JP3213829U - 着脱が容易なフィルター - Google Patents

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匡人 久保出
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欣賢 谷
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【課題】空調用機器に簡便に取り付けることが可能なフィルターを提供する。【解決手段】濾材1と枠5からなるフィルターで枠5から濾材1が着脱自在であり、濾材1を折り曲げてプリーツ状にスペーサーで固定してあり、濾材1に用意された折り曲げ可能部位2はスペーサーの一部をプリーツの一つに沿って欠損させて作成されてあり、濾材1の枠5と接する面にシート状部材を貼り付けてある。枠5の濾材1を着脱する面は枠に気流が流入する面53か流出する面52であり、枠5は濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材1を保持するための立ち上がり51があり、山が出来る方向と垂直な方向の面には立ち上がりがない。この構成により濾材1を枠5から着脱する際には折り曲げ可能な部位2にて濾材1を折り曲げて着脱でき、フィルターとして使用する際には濾材1をまっすぐに略直方体状にすることができる。【選択図】図4

Description

本考案は空調機器に設置するフィルターで、濾材を枠から取り出して交換するフィルターに関する。
従来、ビルや工場等の空調機器に設置する中高性能フィルターは、濾材とこれを保持する枠からなる。枠と濾材を接着して一体化させたタイプや、枠から濾材のみを取り出して交換できるタイプ等がある。枠の材料には金属、木、紙等が使用される。また濾材としては、不織布をプリーツ状に折り曲げて空気に接する面積を増やしたものが使用される。プリーツ状に折られた濾材は、形状が崩れたりプリーツ同士がくっついたりすることを防止するため、プリーツと垂直方向に設けられたスペーサーにて形状を固定されることが多い。
特に、枠から濾材を取り出す事が出来るタイプは、汚れた濾材のみを交換し枠を繰り返し使用出来るので経済的である。枠と濾材との間に隙間を作らないという気密性と簡単に濾材を取り出すことができるという簡便性を両立させるため、様々な構造上の工夫がなされてきた(例えば、特許文献1参照)。これは枠の左右の横側板の内側にL字かぎ状のアングル部材を上下方向に取り付け、プリーツ状の濾材を上下方向に向けて上方から挿入する際に左右最端のプリーツをかぎ状のアングル部材とかみ合うようにしている。しかし、これでは交換の際に枠を取り出した上で枠上部を取り外さねばならず、交換が煩雑で枠の構造も複雑になってしまう。また、プリーツが形成された濾材と、プリーツのジグザグ形状の端部を固定する板状部材からなり、プリーツの両側端部にわたる中間部のみが板状部材に固定され、かつ、プリーツの両側端部が圧縮による枠の側板に対するシール機能を有してなることを特徴とするものもある(例えば、特許文献2参照)。しかし、この方法では着脱時にプリーツを力で圧縮する必要がある。このように、いずれの方法も素早くフィルターを着脱するには慣れが必要であり、簡便性に欠ける。
特開2002−224523号 公報 特許第5727879号 公報
枠から濾材のみを取り出して交換するタイプのフィルターにおいて、フィルターの気密性と濾材の交換の簡便性を両立した構造のものがないという問題があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたものであり、簡便に交換可能なフィルターを提供することを目的とする。
濾材1と枠5からなるフィルターであって、濾材1を折り曲げてプリーツ状に固定してあり、枠5から濾材1が着脱自在であり、濾材1に一か所または複数か所で折り曲げ可能な部位2が用意され、濾材1を枠5から着脱する際には折り曲げ可能な部位2にて濾材1を折り曲げて着脱し、フィルターとして使用する際には濾材1をまっすぐに略直方体状にすることを特徴とするフィルター。
前記濾材1は、スペーサー3にてプリーツ状に固定され、前記折り曲げ可能部位2はスペーサー3の一部をプリーツの一つに沿って欠損させて作成されていることを特徴とするフィルター。
前記濾材1は、枠5と接する四面のうちの全部または一部にシート状部材4を貼り付けて濾材1と枠5の気密性を高めていることを特徴とするフィルター。
前記枠5の前記濾材1を着脱する面は枠5に気流が流入する面か流出する面のどちらかであり、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材1を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて垂直な方向の面には立ち上がりがないことを特徴とするフィルター。
本考案のフィルターによれば、濾材1を折り曲げる事が出来るので、枠5に気流が流入する面53または流出する面52から濾材1を容易に着脱することが出来る。フィルターの使用時には濾材1をまっすぐに元に戻せば通常のフィルターと変わりなく性能を発揮する。
本考案のフィルターの濾材1はスペーサー3にてプリーツ状に固定され、折り曲げ可能部位2はスペーサー3の一部をプリーツの一つに沿って欠損させて作成されている構造を取ることが出来る。プリーツ状の濾材1をスペーサー3で固定することは頻繁に行われており、本考案の濾材1はスペーサー3の一部を欠損させるだけで作成できるので、本考案の濾材1は既存の生産ラインを利用して容易に製造することが出来る。
本考案のフィルターによれば、濾材1の枠5と接する面にはシート状部材4を貼ることが出来る。このシート状部材4は濾材1の形状を保持する役割を担うと同時に、枠5に濾材1を装着した際に枠5との隙間をなくし、気密性を上げる役割を担う。
本考案のフィルターに用いる枠5の濾材1を着脱する面は、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて垂直な方向の面には立ち上がりがない構造を取ることが出来る。この構造であれば、枠5に濾材1を摺動して入れることが出来る。この入れ方であれば、枠5を分解したり枠5に新たな部品を取り付けたりする必要が無く、濾材1の着脱が容易である。さらに、枠5の構造を簡易にすることが出来る。また、立ち上がり51によって濾材1が保持されるため、まっすぐに戻した濾材1がこの面から抜け落ちる事もない。
本考案に係る濾材を折り曲げたときの構成 本考案に係るフィルターの構成 本考案に係る枠を、濾材を装着する側から見た構成 本考案に係る濾材の枠への装着方法の一例の概略図 本考案に係る濾材をまっすぐに略直方体状にしたときの構成 本考案に係る濾材のスペーサーに櫛を使用した構成 本考案に係る濾材のスペーサーに接着剤を使用した構成
以下、本考案を実施するための形態について説明する。
本考案のフィルターは、濾材1と枠5からなる。濾材1としては、合成繊維やガラス繊維からなる不織布が好ましい。濾材1は図1のようにプリーツ状に形成され、スペーサー3にて形状を固定されている。スペーサー3としては、図6のように櫛状の樹脂や板紙等をプリーツと垂直方向に差して用いたり、図7のように接着剤をプリーツと垂直方向にビード状に塗布して用いたりすることが好ましい。プリーツ状に固められた濾材1は折り曲げ部位2が設けられている。濾材1は、保管時や枠5への装着時には図5のようにまっすぐに略直方体状にする。図1では折り曲げ部位2が一か所のみであるが、折り曲げ部位2が複数か所設けられていても良い。折り曲げ部位2は、スペーサー3の一部をプリーツの一つに沿って欠損させて作ることができる。この方法で、一つのプリーツを支点に濾材1を折り曲げる事が出来る。枠5への装着後には図2のように濾材1をまっすぐに略直方体状に元に戻す。さらに、この濾材1の周囲にはシート状部材4を貼ることが好ましい。このシート状部材4には、シート状の不織布やシート状のスポンジを用いることが好ましい。このシート状部材4を貼ることで、濾材1の形状を保ち、かつ濾材1を枠5に装着した際に枠5との隙間をなくし気密性を上げることが出来る。
本考案の枠5は、金属板もしくは木材で作ることが好ましい。図濾材1を着脱する面は枠に気流が流入する面53か流出する面52のどちらかであることが好ましい。図3のように、濾材1を着脱する面は、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて垂直な方向の面には立ち上がりがない構造を取ることが好ましい。立ち上がりが無い面ではシート状部材4を貼った濾材1が摺動して装着され、装着後は立ち上がり51があるので濾材1が枠5より抜け落ちることはない。枠5の濾材1を着脱しない面には、棒などで補強を入れても良い。
以上の構成に寄れば、図4のように濾材1を折り曲げ部位2で曲げ、枠5に着脱することが出来る。尚、図4では気流が流入する面53から濾材を着脱しているが、気流が流出する面52から濾材を着脱する構成に替えても、本考案の範囲内であることは言うまでもない。濾材1を曲げるだけなので、容易に濾材1を枠5から着脱することが出来る。
1 プリーツ状の濾材
2 折り曲げ可能部位
3 スペーサー
31 櫛型のスペーサー
32 接着剤を固めたスペーサー
4 シート状部材
5 枠
51 立ち上がり
52 枠に気流が流出する側
53 枠に気流が流入する側
前記枠5の前記濾材1を着脱する面は枠5に気流が流入する面か流出する面のどちらかであり、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材1を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて山が出来る方向と垂直な方向の面には立ち上がりがないことを特徴とするフィルター。
本考案のフィルターに用いる枠5の濾材1を着脱する面は、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて山が出来る方向と垂直な方向の面には立ち上がりがない構造を取ることが出来る。この構造であれば、枠5に濾材1を摺動して入れることが出来る。この入れ方であれば、枠5を分解したり枠5に新たな部品を取り付けたりする必要が無く、濾材1の着脱が容易である。さらに、枠5の構造を簡易にすることが出来る。また、立ち上がり51によって濾材1が保持されるため、まっすぐに戻した濾材1がこの面から抜け落ちる事もない。
本考案の枠5は、金属板もしくは木材で作ることが好ましい。図濾材1を着脱する面は枠に気流が流入する面53か流出する面52のどちらかであることが好ましい。図3のように、濾材1を着脱する面は、濾材1を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材を保持するための立ち上がり51があり、濾材1を折り曲げて山が出来 る方向と垂直な方向の面には立ち上がりがない構造を取ることが好ましい。立ち上がりが無い面ではシート状部材4を貼った濾材1が摺動して装着され、装着後は立ち上がり51があるので濾材1が枠5より抜け落ちることはない。枠5の濾材1を着脱しない面には、棒などで補強を入れても良い。

Claims (4)

  1. 濾材と枠からなるフィルターであって、濾材を折り曲げてプリーツ状に固定してあり、枠から濾材が着脱自在であり、濾材に一か所または複数か所で折り曲げ可能な部位が用意され、濾材を枠から着脱する際には折り曲げ可能な部位にて濾材を折り曲げて着脱し、フィルターとして使用する際には濾材をまっすぐに略直方体状にすることを特徴とするフィルター。
  2. 前記濾材は、スペーサーにてプリーツ状に固定され、前記折り曲げ可能部位はスペーサーの一部をプリーツの一つに沿って欠損させて作成されていることを特徴とする、請求項1に記載のフィルター。
  3. 前記濾材は、枠と接する四面のうちの全部または一部にシート状部材を貼り付けて濾材と枠の気密性を高めていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のフィルター。
  4. 前記枠の前記濾材を着脱する面は枠に気流が流入する面か流出する面のどちらかであり、濾材を着脱する際に折り曲げて山が出来る方向と平行な方向の面には濾材を保持するための立ち上がりがあり、濾材を折り曲げて垂直な方向の面には立ち上がりがないことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載のフィルター。
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