JP3213795U - 額縁 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷等による装飾面を有するシートを複数の態様で額装しうる額縁を提供する。【解決手段】複数の枠材10をフレーム状に組み合わせ、装飾面を有するシート30を額装するための額縁であって、枠材10の背面に、嵌合凹部12と嵌合凹部に嵌入する嵌入部材20からなり、シート30の周縁部を固定する固定機構が設けられ、複数の枠材10がフレーム状に組み合わさった状態で、シートが、固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から外面および正面を巻回してフレーム状の内側に向かうように額装される第1の額装態様と、シートが、固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から直接フレーム状の内側に向かうように額装される第2の額装態様とが、切り替え可能に構成されている。【選択図】図7

Description

本考案は、額縁に関するものである。
従来から、絵画や写真を額装するための額縁として、各種のものが提案されている。このような額縁に関する先行技術文献として、出願人は下記の特許文献1および2を把握している。
実開昭61−109361号公報 特開平9−252899号公報
〔特許文献1〕
上記特許文献1には、つぎの記載がある。
[実用新案登録請求の範囲]
長手方向に沿つて設けられたパネル挟持用の溝と、該溝に連設され且つ長手方向に沿つて設けられた膨出部とを有した熱可塑性樹脂よりなる額縁用枠材であり、上記溝は溝開口部の横幅が溝内部の横幅より狭く形成されて成り、且つ、上記膨出部は中空部を有して成ることを特徴とする額縁用枠材。
〔特許文献2〕
上記特許文献2には、つぎの記載がある。
[要約]
[課題]部品種数を削減することができる額縁を提供する。
[解決手段]額縁枠の外周縁部に布地張り部1を有するものである。また外周縁部に布地張り部1を有し、布地張り枠35の外周縁前側を当接する支持片36を内周縁部に有する額縁枠と、この額縁枠に取付けられて布地張り枠35を支持片36に押さえ固定する固定具50とを備えたものもある。
[0010]
枠片2aは、図1に示すように、布地張り部1と、継手連結部12と、被額縁部材固定部71とを有し、アルミニウム等の金属を押出し成形して形成している。布地張り部1は、外周縁部前端に設けられて布地9を支持する突条部4と、布地固定部5とを有する。突条部4は枠片2aの外周側が前方に突出するように前面を傾斜面に形成することによりその外周端に突条部4を形成している。布地固定部5は突条部4の後方に突条部4と平行に設けられて布地9を固定する布地固定具8の凹溝6と、この凹溝6の内側面に長手方向に延びるように形成した凹凸7とを有する。布地固定具8は釘やねじを含むピン等を用い、布地9を突条部4に張った状態で刺し通して凹溝6に打ち込みないしねじ込み、凹凸7により係止している。継手連結部12は縁枠片2aの中空部に仕切り部11を形成して継手3の嵌合空間を形成しその内面に長手方向に延びた突条10,10aを形成している。被額縁部材固定部71は額縁枠片2aの内周面の前端側に形成した係り部13と、内周面の後端側に形成されねじ孔15を設けた押さえ片14と、ねじ孔15に螺合して先端で被額縁部材16を係り部13に押圧するねじ17とを有する。押さえ片14はねじ孔15を形成できるようにたとえば3mm程度に厚く形成している。なお、30は額縁を壁面等に引掛取付けするための引掛具を取付ける引掛具取付用凹溝であり、内側面に凹凸7と同形状の凹凸を形成している。32は継手連結部12と同構造の継手連結部であり、共通部分に同一符号を付している。
最近は、大型のインクジェットプリンタが普及してきて、サイズの大きなシートに写真や絵画を印刷したものを安価に提供できるようになってきた。しかしながら、このような印刷による装飾面を有するシートを手軽に額装する額縁は、これまで市場に提供されていなかった。
上記特許文献1は、厚みのあるパネルを挟持することにより額装するものである。印刷による装飾面を有する大きなシートを額装しうるものではない。
上記特許文献2は、額縁枠の外周縁部に布地張り部1を有するものである。上記布地張り部1は、特許文献2において『布地張り部1は、外周縁部前端に設けられて布地9を支持する突条部4と、布地固定部5とを有する。突条部4は枠片2aの外周側が前方に突出するように前面を傾斜面に形成することによりその外周端に突条部4を形成している。布地固定部5は突条部4の後方に突条部4と平行に設けられて布地9を固定する布地固定具8の凹溝6と、この凹溝6の内側面に長手方向に延びるように形成した凹凸7とを有する。布地固定具8は釘やねじを含むピン等を用い、布地9を突条部4に張った状態で刺し通して凹溝6に打ち込みないしねじ込み、凹凸7により係止している。』と記載されていることからわかるように、極めて構造が複雑である。しかも上記布地張り部1は額縁枠の外周縁部に設けられていて、額縁を飾った時に見える位置であり、外観的に見苦しいという問題がある。さらに、布地張り部1に布地を張ると、額縁自体は布に隠れてしまうため、フレームを見せて飾りたいというニーズには応えられない。
本考案は、上記課題を解決するため、つぎの目的をもってなされた。
印刷等による装飾面を有するシートを複数の態様で額装しうる額縁を提供する。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の額縁は、つぎの構成を採用した。
複数の枠材をフレーム状に組み合わせ、装飾面を有するシートを額装するための額縁であって、
上記枠材の背面に、上記シートの周縁部を固定する固定機構が設けられ、
上記複数の枠材がフレーム状に組み合わさった状態で、
上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から外面および正面を巻回して上記フレーム状の内側に向かうように額装される第1の額装態様と、
上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から直接上記フレーム状の内側に向かうように額装される第2の額装態様とが、
切り替え可能に構成されている。
請求項2記載の額縁は、請求項1記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記固定機構は、
上記枠材に形成された嵌合凹部と、上記嵌合凹部に嵌入する嵌入部材とを有し、
上記嵌合凹部と上記嵌入部材の間に上記シートの周縁部を挟むことにより、上記シートの周縁部を固定する。
請求項3記載の額縁は、請求項2記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記嵌合凹部の底部には、複数の上記枠材をフレーム状に組み合わせるときに、上記枠材同士を接合するための接合金具を収容する収容空間が設けられている。
請求項4記載の額縁は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記枠材の背面には、上記固定機構よりも外面側に、壁掛け用のフック部が設けられている。
請求項1記載の額縁は、上記枠材の背面に、上記シートの周縁部を固定する固定機構が設けられている。上記複数の枠材がフレーム状に組み合わさった状態で、第1の額装態様と第2の額装態様を切り替え可能に構成されている。上記第1の額装態様は、上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から外面および正面を巻回して上記フレーム状の内側に向かうように額装される。上記第2の額装態様は、上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から直接上記フレーム状の内側に向かうように額装される。
このように、本発明の額縁は、印刷等による装飾面を有するシートを複数の態様で額装することができる。上記第1の額装態様では、枠材がシートに包まれて隠れてしまい、キャンバス画をそのまま壁掛けにするような見た目を演出することができる。上記第2の額装態様では、枠材によるフレームが露出し、フレームを見せた装飾を演出することができる。本発明によれば、たとえば大型のインクジェットプリンタで印刷したような、大型の装飾性のシートを手軽に額装することができる。また、ユーザーの好みに応じた額装を選ぶことができ、しかも構造はシンプルである。
請求項2記載の額縁は、上記固定機構が、上記枠材に形成された嵌合凹部と、上記嵌合凹部に嵌入する嵌入部材とを有する。上記シートの周縁部を固定するときは、上記嵌合凹部と上記嵌入部材の間に上記シートの周縁部を挟めばよい。このように構造はシンプルで取り扱いも容易である。
請求項3記載の額縁は、複数の上記枠材をフレーム状に組み合わせるときに、上記嵌合凹部の底部に設けられた収容空間に、上記枠材同士を接合するための接合金具を収容する。シンプルな構造で枠材同士を確実にフレーム状に組み合わせることができ、取り扱いも容易である。
請求項4記載の額縁は、上記枠材の背面における上記固定機構よりも外面側に、壁掛け用のフック部が設けられている。上記フック部を利用して額装したシートを壁掛けすることができる。このとき、上記固定機構の機能を損なわない。
本考案の一実施形態における額縁を説明する正面図である。 上記額縁の枠材を説明する図であり、(A)は正面図、(B)はその側面図、(C)は背面図、(D)はその側面図である。 上記枠材を説明する断面図である。 上記額縁の組み立て状態を説明する図であり、(A)は部分拡大背面図、(B)は断面図である。 上記額縁の組み立て状態を説明する斜視図である。 フック部を利用して壁掛けする状態を説明する断面図である。 上記額縁の使用状態であり、第1の額装態様を説明する図である。 上記第1の額装態様を説明する斜視図である。 上記額縁の使用状態であり、第2の額装態様を説明する図である。 上記第2の額装態様を説明する斜視図である。
以下、本考案の額縁の実施形態について詳細に説明する。
〔全体構造〕
図1は、本考案の一実施形態における額縁を示す図である。
この額縁は、複数の枠材10をフレーム状に組み合わせ、装飾面を有するシート30(図1には示していない)を額装するためのものである。
この例では、長短2種類の枠材10を4本組み合わせて長方形のフレーム状を形成している。したがって、各枠材10の両端は、正面から見て45°の傾斜状に切断してあって、各枠材10は、上記フレーム状の内側面が短く、外側面が長くなっている。
上記額縁の4つの角部、すなわち各枠材10の両端同士を突き合せた部分は、L字形の接合金具23で接合状態を保持するようになっている。
〔シート〕
上記シート30は、少なくとも一方の面に装飾面を有している。上記装飾面は、たとえばインクジェットプリンタにより、写真・絵画・イラストなどを印刷することにより形成することができる。上記シート30の材質は、樹脂,布,紙等を用いることができる。布や紙に樹脂フィルムをラミネートしたラミネート材や、これらを貼り合わせた複合材を用いることもできる。
〔枠材〕
図2は、上記枠材10を説明する図である。(A)は正面図、(B)はその側面図である。(C)は背面図、(D)はその側面図である。図2(A)(C)においては、長さ(図の左右方向)を省略して示した。
図3は、上記枠材10の断面図である。
上記枠材10は、異形断面の長尺状で、上述したように、両端が傾斜状に切断してある。図において、矢印Fは正面側、矢印Bは背面側、矢印Iはフレーム状の内側、矢印Oはフレーム状の外側である。
上記枠材10は、たとえばアルミニウムや樹脂の押し出し成型品を用いることができる。この場合、長尺状の原材を適当な長さに切断して用いることができる。その際に両端を、所定の角度で傾斜状に仕上げることができる。たとえば、上述したように両端を角度45°に切断すれば、4本の枠材10を方形のフレーム状に組み合わせた額縁とすることができる。あるいは、両端を角度60°に切断すれば、6本の枠材10を六角形のフレーム状に組み合わせた額縁とすることができる。
上記枠材10は、正面と外面と内面が、平坦面に形成されている。外面の幅より内面の幅が、少し狭くなるよう形成されている。上記枠材10は、背面の外面側に、断面が鉤状を呈する第1屈曲部41が形成されている。この第1屈曲部41は、先端が内側方向を向いていて、後述するフック部14として機能する。上記枠材10は、背面の内面側に、断面が鉤状を呈する第2屈曲部42が形成されている。この第2屈曲部42は、先端が外側方向を向いていて、後述する固定機構11の一部として機能する。
〔固定機構〕
上記枠材10の背面に、上記シート30の周縁部を固定する固定機構11が設けられている。上記固定機構11は、上記枠材10に形成された嵌合凹部12と、上記嵌合凹部12に嵌入する嵌入部材20とを有して構成されている。
〔嵌合凹部〕
上記嵌合凹部12は、上記枠材10の内面側の壁面と一体に設けられた、断面が角ばったC字状を呈する溝形部45の内部である。上記溝形部45は、背面側にスリット状の開口46を有している。上記開口46の内側の端縁に上述した第2屈曲部42が形成されている。上記開口46の外側の端縁には、上記第2屈曲部42と対向するように第3屈曲部43が形成されている。上記溝形部45の内面側と外面側の壁面には、内側向けの突条47が、互いに対向するように形成されている。
上記嵌合凹部12の底部には、複数の上記枠材10をフレーム状に組み合わせるときに、上記枠材10同士を接合するための接合金具23を収容する収容空間13が設けられている。上記収容空間13は、上記溝形部45における両突条47よりも正面側の空間である。
上記溝形部45の外側の壁と、枠材10の外側の壁とのあいだは、補強壁48で一体的に接続されている。これにより上記枠材10自体が補強され、ねじりや曲げ等の外力に対する剛性を確保している。
〔嵌入部材〕
上記嵌合凹部12には、上記嵌入部材20が嵌入する。上記嵌入部材20は、たとえば樹脂の押し出し成型品を適当な長さに切断して用いることができる。上記嵌入部材20の長さは、上記枠材10の長さの数分の1程度に設定することができる。ひとつの枠材10の嵌合凹部12に対し、数個の嵌入部材20を長手方向に並べて嵌入させることができる。
上記嵌入部材20は、この例では、溝形材の両開放端に外向きに突出する縁部51が形成されている。上記嵌入部材20は、上記溝形材の外幅が、上記嵌合凹部12の第2屈曲部42と第3屈曲部43の間に嵌るように形成されている。このとき、上記両縁部51が、第2屈曲部42と第3屈曲部43に当たって押し込み過ぎを防止する。
上記嵌入部材20の、溝形材の両外面に、長手方向に延びる突条52が形成されている。上記突条52は、上記嵌合凹部12と嵌入部材20のあいだにシート30を挟み込んだときに、嵌入部材20の抜け止めとして機能する。
〔接合金具〕
図4は、上記額縁の角部を示す拡大図である。(A)は背面図、(B)は断面図である。
図5は、各枠材10の両端同士を突き合せた部分を、L字形の接合金具23で接合状態を保持する状態を説明する分解斜視図である。
上記接合金具23には、L字形の各片部にそれぞれ2個のねじ穴25が形成されている。上記接合金具23は、L字形の各片部が上述した収容空間13に挿入される。その状態で、上記L字形の各片部に形成された各ねじ穴25に、無頭で六角穴付きの止めねじ24がねじ込まれる。これにより、上記止めねじ24の先端が収容空間13の底面(正面側の壁面である)に押し付けられ、上記接合金具23が両突条47に押し付けられる。このときの摩擦力によって、各枠材10の両端同士を突き合せた接合状態を保持し、額縁の角部形状が維持される。
〔フック部〕
図6は、フック部14を利用して壁掛けする状態を説明する断面図である。
上記枠材10の背面には、上記固定機構11よりも外面側に、壁掛け用のフック部14が設けられている。上記フック部14は、上記枠材10における背面の外面側に形成された第1屈曲部41が利用される。
たとえば、上部に曲折部16が設けられた掛け金具15を壁面17にねじ止めし、上記曲折部16に上記フック部14を引っ掛けることにより、額縁を壁に飾ることができる。
〔額装態様〕
図7は、第1の額装態様を示す断面図である。
図8は、上記第1の額装態様を示す斜視図である。
図9は、第2の額装態様を示す断面図である。
図10は、上記第2の額装態様を示す斜視図である。
本実施形態の額は、複数の枠材10をフレーム状に組み合わせ、装飾面を有するシート30を額装する。
この額装は、上述した嵌合凹部12と上記嵌入部材20の間に、上記シート30の周縁部を挟むことにより、上記シート30の周縁部を固定することにより行うことができる。
本実施形態では、上記複数の枠材10がフレーム状に組み合わさった状態で、第1の額装態様と第2の額装態様とが、切り替え可能に構成されている。
〔第1の額装態様〕
上記第1の額装態様は、上記シート30が、上記固定機構11に周縁部が固定され、枠材10の背面から外面および正面を巻回して上記フレーム状の内側に向かうように額装される。
フレーム状になった額縁の、正面および外面を上記シート30で包むようにして、上記シート30の周縁部を上記固定機構11に固定する。
〔第2の額装態様〕
上記第2の額装態様は、上記シート30が、上記固定機構11に周縁部が固定され、枠材10の背面から直接上記フレーム状の内側に向かうように額装される。
フレーム状になった額縁の正面および外面を露呈して、フレーム状の内側の領域に上記シート30を張るようにして、上記シート30の周縁部を上記固定機構11に固定する。
〔作用効果〕
上記実施形態の額縁は、上記枠材10の背面に、上記シート30の周縁部を固定する固定機構11が設けられている。上記複数の枠材10がフレーム状に組み合わさった状態で、第1の額装態様と第2の額装態様を切り替え可能に構成されている。上記第1の額装態様は、上記シート30が、上記固定機構11に周縁部が固定され、枠材10の背面から外面および正面を巻回して上記フレーム状の内側に向かうように額装される。上記第2の額装態様は、上記シート30が、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材10の背面から直接上記フレーム状の内側に向かうように額装される。
このように本実施形態では、印刷等による装飾面を有するシート30を複数の態様で額装することができる。上記第1の額装態様では、枠材10がシート30に包まれて隠れてしまい、キャンバス画をそのまま壁掛けにするような見た目を演出することができる。上記第2の額装態様では、枠材10によるフレームが露出し、フレームを見せた装飾を演出することができる。本実施形態によれば、たとえば大型のインクジェットプリンタで印刷したような、大型の装飾性のシート30を手軽に額装することができる。また、ユーザーの好みに応じた額装を選ぶことができ、しかも構造はシンプルである。
上記実施形態の額縁は、上記固定機構11が、上記枠材10に形成された嵌合凹部12と、上記嵌合凹部12に嵌入する嵌入部材20とを有する。上記シート30の周縁部を固定するときは、上記嵌合凹部12と上記嵌入部材20の間に上記シート30の周縁部を挟めばよい。このように構造はシンプルで取り扱いも容易である。
上記実施形態の額縁は、複数の上記枠材10をフレーム状に組み合わせるときに、上記嵌合凹部12の底部に設けられた収容空間13に、上記枠材10同士を接合するための接合金具23を収容する。シンプルな構造で枠材10同士を確実にフレーム状に組み合わせることができ、取り扱いも容易である。
上記実施形態の額縁は、上記枠材10の背面における上記固定機構11よりも外面側に、壁掛け用のフック部14が設けられている。上記フック部14を利用して額装したシート30を壁掛けすることができる。このとき、上記固定機構11の機能を損なわない。
〔変形例〕
以上は本考案の特に好ましい実施形態について説明したが、本考案は図示の実施形態に限定する趣旨ではない。本考案は、上述した以外の各種の態様に変形して実施することができ、上述した以外の各種の変形例を包含する趣旨である。
10:枠材
11:固定機構
12:嵌合凹部
13:収容空間
14:フック部
15:掛け金具
16:曲折部
17:壁面
20:嵌入部材
23:接合金具
24:止めねじ
25:ねじ穴
30:シート
41:第1屈曲部
42:第2屈曲部
43:第3屈曲部
45:溝形部
46:開口
47:突条
48:補強壁
51:縁部
52:突条

Claims (4)

  1. 複数の枠材をフレーム状に組み合わせ、装飾面を有するシートを額装するための額縁であって、
    上記枠材の背面に、上記シートの周縁部を固定する固定機構が設けられ、
    上記複数の枠材がフレーム状に組み合わさった状態で、
    上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から外面および正面を巻回して上記フレーム状の内側に向かうように額装される第1の額装態様と、
    上記シートが、上記固定機構に周縁部が固定され、枠材の背面から直接上記フレーム状の内側に向かうように額装される第2の額装態様とが、
    切り替え可能に構成されている
    ことを特徴とする額縁。
  2. 上記固定機構は、
    上記枠材に形成された嵌合凹部と、上記嵌合凹部に嵌入する嵌入部材とを有し、
    上記嵌合凹部と上記嵌入部材の間に上記シートの周縁部を挟むことにより、上記シートの周縁部を固定する
    請求項1記載の額縁。
  3. 上記嵌合凹部の底部には、複数の上記枠材をフレーム状に組み合わせるときに、上記枠材同士を接合するための接合金具を収容する収容空間が設けられている
    請求項2記載の額縁。
  4. 上記枠材の背面には、上記固定機構よりも外面側に、壁掛け用のフック部が設けられている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の額縁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102555365B1 (ko) * 2023-01-18 2023-07-12 김기범 알루미늄 캔버스프레임의 캔버스지 고정장치

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