JP3213423B2 - 熱線感知式自動スイッチ - Google Patents

熱線感知式自動スイッチ

Info

Publication number
JP3213423B2
JP3213423B2 JP2503193A JP2503193A JP3213423B2 JP 3213423 B2 JP3213423 B2 JP 3213423B2 JP 2503193 A JP2503193 A JP 2503193A JP 2503193 A JP2503193 A JP 2503193A JP 3213423 B2 JP3213423 B2 JP 3213423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation indicator
light
illuminance sensor
heat ray
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2503193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06243355A (ja
Inventor
達也 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2503193A priority Critical patent/JP3213423B2/ja
Publication of JPH06243355A publication Critical patent/JPH06243355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3213423B2 publication Critical patent/JP3213423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体から放射される熱
線を検知することによって、照明負荷のような負荷を自
動的にオン・オフ制御する熱線感知式自動スイッチに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の熱線感知式自動スイ
ッチとして、人体から放射される熱線を検知する焦電素
子などの熱線センサと、熱線センサによって熱線が検知
されると人の存否に応じた2値出力を発生する信号処理
部と、信号処理部からの2値出力に応答してオン・オフ
されるリレー等の接点を有する出力部とを備えたものが
提供されている。接点は照明負荷のような負荷への給電
路に挿入され、熱線センサの検知領域内の人の存否に対
応して負荷を自動的にオン・オフさせるようになってい
る。
【0003】ところで、室内への人の出入りに応じて照
明負荷を点灯・消灯させることを主目的として熱線感知
式自動スイッチを用いる場合には、周囲が明るければ照
明負荷を点灯させる必要がないから、周囲照度を検出す
る照度センサを設け、照度センサで検出した周囲照度が
所定値以下のときにのみ信号処理部での検出結果を有効
にする構成が考えられている。また、人の存否に対応し
た動作が行われているか否かを視認できるように、信号
処理部の2値出力に応答して点灯・消灯する動作表示灯
も設けられている。
【0004】これらの照度センサや動作表示灯は、それ
ぞれケースの前面に露出するように配置されているのが
現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、照度センサ
と動作表示灯とがそれぞれケースの前面に露出する上記
構成では、照度センサと動作表示灯との2部材がケース
の前面に露出することになって外観を損なうという問題
があり、また照度センサや動作表示灯の形状によって外
観形状の一部が決まってしまうから外観設計の自由度が
低いという問題がある。さらに、照度センサや動作表示
灯の取付位置はケースの外観設計に応じて制約されるこ
とになり、回路基板上での配置位置の自由度が少ないと
いう問題がある。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、照度センサおよび動作表示灯に関して、外観
設計および回路基板上での配置設計の自由度を従来より
も大きくした熱線感知式自動スイッチを提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、造営面に固定されるケースに
収納され検知領域内の人体から放射される熱線を検知す
る熱線センサと、ケースに収納され周囲照度を検出する
照度センサと、熱線センサの出力に基づいて検知領域内
の人の存否に対応する2値出力を発生する信号処理部
と、上記2値出力に対応して点灯・消灯する動作表示灯
と、照度センサにより検出される周囲照度が所定値以下
であると2値出力に対応して負荷への給電路に挿入され
る接点を開閉し周囲照度が所定値を越えると接点の開閉
を停止する出力部と、照度センサへの光の入射経路と動
作表示灯からの光の出射経路とに共用され一端面がケー
スの前面に露出するライトガイドとを具備しているので
ある。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、照度センサおよび動作表示灯は光軸が略平行にな
るように配設され、ライトガイドは、照度センサおよび
動作表示灯の光軸に沿う平板状に形成されるとともに、
照度センサおよび動作表示灯との対向面が平面であって
ケースの前面に露出する部位に凸曲面のレンズ部を有し
ている。
【0009】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、照度センサおよび動作表示灯は光軸が略平行にな
るように配設され、ライトガイドは照度センサおよび動
作表示灯の光軸を含む面内で略L形に屈曲した断面形状
に形成され、ケースの前面に露出するライトガイドの縦
片の先端部には凸曲面のレンズ部が形成され、ライトガ
イドの横片の先端部には縦片に沿う方向からの外部の光
束を横片に沿う方向に変向させて横片に導入する反射部
が形成され、ライトガイドの縦片と横片との接続部には
横片に沿う方向の光束を縦片に沿う方向に変向させると
ともに縦片内の光束の一部を外部に取り出すビームスプ
リット部が形成され、照度センサはビームスプリット部
に対応する位置に配設され、動作表示灯は反射部に対応
する位置に配設されている。
【0010】
【作用】請求項1の発明の構成によれば、照度センサへ
の光の入射経路と動作表示灯からの光の出射経路とに共
用されるライトガイドを設け、ライトガイドの一端面を
ケースの前面に露出させているので、ライトガイドを通
して照度センサへの外光が入射されるとともに動作表示
灯からの光を外部に出射することができるのであって、
照度センサや動作表示灯の形状にかかわらずライトガイ
ドにおいてケースの前面に露出する部位の形状を自由に
設計することができ、外観設計の自由度が大きくなる。
とくに、ライトガイドは照度センサと動作表示灯とによ
り共用されているから、ケースの外部への露出部位は1
箇所のみになり、2箇所に露出部位を持つ従来構成に比
較してケースの外観が向上する。しかも、照度センサや
動作表示灯の回路基板上の配置位置はライトガイドの形
状に応じて変更することができ、回路基板上での部品の
配置位置についても設計の自由度が大きくなるのであ
る。
【0011】請求項2および請求項3の発明の構成は、
ライトガイドの望ましい実施態様であって、請求項2の
発明の構成では、平板状のライトガイドを用いてケース
の前面に露出する部位に凸曲面となったレンズ部を設け
ているから、ライトガイドに外部から入射する光束をレ
ンズ部で収束させることになって照度センサに広い範囲
の外光を導入することができるのであり、かつライトガ
イドから出射する光束をレンズ部で拡散させて動作表示
灯の点灯・消灯を広い範囲で視認することが可能にな
る。
【0012】請求項3の発明の構成では、請求項2の発
明の構成と同様に、レンズ部によって照度センサに導入
する外光の集光範囲が広がるとともに動作表示灯の点灯
・消灯の視認範囲が広くなることに加えて、ライトガイ
ドが略L形であって反射部やビームスプリット部を備え
ていることによって、照度センサと動作表示灯とを離れ
た位置に配置でき、照度センサと動作表示灯との配置位
置の設計の自由度がさらに高くなるのである。
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1に全体構成を示す。焦電素子よりなる
熱線センサの出力に基づいて設定された検知領域内での
人体の存否を判定する信号処理部や、信号処理部の出力
に基づいて接点を開閉するリレー等のスイッチ要素が実
装された回路基板2はケース1の中に収納される。ケー
ス1は、略円板状のフランジ13を有するベース12の
中央部に、下面開口したカバー11を結合して形成され
る。カバー11はベース12に螺合するタッピンねじよ
りなる組立ねじ18によってベース12に結合される。
ここにおいて、回路基板2はタッピンねじよりなる固定
ねじ47によってベース12に固定される。カバー11
の上部に突設した端子台14には、電源の一端に接続さ
れる電源端子、負荷の一端に接続される負荷端子、電源
および負荷の他端に接続される共通端子を構成する速結
端子(図示せず)が収納され、カバー11の上面には各
速結端子に電線を挿入するための複数個の電線挿入口1
5が開口している。速結端子は、電線挿入口15から挿
入された電線を端子板と板ばねである鎖錠ばねとの間に
挟持することによって、機械的かつ電気的な結合を行う
端子である。また、各端子板に対して2本の電線を挟持
できるように鎖錠ばねに独立したばね片を設け、各端子
板について電線挿入口15を2個ずつ設けることによっ
て、各端子に接続部を2個ずつ設けた構造になってい
る。
【0014】カバー11の上部に突設した端子台14に
は、端子カバー20が着脱自在に取着される。端子カバ
ー20は端子台14の上面を全面に亙って覆うのであっ
て、電線挿入口15を閉塞することによってカバー11
の内部に異物(とくに水)が入るのを防止しているので
ある。端子カバー20は端子台14に螺合するカバーね
じ21によって端子台14に結合される。
【0015】ベース12の中央部には円形の露出窓16
が形成され、露出窓16には、球状に形成された可動体
40がケース1に対して角度調節できるように装着され
ている。可動体40には熱線センサなどを実装した回路
基板が納装される。可動体40の下半分には熱線センサ
への熱線を集光する透過部としてのフレネルレンズより
なる受光レンズ42が設けられる。すなわち、可動体4
0は半球状の可動体本体41と、可動体本体41の下面
に結合された半球状の受光レンズ42とを結合して構成
される。受光レンズ42は多数のレンズ領域の集合体で
あって、方向に応じて熱線センサの集光量に変化を持た
せることによって、熱源の微小移動を熱線の変化として
検出できるように構成されている。可動体本体41の外
周面の中心には位置規制用突起41aが突設され、ま
た、開口周縁の外周面には略直径方向に離れた位置で一
対の軸ピン41bが突設される。さらに、位置規制用突
起41aの周囲には同心円状に配列された複数の円周リ
ブ41cが突設される。
【0016】上記構成を有する可動体40は、ベース1
2の露出窓16に挿入されるとともに、ベース12の上
面側に固定された押さえ板45に形成された円形の保持
用開口45a内に位置規制用突起41bを挿通した形
で、露出窓16の開口周縁と保持用開口45aの開口周
縁との間で挟持される。押さえ板45は弾性を有する板
金により形成されている。抑え板45において保持用開
口45aを形成した中央片の両端には、ベース12に対
してタッピンねじである固定ねじ46によって固定され
る固定片が設けられている。中央片において可動体40
に設けた円周リブ41cに対向する部位には、円周リブ
41cに弾接する半球状の節動用突起45bが複数個突
設される。したがって、いずれかの円周リブ41dと節
動用突起45bとが係合することになり、可動体40が
ベース12に対して回転する際には、可動体40の回転
に節動が付与される。
【0017】ところで、ベース12における露出窓16
の周縁には可動体40に突設された軸ピン41bが係合
する水平断面略コ形の一対のガイドリブ17が形成され
ている。すなわち、ガイドリブ17に軸ピン41bが係
合することによって、可動体40は両ガイドリブ17を
含む面内で軸ピン41bを移動させるように移動規制が
なされるのであり、可動体40は、両ガイドリブ17を
含む面内での回転と、軸ピン41bを中心とする回転と
を行うことになる。また、位置規制用突起41aが保持
用開口45aに挿入されていることによって、可動体4
0の回転範囲が規制される。
【0018】フランジ13には一対の長孔31が形成さ
れ、各長孔31を通して固定用ねじ32が挿通されてい
る。この固定用ねじ32の中間部には取付金具30が挿
通され、固定用ねじ32の先端部には取付金具30に対
して回り止めがなされたナット33が螺合する。取付金
具30の基端部はカバー11の上部に枢着され、先端部
がフランジ13との距離を変えることができるようにな
っている。すなわち、取付金具30の基端部には、両側
に一対の軸突起30aが突設され、軸突起30aはカバ
ー11の上部であって端子台14の側部に設けられた一
対の軸受部37a,37bに保持される。また、取付金
具30には復帰ばね34が連結され、先端部がフランジ
13から離れる向きに付勢されている。さらに、フラン
ジ13には、配線器具用のスイッチボックスのような埋
込ボックスに螺合するボックスねじが挿通可能な固定孔
19が形成されている。
【0019】しかるに、ケース1を天井パネルに穿孔し
た取付孔に取り付けるときには、固定用ねじ32を緩
め、復帰ばね34のばね力により取付金具30の先端部
をフランジ13から離した状態とする(すなわち、取付
金具30の先端部間の距離を小さくする)。この状態
で、取付孔にカバー11および固定用ねじ32を挿入
し、取付パネルの表面にフランジ13を当接させる。次
に、固定用ねじ32を締め付けると、取付金具30の先
端部がフランジ13に近付くことになり、フランジ13
と取付金具30との間で取付孔の周部を挟持するのであ
る。以上のようにしてケース1を天井パネルに固定した
後、フランジ13の下面を覆うように、化粧プレート2
5を装着する。化粧プレート25は、フランジ13の周
部に対して凹凸係合することによってベース12に着脱
自在に結合される。また、化粧プレート25には可動体
30およびベース12における露出窓16の周部を外部
に露出させる開口窓26が形成される。
【0020】ところで、ベース12における露出窓16
の周部の一所には挿通窓22が形成され、挿通窓22に
は化粧プレート25の開口窓26を通して外部に露出す
るようにライトガイド5が挿通される。ライトガイド5
は内部に一直線上の光路が形成されるように平板状に形
成されている。すなわち、図2に示すように、ライトガ
イド5の一端面は平面状の光結合部9であって、他端面
には凸曲面であるレンズ部6が形成されている。回路基
板2にはCdSよりなる照度センサ3および発光ダイオ
ードよりなる動作表示灯4が実装されており、照度セン
サ3および動作表示灯4は光結合部9に対向して配置さ
れる。したがって、ケース1の外部からの光束はレンズ
部6で集光された後にライトガイド5を通して照度セン
サ3に入射され、動作表示灯4から出射された光束はラ
イトガイド5を通りレンズ部6で拡散された後に外部に
出射されることになる。ここに、2個の素子を用いてい
るにもかかわらず光の入出力を1箇所で行うことができ
るから、ケース1の外観を美麗に仕上げることができる
のである。
【0021】ケース1の前面(図では下面)においてラ
イトガイド5を露出させる形状としては、図3に示すよ
うにベース12における化粧カバー25からの露出部位
の表面形状に一致させるようにしたり、図4に示すよう
にベース12の一部から突出する形状にすることがで
き、外観設計の自由度が大きくなるのである。さらに、
光が出入りする部位にライトガイド5を介在させている
ことによって、照度センサ3および動作表示灯4をケー
ス1の前面(下面)に露出させる場合に比較すれば、照
度センサ3および動作表示灯4のリード線を短くするこ
とが可能であってリード線が長い場合よりも回路基板2
への取付作業が容易になるのである。
【0022】(実施例2)本実施例では、図5に示すよ
うに、ライトガイド5を断面略L形に形成した例を示
す。すなわち、図6に示すように、ライトガイド5は、
下端部に凸曲面であるレンズ6を設けた縦片を挿通窓2
2に挿通してケース1に取着され、横片の両端部を横片
の中心線に対して略40度の角度をなすようにして互い
に略平行になるように切断した形の反射部7とビームス
プリット部8とを有している。反射部7は、横片の上方
から導入された動作表示灯4からの光束を反射して横片
に沿う方向に変向させるのであり、ビームスプリット部
8は、外部から縦片に導入された光束を縦片に沿う方向
に出射し、かつ横片を通る光束を反射して縦片に沿う方
向に変向させるようになっている。要するに、ビームス
プリット部8は、ハーフミラーと同様の機能を有するよ
うに形成されている。
【0023】したがって、外部からレンズ部6を通して
縦片に導入された光束は、ビームスプリット部8を通し
て照度センサ3に導入され、また、動作表示灯4から出
射した光束はライトガイド5に入射すると反射部7で反
射されて横片に沿って進み、ビームスプリット部8で再
反射されて縦片に導入され、最終的にはレンズ部6を通
して外部に出射されるのである。この構成によれば、照
度センサ3と動作表示灯4とを離れた位置に配置するこ
とができ、設計の自由度が一層高くなるのである。ま
た、実施例1では、ライトガイド5の断面積は照度セン
サ3と動作表示灯4とが占める面積に略等しく設定する
必要があるが、本実施例では照度センサ3と動作表示灯
4との一方の面積程度の断面積に設定することができ、
結果的にケース1の外へのライトガイド5の露出量を少
なくすることができるのである。他の構成は実施例1と
同様である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、照度センサへの光の
入射経路と動作表示灯からの光の出射経路とに共用され
るライトガイドを設け、ライトガイドの一端面をケース
の前面に露出させているので、ライトガイドを通して照
度センサへの外光が入射されるとともに動作表示灯から
の光を外部に出射することができるのであって、照度セ
ンサや動作表示灯の形状にかかわらずライトガイドにお
いてケースの前面に露出する部位の形状を自由に設計す
ることができ、外観設計の自由度が大きくなるという利
点がある。とくに、ライトガイドは照度センサと動作表
示灯とにより共用されているから、ケースの外部への露
出部位は1箇所のみになり、2箇所に露出部位を持つ従
来構成に比較してケースの外観が向上する。しかも、照
度センサや動作表示灯の回路基板上の配置位置はライト
ガイドの形状に応じて変更することができ、回路基板上
での部品の配置位置についても設計の自由度が大きくな
るという効果がある。
【0025】請求項2の発明は、平板状のライトガイド
を用いてケースの前面に露出する部位に凸曲面となった
レンズ部を設けているから、ライトガイドに外部から入
射する光束をレンズ部で収束させることになって照度セ
ンサに広い範囲の外光を導入することができるのであ
り、かつライトガイドから出射する光束をレンズ部で拡
散させて動作表示灯の点灯・消灯を広い範囲で視認する
ことが可能になるという利点がある。
【0026】請求項3の発明は、請求項2の発明と同様
に、レンズ部によって照度センサに導入する外光の集光
範囲が広がるとともに動作表示灯の点灯・消灯の視認範
囲が広くなることに加えて、ライトガイドが略L形であ
って反射部やビームスプリット部を備えていることによ
って、照度センサと動作表示灯とを離れた位置に配置で
き、照度センサと動作表示灯との配置位置の設計の自由
度がさらに高くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】実施例1の要部断面図である。
【図3】実施例の外観斜視図である。
【図4】実施例の外観斜視図である。
【図5】実施例2の全体構成を示す分解斜視図である。
【図6】実施例2の要部断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 回路基板 3 照度センサ 4 動作表示灯 5 ライトガイド 6 レンズ部 7 反射部 8 ビームスプリット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05B 37/02 G01V 9/04 J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 8/12 G01J 1/02 G01J 5/02 G08B 5/00 H05B 37/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 造営面に固定されるケースに収納され検
    知領域内の人体から放射される熱線を検知する熱線セン
    サと、ケースに収納され周囲照度を検出する照度センサ
    と、熱線センサの出力に基づいて検知領域内の人の存否
    に対応する2値出力を発生する信号処理部と、上記2値
    出力に対応して点灯・消灯する動作表示灯と、照度セン
    サにより検出される周囲照度が所定値以下であると2値
    出力に対応して負荷への給電路に挿入される接点を開閉
    し周囲照度が所定値を越えると接点の開閉を停止する出
    力部と、照度センサへの光の入射経路と動作表示灯から
    の光の出射経路とに共用され一端面がケースの前面に露
    出するライトガイドとを具備して成ることを特徴とする
    熱線感知式自動スイッチ。
  2. 【請求項2】 照度センサおよび動作表示灯は光軸が略
    平行になるように配設され、ライトガイドは、照度セン
    サおよび動作表示灯の光軸に沿う平板状に形成されると
    ともに、照度センサおよび動作表示灯との対向面が平面
    であってケースの前面に露出する部位に凸曲面のレンズ
    部を有して成ることを特徴とする請求項1記載の熱線感
    知式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】 照度センサおよび動作表示灯は光軸が略
    平行になるように配設され、ライトガイドは照度センサ
    および動作表示灯の光軸を含む面内で略L形に屈曲した
    断面形状に形成され、ケースの前面に露出するライトガ
    イドの縦片の先端部には凸曲面のレンズ部が形成され、
    ライトガイドの横片の先端部には縦片に沿う方向からの
    外部の光束を横片に沿う方向に変向させて横片に導入す
    る反射部が形成され、ライトガイドの縦片と横片との接
    続部には横片に沿う方向の光束を縦片に沿う方向に変向
    させるとともに縦片内の光束の一部を外部に取り出すビ
    ームスプリット部が形成され、照度センサはビームスプ
    リット部に対応する位置に配設され、動作表示灯は反射
    部に対応する位置に配設されて成ることを特徴とする請
    求項1記載の熱線感知式自動スイッチ。
JP2503193A 1993-02-15 1993-02-15 熱線感知式自動スイッチ Expired - Lifetime JP3213423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2503193A JP3213423B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 熱線感知式自動スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2503193A JP3213423B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 熱線感知式自動スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06243355A JPH06243355A (ja) 1994-09-02
JP3213423B2 true JP3213423B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=12154548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2503193A Expired - Lifetime JP3213423B2 (ja) 1993-02-15 1993-02-15 熱線感知式自動スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3213423B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230060741A (ko) 2021-10-28 2023-05-08 정정모 환경미화원용 청소비 세트

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4560905B2 (ja) * 2000-07-14 2010-10-13 パナソニック電工株式会社 表札構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230060741A (ko) 2021-10-28 2023-05-08 정정모 환경미화원용 청소비 세트

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06243355A (ja) 1994-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2688361B2 (ja) 光電センサ
US5997149A (en) Reversible backlit personal grooming mirror
US8456318B2 (en) Occupancy sensor assembly
JP3213423B2 (ja) 熱線感知式自動スイッチ
JP3232154B2 (ja) 天井取付形熱線感知式自動スイッチ
JPH08264016A (ja) 照明器具
JPH04235B2 (ja)
JPH08321215A (ja) 照明器具
JP3496386B2 (ja) 熱線感知式自動スイッチ
JP3151255B2 (ja) 熱線式自動スイッチ
JP7159619B2 (ja) 制御ユニット及び照明器具
JP6861384B2 (ja) 熱線センサ付自動スイッチ
JP2858785B2 (ja) 感熱センサ
JPH0697190B2 (ja) 熱線感知器
JP7197029B2 (ja) 照明器具
JP3580605B2 (ja) 感熱センサスイッチ装置
JP3899529B2 (ja) 照明器具
KR890002235B1 (ko) 적외선 인체검지장치
JP3503669B2 (ja) 感熱センサスイッチ装置
JP2854606B2 (ja) 感熱スイッチ
JPH0955149A (ja) 熱線感知式自動スイッチ
JPH06337228A (ja) 焦電センサ
JP5393226B2 (ja) 照明器具
JP2863230B2 (ja) 熱線感知式人体検知スイッチ
JP3656528B2 (ja) センサ付照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010710

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719

Year of fee payment: 12