JP3214452U - フォーマーにおける製品搬送箱詰め装置 - Google Patents

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徹 池田
大樹 田村
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Abstract

【課題】成形製品をコンベヤで搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して適正な搬送速度で整然と送り込み、搬送途中で冷却と付着油の洗浄を行い、省スペースでピッキングロボットによる製品の箱詰めを行うフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置を提供する。【解決手段】成形された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離してダイの並設方向に搬送する第1波型コンベヤ11と、コンベヤから製品を受け止め90度方向転換する90度ターンコンベヤ12と、方向転換された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して搬送する第2波型コンベヤ13と、第2波型コンベヤの中間部位置に受けられる洗浄槽16と、第2波型コンベヤの最終端位置に受けられるピッキングロボット19と、第2波型コンベヤの後方位置でその搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きに設けられる段積ユニット20と、を備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、ダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションによってブランクを粗から精に段階的に圧造成形するフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置に関する。詳しくは、成形された最終成形品(以下製品という)の排出時に該製品に打痕が入るのを防止しながら搬送し整然と箱詰めするフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置に関するものである。
従来、ボルトやナット、或いはその他の各種パーツ類を粗から精に段階的に圧造成形する多段式のフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置として、たとえば実用新案登録第3208161号公報に示されているように、最終段の圧造ステーションの最終ダイから排出された製品をパンチが干渉しない位置まで移送する製品移送チャックと、製品移送チャックから開放落下された製品をその直下において搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの並設方向に搬送する第1波型コンベヤと、第1波型コンベヤから排出される製品を一個ずつ分離して受け止め90度方向転換する90度ターンコンベヤと、90度ターンコンベヤにより90度方向転換された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの前後方向に搬送する第2波型コンベヤと、第2波型コンベヤの搬送方向中間部位置に、第2波型コンベヤと共に製品の液槽内への通過を許して製品の冷却と同時に製品の油落としと錆止めを行なう洗浄槽と、第2波型コンベヤの搬送方向終端部位置に洗浄された製品の箱詰めを行うためのピッキングロボットと、を備えたものが知られている。
つまり、この製品搬送箱詰め装置では、フォーマーに第1波型コンベヤ、90度ターンコンベヤ、第2波型コンベヤを組み合わせた構成とし、かつ、これらを適正に速度制御することにより、第1波型コンベヤにて打痕が付くことなくかつその搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取った製品を、90度ターンコンベヤにて正確に90度方向転換させて第2波型コンベヤにその搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して適正な搬送速度で整然と送り込めるようにし、その2番目のコンベヤによる製品の搬送途中で製品の冷却と同時に製品に付着した油落としや錆止めなどの洗浄を行い、そのうえで2番目のコンベヤにより搬送姿勢がほとんど変わらない状態で搬送される製品を2番目のコンベヤの搬送方向終端部に設けられたピッキングロボットにより収納箱に箱詰めすることができるようになされている。
実用新案登録第3208161号公報
ところで、上記した直線コンベヤを備えた製品搬送箱詰め装置あっては、第2波型コンベヤの搬送方向終端部位置にピッキングロボットを設けて、該ロボットにより洗浄された製品を収納箱にピッキング箱詰めする際、第2波型コンベヤの一側方に特別に収納箱移送用コンベアを第2波型コンベヤと2連平行状に配設した構成となっている。つまり、収納箱移送用コンベアを第2波型コンベヤの中間部から終端部にわたって2連平行状に沿わせて配設し、収納箱移送用コンベアを第2波型コンベヤの搬送動作に適宜関連させて間欠的に動作することにより、収納箱移送用コンベアの始端側位置で空の収納箱を収納箱移送用コンベアに載せる載置位置と、収納箱移送用コンベアの中間位置で箱詰めを行う箱詰め位置と、収納箱移送用コンベアの終端側で箱詰めされた収納箱を取り出す取出位置と、に順次移送する構成となっている。そのため、収納箱移送用コンベアの機構が非常に複雑で大掛かりなものとなっている。しかも、第2波型コンベヤと収納箱移送用コンベアとが2連に並設される構成上、非常に大きな設置スペースを必要とする問題を有していた。
そこで本考案は、上記した問題を解決するため、第2波型コンベヤの一側方に平行状に並設される構造が複雑で大掛かりな収納箱移送用コンベアを不要にして、省スペース化を図ることができ、かつ、ピッキングロボットによる収納箱への製品の箱詰めが効率よく迅速容易に行うことができるフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置の提供を課題とする。
本考案は、ダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションによってブランクを粗から精に段階的に圧造成形するフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置であって、最終段の圧造ステーションの最終ダイから排出された製品をパンチが干渉しない位置まで移送する製品移送チャックと、製品移送チャックから開放落下された製品をその直下において搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの並設方向に搬送する第1波型コンベヤと、第1波型コンベヤから排出される製品を一個ずつ分離して受け止め90度方向転換する90度ターンコンベヤと、90度ターンコンベヤにより90度方向転換された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの前後方向に搬送する第2波型コンベヤと、第2波型コンベヤの搬送方向中間部位置に、第2波型コンベヤと共に製品の液槽内への通過を許して製品の冷却と同時に製品の油落としと錆止めを行なう洗浄槽と、第2波型コンベヤの搬送方向終端部位置に洗浄された製品を収納箱にピッキング箱詰めを行うためのピッキングロボットと、を備える一方、第2波型コンベヤの搬送方向最終端の後方位置に、上部に段積みされた空の収納箱を一つずつバラシながら製品載置位置に移動させる段バラシ機構を備えかつ下部に載置位置にて製品が箱詰めされた収納箱を下方移動させて段積みする段積み機構を備えた段積ユニットを2個設けると共に、これら段積ユニットを第2波型コンベヤの搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きで近接させて省スペースに配設したことを特徴とする。
以上のように本考案のフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置によれば、最終段の圧造ステーションの最終ダイから排出された製品を、1番目のコンベヤにて打痕が付くことなくかつその搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取ることができると共に、該製品を正確に90度方向転換させて2番目のコンベヤにその搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して適正な搬送速度で整然と送り込むことができ、その2番目のコンベヤによる製品の搬送途中で製品の冷却と同時に製品に付着した油落としや錆止めなどの洗浄を行い、そのうえで2番目のコンベヤにより搬送姿勢がほとんど変わらない状態で搬送される製品を2番目のコンベヤの搬送方向終端部に設けられたピッキングロボットにより収納箱に箱詰めすることができる。
しかも、ピッキングロボットにより収納箱に箱詰めするにあたって、特に、第2波型コンベヤの搬送方向最終端の後方位置に、上部に段積みされた空の収納箱を一つずつバラシながら製品載置位置に移動させる段バラシ機構を備えかつ下部に載置位置にて製品が箱詰めされた収納箱を下方移動させて段積みする段積み機構を備えた段積ユニットを2個設けると共に、これら段積ユニットを第2波型コンベヤの搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きで近接させて省スペースに配設したから、従来のように第2波型コンベヤの一側方に平行状に配設していた構造が複雑で大掛かりな収納箱移送用コンベアを不要にして省スペース化を図ることができ、その上、2個並列置きされた収納箱へのピッキングロボットによる製品の箱詰めが行なえるので、該ロボットによる製品の箱詰めがより効率よく迅速容易に行うことができる。
本考案に係るフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置の一部省略斜視図である。 同フォーマーにおけるダイブロック部分の一部省略正面図である。 同第1及び第2波型コンベヤの一部拡大平面図である。 同第1及び第2波型コンベヤの一部拡大側面図である。
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に示すように、本考案の製品搬送箱詰め装置10を備えたフォーマー1は、その機台2の所定位置にダイブロック3が備えられ、ダイブロック3に複数個のダイ4…4が一定の間隔で並設されている。一方、これらのダイ4…4と対向して進退動するラム(図示せず)の前面には上記ダイと同数のパンチ(図示せず)が配設されて、ラムの進退動によりダイ4…4とパンチとの間でブランクBが圧造成形される。その場合に、対向するダイ4…4とパンチとの一対ごとがそれぞれ圧造ステーションを構成するので、このフォーマー1の場合は複数個の圧造ステーションが設けられていることになり、ブランクBはこれらの鍛造ステーションを順次移送されながら粗から精に成形されて円柱状の製品Sが得られることになる。
また、ダイブロック3の上には、ダイブロック3に設けられたガイド部材(図示せず)に嵌合して支持フレーム5が摺動可能に取り付けられ、この支持フレーム5の一端には、パンチの進退方向と直交するダイ並設方向に所定のストロークで往復動する駆動ロッド6が連結されている。そして、この駆動ロッド6の移動に伴って支持フレーム5が、隣接するダイの間隔に等しい距離だけラムないしパンチが後退している間に一往復するようになされている。
さらに、支持フレーム5の前面部には、複数個のブランク移送用のトランスファーチャック7…7が取り付けられ、駆動ロッド6による支持フレーム5の往復動に伴って各チャック7…7がブランクBを掴んでダイ間にわたって移動するようになっている。
その場合、図2における最右手側のチャック7は製品移送用チャックであって、最終圧造ステーションにおいて成形され最終ダイ4から突き出された製品Sを掴んで、図2中鎖線で示したように最終圧造ステーションの外側方に移送し、この移送位置において製品Sを開放落下させたのち、再び最終圧造ステーションへ復帰するようになっている。そして、この製品移送用チャック7の製品開放位置下方には製品搬送箱詰め装置10の第1コンベア11の一部が配置されている。
次に、製品搬送箱詰め装置10について説明する。
図1及び図2に示すように、この製品搬送箱詰め装置10は、製品移送チャック7から開放落下された製品Sをその直下において搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部(ポケット)11a…11aを有しかつ製品をダイの並設方向に搬送する第1波型コンベヤ11と、第1波型コンベヤ11から排出される製品Sをそれぞれ一個ずつ分離して受け取る多数のポケットを有しかつ製品Sを90度方向転換する90度ターンコンベヤ12と、90度ターンコンベヤ12により90度方向転換された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部(ポケット)13a…13aを有しかつ製品Sをダイの前後方向に搬送する第2波型コンベヤ13と、を備えている。
第1及び第2波型コンベア11,13としては、両者共に図3及び図4に示すように各波型コンベヤ11,13上に製品Sをその搬送方向に対して直交状でかつ一個分ずつほぼ等間隔に分離した状態で搬送できる製品Sの自重による波型形成式のネットコンベヤを用いている。また、図2に示すように実施形態では、第1波型コンベヤ11は第2波型コンベヤ13よりも上方に配設され、その搬送方向終端側が少し下向きに傾斜している。
図1に示すように、90度ターンコンベヤ12は、上方側となる第1波型コンベア11の終端部と下方側となる第2波型コンベア13の始端部との上下方向中間位置に介装されると共に、両コンベヤ11,13に同期して駆動される一方、第1波型コンベヤ11と90度ターンコンベヤ12との間には、これら製品Sの乗り移り時の姿勢を正確に制御するための例えば羽根車などの第1ガイド部材14が設けられている。また、90度ターンコンベヤ12終端側と第2波型コンベヤ13との間にも90度ターンコンベヤ12及び上記両コンベヤ11,13と共に同期して駆動され製品Sの乗り移り時の姿勢を制御する例えば羽根車などの第2ガイド部材15が設けられている。
第1ガイド部材14と90度ターンコンベヤ12は、共に第1波型コンベア11と第2波型コンベア13の搬送動作に同調しながら一定角度ずつ間歇的に回転動作して、第1波型コンベア11の終端部から排出されて落下する製品Sを、第1ガイド部材14を介して90度ターンコンベヤ12のポケットにそれぞれ一個ずつ整然と落下させるようになっている。また、90度ターンコンベヤ12と第2ガイド部材15も、共に第1波型コンベア11と第2波型コンベア13との搬送動作に同調しながら一定角度ずつ間歇的に回転動作して90度ターンコンベヤ12内に受け止め保持された製品Sが該コンベヤ12の終端まで移動し、第2波型コンベア13の真上位置でかつ製品Sの向きが第2波型コンベア13の搬送方向と直交するよう方向転換されたとき、第2ガイド部材15が製品Sを押し出して第2波型コンベア13上の凹状受部13aに一個ずつ整然と落下させるようになっている。
このように第1波型コンベヤ11、90度ターンコンベヤ12、第2波型コンベヤ13を組み合わせ、かつこれらを速度制御することにより、第2波型コンベヤ13の搬送速度が第1波型コンベヤ11の搬送速度よりも速くなるといったことなく適正な搬送速度(たとえば同一速度)で整然と製品Sを搬送することができる。
また、第2波型コンベヤ13の長さ方向中間部位置には、第2波型コンベヤ13と共に製品Sの液槽内への通過を許して製品Sの冷却と同時に製品Sの油落としと錆止めを行なう洗浄槽16とエアーブロー17とが備なえられ、製品Sの搬送途中において製品Sの冷却と同時に製品Sに付着した伸線油や圧造油などの油落としや錆止めなど洗浄除去すると共に乾燥することが可能な構成となっている。
さらに、第2波型コンベヤ13の搬送方向終端部位置には、洗浄された製品Sを、収納箱18…18へ箱詰めを行うピッキングロボット19を備えている。なお、ピッキングロボット19は図示していないが、カメラで製品Sの搬送姿勢や位置を確認し、それによってピッキング動作を行う。その際の製品Sは第2波型コンベヤ13により姿勢及びその方向性が制御されて搬送されるのでカメラ認識が容易であり、チャックキングも容易に行える。このピッキングロボット19については、既知のものを用いているのでその詳細な構造の説明については省略する。
そして、本考案は、以上のように構成する製品搬送箱詰め装置において、第2波型コンベヤ13の搬送方向最終端の後方位置に、上部に段積みされた空の収納箱18を一つずつバラシながら製品載置位置に移動させる段バラシ機構20aを備えかつ下部に載置位置にて製品Sが箱詰めされた収納箱18を下方に移動させて段積みする段積み機構20bを備えた段積ユニット20を2個設けると共に、これら段積ユニット20,20を第2波型コンベヤ13の搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きで近接させて省スペースに配設したのである。
段積ユニット20,20の各上部段バラシ機構20a側には、段積みされた空の収納箱18を収容保持する第1収容部20cが設けられ、各下部段積み機構20b側には製品Sが箱詰めされた収納箱18を段積み状態で収容保持する第2収容部20dが設けられている。第1収容部20cにおける空の収納箱18が少なくなったときには第1収容部20cの例えば後部側に設けられる挿入部から纏めて補充され、第2収容部20dにおいて製品Sが箱詰めされかつ段積みされた収納箱18は、第2収容部20dの例えば後部側に設けられる取出部から纏めて取り出される。
次に、以上のように構成されたフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置の作用について説明する。
図1に示すように、最終圧造ステーションにおいて成形された最終ダイ4dから突き出された円柱状の製品Sは、製品移送用チャック7eによって把持され、その状態で最終圧造ステーションの外に移送される。そして、この移送位置において把持が開放されることにより、製品Sはその開放位置の直下方に位置する第1波型コンベヤ11の凹所受部11aに最終ダイ4から突き出された状態のまま、つまり製品Sの向きが第1波型コンベヤ11の搬送方向と直交状で一個ずつ分離して受け取られて打痕が付くことなく受け渡され、ダイの並設方向に搬送される。
そして、製品Sは第1波型コンベヤ13の終端部で第1ガイド部材14を介して90度ターンコンベヤ12のポケットにそれぞれ一個ずつ分離して受け止め保持される。この受け止め保持された製品Sは、90度ターンコンベヤ12の90度回転動作によって第2波型コンベヤ13の真上位置でかつ製品Sの向きが第2波型コンベヤ13の搬送方向と直交するよう90度方向転換されたとき、第2ガイド部材15を介して第2波型コンベヤ13の凹所受部13aに一個ずつ分離して受け取られて送り込まれる。そして、製品Sは、第2波型コンベヤ13によりその搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離したまま適正な搬送速度で整然と搬送される。これにより第2波型コンベヤ13により製品Sを洗浄槽16及びエアーブロー17を通過させるときにも、その搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離したまま適正な搬送速度で整然と通過させることができる。
その場合、洗浄槽16の洗浄液(図示せず)で製品Sの冷却と同時に製品Sに付着した油(たとえば伸線用の潤滑油や圧造油など)が落とされると共に錆止めなどが行なわれる。また、洗浄槽16を通過した第2波型コンベヤ12と製品Sには、洗浄槽16の後方位置上方に設けられたエアーブロー17の噴射ノズルからエアーが噴射され、製品Sに付着した洗浄液や異物が吹き飛ばされて除去されると共に乾燥化されたうえで第2波型コンベヤ13の搬送方向終端へと搬送される。
第2波型コンベヤ13の搬送方向終端部には、ピッキングロボット19が設けられ、また第2波型コンベヤ13の搬送方向最終端の後方位置には段積ユニット20,20が設けられているので、第2波型コンベヤ13により搬送姿勢がほとんど変わらない状態で搬送される製品Sをピッキングロボット19により段積ユニット20,20の各載置位置にセットされた収納箱18,18へ順次箱詰めが行われる。
その場合、特に、第2波型コンベヤ13の搬送方向最終端の後方位置に、上部に段積みされた空の収納箱18を一つずつバラシながら製品載置位置に移動させる段バラシ機構20aを備えかつ下部に載置位置にて製品Sが箱詰めされた収納箱18を下方に移動させて段積みする段積み機構20bを備えた段積ユニット20を2個設けると共に、これら段積ユニット20を第2波型コンベヤ13の搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きで近接させて省スペースに配設したので、従来のように第2波型コンベヤの一側方に平行状に配設していた構造が複雑で大掛かりな収納箱移送用コンベアを不要にでき、省スペース化を図ることができ、また、2個並列置きされた収納箱へのピッキングロボット19による製品Sの箱詰めが行なえるので、該ロボット19による製品Sの箱詰めがより効率よく迅速容易に行うことができる。
上記した実施の形態では、円柱形状の製品Sについて説明したけれども、円筒形状の製品や複雑な頭付軸形状の製品、その他形状の製品などについても幅広く適用することができる。
さらに、段積ユニット20,20を取り外し可能に設置しておけば、製品S形状や大きさ、個数などに応じて段積ユニット20,20に代えてたとえばコロコンなどに変更することができ、目的に応じた最適な箱詰め作業を行うことができるのでこのましい。
1 フォーマー
4 ダイ
10 製品搬送箱詰め装置
11 第1波型コンベヤ
11a 凹状受部
12 90度ターンコンベヤ
13 第2波型コンベヤ
13a 凹状受部
14 第1ガイド部材
15 第2ガイド部材
16 洗浄槽
19 ピッキングロボット
20 段積ユニット
20a 段バラシ機構
20b 段積み機構
S 製品

Claims (1)

  1. ダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションによってブランクを粗から精に段階的に圧造成形するフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置であって、最終段の圧造ステーションの最終ダイから排出された製品をパンチが干渉しない位置まで移送する製品移送チャックと、製品移送チャックから開放落下された製品をその直下において搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの並設方向に搬送する第1波型コンベヤと、第1波型コンベヤから排出される製品を一個ずつ分離して受け止め90度方向転換する90度ターンコンベヤと、90度ターンコンベヤにより90度方向転換された製品を搬送方向に対し直交状で一個ずつ分離して受け取る多数の凹状受部を有しかつ製品をダイの前後方向に搬送する第2波型コンベヤと、第2波型コンベヤの搬送方向中間部位置に、第2波型コンベヤと共に製品の液槽内への通過を許して製品の冷却と同時に製品の油落としと錆止めを行なう洗浄槽と、第2波型コンベヤの搬送方向終端部位置に洗浄された製品を収納箱にピッキング箱詰めを行うためのピッキングロボットと、を備える一方、第2波型コンベヤの搬送方向最終端の後方位置に、上部に段積みされた空の収納箱を一つずつバラシながら製品載置位置に移動させる段バラシ機構を備えかつ下部に載置位置にて製品が箱詰めされた収納箱を下方移動させて段積みする段積み機構を備えた段積ユニットを2個設けると共に、これら段積ユニットを第2波型コンベヤの搬送方向に対し直交する方向に2個並列置きで近接させて省スペースに配設したことを特徴とするフォーマーにおける製品搬送箱詰め装置。
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