有効距離3〜5m(最大10m)を用いている。
赤外線カメラ5は、赤外線センサ4が感知範囲内に進入した鳥獣を感知すると、撮影を開始して、移動体通信部31に組み込まれた送信アンテナ32から鳥獣の画像(動画又は静止画)を管理者の情報端末Mに送信する。これにより、管理者は昼間及び夜間を問わず、感知した鳥獣の時間や種類を録画又はリアルタイムで確認することができる。
本体10の円筒胴の外周には、感知範囲内に進入した鳥獣に向けてLED光線を照射する発光部6が、少なくとも1個以上配置されている。該発光部6は超高輝度LEDであり、赤外線センサ5の設置個数と同数を近接して設置することが好ましい。このように配置すれば、赤外線センサ5が鳥獣を感知すると同時に、該鳥獣に向けて超高輝度LEDの光線が照射されるので、鳥獣忌避効果が格段に向上する。また、より好ましくは、前記赤外線センサ5の投射窓の外周縁に多数の超高輝度LEDを周設した一体型の赤外線センサ5とすることである。
前記本体10の円筒胴の外周には、感知範囲内に進入した鳥獣に向けて該鳥獣が嫌いな音、音声、又は超音波を発する発音部7が配置されている。音及び音声の音源は、メモリーカード33(SDカード等、以下同じ)であり、本体10の内部に収納されている。
前記本体10の円筒胴の外周には、感知範囲内に進入した鳥獣に向けて該鳥獣が嫌いな臭いや忌避剤を噴射する噴射部8の噴射口83が露出している。前記臭いや忌避剤は、脱着機構85で取替可能なガスカートリッジ84を用いており、本体10の下部に取付けられた蓋85を開閉することにより、本体10の内部に収納されている。
本体10の内部には、メモリーカード装着機構34が設けられており、蓋35を開閉することで、前記メモリーカード33を脱着することができる。また、本体10の下部には、該本体10と自立用ポール12を接続する円筒状の本体取付部11が設けられている。該本体取付部11には、自立用ポール12を挿入する貫通孔(記載しない)が穿孔されており、該貫通孔に前記自立用ポール12を挿入後、前記本体取付部11の外周から締付けボルトを用いて、前記本体10と前記自立用ポール12を連結している。
図3において、発電部2は、ソーラーパネル21、充電回路22(充放電コントローラ)及び蓄電池23より構成されている。ソーラーパネル21は1Wの発電力を有しており、発電可能な太陽光を受光している間は、充電回路22(充放電コントローラ)を経由して蓄電池23(リチウムイオン電池)に蓄電を行っている。また、該蓄電池23から、以下に述べる各部の稼動に必要な電力を供給している。
制御部3は蓄電池23から電力の供給を受けて、発電部2、移動体通信部31、カメラ部4、センサ部5、発光部6、発音部7及び噴射部8等を制御している。
カメラ部4は、赤外線カメラ4である。赤外線センサ5が感知範囲内に進入した鳥獣を感知すると、該赤外線カメラ4が撮影を開始し、移動体通信部31に組み込まれた送信アンテナ32から鳥獣の画像(動画又は静止画)を管理者の情報端末Mに送信する。これにより、管理者は昼間及び夜間を問わず、感知した鳥獣の時間や種類を録画又はリアルタイムで確認することができる。
また、鳥獣の画像を保存するためのメモリーカード33を挿入するメモリーカード装着機構34が設けられており、SDカード等を挿脱することができる。鳥獣の撮像は、赤外線センサ5が感知範囲内に進入した前記鳥獣を感知すると撮影を開始し、前記鳥獣が感知範囲外に出ると撮影を終了するように制御されている。また、撮影中にメモリーカード33の容量が不足すると、古い画像から順に上書き保存されるように制御されているので、メモリー容量は、通常4〜8GBあれば十分と考えられるが、所望により16GB以上の大容量メモリーを装着することも可能である。
センサ部5は、赤外線センサ5である。該赤外線センサ5は、感知範囲内に進入した鳥獣の体温を感知するものであり、本考案の複合型鳥獣忌避装置1の設置場所に合わせて、図2に示すように、全方位型、広角型又は標準型を選択することができる。また、前記設置場所の環境、面積又は地形などを考慮して、農耕地を囲う保護柵及びその近傍には複数個の広角型又は標準型を設置し、前記農耕地の中心部には全方位型を、少なくとも1個以上設置する等、適宜、設置場所や個数の変更又は移設をすることができる。
発光部6は、多数の超高輝度LEDを束ねた方形又は円形の発光窓が形成されている。該発光部6は、通常、鳥獣が赤外線センサ5で感知されたときに赤色や青色を含む多色の超高輝度LEDの光線を照射する。なお、暗くなると自動点灯又は点滅し、明るくなると自動消灯するように制御してもよい。また、鳥獣の学習による慣れを防止するために、発光色や発光パターンをランダムに制御している。
発音部6は、スピーカを含んで構成されている。該発音部は、超音波を含むランダムな複数の音や音波を発生させ、鳥獣の学習による慣れを防止している。また、鳥獣が嫌う音、音声、獣の鳴声等を録音したメモリーカード33をメモリーカード装着機構34に差込むことにより、効果的に音を発生させることができる。なお、前記スピーカの最大音量は100dbとしており、音量の調節が可能である。
噴射部8は、鳥獣が嫌う臭い成分を充填したガス噴射型のカートリッジ84と、該カートリッジ84を脱着するための着脱機構85、カートリッジ84を取付けて噴射部分に装着する噴射機構81及び噴射口83から構成されている。臭い成分は、鳥獣が忌避反応を示す犬やオオカミの尿等をベースにミックスしたものを基本とするが、様々な種類の臭い成分をカートリッジ84により使い分けし、鳥獣の学習による慣れを防止している。臭い成分の散布は霧状に3〜5m噴射して臭いを拡散させる。カートリッジ84がガス切れになると、ガス切れ表示灯82が点灯すると共に、管理者の情報端末Mにガス切れのアラームが送信されるように制御されている。なお、カートリッジ84の交換は、管理者等が複合型鳥獣忌避装置1の設置場所に赴き、新しいカートリッジ84に取換える。
図4において、複合型鳥獣忌避装置1の本体10は、支柱90の上部に設けられた上下駆動モータ91を用いたチルト機構により、軸心を中心として上下に回転する。これにより本体10に取付けられた赤外線カメラ4は、90°(上45°、下45°)の範囲で上下に回動する。また、前記支柱90の下部は水平駆動モータ92を用いたパン機構により、水平方向に350°正回転及び逆回転する。前記チルト機構及びパン機構は、管理者の情報端末Mから遠隔操作することができる。
図5は、自立用ポール12の先端部を土中に埋設したものである。本体10は本体取付部11により自立用ポール12に連結されている。自立用ポール12は円筒(円柱も含む)状の長尺棒であり、尖らせた先端部を土中に打ち込んで自立させており、これにより強風や衝撃などによる転倒を防止する。
図6は、自立用ポール12を三脚13で支持したものである。三脚13の各先端部に設けた穴にペグ14を挿入し、土中に打ち込んで前記三脚13を自立させており、これにより強風や衝撃などによる転倒を防止する。
図7は、自立用ポール12を防護柵Sの縦杭へ取付たものである。取付具15は2分割去れており、両端には把持部が形成されている。一側の把持部に自立用ポール12を、他側の把持部に保護柵Sの縦杭を締結ピンで締結して固定しており、これにより強風や衝撃などによる転倒を防止する。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、農作物に被害を及ぼす鳥獣を、超高輝度LED、音、音声、高周波及び臭いを用いて効果的に追い払うことが可能であるため、農耕地だけではなく、住宅地や公園等の公共地にも広く利用することが可能である。
1 複合型鳥獣忌避装置
10 本体
11 本体取付部
12 自立用ポール
13 三脚
14 ペグ
15 取付具
2 発電部
21 ソーラーパネル
22 充電回路(充放電コントローラ)
23 蓄電池
3 制御部
31 移動体通信部
32 送信アンテナ
33 メモリーカード
34 メモリーカード装着機構
35 蓋
4 カメラ部(赤外線カメラ)
5 センサ部(赤外線センサ)
6 発光部(高輝度LED)
7 発音部
8 噴射部
81 噴射機構
82 表示灯
83 噴射口
84 カートリッジ
85 蓋
86 脱着機構
90 支柱
91 上下駆動モータ(パン機構)
92 左右駆動モ−タ(チルト機構)
M 情報端末
S 保護柵(電気柵)
本考案の複合型鳥獣忌避装置の制御部は、カメラ部で撮像した鳥獣の映像を、移動体通信部から管理者の情報端末に送信するように制御されており、前記管理者が、該管理者の情報端末で前記鳥獣の画像を観察しながら、前記鳥獣に対して発光部、発音部及び噴射部を同時或いは個別に作動させることができるように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置の噴射部は、臭気又は忌避剤を噴射するカートリッジを含み、該カートリッジが空になったときに点灯する表示灯が設けられている。また、該表示が点灯したことを知らせる警報を管理者の情報端末に送信するように制御されていることを特徴としている。
本考案の複合型鳥獣忌避装置は、本体が前記自立用ポールの上部に、回転自在に設置されており、前記本体に内蔵された制御部は、カメラ部で撮像した鳥獣の映像を、移動体通信部から管理者の情報端末に送信するように制御されており、前記管理者が、該管理者の情報端末で前記鳥獣の画像を観察しながら、前記鳥獣に対して、前記鳥獣が忌避する臭気叉は忌避剤を噴射するために、本体に設置された噴射部の噴射口を、前記鳥獣に向けて回転させるように制御されていることを特徴としている。

Claims (6)

  1. ソーラ発電で充電された蓄電池と、該蓄電池で駆動される制御部を有する鳥獣忌避装置において、
    感知範囲内に接近した鳥獣を感知する、少なくとも1以上の赤外線センサ部と、
    該鳥獣を撮像する、少なくとも1以上のカメラ部と、
    該カメラ部で撮像した鳥獣の映像を、管理者の情報端末に送信する移動体通信部と、
    該鳥獣に向かって光を発する、少なくとも1以上の発光部と、
    該鳥獣が忌避する音、音声叉は音波を発生する発音部と、
    該鳥獣が忌避する臭い叉は忌避剤を噴射する噴射部とを含んで構成されていることを特徴とする複合型鳥獣忌避装置。
  2. 前記制御部は、前記発光部、発音部及び噴射部を同時に作動させるように制御、及び/又は個別に作動させるように制御されていることを特徴とする請求項1に記載の複合型鳥獣忌避装置。
  3. 前記制御部は、前記カメラ部で撮像した鳥獣の映像を管理者の情報端末で観察しながら、前記鳥獣に対して発光部、発音部及び噴射部を同時或いは個別に作動させるように制御されていることを特徴とする請求項1叉は2に記載の複合型鳥獣忌避装置。
  4. 前記噴射部は、臭い叉は忌避剤を噴射するカートリッジを含み、該カートリッジが空になったときに点灯する表示灯が設けられており、該表示等が点灯したことを知らせる警報を前記情報端末に送信するように制御されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複合型鳥獣忌避装置。
  5. 前記複合型鳥獣忌避装置は、防水仕様の本体に収納されており、該本体は本体取付部により自立用ポールに接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の複合型鳥獣忌避装置。
  6. 前記本体は、前記自立用ポールの上部に、回転自在に設置されており、前記カメラ部で撮像した鳥獣の映像を管理者の情報端末で観察しながら、前記鳥獣が忌避する臭気叉は忌避剤を噴射する噴射部の噴射口を、前記鳥獣に向けて回転させるように制御されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複合型鳥獣忌避装置。
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