JP3214352U - 等尺性収縮運動用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成の器具を用いて簡単な動作をするだけで効果的に首や肩のこり解消や予防をすることができる等尺性収縮運動用補助具を提供すること。【解決手段】 後頭部から側頭部を囲むように頭部に当接する湾曲部11Aと、湾曲部11Aの両側に連なる把持部11Bとを備えるフレキシブル管11からなり、把持部11Bを把持して湾曲部11Aにより頭部を挟み込むように変形させて使用することを特徴とする等尺性収縮運動用補助具10である。【選択図】図1

Description

本考案は等尺性収縮運動用補助具に関し、より詳細には肩や首のこり解消に効果的な等尺性収縮運動用補助具に関する。
近年、肩や首の筋肉が凝る、痛む等の所謂肩凝りの症状を訴える人が増えている。これは、パソコンの普及で無理な姿勢をし続けることが増えたことや、運動不足による筋力の低下、ストレスによる筋肉の連続的な収縮等が原因であるといわれている。
このような肩凝りを解消する際には、肩をたたいたり、もんだりする所謂マッサージが有効である。また、マッサージを行う際においては、素手で行うよりもマッサージ器具を用いることが効果的である。このようなマッサージ器具としては、例えば特許文献1に開示されている構成が知られている。特許文献1:特開平9−24078号公報に開示されている器具は、中央側に2個のボールが固定された棒体からなり、使用者は棒体の両端部を握ってボールを身体の所望部位に押し当ててマッサージをするものである。
特開平9−24078号公報
このようなマッサージ器具で首や肩の凝り部分を押圧すると気持ちが良く、その部位の血行も良くなる。しかしながら過度にマッサージをしてしまうと、所謂もみ返しが起きる。そこで、自ら筋肉を動かすことにより血流を良くして、首や肩の凝り解消や予防が行われているが、間違った姿勢でこれを行うと凝りや痛みの症状が増してしまうといった課題がある。
そこで、本考案は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成の器具を用いて簡単な動作をするだけで効果的に首や肩の凝り解消や予防をすることができる等尺性収縮運動用補助具を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するため次の構成を備える。すなわち、本考案は、本体が棒状または管状のフレキシブル材からなり、後頭部から側頭部を囲むように頭部に当接する湾曲部と、前記湾曲部の両側に連なる把持部とを備え、前記把持部を把持して前記湾曲部により前記頭部を挟み込むように変形させて使用することを特徴とする等尺性収縮運動用補助具である。これによれば、良好に首や肩の凝りの解消及び予防をすることのできる等尺性収縮運動用補助具を提供できる。
また、前記本体はクッション材により被覆されていることが好ましい。これにより、本体によって頭部を挟み込んでも頭部が痛むことがない。
前記クッション材は、前記本体の長手方向に沿って複数配設されていることが好ましい。これによれば本体へのクッション材の取り付けや交換が容易になると共に、本体の変形に合わせてクッション材の位置を移動させることができる。
前記本体はフレキシブル管であることが好ましい。これにより本体の手配が容易になる。
本考案の等尺性収縮運動用補助具の構成によれば、自ら筋肉に力を入れて首や肩の凝り解消や予防をする際に、適確な力を筋肉に作用させることができる。
本実施形態における等尺性収縮運動用補助具の斜視図である。 本実施形態における等尺性収縮運動用補助具を使用者の頭部に装着した状態を示す説明図である。 頭部を固定して首を傾げた状態を示す使用状態説明図である。 頭部を下げた状態で頭部を固定して首を傾げた状態を示す使用状態説明図である。
以下、本考案の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案による等尺性収縮運動用補助具10の斜視図である。等尺性収縮運動用補助具10の本体はフレキシブル材により形成された管状体である上水道用具のフレキシブル管11からなり、フレキシブル管11は全体が屈曲自在となっている。つまり、フレキシブル管11は大きな力を加えると屈曲し、力を放しても屈曲した状態が保持される。さらにフレキシブル管11は、小さな力を加えると撓み、この場合は力を放すと元の状態に戻る。本実施形態におけるフレキシブル管11は、長手方向(長さ方向)に直交する断面形状が円形で、全体の長さは60cm〜80cm程度である。このようなフレキシブル管11は、ステンレスや合成樹脂により形成されたものが好適である。
フレキシブル管11の元々の形状は直線状であるが、屈曲性や屈曲後の形状保持性を利用し、中間部分が円弧状をなし頭部に当接して頭部を固定する湾曲部11Aと、湾曲部11Aの両側に連なる所要長さ部分が湾曲部11Aの径外方向に互いに離反する把持部11Bと、を有する平面形状がひ字型に形成されている。
また、フレキシブル管11の外周は長手方向に沿ってクッション材12によって被覆されていることが好ましい。本実施形態においては筒状に形成されたクッション材12をフレキシブル管11の外周に沿って複数配設している。クッション材12は、フレキシブル管11の屈曲や撓みを阻止しないように伸縮性に富んでいることが好ましく、使用者20が自分の頭部を等尺性収縮運動用補助具10によって挟み込む際の頭部への当接性が良く、頭部が痛むことがないよう弾力性に富んでいることが好ましい。このようなクッション材12の材質としては、ウレタンゴムやウレタンスポンジ等が好適である。なお、把持部11Bの部分に装着するクッション材12には、把持部11Bを握る指がはまるような凹凸部を設けてもよい。
また、クッション材12はテープ体であってもよい。このようなテープ体からなるクッション材12としては、テニスラケット等のグリップ性を改善するためのグリップテープを用いることができる。クッション材12は、フレキシブル管11の全長にわたって配設されていなくてもよく、こめかみ部分等に選択的に配設するようにしてもよい。
本実施形態における等尺性収縮運動用補助具10の使用方法について説明する。使用者20は、予め直線状の等尺性収縮運動用補助具10を、屈曲自在であることを利用して平面形状ひ字型に曲折(変形)させる。図1に示されているように、ひ字型にするときは把持部11Bが湾曲部11Aよりも上方または下方に延伸していることが好ましい。
使用者20は図2に示されるように、等尺性収縮運動用補助具10の把持部11Bを頭部の前方において両手でそれぞれ把持し、湾曲部11Aの長手方向の中央部分が後頭部に当接するように位置決めし、湾曲部11Aが自身の両耳の上側部分の側頭部を通過するように等尺性収縮運動用補助具10を持って構える。続いて使用者20は、両手(両腕)で把持部11Bが互いに接近する方向へ力を加え、等尺性収縮運動用補助具10を内側へ撓ませるように変形させて湾曲部11Aによって後頭部から側頭部を囲って頭部を挟み込む。
次に使用者20は、手(腕)を動かさずに等尺性収縮運動用補助具10で自らの頭部を固定した状態を保ち、頭頂部を左肩側に、顎部を右肩側に突き出すようにして図3中の矢印A方向に首を傾げる姿勢をとる。また使用者は、図4に示すように頭を下げた状態(お辞儀をした状態)で同様に首を傾げる姿勢をとる。この状態で使用者20が等尺性収縮運動用補助具10を介して頭部を固定する手(腕)の力に抗して自身の頭頂部を左肩側(左側方)へ倒そうとすると、頭頂部は実際には倒れなくても、首から右肩にかけての筋肉に力が入ることになる。以上の動作を反対側である首から左肩側(左側方)にかけての筋肉に対しても同様に繰り返し行う。
また、使用者20は、等尺性収縮運動用補助具10を介して頭部を固定する手(腕)の力に抗して、頭部を回転させ横を向くように力を入れても良い。使用者20は実際には横を向く姿勢にはならないが、首から肩にかけての筋肉に力が入ることになる。これを左右に対して同様に繰り返し行う。
上記使用方法によれば、首や肩の凝りの原因である首から肩にかけての筋肉、つまり胸鎖乳突筋や僧帽筋に力が入ることになり、その部分の血流を良くし、さらには筋肉を強化して首や肩の凝り解消や予防をすることができる。また、頭部を固定するにあたって腕を高く挙げる必要がないので、首や肩の凝りを悪化させるような余計な力が入らず、首や肩の凝り解消に効果的な胸鎖乳突筋や僧帽筋の起始部を適確に作用させることができる。
以上の動作は等尺性収縮運動と称され、筋肉の延長や短縮等の長さの変化を与えずに一定の刺激を与えることによって筋肉の緊張を緩めるというものである(リズミックスタビリテーション)。このような等尺性収縮運動によれば、身体の軟部組織を圧迫しないため、痛みや二次的損傷の心配がない。また、使用者自らの運動であるため、力の入れ加減が容易であると共に極めて短時間のうちに筋肉の凝りや痛みの緩和が得られ、その緩和効果が長期にわたって継続する点において好都合である。
また、図2〜図4においては、等尺性収縮運動用補助具10の湾曲部11Aに対して把持部11Bを上方に延伸させるようにして用いているが、湾曲部11Aに対して把持部11Bを各々下方に延伸させるようにして用いれば、腕が上がらない使用者20であっても容易に等尺性収縮運動用補助具10の使用をすることができる。湾曲部11Aに対する把持部11Bの曲折向きや曲折角度は使用者20の自由に設定することができる。
このような等尺性収縮運動用補助具10は、簡単な構成であって携帯が可能であるから、場所を選ばず時間をかけずに思いついたときに使用することができ便利である。特に、パソコン仕事の合間や運転時間の合間等の所謂すき間時間で等尺性収縮運動用補助具10を使用すれば、長時間のパソコン使用やドライブによる首や肩の凝りの解消や予防に効果的である。また、首から肩にかけての筋肉の筋力を強化することができると共にその周辺にある星状神経節も強化することができる。これにより首の可動域の拡大や自律神経のバランスが整うといった効果を得ることもできる。
以上、本考案につき好適な実施形態に基づいて説明したが、本考案の技術的範囲はこの実施形態に限定されるものではなく、考案の範囲内で多くの改変を施すことができる。例えば以上の実施形態においては、等尺性収縮運動用補助具10の本体を管状体であるフレキシブル管11を用いた形態について説明しているが、等尺性収縮運動用補助具10の本体は適度な柔軟性を有する材料により形成された棒状体により形成することもできる。
また以上の実施形態においては、等尺性収縮運動用補助具10の本体に屈曲自在なフレキシブル管11を採用しているが、本体は屈曲自在でなくてもよい。すなわち、適度な可撓性を有する材料により形成されていれば、図1に示すような使用者20の後頭部から側頭部を囲うようにして頭部を挟み込むのに十分な大きさを有する平面ひ字型形状に予め形成されたものであってもよい。
10 等尺性収縮運動用補助具
11 フレキシブル管
11A 湾曲部
11B 把持部
12 クッション材
20 使用者

Claims (4)

  1. 本体が棒状または管状のフレキシブル材からなり、後頭部から側頭部を囲むように頭部に当接する湾曲部と、前記湾曲部の両側に連なる把持部とを備え、
    前記把持部を把持して前記湾曲部により前記頭部を挟み込むように変形させて使用することを特徴とする等尺性収縮運動用補助具。
  2. 前記本体はクッション材により被覆されていることを特徴とする請求項1記載の等尺性収縮運動用補助具。
  3. 前記クッション材は、前記本体の長手方向に沿って複数配設されていることを特徴とする請求項2記載の等尺性収縮運動用補助具。
  4. 前記本体はフレキシブル管であることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の等尺性収縮運動用補助具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498218A (en) * 1994-08-10 1996-03-12 Proctor; Richard I. Neck exercising method
US5681248A (en) * 1996-07-26 1997-10-28 Vani; Robert J. Multi-purpose exercise device
JP2006280827A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Noriyuki Maruyama 健康器具

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