JP3215167U - サイドミラー装置 - Google Patents

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崇弘 浮舟
崇弘 浮舟
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Abstract

【課題】 破損したサイドミラー部品の代わりに簡易に取り付け可能で、安価な代用のサイドミラー装置を提供すること。【解決手段】 サイドミラー装置201は、板金の本体部202の特定箇所に、車体にねじ止めするための穴206が設けられており、ステー取付け部203に支持手段であるステー204が取り付けられている。ステー204には不図示のサイドミラー等が取り付けられる。【選択図】 図3

Description

本考案は、バスなどの車体にサイドミラーを取り付けるためのサイドミラー装置に関し、より具体的には、サイドミラーを車体に取り付ける取付け部が事故等により破損したときに臨時にスペアで取り付けるための代用のサイドミラー装置に関する。
バスやトラック等大型の車両では、サイドミラーは視認性を向上させるため車体から大きく張り出しており、例えば、特許文献1の図4または5に示すように、運行時はサイドミラーが車体から張り出しているが、例えば回転軸7や8を中心に回転させることにより、停車時通行の邪魔にならないようにサイドミラーを電動で格納できるような電動格納式サイドミラーが一般的になっている。なお、格納の方法は様々なものが提案されており、特許文献1のサイドミラーもトラック等で用いることが可能なものであるが、図1に示すような格納方式のサイドミラーも提案されている。
特開平7−257278号公報
しかし、特に運転席と反対側、例えば右ハンドルであれば左側のサイドミラーは、運転士から遠くに設置されているため、不注意等で道路標識等に衝突させてしまい、破損する恐れがある。このように、サイドミラーが破損した場合、その他の箇所が正常でも、バスをそのまま運行することは法律上できず、代替のバスを手配しなければならないという問題がある。
また、サイドミラーが破損したときのため、スペアとして予めサイドミラー部品を車両に搭載しておき、サイドミラーが破損した場合、サイドミラー部品を取り換えることも不可能ではないが、上述のような電動格納機能を有するサイドミラー部品はきわめて高価であり、いつ発生するか分からない破損事象のために車両1台ごとに準備することは相当な出費となり現実的ではない。また、サイドミラー部品は、通常工場等の設備と作業員が十分備えられた状況で取り付け作業をすることを前提としており、破損が発生するという緊急事態に場所も選ばず、運転士1人で取り付け作業を行うのは相当に困難であるという問題がある。
本考案は上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、何らかの原因でサイドミラーの車体への取り付け部分やサイドミラー自体が破損したときに、破損したサイドミラー部品の代わりに簡易に取り付け可能で、安価な代用のサイドミラー装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の考案は、車体の前部側面に配置されるサイドミラー装置であって、車体の後部又は下部を視認するためのミラーを支持する支持手段と、車体に取り付けられ、支持手段を介して前記ミラーの位置を保持する車体取付手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のサイドミラー装置において、車体取付手段は、車体曲面に略平面の本体部を安定して取り付けるための高さ調整手段を有することを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載のサイドミラー装置において、車体取付手段は、車体に取り付けるための穴を有し、穴を車体にねじ止めされたスタッドボルトに嵌合させて、ナットによりねじ止めされることを特徴とする。
本考案によると、車体の後部又は下部を視認するためのミラーを支持する支持手段と、車体に取り付けられ、支持手段を介して前記ミラーの位置を保持する車体取付手段とを備えているので、車両1台に1つ本考案のサイドミラー装置を搭載しておき、容易に代用のサイドミラーを使用することができ、代替のバスを手配しなくても、そのまま運行を続けることができる。
バスの車体に取り付けられている通常のサイドミラーの例を示す図である。 本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例の斜視図である。 本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例の側面図である。 本考案の一実施形態のサイドミラーを取り付ける車体の部分の一例を示す図である。 本考案の一実施形態のサイドミラーを取り付ける車体の部分の一例のねじ穴にボルトをはめた状態を示す図である。 本考案の一実施形態のサイドミラー装置を取り付ける様子の例を示す図である。 本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例を取り付けた状態を示す図である。 本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例のカバーを取り付けた状態を示す図である。
以下、本考案のサイドミラー装置について図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、バスの車体に取り付けられている通常のサイドミラーの例を示す図である。通常、バスの車体101に取付け部102を介しアーム部103が取り付けられており、アーム部103にサイドミラー104が取り付けられている。取付け部102の内部には、不図示の電動格納装置が設けられており、停車時にはアーム部103を図に向かって左側に駆動してサイドミラー104を格納するようになっている。しかし、バス運行時は、アーム部103を含めサイドミラー104が車体から大きく張り出しているので、不注意等により標識や街路樹にサイドミラー104やアーム部103を引掛けてしまうと、簡単に取付け部102が破損して、サイドミラーが使用できなくなる恐れがある。
(サイドミラー装置の構造)
本実施形態では、図2に示すようなサイドミラー装置を用意することにより、サイドミラー取付け部を破損しても容易にサイドミラーを使用可能とすることができる。図2は、本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例の斜視図であり、図3は側面図である。サイドミラー装置201は、板金の本体部202の特定箇所に、車体にねじ止めするための3つの穴206が設けられており、ステー取付け部203に支持手段であるステー204が取り付けられている。ステー204には不図示のサイドミラー等が取り付けられる。図では2本のステーが設けられており、その先にさらにミラー取付け部207が溶接されており、都合3つのミラーが取り付けられるがこれに限られず、より多くのミラーを取り付けることも可能であり、また、ステーの数を変更したり、ステーの先にさらに取り付けるミラー取付け部の数を変更したりすることもできる。
後述するように、サイドミラー装置201は、車体にねじ込んだスタッドボルトに本体部202の3つのねじ取付用穴206を嵌合して、ナットによりねじ止めするが、穴208は、これとは異なり後述するカバーを装着する際にカバー内に突き出たピンを逃がすためのものである。また、本体部202は強度を向上させるため、リブ209を設けることもできる。このリブ209は、ステー204に溶接したり、本体部202に溶接したりして強度を上げるだけでなく、ミラーの振動を低減させることもできる。
また、車体側の穴には雌ねじを切るため、車体表面から若干膨らんでいることからこれを調整するため、庇部205が設けられている。すなわち、車体のねじ穴部が車体から出っ張っているので、この庇部205を設けることで安定した形で本体部202を車体に取り付けることができる。これは車体が曲面の場合も同様に安定した固定のために使用することができるという意味で、高さ調整手段となる。このように、車体との間に一定の空間を設けることにより、電動格納部のハーネス等を収納することもできる。また、庇部205には、カバーねじ止め部210が設けられており、サイドミラー装置201を取り付けた後、後述するカバーを取り付ける際にねじ止めして、カバーを固定することができる。
ステー取付け部203は、通常版金を折り曲げ加工することにより、本体部202に略垂直に折り曲げて形成し、ステー204を溶接する位置に穴をあけて、ステー204をその穴に一部301だけ貫通させて溶接することにより取り付けるが、これに限られず、本技術分野で知られた方法で取り付けることができる。なお、本実施形態では、本体などは、鉄の鋼板や鋼管を用いて加工しているが、これに限られずステンレスやアルミなど様々な材料を様々な加工方法を使用して製造することができる。また、金属以外の例えば樹脂などの材料も用いることができるが、この場合は一体成型等本技術分野で知られたいずれかの方法で製造することができる。さらに、ミラーの取り付け部分については、本技術分野で知られた方法で製造できるので、ここでは詳述しない。
(サイドミラー装置の取り付け方法)
以上のような本実施形態のサイドミラー装置をサイドミラー部品破損時に取り付ける方法を説明する。通常、サイドミラー取付け部102は、例えば図4に示すような車体101のネジ穴402を用いてねじ止めされている。したがって、取付け部102が破損してサイドミラー104を適切な位置に保持できなくなった場合や、取付け部ごと外れてしまった場合、先ずねじを外して取り付け部102をアーム部103およびサイドミラー104ごと取り外す。図4は、本考案の一実施形態のサイドミラーを取り付ける車体の部分の一例を示す図であり、図4に示すように、車体の取り付け領域401には、ねじ穴402が設けられており、これを利用して本実施形態のサイドミラー装置201もねじ止めにより車体に固定することができる。
本実施形態のサイドミラー装置201の穴206はこの車体101側のねじ穴402に合う位置に設けられているが、車体やサイドミラーのメーカにより位置がまちまちの場合はその分重複して穴を設けておいて、複数種類の車体に対応できるようにすることもできる。ここで、図4に示すねじ穴は3つであるが、これに限られず確実にサイドミラー装置を固定できれば任意の数のねじ穴とすることができる。
図5は、本考案の一実施形態のサイドミラーを取り付ける車体の部分の一例のねじ穴にボルトをはめた状態を示す図である。通常、取付け部102はねじにより車体101に固定されている。車体側のねじ穴には雌ねじが切られており、不図示の取付け部102の穴の位置を車体側のねじ穴に合わせ、雄ねじを嵌合してねじ止めする。本実施形態のサイドミラー装置201についても同様にねじ止めしようとすると、バスの車体の高い位置にサイドミラー装置201を持ち上げ、穴206を車体のねじ穴402に合わせて押さえながらねじ止めしなければならない。すなわち、重量のあるサイドミラー装置201を目より高い位置で穴に正確に合わせつつ保持しながらねじ止めしなければならず、運転士1人でする作業としてはかなり困難な作業となる。
特に、本実施形態のサイドミラー装置を使用するときは、緊急事態で特殊な用具や設備もなく、作業者にも余裕がないため、従来のねじ止め方法を採用するのは困難である。これは、そもそもサイドミラー部品は、そのような用具や設備のない屋外で取り付けることを想定していないからであり、これに加え、破損した取付け部102を修理する場合は、電動格納機能も含め完全に元の状態にするのが前提であるから、サイドミラー部品自体も完全装備で高額となっている。本実施形態のサイドミラー装置は、サイドミラーが使用できないという緊急事態において、電動格納機能などの付加的機能を不要として、サイドミラーを適切な位置に保持する機能のみを提供することにより、簡易な構造とし安価に提供することが可能となった。
以上の通り、サイドミラー装置201を押さえながらねじ止めするのは1人の作業では困難なので、本実施形態では、図5に示すように、車体のねじ穴402に先ずスタッドボルト501をはめる。そうすると、図5に示すようにボルト501が車体から突き出たような形で固定される。このボルトに本実施形態のサイドミラー装置201の穴206を引っかけるような形で嵌合させれば、重いサイドミラー装置201をねじ止めする間支えていなくてもその状態で一時的に固定することができる。この状態で、図6に示すようにナット701によりねじ止めすれば、確実にサイドミラー装置を固定することができる。
図6は、本考案の一実施形態のサイドミラー装置を取り付ける様子の例を示す図である。図6に示すように、バスの車体101の取り付け領域401のねじ穴から突き出たボルトに、脚立に乗った作業員601が、サイドミラー装置201を嵌合させておいて、その状態でナット701を締めることにより、サイドミラー装置201を車体に固定する。
図7は、本考案の一実施形態のサイドミラー装置の一例を取り付けた状態を示す図であり、図のようにサイドミラーを適切な位置に調整して使用することができる。さらに、図8に示すように、取り付けられたサイドミラー装置の本体部分にカバー801を取り付け
ることができる。以上により、車両を運行するために最低限必要な、サイドミラーを適切な位置に保持することが可能になるので、別のバスを手配して状況を乗り換えさせる等の作業をしなくても、そのまま運行を続けることができ、機能を特化しているので安価に提供することができる。
また、以上説明したように、本実施形態のサイドミラー装置を用いれば、通常のサイドミラー部品を工場等で取り付けるのとは異なり、運転士1人でも容易に取り付けができるので、サイドミラーや取付け部を破損するという緊急事態の屋外においても十分使用することができる。

Claims (3)

  1. 車体の前部側面に配置されるサイドミラー装置であって、
    前記車体の後部又は下部を視認するためのミラーを支持する支持手段と、
    前記車体に取り付けられ、前記支持手段を介して前記ミラーの位置を保持する車体取付手段と
    を備えたことを特徴とするサイドミラー装置。
  2. 前記車体取付手段は、車体曲面に前記金属板本体を安定して取り付けるための高さ調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載のサイドミラー装置。
  3. 前記車体取付手段は、前記車体に取り付けるための穴を有し、当該穴を前記車体にねじ止めされたスタッドボルトに嵌合させて、ナットによりねじ止めされることを特徴とする請求項1または2に記載のサイドミラー装置。
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