JP3214297U - 組子様相を呈している装飾板材。 - Google Patents
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Abstract
【課題】所望の装飾品又は家具又は建具を製作するとともに、既存の装飾品又は家具又は建具における劣化したパーツを取り替える複数の組子模様を呈している装飾板材を提供する。【解決手段】木質板状に形成してなる厚さ3〜10mmで、比重0.4以上で木目を40mm以下のものを持つ木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性板材である組子様相を呈している装飾板材1である。【選択図】図1
Description
本考案は、木質板状に形成した木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切削加工した装飾性板材である格子状組子様相を呈している装飾板材に関する。
一般に木材以外にNC切削技術を使用した製品としては、熱による影響を受けやすい熱可塑性樹脂系基材の上下面を熱による寸法安定性に優れた木質系基材で積層した材料を有するものである。熱可塑性樹脂系基材の上下の表面は木質系基材から構成されているため、表面の平滑性、耐湿性、耐腐食性に劣るものであり、この複合床材をリサイクルする際に接着剤を除去する作業が必要となる。従って、この複合床材は、加工には好ましいがリサイクルに適する材料ではなかった(特許文献1参照)。
従来より、化粧パネルとして、金属製、木製、プラスチック製又はセラミック製等多くの材質が使用されている。化粧パネルとは、特定の製品を示すものではなく、板状物質の表面に模様を持ち、優れた意匠性を有する一連の商品群を示すもので、具体的には、浴室や玄関先に使用されるタイル、建物の外壁あるいは内壁用材料、家具の外装材、各種飾り額、各種箱の飾り板、構造材料、家庭園芸用材料等に使用される。化粧パネルを製造する方式としては、製造コストの削減を優先視する大量生産方式が主流を占めており、消費者は、製造者が生産した限られた品種の中から自分が好きなものを選択していた。
木片とプラスチック片とを粉砕して混合すると共に熱圧縮することにより板状に形成してなる異素材混成板をNC加工により所望形状に切断することによって装飾品を形成するか、又は異素材混成板をNC加工により所定形状の外形に切断すると共に該異素材混成板にNC加工により所定形状の溝又はほぞを形成したパーツを形成し、各パーツの溝と溝とを組合せるか、又は溝とほぞとを組合せることによって、接着剤又は固定金具を使用せずに装飾品又は家具を形成することが提案されている(特許文献2参照)。
木材内部の透過性を向上させるために、木材へ多数の深い細孔を穿設するにおいて、直径の小さなドリルが欠損し難く、効率良く穿孔できる木材の穿孔方法として、ドリルを用いて木材に多数の細孔を穿設する木材の穿孔方法であって、ドリルの直径を1.0〜2.5mmとし、ドリルの突出長さHを、穿孔深さhとドリル直径dとの関係式によって定め、複数ある各ドリルを昇降可能にして、木材に抜け節がある抜け節を検知して、NC制御手段が抜け節に対応するドリルのみを下降させないように制御する方法を提案されている(特許文献3参照)。
木質感を保持したままNC工作機械を用いて3次元形状を容易に切削できる合成木質系化粧パネルと、少数の消費者の注文に応じてデザインを決定することができ、再現性のよい合成木質系化粧パネルの製造方法において、合成木質系化粧パネルは、2次元画像データを製作し、3次元彫刻像データに変換するデータ加工工程と、粒径を揃えた天然木材粉末及び合成樹脂を主成分とし、天然木材粉末を合成樹脂で結合させた彫刻基板部の表面に、NC工作機械を用いて切削加工を行い、3次元彫刻像データに基づいて3次元彫刻像を形成する切削工程と、彫刻基板部の少なくとも一部に有色塗装及び/又はめっきを施して合成木質系化粧パネルを製造する仕上げ工程とを有する方法が提案されている(特許文献4参照)。
建築用CADデータから生成したNC加工データの中からロット生産品を抜き取り効率よくNC加工機で建築木材を加工する方法として、NC加工データを第1の可搬記憶媒体に保存し、各ファイルを構造体として扱い、別に用意した新規構造体のポインタに構造体アドレスを代入することにより前記新規構造体を作成し、それを第2の可搬記憶媒体に保存し、NC加工データからロット生産品を除いたNC加工データを生成することにより非ロット生産品だけを製材NC加工装置で加工する構成としたものが提案されている(特許文献5参照)。
前記木材板材は、横幅300〜1000mm、縦幅500〜1000mmである形状の板材をもって、平面性を持つ板材料を使用して格子状組子様相を呈している装飾板材を提案しているものは存在していない
前記従来の化粧木製板材のパネルは、金属製パネルやセラミック製パネルに比べて切削が容易であるが、天然木材を使用した場合、木材の種類により堅さが異なり、また、同じ木材でも年輪や節の影響により部分的に堅さが変わるため、彫刻がしにくく、熟練を要する手技が中心の製造方法が採用されていた。このように熟練工の存在が3次元形状の仕上がり品質を決定することになり、機械による迅速な加工が困難で、また、少子高齢化が進んだ現在、安定した品質のものが得にくい状況になりつつあった。
さらに、天然木材を使用した場合、時間経過と共に腐る性質があり、長期使用のためには防腐処理が必要とされるが、表面のみにしか防腐処理が届かず、限定的な効果しか期待できない場合が多かった。また、この化粧木製板材の組子パネルにおける切削加工を、個人の消費者を対象とした少量生産方式の製造方法に適用した場合、以下の問題があった。パネル寸法、色、図柄、表面仕上げ、生産量等を消費者が指定することが困難であった。複数の組子模様を呈している装飾板材を用いて、所望の装飾品又は家具又は建具を製作するとともに、既存の装飾品又は家具又は建具における劣化したパーツを取り替えることによって装飾品又は家具、又は建具を再生させることが期待されている。
格子状組子様相を呈している装飾板材を製作する前の製品イメージの確認ができずに、家具、建具に使用する場合には、仕様決定までに多大な時間と労力を費やすことになる。また、格子の組子は手作業によって生産を行うので非常に製造コストの高い製品になり、さらに、製品を再生産する場合の再現性が乏しいという問題もあった。本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、木質感を保持したままNC工作機械を用いて組子模様を呈した3次元形状を容易に切削できる合成木質系化粧板材と、少数の消費者の注文に応じてデザインを決定することができ、再現性のよく組子様相を呈している装飾板材を提供することを目的とする。
木材に同じ面積で切削して断面欠損を生じさせるならば、格子組子として、太い(直径の大きい)孔よりも細い(直径の小さい)細孔の方が好ましい。各格子を切削する格子形状が小さければ、切削幅を増やすことができ、木材の全体に多数の格子を穿設することで、強度面や均質処理の面において不利になる。一方、多数の格子幅を多く穿設して、木材強度が著しく大きくすると、外観(意匠性)も悪化する。また、NC加工によって木材に格子状の孔を穿設する場合の課題の一つとして、スギ材やカラマツの板材で、早材・晩材部の密度差の大きい板材原料を、NC加工によって切削加工する場合、年輪の影響によって穿設位置によっては格子孔が変形し、剛性を高めるか、撓り易くすることが考えられる。
ここで、樹脂処理剤含浸用としては細い格子を使用しているため、ドリルの欠損を防ぐために剛性に着目しており、格子幅と切り抜きとの関係については特に考慮していない。格子の幅を大きくすれば剛性は高まるが、反面、これによる切り抜き幅も大きくなるので、上記の問題が生じてしまう。
木質板状に形成してなる厚さ3〜15mmで、比重0.4以上で木目を40mm以下のものを持つ木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性板材である組子様相を呈している装飾板材である。
前記木材板材は、横幅300〜1000mm、縦幅500〜1000mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さになっているヒノキ、モミ、ブナ、クスノキ、チーク、カエデ、トドマツ、ケヤキ、アスナロ、ツガ、サクラ、ベイヒバ、アガチスから選ばれた材料である。
前記NC加工は、CAD/CAMでメインプロセッサとポストプロセッサを備え、格子組子模様の形状からなる装飾板の3次元モデルを構成するとともに、種々の格子組子模様の単体加工図データをメインプロセッサで生成し、生成された組子模様の単体加工図データからNC加工機に対応したNCデータをポストプロセッサで処理する装飾板の3次元モデルの構成体をNCでの切削加工するにあたって、構成体である組子様相の単体を3次元モデルに沿って配列したデータを保存し、そのデータの種々の組み合わせ構成模様を基に前記木材板材の表面の全体部分にNC加工の切削操作を行い、さらに切削加工した表面を研磨具によって研磨して平面平滑にする。
格子組子様相の単体は、曲り模様、並びに幾何学模様であって、曲り模様として、15〜360°の角度の屈曲させた組子形態である花の花びら様、半円様、三日月様、鱗様、蜂巣様、輪様、鎖様で、また幾何学模様として、麻の葉(真金、又は桐)模様、胡麻殻(亀甲)模様、桜(亀甲)模様、植江模様、紗綾形崩し模様、井筒割菱模様、割菱つなぎ模様、三重菱模様、青海波模様、七宝模様の中から選ばれた1〜6種類で、格子組子様相の格子は厚さ3〜10mm、幅3〜10mmにして、曲り模様、並びに幾何学模様の組子形態様相を主体に構成されている。
前記木材板材は、NC切削加工後の格子部の劣化性、破損性を防ぐために、木質加工により木材の内部に樹脂成分を注入したり、或いは当該木材の平滑表面に15〜50μmの透明な樹脂フイルムを接着させている。
複数の組子模様を呈している装飾板材を用いて、所望の装飾品又は家具又は建具を製作するとともに、既存の装飾品又は家具又は建具における劣化したパーツを取り替えることによって装飾品又は家具、又は建具を再生させる。
木材に同じ面積で切削して断面欠損を生じさせるならば、格子組子として、太い(直径の大きい)孔よりも細い(直径の小さい)細孔の方が好ましい。各格子を切削する格子形状が小さければ、切削幅を増やすことができ、木材の全体に多数の格子を穿設することで、強度面や均質処理の面において不利になる。多数の格子幅を多く穿設して、木材強度が著しく大きくすると、意匠性外観も悪化する。
本考案は、木質板状に形成した木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切削加工した装飾性板材である格子状組子様相を呈している装飾板材として、この木質板材をNC加工により意匠性切削することによって、格子組子模様を持つ装飾品又は家具、建材に使用するパーツを形成するものである。
格子の組子は手作業によって生産を行うので非常に製造コストの高い製品になり、さらに、製品を再生産する場合の再現性が乏しいという問題もあった。本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、木質感を保持したままNC工作機械を用いて組子模様を呈した3次元形状を容易に切削できる木質系化粧板材と、少数の消費者の注文に応じてデザインを決定することができ、再現性のよく組子様相を呈している装飾板材を提供できる。
しかも、NC加工による格子切削は、高精度な切断を可能とするため、異素材混成板にNC加工により切断した溝と溝の組合せ又は溝とほぞの組合せによって家具を形成することが可能となる。このため、接着剤又は固定金具を使用することなく堅固に組み立てることが可能となり、また化粧板材を分解した状態で保管、販売又は運搬等を行うことができ、便利な家具を形成することが可能となる。複数のパーツからなる装飾品又は家具において、劣化したパーツを取り替えることにより、装飾品又は家具の再生を行うことが可能となる。また、装飾品又は家具等を構成するパーツをセットで販売するほか、このパーツを単体で販売することよってパーツの組み換えを可能とした家具を構成することも可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1は、組子様相を呈している装飾板材の斜視図で、図2は、組子様相を呈している装飾板材の平面の斜視図で、図3は、組子様相を呈している装飾板材を製作のNC切削加工の方法の図で、図4は、組子様相を呈している装飾板材の種々の組子様相の図で、図5、図6は、組子様相を呈している装飾板材を使用した状態を示した図である。
図1に示すように木質板状に形成してなる厚さ10mmで、比重0.41で木目を40mm以下のものを持つヒノキ板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性板材である組子様相を呈している装飾板材を製作した。
前記ヒノキ木材板材は、横幅400mm、縦幅800mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さであった。
前記ヒノキ木材板材は、横幅400mm、縦幅800mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さであった。
前記NC加工は、図3に示すようにCAD/CAMでメインプロセッサとポストプロセッサを備え、格子組子模様の形状からなる装飾板の3次元モデルを構成するとともに、種々の格子組子模様の単体加工図データをメインプロセッサで生成し、生成された組子模様の単体加工図データからNC加工機に対応したNCデータをポストプロセッサで処理する装飾板の3次元モデルの構成体をNCでの切削加工するにあたって、構成体である組子様相の単体を3次元モデルに沿って配列したデータを保存し、そのデータの種々の組み合わせ構成模様を基に前記木材板材の表面の全体部分にNC加工の切削操作を行った。
格子組子様相の単体は、曲り模様、並びに幾何学模様であって、曲り模様として、15〜360°の角度の屈曲させた組子形態である鱗様、蜂巣様、輪様、鎖様の4種類であって、格子組子様相の格子は厚さ10mm、幅3mmから10mmになっており、曲り模様、並びに幾何学模様を含む組子形態様相に構成された。
前記木材板材は、NC切削加工後の格子部の劣化性、破損性を防ぐために、木質加工によりヒノキ木材に厚さ10mmにして加工した。鱗様、蜂巣様、輪様、鎖様の組子模様を呈している装飾板材を種々に組み合わせて用いて、図5に示すような所望の建具を製作して、住宅に戸に使用した。
実施例1と同様に木質板状に形成してなる厚さ10mmで、比重0.62で木目を30mm以下のものを持つケヤキ木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性板材であることで様相を呈している装飾板材であった。
前記ケヤキ板材は、横幅500mm、縦幅900mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さケヤキ材料であった。
前記ケヤキ板材は、横幅500mm、縦幅900mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さケヤキ材料であった。
前記NC加工は、CAD/CAMでメインプロセッサとポストプロセッサを備え、格子組子模様の形状からなる装飾板の3次元モデルを構成するとともに、種々の格子組子模様の単体加工図データをメインプロセッサで生成し、生成された組子模様の単体加工図データからNC加工機に対応したNCデータをポストプロセッサで処理する装飾板の3次元モデルの構成体をNCでの切削加工するにあたって、構成体である組子様相の単体を3次元モデルに沿って配列したデータを保存し、そのデータの種々の組み合わせ構成模様を基に前記木材板材の表面の全体部分にNC加工の切削操作を行った。
格子組子様相の単体は、曲り模様、並びに幾何学模様であって、曲り模様として、180°、90°の角度の屈曲させた組子形態である鱗様、蜂巣様、輪様、鎖様の4種類で、格子組子様相の格子は厚さ10mm、幅3〜10mmにして、曲り模様、並びに幾何学模様の組子形態様相で構成された。
複数の組子模様を呈している装飾板材を用いて、所望の装飾品又は家具を製作するとともに、既存の家具における劣化したパーツを取り替えることによって家具にした。
図1に示すように木質板状に形成してなる厚さ10mmで、比重0.51で木目を40mm以下のものを持つツガ木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するために、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性板材である組子様相を呈している装飾板材にした。
前記木材板材は、横幅600mm、縦幅900mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さになっているツガの材料を使用した。
前記木材板材は、横幅600mm、縦幅900mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さになっているツガの材料を使用した。
前記NC加工は、CAD/CAMでメインプロセッサとポストプロセッサを備え、格子組子模様の形状からなる装飾板の3次元モデルを構成するとともに、種々の格子組子模様の単体加工図データをメインプロセッサで生成し、生成された組子模様の単体加工図データからNC加工機に対応したNCデータをポストプロセッサで処理する装飾板の3次元モデルの構成体をNCでの切削加工するにあたって、構成体である組子様相の単体を3次元モデルに沿って配列したデータを保存し、そのデータの種々の組み合わせ構成模様を基に前記木材板材の表面の全体部分にNC加工の切削操作を行った。
格子組子様相の単体は、曲り模様、並びに幾何学模様であって、曲り模様として、15〜360°の角度の屈曲させた組子形態である花の花びら様、半円様、三日月様、鎖様で、格子組子様相の格子は厚さ3〜10mm、幅3〜10mmにして、曲り模様、並びに幾何学模様の組子形態様相を主体に構成された。
前記木材板材は、NC切削加工後の格子部の劣化性、破損性を防ぐために、木材の平滑表面に15μmの透明な樹脂フイルムを接着させている。複数の組子模様を呈している装飾板材を用いて、所望の家具を使用された。
木材に同じ面積で切削して断面欠損を生じさせるならば、格子組子として、太い(直径の大きい)孔より細い(直径の小さい)細孔の方が好ましい。各格子を切削する格子形状が小さければ、切削幅を増やすことができ、木材の全体に多数の格子を穿設することで、強度面や均質処理の面において不利になる。多数の格子幅を多く穿設して、木材強度が著しく大きくした。
1.装飾板材
2.組子模様
3.格子
4.木質板材
5.NC
6.切削加工
7.枠板
8.フイルム
9.家具
10. 建具
11. 装飾具
2.組子模様
3.格子
4.木質板材
5.NC
6.切削加工
7.枠板
8.フイルム
9.家具
10. 建具
11. 装飾具
Claims (6)
- 木質板状に形成してなる厚さ3〜15mmで、比重0.4以上で木目の間隔を40mm以下のものを持つ木材板材を、装飾品又は家具又は建具に使用するに当たって、NC加工により所望の格子組子模様を持つ形状に切断、切削、彫込みした装飾性組子模様入り盤であることを特徴とする組子様相を呈している装飾板材。
- 前記木材板材は、横幅300〜1000mm、縦幅500〜1000mmであって、平面性を±0.5mm以内の面の粗さになっているヒノキ、モミ、ブナ、クスノキ、チーク、カエデ、トドマツ、ケヤキ、アスナロ、ツガ、サクラ、ベイヒバ、アガチスから選ばれた材料であることを特徴とする請求項1記載の組子様相を呈している装飾板材。
- 前記NC加工は、CAD/CAMでメインプロセッサとポストプロセッサを備え、格子組子模様の形状からなる装飾板の3次元モデルを構成するとともに、種々の格子組子模様の単体加工図データをメインプロセッサで生成し、生成された組子模様の単体加工図データからNC加工機に対応したNCデータをポストプロセッサで処理する装飾板の3次元モデルの構成体をNCでの切削加工するにあたって、構成体である組子様相の単体を3次元モデルに沿って配列したデータを保存し、そのデータの種々の組み合わせ構成模様を基に前記木材板材の表面の全体部分にNC加工の切削操作を行うことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の組子様相を呈している装飾板材。
- 格子組子様相の単体は、曲り模様、並びに幾何学模様であって、曲り模様として、15〜360°の角度の屈曲させた組子形態である花の花びら様、半円様、三日月様、鱗様、蜂巣様、輪様、鎖様で、また幾何学模様として、麻の葉(真金、又は桐)模様、胡麻殻(亀甲)模様、桜(亀甲)模様、植江模様、紗綾形崩し模様、井筒割菱模様、割菱つなぎ模様、三重菱模様、青海波模様、七宝模様の中から選ばれた1〜6種類で、格子組子様相の格子は厚さ3〜10mm、幅3〜10mmにして、曲り模様、並びに幾何学模様の組子形態様相を主体に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の組子様相を呈している装飾板材。
- 前記木材板材は、NC切削加工後の格子部の劣化性、破損性を防ぐために、木質加工により木材の内部に樹脂成分を注入したり、或いは当該木材の平滑表面に15〜50μmの透明な樹脂フイルムを接着させていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の組子様相を呈している装飾板材。
- 複数の組子模様を呈している装飾板材を用いて、所望の装飾品又は家具又は建具を製作するとともに、既存の装飾品又は家具又は建具における劣化したパーツを取り替えることによって装飾品又は家具、又は建具を再生させることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の組子様相を呈している装飾板材。
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JP2017003741U JP3214297U (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 組子様相を呈している装飾板材。 |
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JP2017003741U Expired - Fee Related JP3214297U (ja) | 2017-07-13 | 2017-07-13 | 組子様相を呈している装飾板材。 |
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2017
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