JP3214858U - 組み立て式コンテナ - Google Patents

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信治 葉山
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Abstract

【課題】パレットの強度を保ちつつ、コンテナサイズを縮小して複数台積み重ねたときの台相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる組み立て式コンテナを提供する。【解決手段】コンテナは、パレットの台部が、少なくとも四隅側が下方に突出する複数の脚部12a〜12iを有するとともに、複数の脚部12a〜12iが、台部の周辺部のうち対向する一対の平行辺部分である外周辺に沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面81a〜81f、82a〜82fを有している。複数の側板を上方から塞ぐ上蓋18には、台部が上方に重ねられたとき、対向内壁面81a〜81f、82a〜82fのうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面81a:81b、81b:81c、81d:81e、81e:81f、82a:82f、82b:82c、82c:82d、82e:82fに係合する複数の凸部材19a〜19dが設けられている。【選択図】図5

Description

本考案は、物流搬送用の組み立て式コンテナに関し、特にコンテナサイズを縮小して複数台積み重ねた状態で搬送可能な組み立て式コンテナに関する。
従来、輸送時や荷役作業時にはパレット上に周壁状に側板を立設して内部に物品収容空間を有するコンテナ形状に組み立てる一方、返送時等には側板を分解したり折り畳んだりしてコンテナサイズを縮小できるようにした組み立て式コンテナが多用されている。
このような組み立て式コンテナにおいては、コンテナサイズを縮小した状態で複数台積み重ねて搬送する場合、上に載せたコンテナが揺れること、上に載せたコンテナが下のコンテナの蓋体からずれて落下することがないようにする等の安全対策が重要になる。
この種の従来の組み立て式コンテナとしては、例えば、図10に示すように、パレット210の台部211の下方に複数の脚部212が突設されるとともに、台部211の四隅に下金枠213が設けられ、四隅の下金枠213により周壁状に立設可能な四つの側板(図示せず)を取り外したうえで、下金枠213を蓋体220で覆うことでコンテナサイズを縮小可能なものであって、上述した安全対策上の機構として、蓋体220の四隅に三角形状の係合部材221を設ける一方で、四隅の脚部212に上記係合部材221に対応する切欠き部212aを設けたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
この従来の組み立て式コンテナ200によれば、コンテナサイズを縮小して複数台積み重ねたときに、下側のコンテナ(下側の台)の蓋体220の四隅の係合部材221が上側のコンテナ(上側の台)の四隅の脚部212の切欠き部212aと係合することで揺れ等を防止することが可能となる。
特許第2890092号公報
しかしながら、上述のような従来の組み立て式コンテナにあっては、蓋体の係合部材に係合する切欠き部をパレットの脚部の外側に設ける必要があり、パレットの強度を損ねる可能性があり、強度低下によりパレットが破損し易くなるという問題があった。
そこで、本考案は、パレットの強度を保ちつつ、コンテナサイズを縮小して複数台積み重ねたときの台相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる組み立て式コンテナを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的達成のため、パレット状の基台と、前記基台上に立設されたときに内部収容空間を形成する複数の側壁部材と、前記内部収容空間を閉塞するよう前記複数の側壁部材の上部に着脱可能な蓋体と、を備えた組み立て式コンテナであって、前記基台が、少なくとも四隅側が下方に突出する複数の脚部を有するとともに、前記複数の脚部が、前記基台の周辺部のうち対向する一対の平行辺部分に沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面を有しており、前記蓋体には、前記基台が上方に重ねられたとき、前記対向内壁面のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面に係合する複数の凸部が設けられている構成を有している。
本考案では、蓋体の上方に基台が重ねられたとき、蓋体に設けられた複数の凸部が、上方の基台の複数の脚部の複数対の対向内壁面のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面にそれぞれ係合し、基台の水平方向の動きを規制する。このとき、鉛直方向(重ね方向)については、複数の凸部は、それぞれの脚部の内壁面に囲まれる空間内に入り込む。これにより、本考案では、蓋体の上方に基台が重ねられた状態で、該重ねられた各コンテナ(各台)相互の揺れを防止できるとともに、上の台がずれて落下することを防止することができる。また、本考案では、蓋体にその上方に重ねられた基台の脚部に外側から係合して動きを規制する切欠き部を設ける必要がないため、脚部の強度低下を防ぎ、当該脚部を含むパレットの強度を維持できる。
本考案においては、前記複数の脚部が、それぞれ、下方に開く凹形状をなすとともに、該凹形状を前記平行辺部分に沿う方向に分割するリブ部分を有しており、前記複数の脚部の平行なリブ部分が、前記複数対の対向内壁面の一方を構成しているものであってもよい。
また、本考案においては、前記複数の脚部は、前記四隅側の脚部を含む矩形形状の2つの対角線上に設けられ、前記凸部は、前記蓋体の上方に前記基台が重ねられたとき、前記2つの対角線のうちの少なくとも一方の対角線上に設けられた複数の脚部にそれぞれ対応する位置に設けられる構成であってもよい。
また、本考案では、前記凸部は、前記蓋体の上方に前記基台が重ねられたとき、前記対角線上に形成された複数の脚部のうちの最も離間した2つの脚部に対応する位置に設けられるものであってもよい。
本考案によれば、パレットの強度を保ちつつ、コンテナサイズを縮小して複数台積み重ねたときの台相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる組み立て式コンテナを提供することができる。
本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの複数の側板をパレット上に周壁状に立設する段階を示す斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの上蓋装着状態の側面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの下金枠上に上蓋を載せて折り畳み状態としたときの側面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナのパレットの下面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの上蓋の平面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナをコンテナサイズ縮小後に重ねた状態の側面図である。 図6における重ねた状態の組み立て式コンテナの右側面図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの上蓋に形成される凸部材の構成例を示す概念図である。 本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナの上蓋における凸部材の配置例を示す平面図である。 従来例の組み立て式コンテナの折り畳み状態での要部構成を示す斜視図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図9は、本考案の一実施の形態に係る組み立て式コンテナを示している。
まず、構成について説明する。
図1ないし図7に示すように、本実施形態の組み立て式コンテナ1(以下、単にコンテナ1という)は、パレット10と、そのパレット10上に固定された下金枠20と、下金枠20内でパレット10上に載置される底板13と、下金枠20の内側に接するよう四角筒状(四面構成の周壁状)に立設される複数の側板14、15、16、17と、これら周壁状に立設された複数の側板14−17の上端開口部分を上方から塞ぐ上蓋18(図7参照)と、を有している。
このコンテナ1は、パレット10上に複数の側板14−17が周壁状に立設された組立形状下で、複数の側板14−17に取り囲まれた内部収容空間5を形成するものであり、その内部収容空間5内に所定の物品(例えば、収容形状がコンテナ1の内容積に応じて変化し得る物品もしくは物品群)を収容できるようになっている。
パレット10は、コンテナ1の基台であって、フォークリフト等による荷役作業が可能な運搬台である。パレット10は、樹脂成形体であり、立方体形状を有する台部11と、台部11の下側の面から下方に突出する複数の脚部12と、を有し、平面方向に見た形状が略正方形である扁平ブロック体である。パレット10は、台部11の下面側に設けられる後述する複数の脚部12の配置により、図1−3に示すように、一の側面から反対側の側面を貫通するように2つのリフト用孔10a、および、他の一の側面から反対側の側面を貫通するように2つのリフト用孔10bと、を有する。
下金枠20は、複数の金属部材を用い溶接によって一体化された矩形枠体であり、パレット10の上面に重ねられて固定されている。この下金枠20は、コンテナ1の組立時に建て付けられ相互に連結される四つの側板14−17の各下辺部を外側に広がらないように支持するようになっている。
また、下金枠20は、コンテナ1の返送等のために周壁状の四つの側板14−17の連結が解かれる分解時においてもパレット10に固定されたままであり、分解された四つの側板14−17を底板13上の所定高さ位置に倒して収納できるようになっている。
下金枠20は、パレット10上の四隅に配置される四つのコーナー金具21と、パレット10上に平行に対向配置され、四つのコーナー金具21に一体に結合された一対の第1の連結金枠22と、第1の連結金枠22に対し直交するよう四つのコーナー金具21に一体に結合され、互いに平行に対向する一対の第2の連結金枠23と、を有している。
ここで、四隅のコーナー金具21は、4面の角筒状に相互連結された側板14−17の四隅の各下部を案内し、およびパレット10上に係止する状態に保持することできる公知のものであり、一対の第1の連結金枠22および一対の第2の連結金枠23と協働して、角筒状に相互連結された側板14−17の下部を位置決め保持するようになっている。
また、四つのコーナー金具21は、それぞれ、側板14、15が上方へ抜け出すことができないようにする抜け止め機構24を有している。抜け止め機構24は、側板14、15の左右の縦枠部分に取り付けられる後述する一対の固定板51の下方側面に形成された一対のピン軸52を縦方向にスライド可能に受け入れる縦溝部24aを有している。
側板14−17は、コンテナ1の組立形状下で四角筒状のパネル形状をなすよう、互いに対面する一対の第1の側板14、15と、これら第1の側板14、15の間で互いに対面する一対の第2の側板16、17とによって構成されている。
第1の側板14、15は、それぞれ、外周枠部41aを有する枠材41と、枠材41の片面側に一体的に結合された側面材42とを含んで構成されている。また、第2の側板16、17は、それぞれ、外周枠部61aを有する枠材61と、枠材61の片面側に一体的に結合された側面材62とを含んで構成されている。
図1および図2に示すように、第1の側板14は、その枠材41の両側端側で一対の縦枠部分に沿って延びる一対の所定幅の固定板51を有している。一対の固定板51は、その下方側端に側方に突出する一対のピン軸52を有する。一対のピン軸52は、第1の側板14を受け入れるためのコーナー金具21に設けられた一対の縦溝部24aとともに上述した抜け止め機構24を構成する。
同様に、第1の側板15も、一対の所定幅の固定板51を有しており、かつ、各固定板51の下方側端に、第1の側板15を受け入れるためのコーナー金具21に設けられた縦溝部24aとともに抜け止め機構24を構成する一対のピン軸52が設けられている。
また、第2の側板16、17の枠材61の上方横枠部分の両端側には、第2の側板16または17を第1の側板14または15に対してそれぞれの上方両端部で互いに連結するそれぞれ一対の固定機構70、71が装着されている。
図1に示すように、一対の固定機構70は、例えば、第2の側板16、17の枠材61の上方横枠部分の一端側(例えば左端側)近傍に支軸72が設けられ、先端部分が直角に折れ曲がったフック片73を支軸72に回転可能に取り付けた構造を有する。同様に、一対の固定機構71は、例えば、第2の側板16、17の枠材61の上方横枠部分の他端側(例えば右端側)近傍に支軸72aが設けられ、先端部分が直角に折れ曲がったフック片73aを支軸72aに回転可能に取り付けた構造を有する。
一対の固定機構70は、第1の側板14と15、および第2の側板16と17が四つのコーナー金具21内に取り付けられている状態で(図1参照)、フック片73を、図1に示すようにフック片73が側板16、17の一方の側の上辺部から離れている位置(以下、連結解除位置)と、図1には示していない、フック片73が側板16、17の一方の側の上辺部に重なり、かつ、折れ曲がった他端部が側板14、15の一方の側の上方部を後倒れしないように抱持する位置(連結位置)との間で回転可能に構成されている。
他方、一対の固定機構71は、上述の如く第1の側板14と15、および第2の側板16と17が四つのコーナー金具21内に取り付けられている状態において、図1に示すように、フック片73aが第2の側板16、17の他端側の上辺部から離れている位置(以下、連結解除位置)と、図1には示していない、フック片73aが第2の側板16、17の他端側の上辺部に重なり、かつ、折れ曲がった他端部が第1の側板14、15の他方の上方部を後倒れしないように抱持する位置(連結位置)との間で回転可能に構成されている。
コンテナ1では、図1に示すように第1の側板14と15、および第2の側板16と17がそれぞれ第1の連結金枠22、第2の連結金枠23上に立設された状態で、それぞれ一対の固定機構70、71を、それぞれ、フック片73、73aが上述した連結位置にくるように回動させることにより、第2の側板16、17の両端上方部を第1の側板14、15の両端上方部とが連結された組立形状とすることができる。
図2に示すように、コンテナ1では、組立形状下で角筒状に立設される複数の側板14−17の上端開口部分が上蓋18によって上方から塞がれるが、上蓋18には、その上蓋18を四つの側板14−17の上端面から外れないように固定するためのゴム掛け式掛止機構30が設けられている。
ゴム掛け式掛止機構30は、略四角形の上蓋18の対向する二辺部の外面に沿って設けられ、その両端を上蓋18の枠部18fに係止されたゴムバンド31と、このゴムバンド31に保持されたフック付係止金具32と、対向する一対の側板14、15あるいは側板16、17の上部中央に設けられフック付係止金具32が離脱可能に係止される輸送時上蓋係止用の第1の固定側係止金具33と、下金枠20の前後または左右の一対の外側面中央部に設けられフック付係止金具32が離脱可能に係止される返送時上蓋係止用の第2の固定側係止金具34と、を有している。
上述した構成を有するコンテナ1においては、物品搬送時には、パレット10の四隅のコーナー金具21内で、かつ、第1の連結金枠22および第2の連結金枠23上に側板14−17を四面構成の周壁状に立設する(図1参照)。
この場合の組立手順としては、まず、側板14の一対の固定板51の下端側部に設けた一対のピン軸52が下金枠20のそれぞれ一対の縦溝部24aに対応する位置に臨ませたうえで側板14を下降させる。一対のピン軸52は、側板14を下降させると、一対の縦溝部24aを外側(側板14の幅方向)に押し拡げつつ当該一対の縦溝部24a内を下方にスライドする。一対のピン軸52は、側板14が枠材41の下方横枠部分が第1の連結金枠22上に到達する位置で、一対の縦溝部24aの下端部を通り過ぎ、押し広げられていた状態から元の状態に戻り、当該一対の縦溝部24aの下端部に対して鉛直方向(上方)へ動くことができない状態に係合する。これにより、側板14は、一対のうちの一方の第1の連結金枠22上に、鉛直方向(上方)へ抜け出ることが規制された状態で立設される。側板15についても、同様の組立手順で、もう一方の第1の連結金枠22上に、鉛直方向へ抜け出ることが規制された状態で立設することができる。
側板16については、まず、既に立設されている側板14、15の間に割り込ませつつ、枠材61の下方横枠部分が一対の第2の連結金枠23のうちの一方の第2の連結金枠23上に載置されるようにセットする。そのうえで、側板16は、枠材61の上方横枠部分の両端部で、それぞれ、固定機構70、71により側板14、15のそれぞれ一方の側(正面から見て左側)の上方両側端部外面部分と連結固定することで、当該一方の第2の連結金枠23上に立設させることができる。側板17についても、同様の手順により、枠材61の上方横枠部分の両端部で、それぞれ、固定機構70、71により側板14、15のそれぞれ他方の側(正面から見て右側)の上方両側端部外面部分と連結固定することで、もう一方の第2の連結金枠23上に立設させることができる。
コンテナ1は、上述した組立手順でパレット10上に側板14−17を四面構成の周壁状に立設し、内部収容空間5内に物品を収容し、該内部収容空間5を塞ぐように上蓋18を被せることで(図1、図2参照)、物品の運搬台として用いることができる。
また、コンテナ1は、図2に示す状態から上蓋18を取り外し、かつ、側板14−17の連結を解除してこれらを取り外したうえで、例えば、図3に示すように、上蓋18をパレット10の四隅のコーナー金具21を覆うように被せることでコンテナサイズを縮小した状態とすることができる。その際、側板14−15の取り外しは上述した組立手順とは逆の手順で行うことができる。取り外した側板14−17は、パレット10上の底板13と四隅のコーナー金具21を覆うように被せた上蓋18との間の空間に収容可能である。
また、コンテナ1は、例えば、物品の納品元に返送する場合などには、コンテナサイズを縮小した状態(図3参照)で、同様にコンテナサイズを縮小した状態の他のコンテナ1と数台重ねて搬送できるようになっている。図6、図7は、特に、コンテナサイズを縮小した状態としたコンテナ1A、1B間において、コンテナ1Bの上蓋18の上にコンテナ1Aの台部11を重ねた状態を示している。
次に、コンテナサイズを縮小したコンテナ1を複数台重ねたときの脱落防止機構について説明する。コンテナ1は、上記脱落防止機構として、台部11および上蓋18に以下のような特徴的な構造を採用している。
図4に示すように、パレット10の台部11は、互いに平行な対向する一対の外周辺11a、11bと、一対の外周辺11a、11bと直交し、互いに平行に対向する一対の外周辺11c、11dとを有する。
台部11は、平面方向に見た形状が略正方形の形状であり、その四隅を含む9箇所にそれぞれ下方に向けて突き出した複数の脚部12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12i(以下、脚部12ということもある。)を有している。
脚部12a−12iのうち、脚部12a、12b、12cは、台部11の外周辺11aの外周に沿って一対の外周辺11a、11bに平行な矢印A方向(以下、A方向)に等間隔に配置されている。脚部12g、12h、12iは、台部11の外周辺11bの外周に沿って、脚部12a、12b、12cと同様、A方向に等間隔に配置されている。脚部12d、12e、12fは、台部11の外周辺11cと11dの間に、脚部12a、12b、12c、12g、12h、12iと同様、A方向に等間隔に配置されている。脚部12d、12e、12fの台部11の一対の外周辺11c、11dに平行な矢印B方向(以下、B方向)の位置は、外周辺11aと11b間の距離の中間位置に相当する。このように、台部11において、複数の脚部12は、四隅側の脚部12a、12c、12g、12iを含む矩形状領域の2つの対角線上に設けられている。
脚部12a−12iは、図3−図5に示すように、下方に開く凹形状をなすものであり、凹形状の内面に当たる内壁面80を有している。複数の脚部12a−12iは、上記凹形状の内壁面80が形成する空間を分割するリブ部分を有している。リブ部分は、複数の脚部12a−12iごとに、内壁面80の中心に形成される中心リブ90と、中心リブ90から台部11の対向する一対の平行辺部分の一方である外周辺11a、11bに沿ってA方向に延びるリブ91、93、上記一対の平行辺部分の他方である外周辺11c、11dに沿ってB方向に延びるリブ92、94が設けられている。四隅の脚部12a、12c、12g、12iは、中心リブ90から、それぞれ、当該脚部12a、12c、12g、12iの対角線方向に延びる斜めリブ95がさらに設けられる。
脚部12a−12iは、凹形状の部分がリブ91、92、93、94により分割されて、台部11の外周辺11a、11bと平行な内壁面81a、81b、81c、81d、81e、81f(以下、内壁面81ということもある。)と、台部11の外周辺11c、11dと平行な内壁面82a、82b、82c、82d、82e、82f(以下、内壁面82ということもある。)を形成している。
このうち、内壁面81aと81b、81bと81c、81dと81e、81dと81fは、それぞれ、台部11の外周辺11a、11bと平行な各一対の対向内壁面を構成する。同様に、内壁面82aと82f、82fと82e、82bと82c、82cと82dは、それぞれ、台部11の外周辺11c、11dと平行な各一対の対向内壁面を構成する。このように、複数の脚部12a−12iは、台部11の外周辺11a、11bに沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面81、および台部11の外周辺11c、11dに沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面82を有している。上述したように、台部11において、複数の脚部12a−12iは、それぞれ、下方に開く凹形状をなすとともに、該凹形状を台部11の外周辺11a、11bと11c、11dとにそれぞれ沿う方向に分割するリブ91、93と92、94とを有しており、複数の脚部12a−12iの平行なリブ91、92と、93、94とが、それぞれ、複数対の対向内壁面81、82の一方を構成している。
一方、上蓋18は、図5に示すように、上面に例えば四つの凸部材19a、19b、19c、19d(以下、凸部材19ということもある。)が設けられている。凸部材19a、19b、19c、19dは、それぞれ、台部11の四隅に設けられた脚部12a、12c、12g、12iに対応する位置に配置されている(図4、図5参照)。本実施の形態において、凸部材19は、例えば、図6、図7に示すように、円筒形部材により構成され、軸方向(長手方向)が台部11の外周辺11a、11bに平行となる向きに配置されている。
凸部材19は、上蓋18のうえに複数設ける必要があるが、その数、形状および配置位置等は種々変形可能である。形状について、凸部材19は、例えば、図8(a)−(e)す種々形状のものを適用することができる。図8(a)に示す凸部材19は、断面円形の丸棒で構成されるものであり、本実施の形態(図1−7、図9参照)で例示した凸部材19a、19b、19c、19dに相当する。図8(b)に示す凸部材19M1は、例えば、図8(a)に示す丸棒を長手方向に2分割した断面半円形の棒状体(半丸棒)により構成されものである。図8(c)に示す凸部材19M2、および図8(d)に示す凸部材19M3は、それぞれ、断面矩形の棒状体(角棒)、四角錐台部材から構成されるものである。図8(e)に示す凸部材19M4は、短手方向の中心近傍を目安に同方向へ山型に折り曲げた断面L字型の板状部材により構成されるものである。
凸部材19(図8(a)参照)、および凸部材19M1(図8(b)参照)は、それぞれ、丸棒の直径に相当する高さh1、および丸棒の半径に相当する高さh2で上蓋18の上面からコンテナ1の積み重ね方向(鉛直方向)へ突出する形態となるよう当該上面に取り付けるとよい。凸部材19M2(図8(c)参照)、凸部材19M3(図8(d)参照)は、それぞれ、矩形断面の対向する辺間の距離に相当する高さh3、四角錐台部材の高さに相当する高さh4で上蓋18の上面から突出する形態となるよう当該上面に取り付けるとよい。さらに、凸部材19M4(図8(e)参照)は、板状部材の折り曲げられた短手方向両端部が上蓋18の上面に当接し、凸部材19M4の山形の頂点部分までの高さに相当する高さh5で上蓋18の上面から突出する形態となるよう当該上面に取り付けるとよい。
また、複数の凸部材19の配置については、当該上蓋18に台部11が重ねられたときに、台部11の四隅の脚部12a、12c、12g、12iにそれぞれ対応する位置に設ける構成(図5参照)に限らず、台部11における上述した2つの対角線のうちの少なくとも一方に設けられた複数の脚部12のそれぞれ対応する位置に設けるようにしてもよい。具体的には、例えば、台部11の複数の脚部12が図4に示す配置であった場合に、上蓋18における複数の凸部材19は、図9に示すような配置が可能である。
図9(a)において、上蓋18は、上述した2つの対角線のうちの一方に設けられた脚部12a、12e、12iにそれぞれ対応する位置に凸部材19a、19e、19dを配置した構成を有する。また、図9(b)において、上蓋18は、上述した2つの対角線のうちの他方に設けられた脚部12c、12e、12gにそれぞれ対応する位置に凸部材19b、19f、19cを配置した構成を有する。
複数の凸部材19の配置箇所については、この他、例えば、図9(a)、(b)の構成において、上記2つの対角線上にそれぞれ配置された複数の脚部12のうちの最も離間した脚部12に対応する位置としてもよい。具体的には、図9(a)の例においては、脚部12aと12iにそれぞれ対応する位置に凸部材19aと19dを配置した構成としてもよい。また、図9(b)の例においては、脚部12cと12gにそれぞれ対応する位置に凸部材19bと19cを配置した構成としてもよい。
次に、作用について説明する。
コンテナ1A、1Bを重ねた状態において(図6、図7参照)、下のコンテナ1Bの上蓋18に設けられた複数の凸部材19は、上のコンテナ1Aの台部11の上記各凸部材19に対応する位置に配置された各脚部12の内壁面80内にそれぞれ入り込んで収容され、当該内壁面80内の対向する内壁面(対向内壁面)81、82のうちの、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面に係合する。
図4に示す台部11における複数の脚部12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12iの配置構造、および図5に示す上蓋18における凸部材19a、19b、19c、19dの配置構造を有するコンテナ1A、1Bによれば、両者を図6、図7に示すように重ねた状態において、コンテナ1Bの上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dは、それぞれ、コンテナ1Aの台部11の四隅の12a、12c、12g、12iの内壁面80内の対向内壁面81、82のうちの、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面に係合する。なお、図4−図7においては、複数の凸部材19が、対応する各脚部12の内壁面80内の対向内壁面81、82の間に位置している状態を示している。本実施の形態においては、フォークリフトを用いてコンテナ1Aにコンテナ1Bを重ねる際、複数の凸部材19が、上述した対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面に接触した状態となるようにしてもよい。
具体的には、コンテナ1Bの上蓋18の上から見て右上方部に設けられた凸部材19a(図5参照)は、図5に示すように、コンテナ1Aの台部11の下から見て左上方の隅に設けられた脚部12a(図4参照)の対向内壁面82aと82fに係合する。同様に、上蓋18の左上方部に設けられた凸部材19bは、台部11の下から見て右上方の隅に設けられた脚部12cの対向内壁面82eと82fとに係合する。同様に、上蓋18の上から見て右下方部に設けられた凸部材19cは、台部11の下から見て左下方の隅に設けられた脚部12gの対向内壁面82bと82cとに係合する。同様に、上蓋18の上から見て左下方部に設けられた凸部材19dは、台部11の下から見て右下方の隅に設けられた脚部12iの対向内壁面82cと82dとに係合する。上述した内壁面82a、82b、82c、82d、82f、82eは、台部11の一対の平行辺部分である外周辺11c、11dに沿ってB方向(図4参照)に延びる内壁面である。
このように、上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dを台部11の外周辺11a、11bと平行な方向(図5のA方向)に長手方向を有する配置とした場合、コンテナ1Bの上蓋18の上方にコンテナ1Aの台部11が重ねられたとき、上蓋18に設けられた複数の凸部材19が、上方の台部11の複数の脚部12の台部11の外周辺11c、11dに平行な複数対の対向内壁面82のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面(例えば、82aと82f、82bと82c、82cと82d、82eと82f等)にそれぞれ係合する。
これにより、コンテナ1Aは、コンテナ1Bに対する水平方向の動き、特に、図4、図5のA方向への動きが規制される。また、このとき、鉛直方向(重ね方向)については、複数の凸部材19は、図6、図7に示すように、それぞれの脚部12の内壁面80に囲まれる空間内に収容され、その収容状態から抜け難い状態となる。よって、本実施の形態では、上蓋18の上方に台部11が重ねられた状態でコンテナ1A、1B相互の揺れを防止でき、かつ、上のコンテナ1Aがずれて落下することを防止可能となる。
なお、本実施の形態では、上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dについては、台部11の外周辺11a、11bと平行な方向(図5のA方向)に長手方向を有する配置とする構造(図4、図5参照)に限らず、台部11の外周辺11c、11dと平行な方向(図5のB方向)に長手方向を有する配置としてもよい。
この構成によれば、コンテナAとBを重ねた状態(図6、図7参照)において、コンテナ1Bの上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dのうち、凸部材19aは、コンテナ1Aの脚部12aの対向内壁面81aと81bに係合する。また、凸部材19bは、台部11の脚部12cの対向内壁面81eと81fとに係合する。また、凸部材19cは、台部11の脚部12gの対向内壁面81cと81dとに係合する。また、凸部材19dは、台部11の脚部12iの対向内壁面81dと81eとに係合する。上述した内壁面81a、81b、81c、81d、81f、81eは、台部11の一対の平行辺部分である外周辺11a、11bに沿ってA方向(図4参照)に延びる内壁面である。
このように、上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dを台部11の外周辺11c、11dと平行な方向(図5のB方向)に長手方向を有する配置とした構成によれば、コンテナ1Bの上蓋18の上方にコンテナ1Aの台部11が重ねられたとき、上蓋18に設けられた複数の凸部材19が、上方の台部11の複数の脚部12の台部11の外周辺11a、11bに平行な複数対の対向内壁面81のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面(例えば、81aと81b、81bと81c、81dと81e、81eと81f等)にそれぞれ係合する。
これにより、上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dを台部11の外周辺11c、11dと平行な方向(図5のB方向)に長手方向を有する配置とした構成においても、上蓋18の凸部材19a、19b、19c、19dの配置を図5に示すようにした場合と同様の効果が期待でき、特に、コンテナ1Aにおける台部11の外周辺11c、11dと平行な方向(図4、図5のB方向)への動きを規制することができる。
上述したように、本実施の形態に係るコンテナ1は、台部11が、少なくとも四隅側が下方に突出する複数の脚部12を有するとともに、複数の脚部12が、台部11の周辺部のうち対向する一対の平行辺部分である外周辺11aと11b、11cと11dに沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面81、82を有しており、上蓋18には、台部11が上方に重ねられたとき、対向内壁面81、82のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面(例えば、(81aと81b、81bと81c、81dと81e、81eと81f)、(82aと82f、82bと82c、82cと82d、82eと82f)等)に係合する複数の凸部材19が設けられている構成である。
この構成により、コンテナ1B(下の台)の上蓋18の上方にコンテナ1A(上の台)の台部11が重ねられたとき、上蓋18に設けられた複数の凸部材19が、上方のコンテナ1Aの台部11の複数の脚部12の複数対の対向内壁面81、82のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面にそれぞれ係合し、水平方向への台部11の動きが規制される。また、このとき、鉛直方向(重ね方向)については、複数の凸部材19は、図6、図7に示すように、それぞれの脚部12の内壁面80に囲まれる空間内に入り込み(収容され)、対応する脚部12の内壁面80から抜け難い状態に保たれる。
したがって、本実施の形態では、それぞれコンテナサイズが縮小された状態で上蓋18の上方に台部11が重ねられた状態で上と下のコンテナ(台)1A、1B相互の揺れを防止できるとともに、上のコンテナ1Bがずれて落下することを防止することができる。また、本実施の形態では、上蓋18にその上方に重ねられた台部11の脚部12に外側から係合して動きを規制する切欠き部を設ける必要がないため、脚部12の強度低下を防ぎ、当該脚部12を含むパレット10の強度を維持できるようになる。
また、本実施の形態では、複数の脚部12が、それぞれ、下方に開く凹形状をなす(図3−図7参照)とともに、該凹形状を台部11の平行辺部分である外周辺11aと11b、11cと11dに沿う方向に分割するリブ91、92、93、94、95を有しており、複数の脚部12の平行なリブ91、92、93、94、95が、複数対の対向内壁面81、82の一方を構成している。
したがって、本実施の形態では、上蓋18の上方に台部11が重ねられたとき、複数の凸部材19は、それぞれの脚部12の凹形状の部分に鉛直方向に入り込んで当該脚部12から抜け難い状態に保たれる。これにより、上蓋18の上方に台部11が重ねられた状態で、上のコンテナ1Aがずれて落下することより防止し易くなる。また、それぞれの脚部12は、内部にリブ91、92、93、94、95が形成されているため、当該脚部12を含むパレット10全体の強度をより強化することができる。
また、本実施の形態では、複数の脚部12は、例えば、図9に示すように、四隅側の脚部12a、12c、12g、12iを含む矩形形状の2つの対角線上に設けられ、複数の凸部19は、上蓋18の上方に台部11が重ねられたとき、2つの対角線のうちの少なくとも一方の対角線上に設けられた複数の脚部12a、12e、12i、または12c、12e、12gにそれぞれ対応する位置に設けられる。したがって、本実施の形態では、上蓋18に設ける凸部材19の数を制限し、簡単な構成で、上蓋18の上方に台部11が重ねられたときのコンテナサイズが縮小されたコンテナ(台)相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる。
また、本実施の形態では、凸部材19は、上蓋18の上方に台部11が重ねられたとき、例えば、図9(a)における脚部12aと12iに対応する位置に設けられる凸部材19aと19dや、図9(b)における脚部12cと12gに対応する位置に設けられる凸部材19bと19cのように、上記対角線上に形成された複数の脚部12のうちの最も離間した2つの脚部12に対応する位置に設けられる。この構成によれば、上蓋18に2つの凸部材19を設ける簡単な構造でありながら、上蓋18の上方に台部が重ねられたときのコンテナサイズが縮小されたコンテナ(台)相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる。
このように、本実施形態においては、パレット10の強度を保ちつつ、コンテナサイズを縮小して複数台のコンテナ(1A、1B)を積み重ねたときのコンテナ(台)相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる組み立て式コンテナ1を提供することができる。
なお、本考案では、上蓋18の凸部材19、並びに台部11の複数の脚部12の形状、数、配置については、上述の一実施の形態のものに限らず、種々の変形が可能である。
以上説明したように、本考案の組み立て式コンテナは、パレットの強度を保ちつつ、コンテナサイズを縮小して複数台積み重ねたときの台相互の揺れおよび脱落を確実に防止することができる組み立て式コンテナを提供することができるものであり、複数の側板を取り外してコンテナサイズを縮小可能な組み立て式コンテナ全般に有用である。
1 コンテナ(組み立て式コンテナ)
5 内部収容空間
10 パレット(基台)
11 台部(基台)
11a、11b 外周辺(基台の周辺部/一方の一対の平行辺部分)
11c、11d 外周辺(基台の周辺部/他方の一対の平行辺部分)
12、12a−12i 脚部
14、15、16、17 側板(側壁部材)
18 上蓋(蓋体)
19、19M1、19M2、19M3、19M4 凸部材(凸部)
80 内壁面
81、82 対向内壁面
81a−80f、82a−82f 特定の内壁面
91、92、93、94 リブ(リブ部分)

Claims (4)

  1. パレット状の基台と、前記基台上に立設されたときに内部収容空間を形成する複数の側壁部材と、前記内部収容空間を閉塞するよう前記複数の側壁部材の上部に着脱可能な蓋体と、を備えた組み立て式コンテナであって、
    前記基台が、少なくとも四隅側が下方に突出する複数の脚部を有するとともに、
    前記複数の脚部が、前記基台の周辺部のうち対向する一対の平行辺部分に沿って延びつつ互いに対向する複数対の対向内壁面を有しており、
    前記蓋体には、前記基台が上方に重ねられたとき、前記対向内壁面のうち、対向する一対の一方側と他方側の特定の内壁面に係合する複数の凸部が設けられていることを特徴とする組み立て式コンテナ。
  2. 前記複数の脚部が、それぞれ、下方に開く凹形状をなすとともに、該凹形状を前記平行辺部分に沿う方向に分割するリブ部分を有しており、前記複数の脚部の平行なリブ部分が、前記複数対の対向内壁面の一方を構成していることを特徴とする請求項1に記載の組み立て式コンテナ。
  3. 前記複数の脚部は、前記四隅側の脚部を含む矩形形状の2つの対角線上に設けられ、
    前記凸部は、前記蓋体の上方に前記基台が重ねられたとき、前記2つの対角線のうちの少なくとも一方の対角線上に設けられた複数の脚部にそれぞれ対応する位置に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の組み立て式コンテナ。
  4. 前記凸部は、前記蓋体の上方に前記基台が重ねられたとき、前記対角線上に形成された複数の脚部のうちの最も離間した2つの脚部に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の組み立て式コンテナ。
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